まちづくり

2021年2月13日 (土)

JR仙台イーストゲートビル完成!進む仙台駅東口開発

 昨年の暖冬を経験してしまうと,いつも通りの仙台の冬が寒く辛く感じてしまいます。

それでも,2月なのに10度を超えると,春を感じることができて,ホッとします。

今日は風も弱く,自転車日和だったので,行先を決めずにでかけたのですが,結局ふらふらと仙台駅東口へ。

 先月,ようやく第一ビルの建設が発表されたヨドバシカメラ仙台。

この駅近一等地の平面駐車場も今年いっぱいで見納めか。

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工事中の代替駐車場はどこに確保するのでしょうか。現在はこの平面駐車場を含め1200台と謳っていますが。

今日の目的は,結局そのヨドバシカメラ。改めて,第二ビルの仮店舗とはいえない巨大さ。この1~3階の1.2万平米の売り場は,第一ビル完成後にどのように活用されるのか。それも楽しみ♪

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ヨドバシカメラ併設の駐輪場は2時間まで無料なので,時間的にもちょうど良い。

特に目当てはなかったけれど,丁度よいバックがあったので,購入。1階のテレビ・カメラ売り場は多少寂しい状況だったけれど,2階の生活家電・ホビー売り場,3階のスマホ・PC売り場はそれなりの賑わい。今の仮店舗でも平気で2時間過ごすことができる充実度ですが,これが2年後にはどのような売り場が設置されるのか?現在申し訳程度においてあるキャンプ用品も拡大するといいなぁと。あと本屋もテナントでいいから同じ建物に入ってくれることを期待。

とうとう決定! ヨドバシ仙台第1ビル開発計画始動(1/26)

JR仙台イーストゲートビル完成

ついでに,同じ仙台駅東口エリアに一足早くオープンしたばかりの,JR東日本による駅ビル開発最終章「JR仙台イーストゲートビル」を覗いてきました。昨日も仕事帰りに仙台駅には寄ったけれど,夜遅くなので東口には寄らなかったというのもあり。

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 既存のホテルメトロポリタンイーストと高さを揃えながらも,地下構造物の影響もあり微妙に向きを変えたことが,良いアクセントになっているように思えます。

 2階レベルでは,東口改札から東西自由通路を経由して繋がっており,傘要らずでビルまでアクセスすることができます。

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(JR東日本プレスリリースから引用)

 願わくば,より近い部分メトロポリタンイースト内付近となる駅構内コンコース突き当りに”真の”東口改札が設置されれば,よりアクセスが向上したのにと。

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ビル2階入り口のエントランスです。

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2階入り口から入った真正面には,仙台初進出のシェアオフィス,「We Work」が入っています。

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 時代から取り残されているサラリーマンなので,いまいち用途が良く分からないのですが,最先端のシェアオフィスがこの一等地に進出というのは喜ばしいこと。

 同じ2階には,クラフトビールを中心とするレストラン「仙台キッチン」が進出です。

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 既報では,クラフトビール中心ということもありディナータイムはちょっと高めの印象でしたが,昼間の利用であればランチ千円程度とリーズナブルに利用できそう。ビール1杯飲んでも1500円で,十分あり。入りたかったのですが,時間がなくまたの機会にします。

 飲食業は厳しいご時世ですが,こちらは,昼間の時間帯でほどぼどの混雑具合。エスパル東館付近を歩いた限りでは,仙台駅周辺に関しての休日昼間の賑わいはそれなりに戻っているようには感じます。

オフィスビルの入居も順調

 当然ながら,オフィスビルなので,その入り口は結構風格を感じます。入りづらさ満点なので,当然ながら近寄らず。オフィス部分は,当初時点で7~8割の入居状況とか。JR仙台駅直結のオフィスは初めてという触れ込みであり,実際の立地条件も西口パルコ上マークワンビルと同等。この東口でのオフィス需要は気になるところで,ヨドバシ第一ビルで容積率緩和ボーナスを当て込んでか,従来計画になかったオフィスを入れ込んできましたが,このJR駅ビル開発でのオフィスビルが満床になってこそ,周辺に好影響が広がっていく流れが期待できます。

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1階と2階の吹き抜け空間は「ダテリウム」という愛称がつけられています。報道を見た限りでは結構広々とした空間をイメージしていましたが,実際はコンパクトな空間です。1階で展示イベントを行っていてパネルに囲まれていたために,そのように感じたのかもしれませんが。

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1~2階の平面図です。1階には郵便局が。1階奥はまだテナント未入居でこれからのようです。

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このJR仙台駅東口開発は,当初超高層35階建てとの話が先行しながらも,現在の東西自由通路+中層ビル2棟の計画に落ち着きましたが,仮に当初の構想であれば,この駅ビル開発でかなりの需要を吸い取ってしまい,仙台駅一極集中が進み,周辺への影響が大きすぎた可能性もあります。ただでさえ,上述のヨドバシ第一ビル,さくら野跡地やエデン(旧仙台ホテル)周辺,藤崎付近の再開発を控えており,バランスを考えると,現在の規模で良かったのかもと。

 次は,2年後のヨドバシ第一ビルの完成に向けてですが,さくら野跡地など,他の再開発の進捗も待ち遠しいです。

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2021年1月26日 (火)

とうとう決定! ヨドバシ仙台第1ビル開発計画始動

 新年初の記事は,待ちに待ったヨドバシカメラ仙台第1ビルの開発計画始動のニュース。

Main

ヨドバシ.com - ヨドバシ仙台第1ビル開発計画 事業計画が決定いたしました (yodobashi.com)

これまで,10年近くの間待ち望み,垂れ流してきた記事達です(笑)。

ヨドバシ複合施設「リンクス仙台」3年以内にオープンへ(2019.11.15)

とうとうヨドバシ再開発着工&ZEPP仙台再出店か!(2019.8.24)

仙台ヨドバシ第一ビル開発に動き ZEPP仙台再出店も? (2018/2/10)

ヨドバシ第二ビルにアフラックのコールセンター進出(2018/1/27)

仙台ヨドバシ再開発 H30年10月オープンに(2016/4/17)

新ヨドバシビルに音楽ホール&高速バス停設置(2014/12/30)

仙台ヨドバシ新ビルも16年春オープン!(2014/6/19)

ヨドバシ仙台店仮移転オープン(2012/4/26)

ヨドバシカメラ再開発(2012/2/10)

計画の概要

 これまでの計画のうち,実質的にA棟と呼ばれていたメイン棟のみが先行し,8階程度⇒12階 と規模が拡大した形になりました。

Overview

一見,一時期数字として出ていたプロジェクトの延床面積12.8万平米から大分縮小したような印象を受けましたが,

  ・以前の計画で,付け足し的に記載されていた線路側のB棟は,今回の計画では見送られたこと

  ・既存の南側立体駐車場もこの面積に含まれていたこと

が理由で,A棟としてはオフィスを上に積み重ね規模拡大(8階⇒12階)となっています。「仙台都心再構築プロジェクト」に基づく高機能オフィス設置による容積率拡大を活用したと思われます。

 B棟は,オフィスになったり,ホテルになったり,ホールの入居がささやかれZEPP仙台復活か?との期待も持たせてくれた計画内容でした。

 高さも環境アセスでは60m(15~20階建て)部分がなくなりましたが,理由としては,

  ・着工にあたっては工事ヤードや現場事務所も必要で,敷地周辺で活用できる場所が限られること

  ・コロナの影響で,計画していたホテル(東急ホテルズ?)も急いで進める必要がなくなった
とのことかと。既存の南側立体駐車場とA棟を連結する役割として,B棟の重要性は高いので,経済状況を見据えながら,第二期計画として進めるものと思っています。せっかく勝ち取った容積率を余らせる訳はない。

Map

 入居する施設内容は,ヨドバシカメラ仙台店が第二ビルから移ってくることは当然として,専門店部分がどの程度確保されるか?

