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温泉

2018年5月27日 (日)

若林区 サンピアの湯へ

またまた温泉ネタですが,ボロボロのカラダとココロを癒すために,今度は初めての場所を開拓!

蒲町エリアで昨年新装オープンしたサンピアの湯に初めて行ってきました。

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充実しているけどお高めという印象でしたが,休日1,000円,平日800円(税抜き)に見直され,S‐Style5月号にも載っており,温泉以外も充実しているようなので,南は鳥の海,西は秋保,北は大郷温泉も含めて迷いましたが,近場で初チャレンジということで。

他の温泉と異なり,休憩施設の充実度が段違いのようだったこと,他の場所が25km圏だけど,ここは5km圏だし,午後から急に行けることになったからにはさっさとゆっくりしたいなぁと。

ここって,元はプールを含めた充実した複合施設のイメージがありましたが,厚生年金事業団から売却されて温泉が消えてスポーツクラブのみになって残念と思っていたところ,温泉が復活して良かったです。

家から車で10分ほど,近いのは良いなぁ。西多賀ベガロポリスの極楽湯が閉店してから,最も近い”温泉”が,鶴巻のコロナの湯だったので。

駐車場は500台規模で,正面の西側駐車場はほぼ満杯。賑わっています。

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1階はスポーツクラブで,2階に温泉部分の受付があります。ロビーは吹き抜けで,さすが年金財源を湯水のごとく使っていた古い自民党政権時代の遺産。立派な建物ですね。

2階には,受付とロビー,レストラン,充実した休憩所,温泉等入浴施設は1階の一角に。

システム

 1000円でOKと思ったら税抜き。。。加えて入湯税70円が必要なので,1150円と秋保温泉並みの入館料です。中での支払いは全てリストバンド方式。最近増えているけど,自販機やコインマッサージも含めて対応しているのは初めて見ました。

ロビー

 椅子などの調度品も結構お金をかけている印象。落ち着いて,ホテルのロビーのよう。1000円超の価格帯も納得。それに,小学生も税抜き900円,未就学児は入館禁止。そうすると,うちは家族では来れないけど,こういうゆったり過ごしたいニーズに応える施設というのはアリかな。

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休憩所

 個席でリクライニング,テレビモニター完備の席が数十席単位であり,その他にTVなしだけど包み込まれるようなゆったりしたソファ個席もあり,こりゃ良いなぁと。快適過ぎて,2時間以上うとうとしながらゆっくり過ごせました。半分くらいの方は楽天の試合を見てたかな(惜敗でしたが)。

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マンガ本も充実

 コロナの湯でもマンガ本はそこそこ充実していましたが,それ以上。それに,ユニークなのは,読む場所としてお風呂を模したボールプールやハンモックなど,バラエティに富んだ仕掛けが充実していました。

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入浴施設は

 入館時にも説明がありましたが,温泉は内湯,露天とも一部に限られており,そこを使うと入湯税70円を支払う仕組み。やっぱり貧乏性なので,温泉中心に入りました。露天の壺湯も温泉なので,ゆっくり長湯してしまった。他に,一番奥に岩塩入りの薬湯もありました。肌がつるつるする効果があるとか。

 内湯では,ジェットバスも充実し,サウナもあり,温泉部分が少ないながらも,結構長い時間楽しめる施設でした。結局半日滞在し,2回入浴して元を取った気分。

レストラン恵の織(めぐみのおり)

 夜までいたし,たまたま会員になる代わりにレストランでのソフトドリンク無料券をもらっていたので,貧乏性でせっかくだからと覗いてみたところ,500円のソバ,800円の親子丼から,2000円超の寿司セットまで幅広い価格帯で,懐事情に合わせてうまく使えるかなと。

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卸町の市場と提携しているとのことで,海鮮系も期待できるかなと,海鮮丼を頼みました。大盛でサラダ,アサリ汁,ワラビ餅などがついて1000円未満。ソフトドリンクはサービスだったので,かなりお得な気分で味わえました。ごはん大盛(50円増し)にしたので,

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企画もののビールセット780円(税抜き)もあり,ビールとつまみ1品が選べるとのことでしたが,クルマだったので,帰ってから飲むことを想定し,断念。でも,この立地は地下鉄の六丁の目駅から10分程度なので,そういう選択肢もあるのはいいかも。ベガルタのナイター前に,地下鉄の一日乗車券を購入してハシゴするとか。

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まとめ

 そういうことで,入館料が周辺施設に比べて高めとはいえ,施設が充実しており,リピーターになりそうです。帰りに気づいたのは,回数券が11回で8640円(税込み)で,休日でも1回800円未満で使えるようなので,次回行くときには思い切って買ってしまうかな。あんまり1か所に集中していくのは好きではないけど,このクオリティであれば。秋保は気軽に行きづらいし,西多賀ベガポリのやまびこの湯のオープンも遅れているから。温泉とコインマッサージを含め,ボロボロの体と心がちょっと楽になり,また来週を迎えられそうです。

 

2018年5月19日 (土)

わたり温泉鳥の海 リニューアルオープン

久々の更新です。4月以降の環境の変化についていけず,なかなか更新する気も起らない状況ですが,ストックネタから再開です。

震災による津波で,1階部分が大きな被害を受け,長期休業していたわたり温泉鳥の海。起債などで町が10億超をつぎ込みながらも,営業開始から数年のタイミングでひどいダメージをうけてしまい,無事だった3階の客室部分などを復興作業員向けの宿舎として使用し,収入を得ながら,4年半前のH26年10月に日帰り温泉部分のみ再開していました。

わたり温泉鳥の海へ(2014/12/14)

とはいえ,以前700円だった入浴料を500円として再開したものの,日帰りのみでは赤字続きだったようです。あの建物の立派さ故,5階以外の宴会・休憩所,客室,レストランが休業状態だったのを何とかしなければと,町は佐勘に指定管理委託を決め,約4か月間のリニューアル休業を経て,7年ぶりに全面再開しました。

わたり温泉鳥の海 ホームページ

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リニューアルオープンを祝う華やかなエントランス部分です。

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一階部分は,休憩所部分は居心地の良い空間に生まれ変わり,また一角は軽食を提供するフードコートに変身していました。

