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まちづくり

2019年7月16日 (火)

せんだい都心再構築プロジェクト(第1期) 施策発表!

 昼間の地元ニュースで流れていてびっくりしましたが,今朝の仙台市役所の郡市長定例記者会見での発表だったんですね。

今年の2月議会で方向性が打ち出されていた際に,記事としてある程度予想していましたが,思ったより思い切った内容で発表されました。

 

過去記事

都心再構築プロジェクト始動? その1 (2/2)

都心再構築プロジェクト始動? その2 (2/10)

 

仙台市、都心部の再開発に100億円

 仙台市は16日、仙台中心部の再開発を後押しする「せんだい都心再構築プロジェクト」を発表した。10月から始まる第1弾としては、1981年の建築基準法改正前の旧耐震基準で建設された老朽建築物の建て替えと企業立地促進など緊急性の高い施策から実施する。市の支援額は100億円程度になる見通し。

 第1弾は(1)老朽建築物の解体工事期間中のビルオーナーへの助成(2)高機能オフィスの容積率を最大2倍に拡大(3)複合商業施設など、にぎわい創出拠点開発への補助金上限を総事業費の25%に上昇(4)必要駐車場台数の低減――の4つ。
(1)については、1フロア当たりが約660平方メートル以上の高機能オフィスを建設した際の固定資産税相当額の1年分を助成する。(1)から(3)については2002年に指定された都市再生緊急整備地域の79ヘクタールを対象とする。仙台市中心部では老朽建築物が4割を超え、建て替えが急務となっている。さらに、オフィスの供給が不足している。
第1弾の施策を通して、5年間をメドに建て替えを進め、その後は民間事業者のニーズをくみ取りながら第2弾の施策を打ち出す。(7/16日経)

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 仙台の都心部の再整備を促進する施策で,仙台駅前,勾当台・定禅寺通り,青葉通一番町の地下鉄を含む3駅周辺を核とした開発を推進するほか,その谷間となる,「本町」「大町」「肴町」は,5年前から仙台市が種まきしていた「リノベーションまちづくり」のモデル地区で,バランスの取れたエリア展開に思えます。

 核となる3つの対象地区自体は,都市再生緊急整備地域として15年前に指定されたエリアにほぼ含まれますが,記憶にある限りでは(多分)「仙台ファーストタワー」しか適用されたプロジェクトがなく,仙台では忘れ去られた指定区域だったのですが,日の目を見ることになりそうです。

 今回の施策はあくまでも「第1弾」とのことで,今後の展開に期待が持てるものであり,その中で,建て替え促進のための固定資産税の減免,容積率の緩和,附置義務駐車場の算定要件の緩和と,かなり思い切ったものです。

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 特に,容積率の緩和については,現時点で仙台駅西口の最大800%の街区が最大で1600%と2倍の容積率になるとのことで,このインパクト大きいものです。

 高機能オフィスの導入による容積率の緩和ということで,オフィス開発が中心でないと対象にならず,0.5ha以上であれば商業・ホテル機能との複合施設も可といっても,容積率1600%を勝ち取れる条件は厳しいように思えますが,それでも1000%超えであれば,開発を誘引するインパクトは大です。

 なお,この最大容積率が見込める現800%街区は,狙ったように,旧さくら野,エデン・旧GSビル・ロフトの街区がすっぽりと入ります。

そう考えると,仙台市もかなり本気を出してきたなぁ。

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 2月の記事で,再開発誘引のインセンティブ施策で先行している福岡や札幌を紹介しましたが,これらの都市を含む他都市をかなり研究している感があります。

ただし、現行の高さ制限と、悪法のアセスの緩和がセットでようやく実効性が伴ってくるので、その辺を見極めたい。

 よって、今回の発表内容については,時間がある時に,もう少し読み解いてみたいと思います。

 

 

 

2019年7月13日 (土)

ヤマダ電機 あすと長町進出へ

 今朝の河北朝刊を見て,目が覚めましたが,ヤマダ電機があすと長町進出ですか。

 あすと長町は,家電店の空白地帯で,個人的に10年前から進出を熱望していたところ。昔は長町南の電撃倉庫や佐々木チェーンがあったけど,なくなって久しいし。

 ヤマダ・K’sの2大勢力は,仙台南部エリアに2店舗ずつ東西に配置し(ヤマダは中田と鈎取,K'sも中田に近い名取バイパスと鈎取),このエリアもカバーしていたので,そのほかの勢力だと2強に負けて市内の太白区内の2店(愛宕橋,郡山)を閉店していたビックカメラと組んでいるコジマあたりの進出を期待していましたが,まさかのヤマダ電機の進出。それも太白区内3店舗目となりそう。

 家電店が進出だったら,普段使いの駅利用者が寄ることができる,長町駅前とかイオンタウンの中のテナント(エアリの「コジマ×ビックカメラ」のように)とかが望ましかったけど,やはりこのあたりは郊外エリアになるし,同系列の仙台駅前のLabiとの棲み分けから ,駐車場を確保できる今回の位置というのは悪い話ではない。わざわざ電車で来る人はいないだろうけど,太子堂駅からも徒歩3~4分だし,従業員も確保しやすいか。。

<追記:右側の表示が一部切れて見づらくなっていたのを修正しました>

 なお,積水ハウスが鉄建公団から取得した1.6haを,ヤマダ電機に転売したようですが,取得当時の記事を引用

積水ハウスに売却決定 仙台市あすと長町1.6ha(鉄道運輸機構)

 

[2017/8/2 宮城版]
 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は1日、公開競争入札を開札し、仙台市あすと長町約1.6haの売却先を積水ハウス(本社・大阪市北区)に決定した。最低売却価格は13億0219万円で、10日以内に契約を結ぶ。敷地は造成済みで建築工事は今後、同社スケジュールで進められる。

 物件名は、長町駅38街区。場所は太白区あすと長町3-1-2。仙台空港アクセス線の太子堂駅付近で、東日本大震災後は市内最大の応急仮設住宅団地として活用されていた。更地に復旧済みのため、同街区での建築工事は、同社の事業スケジュールで進められる。

 同社は、仙台市の公募型復興公営住宅整備事業者として同駅近くに67戸を整備している。

 街区概要は、近隣商業地域で建ぺい率は80%、容積率は300%。地区計画では商業・業務施設の立地を図る地区に設定されている。仙台市は3月、同街区に大規模建築物以外も建設できるよう、地区計画で敷地面積の最低限度を2000平方mから165平方mに緩和した。

 あすと長町地区は、仙台市が仙台都市圏南部の副都心に位置付け、貨物ヤード跡地などを区画整理事業で開発。保留地は売却済みで、同機構と隣接する都市再生機構(UR)の土地で全街区が売却済みとなる。URは上期にも対象地約0.7haの土地譲渡先を公募する見通し(日本建設新聞)。

位置関係

UR都市機構からダイワハウスが購入した線路側0.7haの保留地は,分譲マンションと賃貸アパートが建築中で完全に住居系で進められており,大通側を積水ハウスのシャーメゾン部門が購入したとなると,同じような賃貸住宅中心の街並みになるのではと危惧していただけに,結果的に商業利用でバランスがとれることになり,悪い方向性ではないかと。

Yamada

規制緩和はなんだったの?

