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2022年4月

2022年4月20日 (水)

アクアイグニス仙台 4/21オープンを前に

現時点で明日となる4月21日オープンする,被災沿岸部である仙台市若林区藤塚に建設された,食・農・温泉の複合施設 「アクアイグニス仙台」。 


過去記事


 先週末に,オープンを前にして,施設が完成した状況を見に行きました。 


公式HP


 全体の配置はこのような並び。

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 北側(手前側)に温浴施設の本館,猿田彦珈琲,ベーカリー,マルシェ。

 南側(奥側)に,スイーツ系とイタリアンレストラン。温室が、間の区画道路を挟んで配置されています。

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 雲一つない晴天の中で,温泉に入りたい気分でしたが,残念ながらオープン前。

 4月21日の11:30分にグランドオープンです。18日と19日は近隣住民向けのプレオープンだったようです。

近隣住民が羨ましい!

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 堂々とした温浴棟の本館です。以下の施設で構成されています。


●地下 1,000mの大深度から湧出する藤塚の湯」。

リラクゼーション ラクシス

笠庵

~宮城の食材を独自にアレンジした笠原将弘の和食を堪能頂けます~

ライブラリーカフェ

~コーヒー・ソフトドリンクの他、冷たいビールやハイボール、お子さまにもお召し上がりいただけるソフトアイスをご用意しております~

ライブラリー

~アクアイグニス仙台の3シェフによる著書をはじめ、心やすらぐ風景写真集やお子様と一緒に楽しめる絵本など、17ジャンル520冊以上が並ぶライブラリーです~

ショップ

~3人のシェフがプロデュースする商品の数々を販売。それぞれのお菓子や調味料、アクアイグニスオリジナルの雑貨など、ほかでは手に入りにくい商品も取り揃えました。また、仙台・宮城にゆかりの品々も取り揃え、旅の思い出や大切な方へのプレゼントにも適したラインナップです~


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建物前の池も見事に整備されていました。

北側の敷地内には,本館の温浴棟の他,以下の施設が


猿田彦珈琲(右側)

マルシェリアン(真ん中)

~野菜・果物・酒類・調味料・畜肉加工品・水産加工品・乾物・花類など。掲載商品のほかにも、地場産品を中心に数多くの新鮮な食材や加工食品などを取り揃えております~

マリアージュ ドゥ ファリーヌ(左側)

~辻󠄀口博啓シェフの大人気ベーカリー。国産小麦を使用し、こだわりのパンが毎日つくり上げられます。イートインでお召し上がりいただけます~


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 南側には,スイーツ関係やイタリアンレストランが。

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コンフィチュール アッシュ(向かって右側)

●ル ショコラ ドゥ アッシュ(7月オープン予定)

~素材を選び抜き、独自の製法で作り上げた、味のみならず視覚や香りなど総合的に考えられたケーキ、焼き菓子、コンフィチュールなどを楽しめます~

グリーチネ(向かって左側)

~日本イタリア料理業界の時代を築き、次世代を牽引する日髙良実シェフ四季が生み出す、旬の素材が持つ最上級の美味しさをご堪能いただけます ~


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 窓際にぶら下がって並んでいるフライパンが何とも言えない期待感を感じさせます。

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 名取川の堤防から,アクアイグニス仙台を一望です。目の前には太陽光パネル。

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 同じ場所から,名取川の対岸となる閖上方面を。災害公営住宅やかわまちテラス閖上が一望で,やはり近い距離ですね。歩いて15分ほどでしょうか。オープン当初の運行は発表されていませんが,いずれ,閖上の集客施設やフルーツパーク荒浜方面とのシャトルバスが計画される模様です。

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 海側から,アクアイグニス仙台を。遠くに仙台の街並みと山並みが一望ですが,周辺に広がる荒れ地とのコントラストが何とも。

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荒井駅とのシャトルバスも発表

 21日は運行されるようですが,詳細は不明。22日からは,荒井駅発7時から21時まで基本1時間毎(13時、20時を除く) に運行されるようです。帰りも基本同じようなサイクルでしょう。1台のバスで回すのであれば,施設が基本毎時30分発と予想。当初は混雑が予想されますね。

オープンが楽しみ!