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また,復活した宿泊機能と連携する形で,宿泊者向けラウンジが設置されていたり,当然物産館機能はきずなぽーとわたりへ移転して復活はないものの,一階部分もそれなりに再整備されています。

あとは,5階の温泉について,単にリニューアルしただけかと思ったら,結構大幅に配置も変わっていました。

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入浴料金は4月中は500円でしたが,5月以降は700円(町民及び町民と同伴者は500円)です。やはり震災前の700円に完全に戻すことはできなかったのでしょう。

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ラウンジには,海側を眺めることができる休憩スペースが設置されています。

温泉部分は,基本的には配置は一緒ながら,寝湯のジェットバスが撤去され(これはちょっと残念),ヒノキ風呂になっていたのと,露天風呂部分が水道水から温泉水になっていました。

やはり露天風呂が温泉になっていたのは大きいし,周辺も堤防や公園の再整備が進み,殺風景さもだいぶ緩和し,ふつうに眺めが良い,仙南では唯一の眺めが良い海辺の温泉施設として,再スタートしたことは喜ばしいです。

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4階のレストランや3階の宿泊室部分には入っていないのでわかりませんが,北側に復活した鳥の海の運動公園と連携し,合宿の誘致とかも想定しているとのこと,佐勘の運営とのことで,小規模な宿泊施設で難しいところはありますが,期待しています。

2017年1月 8日 (日)

今年も始まりました

今年も慌ただしく始まりました。



初売りで掘り出し物の電化製品を見つけ衝動買いしてしまい、配達されるのが楽しみな今日この頃。ストレスを物欲で晴らしているような。。。


とりあえず、短かった正月休み明けの仕事をクールダウンするこの3連休は有り難い。


あすと長町の近況


 あすと長町では、三井のパークタワーに隣接する平屋の商業棟の外観が現れてきました。






ガラス張りの外観で、スタイリッシュ。5つの入り口のドアが設けられているので、店舗5区画分でしょうね。

この立地で考えられるのは、マンション住民向けのコンビニ、カフェとかベーカリーとかが王道でしょうが、tekuteの中にすでに入っているから、競合してしまう。でも、昼はカフェで夜はバルのような、VISCHIOREのような業態は多少差別化できるかな。コンビニも東口に欲しい。




マンションの完成まではあと2年半あるので、早期に商業棟に着手するとは思っておらず、とりあえずはマンションのモデルルームとして使うのかなと思っていました。だけど最初からガラス張りですぐに店舗として使えるようなつくりなので、この建物をモデルルームとして使うことは想定されていないかも。





 また、杜の広場に隣接する東日本放送予定地に、看板が設置されていました。




こちらは、今年の4月6日から、シルク・ドゥ・ソレイユのトーテムの公演があります。仙台放送55周年記念イベントとの冠もついているこの催事を、ライバルのKHBが協力するというのはほほえましいというか。せっかく定着したあすと長町でのシルク・ドゥ・ソレイユ公演が続いてよかった。




温泉でリフレッシュ


 さて、昨日は泉の竜泉寺の湯まで、体をオーバーホールに行ってきました。

夜なので長町から車で30分ほど。以前は西多賀のベガロポリスの極楽湯を愛用していたのが、11月末に閉店。都市計画道路の建設の関係で露天風呂部分がかかってしまうためと言われていますが、近い温泉つきスーパー銭湯が、仙台港手前のコロナの大江戸温泉物語か、泉方面(竜泉寺、とみや湯ったり苑)になってしまったので、ちょっと残念。名取の極楽湯は沸かし湯だし、秋保などの本格温泉は昼しかやっていないし、マッサージ機のアメニティが弱いので、消去法でそのような選択肢に。仙南は昼であれば鳥の海か大河原のいい湯まで行くこともあるけど、夜遅くなので。

先月行ったコロナは、マンガ本が読めること、休憩スペースが充実しているのはプラスポイントだったけど、マッサージ機が15分300円の高級の割にはソフト系で、ゴリゴリ系じゃないと効かない自分には不満だったので、今回は1年ぶりの竜泉寺の湯に。

しかし、21時過ぎに着いたのに、駐車場がほぼ立駐の途中まで満車の混み具合。ここが混んでることは織り込み済とはいえ、道路条件がいい場所なので、東西南北から集まってくるというのもあるのかな。また、蔦屋書店もすぐ近くだし、イオンなどのSCもあるから、クルマ派が多いこのエリアには使いやすいんだろうな。

内湯は基本沸かし湯と思われながらも、炭酸泉を売りにしていて、結構温まる。しかし、浴槽の淵も人がぐるっといっぱいで、その中の方にもうじゃうじゃ。本当に芋洗い状態で、覚悟していったけれど、この大繁盛ぶりはすごいなーと。そのほか大好きなジェットバスが大混雑でなかなか空かないし、さっさと温泉の露天の方に。露天風呂にはテレビも設置されているし、内湯ほどは混んでいなかったので、壺風呂とあわせてゆっくりできました。

あとはマッサージ機をハシゴして自分に合うタイプを探す。10台以上あるのに、ほとんど埋まっているというのはすごいなぁと思いましたが、いつも使っているタイプが、酷使されているのかタタキがグラグラしていていた外れがあったり、3つ試した割りにはちょっと不満。


繁盛しすぎるのも、利用者にとっては微妙。


でも、朝6時から夜中の3時までやっているので(そんな時間に行くことはないけど)、そんな施設が太白区にも復活して欲しいなと思いました。




帰りには、小腹がすいたので、バイパスで24時間営業の家系ラーメン「山岡家」に。通るたびに寄らずにいられない太麺味噌トンコツこってりの不健康ソウルフードを堪能。






2016年11月 6日 (日)

相馬まで温泉小旅行

昨日から、来月再開する常磐線不通区間で試運転が開始されました。

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あと1か月で鉄道が再開しますが、現在運航している鉄道代替バスと、相馬までの高速バスは鉄道再開と同時に廃止となります。

なので、最後の記念として小旅行を兼ねて乗ってきました。

単に往復するだけではつまらないので、温泉を探したら相馬駅徒歩圏にあったので、休養もかねて。

福島交通高速バス(仙台―相馬)

仙台駅西口高速バスターミナル(宮交ターミナル)を8時50分に発車。地下鉄からの乗り換え時間が5分しかなく、必死に走って間に合ったので、飲み物も買えず。7~8人くらいの乗車人数でした。