この土地は近隣の住民向けの小規模サービス業・店舗の進出を期待して,土地の分割が可能なように最低敷地面積を地区計画で引き下げ,パチ屋側以外は165平米にわざわざ規制緩和した街区です。

あすと長町南部地区計画

しかし,その意図が本当によくわからず,南側も線路を挟んだ西側も東側ももともとそのような土地利用になっているのに,わざわざ大区画を細分化させようとする愚を犯すのはよくわからんと思っていました。容積率が300%なので,例の復興公営住宅の街区のようにタワーマンション林立ということはないし,あすと長町最後の大区画の土地なので,ダイワ側はしょうがないけど(それにしても,復興公営住宅がマシに感じるほど,アパート間の棟間隔が狭く,下層階は日照確保できないという悪いストックに見える),結果的には良かったと。

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 一見郊外型店舗がまた出店?という見方をされるけど,せっかく整備した大規模な画地を細切れで住宅地に共用しようとする愚を犯そうとしていたので,それよりは,オープンから15~20年後の機能更新のための種地と考えると,ヨーク・コーナン(ともに借地)とともに,あすと長町が成熟するための土地に有効活用されそうという期待感も。

その他あすと長町近況(H28.12) (2016/12/10) 

ヤマダ電機側の事業化着手は早くて来年とのことで,時期的には杜の広場横のKHBのオープンと同じ位かな。

 土地の規模が大きいので全体をヤマダが活用するかどうかは分からない。というか家電店だけで埋められるとは思えないので,近年力を入れている住宅・リフォーム部門の併設とかは考えられるけど,その他テナントの導入(飲食店・大規模書店等)とか,あすと長町に欠けている機能を入れてくれればと。立地条件は違うけど,Labi仙台でジュンク堂,飲食店を入れているように。ドラックストアはいらんけど。

ヤマダ電機の店舗再編の可能性

 ヤマダ電機に限らず,家電店業界全般の状況としては,一時期大規模化した店舗を持て余している印象があります。特に家電はコモディティ化とショールーミング化が進んでいることで,わざわざ実店舗で購入する人は格段に減っているし,特にヤマダは一度拡大した店舗を縮小しずらく,Labi仙台ではかつて大々的に展開していた稼ぎ頭の携帯・スマホ売り場がすっかり住宅部門や食料品・日用品売り場に転換しながら,決して賑わっている訳ではなく,苦しんでいるのが伝わってきます。

 自分は意外に安さに負けて?最近値が張るパソコンやエアコンなどをヤマダで購入しているけど(ヨドバシやK'sは小物は良く買うけど,大物は決して安くない),特価品の安さはチェーン店としての仕入れメリットという規模の利益もあるんでしょうが,その分抱え込んだ在庫・展示品処分もダイナミック。

 正直Labi仙台もですが,その他中田の仙台南店や鈎取の仙台太白店に休日に寄っても,正直広大な店舗を持て余している感がありありで,両店舗とも近隣のK'sに店舗規模と入りやすさを含め負けている感があります。

 特に,1階駐車場,2階店舗という入りやすい大型家電店で取り入れられている店舗構造を早い時期に取り入れた仙台南店は一時期飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが, 仙台バイパスの渋滞スポットに位置していること,南行車線からしか入れず,非常に行きづらいことから,住宅地側に整備している第二駐車場はほとんど使われていません。あすと長町に出店するのであれば,この仙台南店の存廃も含めての検討が必要かな。仙台太白店は比較的新しいし,アウトレット店を併設するなど独自路線なので,まだ手を付けづらいけど。太白区で3店舗はさすがに過剰な気が。

 

仙台市役所 建て替えに関するシンポジウムへ

 昨晩,メディアテークで行われたシンポジウムに参加してきました。

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 芸工大の馬場先生が参加するとのことだったので,面白い話が聞けるかなと。

 やっぱりメディアテークは昼でも夜でも映えるなぁ。また会場の1階のオープンスペースは,通りすがりの人も途中で参加できたり,隣接するクレプスキュールカフェで,ゆっくりコーヒーや輸入ビールを飲みながら聞くこともできたり。

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<仙台市役所建て替え>新庁舎と広場一体活用探る 市民らシンポ

 




新本庁舎と市民広場の一体的な活用を話し合ったシンポジウム 新庁舎の建設イメージ

 仙台市は11日、市役所本庁舎の建て替えに関するシンポジウム「これからの市役所と市民広場」を青葉区のせんだメディアテークで開いた。市民約120人が参加し、新庁舎低層部と敷地内広場、隣接する勾当台公園市民広場の一体的な活用をテーマに話し合った。
 東北芸術工科大の馬場正尊教授が講演。高層ビルに囲まれた公園に芝生を植えた結果、住民が集うようになった東京・南池袋の事例を紹介し「定禅寺通から市役所周辺まで、芝生が一続きに広がる公園に再整備してはどうか」と提案した。
パネル討論では、新庁舎低層部の使い方に話題が及んだ。日本建築家協会東北支部の手島浩之氏は「市民が市政情報を得られる場が必要。市民、行政、議会が対話を重ね、議論の果実を市政に反映させる仕組みがあっていい」と語った。
 東北大大学院工学研究科の姥浦道生准教授は、低層部に商業施設を入居させる案に触れ「単に新庁舎の維持管理費を稼ぐというだけの発想にとどまらず、仙台はどう良くなるのかという広い意味での事業性を考慮すべきだ」と指摘した。
 会場では開会前、河北新報社が3D地図を使い新庁舎の建設イメージをシミュレーションした動画が上映された(7/12河北)。

【3D動画】仙台市役所本庁舎建て替え 河北新報社シミュレーション
https://www.kahoku.co.jp/movie/archive/2019/zv4DEnxgFa8.html

 概要は上記の河北記事参照。自分の考えは過去記事からあまり変わってないなぁ。

仙台市役所建て替え 1棟19階建ての方針(2/8)

また,候補地など前提条件が決まる前の記事は下の2つ。

仙台市役所新築 3つの候補地 (2018/2/3)

仙台市役所建て替え本格検討再開 (2016/2/21)