店舗部分は,1~5階程度(ヨドバシカメラ部分は3層,専門店・飲食店は2層),駐車場は6~8階,オフィス9~12階と予想しました。

用途が百貨店となっていますが,「Links仙台」と称するSC自体のことのようで,いわゆる本物の百貨店が入居することはなさそうです。

東西自由通路と第二ビルを結ぶペデストリアンデッキ

 この計画の肝である,仙台駅東西自由通路と第二ビルを同レベルで結ぶ歩行者通路が予定通り整備されます。

これまで第二ビルの現ヨドバシ店舗に行くには,

『東西自由通路(2F)⇒エスカレータを下る⇒エスカレータを上る⇒ヨドバシカメラ仙台(3階)』

と,本当にまどろっこしかったし,旧農協会館時代からあった地下通路も使いづらかった。

 この第二ビルまでのスムーズな歩行者動線が整備されることで,第一ビルと第二ビルがほぼ一体として活用され,特に第二ビルの現ヨドバシカメラ(1~3階)へのテナント誘致に寄与する計画です。

 東西自由通路は2階レベルですが,2階にしては階高が結構あるため,ヨドバシ第一・第二ビルでは3階に接続することになります。

目の前が既存の東口ペデストリアンデッキの広場部分なので,エスパル東館と合わせて東口を象徴する賑わいを生み出してくれそうです。

Stationside

高速バスターミナルも

 これも地域貢献として,これまでも話に出ていましたが,東七番丁通沿いに高速バス向けのバスベイが設置されます。

ただし,これまでも東口バスプールでは,JR系を中心とした高速バスが発着しており,何故?と思いましたが,

これまでも記事にしていた予想としては,この拡張部分に,仙台駅西口の宮交バスターミナルを発着する「宮交と共同運行先の高速バス」の始終着を延長するのではと。現在の宮交バスターミナルはバスの折り返しや滞留ができないので,周辺道路をぐるぐる回ったり,仙台駅前通りで路駐していたり,周辺の渋滞を招いている状況なので,正式には発表されていないながらも,そのような用途が想定されると思っています。

 そうすると,ほぼすべての高速バスが仙台駅東口始発着となり,分かりやすさが各段に向上するためです。

新ヨドバシビルに音楽ホール&高速バス停設置(2014/12/30)

東西自由通路その4(バスプールの再編) (2012.01.29)

完成が待ち遠しい!

 本当に待ちました。

 一応,2019年秋の大阪のLinks梅田開業時に取締役の方からのコメント「3年以内に仙台にオープン」という目標時期からは多少遅れながらも,2023年春の竣工とのことで,まぁ想定の範囲内。店舗としてのオープンは初夏位の時期でしょうしあと2年半後ですが,最近歳を重ね年月が過ぎるのが本当に早く,KHBのあすと長町移転もまだ先と思って居たらあと半年後だし,気長に待つこととします。

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2020年12月13日 (日)

あすと長町の近況(R2.12)~tekuteながまち2とヤマダ電機新情報~

 忙しかったのと,気力不足からいろいろと気になるトピックはありながらも2か月も空いてしまいました。

年末に向けて,ひとまず定番トピックのあすと長町情報から。

tekuteながまち2のテナント発表

 先月末に,JR東日本や関連会社2社から,長町駅東口開発について,商業施設と賃貸住宅についてのプレスリリースがありました。

両施設とも2021年3月に,予定通りオープン&入居開始します。

過去記事

JR長町駅東口開発計画正式発表(R1/9/27)

 

 建物の写真は,IKEAからでちょっと前ですが,現tekuteながまちと統一感のあるデザインが一部見え始めていましたが,商業施設部分の名称はやはりtekuteながまち2とのことで,あくまでも現tekuteを補完するテナントが中心ですね。

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店舗は下記の通りで,飲食3店舗,ドラッグストア1店舗,塾1店舗,美容室1店舗,歯科1店舗,保険代理店1店舗です。

Tekute2

 目玉としては,仙台での有名カフェであるフラットホワイトが出店です。既存のタリーズと被るにしても,ターゲットは多少ずらしているので,ありかな。あと,最近厳しい夜のみ需要中心の串カツ田中というところ。高架下の飲食店ではちょーすけが同系列のみやぎ鮮魚店に模様替えしたばかり。周辺飲食店も厳しい状況なので,競合しない有名店の出店ということで,工夫をしてきたという印象。

 あとは,ドラッグストアは現tekuteの生鮮3品+ジュピターの補完で,一か所で買い物が済むようにとのよくある組み合わせ。周辺ドラッグストア(マツキヨ,サンドラッグ,ウエルシア,ツルハ)と比較するとそれほど店舗面積は取れないので,あくまでも駅内商業施設仕様での小型店でしょうね。アインズ&トルペは仙台駅西口のラビヤマダ電機のTRビル1F,パルコ2の3Fに出店していますが,仙台の中心部以外では初。

 塾や歯科,美容室,保険代理店は,最近のSCによく入っているサービス業態なので,特にコメントはなし。

 まぁ,既存テクテと合わせて商業床面積で2500平米強の商業施設となり,中心部以外のJR駅隣接商業施設としては,頑張っているほうなのかなとも。

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 商業施設部分は2階までなので,できれば2階にカフェを持ってきてくれれば,新幹線や電車を眺めながらという特徴を売りにできたのでは。タリーズとの差別化の意味でも。

 賃貸住宅は1Kで6万円強からとさすがの駅前立地で強気の設定です。

 気になるのは駐車場。賃貸住宅向けとしてはある程度確保していますが,商業施設向けの確保はされていないようです。

 それは駐輪場も同じなのですが,高架下の現tekute駐車場と共用ということなのでしょうか。まぁtekute2部分はあまり車利用客を想定したテナント構成ではないにしても,だからこそ駐輪場は設けて欲しかった。駅利用者が気軽に止めてしまうことを避けるために,わざと不便な場所に置いているのかもしれませんが。

 あと,現tekuteながまちとの雨の日の行き来のために歩行者通路上空に一部屋根があると良かったけれど,市道上空なので難しかったと推測します。

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KHB新社屋続報

 ほぼ外観が完成しつつあり,らせん状のアンテナ部分も順調に上に伸びており,デザインに配慮したアンテナであることを実感します。

 また,杜の広場側のガラス張りの階段も現れています(写真は少し前もの)。

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 こちらは,完成は年明けながらも,内部の設備導入のため半年かかり,双葉ケ丘からの移転完了は来年10月とまだ先です。

 でも,最近月日が流れるのがとみに早く,あっという間に来秋を迎えるのかもしれない。

 

ヤマダデンキあすと長町店 建物規模が明らかに

過去記事

 ヤマダ電機 あすと長町進出へ (2019.07.13)

 twitterにて情報を頂いたので,現地で確認してきました。
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 おなじみの建築計画看板からは

敷地面積 16,297.31平米

建築面積    8282.92平米

延床面積 34,325.70平米

高さ   24.23m(地上5階)