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 新型コロナウイルスの第6波はまだまだ落ち着いていませんが,ウイズコロナという経済と両立・共存させながらという世の中の雰囲気になっていますので,ゴールデンウイークを前のオープンは結果的に悪くないタイミングだったのではと思います。

 週末やGWはかなりの混雑が予想され,700台の駐車場もすぐに一杯になってしまうのでは。行くのであれば平日に休みを取って行ってみたいとは思っています。昨年の工事中の時期に訪れた時には,何ともこの地にリゾート的な施設がオープンするというイメージが湧きませんでしたが,完成した施設群とホームページを見る限りは,期待でいっぱいです。

 

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2022年4月17日 (日)

桜満開&宮沢根白石線工事状況

 昨年より開花が遅く,やっと先週末に開花したと思ったら暖かさであっと言う間に満開になった今年の桜。

 おそらく,仙台以南で楽しめるのは今週末までだろうと,天気も回復したのでちょっとうろうろしてみました。

広瀬橋の桜

 車で通った時に既に満開を迎えていたと思って居たので,ちょっと遅いかと思ったら以外にしぶとく咲いていました。

カメラのSDカードが入っていない失態のため,スマホで撮影したもので,多少画像が粗いです。

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 少し西側の堤防沿いの桜は,多少散り始めで色が変わり始めています。

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新宮沢橋工事

 渇水期に行われていた橋脚基礎部分の工事が一段落となり,道路幅など,大分完成に向けてのイメージが湧くようになってきました。

これは北岸から南側(大年寺山方面)。

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 北側の土台工事。

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 この新宮沢橋が完成すると,5差路の交通制御がより複雑になり,渋滞も増えそう。

 これまでは愛宕橋方面⇔286バイパス方面が優先動線で,広瀬橋方面がサブ動線,宮沢橋方面はおまけのように信号がすぐに赤に変わる状態だったのが新橋の完成で仙台駅東口方面への幹線道路となることから,愛宕橋方面⇔広瀬橋方面,286方面⇔新宮沢橋という形を基本とした通常の交差点のような運用にしないと,交通処理がパンクするのでは。あと南高校方面の扱いも難しい。本数はかなり減ったけれど一応バス通りなので。

石橋屋の桜

 いつもながら見事なしだれ桜です。見ごろのピークは終わったかと思っていたけれど,まだまだ楽しめそうです。

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 ふと,店の前を見たら,新宮沢橋からつながる宮沢根白石線の工事がだいぶ進んでいました。

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 石橋屋前から北側(東北本線・新幹線跨線橋方面)

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 石橋屋から南側で,新宮沢橋や旧4号との交差点方面。こちらは仮舗装も終わり完成に近い状態です。

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 ちょっと北側に移動したところから,南側(旧4号方面)を。こっちは工事は進行中です。

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 同じ場所から跨線橋につながる北側の部分。跨線橋部分はほぼ完成しており,あとはつながるこの部分がいつになるか。

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 気になり,調べてみたところ,仙台市のHPによると本来は令和3年度中の開通(連坊小路⇔旧4号)を目指していたところ,令和2年に施工業者の倒産があり,工事が1年遅れ,令和4年度中の完成になったとのことです。

 新宮沢橋の完成は令和6年度(2024年度)末なので,旧4号から仙台駅東口方面へは遅れながらも一足早く開通するとのことで,新宮沢橋完成までは,交通量も限られ,走りやすい道になりそうです。

 仙台駅以南では,あすと長町開発に伴う街路整備,東西線開通に伴う八木山の都市計画道路の開通に続き,この宮沢根白石線,国道4号バイパス鹿又拡幅(立体交差化)が続きます。泉区にとっての七北田川のように,太白区にとっては広瀬川を渡る部分が隘路になっているので,その改良が順次おこなわれるのは本当に助かります。

 

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2022年4月10日 (日)

広瀬川河畔めぐり

 年度末の毎日残業+休み返上の繁忙期が過ぎ,新年度になったら一転急に余裕のある日々に。

 ブログも1か月以上空きましたが,久々に更新してみました。

 あったかくなってきたので,自転車でどこに行こうと迷いながら,朝ラーが食べたいという思いで,なんとなく広瀬川沿いを上流に向けて進みました。

 宮沢橋付近は,新橋の工事でしばらく川沿いの遊歩道が通行止めでしたが,久々に通行が再開されており,スムーズに愛宕橋まで進むことができました。

 そこから,愛宕橋を北岸に渡り,学院大土樋キャンパスの横を通り,米ケ袋の落ち着いた住宅街を抜けて,広瀬川の河川敷へ。

 ここは来た事がないかもと思いながら,都心から本当に近くなのに,人の気配もなく,堂々とした河岸段丘の崖。思わず佇んでしまいました。

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 ここは,よく聞く県工(宮城県工業高等学校)の裏ですが,本当に来た事がなかったなぁと。

初の瑞鳳殿!