愛宕上杉通り―愛宕大橋経由で発車から10分程度で長町一丁目に。家を出てから30分位で戻ってきたような感じ。新幹線乗る時も感じるけど、なんか悔しい。以前の空港リムジンバスは長町一丁目駅前に停留所があったけど、地下鉄乗り継ぎを考えると、常磐道経由のバスも長町一丁目駅バス停設置があっても良いかな。

出発から15分程度で長町ICを通過し、南部道路―東部道路―常磐道で、山元ICで6号線に。

新地ICあたりまで行くと思っていたので、山元IC以南の常磐道を初めて通れるかなと思ったら残念。高速料金の節約か。それほど時間短縮にはならないからか。相馬直行ではなく新地の途中需要を拾わないと厳しい状況。でも山元町内にはバス停はなしというのが、停留所を山元町役場に設置している東北アクセスの南相馬線との兼ね合いなのか。

移設後の常磐線の高架がちらちら見ながら、新坂元駅横を通過。ローソンはあるけど、スーパーなどの商業施設の誘致には苦しんでおり、道の駅候補地にもなっているけど、この場所というのは微妙。でも6号線を挟んで災害公営住宅などを含め、整然とした住宅地が西側に形成されていました。

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新地町役場前と、6号線沿いの駒ヶ嶺バス停を乗降客なしで通過し、1時間15分で相馬営業所に到着。こじんまりとしたバスターミナルながらも、新しく立派。仙台行と福島行、市内バスが発着ですが、最も利用者が多い仙台行がもうすぐ廃止になるので、ちょっともったいない。

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相馬駅から徒歩数分の場所で、ここから徒歩10分程度の相馬天宝の湯に向かいました。10時からオープンなので、ちょうどよい。

相馬天宝の湯

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オープンから1年経ったばかりの新しい施設。週末料金は830円とスーパー銭湯風にしては高めかなとは思いながらも、温泉だし及第点。

弱アルカリ性ナトリウム塩化物温泉とのこと。お湯にそれほどくせはなし。

中は、内湯と露天、サウナ。ジェットバスはないけど、露天風呂に大型モニターがあり、テレビを見ながらゆっくりできます。

相馬天宝の湯HP

ロビーと温泉の間に、マッサージ機が。当然使おうと思ったら嬉しいことになんと無料!それなりに最新式だし、嬉しい限り。

ただ、次を待っているおばちゃんに気を使ってゆっくりできなかったので、あとですいている時間にリベンジ!ぼろぼろの体が復活!

ロビーには、ゆったりとしたソファーと本棚一面にずらっと並ぶマンガ本。思わず数年前にはまったドラマ原作のマンガがあったので、読み始めてしまったら止まらなくなり、次のバスにすることに。

奥には畳敷きの休憩室もあるし、食堂でもおすすめの天宝定食(から揚げ?)が680円でおいしそう。麺類や生ビール・おつまみも充実し、一日過ごせる施設。再入場も可だし。

しかし、昼食は歩いてくる途中に見つけた「復興支援 500円とんかつ定食」の店が気になっていたので、調べたら評判よさげなので、そっちに寄ってみることに。

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甘めのソースがどばっと薄目のとんかつに最初からかかっています。あとは付け合わせのマカロニサラダ風パスタ、キャベツ、だしが出ている味噌汁とごはんで、500円にしては十分なボリュームでした。ほかにお客さんも狭い店内に7~8人くらいおり、おばちゃんたちが切り盛りしている地元に根付いた店のようでした。

高速バスの状況

その前に通過した福島交通の営業所では、13時過ぎの仙台行きの高速バスに10人程度の待ち客が。鉄道が寸断されていてこの時間で10人というのは微妙な数字。ラッシュ時に仙台市内でみかけるバスもパラパラとしか乗っていない状況なので、確かに鉄道が再開したら勝ち目はないし、廃止は順当でしょうね。

一方、南相馬始発の東北アクセスの高速バスは続くようですが、もはや新地や山元町に停車する意味はないし、常磐道で直行しても鉄道の「仙台まで80分・1日20往復以上」に勝ち目は薄く、厳しい戦いになるでしょうね。震災後のこの地域から仙台への足を確保してくれたことは本当にありがたい限りでした。

相馬駅から代行バス

帰りは予定通り、相馬駅からJR代行バスに。昼過ぎの時間は1時間に1本程度です。

12時半の次は13時20分。相馬駅には13時頃に到着し、駅周辺をぶらぶらしました。

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亘理駅に一見似た感じの外観です。

発車時刻案内は、モニターを活用したパソコン制御のよう。あまり見ないタイプです。

仙台行き代行バスの時間も表示されています。ちょうど小高行の電車が発車するところでしたが、利用者は当然まばら。

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代行バスも切符は駅の券売機で購入可能。

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仙台まで970円。代行バス乗継では1時間40~50分程度かかっているのが、鉄道が再開すると約1時間で行けるようになります。

駅周辺では、隣に立派なビルが。中には市立図書館が入っている公共的なビルのよう。これも外観は異なりながらも亘理の悠里館みたい。

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飲食店の多さは、さすがこの地方の中心駅という感じ。

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バスに乗車の際、駅の簡易スイカ改札にタッチしてからの乗車が可能とのことだったので、スイカにしました。しかし、スイカを提示するだけでタッチしたかどうかの確認をしないので、仙台方面に乗り継ぐ際に悪用されるんじゃない?

