地下鉄東西線 開業日レポート(1)南北線の変化
12月6日に地下鉄東西線が開業しました。
改めて、週末になったので、当日に体験した状況をレポートします。
南北線の変化
~休日は7分半間隔に
14時位に最寄駅から仙台駅に向かいましたが、心持ち混雑している気がしました。
当然、東西線に乗りに行く乗客や、光のページェントに行く家族連れもいたのでしょうが、お祭りムードでしたね。
6日から南北線もダイヤ改正となり、休日ダイヤは何と10往復減で135往復となり、東西線と同じ本数になったのは減便ではありながらも、過剰だった朝の本数(5分半間隔→7分半)と合わせて、ほぼ終日が7分半間隔となり、パターンダイヤで分かりやすくなりました。
仙台駅では、7時~19時台までが、パターンダイヤ化されており、特に泉中央方面は
毎時発:0分 8分 15分 23分 30分 38分 45分 53分
に統一されています。結構これって大きくて、自分の最寄駅のパターンを覚えていれば、15分ずつ足すことで、時刻表を確認する必要がなくなりました。
8分→23分、38分、53分
考えて計算すれば、ホームで5分以上待たされることも少なくなり、減便が便利になったという皮肉。
もともと、東西線が昼間(休日はほぼ終日)7分半間隔を予定していたのでそれに合わせたというところはありますが、両方の運転間隔を合わせると、乗換時間も同じになり、利便性は上がります。
ただ、7分半間隔なので、7~8分間隔の繰り返しとなり、理想は割り切れる6分間隔ですが、以前よりは分かりやすくなったのは事実。
また、毎時00分発の駅は限られるので、
例えば、長町駅の泉中央行は07 14 22 29 37 44 52 59 分発
だったりするから、一瞬考えたりするんですが。
~平日朝ラッシュ時の増便
平日朝の2往復の増便!
仙台の朝のラッシュ時は、車両基地のある富沢から北行の方が便利なダイヤとなっていて、泉中央から南行は乗客の多い7時台でも4~5分間隔、8時台は3~4分間隔でした。
今回のダイヤ改正で、特に7時台がほぼ4分間隔で7時50分以降は3分間隔と体感的に大分改善されました。
泉中央駅は始発なのでみんな座っていきたいと思いながらも、発車時点で立ち客がいる状況かつ、途中駅からの乗り込みも多いので、たった2往復を増便しただけでも大分違う。
富沢から北行でも、8時半前後が5分間隔から4分間隔になり、意外に混みあっていた時間帯が改善されたところ。長町駅からは、あすとのマンション開発や、震災後の移住者の増加で震災以前と比べると格段に混雑率がUPしたので、ありがたいところです。もともと便利だった7時半~8時は3分間隔であまり変わらないので助かります。
もちろん、この増便は、仙台駅での東西線からの乗り継ぎ客の増加を見越して、また乗り継ぎ時間のロスをなくすという意味合いもあると思います。(薬師堂他→仙台→勾当台公園他)。これまで電力ビルや定禅寺通市役所前まで、バスだと乗換なしで行けた若林区方面からの東西線→南北線乗換需要はあるので。
混雑車両の変化
以前は、泉中央寄りの車両(1号車)が、東西地下自由通路に直結する北口改札や仙石線あおば通駅乗換改札に近いため混雑率が高く、なるべく2~4号車に乗るようにとの呼びかけがありました。
しかし、東西線の開通により、東西線への乗換通路が南改札に向かう動線経由で設置された他、新設された東改札経由でJR仙台駅への乗換が革命的に改善されたので、一番南よりの4号車の混雑が激しくなったように感じました。
それにしても渋谷駅利用者からは笑われるかもしれないが、仙台駅(JRあおば通駅含む)が思ったよりダンジョン化していて、楽しいながらも戸惑いありあり。
地下鉄仙台駅の大規模改造については、また別の記事にて。
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