« 仙台空港民営化 東急グループに決定(3) | トップページ | あすと長町の近況(H27.9) »

2015年9月22日 (火)

仙台市地下鉄東西線 仙台駅付近の状況

12月6日の開業まであと3か月を切り、全線での試運転も実施されており、各駅もほぼ完成し、バス路線の改編に伴う混乱はあるでしょうが、待ち遠しいところ。

地下鉄仙台駅新コンコース

仙台駅でも、南北線の駅コンコース内で、東西線につながる通路が完成しています。

下の写真2枚は、地下鉄仙台駅南改札口から入り、階段やエスカレータをワンフロア降りた(ホームからワンフロア分上がった)地下2F?に相当する部分で、東西線乗換通路になります。

Img_9276

Img_9275

西口の再整備

仙台駅西口バスプール内では、2階のペデストリアンデッキと東西線コンコースを結ぶエレベーターが完成しています。

P1160455

その他、西口駅前広場内に設置されるバス降車場とデッキや東西線コンコースを結ぶ階段やエスカレータもほぼ形が見えてきました。写真はちょっと前のものです。

P1160449

東西線とは直接関係ないというか、駅隣接地に建設中ながらも地下での接続通路が設けられない仙台パルコ2。いつの間にかに鉄骨が最上階まで組みあがっており、スケール感が感じられるようになりました。

Img_9270

この写真は、イービーンズの4階広場から。

仙台駅東口再開発状況

仙台駅東口側でも、宮城野通駅が開設され、さらなる活性化が図られますが、来春完成目標で建設中の東口商業施設の南棟も順調に工事が進んでいます。これは8月の写真。

P1160439

東西自由通路の大屋根が一部見えています。

P1160442

こっちは、北棟の写真。

P1160445

店舗概要などはまだ明らかになっていませんが、こちらもあと半年後にはオープンとなり、楽しみです。

地下鉄東西線の運行形態について

9月下旬から、実際の運行形態に合わせて試運転が実施されます。

仙台市交通局HP

9月下旬~

 訓練時間 午前5時30分から午前0時30分まで

 運行本数 最大150往復(5~20分間隔)

と記載されているので、運行間隔は最大20分間隔と、南北線と比べて多少は本数が少ない(南北線は早朝で最大17分間隔)。

既報で、

 朝 5分間隔(南北線は3~4分間隔)

 昼 7分半間隔(南北線は7分間隔)

 夕方 6分間隔(南北線は5分半間隔)

とされており、朝はともかく、昼以降は概ね南北線の運行間隔に合わせています。

ただ、早朝や夜間帯がどうなるのか分かりませんでしたが、南北線が平日170往復弱なので、1割程度は本数が少なくなるとはいえ、JRでは最も便利な仙台ー名取間が130往復(快速含む)なので、東西線は時刻表いらずの等間隔ダイヤということもあり、JRよりも格段に利便性は高いです。

また、運行時間帯も、南北線と同様で5時半から0時30分までとのこと。

そうすると、仙台駅発の時刻表はある程度予測できるので、荒井行のイメージを作ってみました。                                                                                                                                 

仙台駅(荒井駅行) 平日[予想]  毎時
    本数
5 47                       1
6 07 23 37 49 57               5
7 05 13 21 29 35 40 45 50 55       9
8 00 05 10 15 20 25 30 35 40 45 50 56 12
9 02 08 14 20 26 32 38 45 53       9
10 00 08 15 23 30 38 45 53         8
11 00 08 15 23 30 38 45 53         8
12 00 08 15 23 30 38 45 53         8
13 00 08 15 23 30 38 45 53         8
14 00 08 15 23 30 38 45 53         8
15 00 08 15 23 30 38 45 53         8
16 00 08 15 23 30 38 45 53         8
17 00 06 12 18 24 30 36 42 48 54     10
18 00 06 12 18 24 30 36 42 48 54     10
19 00 06 12 18 24 30 36 42 48 54     10
20 00 06 12 18 24 30 38 46 54       9
21 02 10 18 26 34 42 50           7
22 00 10 20 32 44 56             6
23 08 20 33 46 59               5
24   11(金のみ)                   1
150

仙台駅発の富沢行時刻表をある程度参考にしてみました。150往復で最大20分間隔とのことですが、20分空くのは早朝のみで、終電前の深夜帯も10~14分間隔で行けそう。

