2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

あすと長町

2019年9月27日 (金)

JR長町駅東口開発計画正式発表

 6月に記事にしていました,JR長町駅東口の実質的なtekuteながまちの拡張計画が,JRグループから正式発表になりました。

 過去記事

JRの長町駅東口開発計画が明らかに(6/15)

あすと長町の近況(R1.8)~コインパーキングに動きが~ (8/20)

プレスリリース

(仮称)長町駅東口開発計画に着手しま

 賃貸住宅部分は,1Kから3LDKまでバラエティに富んだ部屋のタイプが提供されます。

面積比は概ね予想通りながらも,住居が5000平米弱,商業が2000平米弱。商業はもう少し大きくとって欲しかった。

この面積は延べ床面積ベースであることから,商業床としてはもう少し小さくなりそう。そうすると,tekuteながまち(商業床は,発表ベースでは1600平米程度でした。 )よりも小さくなりそう。2階建ての割には商業床面積が小さいことに。 

 Photo_20190926233101

 イメージパースを見るかぎりでは,デッキなどが整備され,意匠的には面白そう。単に箱に囲い込む商業施設ではなかったのは嬉しい。

 商業施設単独の南棟と賃貸住宅併設の北棟に分かれ,相互にデッキで接続となりますが,賃貸住宅部分が線路と南北に平行で,西向きというのは,先月時点で情報は入っていながらも,あえて三井パークタワーの西向きの眺望を阻害することになるので残念。

 賃貸住宅部分を南側に寄せた方が,相互の眺望を阻害せずに済むのに。

Photo_20190926234001

 JRにとって,線路に面したつくりの方が,新幹線や電車の眺望が期待できるので,そういった客層にアピールできるという考えか。

 あと,北棟と三井パークタワーとの間は一部駐車場とされていますが,これは居住者向け?

 商業施設利用者向けの駐車場は,ただでさえこの開発予定地にあったリパークが16日に閉鎖されたばかりで,tekuteながまちの駐車場が多少タイトになっている状況で,この新規開発計画の附置駐車場が敷地の残る部分に確保されないと,集客上も厳しくなるのではと。

 それに大店立地法上でも,駐車場の設置が求められるし。

テナント構成は?

 現tekuteながまちを補完する構成といっても,開業から4年近く経つ現tekute。昨年から店舗の閉店や入れ替わりが始まっており,北端の閉店したイタリアンレストラン&デリ部分への居抜き新規出店の気配が見られる状況ながらも,平日昼間の人通りの弱さは否めない。

 それを補強するためのtekute拡張でもあるので,単なるtekuteの拡張ではつまらない。というか,同業で増やすだけではパイが変わらず薄まるだけで,経営的にはおいしくない。

 スーパー機能は,tekuteで生鮮3品+ジュピターで概ねカバーされていますが,足りないのは飲食店機能。ただ,上述のとおり,イベント開催休日などはともかく,平日昼間の人通りの弱さがありながらも,賑わい創出のために,飲食店を増やすことが第一かなと。

 加えて,tekuteに弱い物販も付加していくのでしょうが,個人的に欲しい本屋はこの店舗面積では厳しいかな。

 スーパー機能の補完でドラッグストアとかが安易に導入されそうだけど,あすと内には過当競争な位ドラッグストアはあるし,駅近にはたいはっくるの地下にマツキヨもあるから,ドラッグストアで貴重な商業床を使わないで欲しい。でもココカラファインとかが出店しそう。

(10/10追記)

導入機能として,クリニックや学習塾というのも出ています。クリニックは市立病院近辺への集積やたいはっくるの2階の医療モール的な空間もあり,もうお腹いっぱいなんですが,駅前という立地条件から独立開業を希望する医師もいるでしょうから,デベロッパーとしては収益性が高い。学習塾は,現在長町南駅周辺,及び長町駅と長町南駅の間に集中していますが,あすと内の高層マンションの子供をターゲットにするのであれば,より通いやすいところとして,今回開発地は最適の立地になりますね。

そうすると,サービス機能が比較的多めのテナント構成になりそうです。あえてこのJR開発内ではなく,三井パークタワーの杜のテラスなど,他のビルなどに入ってくれれば良かったのにとも思ったり。

 それにしても,この土地の容積率を全て使わない,もったいない開発に留まるというのが,現時点でのあすと長町に対するJRグループの認識なんでしょう。 それでも,tekute開業からまだ4年の時点で,第2期の開発に着手するということには感謝です。駅前が魅力ないと,人を引き寄せる街にならないし,そういう責任を負っているということを,長町駅東口の土地を所有している某企業にも認識して欲しいものです。

 

スポンサーリンク

2019年8月24日 (土)

とうとうヨドバシ再開発着工&ZEPP仙台再出店か!

 明日,投開票が行われる仙台市議選。現議長の方からツイッターで情報発信がありました。

ヨドバシの藤沢社長に,ZEPP再出店の直談判を行ったところ,「15階建ての再開発ビルが今秋着工し,その中にZEPPも仙台駅側に入る方向で調整中」とのこと。

 まぁ,この情報は1年半前とそれほど変わらないので,この方の動き云々は関係なく進んでいた話の近況が判明した程度の話ではあります。

 ただ,ヨドバシは非上場企業で,出てくる情報はアセスのような正式な申請情報は別としても,怪しい関係者のリークで地元紙や経済誌にのる真偽不明の情報が多かったので,現市議会議長が社長に直談判しての回答であれば,それだけでも信ぴょう性の面からありがたい。

 しかし,こんな選挙日前日にというのは,ちょっと意図的なものを感じたり。なので,その投稿や動画へのリンクは張りません。Twitterの方にありますのでご参照を。

仙台ヨドバシ第一ビル開発に動き ZEPP仙台再出店も? (2018/2/10)

 主な内容は上記リンクと大筋は変わらないので,こちらをたどって下さい。過去のすったもんだの経緯も分かります。

新たな情報としては

 (旧)地上20階,早ければ2019年春着工    ⇒ (新)地上15階,2019年秋着工

 という位。ホールと目されていた位置は,仙台駅側の細長いB棟の中に図面上落とし込まれていたのですが,それほど変わらない模様。

 地上15階のようですが,当初のアセス時点で高さ60m程度で想定されていたB棟のことであれば,建物の用途によりワンフロアあたりの階高は変わってくるので,ホテルとしてのグレードを上げる話であれば,特段高さに変更はなかったのかも(以前の情報の信ぴょう性の問題)。

規制緩和の効果か?

