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2013年8月31日 (土)

楽天 優勝への道

一時は、田中の開幕16連勝新記録(8/16)の後に、西武ドームでの2連続サヨナラ負けのショックからか、投打のバランスが崩れ5連敗したときにはどうなるかと思いましたが、その後8/23に田中の開幕18連勝で連敗を止めると、Kスタでまさか2位ロッテに三タテをかまし、その後の適地オリックス3連戦でも、初戦を落としながらも2勝1敗勝ち越しで、5連敗前の水準の貯金20に復帰。

 

 ゲーム差も5.5で、先日初点灯したマジックも、順調に減らし25に。

 

連敗は付き物

 優勝慣れしていないチームが、優勝が目前になると、プレッシャーで大型連敗を喫することがある(92年野村ヤクルトでの初優勝時、8月には独走していたけど、9月に9連敗をし、10月にも2位阪神に並ばれそうになりながらも、辛うじて逃げきったということも)けど、楽天にとっては、この前の5連敗を乗り越えたから、もう大丈夫と信じたい。

 

  ただ、打線は復調し、AJが大振りを捨ててヒットマンに変身し、打率も上向き(それでも2割3分台だが)だったり、銀次、マギー、舛田の好調は続いていたり、一安心ながらも、投手陣にはやはり不安が。

投手陣の不安

  田中は安心してみていられるけど、昨日は大量援護でギアが入らなかったのか、交番前の6,7回はらしくない投球で3失点。その後を受けた半袖小山も片山もピリッとせず。特に、小山はどうしたの?って感じ。今年の前半は勝ち継投の柱だったのに。

 

 なので、9回5点差でも全く安心できず、金刃に託してノーアウト1,2塁になった時には18日の西武戦が頭をよぎりましたが、なんとか抑えられ、田中の連勝も伸ばすことが。

 星野監督は投手出身だからか、ノムみたいに左右の相性で一人一殺のバタバタの継投をせず、基本的に投手陣を信頼し、結果的に傷口を広げることはたまにあっても、リベンジの機会を与えるから、投手にとってはやりやすいんだろうなと感じます。

 特に、ラズナーの離脱で、勝ち試合用の中継ぎ陣(青山‐長谷部‐斉藤隆)に負担がかかっているから、彼らを出さずに済んだのは大きいかな。

 

 打線の好調で陰に隠れているけど、先発陣の不調(美馬、辛島、レイも微妙。他ダックの2軍落ち)も不安要素。もう一波乱あるのではないかと。。。安心はできません。

 

贅沢な悩み

 なので、このまま優勝まで行ってほしい気持ちの反面、10月までペナントレースのハラハラドキドキを楽しませてほしい面もあり。また、さっさと優勝が決まってしまうと、CS2ndステージまで真剣勝負の試合がなくなり、これが原因で勢いのある1stステージ制覇チームにやられてしまうこともありえるから、贅沢な悩みではありますが。

 

 それに、さっさとペナントレースが消化試合になると、せっかく絶賛増設中の仮設席のありがたみが減ってしまうのももったいなかったり。当然、CSや日本シリーズ(?)では大活躍してくれるでしょうが。

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