まちづくり

2021年11月28日 (日)

ヤマダ電機あすと長町店建設中!

あすと長町の仮設住宅跡地に建設中のヤマダ電機あすと長町店。

11月初め位から鉄骨を組み始め,形が見え始めています。写真は,11月中旬のもので,現在はもう少し進んでいるものと思われます。

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建物は2棟構成

 店舗棟と駐車場棟に分かれ,店舗が4階建て,立体駐車場が5階建ての2棟構成です。2棟は相互に接続されます。ザモール仙台長町のパート2みたいなイメージでしょうか。駐車場から店舗まではスムーズに行き来できます。

 2棟の建物自体は,北西に寄って建設され,西側の3階建ての賃貸住宅群と,間もなく完売の分譲マンション「プレミストあすとテラス」に近接した位置関係で,日照にはそれなりに影響がでそう。

 敷地中央西側あたりに,店舗棟の4層を配置。店舗面積は13,226平米で,現在のヨドバシ仙台仮店舗(約12,000平米)より多少広い位の売り場面積になる模様。

 1~3階が店舗で,家電のみではなく,大塚家具とのコラボを進めているインテリア系の売り場も設置予定。4階はバックヤード。

 そうすると,期待していた飲食系などは入らず,純粋に現在のヤマダ電機の本業中心に埋めてくるのか。期待していた店舗構成よりは,堅実な路線になりそう。

 店舗南側は平面駐車場。総台数は703台と,IKEA仙台とほぼ同規模の駐車台数を確保しています。

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 この写真は,北側のパチンコ屋側から。鉄骨が4層で組まれているので,こちらが店舗かと。

手前側(北側)に,5層の立体駐車場が建設されると思われます。

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 駐車場への進入路については,あすと長町大通北行き(仙台都心方面)からは敷地東側に直接入れますが,あすと長町大通南行(名取方面)からは,やまやの交差点を右折して北側から入る形で,あまり支障はないですが,駅西の旧国道側(旧TSUTAYA長町店)からは店舗が反対車線を越える形になるので,右折レーンを設置しないと入れない。今でも,パチンコ屋ややまやなどで,交通量が多い通りで,ちょっと混雑が心配。

 南側の住宅地側からの進入路の設置は不明ですが,住環境への影響が小さくなるように,なるべく活用しない方向になるのではと。

建物完成は22年10月,オープンは年内か

 竣工とオープンはほぼ1年後。ヨドバシ第一ビルが着工され,2023年春オープンが予定されていますが,あすとのヤマダはその前にオープンする予定。年末商戦及び初売りには間に合わせ,ヨドバシ第一ビル完成を前に迎撃態勢を整えるものと。でも勝ち目はないでしょうが。

 上述のとおり,インテリアを含めて売場面積1.3万平米強ですが,周辺の高層マンション群をはじめ,あすと長町は人口稠密地帯であることから,IKEAと競合するとはいえ,インテリア系を強化して相乗効果を狙うかと。売り場の割合予想は,家電2/3,インテリア1/3程度。両者のシナジーを狙うためには,売り場はかっちりとは分けてこないと思われます。

 気になるのは,仙台圏の店舗再編の動向。仙台駅前の入居ビル老朽化が進むヤマダLABI仙台。先日通ったら1階部分の住宅設備売り場は空きフロアになっており,地下一階のジュンク堂も退店し,ビル全体としてもこのままではまずい状況。オープンは2007年の2月で来年2月には15周年を迎えますが,テナント契約期間次第では分からない。また,仙台南店を含め,太白区に3店舗を維持できるか。その辺についても,今後の動向が気になります。

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2021年11月14日 (日)

仙台工業団地跡地再開発 大規模SC進出か

 地下鉄東西線の卸町駅から東側は,卸商団地,仙台工業団地,印刷団地などの中小企業の事務所や工場が集積した一帯を通るルートであり,地下鉄の建設中から,この一帯の再整備,再開発の計画が進んでいましたが,最も計画が具体的に進んでいた仙台工業団地の移転再開発記事が河北にありました。

仙台工業団地、仙台東IC付近に移転 23年秋まで 跡地に商業施設

 仙台工業団地(仙台市若林区)が2023年秋ごろまでに、仙台東部道路の仙台東インターチェンジ(IC)付近に移転することが決まり、移転先で造成工事が進んでいる。市地下鉄東西線六丁の目駅に近い跡地には、大型商業施設やマンションの建設が計画されており、再開発による市街地の活性化に期待がかかる。

 仙台工業団地協同組合によると、移転先は若林区六丁目南の農地。現在地から東に約2・5キロ先にある。敷地面積は9・7ヘクタール。昨年8月に始まった造成工事は7割ほどが終わり、来年3月までに完了するという。

 移転の総事業費は約118億円。協同組合に加盟する機械器具や金属製品などの製造業者19社のうち、16社が来年7月から順次移転する。新たな企業も複数進出する予定となっている。

 現在の工業団地は移転完了後に跡地の造成工事に着手する。六丁の目駅の南西に広がる6・9ヘクタールの敷地に、26年3月までに商業施設やマンションが相次ぎ完成する見通し。駅周辺の街並みは大きく姿を変える。

 仙台工業団地は1963年に造成された。市内に点在する中小企業が協同組合を設立し、64年に操業を開始した。半世紀が経過し、工場や設備が老朽化したほか、2015年の東西線開業で周辺開発が進むとみられたため、協同組合が02年に移転の検討を始めた。

 08年に移転準備委員会が発足。複数の移転先が挙がり、現在地に近く東部道路に隣接し、交通アクセスに優れた農地が有力候補になった。だが、リーマン・ショックや東日本大震災が発生し、一時中断となった。

 震災後、農地は国の大規模圃場整備の対象に含まれた。市は除外するよう国に働き掛け、18年5月に市街化区域に編入した。協同組合は18年6月に農地を買い取り、市は20年5月に移転計画を正式に認可した。