 以前から聞いていたスケール感から変わっていなかったのでほっとしました。着工は令和3年5月で,オープン予定は令和4年夏。

 延べ床面積は35,000平米弱で5階建てなので,かなりの規模になります。

 容積率300%の土地のうち200%強で多少余裕を持たせています。建築面積と平面駐車場の比率はほぼ1:1で, 将来的に追加的な駐車場部分の活用もできる計画に感じます。

 なお,近隣のIKEA仙台は敷地面積が約18,000平米で,高さ約28m,延べ床面積が5万平米弱(ただし立体駐車場含む)と比較すると一回り小さいイメージ。ただし,IKEAの店舗仕様は独特なので,あくまでも参考程度で。

施設内容の予想

 この敷地面積と規模を考えると,ヤマダの都市型店舗の中でも一番の規模の高崎本店(LABI1 LIFE SELECT高崎)がある程度参考になるのではと。高崎本店は,高崎駅東口に直結する地下1階地上12階のビルに入居していますが,店舗部分は地下1階から5階までの6層。上階は6~9階が立体駐車場で,10~12階はオフィスでヤマダ電機の本社機能が入っています。建築面積は約8000平米であすと長町店とほぼ同じ。

 仙台の場合,駐車場は平面部分で8000平米取れるので,250台分は確保可能。仮に1階部分の半分をヤマダの店舗でよくあるような駐車場にすると,平面のみで350~400台分位は確保可能に。そうなると,立体駐車場は不要なので,4.5~5層は丸々店舗とバックヤードに使えることに。

 なお,高崎本店の店舗面積は6層で約2万平米なので(うちレストラン街を除くと5層),あすと長町店の店舗面積としては,1.5~1.8万平米は期待でき(IKEA仙台の店舗面積とほぼ同じ規模),現在仙台駅東口で計画が進められているヨドバシカメラ新仙台店の店舗面積に匹敵する規模になります。

参考までに,高崎本店のフロアガイドは下記の通り。

 Labitakasaki

 大塚家具やエス・バイ・エルを傘下に収めたヤマダ電機としては,家を核としたサービス提供に力を入れたコラボレーション店舗を出店するとみるのが自然でしょう。高崎本店でも1階は丸々家具・インテリア・雑貨,そして不動産で占めており,個人的には,それらの機能だけでも楽しみ。

 なお,新幹線駅直結の高崎店は5階ワンフロアをレストラン街にしていますが,郊外で駅前でもないあすと長町店ではこのような大規模な活用は難しいでしょう。とはいえ,あすと長町に不足する飲食機能も多少でもいいから低層階に設けてくれると嬉しい。

店舗の統廃合は?

 このような大規模店を太白区に出店するからには,現在区内東西に2店舗(仙台南店,仙台太白店)がありますが,より近くの仙台南店は閉店の可能性はありますね。南側は小型店の岩沼店で一応抑えているし,4号バイパス沿いで上り線からしか入れない中途半端な仙台南店を残すのは考えづらい。太白店は比較的新しいしK’sデンキとの対抗上閉店はありえない。

 そして,仙台駅西口のLABI仙台の行く末も気になります。あくまでも東急レクリエーションが所有するビルへのテナント入居。現在の2階から5階までの店舗を持て余しているし,建物も老朽化が進んでいることから,建替え動向を睨んでとはなりますが,移転という位置づけもあり得るかも。仙台駅前にあるからこそのヨドバシ対抗価格で頑張っているためか,個人的には掘り出し物が多く冷蔵庫やエアコンなどの大物は近年結構ここで買っているので,ここに残って欲しい気持ちは大きいですが。

イオンタウン計画の動向

 長町駅東口に計画されているイオンタウンの行く末が不透明になっていると様々なうわさも飛び交っており,あすと長町を代表する商業施設がIKEAのみになって可能性が出てきたところ,同じく専門店ながらもヤマダ電機の出店規模が中途半端なものではないことが分かり安堵しています。

 なお,イオンタウンについては,完全撤退は流石にないだろうと読んでいます。モール&ララガーデンには勝てないにせよ,この立地をみすみす手放すわけはない(希望的観測)。

 それに,杜の広場周辺と並ぶあすと長町の中心的な街区として,開発前からあった農協ビルを立ち退かせて確保した虎の子の12街区保留地。ここがマンションになるというのは南の副都心としてURと組んで整備を進めてきた仙台市としては許しがたいでしょう。また,URの保留地処分条件にも抵触してしまうような。

 あるとしたら住友不動産シティタワー長町新都心側の17街区約6000平米の土地の転売かと。仮にマンション用地となると,まさしくシティタワーと同規模のタワーマンションを建てることができますが,そのシティタワーは南側にシティタワーあすとレジデンシャル,北側にこの土地のマンションから南北に挟まれて,居住環境に大きな影響が生じます。ただ住友不動産としては,シティタワーは既に完売しているので,障害にはならない。あすとレジデンシャル完売後の受け皿という点で規模はちょうど良く,その時期に縮小したイオンタウン計画が動き始めればマンション分譲にもプラスになるというようなストーリーは考えられるかと。

 あくまでも想定ですが,一番買われてはいけない企業にこの土地が買われてしまったことを呪うしかありません。入札なのでやむを得ないにせよ,入札が行われた2012年末から早8年ですよ!

参考記事

 あすと長町にイオンタウン進出 2012.12.25

 

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2020年10月11日 (日)

あすと長町の近況(R2.9~10)

 近所であるあすと長町の開発の進展状況については,最近動きが鈍っていることもあり,写真はちょくちょく撮っていながらも,ブログには上げていませんでした。

 よって,1か月程度の時差があり,最新情報ではないかもしれませんが,参考までにUPします。

KHB新社屋の動き

 外観はほぼ出来上がっていましたが,広場側のスロープと屋上のアンテナ塔の工事が進行中です。まだ先と思っていましたが,来年年明けには建物は完成し,その後機器の導入を経て約1年後の2021年秋に移転稼働予定です。

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 アンテナ塔は完成予想パース通りで当たり前ですが,らせん状で特徴的なデザインです。

 1年後には,コロナも終息し,この杜の広場及びゼビオアリーナ仙台を含めたこの人が集まる空間が完成し,にぎわいが継続されることを祈っています。

JR長町駅東口開発計画

 低層部の工事から,徐々に賃貸住宅部である高層部の工事に移っています。

 上に伸びてくる都度,隣のパークタワーあすと長町西側を徐々に覆いつつあり,もやもやした気持ちが沸き起こりますが,これは三井不動産レジデンシャルとJR東日本東北総合サービス側で建築計画を相互合意の上での着工でしょうから,地区内の某災害公営住宅の事例とは異なるのですが。

 これは北側のぐりりスポーツパーク側から。

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こちらは駅前広場側から。低層部の商業棟もそれなりのボリューム感です。

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 商業棟とはいえ,実質的に既存テクテを補完する塾などのサービス棟的な役割が大きい計画だったので,コロナの影響はそれほど受けないかと思われます。

 完全に商業・飲食中心だと,どこかの無駄にでかいイオンモールのようにテナントが集まらず3か月もオープン延期を強いられたりするでしょうが。

 こちらは,来春オープン予定。ほぼ概成しつつあるあすと長町の中で,最も整備が遅れている玄関口のJR長町駅前ですが,徐々に空き地が埋まりつつあります。あとは,駅正面と,大通を超えた両平面駐車場のみ。大通を超えたイオンタウン予定地は,リパークの料金が1日500円に値下げされていました。本当にコロコロと良く変わります。節操ないというか。まぁ,利用者にとってはありがたいですが。