 この秋着工ということは,例の先月発表された,

せんだい都心再構築プロジェクト(第1期) 施策発表!(7/16)

せんだい都心再構築プロジェクト(第1期) 施策発表!(その2)対象となるビルは? (8/23)

 の好影響もあるんでしょうね。もともと,この規制緩和を織り込んでの仙台市との計画調整を行っていたんでしょうし。

 ただし,現建物の再開発ではなく既に更地化していたこと,都市機能緊急整備区域エリアは西口のみ(今後拡大予定),高機能オフィスの整備は旧計画に入っていないことから

  ペデストリアンデッキとの接続・バスターミナルの設置・公共交通利用促進施策等によりで駐車場義務付け台数の大幅な軽減(55%)が可能

 との関係で,実質的な駐車場以外の床面積を増やすことができるメリットはありそうですが,家電店中心という業態や,競合との戦略上駐車場をどこまで減らすかは不明です。

 今回の規制緩和では,結局高機能オフィスを整備しないと容積率の大幅緩和は勝ち取れないが,ヨドバシとしては2012年に完成済の第二ビルにオフィスを整備しており,長年テナント獲得に苦しんだ過去があるので,今回の第一ビルの計画に盛り込むとは考えられない。

 よって,今回の規制緩和による容積率緩和というアメの享受は受けることができなさそうですが,仙台市との調整により材料は出し尽くされての着工に向けた段階に入ったとみています。

大型ライブハウス間の競合

 これも,前回書いていますので簡単に。

 復活するZEPPの規模は分かりませんが,震災後相次いで設置された荒井駅前の仙台GIGS(1500人スタンディング),あすと長町の仙台PIT(1451人スタンディング)の規模を意識しながら,少なくとも全国最小規模だった旧ZEPP仙台(1575人スタンディング)の規模は超える方向でしょう。

 この仙台駅東口という交通至便な場所に復活する上,旧ゼップ時代にはなかった東口改札や新東西自由通路も完成し,仙台駅利用者のアクセスは当時よりも向上します。出演者がライブ後に泊まらずに21時半の新幹線で東京に戻れるほどの立地が復活することに。

 また,これまで及び競合の大型ライブハウスと異なり,恒久施設への入居となるので,今後数十年にわたる存続が可能となることも,大きいでしょう。

 その競合についてですが,当初苦戦していた仙台GIGSは,それなりにコンスタントに仙台PITと同程度の公演を誘致できているようですが,その両施設にとって,2年以上先の話とはいえ,仙台駅東口直結のZEPP仙台復活は脅威でしょうが,この3つの大型ライブハウスが切磋琢磨して,仙台へのライブ誘致や誘客に頑張ってもらえれば。もちろん,共倒れにならないように。

 

スポンサーリンク

2019年8月20日 (火)

あすと長町の近況(R1.8)~コインパーキングに動きが~

仙台ネタとしては,あすと長町内の情報が続きますが ,KHB予定地を見に行くついでに,地区内を回ってみました。

イオンタウン予定地

 キュリオスも終わり,何度も言及している駅真正面12街区北側の,例のガレージがカチッとほぼ元通りになっていて,いつでも使える状況です。

P1190718

ただ,あすと長町大通側が以前より多少余裕があるような。もしかしたら,コインパーキングとして活用するスペースが広がったのかも。

 12街区南側の元リパークの部分も,ピシッと整地され,南側のゲート・精算機があったところも基礎はそのままで,入り口部分には三井のリパークのコーンが立ててあるので,リパークのとして復活するのは間違いなさそう。

P1190713

 時期は,個人的な予想ですが,そろそろ着工のため営業終了する,KHB予定地か JR開発予定地リパークのどちらかのゲート・精算機を持ってくるのではと。

 南側の17街区は,長町八木山線沿いのガレージはけっこう月極駐車場として埋まっていますが,南側のシティタワー長町新都心側は,「シティタワーあすとレジデンシャル」の工事が終わったためか,関係者用駐車場が閉鎖されています。

P1190729

イオングループ寡占の弊害

 イオンタウンが土地を契約したのが2012年末。もう6年半も経過し,土地を共同入札した住友不動産側のマンションは完成入居済なのに,通常このような共同入札事業であれば,相乗効果が発揮できるように,オープンの時期を調整したりするものですが,やはり仙台でのイオン寡占の弊害が出ていると感じます。

 仙台圏はイオングループでのシェアが高く,無理に新規出店をしなくとも良い状況なので,西友のザモール&ララガーデンに規模的に勝ち目がないあすと長町の出店優先順位は,イオングループのなかで,卸町⇒利府⇒雨宮⇒あすと長町 との順番で,急がない。急ぐ必要がない。

 URの保留地分譲の条件は5年以内の着工だったはずですが,それを小手先の「ガレージ」建設でお茶を濁し,あすと長町という新都心の発展を共に応援しようという姿勢は全くないところが,単に他のデべの進出を拒むために入札したようで,本当にこのグループに一等地を抑えられてしまったあすと長町は不幸としか言いようがない。

パークタワーあすと長町

 建物や立体駐車場が完成し,外構工事もほぼ終了しました。

P1190697_20190819231702

 現在は,建物内にモデルルームがオープンし,モデルルームとして活用されていた商業棟は,「あすと長町杜テラス」と名付けられ,エニタイムフィットネスとヤナセのカーシェアの事務所が入るとか。まだ全ては埋まっていませんが,あまり,幅広い対象のお店などが入るわけではなさそうです。

P1190700

 

JR東日本都市開発予定地

 一番気になる建物配置について,確度のある情報は入っていませんが,南側の1・2階が商業施設であることは確定し,3階以上がJR東日本都市開発として,初の東北地方での賃貸住宅事業となり,1Kから3LDKまでの幅広い90戸が整備されます。当然ながら,駅利用者のUPを目的としたいわゆる沿線開発ですが,JRグループとしては過去に分譲マンション事業を南仙台駅と宮城野原駅近辺で実施した実績はありますが,近年は消極的だっただけに,ここで賃貸住宅事業というは非常に意外でした。

Img_7769  

 住宅部分は,線路に面した西向きという話も聞こえてきていますが,そうすると,パークタワーの西向き部屋の眺めを阻害するし,日影規制のない商業地域での開発とはいえ,地区内でやらかしている某企業のようなことは避けて欲しいです。

Img_7768

 9月着工予定で,上述のとおり,リパークとしての活用もそろそろ終了となりそう。そうすると,あすと長町の駐車場不足解消のため,イオンタウン予定地がリパークとして復活することが非常に重要になってきます。