 現市役所敷地の面積については,勘違いしていてせまっ苦しいイメージがあったけど,ロータリー部分や裏側の駐車場部分を含めて,市民広場よりもよっぽど広かったんですね。

 なお,勾当台通りを挟んだ県庁18階からの写真。この立地条件で現状の8階建ての庁舎としての活用ではもったいない。

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改めて,主張するところは,

  • 1.市庁舎は西側(現在の議会棟付近を中心)とし,東側にまとまった広場スペースを設置するべき。
  • 2.従来の市民広場とより一体的活用のため,間を通る市道は週末等通行止めにし,南北の広場と統一した意匠・機能を。
  • 3.北側の市役所側の広場は,市役所の低層棟部分の屋内広場と連携して使えるように。
  • 4.勾当台通と隔絶したランドスケープの県庁・県議会庁舎と異なり,大通りとの一体感を。
  • 5.公共交通の利便性確保のため,勾当台公園駅との接続と簡易バスターミナルとしての再整備

 イメージを落とし込んだものは ↓ のとおり。

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1. 西側庁舎・東側広場であれば,庁舎部分は市民広場西側のパークビルと並ぶ形となり,壁面がある程度揃い,収まりが良くなるし,東側の広場は市民広場と同程度のスペースを確保できるし,両方の広場を合わせて整形のスペースが確保できること。

2. その間の市道は,西公園通りと愛宕上杉通間の定禅寺通りを補完する重要な市道なので,理想は廃止ながら,簡単には廃止できなない。よって,広場と同様のタイル敷きとして,広場と車道・歩道を同レベルにしながら,歩道と車道は鉄製のポールをたてて安全を確保する(週末などのイベント時は収納して,南北の広場をつなぐスペースとする)。

3.市役所低層棟の屋内広場は,北側広場と一体的に活用できるようにして,ちょっとした展示会も行えるように。また,イメージは過去記事で提示したような,長岡市役所(アオーレ長岡)の平土間が参考になる。イベント実施の際,特にこのような梅雨時は天気に左右されるし,当然冬の広場活用の可能性を広げるためにも,屋内広場との連携は必要。

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Gaikan 

4.県庁側は市役所よりは敷地に余裕があったとはいえ,勾当台通りと県議会庁舎の間は完全に遮断され,通ることができず,緑化されているとはいえ,あまり人通りのない暗い空間になっているのはもったいない。そのような背景があるので,市役所側は広場を配置して勾当台通と一体的な空間を構築できればと思います。

5.地下鉄南北線の勾当台公園駅と新市役所庁舎は,地下通路で接続する方向とのことで,シンポジウムで説明された整備イメージに明記されています!これは朗報でした。現在の北1出入り口の階段・エスカレータの手前で左側に折れる形になるので,結構距離はあるけど,雨や雪の日でも天気に左右されずに駅と直結するのは嬉しいこと(市職員ではないけど)。

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 そのほか,計画はされていませんが,県庁市役所前バス停の再整備を行えないかなと。

 特に,北行きは交差点を挟んで,市役所本庁舎前と北庁舎前に分散しているので,慣れている人はいいけど,自分もだがたまにしか使わない方にとっては,どっちから発車するのか不安だし焦るので,余裕ができる現市役所前を活用して,集約した方が,地下鉄北四番丁駅バス停との間隔の狭さを緩和する意味でもよいのではと。

 また,南行は,路線バス(市バス・宮交バス)はこのままで良くても,このバス停を始点とする山形行,石巻行,気仙沼行,蔵王・村田行などの高速バスは,発車直前にバス停にバスが到着するようにはしていても,路線バスの発着の邪魔になっているし,利用者にとってもゆっくり待つことができないので,奥まったスペースを活用して,路線バスの邪魔にならない待機場兼発車バースを整備できれば,分かりやすさと快適さが確保され,利用者も増えるのではと。特に仙台駅前からだと座れないことから,県庁市役所前を使う需要があります。

 シンポジウムの感想

 市の幹部から全体像の説明があり,また検討会議に参加されている方(手島氏)から検討内容の説明,馬場先生からは,池袋の民活導入した公園の大成功事例の紹介があり,前半部分は前提となる知識を整理できました。

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 ただ,後半部分のパネルディスカッションは,3つの論点のうち,1つ目で時間がかかりすぎて,論点の2つ目3つ目は時間切れの尻切れトンボのようになってしまったのはちょっと残念でした。まぁ,基本的な広場の使い方は自分の考えとそれほど変わらなかったので,この方向性で設計に進んでくれればいいなぁと。

 

 

 

 

2019年7月 7日 (日)

混雑激化 東北線の課題 (その3)JR東日本 H30年度乗車人員発表

 先日,東北本線仙台以南の混雑状況と乗車人員を取り上げたけど,恒例のこの時期の発表を失念しており,改めて新しい発表数字を含めたものを。仙台駅は91,278 人でJR東日本で49位。首都圏の1都3県以外では唯一の100位以内のランクインで,前年度と比較し2%と順調な伸びです。

2018年度JR東日本乗車人員

 また,仙台ー岩沼間で,岩沼駅以外は増加を続けています。

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岩沼駅

 岩沼駅は震災後は増加に転じながらも一進一退でしたが, 新たな転入などの増よりも,少子高齢化での通勤・通学者の減が再び上回るように。かつてはあおば通駅開業前は,仙台駅に次いで県内のJR駅で2番目の利用客数だった駅で,東北本線と常磐線の分岐点,仙台駅への岩沼駅始発の区間列車に使用される5番線までホームがある大きな駅で,相変わらず存在感はありますね。駅前広場も整備され,市民バスの発着もあり,仙南を代表する駅です。

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岩沼市訪問 (2013/5/26)

 

 

長町駅・太子堂駅

 あすと長町に含まれる,太子堂駅が174人増(4.7%増),長町駅が188人増(2%増)とコンスタントな増加を続けています。増加率でいうと太子堂駅が大きく出ていますが,増加数だと両駅はほぼ同じ。長町駅は昨年度は大規模マンションの入居開始はなかったので,若干伸びは落ち着いた感じですが,今年度はまもなくシティタワー2こと「シティタワーあすと長町レジデンシャル」391戸,10月から駅前の「パークタワーあすと長町」468戸の入居が始まります。完売はしていなくとも,合わせて600~700戸の入居が始まると,通年で1000人規模の利用者増のインパクトはあります。

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 あすと長町側からだと,東口駅前広場に面するJR長町駅が手前側となり使いやすいですが,JR東北本線の輸送力と混雑が限界に達している昨今,近年利用客が増加しながらもまだ輸送力に余裕がある地下鉄南北線の長町駅を利用した方が,通勤のストレスは段違いに軽いですが,仙台駅利用者だと会社が安い通勤定期ルートを指定する場合もあるだろうから,難しいですね。