プレミストあすとテラス&ヤマダ電機計画地

 マンションの方は順調に工事中です。

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 物件自体は,駐車場以外は買い物や駅への利便性を含めて中央公園付近のタワーを凌駕する物件だとは思いますが,気になるのは,南側の低層賃貸住宅群ですね。

 以前よりもさらに北側に拡大し,分譲マンションのすぐ南側までびっちりと3階建てのアパートが建築されています。

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 これだったら,中層で7~8階にして棟間隔を空ける,もしくは南北に長いレイアウトにして,分譲とあまり干渉しないようにするなどの方法はあったと思うのですが,賃貸住宅住民は利便性重視でそれほど日照や景観を気にしないとみているのか,入居者の入退去のサイクルを上げるためにあえてそのような棟配置にしているのかと勘ぐってしまいます。おそらく,このようなアパートの想定入居者は結婚して子供1人位までの若い世帯でしょうから。

 なお,ヤマダ電機側は遺跡発掘工事が来春まで伸びて,状況は変わりません。

 これだけ広大な土地を取得したからには,中途半端な店舗構成にはしないという話は聞いていますが,状況が大きく変わりつつある昨今,某イオンタウンみたいに8年弱も塩漬けしている土地のようにはなって欲しくないです。

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レクサス太白北側の土地

 長町駅北側は,KHBとゼビオの間の土地の他は,このレクサス北側の旧アイフルホーム展示場の土地を残すのみです。

 ここは北側のライオンズマンションがぎりぎりまで迫っているので,それなりの面積はありながらも活用は難しい。道路条件も上り線と住宅地側からしか入れないということもあり,商業利用には適しているとはいえない。

 どうなるのかと思っていたら,とりあえず月極駐車場として活用されるようです。

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 近隣マンションでは立体駐車場が多いので,多少マンションから離れていても,すぐに出かけられる平面駐車場の需要はあるのでしょうね。

 街に変化を与える種地は残しておいた方が良いので,ここはこのままで良いのではと思っています。

今後の見通し

 マンションについては,タワーマンションを中心に供給過剰が言われながらも,分譲は終盤に入っており各社適正在庫の水準に落ち着いているように思えます。

 今後大規模な分譲マンションの供給はないというか,あとは商業系の活用が想定される土地に分譲マンションはやめて欲しいという願望ですが,エリアとしてのあすと長町の人気は当分続くでしょうから,駅前の商業地域の土地活用は危ういような。駅前に残る上述の2画地が分譲マンションになってしまったら,あすと長町は副都心を目指した大規模再開発地ではなく,単なる駅前ベッドタウンで終わってしまいます。

 なので,現在土地を持っている2社の動向は注視していきたいところです。

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2020年9月26日 (土)

東西線開業からまもなく5年 荒井駅周辺レポリターンズ

 2015年12月6日に開業した仙台市地下鉄東西線。

 車両基地を持つ東の終点として開業した荒井駅ですが,開発が終盤だった荒井土地区画整理事業地からみると東に寄り過ぎ,駅の東側は車両基地と東部道路で駅勢圏が抑えられるなど,条件としてはあまり良くない条件で開設された駅でした。

 いろいろと心配された東西線の開業からあと2か月ちょっとで5周年を迎えますが,荒井駅周辺に先日久々に寄ってみました。

関連過去記事

東西線の終点 荒井駅前レポート(H29/9/17)

荒井にライブホール”仙台ギグス” 5月開業(H29/2/17)

東西線 荒井駅レポート(H26/2/14)

 今回は,運動を兼ねて自転車で向かいました。荒井駅に地下鉄で行ったのは,うみの杜水族館に荒井駅からのシャトルバスで行った時以来ないなぁ。南北線沿線の太白区民からすると,荒井に地下鉄で行くのは,一本で行ける泉中央に行くよりも遠かったりします。距離的には近いのですが。

微妙に変化した荒井駅前

 荒井駅前にダイワハウスが取得していた土地。

 ホテルとかいろいろと構想があったと記憶していますが,荒井自体が郊外型の街であり,また駅勢圏が狭いこともあってこの土地には動きはありません。曇天の日だったので,写真写りが良くなくて済みません。

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 同じダイワハウス系で,ちょっと南側にアクロスプラザ荒井東としてスーパー中心のこじんまりとした開発を行っているので,ごく近接した駅前で商業系の開発は難しい。そもそも,それよりも規模が大きいフレスポ六丁の目南町(ヨーク ヴィーフジサキ他)を行っているのでなおさら。

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 とはいえ,駅前で東側には,医療モールと賃貸住宅で構成されるビルが立地していました。なので,駅前広場自体は勢いのあると言われる南北線富沢駅と比べると,開業5年であることを考慮すると,よっぽど整備が進んでいる面もあります。

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富沢駅に似ている荒井駅

 改めて考えると,【富沢駅 ー 荒井駅】は本当に立地条件は似ていますね。

〇富沢駅の南側,荒井駅の東側は,車両基地と高速道路【南部道路 ー 東部道路】で駅勢圏の広がりを欠いている。

〇離れて並行してJR線【東北本線 ー 仙石線】が通り,地下鉄ターミナルながらも以遠からの需要が見込みづらい。

〇地下鉄開業時点で,先行して仙台駅寄りの地域で既存の区画整理【富沢長町 ー 荒井】が概成し,駅前は街はずれだった。

〇駅から1.5~2km程度離れた区画整理地で,集客力のある郊外型のNSC【アクロスプラザ富沢西 ー クロスモール荒井,フレスポ六丁の目南町】が立地。

〇郊外型飲食店が張り付く幹線道路【仙台館腰線 ー 産業道路】が多少離れた場所に通っている

〇よって,駅前の商業面での集客力がなく,近隣型のスーパー【生協,富沢イオン ー サンマルシェ】のみ

〇カフェなど【スタバ,コメダ,星乃,シベール他多数 ー フラットホワイト,THE BREDBAR,シベール他多数】が多く立地

 東西線の中でも荒井駅は大町西公園に次いでワースト2の利用者ですが,荒井東区画整理地の南側で行われる長喜城東地区の区画整理や未だ田園が広がる北口など,ポテンシャルは高いとは思っています。

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 オシャレ過ぎて入る勇気が出なかったし,駐車場が満杯な位繁盛していたので,外観だけでスルーしましたが,今度は是非入ってみたい施設です。

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 泉パークタウンで有名なカフェであるフラットホワイトコーヒーが出店しています。

それ以上に,この緑豊かというかイグネをイメージしたという独創的な建物は魅力的。

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ジャイアントストア・仙台GIGS

 ジャイアントストアは,コロナ対策で自由に入店できなかったので,入り口でUターンしましたが,駐車場には入店待ちの車が数台止まっていました。仙台では泉中央のTrekのストアも最近オープンするなど,自転車ブームの影響が続いているのかな。

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 仙台GIGSは,コロナの影響でイベントが軒並み中止となり,本当に厳しい状況が漏れ聞こえてきています。

 その状況でも,Withコロナで感染対策を講じながら,徐々にイベントを再開させようと動いており,同じく厳しい長町PITとともに,何とか持ちこたえて欲しいと思っています。

 併設テナントも利久が業態変更して「やみつきホルモン」になっているなど,イベント来場者に頼らず地元客向けとして乗り切ろうとしています。

若林警察署など

 仙台南署で管轄していた若林区で念願の警察署がH31年4月に設置され,その周りにも蒼会の病院やフットサル場など,施設立地は順調に進んでおり,空き地は目立たなくなってきています。駅前のダイワハウスの土地を除いては。 