JR長町駅東口駅前広場

 駅側から真正面奥側の一般車待機場が7月から閉鎖となっています。

P1190708

 もともと,ここのスペースはカオス状態で,長時間停車の車で埋まり,本来の送迎用車両が停められず,だからと言って,自転車置き場側のタクシー用や,駅正面の身障者用,バス停車スペースに停めるマナー違反の人も多く,バスの通行にも支障が出る状況だったので,しょうがないにしても,正式な送迎用スペースがないと,結局他にしわ寄せが出てしまう。

 解決策としては,現在ガラガラのタクシー駐車スペースにゲートを設置して,30分無料でそれを超えると有料の一時待機スペースにすれば良いのでは。駅前広場としての供用当初に一般車一時駐車場として使われていたところでもあるし。

P1190709

 JR仙台駅の東西駅前広場でもこの方式の送迎者駐車場が設置されているし(西口20分・東口30分無料),タクシーは西口に後で整備された乗車スペースに移っているので,この方法が最も効果的と思うところ。

仮設住宅跡地

 先日報道されたヤマダ電機取得地は,今年度末まで,文化財の発掘調査を行っているので,しばらくは動きはありませんが,改めてみると結構広いですね。300%の容積率をフルに活用すればかなりの床面積を確保できますし,ヤマダ電機としては,ヨドバシほどではないにせよ,高崎本店とか,複合型商業施設としての実績もあるので,一応期待したいです。

P1190731

 次に,線路側で建設が進められているダイワハウス取得地ですが,北側の分譲マンション予定地に先行して,南側では3階建ての賃貸アパートの建物が完成し,現在は外構工事中です。

P1190740

 それにしても,建物間の距離が半端なく近いよ。これ。昼間働いていて家にいない単身入居者であれば良いかもしれないが,アパートの形態から一応ファミリー層向けに見えます。

P1190744

 家族持ち対象で,例の大騒ぎの復興住宅よりもひどい日照となりそうな隣棟間隔で建てるのは,都市のストックとしてどうなんだろう。この立地条件であれば,新築2~3LDKで10万円近くの相場でしょうし,それでも入る人はいるだろうけど。

 仙台市の最低敷地面積規制の緩和の結末がこれかよと,ちょっと憤慨したい気分。せめて,ヤマダ側が一体活用されるのが救い。

仙台PIT横にタイムズパーキング

 ワンパークレジデンシャルのモデルルーム跡地が,コインパーキングとして活用されていました。

P1190747

 リパークが強いあすと長町では,ぐりりスポーツパーク内,TSUTAYA付近の2か所に続くタイムズ。

 全日で500円という良心的なお値段。ただ,今年の4~5月のように,イベントがあったりするとどうなるか分かりませんが,駐車場のない 仙台PITやあすと長町中央公園の利用者向けとして活用されそうです。

P1190746

スポンサーリンク

2019年8月19日 (月)

仙台と札幌(その5)豪華すぎる苗穂駅~同じ中心駅の隣駅なのに。。。

さて,札幌シリーズですが,見どころが多く,なかなか札幌駅にたどり着きません。。。

仙台と札幌(その4)成熟した副都心 新札幌

の続きになりますが,新札幌から,各駅停車に乗り,3つ目の苗穂で降りました。

大ターミナルの札幌駅の1つ手前になります。

ここで降りた目的は,

 〇移転した「苗穂駅」

 〇周辺で進むタワーマンション再開発の状況

 〇アリオ札幌

そして,

 〇札幌ビール園

と盛りだくさんです。

苗穂駅は2回目

 苗穂駅に降りるのは,確か学生時代の北海道旅行で札幌ビール園に行った時以来。

P7270087

 その時の駅舎の印象は,「昔の三角屋根の長町駅」のように,こじんまりとした駅舎で,駅北側には広大な線路が広がっていて,札幌駅の隣駅なのに不思議な空間でした。駅の入り口は南側にしかなく,線路北側の札幌ビール園に行くのに,線路沿いに西に歩いて,長い歩行者専用の跨線橋を渡り,たどり着いた覚えが。

Img_8077

立派すぎる苗穂駅

 しかし,昨年立派な橋上駅舎に生まれ変わり,南北それぞれに駅前広場のスペースが確保され,その南北それぞれにタワーマンションが工事中である他,既存の中層マンションも立地するなど,あすと長町に匹敵するというか,それ以上の開発が進行しています。

 依然,広大かつ扇型のJR北海道苗穂工場(車両整備や留置線)はほぼそのままですが,札幌駅側で線路がすぼまったところに苗穂駅は移転しました。この苗穂工場やサッポロビール園を含む札幌駅からみて北東のエリアは,開拓使の時代から工場などが集積してきたため,これまで開発が他の方面と比較して遅れていたようですが,近年再開発が進んでおり,アリオのオープンやこの苗穂駅移転もその一環です。

P7270103

 何といっても,JR北海道の新しい駅って,総じて巨大かつ豪華すぎて,羨望のまなざしで回っていました。

 もちろん,JR北海道の費用負担ではなく,札幌市の都市計画のもとに移転整備費用も予算計上しているんでしょうが,10年前に高架化したJR長町駅にも,近年橋上化したJR岩切駅と比較しても,なんでこんなに違うの?札幌市は何もしない北海道庁と異なり,JR北海道と協力的なのかな。それとも,北海道故の特別予算があるの?

 乗車客は4200人程度で,長町駅や南仙台駅の半分以下。せいぜい太子堂駅を上回る位で,上述の岩切駅よりやや少ないと考えると,豪華すぎます。当然周辺に計画されている計700戸のタワーマンション開発での増加数を見込むにしても。。。

 これは,恐ろしく長い南北自由通路。

 P7270088

なお,南北自由通路をアリオやビール園側に向かうと,廃車置き場としても使われているこんなのどかな光景が見られます。経営が厳しいJR北海道にとっては,切り売りできる貴重な不動産になりえる土地なのでは。

P7270096

駅構内は,函館本線と千歳線の2線が通り2面4線ですが,隣のJR白石駅が線路別複々線なのと異なり,方向別複々線になっています。とはいえ,快速エアポートが停車しないですが,一部区間快速が停車するので,その乗換は可能。

Img_8072

 ホームに立っていると,ひっきりなしに通過列車がとおります。

 新札幌駅には全て停車する千歳線経由の快速エアポートや道南,道東への特急列車に加え,函館本線経由の道北行きの特急,岩見沢方面への快速いしかりライナーなど。

 そうはいっても,一部の区間快速を除くとほぼ各駅停車のみで,毎時4~12本の電車が確保されています。編成数は昼間は3両が大部分でちょっと短い気がしますが,6両もそれなりに。それに,特筆すべきことは,7~8時台の朝ラッシュ時の21本全てが6両編成ということ!仙台近郊の東北本線のように,朝ラッシュでも平気で半分近くは4両編成を走らせるということがなく,利用者にとっても,全てが6両であれば,乗車位置などを気にする必要がなく,安心して利用できます。