 なお,南北線長町駅からの朝ラッシュ時は,以前よりは混雑するようになったとはいえ,7時50分より前はつり革を余裕でつかめ,周りの乗客と触れ合うこともない混雑で,たまに座れたりもするし,つり革がかなり余っているのということは,混雑率でいうと100%を下回っている状況。スマホも本も余裕で見れます。7時半頃から8時前までは3分間隔でほぼ待ち時間も遅れもないので,ストレスのない通勤です。仙台駅で降りる人よりもJRや東西線からの乗換客の方が多いので,仙台駅からはちょっと混んできますが。

 ただ,8時前位からは4分間隔になるし,8時半始業に向けて乗る人も増えてくるので,結構ホームで待っている人も増えてきて,ギュウギュウではないけどかなり圧迫感を感じる程度の混み具合になってきます。さすがにスマホは見る気がしない程度の混雑。それでも混雑率でいうと110~120%程度で押し合いへし合いということはなく,JRや地下鉄でも泉方面からの乗るのをあきらめたくなる混雑と比べると天国のようなもの(東西線はもっと快適通勤でしょうけど)。

 今後,JR及び地下鉄長町駅の利用者数の増加も,大規模マンションの供給はひと段落するし新たな開発地も少なくなってきたので,イオンタウンに動きがない限りは頭打ちに向かいそうです。イオンタウンも,キュリオスが終わり予想通り土地取得5年後の建築開始という保留地処分条件をかいくぐるためにつくったガレージを”ご丁寧にも”復活している最中でしたので,数年単位で動きはないでしょうけど。

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 なお,太子堂駅で気になるのは,完成しながらも本格稼働しているのか不明なAmazonの配送センター。従業員の駅の利用に影響してくるし,それよりもAmazonプライムでの即日配送ができるようになるので楽しみにしていたのですが,先日注文したら,千葉から配送されたのでまだっぽいですが,どうなったんでしょうか。

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名取駅・館腰駅

 両駅とも,1%強の伸び率で,名取駅はアクセス線乗り入れ分の利用者の増が大きいとはいえ,駅前に昨年末にオープンした名取市図書館など,駅周辺整備が進んでいるというのも,多少の影響はあると思われます。再開発ビルと橋上駅舎を結ぶペデストリアンデッキが整備され,東西どちら側からもより使いやすくなりました。今後,駅から徒歩15~20分圏の県道仙台館腰線の西側となる増田西地区で大規模な区画整理が予定されています。

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駅東口周辺には,居酒屋などの新規出店があったり,多賀城駅もですが,再開発ビルの集客を見越した期待感があります。

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名取市図書館に行ってきました その1 (3/10)

名取市図書館に行ってきました その2 (3/23)

 

 一方,館腰駅は,新規の住宅開発はなく,昭和末期に駅開設と同時期に区画整理で整備された住宅地も高齢化が進んでいます。名取駅や岩沼駅周辺と比較すると,手頃な家族向けアパートが多いことで,住民の入れ替わりはあるのが幸い。

 増加の要因としては,臨空工業団地やバイパス沿いの食品加工工場で働くネパール人を中心とする外国人が早朝に仙台方面から向かうことが挙げられるかと。噂には聞いていましたが,留学生アルバイトや外国人技能実習生を含め,かなりの数になるようで。

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南仙台駅

 さて,県内で4番目の乗車人員1万人突破が期待(?)されていたこの南仙台駅ですが,惜しくも(?)2人足りず9,998人でした。

 特に,この南仙台駅を取り囲む中田・西中田・柳生・袋原・四郎丸エリアで新たな開発があった訳でもなく,震災後の急激な利用者増加の原因としては,当初はみなし仮設及び交通の便の良さに惹かれた被災者の自主的な転入だったんでしょう。隣接するエリアの閖上を中心に亘理郡,常磐線が途切れていた相双地区からの転入が多かったところ,そのみなし仮設も既に解消され,自宅再建したり復興公営住宅に移った方も多いでしょうが,その復興公営住宅は南仙台エリアにはないこと,戸建てには地価が高すぎて近くでの再建は難しいことから,減少に転じてもおかしくないところ,増加ペースはかなり落ちながらも辛うじてプラスを保ち0.6%でした。

 長町駅との差が着々と縮まっていながらも,乗降客数でいうと一日約2万人を捌くには手狭な駅設備かつ,改札は東口にしかないため,西側からは自由通路経由の使いづらい状態が数十年そのままになっているのは,本当に気の毒。

 隣の利用客数がそれほど変わらない名取駅が,昭和50年代築の古くはない(岩沼駅と同時期)駅舎を壊して橋上化した上に,コミュニティ施設を併設し,東西の駅前広場整備,東口の再開発ビルに図書館など,この15年間で見違えるような変貌を遂げたのに対し,南仙台駅は駅前ロータリーと駐輪場の建て替え位で,時が止まっています。

 買い物できる場所も,西口は西友があるけど,正面のやまやは閉店して柳生の新店舗に統合,東口はローソンストア100も閉店し,買い物環境も微妙。これも,西口に生協,東口にイオンエクスプレスがある名取駅の方が便利。

 これも,高架化が望まれていながらも全く採択の見込みがないことで,関連する街路整備や駅舎整備が動けないという気の毒な状況。

 駅の北側には遮断時間の長さ故に悪名高い旧4号線の渋滞原因となっている中田西浦踏切の存在がありましたが,結局踏切のシステムの改良でアクセス鉄道が開業して本数を増えても遮断時間は半減したという意外な結末に。あいかわらず,旧4号との交差点で,右左折待ちの車で住宅しているけど,以前に比べればかなりましに。やればできるんじゃん。それで高架化の話も止まってしまっているのか。

 やっぱり市の中心駅と,政令市とはいえ仙台市の郊外の区の中心でもない郊外駅との扱いの違いか。岩切駅のように橋上駅舎化に向けて動き始めるのが現実的な解かと。高架化は10年スパンだし費用が莫大過ぎるので,もはや非現実的でしょうね。

 

2019年7月 5日 (金)

BRANCH仙台へ

 北山トンネルから泉パークタウンに向かう仙台大衡線と北環状線の交差点付近にオープンした,ダイワリース系のBRANCH仙台に行ってきました。最近長町名取Watcher!になっているので,北の方の記事がご無沙汰だったし,タピオとベガルタ戦のついでに気になっていたこの商業施設に寄りました。ここは,泉区と青葉区の境目なんですね。

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 訪れた日は,あいにくの雨の日でしたが,生協やツルハ側の平面駐車場も屋上駐車場もほぼ埋まっていました。西側エリアの駐車場まではチェックしませんでしたが,それなりに盛況でした。

