JT跡地へのSC反対運動
いかにもそっち方面の方々が反対デモを起こしたようです。もちろん、この立地に巨大SCが出来る弊害は大きいものです。そいえば、そもそもジャスコ幸町が出来たときも同じように反対してたよね。結局デベロッパー側が推し進めてしまえばこれは実現してしまうような予感がします。
このような商業施設はどちらかといえば自分も反対だけど、旧市街地内の店舗でもあり、ある程度の商業施設の立地で周辺の住宅地のリニューアルを促進する効果もあり、全面的に反対ではない。これは富谷や利府にSCが出店して周辺に新規住宅団地を誘発したような歴史を考えると、それよりはましで、市街地にプラスの効果が見込めるっていうこと。
ここは、イオン幸町よりも巨大で影響は大きいものですが、東仙台や苦竹駅から徒歩10分圏という駅近接立地という面もあります。ただ、ここまで大きくなくても良い。これは名取のDCに対しても同じ。
ウメもえらそうに「JT跡地は自分が潰す」と息巻いているという話を小耳に挟みました。
日本の自治体はこれまで都市計画に対するビジョンがあいまいで、これまでの郊外拡散を招いてしまったことを考えると、都心部強化という一定の方向性を示していることは、ある程度評価できる。
それから一歩進めて、この市街地内の広大な土地をどうするかというビジョンを示すことが必要。
とにかく、ウメは「反対、反対、反対。俺の考えは絶対」というスタンスでいろんなプロジェクトにケチ付けまくっていますが、中華街もJT跡地も、ラウンドワンも、全て反対するだけ。
それも市民や地権者、事業者が納得できる対案やビジョンがあればまだ許せるが、そのようなビジョンもなし。
片や「仙台に投資してくれ」と言っている反面、「自分が気に食わない計画は問答無用潰す」ということでは、
「仙台って何様?」と外部資本からそっぽを向かれる方向に行ってしまいます。だから、交渉には何事も対案が必要なのではないでしょうか。ウメのやっていることは、”子供”の駄々こねでしかない。
よって、自分としてはここに住宅中心の開発というのは賛成。戸建て+分譲マンションの組み合わせで。最寄のJR駅など公共交通機関の利用者もアップし、増便につながるかもしれないし、それに必要最小限なヨークタウンレベルの小型SCや公園を設置するような計画がふさわしいのではないかと思う。これは上述の長町の再開発との共通する話。市街地内の住宅地再開発を進めることで、郊外の辺鄙な場所の住宅団地新規開発需要を押さえ込む意味もあるし。
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