そう考えると,JR北海道は仙台や広島と異なり,札幌近郊でまっとうな車両数を確保しているということに。

Img_8074

苗穂駅周辺シリーズを一気にと思ったのですが,かなり長くなりそうなので,次回に続きます。

 

スポンサーリンク

2019年8月18日 (日)

89ers ゼビアリ本拠地としての 新シーズン日程発表

 3月に記事にしていた,89ersがゼビオアリーナ仙台を本拠地に変更する件について,9月末からの2019-20シーズンの日程が発表になっていました。全30試合のうち,7割超の22試合がゼビオアリーナでの開催で,昨シーズンの18試合から4試合の増となります。

89ers ゼビオアリーナ仙台を本拠地へ (2019/03/13) 

Img_8957-1

 残りは,6試合を仙台市体育館,2試合を久々の南三陸町のベイサイドアリーナでの開催となります。

シーズン当初から2月頭まではほぼゼビアリ開催で,仙台市体育館開催日は単にゼビアリが埋まっていたのか,仙台市に仁義を切ったためか分かりませんが,開催場所であまり迷うことがなくなり,分かりやすさUP!

 201907292343_1679x643

臨時席1000席を増設

 ゴール裏に1000席増設とのことだと,両サイド各500席ずつ。単にパイプ椅子を並べるにしても,それなりのボリュームになるので,その増設イメージが知りたい。となると,試合に行ってみるしかない?

ゼビオアリーナのさらなる活用

 8月から9月の頭にかけては,欅坂46の3daysと,スピッツを中心とするロックの細道の2days他,ライブの開催が7日間もあります。

来月からは,89ersがアーリーカップか及び公式戦を含め,月あたり2~5日の活用となり,大分底上げになります。

 2年後には,KHB東日本放送が移転してきて,杜の広場やこのゼビオアリーナと連携した活用が期待できるし,ライブでは適度なコンパクトさで後ろの席でもアーチストの顔が見える「神会場」として有名になっていますし,仙台の宝としてゼビオに感謝しながら今後とも積極的な活用を期待したいところです。

KHB新社屋 11月着工へ

 

スポンサーリンク

2019年8月17日 (土)

KHB新社屋 11月着工へ

 Twitterで情報を知ったので,欅坂46の3daysライブで賑わうゼビオアリーナを横目に,現地の看板を見に行きました。

Img_9307

11月に着工で予定通りの2020年度末には建物完成し,あとは設備の納入・設置などで,予定通り2021年度移転とのスケジュールになります。

KHB東日本放送 H33年にあすと長町へ (2016/3/12)

KHB東日本放送 あすと長町移転の続報 (2018/8/3)

 1年前の記事では,敷地6600平米(2000坪)のうち,4600平米は放送局で,残りの2000平米を三井不動産の協力でリーシングとのことでしたが,今回はあくまでも放送局部分の建築計画の掲示です。(写真を入れ替えました)

Img_9306_20190818214801

概要は

 敷地面積 4580.76平米

 建築面積 3000平米

 延床面積 8900平米

 階高 地上5階

 高さ 29m(鉄塔含め47.8m)

 用途 テレビスタジオ

 とのこと。放送局機能だけであれば,上杉の仙台放送と同程度の規模ですね。


仙台放送上杉新社屋の規模(仙台放送HPより)

敷地面積 3,306.34㎡ 1,000.16(坪)
建築面積 1,839.80㎡  556.53(坪)
延床面積 8,450.42㎡ 2,556.25(坪)
階  数 地下1階、地上6階
最高高さ 28.39m (鉄塔アンテナ高さ41.39m)

 放送局は,看板の設置位置から,SHIPビル(高齢者住宅とクリニックモール)側と思われます。

Khb

よって,ゼビオ側の2000平米が放送局以外の活用を模索しているところか。ゼビオスポーツやスポーツパークの店舗との連携を考えると,適した位置です。活用内容の発表が待ち遠しいですね。

 そうすると,現在のリパークはあと1か月位かな。ゼビオアリーナのライブ時にはほぼ満車になっていますが,ゼビアリ用の駐車場としてはつかぬ間の活用となりそうです。

Img_9309

Img_9310

 

スポンサーリンク

仙台と札幌(その4)成熟した副都心 新札幌

さて,札幌シリーズの続きです。

仙台と札幌(その3)日ハム新球場(北海道ボールパーク)アクセス考

 快速エアポートから下車したのは新札幌駅。

Img_8045

 この新札幌は,地下鉄東西線新さっぽろ駅,及び周辺団地を結ぶバスターミナルを包含した充実した乗換ターミナルであり,札幌都心と空港との中継点でもあります。

 駅乗車数は,地下鉄が2.1万人,JRが1.5万人弱と,合計3.6万人弱。

地下鉄は一時期の減少から持ち直しながらも,最盛期2.3万人には届かず,JRは一貫して増加しています。

仙台で言うと,機能から泉中央,立地条件から長町駅というところですが,街の成熟度が全然異なります。

仙台で比較すると,泉中央駅が地下鉄単独で2.6万人,長町駅がJR1万人弱,地下鉄0.9千人弱で計1.9万人弱,地下鉄長町南駅が約1.1万人なので,新さっぽろは地下鉄だけで泉中央駅に迫る利用者がいます。

副都心の先輩格

 自分が,この新札幌の存在を知ったのは,確か30年位前の地元紙での特集記事。泉中央副都心の街びらき前で,政令市の”副都心”のモデルケースとして紹介されていたのを覚えています。一応前回札幌に行った際も車で通ったのですが,実際に駅や駅周辺を含めて回ったのは今回が実質的に初めて。

 この新札幌は,札幌市の東部,厚別区の中心で,「厚別副都心」とも呼ばれているようです。

Img_8044_20190817093701

 区役所他,様々な公共施設が集まり,JRと地下鉄,バスターミナルがある交通結節点,周辺には充実した商業施設と水族館などのレジャー施設,そして,何とこの立地条件でかつて高級ホテルのシェラトン(今は「ホテルエミシア」になっています)があったというのは,空港との中継点である故。