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マンションも分譲中

 荒井駅南口から徒歩1分の目の前に,「クレアホームズ仙台荒井駅前」が分譲中でした。HPでは間もなく完売とのことですが,この場所でマンションを選ぶにしても買い物はクルマ必須の物件なんでしょうが,通勤で確実に座っていける始発駅の需要は根強いですね。

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 以前は寂しかった富沢駅も今では長町駅に近い利用者数を誇り,地下鉄南北線の朝ラッシュ時は次の長町南駅からは座れない程度の利用率となっているようです。この荒井駅周辺もコンスタントに分譲マンションや賃貸住宅の供給が続き,六丁の目駅では座れないくらいに駅利用者が増えて欲しいところ。

 コロナの影響で,学生利用の激減の影響を受けている東西線ですが,この荒井駅をはじめ地道に利用客を戻して行って欲しいところ。

何よりも駅前のダイワハウスの土地,そして北口の田園の開発が鍵を握っています。この街には引き続き期待していきます。

 

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2020年9月11日 (金)

宮城県内3病院統合構想 名取市も誘致に名乗り

 突如,富谷市が名乗りを挙げた,県立がんセンター,仙台赤十字病院,東北労災病院の統合新病院の誘致。

統合3病院の移転地に富谷市が名乗り?(9/9)

当初から病院残留への努力を表明していた名取市が,負けじと誘致を表明しました。

宮城3病院連携・統合 名取市も誘致表明

宮城県立がんセンター(宮城県名取市)と東北労災病院(仙台市青葉区)、仙台赤十字病院(太白区)の連携、統合に向けた協議に関し、名取市の山田司郎市長は10日、病院の統合移転を想定し、市内に誘致する意向を表明した。今後、県に要望書を提出する方針。
 山田市長は市議会9月定例会一般質問で「県立がんセンター機能を含む連携統合病院の市内への誘致に向け、速やかに要望活動を行いたい」と答弁。用地確保については「全面的に協力したい」との考えを示した。
 山田市長は「間もなく8万都市になろうとする名取市には総合病院、地域医療支援病院がない」と現状を説明。病院誘致は「市民の安心安全と仙南の地域医療に大きく貢献する」と強調した。
 3病院の連携、統合を巡っては、富谷市が既に誘致に名乗りを上げている。(9/11河北)

ライバル意識が強い両市

 仙台を挟んで南北でそれぞれ市制施行している名取市と富谷市。

 名取市が市制施行して65年が経つのに対し,まだ市制施行から4年弱の若い富谷市。

 人口は8万弱の名取市に対し,富谷市は5万2千人と名取市がリード。ただし,富谷市は泉区に続く大規模団地の造成の流れにより,名取市が市制施行した時期にはわずか人口5000人強だったのが,この65年で10倍という急激な人口増加を果たしました。

 この両市の現市長は,揃って2期目を迎えていますが,前々回の初めての選挙で仙台市地下鉄南北線の延伸を唱え当選した(のちに名取市の山田市長はこの構想を市議会の反対により撤回)という浅からぬ因縁もあります。

地下鉄南北線 延伸へのラブコール(2016/7/30)

富谷町長選に思う(2015/2/11) 

 今回の統合病院誘致についても,現在がんセンターが立地する名取市が誘致することを見越して,富谷市が先手を打って県庁訪問をしてアピールしたところ,名取市も当然ながら「うちが優先でしょ」とジャブを打った構図。

 これに続く動きはあるでしょう。ただ前回記事で言及した多賀城市の東北学院工学部が五橋に移転した跡地活用については,当然ながら学院大学の意向もあるし多賀城市と跡地活用計画がまとまらないと,立候補できないので,両市に遅れをとることにはなります。

 また,普通に考えれば,合併前の旧仙台市内の方が強みがあるので,医師会の意向を考えると,みすみす市外には渡さないという動きもある。

 まぁ,これまで全国的にあった県立病院と市立病院の一本化(釜石・酒田・高知等)とは異なり,独立行政法人や日赤という公的性格を持ちながらも,別個の経営母体である病院との統合の事例は,あまり聞きません。なので,決定までも4~5年位はかかるのではと思います。

名取市内の候補地

 当然,ファーストチョイスは現在のがんセンター敷地と隣接する山林を造成しての拡張でしょうが,今回の統合話はがんセンターの立地条件が必ずしも良くないことも一因でもあり,名取市としてもこの案は積極的に推しづらい。

 そうなると,駅徒歩圏に統合病院の敷地を確保ということになりながら,JRとアクセス線が通り,地下鉄に匹敵する髄一の便利さを持つ名取駅徒歩圏というと,土地がないのがネック。徒歩15分圏に広げれば,現在進められている増田西土地区画整理事業地に確保する選択肢もあり,そうすれば高台のがんセンターと異なり駅から平地なので,スタッフは良いけれど,患者さんが歩いて通うのは厳しい。コミバスのなとりん号を頻繁に設定してカバーするしかない。理想は徒歩10分圏で,例えば駅隣接のサッポロビールに遊休地があれば良いけれど。。。という感じ。

 

 それ以外だと,アクセス線の杜せきのした・美田園駅近くの田園をつぶして移転地を確保することも,次善の策としてありえます。

 ただ,空港利用と同様で,仙台方面からは直通ながらも毎時2~3本で利便性は劣る。岩沼方面からは乗換が必須。それでも県としてはアクセス鉄道の利用促進で悪い顔はしないかも。これも,県医師会がどう考えるか。

 これでも,富谷市よりはアクセスは悪くないので,名取市が出てこれば,富谷市として勝ち目はないかな。

 ふと思ったのが,仙台赤十字病院の南側の電磁研の跡地が100戸規模の戸建て住宅地として分譲されていますが,もうすこしタイミングがよければ,この土地が病院拡張用地になりえたのかなと。もともと赤十字単独で想定していた病院建て替え用地は川内旗立線の向かいなので,道路を挟んで別の病棟を作るのは効率が悪い。

 その建替え用地の周りにはまだ緑が広がっているので,拡張も可能かと思いましたが,八木山はこれ以上の開発は制限がかかっていて厳しい印象があり,どうなるか。

 まぁ,名取市の立候補で面白くなりそうです。

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2020年9月 9日 (水)

統合3病院の移転地に富谷市が名乗り?

 先日,突然明らかになった,県立(地方独立行政法人)のがんセンター(名取市),仙台赤十字病院(太白区八木山南),仙台労災病院(青葉区台原)という,宮城県の医療界で存在感を発揮する3つの病院の統合の動き。

宮城県立がんセンターなど3病院が連携、統合協議へ 高度な医療提供を目指す

宮城県立がんセンター(名取市、383床)と東北労災病院(仙台市青葉区、548床)、仙台赤十字病院(太白区、389床)について、県と各設置者が連携、統合に向けた協議の開始に合意したことが3日、分かった。増加傾向にある合併症への対応など、より高度な医療が提供できる体制の構築を目指す。近く協議を開始し、年内に具体的な方向性を判断する考え(以下略)。(8/4河北より引用)

 何故?と驚きましたが,理由として

 〇仙台労災病院を筆頭に,病院の建替えサイクルと言われる30年を過ぎている,又は過ぎつつあること

 〇がんは複合的な病気であることから病状により総合病院との連携が必須となり,がん専門病院での治療に限界があること

が挙げられるようです。

 とはいえ,3病院の経営母体は全く異なり,もともとの県立病院から経営が切り離され独法化されたがんセンター,東北労災病院は独立行政法人労働者健康安全機構,仙台赤十字病院は日本赤十字社と,いずれも公的な性格を持つ組織でありながらも,うまく統合できるのかと疑問はあります。「完全統合」と「各病院を残した上での連携」との選択肢があるようですが,病院の建替えが必至という状況であれば,統合ありきの構想に思えます。

