三陸道・河北―桃生津山IC間 年度内の完成困難
河北新報よりですが、三陸道の開通が遅れるようで。
東北地方整備局は、本年度の完成を目指して建設を進めてきた三陸自動車道の河北―桃生津山インターチェンジ(IC)間(宮城県石巻市小船越―石巻市桃生町、11.6キロ)について、3月末までの完成は困難との判断を固めた。工期は数カ月ずれ込み、開通は初夏の見通し(1/21河北)。
まぁ、難工事のようで、これはしかたないですね。来年度には登米ICまで開通してこそ、効果を発揮するので、今回区間が多少遅れても大勢には影響はないだろう。
で、一番悔しがっているのは、石巻河南IC前に今春SCをオープンさせるイオンなんじゃない?石巻以北が無料開放区間となり、イオンSC専用道路みたいになってしまう可能性もあっただけに。といっても数ヶ月遅れるだけだから、いずれそうなるでしょうが。
鳴瀬奥松島IC~石巻河南ICも1年後に無料開放になることから、来年度末には鳴瀬奥松島IC~登米ICまでのかなりの区間がタダに。それを見越してICそばにSCを開業させるイオン恐るべし。
でも、これで三陸道がイオンに行くチンタラ軽自動車に邪魔されて渋滞し、高速道路として機能しなくなる恐れありあり。三陸道は気仙沼まで開通しても無料のままなのでしょうか。恒常的に混雑するようであれば、有料化への切り替えの方が、好ましいと思うのですが、地元民からしてみたらそれは許せないだろうし、無理なのか。
さらに、駅前のさくらのに入居していたワーナーマイカルが閉店したのは、イオンの策略ではないかと思ってしまう。新SCにイオンシネマが入ることから、もはや傘下のワーナーマイカルが、もはや資本関係のないさくらの(旧ダックビブレ)に居続ける意味はないと。集客が低下したという言い訳により、さくらのからは撤退させ、石巻のシネコンはイオンの新SCだけにというシナリオ。さすがにワーナーを新SCに移転させるのはバレバレだからと系列内のイオンシネマを入居させたと。 ワーナーマイカルは、名取のDCにも入居し、イオン系のSCに積極的に入っています。
利府ジャスも含めて、東部道路~三陸道はイオンロードですね。ロックタウンも矢本にあるし、南の終点亘理ICでは近隣でSucの話が持ち上がっており、仙台港でもどうなるのか。旧河北町のMVは閉店でウジエに変わったようですが、さすが焼畑商業。石巻SCの開業に向けて無料高速一本で結ばれるし効率の悪い店はさっさと閉鎖というのはお見事というしかない(皮肉)。
| 固定リンク
「交通」カテゴリの記事
- 身の丈再開発『みなてらす河原町』(2024.09.18)
- 九州旅行編(その2) 元気な九州の魅力(2024.08.25)
- 九州旅行編(その3) 街中の驚異的な賑わい 政令市熊本(2024.09.16)
- 九州旅行編(その1) 久々の仙台空港&アクセス鉄道(2024.08.19)
- 続 新潟編 厳しい古町の現状(2024.08.03)
「商業」カテゴリの記事
- 身の丈再開発『みなてらす河原町』(2024.09.18)
- 九州旅行編(その2) 元気な九州の魅力(2024.08.25)
- 九州旅行編(その3) 街中の驚異的な賑わい 政令市熊本(2024.09.16)
- 続 新潟編 厳しい古町の現状(2024.08.03)
- 新潟駅に誕生 新商業施設とバスターミナル(2024.07.21)
コメント