バスには自分以外に高校生2人のみ。仙台直行の利用客は同時間帯の高速バスに乗ったのでしょうが、合わせても13人程度というのは、鉄道復活して、どの程度戻ってくるか心配になる数字。当然地方の鉄道利用は平日の通勤通学がメインというのは分かっていても。
次の駒ヶ嶺駅は、高速バスは6号線沿いですが、代行バスは駅まで入りました。この駅も震災後5年半電車の発着がないながらも、待合室も整備され、ここから2名乗ってきました。

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新地駅は、高速バスと同じく役場前発着で1名乗車。坂元駅は6号線沿いバス停で乗降なし、山下駅は山元町役場内で、待合室も整備され、南相馬からの東北アクセスと、山元町内のコミュニティバス(浜吉田駅アクセスのバスも)と一か所にバス停が並んでいました。駐車場も豊富なので、パークアンドバスライドの拠点としても活用されてきたようです。ここからは1名乗車。

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浜吉田駅は、鉄道駅とは別に6号線沿いに代行バス停留所が。ここは便宜上設置されているバス停なので当然乗降なし。町営バスの停留所も同じ場所に。乗り継ぎはありえなささそうですが。

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相馬駅からちょうど1時間で亘理駅着。電車だったら30分の距離ですが、それほど退屈せず。

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この写真はバスがいなくなってから撮ったもの。駅前広場のバス停には2台しか停車できないところ、発車待ちのバスが2台(快速便と各停便)とまっており、手前側の路上での降車となりました。2台も必要なの?という乗車率ですが、乗り切れないというのを避けるために余裕をもって設定しているのでしょうか。

震災後から現在までの5年半代行バスの発着でにぎわってきた亘理駅前広場も、あと1か月で静かになりますね。もともと荒浜と内陸のサニータウンに向かう路線バス用に2台分準備されたバス停が、宮交バスの撤退と町民バスへの移行で、利用者も少なく宝の持ち腐れみたいな状況でしたが、何が起こるか分からない。

次の電車は14時39分発で約20分待ち。代行バスからの乗り継ぎ者は自分を含め7名。

ここからはあっという間で長町まで25分で到着。隣県に行ったのに、気仙沼BRT旅行よりはよっぽど楽な旅でした。

 

2016年6月18日 (土)

気仙沼線BRT初体験! その4(気仙沼市街探訪)

またまた前回の続きです。

行きだけで4時間以上の長旅に疲れ果て、というかBRTという名のバスの乗り心地の悪さにうんざり。
帰りは一関まで別料金になるけど、大船渡線で一関まで抜けて東北線で帰ろうかと思ってしまいました。
それで、気仙沼駅の時刻表を確認しましたが、
大船渡線・・・1~2時間に1本。終列車は19時39分。。。

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一方、気仙沼線BRT

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本数の違いは歴然です。概ね30分に1本で最終バスは21時過ぎと、鉄道時代と比べて本数は格段に増えています。ただ、本吉まではいいけど、それ以遠は乗り心地の面でつらいですね。

帰りの手段は決めずに、ひとまず街中にでました。

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駅前から、古町―新町―三日町―八日町と抜けました。

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三日町からは旧来の気仙沼のメインストリート。一応三日町までは津波が浸ったとはいえ、建物は残っています。しかし、空き店舗が目立ちます。これは震災以前からの流れで、気仙沼の市街地は田中前方面に移っているので、それが震災で拍車がかかったというべきか。

八日町の入り口にある立派な気仙沼郵便局。これは昔から変わらない。

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その隣は、気仙沼一の4階建ての商業施設のファミリータウンハマダがあった場所には、何とツルハドラッグが。

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市役所前の好立地だった時代は過ぎ、1985年にジャスコ(現イオン気仙沼店)が赤岩に出来、藤崎、丸光(→ビブレ→イコーレ)が立地していた気仙沼市中心部の商業施設は10年前までに完全になくなってしまいました。

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ハマダの東隣には、市の再開発ビルのワンテンが。各店舗の誘致がうまくいかず、当初から雑居ビル状態でしたが、結果的に超老朽化していた市役所の機能が入ることに。いまだにあの市役所が残っていることにビックリしました(奥が市役所)。

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ちょっと通った懐かしの母校にも寄ってみました。自分いた時は1学年4クラスだったのが、今は南小と統合されたのに、1学年1クラスとは隔世の感が。戦後は全校生徒で3千人を超えていたというマンモス校と聞いていましたが。。。少子化と郊外化、震災での人口減が重なったとはいえ、悲しい限り。でも校舎の建て替えはあったけど、雰囲気はそんなに変わらず、懐かしい。

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急坂を下りて、南町へ。良く行った駄菓子屋や本屋はやっぱりなくなっていました。一帯は建物が残っているだけましなんだけど。

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一歩海側に行くと、造成中のエリアに。子どものころは良く行った思い出の地なので、街中が震災から5年経っても荒れた状態で、、エースポートのあたりは土埃が舞っている状態に悲しくなりました。

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ミヤコ―バス気仙沼案内所

もともとぼろぼろのバラック小屋でしたが、津波で撤去されたのか、跡地にバス停ポールとベンチが設置されているのみ。市内線や高速バスがほとんど集まる一大ターミナルだったのですが。市内線の本数も激減し、物悲しい思いに。

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仮設商店街(南町紫市場)

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仮設商店街(復興屋台村背気仙沼横丁)

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両方を回り、結果的に、気仙沼横丁の方に。正直休日ながらもお客さんは多くなく。久々の気仙沼なので、やはり海鮮丼をと思い、1000円位で食べれるものを。

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しかし、めかぶでごまかされている感が。鮮度もイマイチで、1000円だとこんなもんなのかもしれないけど、ちょっと残念。でも隣の観光客と見える熟年夫婦が食べていた1500円のどんぶりもサイズが同じで、中身もそれほど変わらずひたすら無言で食べていたなぁ。

同じ並びの店の相場は1500円~2000円だったし、しゃーないと。

店の人とちょっと話したところ、秋にはこの仮設商店街は撤去を強いられるとか。

頑張ってほしいけど、売り上げが上がらないと値段を上げたり、食材の回転が悪くなったり、厳しいんだろうなぁというのを感じました。

その近くに、ニュースになっていた、ラーメンが復活したカモメ食堂が。

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渡辺謙がプロデュースしたという、K-PORT。カフェです。結果的には、こっちとかに行った方が良かったのかもしれないけど、仮設商店街を応援しなくてはという気持ちもあったので。

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気仙沼プラザホテルで温泉に

 目的地の眺めが良い温泉に。

お魚いちばの駐車場からエレベータに乗ります。

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それにしても高低差を克服する斬新な設計。

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唐桑側。

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内湾地区側。

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内風呂も露天風呂も気持ちが良く。さらに、眺めが素晴らしい。気仙沼の人はあんまり行かないんだろうけど、良い資源を持っている街だなぁと改めて。

県内では、仙台からの時間距離が1時間圏を超えているのは気仙沼のみなので、ことさら遠いイメージがついて回るけど、三陸道の気仙沼までの全通も5年以内で、だいぶ仙台からは行きやすくなります。