 協同組合の梶原功理事長(77)は「老朽化が課題だったため、移転先が決まってよかった。新工業団地では環境に配慮した取り組みを進めたい。跡地は地域に喜んでもらえるような場所になればいい」と話した。(11/14河北)

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移転先は,仙台東インターの東側

 だいぶ前から移転に向けた動きを知っていましたが,来年春にようやく造成が終わり,夏ころから移転が始まります。

震災でのスケジュールの遅れも大きく,農地エリアを苦労して市街化区域に変更したとのことで,これで六丁の目駅付近の再整備が進行します。

六丁の目駅近くの好立地

 跡地は6.9ha。近隣だと,南側のなないろの里のクロスモール仙台荒井の合計敷地面積(3区画で約5ha)よりは広く,仙台港のカインズやケーズデンキが出店している区画より多少狭い位ですが,既存市街地での再開発地としては貴重。

クロスモール仙台荒井と周辺の商業開発(2016/1/12)

 郊外型の低層商業施設であれば,それだけで終わってしまいますが,地下鉄六丁の目駅近くで比較的高度利用が見込まれる土地なので,期待できます。

 ちなみに,4号バイパスを挟み東側にほど近い卸町イオンの敷地面積(約1.9ha)と比較すると,約3.5倍の面積で,2026年3月までに商業施設とマンションが完成するとのこと。

 地図上では,六丁の目駅至近に見えますが,歩いて5~10分圏で,卸町イオンのように駅前という感じではありません。

 現在は工業専用地域で容積率200%ですが,六丁の目駅周辺と同じく近隣商業地域(容積率300%)に都市計画変更されることが想定されます。

商業施設のイメージ

 商業施設について,進出する具体のデベロッパー名は聞こえてきています。イオンの寡占化が進むこの仙台エリアに風穴を開けることができるデべが進出するようで,ホッとしています。イオンモール富谷ーイオンタウン南大沢のように1kmの距離で同一グループが出店するようなことがあるとがっかりなので。

 敷地面積は商業施設で約4~5ha,マンション約1~1.5ha,他区画道路や広場というところか。

 商業施設部分は,長町モール(ララガーデン除く)より一回り小さい敷地面積なので,店舗面積で4万平米程度が想定されます。

 仙台市内の郊外型商業施設としては大きい方で,近隣の卸町イオンの2倍程度の規模にはなりますが,イオンモール新利府や名取と比較すると,やはりこじんまりという印象に。

 南北を既存大規模SCで抑えられているので遠くからの集客は見込みづらく,商圏は若林区と宮城野区南部で,せいぜい15万人程度かと。

 近隣の卸町イオンは飲食店や専門店の厳しい状況が聞こえてきますが,この小さな商圏を西の卸町イオン,そして南のクロスモール荒井と奪い合うことになりそうで,東西線沿線を中心とする周辺の人口増に期待することに。

 交通アクセスは,メインの入り口は産業道路側の現「白山工業団地交差点」から。4号バイパス上り線からも入れるようにする場合は,現在ある側道を活用して,バイパスの流れに影響しないようにするはず。地下鉄を使って来る割合は低いにせよ,地下鉄沿線の大規模SCは,人口増を誘発するので大歓迎。

マンションのイメージ

 マンションも商業施設と同じデべが手掛けるかどうかは決まっていないにせよ,そのノウハウを持っているところなので,その可能性が高いと読んでいます。

 上杉や長町のようにイオンのSCが計画を遅らせたために,住友等のマンションが先行して建設・分譲されたという風にはならず,うまく調整してくるでしょう。

 敷地の北西側に商業施設,南側にマンションとなると,駅から徒歩10分近くになるので,タワー型ではなく,15階程度のL字型2~3棟で,多くとも5~600戸程度と読んでいます。杜せきのした駅や長町モール近隣のように,駅と大規模SCに近いマンションは人気が出るに違いない。

 現敷地の立地企業の移転後の建物撤去・敷地再整備もあるので,順調に行っても5年後でスケジュールは遅れるかもしれず,気長に待つことになりそうですが,コロナで乗客数が激減した東西線沿線の魅力アップのためには必要なプロジェクトなので,期待しています。

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2021年11月 7日 (日)

ミヤテレ 泉中央へ移転か?

 近年,在仙のテレビ局の局舎移転・新築が相次いでいましたが,現在地である宮城野区日の出町からの移転が取りだたされていた最後の候補,ミヤテレこと「宮城テレビ放送」が,泉中央駅前に残る最後の虎の子の土地を取得したとのニュースが。


宮城テレビ放送/有効活用の検討へ/仙台市泉中央に用地取得/仙台市地下鉄泉中央駅東側の約6100㎡


宮城テレビ放送(仙台市宮城野区日の出町1の5の33 大沼裕之代表取締役社長)は、仙台市泉区泉中央1丁目の用地約6100平方㍍を取得した。今後、取得した用地の有効活用を検討する。

今回同社が取得した用地は、仙台市泉区泉中央1の3の1ほか地内で仙台市営地下鉄南北線泉中央駅の東側近隣地。宮城県警泉警察署の北側に位置し、泉中央通り線と泉ヶ岳通り線に隣接した、現在は有料駐車場として使用しているところ。以前は大手商社が所有していた。

同用地周辺は、1980年に仙台市に隣接する当時の泉市が副都心形成に向けた土地区画整理事業を施行したエリアで、区画整理内には仙台市泉区役所(当時の泉市役所)をはじめセルバやアリオ仙台泉などの商業施設があり、仙台市内北部の中心地区を形成。

宮城テレビ放送は、70年にTBS系列の東北放送、フジテレビ系列の仙台放送に続く宮城県内で3番目の民放局として開局。日本テレビ系の東北ブロックの基幹局で2020年10月には開局50周年を迎えた。既存の放送局は老朽化が著しく、施設のある宮城野区日の出町地内は近年のゲリラ豪雨による浸水で隣接する国道45号が冠水するなど、報道取材にも影響が出ていた。