公共施設:厚別区役所,厚別区体育館,厚別区図書館,厚別温水プール,札幌市青少年科学館,厚別消防署,厚別郵便局

商業施設:新さっぽろアークシティ(サンピアザ,イオン,カテプリ,duo1・2,サンピアザ水族館を包含する巨大商業施設),その他ロードサイドショップ多数

ホテル:ホテルエミシア(旧シェラトン),新さっぽろアークシティホテル

Img_8048_20190817094501

アークシティフロアマップ

サンピアザの中央部には広々とした広場と吹き抜け空間が整備されています。贅沢な空間の使い方で,札幌はサッポロファクトリーもだけど,このような巨大な屋内空間が多いような気がします。寒冷地ならではで冬季にイベントを実施できるスペースとのことなのでしょうか。

Img_8049

おそらく,仙台市が泉中央副都心を整備する際のモデルケースとなったのではと思えるほど,公共施設の集積や段階的な商業施設整備など,似ているところが多いです。

 新さっぽろアークシティを構成する商業施設は,第三セクターの「札幌副都心開発公社」が整備・運営しているところも,仙台の泉中央副都心がかつて第三セクター「泉新都心」を中心に開発が進められていたのと似通っています(現在は親会社の住友商事に市の持ち分を売却し,完全民間となっています)。

 かつてはダイエーが核店舗でしたが,御多分にもれずイオンが継承し,その他巨大な専門店街で運営されています。JR新札幌駅に直結する左側の方が線路を挟んで「duo1と2」,右側の道路を挟んでデッキで直結されているのが「サンピアザ・カテプリ・イオン」ですが,古い部分は開店して40年ほど経過し,全体的に古びた印象を持ちました。

 1977年 JR新札幌駅開業(線路付け替え)・サンピアザ開業

 1982年 地下鉄東西線新さっぽろ駅延伸開業

 1990年 duo1・アークシティホテル開業・バスターミナル開設

 1992年 duo2開業 【グランドオープン】 

 で,グランドオープンの年は,仙台で泉中央駅が南北線の延伸開業した年と同じで,27年前です。

泉中央駅もペデストリアンデッキの老朽化等で,修繕と近年デッキ下広場の再整備がセルバテラスの開業と合わせて実施されましたが,新札幌は周辺を含めていい意味で雑多な繁華街が形作られ,成功した街づくりと言って良いかと思いますが,全体的に老朽化による古臭さは否めません。

Img_8047

Img_8050

地下鉄新さっぽろ駅

 今回地下鉄には乗りませんでしたが,駅の入り口のサインが昭和。。。

Img_8056

一応更新型もあります。

Img_8054

 本数は,平日昼間と休日は7分間隔,平日朝は4~5分間隔,平日夕方は5~6分間隔で運行されています。

東西線はこの新さっぽろ駅から宮の沢駅までの約20㎞で運行され,成熟区間である札幌市交南北線よりも乗客が多く,7両編成と仙台に比べると長編成かつ幅広車両で輸送力が確保されているのに,概ね全時間帯で仙台の南北線(4両編成)に匹敵する本数というのは流石です。

Img_8057

改札口やコンコースも古びていて,だだっ広い空間に殺風景な印象でした。ただ,地下鉄はもう一つ改札があったようなので,そっちの方はまた違うのかもしれません。

Img_8058

 札幌市の地下鉄は,バブル期に3本目の地下鉄として建設された東豊線の建設費負担が大きく,また高齢化により南北線と東西線の既存地下鉄の利用者も伸び悩み,一時期は4000億円を超える累積負債とのことで,経営がかなり厳しい時期がありましたが,近年は南北線はともかく東西線の持ち直しと東豊線の乗客の伸び,市の補助金増額もあり,累積赤字は3000億円程度まで減り(固定負債2600億円,流動負債400億),債務超過が続きながらも,最悪期からは脱しつつあるようです。

 この設備の古臭さも,なかなか機能更新が進まなかったことの後遺症なのかととらえました。

寒冷地型バスターミナル

 仙台でも,旭ヶ丘駅のバスターミナルは似たような感じですが,冬季の厳しい気候を踏まえてか,雨風が吹き込まないガラス張りのバスターミナルとして整備されています。案内サインは古いですが,発車時刻も電光掲示されているのは分かりやすい。

Img_8062

また,バスバース数もかなりのもの。

Img_8060

 新札幌は,地下鉄としては東西線の終点ながらも,JR千歳線としては途中駅だし,地区の北側をかすめて厚別駅が設置されている函館本線が岩見沢以遠までつながっているなど,バスとしての駅後背地は必ずしも仙台都市圏北半分をカバーする泉中央駅と比べて広い訳ではなさそうですが,周辺のニュータウンや公営住宅の密度がかなり高そうなこと,また札幌市営地下鉄との充実した乗り継ぎ割引(△80円)があることで,バスへの乗り継ぎの抵抗が小さいのかと感じました。

 仙台では,現金での乗り継ぎ割引が廃止となった代わりに,ICカードicscaでのポイント付与(30ポイント)に,通常の地下鉄・バス利用運賃への付与(最低5%)があるので,概ね50円相当分以上の付与はありますが,ちょっと分かりづらい。

 一方,東西線の3駅からの乗り継ぎ抵抗軽減のためのバス100円均一区間がありますが,地下鉄に乗り継がない利用者にも恩恵があるという,”分かりやすさ”を重視するあまり過剰サービスの制度となっており,その運賃減免分の市の財源負担も大きいものがあるので,通常運賃に戻したうえで,乗り継ぎ割引を強化した方が公平性が保てるのでは。いずれにせよ,札幌の方式は分かりやすさでいうとピカイチです。

JR新札幌駅

 千歳線の線形改良で40年以上前に生まれたこの駅。高架駅で改札付近は小ぎれいで,案内時刻表示も充実ですが,相対式2面2線のホームは流石に古びている印象です。また,周辺の開発が進んでおり,あまり駅の外の景色が見れず,位置が把握し辛かったです。

 高架化から40年というと,仙台近郊だと仙石線の本塩釜駅付近と同じですが,より古臭さを感じるのは,寒冷地故の気候の厳しさから,傷みが激しくなるのか?単にメンテナンスの問題なのか。車両はそれほど古い車両はないけれど,投入されて10~20年程度なのか,それなりに汚れている感がありました。

 Img_8039

 地下鉄乗換駅として,帯広・釧路方面のスーパーおおぞら,函館への北斗などの特急列車が毎時1~2本発着するのが新鮮でした。ただし,電車ではなくディーゼル特急なので,ものすごい音と煙を吐きながらというのも不思議な感じが。