市街地が田中前に移ってしまい、内湾地区の復興が危ぶまれているけれど、やはり気仙沼は海の町。このエリアの復興への道は険しいものではあるけど、有名な店がこの地を離れずに残っているというのは心強い。

ぴんぽん

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喫茶店のヴァンガード

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南町の災害公営住宅

人が戻ってこないと始まらないので、住宅の復旧も大事。

ここの公営住宅は、結構規模が大きいです。

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気仙沼市は、本吉町と唐桑町を合併したのにも関わらず、30年でその2町分の人口が丸々減ってしまったことになります。震災での人口減も続いてますが、それ以前から高校卒業すると進学就職で仙台や東京に出るのが当たり前という土地柄。厳しい状況ではありますが、縁がある土地なので、やはり応援しています。

気仙沼駅に歩いて戻り、帰りも結局BRTという名のバスで戻ることに。

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帰りは、むすび丸号でした。

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大船渡線では、ポケモン号とやらの全車指定席の臨時列車が。余計な出費はするつもりはないので、覚悟を決めてバスに乗り込みました。

帰りのBRTは前谷地まで直通だったので、2時間以上乗りっぱなし、ほとんど疲れ果てて寝てたのが幸い。首が痛くなったけど。

前谷地駅

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昔ながらの駅ですが、一応分岐駅なので、風格があります。

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大船渡線と比べると、随分本数が多く感じます。小牛田方面は一応毎時1~2本確保されています。同じ市内の石巻駅方面は1~2時間に1本程度。高校生や病院通いのお年寄りが中心なんでしょうけど、流動は小牛田経由で仙台方面の方が多いのか。

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河南町の中心部ということもあり、昔ながらの駅前商店街的なものも残っています。

御多分に漏れず、元気があるとはいえないけど、それでも風格はあります。

前谷地からは、小牛田まで行き、そこから18時発で長町まで乗り換えなし、19時頃には駅に到着できました。帰りもちょうど4時間。疲れた~。

これで、ようやく全4回のこのシリーズ終了です。

2016年4月23日 (土)

気仙沼線BRT初体験! その2

気仙沼行き(前回)の続きです。



柳津駅は、林業が盛んな旧津山町の中心部。駅舎もログハウスです。



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鉄道駅舎とは別に、BRT用の駅舎も。必要性が良く分かりませんが。鉄道を廃止する気満々なのか。それとも鉄道駅は観光案内所的な感じでしたので、駅舎の供用時間が限られるから、その補完なのかも。



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柳津駅から、BRT乗車。この時点で、長町駅から約2時間半。

仙台から高速バスに乗り換えていれば、そろそろ気仙沼に着く時間。

しかし、ここからが本番です。気仙沼までの2時間の旅。

志津川に寄りたかったのですが、ここで寄り道してしまうと、次は1時間後。

やっぱり厳しいなと。

志津川まで

柳津を発車時点で、10人強の乗車。ほとんどが観光客というか、このBRTが目的と思われる方々。このBRT始発の前谷地からの乗車の方が2名位。

何とか、最後部座席をゲットしましたが、前が見づらいことに気づき。でもしゃーないと諦め。

陸前横山は県道沿いに”駅”が。運行を停止している線路を横目に見ながら、たまに交差しながら進みます。県道部分ではすこぶる快適に飛ばします。しかし、やはりバス揺れというか衝撃が大きく、ケツが痛くなる。でも停留所というか”駅”が少ないので、意外に悪くないんじゃない?なんて思いながら。


次の陸前戸倉から、線路用地を活用した専用道区間に入ります。


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当然、線路分の幅しかないので、特にトンネル部分は圧迫感。ちょっとでも逸れてしまうと転落?というようなスリリングな体験が。でもスピードはそれほど出すわけではない。というか出せないので、すぐに慣れますが、逆にスピート短縮は見込めない。

渋滞に巻き込まれないという効果はあれども、街外れでは一般道もガラガラなので、物目づらしさはあれども、有難みは感じない。

たまに、対向車を確認するために、退避スペースに一旦停車します。もともとスピードを出さないので、それほどロスとは感じないものの、結構頻繁にあります。もともと単線区間で1車線の幅しかないので。



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途中で、2年前にクルマで北上中に寄った南三陸観洋の横を通過。

BRTであれば、ここに”駅”を設置するのはありなのではと思いました。

確実に利用客が見込めるし。



そもそも、柳津⇔陸前戸倉 は基本浸水域ではなく、浸水域は戸倉より先。それも山側走っているので、被害を受けた区間は少ない。


観光への活用を考えると、やはり、志津川までは鉄路復旧で、その先はBRTでという方法が取れなかったのか?と改めて現地を通って思いました。観洋前に駅を造ることも含めて。


志津川からの流動は、基本は気高に通う高校生中心。気仙沼方面の鉄路復旧は絶望的な中、仙台方面も快速列車が復活しない限りは高速バスで十分とはなってしまうので、また同じ南三陸町の中でも歌津とのバランスもあり、なかなか志津川までの鉄路復旧を言い出せるような雰囲気ではなかったし、そもそもそんな議論もせずに4年経って、その間にJRに既成事実を積み重ねられてしまったというところか。

最終段階で、気仙沼市が余計な口を出して混乱を招いたということもありましたね。





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県内日帰り温泉めぐり その2(H26/4/19)



まだまだ気仙沼は遠い。。。

2016年4月10日 (日)

復活!もちぶた館&いい湯

最近仙南に行くことが多いですが、今度は大河原に。

桜が開花した週末でしたが、なんとなく南に車を走らせて、ふと思い出し、もちぶた館&いい湯に行ってきました。

ここに来たのは、しばらくぶり。1年半前にまさかの火事で全焼したのにはショックでしたが、無事復活してくれてうれしい限り。

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前の建物配置と変わらず、確かに店舗スペースは立派になった気がしましたが、自分の記憶力のいい加減さを感じたり。

温泉の入り口には水車が。

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水車の横には、オープンデッキもあり。当日は雨が降ってあいにくの天気でしたが、気候が良い時期であれば、コーヒーでも飲みながらゆっくりしたくなる空間でした。


温泉は、内湯と露天風呂が。こじんまりでそれほど大きくはないけれど、内湯にジェットバスがあるのは個人的にポイント高し。

風呂に40分ほど入って、その後に食事処へ。当然ここに来たからにはトンカツでしょ!