宮城県内の放送局では、近年、老朽化した施設の整備が相次いで進められており、仙台放送が04年に仙台市青葉区上杉5丁目に新社屋を建設したほか、日本放送協会が18年に仙台市青葉区錦町1丁目から青葉区本町2丁目に移転、20年に東北放送が仙台市太白区八木山香澄町で社屋を建て替え、仙台市青葉区双葉ケ丘2丁目にあった東日本放送は今年、仙台市太白区あすと長町1丁目で業務を開始している。(2021-11-05みやぎ建設新聞より)

相次いでいた在仙放送局の移転・新築

 9月20日に,KHB東日本放送が,市北部の双葉ケ丘からあすと長町に移転したのは記憶に新しいですが,3年半前の2018年にはNHK仙台放送局が愛宕上杉通沿いから,錦町公園横の旧ホテル仙台プラザの跡地に移転しています。

 八木山の東北放送は,テレビ塔が敷地内にあるメリット,及び敷地に余裕があるためか,現敷地内での建替えを選定しましたが,これは地下鉄東西線の開業で八木山動物公園駅から徒歩圏になったことも現在地に残った理由としてあるのかと思います。

 20年近く前には,仙台放送が,大年寺山テレビ塔の至近にあった太白区茂ケ崎から現在の上杉へ移転するなど,札幌が大通付近の都心部に集中しているのに対し,在仙の5放送局は都心と郊外でバランスよく位置しています。

 その中で,唯一移転がまだで可能性が残っていたミヤテレですが,2004年にJR仙石線小鶴新田駅が開業し鉄道駅からの交通の便は改善されたにせよ,記事の通り近隣は冠水被害に度々遭うなど,災害時への対応を考えると適地ではなくなってきたという背景も。とはいえ,候補地は宮城野区から離れることなく東口近辺かなと思っていただけに,泉中央に土地を取得したのは意外な印象を持ちました。

南北の副都心にバランス良く

 仮に,今回の取得地が放送局の移転地としたら,双葉ケ丘にあったKHBのあすと長町移転で空白地になった仙台市北部をテリトリーにすることができるというメリットが生じます。

 また,KHBはあすと長町の杜の広場隣接地という,イベント開催や中継にあたり好条件の立地ですが,今回のミヤテレ取得地は泉中央駅のペデストリアンデッキに面する場所で,区民祭りなどのイベントも行われているところであり,さらに普段の人通りは駅前だけに杜の広場よりも格段に多いので,KHBに対抗した訳ではないにせよ,最高の場所を抑えた形です。

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 メディアの多様化で広告料収入の減少など,生き残りに必死な地元民間放送局として,地域密着の方針がカギになるのではと。もともと,東北放送はもともと八木山の放送局とのイメージが強かったですが,仙台放送もKHBもミヤテレも移転前では放送局が立地している場所に根付いているとは言い難い感がありました。都心部に移転した仙台放送はともかく,他の民放3局は,仙台市内の郊外部で地域色を出していく方向になりそうです。KHBは長町商店街や89ersとのコラボを進めており,ミヤテレは泉中央とベガルタ?ただしもうJ2降格は避けられず,もはやテレビ中継の増は難しい状況になってしまったので,送り込んだ前社長が残した負の遺産解消をしてもらわないと。

余裕のある敷地面積をどう活用する?

 6100平米となると,あすと長町に移転したKHB(6600平米)と同程度の面積です。

 KHBの放送局部分は,うち4600平米に地上5階建てで建設され,残る2000平米は活用を模索しながら現在はコインパーキングとなっていますので,ミヤテレの6100平米も仮に放送局の移転地としては十分。

 容積率は,KHB所有地と同様に商業地域で400%あるので,放送局以外との複合施設として,土地代の負担を和らげる活用を模索するはず。

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 可能性が高いのは,1階部分の一部はバスプールの拡張用地として市の負担で整備し,2階以上を放送局機能という形であれば,長年の狭隘な泉中央バスプールの課題が解消されることにもなります。残りは必要なミヤテレの職員や機材車用駐車場を確保するなど。

泉中央駅前の最後の好立地

 さらに,このミヤテレが取得した街区は,セルバ南側でかつては商業活用を模索しながらも,区画整理終了後約30年にわたって平面駐車場として寝かされていた街区です。写真では,セルバと奥の泉警察署の間の街区です。

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 もともと,泉新都心という第三セクターが中心となってまちづくりを進めていた泉中央地区。この第三セクターが解散し区画整理の中心的な役割を果たしていた住友商事が市の所有株を引き受けました。この街区の所有権を持っていた住友商事はアリオ・セルバの大家として,泉中央副都心のまちづくりに多大な協力をしていた企業なので,この残された虎の子の街区を単に高く買ってくれるところに売却するようなことはしませんでした。

 副都心整備の経緯から,長町駅前と比較しても厳しめの地区計画が策定され,該当する駅前B地区は業務・商業・公益施設を整備する街区とされ,少なくとも1階又は1~2階は共同住宅としての活用を禁止されています。

 とはいえ,長町駅前のヤマザワ所有地は三井不動産他に売却され,パークタワーあすと長町が建設されましたが,1~2階は住宅が禁止だったので,3階以上が分譲住宅となりました。駅前の通りに面する部分は住宅が不可であり,敢えて現在フィットネス等が入る商業棟部分を敷地分割したり抜け道はあり,地区計画にも限界があります。

 このようなことをしなかったというのが,泉中央駅前のまちづくりに責任を持つ企業が土地を保有していたということ。単なる民間企業であれば,とっくの昔にタワーマンションが建ってしまっていたでしょう。

 泉中央とあすと長町のまちづくりの比較については過去記事に。

セルバテラスと泉中央の変化(2017/8/20)