 仮に,3病院の病床数を合わせると,1220床と東北大学病院に匹敵する数。効率化を考えると全ての病床枠を活用はしないだろうけれど,多少縮小しても1000床規模にはなるのではと。

 そうすると,多くの患者・家族だけでなく,医療スタッフの通勤を考えると,なるべく便利な場所,少なくとも鉄道駅から徒歩圏の場所が望ましいのではと思います。

 いずれにせよ,これだけの規模の大病院の統合には,10年スパンの検討・整備期間が必要でしょうね。

立地条件の良い3病院

 がんセンターこそ名取駅から多少距離はありますがそれでも名取市のコミュニティバス「なとりん号」で10分150円。最低限の本数はあり,決して不便ではありません。クルマでも仙台市中心部から30分程度。長町モールにつながる県道仙台館腰線からほど近く,特に仙南方面からは非常に行きやすい,名取市を代表する病院です。

 

 残りの2つの病院は,地下鉄駅から徒歩圏。

 仙台労災病院は街中からほど近く,北仙台と台原駅のちょうど間で両駅から徒歩圏だし,県道仙台泉線近くで車でも行きやすい。この幹線道路を経由する多くのバスも利用可能。

 仙台赤十字病院は5年前に開通した東西線の八木山動物公園駅のおかげで,急坂ながらも何とか駅徒歩圏に。また,バスでも動物公園駅から5分かからず到着可能(100円均一区間)だし,長町方面からも直通バスが毎時2本程度あります。

 車でも,郡山折立線と長町八木山線という2本の都市計画道路の整備により国道286号からのアクセスが劇的に良くなりました。

 統合という話になっても,いずれの病院も不便な場所ではないというところ。

 名取のがんセンターこそ駅からバス・タクシー必須ですが,県内一円からのアクセスとしては別に悪くはない。

 なので,基本的に敷地に余裕のあるがんセンター,もともと道路向かいへの建替えが想定されていた仙台赤十字病院を核に進めるのが良いのではと。仙台労災病院は市街地過ぎて拡張余地がないし,土地を売却することで,移転原資を生み出せそう。

 新たな場所に統合病院を作るにしても,既存の大病院とある程度離れたところが,医療機関の立地バランスからも望ましいとなると,結構限られると思っていました。

富谷市が移転先に名乗り!?

 その統合の話から約1か月,このタイミングで富谷市が統合新病院の移転先として名乗りを上げました。

 今朝の河北朝刊1面でデカデカと。Web版にはUPされていなかったので,紙面を引用させてもらいます。

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感想としては,

〇黒川郡には大病院がなく,バランスとしては悪くはない。土地のあてもあるとは,若生市長の嗅覚は鋭い。

〇県内一円を考えても,車でのアクセスは悪くはない。

〇とはいっても,これだけの大病院を”鉄道駅がない”富谷市内に立地させるのは,医療人材の地域バランスを崩し,スタッフの通勤,患者・家族の通院を考えると問題が多い。

医療人材のバランスを崩すことに

 以前,県が栗原市への医学部誘致を図った際にも,人口6万人の栗原市に600床の大病院を作ると,地域の医療人材のバランスを崩すことになると危惧したものでしたが,人口5万人の富谷市に1000床規模の大病院というのは,医療スタッフの確保の面でも厳しい。

 なによりも,現在の3病院から,看護師・薬剤師をはじめとした医療スタッフがスムーズに移ってこれるのか?

 10年後であれば,当然スタッフは大きく入れ替わるだろうけれど,富谷市移転であれば,一定数の方が見切りをつけて,他の病院に移ってしまうのでは。

 結局統合病院ということであれば,これまでの個別の医療機関とは何から何まで変わってしまうし,実質的に全く新たな病院に勤務するようなもので,どの病院のやり方を残すのかを考えるだけでも,気が遠くなる話。混乱必至なので,医療スタッフとしても残るメリットは小さい。

 仮に,泉区・青葉区・宮城野区北部から労災病院に通勤していた医療スタッフは何とか富谷に通うことができるかもしれないが,赤十字やましてがんセンターに通っていたスタッフの通勤は厳しいと思われます。一人暮らしだったら引っ越しすれば良いけれど,家族持ちでは引っ越しは難しい。当然スタッフは女性が多いので,子育てと両立させようとすると,これまでより遠距離通勤になるのは厳しい。

 看護師や薬剤師ももちろん大変ですが,この規模の病院は医師だけでも200人を超えることとなり,スムーズに旧病院から移ってくれないと,医師確保も大変。そうなると,アルバイト的な応援医師でしのぐのも難しい立地となるのでは。

仙台圏北部の大病院は

 現在としては,泉中央駅西側に徳洲会病院があり,現在西友泉店跡地への移転が進められています。

その他に,富谷市と接する泉パークタウンには,台原からJCHO仙台病院が移転のため病院建設中である他,泉中央に仙台循環器病センターがあるなど,富谷市域には病院はなくとも,隣接する泉区にはそれなりに揃っています。

戦略的な病院誘致?

 基本的に生活機能を仙台市に依存している富谷市であり,医療に関しての仙台市依存度を下げるべく,企業誘致感覚で手を挙げたのかもしれません。

 〇これだけの大病院を誘致すれば,1000人以上の就業者が手に入り,来院者を含めても経済効果が大きい。

 〇将来的には病院近くに多くの方が住んでくれるはず。

 〇市民も大病院が来て安心。

 〇泉中央駅からのバス利用者が激増し,念願の地下鉄延伸やBRT運行に向けた需要の底上げにより,実現性を高める手段となる。

という,富谷市としては安くて広い土地を提供するだけで,これだけのメリットが生じるので,移転の過程で生じる上記のような問題は些細なことにはなるでしょう。若生市長は結構したたかだと感じています。先に手を挙げるメリットは大きい。

移転先はどこに?

 まぁ,当然移転先については,3病院の経営主体が結論を出すことで,その過程で職員の意向も反映されるでしょうが,問題は望ましいアクセスの良い,広い土地が確保でき,他の大病院とエリアが被らないところは限られていること。

 そもそも,現在病院が立地している名取市や八木山地区から大病院が消えてしまうのは,地域バランスを考えてもどうなのか?

