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2012年1月22日 (日)

久々のあすと長町状況

相変わらず寒々しい広大な空き地が広がるあすと長町ですが、今年は、間もなく太子堂駅前にカワチ、春には北側の杜の広場周辺にスポーツドームの隣接地にゼビオの店舗とスポーツクラブ、秋にはアリーナも完成予定で、多少目に見える賑わい増加が見込めそう。

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建設中のゼビオアリーナ(2/8追加)

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外装が見えてきたゼビオの店舗(2/8追加)

国交省出先事務所

そのほかの今後の動きとしては、長町駅西口の大通りを超えた12街区の一角に、凍結されていた国土交通省の仙台河川国道事務所の移転新築工事が再開されるようです。勾当台公園脇の第一合庁の増築高層庁舎建築再開の陰にひっそりと。土地取得に関するオンブズマンのKYな裁判も却下され、震災復興を名目にして公共事業に対しての逆風も弱まっているこの時期に狙いすましたような再開。確かに、市内郡山にある現事務所はかなり老朽化しているし、あすとへの移転自体は賛成。工事業者選定の段階のようなので、今年中には工事が始まるでしょう。オフィス勤務の職員が増えれば、昼間のランチ需要と夜の一杯需要で、苦戦しているスポーツパーク内の飲食店にも波及効果が出れこればいいですね。

 ただ、あすと長町の街区の中で最も大きな12街区は1.9haもの広さで、SCとか大きな敷地面積を使える業態を誘致するために、わざわざもともとあったJAの立派な情報センターを莫大な金をかけて立ち退きさせた場所なのに、目玉的なその大区画保留地をわざわざ分割させて国土交通省の小規模出先庁舎用地として提供するというのは???昔からの住民は知っているでしょうが。

 数千平米の敷地面積でいいのであれば、近隣に他の条件の良い画地はたくさんあるのに、その辺のセンスがわかりません。確かに、10年位前は、その12街区に勾当台公園周辺に集まっている国の合同庁舎群を移転させる動きもありましたが、それがとうの昔にとん挫してしまっています。その名残でとしても微妙な話。

医療・福祉の街に

 他に、市立病院は最近仮囲いの準備中で、 2年半後には予定通り完成するでしょう。

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(2/8追加 先週撮影の画像。工事用のプレハブ小屋も完成しています)

また、案の定周辺にコバンザメ的な調剤薬局、クリニックモールが林立する予定(一つは4月オープン、もう一つは市立病院開業のちょっと前に)ですが、賑わいを考えると微妙な話。長町駅周辺、太子堂駅周辺にも、既にクリニックは林立しているから、市立病院も含めてちょっと過当競争が予想されます。街並みとしてもつまらない。といったら医療関係者から怒られるかもしれないが。杜の広場が老人のいこいの広場になるか、スポーツ好きの集まる広場になるか。どちらにしても、片寄りは否めない。今のスケボー広場占領状態よりはいいのか。

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(2/8 写真追加。4月オープンのクリニックモールと、2年後オープンのサービス付き高齢者住宅の予定看板)

 これで、杜の広場に隣接する大街区は、某旧地権者が持つ5000平米程度の画地を除いて決定済。そこにスーパーとかができれば、バランスがとれるのだが、現時点では非常にバランスが悪く、当初の理念からするとちょっともったいない空間となりそう。

微妙な話

 なお、仮設住宅群の北側に微妙な店舗ができるようで。やまやとパチンコって、仮設住宅住民直近に作るには、ちょっと露骨すぎません?パチンコは、線路西側にあって移転対象だったプラザの代わりかもしれないが。そのほかに、区画整理地外ではあるが、太子堂駅西側の滝沢ハム跡地にも某大手パチンコ屋がオープンするとのことで、ちょっとたまたまのタイミングかもしれないが、かなり複雑な気分。別の大手パチンコチェーンは石巻や仙台の沿岸部にも店舗新設しているし。やまやはちょうど店舗の空白域だったからうれしいけど。

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