 よって,正式発表前なので,あえて”仮に”と表現しましたが,この土地にふさわしい活用をする企業に売却したということから,,放送局の移転地として確定とみています。

 このような,泉中央駅前のラストピースが埋まり,副都心にふさわしい施設が整備されることになれば,本当に喜ばしいです。

 KHBも発表から移転まで5年以上かかったので,2026~27年度移転完了位のスパンの計画になるでしょう。さくらの跡地の再開発完成前位でしょうか。具体の移転発表と,詳細計画を待ちたいと思います。

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2021年10月24日 (日)

常磐線ひたちで仙台へ (その2 水戸駅周辺レポ)

 特急ひたちの乗車記その2ですが,乗車予定のひたち13号が約1時間遅れで到着する見込みだったため,久々に水戸駅の外に降り立ちました。

南口は異次元空間!

 正直南口には降りたことはありませんでしたが,かつての仙台駅東口のように,自由通路の先に閑散とした空間が広がっている場所という認識でした。ここは貨物ヤード跡地で,UR(都市再生機構)により,区画整理が実施されたという記憶はうっすらとありました。

 ちょっと調べてみたら,貨物ヤード跡地を中心とした「水戸駅南口地区土地区画整理事業(11.2ha)」が,平成11年度から19年度にかけて施行されたようです。URが施行した貨物ヤード跡地の再開発は,仙台のあすと長町やさいたま新都心も同様ですが,水戸駅南口の事業は小規模ながら中心駅に隣接しているという好立地条件のものでした。

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 南口に降り立つと,広がりのあるペデストリアンデッキが!仙台駅西口よりは当然小さいけれど,泉中央駅程度の広がりはあり,仙台駅東口よりは立派。

 ペデストリアンデッキを取り囲むように,ビックカメラが核店舗として入居する駅ビル「excel南」,イオングループのファッションビルOPA,シネコン,ホテルなどが立地しています。ケーズデンキの本社も。正直裏口にこのような空間が広がっているとは認識しておらず,本当に驚きました。

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 水戸を含む茨城県は,超クルマ社会で,近年に駅周辺に商業施設が新規立地しているとは意外でしたが,駐車場も確保し,駅利用者とクルマ利用者を両方ターゲットにしています。

 水戸駅は乗降客数がコロナ前で約6万人程度(コロナの影響を受けたR2年度は▲25%)を数え,新幹線がないのにも関わらず,健闘していました。都心までひたちやときわが30分に1本,1時間強で結び高速バスと比較し時間的な強みがあることと,水戸市の人口は20万人台とはいえ,周辺に日立市,ひたちなか市,などの10万人台の都市が複数存在し,茨城県の県庁所在地として,学生の通学はもちろん,日立製作所を中心とする通勤・出張需要も大きいようです。

 とはいえ,水戸駅から南に2駅の内原駅付近には,巨大なイオンモール水戸内原(総賃貸面積8万平米,駐車場4500台)が立地し,電車利用の中高生も吸引している様子で,ロードサイド店も御多分にもれず発達し,水戸駅付近の商業施設は総じて苦戦気味のようです。

OPAは旧ヤマダLABI

 そういえば,かつてヤマダ電機がK’sデンキのおひざ元に喧嘩を売るかのように都市型店舗LABIを水戸駅南口に出店したという話を思い出しました。とうに撤退したとも聞いていましたが,ビックカメラが駅ビルに入っていたり,その関係性が良く分かっていませんでした。

 すると,駅南にそびえる曲線状の巨大な建物のOPAが旧ヤマダLABIだったことが判明。仙台のLABIは旧十字屋の居抜き出店でビルはボロボロですが,水戸のLABIは2008年に当時の新築商業ビルにテナント入居と,かなり力が入っていたことが伺えます。

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 結果的に,当初から地元茨城で圧倒的なケーズデンキに対し苦戦し,さらに隣接の駅ビルにビックカメラが出店し,とどめを刺され2015年に撤退した模様。その後イオン系のOPAが出店しており,中に入ってみましたが,びっくりしたのが建物の奥行きの無さ。地上12階で駅前広場から見るとかなりの威容を誇っていますが,ハリボテのようなビルで,やたらと多層階の作り。ターゲットはやはり若者で,ファッション,雑貨,飲食などで構成されていながらも,ゲーセン,ガチャガチャショップなどでスペースを埋めているフロアもあり,正直厳しいなぁと。

 LABI時代は,3~7階を売り場にしていたとのことですが,ワンフロアが狭くやたら上下移動が多いのはやっぱり使いづらかったのでしょう。

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充実した駅ビル「excel」「excel南」

 一方,JR系の両駅ビル,北口と南口にそれぞれ分かれていますが,こちらは駅南北自由通路直結ということもあり,総じてテナントの質も保っており,コロナ禍でも比較的賑わっていました。自由通路自体も幅が狭いながらも,多くの歩行者が行きかっていました。

 こちらは,改札口目の前の本館。ファッション,書店,飲食など,バランス良く配置されていました。何といっても雰囲気が良い。

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こちらは,後から出来た南館

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3階から6階が商業フロアで,ビックカメラは4~5階。ワンフロアあたりの面積が比較的広く,買い物しやすい印象でした。それなりにお客さんはいた印象です。まぁ,駅前のヤマダLABIにはわざわざ行かないけど,ビックカメラには行くというのは,仙台駅東のヨドバシの強さに通じるものがあるかも。やっぱり駅前型のノウハウがあるカメラ系の家電専門店は強い。

 なお,1~2階は駐車場というのが,車社会を表していますね。

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自由通路に面する3階はお土産や食品などの王道フロア。4階にはラーメン店が集まる一角も。