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施設は東側のよくある箱型商業施設(生協・ツルハ・ダイソーなど)のエリアと,西側のオープンなテラス型のエリアに道路を挟んで完全に分かれています。

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 生協棟の方は別に敢えて見るところもないので,さらっとスルーしましたが,それにしても既存の桜ケ丘生協から北にの車で3分ほどのほぼ商圏が重なるこの場所に,近年ドミナント化を進める生協としては珍しくないんでしょうが,長町エリアでも長町店と太子堂店をほぼ同時期にオープンさせたり,ヨークベニマルを彷彿させるような仁義なき陣取り合戦で,「生活協同組合」という名称には似つかわしくない企業の運営するスーパーと何ら変わらない出店方針に思えます。買い物弱者に寄り添った展開も見えず,ここまでしないと勝ち残っていけないんでしょうが,福島の方を救済のための吸収合併し,規模の論理に走っているところも違和感を感じたり。

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一方,西側はオープンテラスの公園を囲むような2層式の構造で,仙台の近隣型SCにしては独自性を発揮していて,非常に開放的で気持ちの良い空間です。

あいにく雨の日で,こういう日は集客上も厳しいようでしたが,雨の日でも店舗前のひさしが余裕をもって取られており,雨に濡れることもありませんでした。

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 テナントは,飲食店が多いですが,1階の奥の方には核店舗的なヤマトヤ書店とニトリの小型店。あとクリニックが目立ちます。

 ”カミングスーン”もちょっと多いなー。テナント集めに苦労している感があり。このようなつくりは好きだけど,仙台の冬の気候を考えると,オープン型は厳しいのかもしれない。快適な時期が年の半分しかないし。

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ヤマトヤ書店は,今風の落ち着いた色調でまとめられた書店で,カフェが入っていたり文具や雑貨,食品などの販売にも力を入れていたり,蔦屋書店風です。当然ながら東仙台のフォレオ宮の杜店と似たような雰囲気。

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 このような狭い場所によく作ったなという感もありますが,箱型とオープン型のNSCがうまく融合していて,斬新なつくりだなぁと思いました。まぁ,逆に狭い場所で土地がないからというのを逆手に取った感じ。店舗の裏には,住宅地が迫っており建築条件的にも余裕はない感じでした。一方,富沢に林立するNSCは広大な駐車場を囲む形式で,確かに車では使いやすいけど,ランドスケープ的に面白みがないから,こういうのも良いなぁと思いました。同じダイワ系列でも様々だなぁと。

2019年6月22日 (土)

仙台駅前 地下街の可能性

 先週,地元紙の一面にデカデカと出ていた,仙台の地下街についての問題提起としての切り口は面白く,地元紙ならではの記事がありました。

   ただし,これまでの経緯について,カタチだけは公平に伝えようという体をとりながら,地元商業者の意見を代弁している感があります。

 

地下街のない街仙台 構想浮かんでは消え半世紀

「仙台市にはどうして地下街がないの?」。素朴な疑問が「読者とともに 特別報道室」に寄せられた。JR仙台駅に地下自由通路や地下歩道はあるものの店舗はなく、地下街とは様相が違う。東北最大、人口108万都市なら地下街があってもよさそうなのに、なぜ存在しないのか。取材を進めると、地下街構想が浮かんでは消えた仙台特有の事情があった。

◎駅前商店街の反発強く

 JR仙石線の地下化で、2000年に全面開通した仙台駅の東西地下自由通路。東口の宮城野通からJR、市地下鉄の駅構内を経て青葉通、あおば通駅まで約700メートルをつなぐ
 途中、エスパル仙台店の食料品売り場に入る約40メートルはにぎにぎしい。それ以外は壁面広告が続き、殺風景だ。市民が黙々と歩く文字通りの「通路」。東北の玄関口としては少し寂しい。
 地下街を整備する話は、これまで一度もなかったのか。市都市整備局に尋ねると、幹部職員は記憶をたどり「昔はあったが、中心商店街が反対して立ち消えになった」と教えてくれた。
 河北新報に掲載された過去の記事を調べると、地下街の開発は1960年代ごろ、全国で進んだ。仙台も時流に乗ろうと商工会議所が67年、検討委員会を設置したものの実現しなかったと分かった。
 その後も82年の東北新幹線開業、87年の市地下鉄南北線開業、仙石線の地下化、2015年の東西線開業など、仙台駅の姿が変わるたびに地下街を望む声は上がった。ただ、具体的な話には発展しなかった。
 市議会の会議録をたどると、構想が水泡に帰した背景が分かる。02年、当時の市幹部はこう答弁した。
 「新幹線の関係で(仙台駅整備構想の)絵としては出ていたが、地元商店街の地盤沈下になるということで相当タブー視され、具体的には進まなかった」
 名掛丁商店街振興組合(青葉区)の元理事長岩崎一夫さん(81)は、南北線開業前の地元経済界の空気を覚えている。
 「反対というよりは、やめた方がいいという雰囲気だった。地下街は危険で、コストがかかる。大型店が進出し、地上店舗の不利益になるとの理由だった」
 市中心部は駅前から中央通、一番町にかけて六つの商店街がアーケードを連ね、仙台の「顔」として歴史を刻んできた。地下街は新たな顔となる恐れがあり、街を支える商店街には受け入れ難い構想だった。
 「政令市になると、どこも判で押したように地下街を造りたがるが、地元商店街が衰退するだけ。地下街は喫緊の課題じゃない」
 クリスロード商店街振興組合(青葉区)の前理事長鈴木泰爾(ひろみ)さん(78)は90年代後半、当時の藤井黎市長にこう強くくぎを刺したことを思い出す。

