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2012年12月 8日 (土)

あすと長町 最後の一等地の落札はどこに?

仙台経済界の冬の恒例増刊の「仙台商圏」にも、あすと長町については特段目新しい情報はありませんでしたが、実は先月からURの保留地の公募が行われていた、あすと長町12街区南側と17街区東側には注目したいところ。

12街区南側は長町東口の真正面。大通り線を超えたところの1.5ha。街区の北側は国土交通省の仙台河川国道事務所が建築中ですが、南側は道路条件も良く、商業立地にはもってこい。惜しむらくは国交省事務所がほかの場所に移転場所を確保していれば、街区の周りを一周する道路に囲まれたさらに最高の接道条件になっていたのですが、現在の条件でも、

 

 西側:あすと長町大通り線(50m)

 南側:長町八木山線(40m)

 東側:あすと長町環状線(16m)

に囲まれ、さらに長町八木山線は年度内には仙台バイパス方面への接続工事が完了し、バイパスからのアクセスが劇的に改善されます。このタイミングでの満を持しての公募のようでした。


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 この12街区と抱き合わせのように、長町八木山線を挟んで南側の17街区(マックや医療モールの東側)の1.2haも併せた2.7haでの一括公募が実施されていましたが、URのサイトを見る限りでは、公募終了となっていたので、購入者がいたのでは!?。両街区で最低価格38億円という価格設定だったのですが、あすと長町の長町駅近辺では最後の大型保留地であり、URでは両街区を合わせて活用する事業者を求めていたようです。

 

 抱き合わせとはいえ、両街区の間には幅40mの長町八木山線を挟んでおり、デッキの整備でもしない限りは一体活用は厳しいのではと思いますが。

 

 近隣では、イケアが1年半後にはオープン予定(H26.春)であり、俄然あすと長町への注目が集まっているようで、地味に保留地も売却が進みつつある最近。

 

 6月に落札が行われた長町駅前の旧国鉄清算事業団所有地(イケアはともかく、駅の真正面がヤマザワと歯医者。。。)のように、あまり期待しすぎても裏切られるといやなので、あまり期待はしないでおこうと思いますが、あすと長町への魅力UP&住民誘致を推進するためには、単なる郊外型商業施設やスーパーだけでなく、モール・ララガーデンに少しでも対抗(補完?)するSC的なものは必要だと思っています。1000億円規模の再開発地のメイン駅前付近にふさわしい土地利用を!

(12/25追記)
この土地の落札者がイオンに決まったようです。

http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/20121225_17210.htm

この目玉の土地も、郊外型商業施設になり、微妙な感じ。
ただ、イオン位しかこの分かれた土地を活用出来るところはないんでしょう。イオンタウンとはいえ多層階店舗だろうから、それなりに専門店も集まり、便利にはなるでしょう。
気になるのはヤマザワと目の前で直接対決になること。
勝ち目はあるのでしょうか?

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コメント

建設新聞には、17街区の方はイオン+住友不動産と書いてありますね。
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm

住友不動産は三井と違って震災後あまり動きがなかったように思いましたが、ここにきて攻勢をかけてきた感じでしょうか。
どのような施設になるか、楽しみです。

投稿: 元仙台人 | 2012年12月25日 (火) 20時56分

元仙台人さん
 住友不動産とのタッグですか。
まちびらき前に立て続けに2棟建ててからはご無沙汰でしたが、
商業施設とのコラボで攻めに転じたのでしょうか。
イオンは。。。というところもありますが、ここは素直に期待してみます。

投稿: S-Watcher! | 2012年12月25日 (火) 22時19分

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