Img_8067_20190817093201

駅設備は古臭さがあるにせよ,きれいに15分毎に運行される札幌までノンストップの快速エアポートの合間に,白石・苗穂等に停車する各駅停車が運行され,さらに特急列車と貨物列車の運行があることから。快速エアポートの増便や日ハム新球場輸送計画に苦慮していることを実感しました。

 朝のラッシュ時は概ね10分おきで,大通直結の地下鉄東西線がメインなのか,意外に少ないと感じましたが,昼間は特急を含めて毎時8~9本の運行で,確かに厳しいなぁと。

Img_8040

 駅や商業施設を含めた構造が複雑で,駅のメインの入り口が分かりづらいことも感じました。まぁ,東京の駅ではありがちですが。

将来の再整備

 札幌市の東の拠点としての存在感は引き続き維持していくかと思いますが,いかんせん,都市機能のリニューアルが必要。

 乗換駅とはいえ,今であれば新たにこれだけの駅直結型の商業施設が整備されるのは無理で,既存のストックとして貴重で羨ましい。乗降客数で7.2万人というのは伊達じゃないし,引き続きこのポテンシャルを活かしながら,リニューアルを進めて行ければと思います。その他駅設備も地下鉄もJRもバスターミナルも正直老朽化が著しく,札幌市交通局もJR北海道も経営が厳しい状況ながらも,相乗効果を高める方向で協力して行ければ。

 なお,仙台でも泉中央駅周辺は街びらきから27年経ち,そろそろ新札幌と同様の悩みが出てくる時期になってきます。

 念願の北側ブロックはセルバテラスと仙台循環器センターが立地し,アリオやセルバとのデッキ下の連携を含めて改善されましたが,セルバ南側の街区の活用 ,デッキのタイル割れの修繕,混雑しているバスターミナルの拡張再整備など,課題は山積しています。

 一方,南の副都心のあすと長町は,1巡目の施設立地が終盤のため,まだまだ機能更新は先の話ではありますが,都市インフラの老朽化や機能更新が必要になる時期を見据えていく必要がありますね。

 

スポンサーリンク

2019年7月13日 (土)

ヤマダ電機 あすと長町進出へ

 今朝の河北朝刊を見て,目が覚めましたが,ヤマダ電機があすと長町進出ですか。

 あすと長町は,家電店の空白地帯で,個人的に10年前から進出を熱望していたところ。昔は長町南の電撃倉庫や佐々木チェーンがあったけど,なくなって久しいし。

 ヤマダ・K’sの2大勢力は,仙台南部エリアに2店舗ずつ東西に配置し(ヤマダは中田と鈎取,K'sも中田に近い名取バイパスと鈎取),このエリアもカバーしていたので,そのほかの勢力だと2強に負けて市内の太白区内の2店(愛宕橋,郡山)を閉店していたビックカメラと組んでいるコジマあたりの進出を期待していましたが,まさかのヤマダ電機の進出。それも太白区内3店舗目となりそう。

 家電店が進出だったら,普段使いの駅利用者が寄ることができる,長町駅前とかイオンタウンの中のテナント(エアリの「コジマ×ビックカメラ」のように)とかが望ましかったけど,やはりこのあたりは郊外エリアになるし,同系列の仙台駅前のLabiとの棲み分けから ,駐車場を確保できる今回の位置というのは悪い話ではない。わざわざ電車で来る人はいないだろうけど,太子堂駅からも徒歩3~4分だし,従業員も確保しやすいか。。

<追記:右側の表示が一部切れて見づらくなっていたのを修正しました>

 なお,積水ハウスが鉄建公団から取得した1.6haを,ヤマダ電機に転売したようですが,取得当時の記事を引用

積水ハウスに売却決定 仙台市あすと長町1.6ha(鉄道運輸機構)

 

[2017/8/2 宮城版]
 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は1日、公開競争入札を開札し、仙台市あすと長町約1.6haの売却先を積水ハウス(本社・大阪市北区)に決定した。最低売却価格は13億0219万円で、10日以内に契約を結ぶ。敷地は造成済みで建築工事は今後、同社スケジュールで進められる。

 物件名は、長町駅38街区。場所は太白区あすと長町3-1-2。仙台空港アクセス線の太子堂駅付近で、東日本大震災後は市内最大の応急仮設住宅団地として活用されていた。更地に復旧済みのため、同街区での建築工事は、同社の事業スケジュールで進められる。

 同社は、仙台市の公募型復興公営住宅整備事業者として同駅近くに67戸を整備している。

 街区概要は、近隣商業地域で建ぺい率は80%、容積率は300%。地区計画では商業・業務施設の立地を図る地区に設定されている。仙台市は3月、同街区に大規模建築物以外も建設できるよう、地区計画で敷地面積の最低限度を2000平方mから165平方mに緩和した。

 あすと長町地区は、仙台市が仙台都市圏南部の副都心に位置付け、貨物ヤード跡地などを区画整理事業で開発。保留地は売却済みで、同機構と隣接する都市再生機構(UR)の土地で全街区が売却済みとなる。URは上期にも対象地約0.7haの土地譲渡先を公募する見通し(日本建設新聞)。

位置関係

UR都市機構からダイワハウスが購入した線路側0.7haの保留地は,分譲マンションと賃貸アパートが建築中で完全に住居系で進められており,大通側を積水ハウスのシャーメゾン部門が購入したとなると,同じような賃貸住宅中心の街並みになるのではと危惧していただけに,結果的に商業利用でバランスがとれることになり,悪い方向性ではないかと。

Yamada

規制緩和はなんだったの?

この土地は近隣の住民向けの小規模サービス業・店舗の進出を期待して,土地の分割が可能なように最低敷地面積を地区計画で引き下げ,パチ屋側以外は165平米にわざわざ規制緩和した街区です。

あすと長町南部地区計画

しかし,その意図が本当によくわからず,南側も線路を挟んだ西側も東側ももともとそのような土地利用になっているのに,わざわざ大区画を細分化させようとする愚を犯すのはよくわからんと思っていました。容積率が300%なので,例の復興公営住宅の街区のようにタワーマンション林立ということはないし,あすと長町最後の大区画の土地なので,ダイワ側はしょうがないけど(それにしても,復興公営住宅がマシに感じるほど,アパート間の棟間隔が狭く,下層階は日照確保できないという悪いストックに見える),結果的には良かったと。

スポンサーリンク

 

 一見郊外型店舗がまた出店?という見方をされるけど,せっかく整備した大規模な画地を細切れで住宅地に共用しようとする愚を犯そうとしていたので,それよりは,オープンから15~20年後の機能更新のための種地と考えると,ヨーク・コーナン(ともに借地)とともに,あすと長町が成熟するための土地に有効活用されそうという期待感も。