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これで確か950円。トンカツはサクサクでジューシー。杏仁豆腐もデザートでついてきます。ごはんはちょっと少な目。大盛にもできるのかな。

満足して平らげ、そのあとは、一番奥にある休憩室でお昼寝。

食堂とお風呂の間には、液晶大画面テレビがある小上がりの休憩スペースも。楽天の試合がやっていたけど、とにかく風呂入って飯食ったら昼寝でしょ!と奥へ。


気持ちよく寝ていたんだけど、談話室と間違えたような年配集団の大声での会話で起こされ、寝覚めが悪く。まぁ1時間半程度は寝れたので、あとは入り口近くのコインマッサージで至福の時を過ごし、帰途につこうとしたところ、やはり物販スペースを除くと、つまみに丁度良い、レバーや餃子が売っていて、野菜も含めて、いろいろ買ってしまいました。

仙南では、遠刈田や鎌先・小原温泉はあるけれど、なかなかそっちまで足を延ばせない時には、わたり温泉鳥の海と並んで使い勝手が良い温泉です。

この「いい湯」は800円なれど、食事処はあり、休憩所もあり、物産館的なお土産屋もあり。それにコインマッサージも最新式があるので、おすすめです。

北だと竜泉寺の湯仙台泉店があり。1月に初めて行ったけど噂通りの設備と温泉の充実さと、風呂のイモ洗い状態に圧倒され。そこもマッサージ機が充実していて最高の時を過ごしたのですが、時間距離的には変わらんなぁと。少なくともイモ洗いにはならんし。

わたり温泉も、以前は800円ながらも、レストランあり、2階の大広間を利用した休憩所あり、産直施設ありで、同じような利便性があったので、こちらも完全復活を望むところ。町の施設なので、収益を考えると、度外視ということにもいかないでしょうが。

2016年1月30日 (土)

山元町の復興と、常磐線の移設復旧工事(その2)

前回の続きです。
新しい山下駅前には、スーパーとドラッグストアの出店が決まっています。今年10月のオープンとのこと。

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個店中心の女川駅前の店舗復興は、全てが流されたという背景、物産センターなどとの組み合わせで賑わいを作ろうという、力のこもった特異な例であり、この山下駅前のように、大型店の誘致というのが手っ取り早く、効率的。
岩沼の玉浦西も、スーパーのイトーチェーンの誘致に成功。
 
それに、住民からすると、スーパー(フレスコキクチ)とドラッグストア(薬王堂)があれば、日常の生活を送るのには十分です。
ホームセンターは、西に1kmの6号線沿いに、小規模な店があります。
それに、車で15分の亘理である程度の郊外店の集まりがあるし。
このスーパーとドラッグストアの組み合わせ、空港アクセス線沿いの美田園駅前みたい。
 
単線の高架駅と、駅近くのスーパー(フレスコキクチ)、ドラッグストア(カワチ)、ホームセンター(ビバホーム)に戸建て中心の街並み。駅の利用者数も同じ位でしょう。やはり新住民に対しての利便性を上げるには鉄版の組み合わせ。
 
新山下駅前には個店用の用地もあるようですが、山元町の場合は、旧来の商店街が流されたわけではなく、新駅の1km西側に(元気はないにせよ)個店は並んでいるので、住民は使い分けをすることができますし。その商店街に七十七銀行や郵便局などもあります。

そもそもその旧来の商店街などの旧市街地に駅を近づけて、コンパクトな街づくりをすることが、この鉄道移設のもう一つの目的であり、駅近くから現在地震被害で改築中の町役場に一直線の道路が建設中です。役場は6号線の西側の高台にあるので、このような陸橋で繋いでいます。結構高低差があるんですね。

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小学校移転新築

他に、大規模な敷地としては、沿岸部から移転新築される山下第二小が同じく新駅前に。

これは以前に記事にしていますが、

 震災による小学校の統廃合 他雑感(H25.12.21)

現在間借している山下小学校が1km程度の距離にあり、両校合わせても300人の児童数であることから、山下小への統合が理想なのではと思っていました。

ただ単に国から金が下りるからということだけではなく、山元町としても学校の統廃合については、10回にわたる検討会を開いて、地域住民の意見を踏まえ、導き出した結論のようです。

被災した山下二小学区民および子供たちのことを考え、まずは新市街地に小学校を新設し、将来的には、町北部の山下一小を含めた山下地区の3小学校を統合した小学校として、この山下二小の施設を活用するとの方向性と読めました。

山下地区を1つの小学校でカバーするにあたり、また将来的なコンパクトシティの考え方から、駅近くの小学校を残す。現在の山下小だと、敷地が狭いことや、位置が3校統合にあたり、山側に寄りすぎるということも理由のようです。

現時点でも3つの小学校を合わせても、児童数400人もいないので、統合するのであればこのタイミングの方がとも思いましたが、統合小名目だと国からの補助金が下りにくいのかな。

新たなスタート

この新市街地内に、小学校が今年の夏に再建され、スーパーとドラッグストアも鉄道再開と同じような時期にオープンすれば、山元町の新たなスタートが対外的にアピールできますね。子育て支援施設も計画されているようです。

女川は、3月の女川駅と温泉再開、12月のテナント型商店街オープン、春の物産センターオープンと、段階的なアピールができ(結果的なものかもしれませんが)、観光客を呼びこんでいます。

山元町では、観光客を呼べるような街並みではないにせよ、逆に地域密着型で、仙台に通勤する方々を相馬や南相馬などから住宅再建地として呼び込むなどの可能性はあります。

大幅な人口減と地域の分断という犠牲を払い、ここまで5年かかりましたが、将来的にこの選択が間違いなかったと評価されることを望むところです。

鉄道復旧後の利便性確保

鉄道が復旧しても、通勤通学での利用者がどれだけ確保できるかというところは課題。

震災前でも1日2千人程度(乗降客数)だったので、千人程度利用すれば御の字ではと。

本数も山下駅では震災前の2面3線から1面2線の太子堂駅のような小さな高架駅になり、折り返しが難しくなりそうなので、沿線の人口減も踏まえ、震災前の本数まで確保されるかは難しいのかもしれません。