 富谷に移転するのであれば,よっぽど名取市の現在のがんセンターや八木山の赤十字病院を核として集約した方が便利ではないでしょうか。

 記事中では,座長である東北大八重樫医学部長が,立地場所を「アクセスの良い場所に」と指摘しているようで,当然ながらこのような統合大病院を成功させるには,立地条件が第一であるでしょうね。

 この富谷市の動きを発端として,仙台市及び仙台市周辺自治体で誘致の動きが出てくればと思います。

 個人的には名取市を推したいのですが,穴場の土地としては,多賀城市の東北学院大学工学部が撤退する跡地などは,「駅から徒歩圏」「まとまった土地」,「多賀城市としても,大学撤退のダメージを補って余りある効果」と思います。時期も丁度良い。

 他,仙台市内では,荒井駅北口の農地も面白い。東部道路の仙台東ICも近く,県内全域からのアクセスも良い。

 あと,愛子地区は東北道での県内からのアクセス,仙山線が使えること,土地確保の容易さもありますが,ちょっと西に寄り過ぎの感が。

 まだ先の話とはいえ,東北医科薬科大学病院を病床数ではるかにしのぐ,東北大学病院に次ぐ規模の大病院が誕生するとなれば,失敗は許されない。統合が実現するかどうかも未知数ではありますが,この動きは注視していきます。

 

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2020年9月 1日 (火)

「NTT仙台中央ビル」都市再生特別地区に指定

 青葉山サイエンスパークへの放射光施設の整備が進む中,この放射光施設と連携した研究開発拠点として整備が進められるNTT仙台中央ビル。

 市内中心部のNTTの老朽化しているビルは,五橋と青葉通と並んでこの東二番丁通沿いの3か所がありましたが,最も活用されていなかったこのビルが真っ先に建替えとなり,さらに産学連携の拠点としての役割を与えられることとなっていましたが,都市再生特別地区指定により,容積率の大幅緩和による規模拡大が実現します。

「NTT仙台中央ビル」都市再生特別地区の指定了承

仙台市都市計画審議会は31日、市の都心再構築プロジェクト第1号に決定し、NTT東日本グループが再開発を進める「NTT仙台中央ビル(仮称)」(青葉区中央4丁目)一帯を都市再生特別地区に指定することを了承した。

 市は10月に指定を正式決定する見通し。新ビルの容積率が現行の2倍の1180%に緩和され、NTT東グループは当初の16階建て程度を19階建て(延べ床面積4万500平方メートル)に規模変更することができる。
 議案書によると、(1)起業家育成拠点(2)東北大青葉山キャンパス(青葉区)の次世代型放射光施設と連携した研究開発拠点(3)歩行空間やオープンスペース(4)災害時に帰宅困難者300人を受け入れる一時滞在場所-などを新ビルに整備する。
 市はこうした再開発計画を都市貢献と評価し、審議会も特別地区の指定が妥当と判断した。新ビルは2021年7月に着工し、23年9月の完成を予定する。
 特別地区の指定は市内で3例目。「東京建物仙台ビル」(青葉区中央1丁目)の計画を審議会が07年8月に了承し、市が10月に決定して以来、13年ぶり(9/1河北朝刊より引用)。

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NTTグループと東北大の関わり

 NTTグループは,旧電電公社の流れを汲むだけあって,無線や光通信などの分野で基礎的な研究に力を入れているため,全方位的に各地方の旧帝大とは産学連携に力を入れていた中で,歴史のある電気通信研究所を持つ東北大との共同研究でのつながりはもともと強かったところ。

 さらに大学キャンパス内に最先端の放射光施設が整備されることで,東京駅から最短2時間でアクセスできるようになり,NTTグループとしても,この仙台の産学連携拠点となるビルプロジェクトは力が入ったものになりつつあります。

 仙台市も,老朽化したビルの建て替えによる,最先端オフィスの導入促進のため,昨年7月に「せんだい都心再構築プロジェクト」第一弾が打ち出され,発表前から計画されていたこのNTT仙台中央ビルの建替えも着工前で対象になったことから,ビルの容積率が約2倍にまで緩和されるとのこと。

 もともと16階建ての予定から19階にということで,南側のトラストタワーやSS30と比べると存在感は大きくはないものの,それでも前回この特例的な都市再生特別地区の指定を受けた宮交バスターミナル跡地の東京建物仙台ビルの20階建てと同じ位の高さで,延べ床面積は1.5倍弱とかなり存在感のある高層オフィスになりそうです。

仙台都心再構築プロジェクトの行く末

 元々計画が進んでいただけあり「仙台都心再構築プロジェクト」第一弾での第1号プロジェクトとして,順調に進んでいますが,コロナの影響を受けている昨今でも比較的影響が小さいNTTグループが単独で所有するオフィスビルだからこそという面もあります。

 次の候補としては,さくら野跡地や藤崎周辺の再開発の話が出てきていますが,ともに地権者が複雑なエリア。さくら野跡地こそPPIHが一括買収することになっているけれど,藤崎周辺は多くの地権者が権利を保有したままでの市街地再開発事業。それに商業・オフィス・ホテル等の複合開発になると,当然ながら,コロナで影響を受ける商業・ホテル各機能の需要の見極めが難しく,そうは簡単に進みそうもありません。

 とはいえ,先に進められれば,追って実施されるであろう建替えられるビルからの玉突き的な移転需要の受け皿となり,特にオフィス部分は先行者利益を得ることができるので,約5年間のプロジェクトの期限を踏まえて,お互いのライバルの動きを見据えながら進んで行くと信じたいところ。

 

参考記事

せんだい都心再構築プロジェクト(第1期) 施策発表!(その3)容積率が最大2倍に緩和(R1/8/25)

さくら野跡地 ツインタワー超高層再開発か!?(3/20)

藤崎本館建替と大規模再開発始動!(7/8)

 

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2020年7月 8日 (水)

藤崎本館建替と大規模再開発始動!

今日飛び込んできたビッグニュース。

昨年,藤崎の創業200周年の式典に合わせて,「新店舗計画を2020年に決めたい」と表明していました。

藤崎 来年に新店舗計画(R1.10.10)

ただし,新型コロナ感染症の蔓延により,従来型の不動産開発は見直しを余儀なくされており,リアル商業からネット通販への更なる移行が必然とされるなど,この藤崎建替えにも大きな影響を及ぼすことが必至でしょうが,このタイミングでの建替えを含む再開発計画の始動は驚きでした。

Fujisaki


藤崎(仙台市青葉区)/本館建替に合わせ周辺地区一体再開発/事業協力者の公募開始

地場百貨店の藤崎(仙台市青葉区、藤崎三郎助社長)は仙台市中心部にある本館を建て替える。本館周辺の地権者と連携し、組合施行による第1種市街地再開発事業として新しい本館を整備。周辺にある複数の建物も一体的に建て替え、新たな商業・業務・複合交流拠点を形成する。8日から単体のゼネコンを対象に、事業計画作りや保留床処分の提案などを支援する事業協力者の選定を始める。
 既設の藤崎本館を含む再開発検討区域は仙台市青葉区一番町3の1~2。仙台駅西口から延びる道路「青葉通り」沿いにあり、地下鉄の青葉通一番町駅と直結している。
 区域面積は約1・7ヘクタール。用途地域は商業地域で、容積率800%、建ぺい率80%がそれぞれ上限に指定されている。同区域は国が指定を予定する特定都市再生緊急整備地域の候補区域にも入っている。
 藤崎本館の建て替えを巡っては、3月30日に地権者16人でつくる「一番町三丁目おおまち南地区再開発推進協議会」が発足。会長を藤崎社長が務める。将来的に再開発組合を設立し、第1種市街地再開発事業による藤崎本館や周辺建物の建て替えを目指す。
 協議会の活動を支援する都市デザイン(東京都千代田区)によると、現時点で建て替え後の棟数や延べ床面積などの全体的な施設規模は未定という。
 当面は藤崎を中心とする同協議会として事業協力者の選定手続きをプロポーザルで実施。8~15日に募集要項を配布し、29日に応募登録書の提出を締め切る。8月20日まで提案書の提出を受け付ける。9月に優先交渉権者を選定し、10月までに協定書を締結する。
 募集は単体のゼネコンに限定。事業協力者や特定業務代行者などの立場で過去10年以内に市街地再開発事業の参画実績があることや、中心市街地で延べ5万平方メートル以上の複合施設建築物の設計・施工受注実績があることなどを条件とする。
 都市デザインによると、将来的には再開発施設の施工を担う特定業務代行者を別途募集する予定。今回選定した事業協力者も特定業務代行者の選定手続きには応募できるようにする。
 藤崎本館の建て替えは仙台駅西口前にある旧さくら野百貨店の建て替えと並び、仙台市中心部では最も注目される大規模再開発の一つになる。(7/8日韓建設工業新聞より引用)

