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2004年11月16日 (火)

宮城球場の行方



 来年のプロ野球の開幕まで改修を完了すべく、


さっそく、宮城球場の解体が始まりました。


テレビで見たけど、内野のベンチシートの部分は全て壊していてびっくり


(ベンチ席を外すだけだと思っていた)。



 楽天が出した改修案も、なかなか面白いプランで、

・両翼約100mへの拡張
・電光掲示板の設置
・ゆったりと観戦できる個席化
は当たり前として、

・砂かぶり席の設置
・内野ファールグラウンドへの観客席増設
・外野は芝生席を一部残し、子供が楽しめるように滑り台の設置・公園との一体化
などは、既存の野球場とは一味違った魅力を持つ球場となる可能性はありますね。



 「天然芝か、人工芝」かという論争もあるけど、


今までの宮城球場は天然芝じゃなく、”雑草ですから!”状態であるため、


天然芝を維持するにしても、水はけを含め大規模な土壌改良、暗渠排水設備の設置が必要なのは言うまでもなく、それを考えると、フィールドターフなどの人工芝になるのであれば、それでもいいかなという気もします。


 東北各地から人を集めるためには、なるべく雨天中止のリスクを避けることが営業上・観客のためにも必要になりますし、さらに嫌な梅雨の時期には、貴重な交流戦が集中的に開催されるため、例えば巨人戦、阪神戦が中止となれば、がっくり来るファンも多いでしょう。


 確かに大リーグ球場を無条件に礼賛する”天然芝至上主義”の方もいますが、


もろもろの諸条件を考慮して、公平に検討するのが大切だと思います(現状の設備、工期、費用、中止リスク、選手の寿命など)。



 来年は、収容人数2万3千人からのスタートということで、


少なくとも休日はこのスタンドが毎週一杯になってほしいものです。


それよりも、本当に来春までに工事間に合うのか?


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