続けて、仙台駅発八木山動物公園行の予想を。                                           

仙台駅(八木山動物公園駅行) 平日[予想]  毎時
    本数
5 49                       1
6 03 16 23 30 38 45 53           7
7 00 05 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 12
8 00 05 10 15 20 26 32 38 44 50 56   11
9 02 08 15 23 30 38 45 53         8
10 00 08 15 23 30 38 45 53         8
11 00 08 15 23 30 38 45 53         8
12 00 08 15 23 30 38 45 53         8
13 00 08 15 23 30 38 45 53         8
14 00 08 15 23 30 38 45 53         8
15 00 08 15 23 30 38 45 53         8
16 00 08 15 23 30 36 42 48 54       9
17 00 06 12 18 24 30 36 42 48 54     10
18 00 06 12 18 24 30 36 42 48 54     10
19 00 06 12 18 24 30 36 42 48 54     10
20 00 08 15 23 30 38 45 53         8
21 00 10 20 30 40 51             6
22 03 15 28 41 54               5
23 07 20 33 46 59               5
24  11(金のみ)                     1
150

こちらも、南北線の仙台駅発泉中央行の時刻表を参考に。

南北線と異なり、運転間隔が60分の約数なので毎時の発車時刻をほぼ統一することができるので、利用者にとって嬉しい。

東側居住者の方が便利に

荒井に車両基地がある関係で、送り込みや車両基地へ戻る関係上、朝は荒井→八木山動物公園 、夜は八木山動物公園→荒井 の方が、心持ち本数が多く感じます。

最も本数が多い時間帯が、荒井行は8時台、八木山動物公園行は7時台。

夜20時以降の仙台駅発で比較すると、車両基地のある荒井行の方が毎時1本程度多くなりそう。

その代り、朝ラッシュ後の9時台や夕ラッシュ前の16時台は、大学生や買い物客にとっては、八木山居住者の方が便利に。

これは、現在の南北線も同様で、通勤に使用する時間帯で比較すると、車両基地がある富沢側からの方が便利になります。

一日で慣らすと総本数は同じなのですが。

まぁ間もなく公表されるでしょうがお遊びで作ってみました。

あと、東西線の新しいパンフレットも発行されていました。駅の出入口の場所や所要時間、運賃が分かりやすくまとめられています。

(追記)

なお、朝起きたら河北で東西線の記事があったので、最後に引用しておきます。

<東西線>試運転も着々、開業準備加速

仙台市営地下鉄で2路線目となる東西線(八木山動物公園-荒井、13.9キロ)の開業が12月6日に迫り、準備が加速している。駅舎工事は9月中に終了する予定で、並行して新型車両を使った試運転が本格化し、運転士の訓練が進む。ダイヤの決定や大規模な試乗会も控え、ムードも高まってきた。
 18日午後、東の起点となる荒井駅(若林区)に真新しい車両が滑り込んだ。8月に始まった運転訓練だ。約2カ月半後の開業に向け、ベテランが付きっきりで新人を指導している。
 1987年開業の市地下鉄南北線で23年の運転経験がある片桐進さん(54)は「運転しやすい車両。緊張感を持って準備を進めたい」と表情を引き締める。新人の国分貴紀さん(25)は「しっかり操作技術を身に付けたい」と話した。
 25日には、安全対策を確認するため、大地震を想定した防災訓練を初めて実施する。緊急地震速報を受け、大町西公園-国際センター(青葉区)間で非常ブレーキをかけて停車したとの想定。線路上の訓練は開業後は難しく、貴重な機会となる。
 10月以降には国土交通省による開業前検査を予定。11月23、27、28日には市民向けの大規模な試乗会を計画し、市交通局が参加者計6000人を募集している。
 南北線で先行実施した駅業務の民間委託は、東西線にも開業に合わせて導入される。国際センター駅など9駅を受託した警備業ALSOK宮城(仙台市)は、社員約60人が南北線で研修の真っ最中。担当者は「警備会社として培った安心安全を提供したい」と意欲を語る。
 利用者の関心の高い運行ダイヤは、午前5時台~午後11時台に設定し、朝のラッシュ時は5分間隔、日中は7~8分間隔と南北線並みにする方針。11月にも最終決定する。仙台駅からの所要時間は八木山動物公園駅(太白区)までが12分、荒井駅までは14分となっている。(9/22河北)

|

« 仙台空港民営化 東急グループに決定(3) | トップページ | あすと長町の近況(H27.9) »

市政」カテゴリの記事

交通」カテゴリの記事

商業」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 仙台空港民営化 東急グループに決定(3) | トップページ | あすと長町の近況(H27.9) »