開発の概要

〇区域面積1.7ha

〇容積率 800%

〇建蔽率 80%

〇都市再生緊急整備地域(平成14年10月 指定)

※特定都市再生緊急整備地域の候補区域

と,大町アーケードとサンモールアーケード,青葉通,仙台ファーストタワーに囲まれた大規模な開発面積になり,現在瓦解した仙台駅南のいわゆるエンタツ再開発予定地,又はトラストタワーの再開発地の面積に匹敵します。

Redevelopmentplace

 

 昨年10月の予想記事では,藤崎を含んで同一ブロックで0.7haで地権者をまとめるのも厳しいのではと予想していましたが,東側の区画道路を含みファーストタワーまでの大規模再開発になるとは,全く予想していませんでした。1.7haもあるのかというのがこのニュースを聞いての感想でしたが,対象範囲を見る限りでは,区画道路を含む他,青葉通とアーケードの幅員の半分まで含まれているので,これらの道路面積を除く実面積は約1.2haなので,この面積だと納得できる。

 まぁ,ファーストタワーまでつながれば,藤崎の飛び地店舗になっているファーストタワー館にうまくつなげることができるか?

建替え期間の仮店舗は?

 本館の建替え期間は,この規模の再開発となれば5年以上の工期は下らない。その期間,本館を除いた大町館と一番町館そしてファーストタワー館のみの営業になる訳はなく,仮店舗はどうするのだろうと。

さくら野跡地 ツインタワー超高層再開発か!?(3/20)

 では,さくら野跡地のPPHD再開発で想定される2万平米程度の商業床を活用しての駅前店を出店し,建替え期間中の仮店舗的な役割を持たせる可能性も考えていましたが,藤崎敷地にとどまらず,ファーストタワーまで再開発地が広がるとなると,ファーストタワー隣接地を第1期として開発し,そこに藤崎を先に移転入居させ,その後現藤崎敷地を中心に専門店,オフィス,住居?が入る第二期開発とすれば,再開発中もこの大町・一番町エリアに核店舗の藤崎が留まることができる良い案とも言えます。

 ただし,東西線青葉通一番町駅と地下で接続する上,おおまちとサンモールの両アーケードの角に位置する現店舗の立地条件と比べると,アクセスは悪くなってしまう。せめて,東二番丁通にも面していれば存在感を含めて余りある店舗になるのですが。。。

事業者募集概要

 コンサルは,東京の都市デザインという会社。下記の概要のもとに,事業協力者が選定されます。応募要件は同規模の大規模再開発の経験を持つ事業者なので,首都圏での再開発に携わった事業者からの応募が予想されます。

【再開発推進協議会】
 名 称: ⼀番町三丁⽬おおまち南地区再開発推進協議会
 設 ⽴: 令和2年3⽉30⽇
 構 成 員: 計画区域の地権者 16名
 会 ⻑: 藤﨑三郎助 (株式会社 藤崎 代表取締役社⻑)
 ⽬ 的: 「おおまち地区まちづくり構想」に沿って再開発の事業化を図るため、「まちづくりの具体的な計画(再開発基本構想)」 の⽴案、適切な「事業⼿法の確⽴」、それらを元にさらにまちづくりを推進するための「再開発準備組織の設⽴」を⽬的とする。


【事業協⼒者の選定スケジュール】
 ・募集要項の配布 7⽉8⽇(⽔)〜7⽉15⽇(⽔)
 ・応募登録書受付締切 7⽉29⽇(⽔)
 ・提案書提出締切 8⽉20⽇(⽊)
 ・優先交渉権者決定 9⽉
 ・事業⽀援に関する協定書締結 9⽉〜10⽉


【事業協⼒提案の内容】
 1 事業推進⽀援・事務局⽀援についての提案
 2 計画作成についての意⾒・提案
 3 保留床処分に関する提案


【応募要件】
 1 総合建設業者。(単独企業での応募に限る。)
 2 過去 10 年以内に市街地再開発事業の参画実績(事業協⼒者、⼀般・特定業務代⾏者、特定建
  築者)を有する者。
 3 中⼼市街地において⼤規模な複合⽤途施設(延床⾯積5万㎡以上)の設計⼜は施⼯の受注実績
  を有する者。
 4 その他、募集要項に定める要件を満たす者。

 この再開発計画については,引き続き追っていきます。

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2020年4月16日 (木)

あすと長町の近況(R2.4)~順調に進む建設工事

 コロナの影響で,朝の地下鉄南北線も空間の余裕がある昨今。前だったら長町から混雑していた時間帯も。

 気持ちは晴れませんが,そんな中でもあすと長町に建設中の2つの施設の工事は順調に進んでいるようです。

 とはいえ,東京では清水建設の社員の感染が発覚し,当該現場以外も長く工事が止まってしまうようで,緊急事態宣言が全国を対象に出てしまったので,仙台にも早かれ遅かれ影響が出てしまうのかという危惧も当然あり。

 今後も工事が進むことを祈りながら,今年度末完成を予定している2つの施設の近況を。

JR長町駅東口開発の状況

 地下の基礎部分の工事が進み,地上部分の工事に入っています。

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JR長町駅東口開発計画正式発表(2019/9/27)

 隣接するtekuteが短縮営業に入っておりながら,好調な食料品部門に対し,飲食店はかなり厳しい状況です。賃貸住宅と商業施設で構成されるこのtekuteの増床的な施設のテナント動向も気になるところですが,まずは建物がコロナの影響を最小限にとどめて完成してくれることを祈るのみ。

 なお,期待される商業施設に対し,12階建て南北壁状の賃貸住宅というのは,三井側と調整しているとはいえ,景観的には不安要素があります。

KHB新社屋の工事状況

 JR開発よりは進んでいる印象。長く地下部分の基礎工事をしていましたが,地上部分に着手した後はあっという間に鉄骨が4~5階?あたりまで組みあがりました。

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 暖かくなって,自粛ムードの中体を動かす方々がパラパラといる杜の広場側から。

 テレビ局なので,一階当たりの階高はそれなりにあるためか,思ったより高さに存在感があります。

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 ただ,鉄骨が組まれているのは敷地の北側からで,パースと比較するともうすこし南側にも伸びるのかと思っていますが,どうなるのか。

 また,ゼビオスポーツ側の2000平米の活用方法も気になるところ。

 まぁ,コロナが落ち着いてからにならざるを得ないのでしょうが。着々と進んでいる工事現場を見ると嬉しくなります。

あすと長町の近況(R1.10)~KHBの建物イメージが明らかに~ (2019/10/21)

住宅展示場が更地に

 KHB予定地のあすと長町大通りを挟んで向かい側にあった,アイフルホームの住宅展示場が撤去され,更地になっていました。住宅展示場時代は3棟が立ち並びながらもそれほど広い敷地との印象はなかったのですが,更地になると思ったより広い感じ。1000平米程度でしょうか。 ただし,コンビニには狭いし,道路条件が良くない。近所に24時までやっているウエルシアがあるから勝算は薄く,近隣のポーラの社屋のような低層の活用になりそう。商業施設は期待できないかな。

 

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