新たな球場名は、「楽天koboスタジアム」
朝のNHKニュースで知りましたが、日本製紙が命名権継続を辞退したため、来年度以降の宮城球場の命名権公募の選定結果として、球団の親会社が応募した「楽天koboスタジアム」になったとのこと。
楽天が買うのではとの噂はありましたが、今年の日本一で”楽天”自体の名前は散々メディア等で連呼されたわけで、単純に楽天スタジアムにしてもうまみは小さいわけで、ヤフオクドームのように、親会社の提供しているコンテンツ名を入れて、知名度を上げる戦法に。
どうせ、3/4の約1億5千万円は楽天野球団に還流され、県に支払う分は5000万程度。
以前のKスタは、「日本製紙クリネックススタジアム宮城」と言いながらも、略称でしか呼ばれないかわいそうな命名権でした。古紙使用割合の偽装へのペナルティで、当初は会社名の「日本製紙」さえも省かれてしまった結果、会社名のアピールもできず、もともと有名なティッシュのブランドをPRしても、実際は消費者は安いのを買う訳で。。。
さらに震災で自社の主力工場である石巻工場が壊滅的な被害を受け、会社が厳しい状態ながらも継続してくれたということを考えると、計6年間も命名権を買ってくれた恩は忘れる訳に行きません。
さて、楽天の名前が入るのは良いが、名称として入る"kobo"。楽天が提供している電子書籍のサービス名ですが、kindle等と比較して劣勢なだけに、テコ入れ・知名度UPのための命名権購入なのでしょうが、万が一短期間でこのサービスがコケるようなことがあれば、また球場の名前が変わってしまう。
ちょっと不安が残る選定でしたが、2社の応募のうち片方が楽天となれば、県としてもこれだけ今年頑張ってくれた楽天の顔を立てないとというところがあったのでしょう。もう1社は現時点で知りませんが、
さて、略称はどうなるのか?
気になるのは、NHK報道からすると、これまでのように「宮城」が入っていないような。
前例の失敗からすると、koboの略でKスタということには、意地でもしてこないだろうし、「楽天スタ」「コボスタ」あたりになるのかな。
後者だったら、「とりこぼした」を連想させ、語呂の意味的にあまり良くないし、スポーツ新聞の見出しに悪い意味で使われそう。
なので、楽天スタの方がいいけど、命名権獲得の目的からすると、「コボスタ」でしょうか。
まぁ、正式決定を待ちましょう。
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