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2013年12月 6日 (金)

仙台水族館着工

仙台水族館 15年春開業目指し、建設予定地で起工式

 

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2015年春に仙台市宮城野区の仙台港背後地で開業を目指す「仙台水族館」(仮称)の起工式が4日、建設予定地であった。東日本大震災の発生から1000日の節目に当たり、出席者は「震災復興の象徴にしたい」と期待を込めた。
(途中略)
 施設は鉄骨2階で、延べ床面積約9800平方メートル。三陸沖の豊かな海をテーマにした大水槽、東北最大級の約1000席のショー観覧席、ペンギンやアシカとのふれあいゾーンなどを設ける。総事業費は約65億円。初年度は130万人の来場を見込む(12/5河北)。

2015年春開業を目指すとのことなので、GW前の4月20日頃と考えると、あと1年4か月ほど。様々な建築物の工事が、震災後の建築ラッシュで遅れていることを考えると、大丈夫かなと心配ですが、鉄筋コンクリートではなく鉄骨造なので、まだ影響は小さいとみるべきか。

2015年度は地下鉄東西線の開業、仙台駅東口の開発と合わせて、大きな動きが見える年で、いろいろと楽しみです。

 

 市のHPでの施設紹介平面図見る限りでは、入口すぐの場所に目玉の大水槽。その次に「東北の海」をテーマとしたエリア。またまた目玉のショープールは、イルカショーなどをやるのでしょうか。解放感あふれる魅力的な空間です。そのほか「タッチプール」など、体験型のエリアもあります。

飲食店が水族館の中には少ないと感じましたが、特区を使って敷地内に誘致するとの報道も過去にあったので、うまく棲み分けするのでしょう。

交通アクセス

クルマだと、大動脈の産業道路の横だし、45号線からも近い。当然東部道路の仙台港ICの横と、アクセスは抜群。アウトレットや夢メッセでのイベントとの相乗効果も十分あるでしょう。

 

 公共交通機関では、JR仙石線の陸前高砂駅から徒歩15分ほどですが、駅からだと仙台港ICを回り込む感じになるので、ちょっと遠回り。あんまり歩いて楽しいルートではないので、中野栄からアウトレットに行く道沿いのように、飲食店とかが張り付いてくれればと。

 

 また、事業者が東西線の荒井駅から水族館までのシャトルバスを運行とのことです。上記のような微妙なアクセスの陸前高砂駅までの運行はないというのは、意地でも東西線に誘導するぞということなのでしょうか。

 

 三井アウトレットとも連携しながら、

地下鉄荒井駅―水族館―アウトレット―JR中野栄駅

というルートでシャトルバスを走らせると、面白いかな。

加えて、あのエリアにはお父さんにはうれしいキリンビール仙台工場のビアレストランもあるし、キリン単独で多賀城駅からシャトルバスを走らせていますが、うまく取り込んで連携できないものか。水族館に行ったあとで、できたてのビールを飲めるのは魅力!

 アウトレットも、当初提案ではシャトルバスを走らせると言っていたのに、実現していないので(歩行者デッキの建設も)、仙台港背後地エリアとして、面的な広がり・連携を図る意味でも、協力してエリアの底上げを図っていただければ。

 

 その東西線の開業時期は、市議会で2015”年内”と答弁があったそうです。

震災の影響で工事が遅れており、2015年度内も厳しいかなと思っていたら、最低3か月の前倒しが決まりました。水族館開業から半年余過ぎてから、荒井駅へのシャトルバスアクセスも確保されるということになります。

 

 西の動物公園、東の水族館として、東西線の両端の集客施設がどれだけ利用者増につながるか?

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