 ここから,河川敷経由で霊屋橋に抜け,瑞鳳殿方面へ。

 この瑞鳳殿もそういえば,行ったことがなかったなぁと,開門時間前ではありましたが,初めて寄ってみました。

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 開門時間前なので,瑞鳳殿の本体?には当然入れず,正面の階段を登り行けるところまで。

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 これらの建物も入り口が閉まっており,入れませんでしたが遠巻きから眺めることはできました。

 今度は,開館時間内に来てみたいと思います。

花壇の新マンション計画地

 花壇と言えば自動車学校位しか思い浮かばない,街中に近いながらもバスも通らず,行き止まりの土地のイメージでしたが,ここにあった旧公団花壇住宅跡地に,ワールドアイシティと三菱地所レジデンスJVでの新たなマンション計画(レジデンシャル青葉広瀬川)があると聞いており,思い出して寄ってみました。

 評定河原橋から南側に折れ,東北大の陸上競技場の南側隣接地です。

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 もっと広々とした場所かと思って居ましたが,周りを中層の住宅やマンションなどに囲まれ,思ったより住宅が密集したエリアに存在するエアポケット的な土地でした。これで1ha弱で,203戸のマンションが建設される予定とのこと。容積率が低く抑えられているため,この戸数になるのか。

 目の前は広瀬川と河岸段丘の崖地であり,この土地に建設されるマンションは貴重かも。7階建てで中層で,この立地。リゾート感ありあり。

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 最寄り駅は東西線の大町西公園駅で徒歩9分とのこと。遠そうで意外に近い印象。ただし,若干高低差があるので,地下鉄駅までわざわざ歩くよりは,電動自転車があれば,街中まで楽に通勤できそうです。この環境には魅力を感じました。

青葉山公園センター「仙臺緑彩館」

 建物はほぼ完成していました。大橋や仙台国際センターからすぐの場所で,仙台城エリアのエントランス機能を持つ施設です。

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 そもそも追廻地区の奥の方までは行ったことがなかったので,テニスコートの奥の方まで一周してみましたが,クマ出没注意との看板があったり,こんなに街中から近いのに異空間を感じました。

 公園整備も,現時点ではこのエントランス機能を持つ施設のみですが,都市緑化フェア開幕に併せて来年の2023年4月26日に全面オープンとのこと。


過去記事


だいぶ先と思っていたら,もう1年後なんですね。そのころにはコロナの影響も薄らぎ通常モードで開催できれば良いなぁと思います。

国際センター駅

 いつ来ても,魅力的な駅舎と空間です。

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 東西線の地上駅舎を持つ荒井駅もですが,南北線の地上駅舎を持つ八乙女駅と富沢駅がかなり老朽化していることを考えると,駅とは思えない洗練ぶりを感じます。

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林の間から突然地下鉄の車両が現れるというのも,不思議な光景。

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 なお,この国際センター駅北側には,市民会館の改築移転となる音楽ホールが建設されることになりました。

 某経済団体などは,未だにグチグチ言っていますが,そもそも定禅寺通り沿いに建てられる土地はないでしょう。県民会館でさえも土地が狭いことから現位置建て替えを断念しているのに。

 可能性があった西公園や錦町公園内の建設も,委員から異論が出て,断念に追い込まれましたが,広瀬川よりも街側の建設を望むのであれば,委員を説得するしかないでしょう。市や市長に対して異論を唱えるのはおかしい。委員の提言を無視することはできない。

 まぁ,個人的には,錦町公園も旧レジャーセンターの跡地だし,西公園も市民図書館や天文台やプールがかつて立地していたことを考えると,せめて西公園内の建設はありだったのではと思います。そもそも現市民会館も西公園隣接地ですし。

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ようやく念願の朝ラー

 最近仙台朝市内にオープンしたばかり。朝は伊藤商店,夜は梵天食堂という二毛作店舗として話題になりました。 

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 富沢店ですが,昼間の時間に40分待たされて(そんなに混んでいるように見えないのに),700円程度で食べた時には期待が高かっただけに正直肩透かし感を感じました(並ぶの嫌いなので)が,このワンコイン朝ラーはほとんど待つことがなかったのもありますが,スープも透き通る丁度良い濃度で,縮れ麺ともうまくからみ,リピーター確定です。

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 朝ラーといえば,太平楽もあり,行先により両方を使い分けできるのは嬉しい。

ヨドバシ仙台第一ビル建設中

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 こちらも,都市緑化フェアと同様,ほぼ1年後の来春オープンに向けて,工事中です。オフィスビルや地下構造物を含めた10万平米規模のあれだけ巨大な建物をあと1年で完成させるのかと思うとただ驚きです。

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 これで仙台でのヨドバシ一強の構図はより強化されるでしょうが,先行してあすと長町に基幹店をオープンさせるヤマダ,地元企業のデンコードーがFC展開でバランスよく出店し地元に根強い固定客を持つケーズデンキがどう迎え撃つかも楽しみです。

まとめ

 今回は広瀬川沿いであまり行ったことのない場所を巡ってみましたが,広瀬川沿いは芋煮会シーズン以外でも市民がより気軽に足を運ぶスポットとして活用されればという思いがより強くなりました。またこの辺りを開拓してみようと思っています。

 

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