◎72年大阪の大規模火災機に規制強化

 都市空間を有効利用した地下街は、にぎわいの核になる。JR東京駅の八重洲地下街は有名。約180の飲食店などが連なり、首都の活気を支える。札幌市のさっぽろ地下街、福岡市の天神地下街など全国20政令市の約半数に存在する。東北はJR盛岡駅西口に小規模な地下街がある。
 「仙台は商店街の反対もあったが、構想が浮上した時期も良くなかった」
 東大大学院工学系研究科の広井悠准教授(都市防災論)は、仙台に地下街がない要因をこう指摘する。
 地下街開発は1960年代ごろピークを迎え、仙台商工会議所も67年に検討委員会を設置した。ところが、72年に大阪・千日デパートで118人が犠牲になる火災が発生し、地下街開発は規制が強化された。
 広井准教授は「当時、駅前整備は地下街とペデストリアンデッキの二択だった。地下街の規制が厳しくなり、仙台は後者を選択したのだろう」と解説する。
 今後も仙台に地下街が生まれる余地はないのだろうか。
 実は、あの殺風景な仙台駅の東西地下自由通路には驚きの仕掛けがある。JRと市地下鉄の間の約200メートル区間は壁が薄く、くりぬけばいつでも店舗が設営できる構造になっている。
 市都市整備局の幹部は「将来、地下街開発の機運が高まったときに備え、可能性を残している」と明かす。
 肝心の機運はどうか。仙台商工会議所の広報担当者は「議論は全く出ていない」と話す。市幹部も「将来のまちづくりの選択肢という程度」と冷ややかだ。
 青葉通沿いの企業や商店街などでつくる協議会は昨年9月、「青葉通まちづくりビジョン」を公表した。仙台駅の地下自由通路を市地下鉄東西線青葉通一番町駅まで延長し、地上と地下を回遊できる歩行者ネットワークを提唱した。ただし、ビジョンに地下街開発の構想はなかった。
 協議会の渡辺博之副会長(58)は「札幌、名古屋などのにぎわう地下街もあるが、仙台は事情が異なる。いまさら地下街を造るより、地上の商店街を活性化すべきだ」と強調する。
 近年、地下街は大規模災害時の一時避難場所の役割も担う。天候に左右されず安全な空間を提供できる利点が見直されつつある。
 広井准教授は「地下街は人に優しい空間で、にぎわいづくりのツール。街の活性化を目的に全国で再び地下街開発が進んでおり、仙台で議論が再燃してもおかしくない」と指摘する。 (6/13 河北)

 

  仙台駅前は,仙台の名物的な広大なペデストリアンデッキが南側のメトロポリタン及びE-Beansから北側の東京建物ビル及びソララ(旧大塚家具)まで面的に広がっています。接するビルの2階が事実上のメイン入口になっているところが多く,当然このペデストリアンデッキが駅前の動線の軸となるのは論を待たないところ。

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 一方,地下部分には,「地下鉄南北線」と「東西線」の仙台駅及び「JR仙石線」のあおば通駅と東口の仙台駅を合わせて3路線4駅が存在し,また,JR仙台駅の地下南口改札もあり,それぞれの改札を結ぶ地下レベルの通路やコンコースが迷路のように発達しています。

 JR仙台駅地下には駅ビルの地下部分として,「エスパル地下街」という名のよっぽど一般的な地下街より立派な巨大な地下ショッピングエリアがあるので,仙台市民が地下街的なものに飢えている訳ではないでしょうが,ただ素朴にこれだけ発達している地下通路部分に商業機能がないことの疑問を持つのは不思議ではない。

 

 

 特に,記事にもあるように,JR仙石線が地下化された約20年前に線路上部に整備された,約700mの長さを持つ東西地下自由通路も,同様で通路機能のみですが通路沿いには,店舗設置可能なしかけがあるとのことで,これは以前から知られている話でした。

自分が聞いていたのは片側(北側と思われます)の壁をくりぬけるようになっていると。片側か両側かは記事中には詳細な言及はないですが。

 地下鉄南北線コンコースと交わる部分には,ファミリーマートの小型店はあるだけで,別に地下街なんて大げさなものではなく,改札外ではあってもエキナカ機能として,カフェなど地下鉄等の利用者向けの必要最低限のサービス機能があるだけで違うとは個人的には思います。

仙台市地下鉄 ファミマが主要駅構内にオープン (2015/7/20)

 

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さくら野跡地・オリックス開発との関係

 さて,その東西自由通路沿いの部分位を商業開発しても,広島のシャレオのような新規開発ではないので,投資額も大きくなく名掛丁のアーケードと競合するものではないとは思うのですが,なかなか動きづらいところはあるようです。

 個人的には,既にあるものや最低限の投資で利便性が高まるものはやったほうが良いとのスタンス。

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 ふと気づいたのは,その東西自由通路の南北には,再開発に向けて動きがある「さくら野百貨店跡」と,暫定利用が延長されているエデンと解体中のGSビルを合わせた「オリックス不動産所有地」が控えています。

下の写真は,EDENの青葉通側から(7/8:以下写真2枚を含めて多少追記)。

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 EDENの平面図です。飲食店中心で,最近は通路部分にテーブルが並び,ちょっとしたおしゃれな横丁風で,仙台駅前という立地条件もあり遅くまでにぎわっています。

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 特に,さくらの百貨店は現建物でも地下階(旧デパ地下)があり,再開発で新たな建物になる際にも地下階が整備されると思われ,その場合現在閉鎖中の北5出入り口を経由した地下鉄仙台駅との接続はもちろん(仙台市がこの部分を区分所有しているし,地下鉄直結の立地条件を捨てる訳がない),この東西自由通路との接続の可能性もあるのではと。(7/8:旧さくら野とGSビル解体現場の写真を追記)

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 もちろん,東西自由通路とさくら野敷地の間には20m程度の距離もあるし,地下部分で接続する場合は地下2階まで掘らなければならないので,フロア同士が合わせづらいけれど,その位の投資に見合う仙台駅前のお宝再開発ですし。路線価も東北一の常連の土地。

 この場合,沿道ビルとの接続扱いとし,地下街扱いしないことが条件でしょうね。疑似地下街的な感じで回遊性を高めることができれば。

札幌は,有名な大通駅のポールタウン・オーロラタウンという巨大地下街のほか,札幌駅南口にも大きな地下街がありますが,この2大地下街エリアを結ぶ「札幌駅前通り地下歩行空間(チ・カ・ホ)」という地下道が2011年に開通しました。

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これは地下街ではなく,地下道扱いですが,沿道ビルの地下部分と接続して疑似地下街的な部分もあります。雪国の札幌は地下部分の活用に積極的なのは当然とはいえ,参考になる部分です。

 また,地下部分への接続はオリックス側も同様。現在所有しているEDENとGSビル跡だけでなく,ロフトも昭和時代末期の市街地再開発ビルでまだ建て替えには早いかと思っていたら,建物はもう40年程度経つんですね。ワンフロアの階高の低さは,雑貨を扱う店としては上下移動が気分的に楽で,かえってメリットですが,地下鉄とJR仙台駅に囲まれた二度と出てこない最高の立地でしょうから,(耐震化はしましたが)ヒューモスファイブも合わせてワンブロックでシンボリックな仙台を代表する複合開発を期待したいところ。(7/8:ロフト北側からの写真を追記)

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地下歩行者動線の拡充

 記事にもありますが,商業団体より「青葉通まちづくりビジョン」が公表され,その中で,東西地下自由通路の東西線青葉通一番町駅までの延長が提言されたとのこと。

 これについてはアーケードの歩行者通行量が分散し,商店街のにぎわいの低下に繋がる内容なので,この内容を入れてきたことは評価できる。一方,地下街さえできなければ新たな地下動線の整備は問題ないということなんでしょうか。