その他あすと長町近況(H28.12) (2016/12/10) 

ヤマダ電機側の事業化着手は早くて来年とのことで,時期的には杜の広場横のKHBのオープンと同じ位かな。

 土地の規模が大きいので全体をヤマダが活用するかどうかは分からない。というか家電店だけで埋められるとは思えないので,近年力を入れている住宅・リフォーム部門の併設とかは考えられるけど,その他テナントの導入(飲食店・大規模書店等)とか,あすと長町に欠けている機能を入れてくれればと。立地条件は違うけど,Labi仙台でジュンク堂,飲食店を入れているように。ドラックストアはいらんけど。

ヤマダ電機の店舗再編の可能性

 ヤマダ電機に限らず,家電店業界全般の状況としては,一時期大規模化した店舗を持て余している印象があります。特に家電はコモディティ化とショールーミング化が進んでいることで,わざわざ実店舗で購入する人は格段に減っているし,特にヤマダは一度拡大した店舗を縮小しずらく,Labi仙台ではかつて大々的に展開していた稼ぎ頭の携帯・スマホ売り場がすっかり住宅部門や食料品・日用品売り場に転換しながら,決して賑わっている訳ではなく,苦しんでいるのが伝わってきます。

 自分は意外に安さに負けて?最近値が張るパソコンやエアコンなどをヤマダで購入しているけど(ヨドバシやK'sは小物は良く買うけど,大物は決して安くない),特価品の安さはチェーン店としての仕入れメリットという規模の利益もあるんでしょうが,その分抱え込んだ在庫・展示品処分もダイナミック。

 正直Labi仙台もですが,その他中田の仙台南店や鈎取の仙台太白店に休日に寄っても,正直広大な店舗を持て余している感がありありで,両店舗とも近隣のK'sに店舗規模と入りやすさを含め負けている感があります。

 特に,1階駐車場,2階店舗という入りやすい大型家電店で取り入れられている店舗構造を早い時期に取り入れた仙台南店は一時期飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが, 仙台バイパスの渋滞スポットに位置していること,南行車線からしか入れず,非常に行きづらいことから,住宅地側に整備している第二駐車場はほとんど使われていません。あすと長町に出店するのであれば,この仙台南店の存廃も含めての検討が必要かな。仙台太白店は比較的新しいし,アウトレット店を併設するなど独自路線なので,まだ手を付けづらいけど。太白区で3店舗はさすがに過剰な気が。

 

2019年7月 7日 (日)

混雑激化 東北線の課題 (その3)JR東日本 H30年度乗車人員発表

 先日,東北本線仙台以南の混雑状況と乗車人員を取り上げたけど,恒例のこの時期の発表を失念しており,改めて新しい発表数字を含めたものを。仙台駅は91,278 人でJR東日本で49位。首都圏の1都3県以外では唯一の100位以内のランクインで,前年度と比較し2%と順調な伸びです。

2018年度JR東日本乗車人員

 また,仙台ー岩沼間で,岩沼駅以外は増加を続けています。

Graph

Suii

岩沼駅

 岩沼駅は震災後は増加に転じながらも一進一退でしたが, 新たな転入などの増よりも,少子高齢化での通勤・通学者の減が再び上回るように。かつてはあおば通駅開業前は,仙台駅に次いで県内のJR駅で2番目の利用客数だった駅で,東北本線と常磐線の分岐点,仙台駅への岩沼駅始発の区間列車に使用される5番線までホームがある大きな駅で,相変わらず存在感はありますね。駅前広場も整備され,市民バスの発着もあり,仙南を代表する駅です。

Img_4430

岩沼市訪問 (2013/5/26)

 

 

長町駅・太子堂駅

 あすと長町に含まれる,太子堂駅が174人増(4.7%増),長町駅が188人増(2%増)とコンスタントな増加を続けています。増加率でいうと太子堂駅が大きく出ていますが,増加数だと両駅はほぼ同じ。長町駅は昨年度は大規模マンションの入居開始はなかったので,若干伸びは落ち着いた感じですが,今年度はまもなくシティタワー2こと「シティタワーあすと長町レジデンシャル」391戸,10月から駅前の「パークタワーあすと長町」468戸の入居が始まります。完売はしていなくとも,合わせて600~700戸の入居が始まると,通年で1000人規模の利用者増のインパクトはあります。

Img_7552_20190707075001 Img_7556_20190707075001

 あすと長町側からだと,東口駅前広場に面するJR長町駅が手前側となり使いやすいですが,JR東北本線の輸送力と混雑が限界に達している昨今,近年利用客が増加しながらもまだ輸送力に余裕がある地下鉄南北線の長町駅を利用した方が,通勤のストレスは段違いに軽いですが,仙台駅利用者だと会社が安い通勤定期ルートを指定する場合もあるだろうから,難しいですね。

 なお,南北線長町駅からの朝ラッシュ時は,以前よりは混雑するようになったとはいえ,7時50分より前はつり革を余裕でつかめ,周りの乗客と触れ合うこともない混雑で,たまに座れたりもするし,つり革がかなり余っているのということは,混雑率でいうと100%を下回っている状況。スマホも本も余裕で見れます。7時半頃から8時前までは3分間隔でほぼ待ち時間も遅れもないので,ストレスのない通勤です。仙台駅で降りる人よりもJRや東西線からの乗換客の方が多いので,仙台駅からはちょっと混んできますが。

 ただ,8時前位からは4分間隔になるし,8時半始業に向けて乗る人も増えてくるので,結構ホームで待っている人も増えてきて,ギュウギュウではないけどかなり圧迫感を感じる程度の混み具合になってきます。さすがにスマホは見る気がしない程度の混雑。それでも混雑率でいうと110~120%程度で押し合いへし合いということはなく,JRや地下鉄でも泉方面からの乗るのをあきらめたくなる混雑と比べると天国のようなもの(東西線はもっと快適通勤でしょうけど)。

 今後,JR及び地下鉄長町駅の利用者数の増加も,大規模マンションの供給はひと段落するし新たな開発地も少なくなってきたので,イオンタウンに動きがない限りは頭打ちに向かいそうです。イオンタウンも,キュリオスが終わり予想通り土地取得5年後の建築開始という保留地処分条件をかいくぐるためにつくったガレージを”ご丁寧にも”復活している最中でしたので,数年単位で動きはないでしょうけど。