寂しい北口

 北口にも当然行ってみました。

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 こちらもペデストリアンデッキが整備され風格があるメイン口ではありますが,駅前の再開発ビルのマイムに入居していた丸井が2018年に撤退し,まだ比較的新しいのに,コワーキングスペースの垂れ幕が最も目立ち,今もがら明き状態だったのが切ない。

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 北口には,駅ビルのexcelの他には目立った商業施設はありません。ホテルはJR系のメッツを含め点在していますが。

 今回は行けませんでしたが,駅からちょっと離れた国道51号沿いには,茨城県唯一のデパート京成百貨店があり,そちらは再開発ビルに入居し売り場面積34,000平米と地方都市にしては十分な売り場面積。仙台の藤崎や三越と同規模。。茨城県自体は首都圏に位置しているため1~3次産業がバランスよく発展しており裕福な県で購買力自体は高いということから,地元唯一のデパートが吸い上げる需要も残っているのでしょう。

感想

 水戸駅周辺を1時間弱でまわってみましたが,やはり県庁を郊外に移転させることを平気でやるような超クルマ社会の茨城県。基本的に郊外型店舗に押され水戸駅前は苦戦していながらも,南口は新都心としてクルマ客も行きやすい作りにして,何とか生き残っている印象でした。一方北口は車社会対応ではなく厳しいですね。

 水戸駅のコロナ前乗降客6万人というのは,仮に東北地方にあれば仙台駅に次いで2番目となり(福島駅や郡山駅よりも多い),泉中央駅がコロナ前で乗降客が5万人超ということを考えると,それなりの拠点性を持っていることが分かります。

 さて,アクシデントはありましたが,ようやく念願のひたちに乗車です。次回に続きます。

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2021年10月17日 (日)

常磐線ひたちで仙台へ (その1)

 令和2年3月14日に震災から約10年ぶりに全線復旧した常磐線の福島県区間。

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 同日に,特急ひたちも仙台まで1日3往復で運行を開始し,乗りに行きたいと思っていながら,新型コロナウイルスの感染拡大で不要不急の外出がはばかられる時期が長く続きましたが,ようやくワクチン接種の進展と感染第5波が終息したタイミングで,先週茨城県方面に行く用事ができたので,その帰りに特急ひたちに乗車し,常磐線復旧区間を通過しました。

 理想としては品川から仙台までの全区間を4時間半かけて乗ってみたい気持ちもありましたが,茨城への用事なので水戸から仙台まで3時間10分の旅。それでも,新幹線での東京仙台間が1時間半であることを考えるとその倍以上の所要時間で,久々の旅の気分を味わえました。

 購入時期によっては50%引きで品川ー仙台間を4千円台で乗ることができるようですが,流石に直前まで予定が確定できなかったので,切符は前日にえきねっとで確保したところ,トクだ値10%が復活しており,多少はお得に。

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早速アクシデント発生

 ひたち13号が発着する水戸駅まで向かう電車の中で,ふと乗換案内を確認したところ,”常磐線 遅れ”とのこと。

 その1本前のときわ61号は定刻で水戸に到着したようだったので,??と思ったら,これが原因でした。

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 最初は上野駅付近との情報でしたが,例の蕨駅付近の変電所爆発の影響をひたち13号が上野駅を出る直前に喰らってしまったようでした。

結果的に水戸への1時間近く到着が遅れることが分かったので,水戸駅の改札を出て,駅の周辺をうろつく時間が出来て,良かったと。

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水戸駅周辺は大変身!

4~5年前に常磐線で水戸駅を通過した記憶はあれど,今世紀に入り改札から出た記憶はないため,メイン北口の記憶はうっすらとあれど南口は初めて。

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駅の南北ともいい意味でも悪い意味でも大きな変化を遂げていて,びっくりしました。

(次回に続きます)

 

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2021年10月 4日 (月)

名取市サイクルスポーツセンター&輪りんの宿 オープン1周年

今日も秋晴れで天気が良かったので,閖上方面へふらふらと自転車で。

名取川河口から見る,晴れた日の太平洋はお気に入り。この写真は仙台港方面。

ふと時間を忘れてたたずんでしまいます。

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仙台都心やあすと長町の高層マンション群も遠景で一望できます。

自転車,釣り,ヨット,サーフィンなど,皆思い思いの楽しみ方をしています。

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その後,ふらふらと何も考えずにサイクルスポーツセンターへ。

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昨年オープン直後に来た時はあまりの入場待ちの長蛇の列に入場をあきらめ,温泉に入って帰ったことがありました。

今回も子供連れ中心にかなりの列だったので,どうするか悩みながらも,結局入ってみました。

(この写真は帰り際のもの)

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入場料を払い,ここから入ります。ハチの割引券をもらったので,行こうとおもったけれど,結構並んでいたので断念。今月中が期限なので,またの機会に。

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中で様々な自転車のレンタルができます。子ども用はもちろん,大人用も選択肢が豊富のよう。ロード,クロス,MTBが施設内用で70台。

1時間500円,2時間800円とリーズナブルな料金で借りることができます。さすが指定管理とはいえ公営施設。

なお,入場料のみで何と大人200円と格安(子どもは100円)。自転車の持ち込みもOK。

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ふとレシートを見て気づいたのが,何と今日はオープン1周年!