 都心部のとぎれとぎれの地下道をつなげることは大賛成。仙台駅前の地下道・地下鉄コンコースが比較的有機的につながっているのに対し, 東西線青葉通一番町駅,青葉通地下道,JRあおば通駅からの東西地下自由通路,広瀬通駅地下道と,仙台の都心部には地下道や地下駅が整備されていながらも,細切れで 有効活用されていない例が多いので。

 まぁ,巨額の予算をかけて市が整備するのであれば,東西線開通時だったけど,その時点で話がなかったということは,優先順位は低いし,今後も難しそうかな。せめて,青葉通地下道と青葉通一番町駅は,間の地下駐輪場の整備と一緒につなげてしまった方が良かったんだけど。

 

 

 

2019年6月19日 (水)

広瀬橋交差点改良 6月24日開通

あすと長町開発と,旧4号線の付け替えによるあすと長町大通りの開通により,混雑が激しくなった長町一丁目駅上の広瀬橋交差点。長町商店街から続く昭和市電通りとの主要道路同士の交差点ながらも,4号バイパス側から広瀬橋に右折ができるのは路線バスのみで,長年改良が待たれていた交差点でした。

昔記事にしたなぁという記憶があり,確認したら7年近く前でした。

広瀬河畔通(国道4号)の拡幅整備 (2012/8/31)

鉄道高架よりも東側(バイパス,あすと側)は市立病院前交差点の改良,北側歩道の拡幅を含めほぼ完成済で,残るは上記広瀬橋交差点に至る部分でしたが,3月までだった工期が延長され,ようやく6月24日の早朝4時に開通します。

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 これで,一般車もあすと長町側から広瀬橋にスムーズに右折できるようになり,河原町や県道24号の広瀬川北側のバス通り(ヨークベニマル若林店や,やまや若林西店などの沿道)へはもちろん,南小泉,若林区役所方面にも行きやすくなります。最近鹿又交差点に続く七十七銀行八本松支店前の交差点の混雑も激しいので,選択肢が広がるのは嬉しい。

 また,都心側から東行き車線にて,長町商店街方面への右折も可能になるなど,言わばようやく普通の交差点になります。

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 掲示されていた案内チラシです。

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 狭かった南側歩道は多少は広くなりましたが,北側歩道はほとんど未改良のまま。

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広めに買収した道路南側はまだ土地が余っている感があり,実質右折レーン分の拡幅だけというのはちょともったいない感が。バス停部分もそのまま。

 

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 鉄道高架下部分も,西向きは片側3車線にできる幅は確保しているけど,結局2車線のままでした。

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 車道部分は開通となりますが,まだ歩道部分の残工事は続くようで,やはり建設現場の人手不足が要因なんでしょうね。

(追記:7/8 写真を追加しました)

 

2019年6月15日 (土)

JRの長町駅東口開発計画が明らかに 

あすと側のJR長町駅東口,三井不動産の28階建てパークタワーと高架下商業施設のtekuteに囲まれた,リパークの平面駐車場として活用されていたJR所有地ですが,建築看板が出ました(情報提供を頂いたので,確認に行きました)。

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昨晩,目の前を通っていたのに,看板には気づいておらず,不覚!

集合住宅中心の開発に

JR子会社のHPに掲載されていたイメージパースは,低層部商業施設で上層部は立体駐車場というものでしたが,明らかにされた計画は住宅中心。。。

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概要

地上12階地下1階で,集合住宅90戸+商業施設(規模不明ながら低層部1~2層でしょう)

建築面積:1522.48平米

延床面積:7123.01平米

着工:R1.9  完成R3.3

とのこと。正直な感想としては,残念!

ここに中途半端に住宅を入れる意味は?

おそらく南側に建物を寄せて,北側半分は平面駐車場(場合によっては2層式も)との計画になりそうですが,

そうすると,ワンフロア平均550平米。。。ということはないでしょうから,低層部はボリュームをとって2層分で最大3000平米,

3階以上は賃貸住宅(2LDK程度で,40~50平米/戸,1フロア9戸で4~500平米/階×10階,世帯用が想定される)この面積だと分譲はちょっとありえない。低層棟に商業施設を入れるとなると,管理も面倒だし。とはいえ,JR子会社で賃貸住宅の事業モデルがあるのかは分かりません。

そうすると,商業施設部分の実質面積は1500平米程度のtekuteよりも小規模になるのは確実で,やはり中途半端という感想に。

(追記)あすと長町地区計画によると,この街区は2階以下住宅建設不可とのことで,そうすると,商業施設部分をもう少し大きくしてほしいけど,90戸という住宅部分の戸数を考えると,仮に単身用として1戸30平米とすれば,

 1~2階商業施設 1500平米×2層=3000平米(実質店舗床面積はこの半分程度)

 3~12階住宅部分 400平米×10層=4000平米  計約7000平米  

であれば,そこそこ商業床が確保でき,北側に3層式の簡易式立体駐車場を建物3階(2階屋上)駐車場を設けてに接続させれば,駐車場は100台程度確保できます。立体駐車場を設ける場合,なるべく駅前広場から見えないようにとの地区計画上の制約もあるので,駐車場を減らさない形だと,このようなイメージに。

なお,地下1階というのが気になったけど,おそらく設備室とかだろうから考慮はしません。

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パークタワーとの関係

建物自体は南側に寄せて,高層部はスリムな形にして,なるべくパークタワーに対し日影の影響がでないようにするのが定石ですが,そうはいっても西側低層階を中心に多少の影響は出ます。商業地域で日照確保義務はないというのは,近隣で大問題になっているアソコと同根の問題ですが,JRグループと三井不動産という大企業同士の調整のもとに落ち着いた計画でしょうから,あんなにひどいことにはならないでしょうけど。

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先日,販売がストップしていたパークタワーの西側低層階の販売が開始されたので,このJR所有地の計画が固まったのかと思っていましたが,ワイドスパンで4千万円程度,狭い部屋は3400万円程度と,抑え気味の価格というのは,JR開発の影響を加味してのこと。

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パークタワーの低層商業棟

こちらは,現在モデルルームとして使われていますが,建物が完成して落ち着いた段階で,建物内モデルルームに移行するでしょうから,せいぜい年内の活用で,あとは当初から想定されていた商業棟としての活用が見込まれています。

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前面道路に面しており,一般利用者向けと住民サービスを両立させるものとしては,コンビニやカフェ程度の導入が想定されますが,JR開発での導入テナントを見ながらの選定になるでしょうし,あんまり機能が被るものは避けて,うまく調整して欲しいもの。

キュリオス跡(イオンタウン予定地)

