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2005年1月25日 (火)

秋の宮城県知事選



 宮城の浅野知事も、他人事ではないでしょうね。


国政への転身の噂がくすぶっていますが、


11月に4選を目指す知事選があります。


どうなるかわかりませんが、


11月過ぎたら、ポスターにのっている知事が2人ともいなくなったりして。。。


どうなることやら。



 浅野知事も、プロ野球招致で名を上げましたが、


山形と違い、殆んど金は出しませんでした(球場周辺整備で2億円の支出。一方命名権+球場使用料で毎年1億円の収入)。さらに、ただ同然で球場も新しくなるんだから、この辺はうまいというか。



 ただ、10年以上もやっていながら、楽天以外前向きな目立った成果があまり見当たりません。


これまでの悪い慣習の調査を行い、公表・謝罪するという、県庁組織の正常化については、かなりの実績を残しました(カラ出張、食糧費、官官接待、県警捜査協力費の闇など)。毎週緊張感のある県政記者会見を行い、映像でも議事録としても県HPでみることが出来ることも評価できることだと思います。



また、お得意の福祉面では、「施設から地域へ」の方針のもとに、知的障害者施設解体宣言を行い、三本木への福祉中核施設群の建設凍結、県立こども病院の設置など、評価されるべきこともあります。


 ただ、それ以外には、この10年で進んだ県施設の郊外設置・移転(県立大学、県図書館、運動公園)などの、不便な場所への施設の設置など箱物行政により、県財政は危機的な状況を迎えます。もちろん、これらの施設の設置は、浅野知事の就任前からレールが敷かれていたものも多く、現知事にだけ責任をかぶせることはできませんが、


見直しをすることもできたはずで、結果的に追認した責任はあります。



 11年もやっていることから、お得意の福祉面でも、いろいろと黒い噂が流れるようになりました。マスコミへのイメージ作戦により、世間的には評判がいいようですが、福祉・医療関係の法人との癒着が指摘されたり、新鮮味がなくなりつつあります。



 仙台市長も勇退でしょうし、ゼネコン汚職後の12年が終わり、そろそろ新しい知事を迎えてもいい時期かなと思います。どんないい知事(市長)でも3期が限界かなぁ。



 


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