1年前に震災後9年半の歳月を経て再建されたんですね。

それで混んでいるのか?蔓延防止が解除されたということもあるでしょうが,この週末は自粛解除で一気に人が出たことが体感でも分かります。

駐車場も満杯です。

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子ども連れで大にぎわい

ここにもあるふわふわドーム。子ども達はこれに弱い。

みちのく公園など,結構設置しているところはありますが,もれなく大繁盛ですね。

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一周4kmのサイクリングコース

勿論サイクルスポーツセンターメインの自転車全長4kmのコースへ。

4㎞のコースは短いという先入観がありましたが,松林の植林途上の中で解放感があるコースで,センター内のコースということを考えると,丁度よい長さでした。

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多少カーブが多いかなという感想ですが,直線だけだと単調になるからなのでしょうね。家族連れの方々を追い越すにも十分な幅があり,走りやすかったですが,家族連れ,そしてロード乗りの方とのスピード差が大きくなるので多少気を使いました。自分のショボいチャリではあっと言う間に抜かれてしまう。

いつまででも走ってられそうな気持よいコースでしたが,今回は2周で打ち止め。

いろいろと楽しめる施設

 他に,おもしろ自転車広場,3on3,スケボーのコースなど,様々な楽しみ方ができる施設です。

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一日楽しめる閖上のまち

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センターから広浦を挟んで対岸には,日祝オープンのゆりあげ港朝市会場があります。

帰りに店じまい中を冷やかしてみたところ,実はサンマ祭り開催で,焼きサンマ2000匹の配布日だったことに気づきました。だから一帯がこんなに混んでたのか!

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日曜や祝日は,朝市から,かわまちテラスやサイクルスポーツセンターへの流れが生まれ,閖上地区内だけでもいろいろと半日から丸一日楽しめます。かわまちテラスも昼過ぎの段階で駐車場が満杯で路上駐車が起きている状況。いつもはガラガラの震災復興伝承館の駐車場もそこそこ車が停まってました。
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 やけに賑やかだったのは,蔓延防止解除と自粛疲れで一気に人出が出たのもあるでしょうが,「仙台サイクルフェスタ」というハヤサカサイクル主催の一大イベントが行われていたという理由も。これも現地で知りました。軽く覗いてみましたが,高級自転車だらけで,マイ自転車10台分以上のプライス。。。恐れ多くてブースには入れませんでした。

閖上の集客力を広げたい

 先週の記事で紹介した,来春オープンの「アクアイグニス仙台」など,沿岸部に続々と誕生する集客施設にこの閖上の集客力を波及させることができればとの感想を改めて持ちました。

アクアイグニス仙台 順調に進む建設工事(9/25)

先週の記事の直後に,こんなニュースが流れていました。

仙台・名取 企業が連携し観光コンテンツ開発へ

東日本大震災からの復興が進む仙台市と名取市の沿岸部の魅力を高めていこうと、地元の企業が連携して観光コンテンツを開発し、10月から事業を進めていくことになりました。

この事業は、仙台市と名取市の観光施設を運営する会社や、食品加工会社など、あわせて20の企業や団体が連携して、10月から12月にかけて行うもので、27日、仙台市に関係者が集まり、発足式が開かれました。
計画では、去年、名取市にできたサイクリングスポーツを楽しむことのできる施設で、復興が進む海岸沿いを走行するおよそ8キロの区間にモデルコースを設定し、仙台市の観光農園をコースに盛り込んで、途中でぶどうなどのフルーツを収穫できる観光プランを始めます。
また、観光農園側は、この期間中に名取市の閖上港の海産物を使ったバーベキューの催しを開き、誘客を図ることにしています。

(以下略 NHKより引用)

 このような動きが進んでいることでホッとしました。実験的に10月から年末までの取り組みのようですが,このような連携が今後とも続けられ,枠組みを広げて行ければと。

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2021年9月 3日 (金)

長町駅東口駅前ロータリー リニューアル工事

ブログはかなり,久しぶりです。

しばらく体調不良が続いていたのもですが,コロナが猛威を振い,気が滅入るようなニュースばかりで,PCに向かう気力が湧かなかったというのが理由ですが,しばらく前に知っていながら寝かせていたトピックで再開します。

 某太白区選出市議の春ごろ?の市政報告書で知った情報でしたが,長町駅東口のロータリーが,使用開始から10数年経ち,ようやく改善されます。

 なお,最近このロータリーの周辺では新たな動きがあり,春のテクテ2オープンに続いて,2軒のラーメン屋がロータリーを挟んでオープンしました。

一時駐車場が拡大されます! 

 それも,駅舎側から最も遠い反対側の切り欠きスペースに申し訳程度にありながら,5~6台程度しか止められず,結構満車状態の一時駐車場。送迎の際も,歩いてロータリーをぐるっと迂回しないと駅に入れず,天気の悪い日は特に使い勝手が悪い駐車場でした。

 使用開始当初は,ロータリーの内部が一時駐車場に利用されていた時期もありましたが,タクシー待機場に明け渡し,一時駐車場は端っこに追いやられていました。

 それも,西口のタクシー乗り場が廃止され,その分東口にタクシーを集中させる計画だったようですが,そもそも東口側から行く目的地が限られるため,東口からの利用客は少なく,空車タクシーも集まってこないため,一等地のタクシー待機場は常にガラガラ状態。

 利用客の見込める西口側に迷惑待機するタクシーが増えた状況に合わせて,後追い的に地下鉄長町駅上の路上(長町駅前プラザ付近)にタクシー乗り場を設置したため,さらに東口のタクシーが減ったことから,このスペースの有効活用を図り,乗降スペース兼一般車駐車場をロータリーどまんなかに設置するとのこと。

 なお,仙台駅の東西でも20~30分の無料時間を確保した有料駐車場が設置されており,同じようにできないかと長年思っておりましたが,ようやく実現することになりそうです。

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10月工事開始!?