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  解体工事も終わり,元通りにする工事中ですが,またコインパーキングとしての活用なのか。また,敷地北側のガレージも再建するんでしょうかねー。まぁ,ここは期待しないでおきます。KHB予定地にできたリパークも長い活用にはならなそうだし,今回のJR開発地のリパークも閉鎖確定なので,あすと長町の駐車場不足解消のために,駐車場として活躍してもらいましょうか(投げやり)。

2019年6月14日 (金)

かわまちテラス閖上へ

牛タン弁当でお腹も満足したので,満を持してかわまちテラスに向かいました。

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南三陸さんさん商店街,ハマーレ歌津,シーパルピア女川と並び,県南では亘理鳥の海の荒浜にぎわい回廊商店街に続く復興商店街ですが,

30店舗近く入る規模はそこそこ大きく,閖上といえばゆりあげ港朝市ですが,日祝のみの朝市を補完する閖上の名物スポットになっています。

なお,商店街といっても,飲食が中心というのは,すぐ近くにスーパーのイトーチェーンが出店予定なので,ある意味競合しないような棲み分けを狙ったのか。まぁ,このご時世,小規模な物販店舗での出店は難しいでしょうし。下の写真はイトーチェーン出店予定地。

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リバーサイドで海も見えます

 道路側と堤防に面した部分と基本2列になっており,階段等で結ばれています。

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堤防に面したところは,オープンカフェ見たいにテーブルが並んでいる店もあり,天気も良かったので,みな思い思いにこの気持ち良い空間を味わっていました。

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まだオープンしていない区画も多少あります。

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狙いはかつ丼?

最も目立っている店は,閖上と言えばの浜やです。

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ここに行けば,外れはないでしょう。まぁ,長町やエスパルに加え,閖上では既に朝市メイプル館にもあるとはいえ,ようやく自前の本設の店を閖上にオープンさせることが。ここで食べる意味のあるお店です。

また,フードコートでは,ももやのカツ丼が人気です。限定提供で,早めに行かないと食べれないようです。当時の経営者は津波で亡くなっていて,当時の味を再現したというエピソードがあり。

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浜一番

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中野栄に暫定出店していましたが,閖上にお店だけ戻ってきたとのこと。行列ができていました。

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カレーラボラトリー 笑夢

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福島の有名店とか。今度食べてみたい。牛タン弁当の後なので,残念ながら食欲はありませんでしたが。どのお店も賑わっていて,こういう水を感じられる飲食店街は仙台近郊ではあまりないので,街中から30分ちょっとで来れるという距離感は受けそうです。

イチゴデザートのお店(ICHIBIKO)

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ミガキイチゴのGRAがやっているっぽい。高めのお値段ですが,こんな行列でした。女性受けするお店は強い。

災害公営住宅

近くには,災害公営住宅が何棟か立ち並んでいます。川沿いで環境の良いところです。いろいろと閖上も現地再建にあたってもめにもめましたが,ようやく,街びらきを迎えることができました。土地の安さと仙台からの近さから被災者以外の転入もあるようで,せっかく再建された閖上の街がいつまでも賑わってほしいものです。

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2019年6月10日 (月)

イオンモール名取増床 ようやく訪問

GW前の4月19日に,北東側駐車場部分に大規模増床オープンしたイオンモール名取。

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混んでいる場所は好きではないし,基本街中や長町モールで用が足りる生活をしているので,あえて足を延ばしていませんでしたが,家電で見たいものがあったし,9時のオープン前に行けそうだったので,かなり久々に行ってきました。

駐車場も分かりやすく

 ピロティ形式となっている増床部1階駐車場に停めましたが,空いている区画が路面のランプで緑色に表示される仕組みは初めてみました。非常に分かりやすくいいなぁ。

 平面駐車場が減った分は,増床部屋上にも増設していますが,駐車場不足は相変わらずでしょうね。

 

杜せきのした駅からほぼ直結

 渋滞や駐車場待ちが嫌であればアクセス線杜せきのした駅から直結。以前はデッキを介していましたが,駅改札から1分もかからず屋内に入れます。

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杜せきのした駅

こじんまりとした駅自体は当然変わらないですが,北口はマンションも増え,新都心的な雰囲気が強まりました。

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電車の本数は20~30分間隔で,ちょっとしたローカル線ですが,鉄道会社の経営状態も青色吐息なので,仕方ない。JR乗り入れ区間での混雑が問題になっているアクセス線ですが,名取以南のアクセス線内はちょうどよい輸送力だし,あとはJRの協力で早めに終日4両化が実現して欲しいところ。

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関連記事

 アクセス鉄道の車両増備実現か? (H31/4/4)

運賃も安くはないとはいえ,長町からは360円で泉中央に行くのと同じ料金というのは意外。2社にまたがっている以上しょうがないし,初乗り170円は頑張っている方でしょう。

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杜のテラス

 杜せきのした駅からのメインエントランスを入ると,杜のテラスという,カフェが集まった空間が広がっています。

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入って右側すぐに,七ヶ浜の花渕浜で目下人気店となった 「シチノリゾート」の「シチノカフェ」がここにも出店しています。イタリアンカフェですが,特にピザの評判が良いようです。

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正面には,ゆったりできる休憩スペースも。吹き抜けの心地よい空間です。

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増床部のテナント

既存部と増床部の通路がアールを描いて接続され不連続性を全く感じさせません。コジマ×ビックカメラのあたりは,通路を再配置して入りやすくなっています。

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 最近のショッピングモールは,同質化が進んでいるので,ここでなければ買えないという感じではなく,既存部も含めて差別化が難しくなっていると感じます。このイオンモール名取も規模は大きくなりながらも,同様の課題を抱えていると。

 そうはいっても,イオンモール利府の新棟がオープンするまでは東北一の規模のショッピングモールですし,ここに来れば終日駐車場無料で,天気を気にすることなく一日ゆっくりすることができるというアドバンテージはありますね。長町モールでも最大5時間無料だし,長町モールは買い物をする場所であって,時間消費型の要素は薄いのはノウハウが薄い西友のSCであるし仕方がない。

 しかし,イオンモール利府の増床というか新館建設については,交通負荷の大きさと,隣接するJR新利府駅の活用が見えてこない現在,社会的な負荷が大きく,モヤモヤ感が続いています。昨日のひとめぼれスタジアム(宮スタ)での代表戦をみても,公共交通アクセスが整っていないこの利府に大規模集客施設が多数集積するデメリットをさらに拡大させる愚策なので。

 おそらく雨宮と同様に高騰する建設費との兼ね合いで急いでは着工しないだろうし,現在でもほぼ寡占の利益を享受しているイオングループなりの戦略なんでしょうね。

関連記事

イオンモール利府 新棟計画について思うこと(H28/2/7) 

 

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