震災前は、山下駅と新地駅で折り返ししていた電車が計6往復程度あり、その分がほぼ現在減便となっているため、これらを復活させるためには、折り返しが可能な原ノ町駅まで延長する必要があります。

そうなると、原ノ町駅にとっては震災前と比べても増便になりますが、そこまではやらないでしょうね。沿線人口が減っているし、車両数も足りないでしょうから。

石巻地域の復興のために、仙石東北ラインを開業させたように、相馬や南相馬地域との鉄道の復旧にプラスアルファの配慮があればいいのですが、10km以上の高架による内陸移設で、JR東日本もかなりの費用を負担しているので、復旧してくれただけでも感謝なのかもしれません。

いずれにせよ、このコンパクトシティというのは、税収と人口減、高齢化から必然的に進めなければならない施策。女川とともに、小さな町としてのモデルケースとして、応援していきたいと思っているところです。

旧山下駅へ

 造成や新しい住宅の建築が進む新山下駅を離れ、東に2km弱の旧山下駅へ。

解体された駅舎の跡。タイルが残っているのがもの悲しい。

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駅前には橋元商店が残っています。町民バスのバス停名にも。

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隣の亘理町の3つの駅はすべて震災前に駅前広場が整備されていましたが、山元町の2つの駅は整備がされていなかったところで、結果的に震災で駅が移されてしまいます。

駅舎跡の横に、公衆トイレが残っていますが、水道が通っていないのか、ペットボトルが置いてあり。。。

立派な案内板が残っていますが、正直魅力を感じさせる目的地はなしというのが、山元町の置かれている状況だったのでしょうし、震災後はそれをさらに突きつけられることに。

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旧駅周辺は、もともと昭和50~60年代に多く建てられた建売住宅群が比較的密集していましたが、今では歯抜け状態。でもそれなりに住んでいる方もいるようですが、規制がかかり新たな建築ができないエリアになってしまっては、将来性は厳しい限り。

浜吉田駅へ

常磐線の新しい高架橋沿いに北上しようとおもったら、平行している道路が少なく、遠回りしながら、現在の暫定的な終着駅である浜吉田駅へ。

海からの距離は山下駅に比べて多少遠かったのが幸いしたのか、駅の西側は浸水したエリアではありましたが、現地復旧がなされ、住宅地としてそれなりに元通りの感じです。東側はそれなりの被害を受け、災害危険エリアに指定されているところもありますが。

駅は一応終着駅になっているからか、無人駅ではなく駅員が常駐していました。その時間は電車の発着もなく、のどかなもの。昼間は60~90分に一本の発着になっています。

震災前は、昼間でも30~60分間隔でした。

駅の南側には、地元コンビニ風の店舗もあり、駅前広場にはタクシーも待機。同じ浸水地域でも一駅離れるだけでこれだけ光景が異なるとは残酷なもの。

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でも、年末には形成逆転で、新山下駅前は将来性の高い新たな中心市街地となります。

鳥の海へ

浜吉田駅を離れ、県道亘理相馬線を北上し、鳥の海へ。鳥の海PAにスマートインターが併設整備中でした。今年の春に利用開始とのこと。

ただし、相馬・いわき方面への利用はいいけど、仙台方面との利用だと、東部道路と常磐道にまたがる利用となるので、割高感を感じるのではと。

(仙台東から亘理ICまで670円、鳥の海SICまでプラス310円で980円をどう見るか)。

ETC利用だと休日は3割引きなので、700円程度にはなりますが。

その後、ようやく本来の目的地のわたり温泉鳥の海へ。

仙台近郊の温泉では入浴料500円というのは最安だし、泉質からかなかなか冷めにくく、やや茶褐色がかったお湯の色が温泉気分を感じさせ、お気に入り。

秋保だと1000円コースだし、同じ区内でも20キロ位離れているので、だったら鳥の海だと25キロ位であまり変わらなかったり。

男女入れ替えになっているはずなのに、これまで5回連続で海側にしか入れず、不思議なものと思っていたら、この2回は山側にあたっています。どっちも眺めは良いので、4階のレストランや2階にあった休憩場も含め、全館復活するのを期待しています。

2015年8月 8日 (土)

海沿い小旅行 リターンズ(3)

さて、念願のゆぽっぽに入りました。

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8年ぶり、、、といっても全く入れ物は違いますが、一応お湯は同じはず?源泉は若干離れた場所にあるとか。

5年前にも来たときは、たまたま定休日(火曜)でガックリでしたが、それから半年もせずに流されてしまうとはショックでした。

1階は、入浴しない人も入れる土産物等の売店、2階は休憩所と温泉、3階は展望デッキになっています。

周りに食事処がないのは知っていましたが、駅前の出店と、温泉内のお弁当と手作りパンが生命線。

クルマで来た時に行ったコンテナ商店街にはちょっと遠い。町民バスもあるけれど、食べてから2時間待ちになりそうなので、予定通り駅周辺で過ごすことに。

まずひとっ風呂を浴びてから飯にしようと思い、温泉へ。

小ざっぱりした脱衣所の先には、温泉が。手前側の円形の小さな風呂は水道水、奥側の四角の大きな風呂は温泉。やっぱその場に源泉があるわけではないので、メリハリをつける必要があるのか。

それは亘理の鳥の海温泉でも、内湯が温泉で露天が水道水という謎のメリハリですが、亘理は源泉は直結しているはずなので、源泉の供給能力の問題か。

入浴してみて、泉質は同じはずですが、前回に入った時の驚きはあまり感じず。前回は珍しいカルシウム泉で、肌がすべすべになってびっくりした覚えが。

でも、泉質をみると、カルシウム泉なので、同じだよなぁと。

なお、お風呂の中は、震災前のゆぽっぽにあったプラズマテレビ群は今回は設置されず。

テレビ自体の価格は大分下がっているのに、さすがにそれは不要なものと判断されたのでしょうが、地デジ特需前の10年近く前に設置していたというのは、今から考えると、女川の”豊かさ”を実感するところ。

なお、今の休憩室には大型のはめ込み式TVが1台設置されています。

その休憩室は、畳敷きで、東西の両端が掘りごたつ風のカウンターになっていて、一人ものでも景色を見ながらゆっくりすることができ、居心地は良かったです。

そのカウンターで、1080円の高級弁当を。1階で売っていました(それ以外選択肢なし)。平日は地元向けなのか500円程度の弁当も売っているようでうす。あとは、手作りパン。