 このチラシによると,工事は10月から一年間の予定のようです。

 駐車台数は図面から28台で,現在の4倍以上に拡大されます。

 新設される待機場兼一時駐車場から,駅舎方面に渡る横断歩道も設置されます。

 現在の一時駐車場は不足しているバス待機場として活用されるなど,玉突き的に全体的に作り変える形になります。

 高速バス及び路線バスの乗降パース(4か所)は変更なしの模様。

 タクシープールは4台分のみに縮小されますが,あふれた待機タクシーは自家用車向けの一時駐車場も利用することができるので,効率的に活用される駅前広場になります。

 なお,一時駐車場は30分まで無料の計画なので,テクテ・テクテ2や周辺の短時間の買い物,最近できたラーメン屋2軒の駐車場としても使われそう。。。

 3月に完成したテクテ2の着工前にあったリパークは30分まで無料だったので,場所を変えて復活する形に。そうすると,本来の送迎車用としての台数が確保できるか心配のところがあります。

 現在の利用を確保しながら,玉突き的に機能を移していかなければならないので,比較的長い工期になっていますが,駅前広場の使い勝手が改善されるのが楽しみです。

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2021年4月15日 (木)

ヨドバシ仙台第1ビル アセス変更後の計画が明らかに

仙台駅東口に長年計画されながら,度重なる着工延期により,多くの仙台市民をやきもきさせてきた,このヨドバシ仙台第1ビル。

1月下旬に,ヨドバシホールディングスから,とうとう着工に向けた計画概要が明らかになっていました。

とうとう決定! ヨドバシ仙台第1ビル開発計画始動(1/26)

 今春の着工とされながらも,未だ着工にはいたっておらず,気になっていました。それに,3月末に予定されていたこの計画が審査される仙台市環境影響評価審査会も延期となりながら,ようやく4月13日火曜日に開催され,新たな詳細計画が明らかになりました。

仙台市環境影響評価審査会HP

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 着工は8月に延びますが,完成は約2年後となる令和5年3月で変更はありません。

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音楽ホールが入る予定だったB棟が見送りになること,A棟が12階まで上に伸び,上層部にオフィスを入れることは既報どおりですが,メインのヨドバシカメラ店舗の入るフロアが2~5階の4層になること,1階は全面が店舗ではなく,半分以上が自社の物流センターで多少テナントも入ることは新情報。ヨドバシ・ドット・コムとの拡充・拡大を想定し,ペデストリアンデッキ下に隠れるとはいえ,バスターミナルに面する一等地に物流センター機能を入れるとは戦略的。

 ヨドバシ・ドット・コムで注文してすぐに受け取りに行くということも増えそう。現在は,すぐに店舗受け取りを希望しても仙台店では在庫が少なく,後日受け取り・配送になるケースが多いので。

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 ヨドバシカメラの店舗フロアが4層に拡大されるのかと思いましたが,実際B棟の計画(変更前アセス)ではA棟に隣接するフロアに店舗を想定したがありましたが,そのB棟部分が見送りになっているので,実質的には想定されるヨドバシの店舗面積はそれほど変わらないのかと。それでも現店舗の2倍近くの面積にはなりそうです。

 飲食店は6階の半分弱で,残り半分強は駐車場。コロナの影響が読めない中,慎重な計画に落ち着いたということなのでしょう。広大な専門店はA棟にはほとんど入らず,B棟の1~3階(現 ヨドバシ仮店舗)に入れることになりそうです。(今回明らかになった内容には,ヨドバシ第2ビルの活用方法についての情報は含まれていませんので,あくまでも予想)。

 なお,1階の東七番丁通側に計画されていたバスターミナルはそのまま。以前から何度も書いていますが,東口高速バスターミナル拡充の受け皿として利用されるのでしょう。そうすると,ヨドバシにとっても東北各地からの集客力UPにつながり,高速バスターミナルの集約をもくろむ仙台市とWin-Winの関係に。

魅力的な東口に

 2000年 仙石線地下化&ZEPP仙台オープン

   2011年   アンパンマンミュージアムオープン

 2012年 ヨドバシ第2ビルオープン

 2015年 地下鉄東西線宮城野通駅の開業

 2016年 東西自由通路開通&エスパル東館オープン

 2017年 ホテルメトロポリタンイーストオープン

  同年   宮城野橋全通

 2021年 JR仙台イーストゲートビル(オフィス)オープン

と,20年以上かけて,徐々に成長してきたこの仙台駅東口エリア。2005年からは宮城球場に楽天イーグルスが本拠地を構えるなど,集客施設にも恵まれ,仙台駅東口第二土地区画整理事業の進展で,国道45号線までの広いエリアが整然と区画整理され,マンションが林立するなど,都心居住の受け皿としても順調に開発が進められてきました。

 その集大成ともいえる,このヨドバシ仙台第1ビルの着工と完成。

 仙台都心再構築プロジェクトによる規制緩和を起爆剤として,仙台駅の東西が切磋琢磨しながら,発展していくことを期待します。

 メインの西口でも,さくら野跡地やエデン後の再開発など,期待されるエリアは多いので,コロナの影響が続き不安なご時世が続きますが,コロナ後を見据えて,堅実に都心部の機能更新は進めていって欲しいもの。

 

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2021年3月21日 (日)

tekuteながまち2 3月27日開業

長町駅高架下に2015年末に開業したtekuteながまちに続き,実質的な増床としてようやく事業化されたtekuteながまち2。

コロナ禍でテナントリーシングがどうなるかと気になっていましたが,昨年11月に大部分のテナントが決定したと発表され,その後郵便局の進出も明らかになり,あとは今月の開業を待つ状態でした。

JRの長町駅東口開発計画が明らかに(2019/6/15) 

あすと長町の近況(R1.8)~コインパーキングに動きが~(2019/8/20)

JR長町駅東口開発計画正式発表(2019/9/27)

あすと長町の近況(R2.4)~順調に進む建設工事(2020/4/16)

あすと長町の近況(R2.9~10)(2020/10/11)

あすと長町の近況(R2.12)~tekuteながまち2とヤマダ電機新情報~(2020/12/13)

先日,夕方に通ったところ,ほぼ建物工事も完成状態だったので,写真を撮りました。

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南棟の目立つ1階には,ドラッグストアのアインズトルペが。

北棟と南棟の間には,三井のパークタワーから直接入れる通路も設置されています。

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北棟の1階には,フラットホワイトコーヒー,串カツ田中,そして後に明らかになった郵便局と,使い勝手の良さそうな店舗が並びます。

