仙台駅西口バスターミナル再整備完了
バスプールに収まり切れず、かつては青葉通りにまで分散していた仙台駅西口のバス停留所。
地下鉄に移行する並行路線の削減によりバス本数が減少する東西線開業に合わせて、基本的に拡張後のバスプールに収容できるように、バスターミナルの再編を行っていましたが、東西線開業後丸7年余をかけて、今春ようやく再整備が完了しました。
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もともと、パスプールは2つの島に1~16番乗り場がありましたが、幅の狭い島が1つ増え1~19番乗り場まで収容されました。この新設された17~19番の島(のりばC)には、階段とエレベーターが新設。
幅が狭いためエスカレーターはないですが、エレベーターで下ると、東西線開業時に新設された地下鉄仙台駅東改札の目の前です。
なお、向かい側のロフト1階もバスプールと対になる形でバス停が設置されています。
また、西側(パルコ2側)を下ると、地下鉄南北線南改札に接続しますが、エスカレーターやエレベーターが整備。
そして、バスプールと地下鉄改札の間には、エスパル地下飲食店街に接続し3つの島をつなぐ地下通路「仙台駅西口南部地下歩道」も整備されています。レンガ調でシックなつくりとなっていますね。
地下鉄仙台駅南改札を出て左に曲がると、バスプールやペデストリアンデッキへ上るエレベーターへの入り口があります。写真の右奥側が上の地下通路につながるエスカレーターと階段です。
この写真は真ん中の島(のりばB)から、仙台駅方面のペデストリアンデッキに上がる方面ですが、従来は階段のみから、屋根付きの立派なエスカレーターが整備されました。
この島の16番乗り場は、市内の観光地を結ぶ「るーぷる仙台」が発着することから、幅も広くゆったりしていますね。
下の写真はるーぷる待ちの方々で、この大人気ぶり。小型バスなのにそりゃ混雑で大変な訳だ。
デッキ上から
のりばC(17~19)から
地下鉄東西線開業時に供用開始されたJR仙台駅横づけのバス降車場。本当に有能です。一等地を占めていたタクシープールや貸し切りバス待機場の再編により生み出されました。
【2023/6/4写真追加】
ゆったりとしたつくりで、5台位が一気に入ってきても余裕で降車処理することができます。
目の前の地下通路への入り口経由で、東西線開業時に新設された「地下鉄仙台駅東改札」や「JR仙台駅地下南口改札」にスムーズに入ることができます。
それまでは、あおば通駅前に下ろされていたことを考えると。もうすっかり定着しましたね。
今回のバスプール完全供用で一連の再整備は終了とのことですが、気になるのはヨドバシ関係記事でも触れた、高速バスターミナルの乗り場再編。広瀬通宮交バスターミナルと東口JRバスターミナル、そしてヨドバシバスターミナルでどのような役割分担となるのかが気になります。
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