Img_7858

 なお,太子堂駅で気になるのは,完成しながらも本格稼働しているのか不明なAmazonの配送センター。従業員の駅の利用に影響してくるし,それよりもAmazonプライムでの即日配送ができるようになるので楽しみにしていたのですが,先日注文したら,千葉から配送されたのでまだっぽいですが,どうなったんでしょうか。

Img_6294

名取駅・館腰駅

 両駅とも,1%強の伸び率で,名取駅はアクセス線乗り入れ分の利用者の増が大きいとはいえ,駅前に昨年末にオープンした名取市図書館など,駅周辺整備が進んでいるというのも,多少の影響はあると思われます。再開発ビルと橋上駅舎を結ぶペデストリアンデッキが整備され,東西どちら側からもより使いやすくなりました。今後,駅から徒歩15~20分圏の県道仙台館腰線の西側となる増田西地区で大規模な区画整理が予定されています。

Img_7210

駅東口周辺には,居酒屋などの新規出店があったり,多賀城駅もですが,再開発ビルの集客を見越した期待感があります。

Img_7212

名取市図書館に行ってきました その1 (3/10)

名取市図書館に行ってきました その2 (3/23)

 

 一方,館腰駅は,新規の住宅開発はなく,昭和末期に駅開設と同時期に区画整理で整備された住宅地も高齢化が進んでいます。名取駅や岩沼駅周辺と比較すると,手頃な家族向けアパートが多いことで,住民の入れ替わりはあるのが幸い。

 増加の要因としては,臨空工業団地やバイパス沿いの食品加工工場で働くネパール人を中心とする外国人が早朝に仙台方面から向かうことが挙げられるかと。噂には聞いていましたが,留学生アルバイトや外国人技能実習生を含め,かなりの数になるようで。

スポンサーリンク

南仙台駅

 さて,県内で4番目の乗車人員1万人突破が期待(?)されていたこの南仙台駅ですが,惜しくも(?)2人足りず9,998人でした。

 特に,この南仙台駅を取り囲む中田・西中田・柳生・袋原・四郎丸エリアで新たな開発があった訳でもなく,震災後の急激な利用者増加の原因としては,当初はみなし仮設及び交通の便の良さに惹かれた被災者の自主的な転入だったんでしょう。隣接するエリアの閖上を中心に亘理郡,常磐線が途切れていた相双地区からの転入が多かったところ,そのみなし仮設も既に解消され,自宅再建したり復興公営住宅に移った方も多いでしょうが,その復興公営住宅は南仙台エリアにはないこと,戸建てには地価が高すぎて近くでの再建は難しいことから,減少に転じてもおかしくないところ,増加ペースはかなり落ちながらも辛うじてプラスを保ち0.6%でした。

 長町駅との差が着々と縮まっていながらも,乗降客数でいうと一日約2万人を捌くには手狭な駅設備かつ,改札は東口にしかないため,西側からは自由通路経由の使いづらい状態が数十年そのままになっているのは,本当に気の毒。

 隣の利用客数がそれほど変わらない名取駅が,昭和50年代築の古くはない(岩沼駅と同時期)駅舎を壊して橋上化した上に,コミュニティ施設を併設し,東西の駅前広場整備,東口の再開発ビルに図書館など,この15年間で見違えるような変貌を遂げたのに対し,南仙台駅は駅前ロータリーと駐輪場の建て替え位で,時が止まっています。

 買い物できる場所も,西口は西友があるけど,正面のやまやは閉店して柳生の新店舗に統合,東口はローソンストア100も閉店し,買い物環境も微妙。これも,西口に生協,東口にイオンエクスプレスがある名取駅の方が便利。

 これも,高架化が望まれていながらも全く採択の見込みがないことで,関連する街路整備や駅舎整備が動けないという気の毒な状況。

 駅の北側には遮断時間の長さ故に悪名高い旧4号線の渋滞原因となっている中田西浦踏切の存在がありましたが,結局踏切のシステムの改良でアクセス鉄道が開業して本数を増えても遮断時間は半減したという意外な結末に。あいかわらず,旧4号との交差点で,右左折待ちの車で住宅しているけど,以前に比べればかなりましに。やればできるんじゃん。それで高架化の話も止まってしまっているのか。

 やっぱり市の中心駅と,政令市とはいえ仙台市の郊外の区の中心でもない郊外駅との扱いの違いか。岩切駅のように橋上駅舎化に向けて動き始めるのが現実的な解かと。高架化は10年スパンだし費用が莫大過ぎるので,もはや非現実的でしょうね。

 

2019年6月19日 (水)

広瀬橋交差点改良 6月24日開通

あすと長町開発と,旧4号線の付け替えによるあすと長町大通りの開通により,混雑が激しくなった長町一丁目駅上の広瀬橋交差点。長町商店街から続く昭和市電通りとの主要道路同士の交差点ながらも,4号バイパス側から広瀬橋に右折ができるのは路線バスのみで,長年改良が待たれていた交差点でした。

昔記事にしたなぁという記憶があり,確認したら7年近く前でした。

広瀬河畔通(国道4号)の拡幅整備 (2012/8/31)

鉄道高架よりも東側(バイパス,あすと側)は市立病院前交差点の改良,北側歩道の拡幅を含めほぼ完成済で,残るは上記広瀬橋交差点に至る部分でしたが,3月までだった工期が延長され,ようやく6月24日の早朝4時に開通します。

Img_7869

Img_7867

 これで,一般車もあすと長町側から広瀬橋にスムーズに右折できるようになり,河原町や県道24号の広瀬川北側のバス通り(ヨークベニマル若林店や,やまや若林西店などの沿道)へはもちろん,南小泉,若林区役所方面にも行きやすくなります。最近鹿又交差点に続く七十七銀行八本松支店前の交差点の混雑も激しいので,選択肢が広がるのは嬉しい。

 また,都心側から東行き車線にて,長町商店街方面への右折も可能になるなど,言わばようやく普通の交差点になります。

Img_7782

 掲示されていた案内チラシです。

スポンサーリンク

 

 狭かった南側歩道は多少は広くなりましたが,北側歩道はほとんど未改良のまま。

Img_7868

広めに買収した道路南側はまだ土地が余っている感があり,実質右折レーン分の拡幅だけというのはちょともったいない感が。バス停部分もそのまま。

 

Img_7870

 鉄道高架下部分も,西向きは片側3車線にできる幅は確保しているけど,結局2車線のままでした。

Img_7871

 車道部分は開通となりますが,まだ歩道部分の残工事は続くようで,やはり建設現場の人手不足が要因なんでしょうね。

(追記:7/8 写真を追加しました)

 

より以前の記事一覧