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 郵便局は,既存のtekute内にも七十七銀行と並びATMがありますが,それに加えてこの郵便局側にも当然ATMが設置されます。郵便窓口が土日も営業というのが地味に嬉しい。ATMも朝から夜まで利用時間が長く設定されています。

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2階にはまだ入れないですが,塾や保険代理店,歯科などなどサービス系の店舗が中心ですが,そば屋も入るので,2階を利用する機会もありそうです。

 構想が明らかになってから2年近く,先だと思っていましたが,とうとうオープンです。

ちょっとしたイベントも企画されているようで,来週のオープンが楽しみです。

プレスリリース

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2021年2月13日 (土)

JR仙台イーストゲートビル完成!進む仙台駅東口開発

 昨年の暖冬を経験してしまうと,いつも通りの仙台の冬が寒く辛く感じてしまいます。

それでも,2月なのに10度を超えると,春を感じることができて,ホッとします。

今日は風も弱く,自転車日和だったので,行先を決めずにでかけたのですが,結局ふらふらと仙台駅東口へ。

 先月,ようやく第一ビルの建設が発表されたヨドバシカメラ仙台。

この駅近一等地の平面駐車場も今年いっぱいで見納めか。

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工事中の代替駐車場はどこに確保するのでしょうか。現在はこの平面駐車場を含め1200台と謳っていますが。

今日の目的は,結局そのヨドバシカメラ。改めて,第二ビルの仮店舗とはいえない巨大さ。この1~3階の1.2万平米の売り場は,第一ビル完成後にどのように活用されるのか。それも楽しみ♪

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ヨドバシカメラ併設の駐輪場は2時間まで無料なので,時間的にもちょうど良い。

特に目当てはなかったけれど,丁度よいバックがあったので,購入。1階のテレビ・カメラ売り場は多少寂しい状況だったけれど,2階の生活家電・ホビー売り場,3階のスマホ・PC売り場はそれなりの賑わい。今の仮店舗でも平気で2時間過ごすことができる充実度ですが,これが2年後にはどのような売り場が設置されるのか?現在申し訳程度においてあるキャンプ用品も拡大するといいなぁと。あと本屋もテナントでいいから同じ建物に入ってくれることを期待。

とうとう決定! ヨドバシ仙台第1ビル開発計画始動(1/26)

JR仙台イーストゲートビル完成

ついでに,同じ仙台駅東口エリアに一足早くオープンしたばかりの,JR東日本による駅ビル開発最終章「JR仙台イーストゲートビル」を覗いてきました。昨日も仕事帰りに仙台駅には寄ったけれど,夜遅くなので東口には寄らなかったというのもあり。

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 既存のホテルメトロポリタンイーストと高さを揃えながらも,地下構造物の影響もあり微妙に向きを変えたことが,良いアクセントになっているように思えます。

 2階レベルでは,東口改札から東西自由通路を経由して繋がっており,傘要らずでビルまでアクセスすることができます。

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(JR東日本プレスリリースから引用)

 願わくば,より近い部分メトロポリタンイースト内付近となる駅構内コンコース突き当りに”真の”東口改札が設置されれば,よりアクセスが向上したのにと。

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ビル2階入り口のエントランスです。

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2階入り口から入った真正面には,仙台初進出のシェアオフィス,「We Work」が入っています。

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 時代から取り残されているサラリーマンなので,いまいち用途が良く分からないのですが,最先端のシェアオフィスがこの一等地に進出というのは喜ばしいこと。

 同じ2階には,クラフトビールを中心とするレストラン「仙台キッチン」が進出です。

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 既報では,クラフトビール中心ということもありディナータイムはちょっと高めの印象でしたが,昼間の利用であればランチ千円程度とリーズナブルに利用できそう。ビール1杯飲んでも1500円で,十分あり。入りたかったのですが,時間がなくまたの機会にします。

 飲食業は厳しいご時世ですが,こちらは,昼間の時間帯でほどぼどの混雑具合。エスパル東館付近を歩いた限りでは,仙台駅周辺に関しての休日昼間の賑わいはそれなりに戻っているようには感じます。

オフィスビルの入居も順調

 当然ながら,オフィスビルなので,その入り口は結構風格を感じます。入りづらさ満点なので,当然ながら近寄らず。オフィス部分は,当初時点で7~8割の入居状況とか。JR仙台駅直結のオフィスは初めてという触れ込みであり,実際の立地条件も西口パルコ上マークワンビルと同等。この東口でのオフィス需要は気になるところで,ヨドバシ第一ビルで容積率緩和ボーナスを当て込んでか,従来計画になかったオフィスを入れ込んできましたが,このJR駅ビル開発でのオフィスビルが満床になってこそ,周辺に好影響が広がっていく流れが期待できます。

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1階と2階の吹き抜け空間は「ダテリウム」という愛称がつけられています。報道を見た限りでは結構広々とした空間をイメージしていましたが,実際はコンパクトな空間です。1階で展示イベントを行っていてパネルに囲まれていたために,そのように感じたのかもしれませんが。

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1~2階の平面図です。1階には郵便局が。1階奥はまだテナント未入居でこれからのようです。

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このJR仙台駅東口開発は,当初超高層35階建てとの話が先行しながらも,現在の東西自由通路+中層ビル2棟の計画に落ち着きましたが,仮に当初の構想であれば,この駅ビル開発でかなりの需要を吸い取ってしまい,仙台駅一極集中が進み,周辺への影響が大きすぎた可能性もあります。ただでさえ,上述のヨドバシ第一ビル,さくら野跡地やエデン(旧仙台ホテル)周辺,藤崎付近の再開発を控えており,バランスを考えると,現在の規模で良かったのかもと。

 次は,2年後のヨドバシ第一ビルの完成に向けてですが,さくら野跡地など,他の再開発の進捗も待ち遠しいです。

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