J1 2020シーズン開幕!
不安の中のJ1開幕
本日,フライディナイトとして,湘南ー浦和が先行開幕したJ1リーグ。
新型コロナウイルス渦で,不安だらけのご時世で,まだ東北では感染者が発見されていないとはいえ,1.5万人以上が集まる開幕戦。いろいろと不安は感じます。
リーグ当局からは,延期や無観客試合という選択肢も出ており,特にこういう時に屋内ドームの札幌は今後のチケット発売が中止になるなど,入場料収入に頼っているチームほど,影響は大きい。ベガルタも30万人動員を目標としているというか,達成しないと赤字確実なだけに,こういう不確定要素は本当にキツイ。
開幕前はジェットコースター状態
昨シーズン終了後の渡辺監督退任から木山新監督の就任のモヤモヤ,アシスト王永戸の引き抜き確実報道での落胆,赤﨑,クエンカの獲得で一気に盛り上がり,ゲデスとパラの獲得と,ベガルタらしからぬ「どこにそんなカネがあったの?」祭り,そして梁の退団とサガン鳥栖移籍発表にしんみりと,オフシーズンは本当に賑やかな話題をふりまいてくれました。
ベガルタ仙台新監督に木山氏就任へ(2019/12/11)
ベガルタ 梁退団発表と怒涛の新加入ラッシュ (2019/12/29)
しかし,キャンプイン後は不安だらけ。長沢,ゲデスの前線2枚が揃ってケガ,インスタばかりしているクエンカは結局膝の半月板の手術で全治6か月。練習試合も不安な出来。補強が意欲的だっただけに,一気にしぼんでしまいました。
先行開幕のルバンカップ,そして極寒の2月開幕
そして,先週のルバンカップ開幕の浦和戦。相性の悪い埼玉スタジアムという条件は,監督交代でリセットできるかと思ったら,さっそくケガ人の影響か,選手層の薄さを露呈してしまいました。特に左SBの永戸の穴が全く埋まっておらず,もともとCBの常田が完璧な穴になってしまったことが早く分かって良かったですが,パラもフィットしないようで,木山人脈でFC東京からレンタルで柳獲得というのは,いくらリストアップしていたとはいえ,完全に経営面では誤算。
ただ,常田の穴を考えると,2-5というスコアの差ほどは完璧に崩されたわけではなく,ホープ田中渉の電光石火の連続得点,武者修行から復帰した佐々木匠がキレキレで十分戦力になりそうなことなど,心配し過ぎてもしょうがない。
そのような中での,明日のユアスタでのホーム開幕名古屋戦。この条件は震災で中止になった9年前がよぎりますが,J1に初昇格した時代とは異なり,最近は名古屋戦の相性は悪くはないということを拠り所に,明日を楽しみにしています。
経営の不安解消を
シーズンに入る前には,いつも期待と不安が入り混じる心境になるのは当たり前ながら,今年は経営面での不安がより大きいのがちょっと。
昨シーズンは今シーズンの補強費が前倒しで入っているとはえ2.7億の赤字ということ,なのにスポンサーがさほど増えておらず,完璧にJ1規模拡大の流れに取り残されていること,観客動員30万人が黒字化の前提ということ。この観客動員については,量よりも質とのことで,開幕戦からダイナミックプライシング(DP)が本格実施され,サポ自が一時4000円超になったと思ったら,3000円強まで落ちてきたり,ちょっと上がり下がりが大きすぎて,まだ慣れません。一見さんにとっては確実に足が遠のく原因になりそうです。スマホやカード決済でそれほど金額を気にせずとも良くなったご時世ならではの施策ではありますが。
ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その3 ~やはり。。。渡辺監督退任後のビジョンは?~(2019/12/10)
昨年試行的に実施した後半戦5試合では,収入増の効果があったとのことで,逆にA指定席などはサポ自より安かったり,席を確保したい時など使い分けがやりやすくなるので,マイナスだけではないのかなと。飛行機などもDPが当たり前になっているなど,需要の平準化のためには悪いことだけではない。我々も慣れていくしかないし,価格の変動が嫌であれば年チケに誘導する流れというのは,良く考えられています。
明日の試合は,古巣対決として赤﨑のゴールに期待。昨年も逆噴射スタートのイメージながらも,開幕戦の浦和戦は0-0。開幕戦の戦績は良好な我がベガルタななので,少なくとも負けるイメージはありません。開幕前にいろいろありましたが,明日の開幕戦が楽しみです。
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