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真昼間から、ビールも買ってしまいました。

まだ午前中なんですが。。。

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開けてみると、タコ飯、ホタテ、高正の蒲鉾、ホヤ、金華サバ、つくだ煮、ワカメなど、女川の海の幸づくしです。右奥に見えているゆで卵はホヤにくるまれており、贅沢感ありました。

これは、ビールが欲しくなる!という言い訳をしながら。。。

隣で食べていた熟年夫婦の会話を聞いていると、地元テレビで取り上げられた有名な弁当らしい。確かにこれで1080円であれば、納得できます。

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ちなみに、カウンターからの眺めはこんな感じ。正面に海も見えます。

駅前の出店もちらっと。

震災前のゆぽっぽは、外の食堂からの出前もできたシステムでしたが、今はまだ店が再開していないので、出前はないにしても、出店に行きたいときには温泉の再入場券を発行してくれます。

昼寝をして、起きてまた2回目の入浴。

その後、外に出てみました。15時からは駅前ビアガーデン実施とのことですが、午前中から生ビールが売られていました。

女川駅に着いたときにふらっと出店を回りましたが、その時から気になっていた「ほやきそば」

なお、500円。どんなもんなの?と半信半疑だったのですが、昼寝してまた風呂入ったら腹が減ってきて、また外は熱いのでビールのお代わりがほしくなり、ほやきそばとビールをゲットしてみました。

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塩味の焼きそばに贅沢なくらいのホヤ。上にシソの刻んだやつが大量に乗っています。

一口食べてみて、「これイケる!」

祭りの出店風のノリで作られたのかと思ったけど、ホヤの独特の塩みが麺にマッチしていて、超ヒットでした。ビールも進む、進む。暑いのもあるけど、こりゃよかった。

それにしても2日連続の昼酒は気持ちいい。

夏ならではという幸せな気持ちになりました。前日は12時間にわたり飲んでいるのに、暑いからなのかアルコールの抜けが早い。

とはいえ、帰りの列車の時間が限られているので、15時前の電車で女川を後にすることにしました。その次は確か1時間半後。

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帰りの万石浦はやっぱりよかった。ほろ酔いで良い気分。

ダメ人間まっしぐら。

2015年8月 4日 (火)

海沿い小旅行 リターンズ(2)

さて、昨日の続きです。

石巻駅から、女川駅行の石巻線乗車。座席は半分以上は埋まり、まぁまぁの乗車率。

クルマで行くときは渡波ルート牧山トンネル⇔398号沿いが多いので、石巻線だとのどかな稲井経由で渡波にトンネルで抜けるというのはちょっと新鮮。

渡波の北側も、集団移転地として造成中で、災害公営住宅も建設中でした。

万石浦駅のあたりのニュータウンにはベイパーク跡地のイオンスーパーセンターもあり、新しい家が多く立ち並んでいます。

それを過ぎると、万石浦が見えてきます。牡蠣棚が浮かんで静かな万石浦。ここは車で通るときにもちらちら景色を楽しんでいるほど、好きな場所ですが。列車だとなおさらゆっくり眺めることができて、ご満悦。

津波被害が少なく家が立ち並ぶ浦宿を過ぎて、トンネルを抜けると、別世界の女川駅にあっという間。

仙台から1時間半ちょっとで到着です。

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1番線しかない簡素なホーム。でも駅舎は立派です。震災前は2番線まであったっけ?

2時間に1本の列車が往復するだけということを考えると、まぁこれでも十分ではあります。

でも3月の街びらきの際は臨時列車が多数発着し、結構大変だったとか。

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坂茂が設計した女川駅。シンボリックな建築です。駅はほんの一部で、あとは温泉と観光案内を兼ねた休憩所ですが、街の中心として存在感を発揮しています。

まぁ、周りに何もないというのはありますが、周りには個人商店も建ち始め、街の交流センターも建築中。

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何か自転車集団のたまり場となっていましたが、水産業体験センターのあがいんステーション。6月にオープンしたばかりで、水産加工品を中心としたこじんまりとしたお土産やと体験コーナーとやらで構成される施設。旧女川駅に似せたデザインとか。

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駅前に完成した主な建物はそれくらいですが、駅から海へ向かってのプロムナード沿いにテナント型商店街が建設されるなど、コンパクトな一角に利便施設を集積させる、震災後の人口減を踏まえた街づくり。まぁハコものの多さは気になるところですが、女川は観光客を呼んでナンボの街なので、温泉を含めてこの一角に魅力を作っていかなければと。

そう考えると、震災で大きな被害を受け解体された、マリンパル女川。。。

物凄い何とも言い難い、原発マネーで潤っていたからこその観光施設。産直市場と食堂は良かったけど。

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2階で食べたアナゴ天丼がおいしかったなぁ。。。

南側には、高台にありながらも1階が浸水してしまった旧女川町立病院。現在診療所化された医療センターが位置しています。震災前はこんなに高い場所にと思ったものですが、それでも被災してしまったということは何ともいえない。建設当時は、想像力を働かせて津波の時も大丈夫なようにと、あえて高台に作ったのに。それでも2階以上に逃げることができたので、無駄ではなかった。

結果論で、紙一重で助かった女川原発、浸水してしまった医療センター。

このようなことは、普段の生活でも普通にあるはず。

それでも、(原発事故は別として)災害を受け入れられず、誰かのせいにしたり、犯人捜しをしようとする状況を裁判やニュース等で目の当りにすると、やるせない気持ちになります。それが心の支えなんだろうなぁという気持ちと、あの状況で一生懸命対応したのに、責任を突きつけられる人が一方でいるということを考えると。両方の立場を考えればなおさらわからなくなります。

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現在では、駅側はかなりかさ上げが行われ、それほど高度差は感じなくなっています。いつ見ても「女川は流されたのではない。新しい女川に生まれ変わるんだ」というメッセージがジーンときます。

これは、仮に石巻市に合併されていたら、このような主体的な街づくりは当然無理だったのでしょうし、雄勝とか北上町の復興計画を見る限りは。停止していながらも原発を抱える町という強味も当然あり。地方交付税不交付団体ではなくなったとはいえ、一定の収入はあるはずで。

またまた、続きます。