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2004年12月 4日 (土)

続 楽天2軍本拠地問題



 やっぱり、ほぼ決まりのようですね。


イースタンリーグの理事会でも説明したようですし。


 昨日見つけた、毎日宮城版の記事で、信じられない内容が。。。


一番下のJT側のコメントに注目





 仙台市の藤井黎(はじむ)市長は30日の定例記者会見で、プロ野球の楽天イーグルスの2軍本拠地について「幾つかの候補地を打診したが、いずれも最終的には(選ばれるという)結果にならなかった。今のところ手の内はない」と述べ、事実上の誘致断念を明らかにした。浅野史郎知事も仙台にこだわらない考えを示しており、山形県に2軍本拠地が置かれる可能性が一層強まった。


 藤井市長によると、本命視されていたJT球場(仙台市宮城野区)は、JT側が球場や屋内練習場などの一括売却を希望したのに対し、楽天側が賃貸を望んだため折り合いがついていない。仙台市は並行して、名取市の愛島球場を楽天側に提案したが、所有者の東北電力と名取市との間に「市民向けの球場にする」との合意があるため、断念せざるをえなかった。


 さらに、第三の候補の泉パークタウンスポーツガーデン(同市泉区)内の野球場も、グラウンドが狭く楽天の賛同を得られるに至っていないという。


 市長は「(本拠地決定に当たっては)地元を優先すべきだが、東北全体の活性化も大事。仙台と山形は一体の圏域だし、『準地元』と考えられる」と誘致を進める山形への理解を示した。一方、JTの石澤良一仙台支店長は「楽天とは全く交渉していない。難航するも何も、楽天から何の提案もない」と市長の発言を否定している。



 かみ合っていませんね。訳わかりませんよ。


楽天側は、宮城との交渉に嫌気を差して、山形側のラブコールにのった形なのかと邪推もしたくなる。



 球団運営業務も、東京のスカンジナビアというスポーツマネジメント会社にほぼ運営委託するようで、地元に落ちる金も減るのは確実。NAVISにできる楽天新事務所内での勤務であればいいけど、まさか東京から遠隔操作みたいな形であれば、地元への経済効果もへったくれもなくなりそう(雇用面では)。うん千倍と言われていた球団職員の募集がありましたが、ではめでたく雇われた彼らは何をすることになるのでしょう?チケット売りだけ?


 


 宮城県といえば、"球場命名権”問題で、浅野知事が「宮城を残すなら」と、前向きな方向性を示しました。前々から決まっていた落としどころに落ち着いたという感があります。


 最初に、知事が命名権に後ろ向きな発言をした時に、”宮城を残す”件について、


県民の反応を見るために、探りを入れているのはばればれでしたので。


 もちろん、どこの企業が命名権を買うかによって、


印象は大分変わってくるのでしょうが、命名権の譲渡は当然でしょうね。



 とにかく、これは、ビジネスです。


その感覚がなく、流されるままにやっていると、


楽天側のペースで物事が進められてしまいます。


交渉の上で、お互いの妥協点を探りあうことが重要。


双方にメリットがある形で結論がでるのが、交渉ってもんでしょ。


 命名権については、30億出して改修してもらうんだから、渡すのが当然。


ただし、県にも一定の利益があるように、収入を分配することを要求した


今回の交渉は、GJ!だと思う。


 同じように、2軍問題、アマの球場使用問題なども、真摯に交渉し、落としどころを探るべきであって、なあなあで決まるのは非常に問題。



 もしかしたら、山形2軍の件は、楽天があまりに金がかかりすぎるのを憂慮してけちけち路線に走り、


2軍のJT施設の賃貸料もけちって、山形側の提案にのったのかも。


球団業務の委託も同じ路線。


 膨大な赤字は出して欲しくないけど、何か複雑です。


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