まちづくり

2022年9月 4日 (日)

久々の新潟 その(5)新潟日報メディアシップ展望台より

新潟シリーズはまだ続きます。

 以前記事にした,新潟都心部随一の商業集積である万代シテイの交差点向かいに建つ,地元紙新潟日報の本社ビル兼複合施設である,「新潟日報メディアシップ」。開業した2013年から約10年を迎えます。

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 宮城(仙台)で例えると,地元紙河北新報の本社兼複合商業施設ということになります。

 実際は河北新報の本社は単独社屋で再開発の予定もありませんし,地元バス会社の宮城交通も虎の子の車庫の土地は赤字補填でマンション用地に売却したり(北仙台ターミナル・長町ターミナル)と,置かれている状況は異なるにしても,新潟は,地元バス会社の新潟交通が万代シテイを運営していたり,地元企業がまちづくりに積極的に関わっているように思えます。

 地上20階,高さ105mと,仙台駅前では,アエルの交差点向かいに建つアジュール仙台位の規模感です。

 「メディアシップ」という名前の通り,建物の曲線が帆を描いており,絵になるデザインのビルです。

フロア構成

 低層部に各種サービス施設,高層階にオフィスという構成。最上階は無料の展望スペースです。

新潟では,近隣の朱鷺メッセのホテル日航最上階にも無料展望スペースがありますが,ともに海を眺めることができて,解放感があります。

1~2階   イベント広場,新潟日報ホール,飲食店

3~4階   クリニック・健康・ライフスタイルショップ

5階     記念館(新潟文化の記憶館 等)

6階     貸セミナールーム

7階     カルチャースクール

8~13階  貸オフィス

14~18階 新潟日報オフィス

19階    飲食店(叙々苑 等)

20階    展望フロア

展望フロアからの眺め

 展望フロアは,年配の方を含めた家族連れを中心に,そこそこにぎわっていました。

 写真は東側朱鷺メッセ方面です。当日は本当に暑い日で,気持ち良い青空でした。

日航ホテルは本当に折れそうなほどスレンダーなビルですね。朱鷺メッセは新潟県と民間が協力して約20年前に再開発事業で完成した施設群で,完成したころに佐渡汽船に乗る時に通ったなぁと。15年前に訪問した時には展望台に登り,眺めに感動した記憶があります。

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信濃川西側の古町地区方面です。川幅が広い信濃川が「古町」と「万代・新潟駅前」を二分していることは,街づくりを阻害する面もありながらも,都市のど真ん中に親水空間が存在することは,間違いなく都市としての誇るべき個性に感じます。

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 南側は,鳥屋野潟の先に,J2のライバルアルビレックス新潟のホームである「デンカビックスワンスタジアム」と隣の野球場「ハードオフエコスタ」が見えます。

訪問した7月の時期には首位を争っていた相手ですが,ベガルタは自滅の4連敗で順位を離され,J1自動昇格は絶望の位置になってしまいました。10月に残されたビックスワンでの直接対決が決戦とはなくなってしまい,本当に虚しい気持ちになります。

 しかしながら,都心部からも駅からも離れたこの位置に,高速道路や新潟バイパスからのアクセスを優先し巨大なスタジアム2つを並べて整備するという姿勢が新潟らしいというか。

 スタジアムは仙台の方がともに駅近で断然立地条件が良い(某宮スタは無視)反面,仙台のコンベンション施設は「夢メッセ(県)」と「国際センター(市)」「ウエスティンホテル(民間)」に中途半端に分かれており,上述のように新潟の方が立地条件も機能も優れているなど,両都市にそれぞれ違いが大きいところが面白味があります。

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ビルから見下ろす光景

 南東側の足元ですが,存在感のあるANAクラウンプラザ新潟をはじめとした中層ビルが立ち並ぶ一方,都心部にしては広大な平面駐車場も目立ちます。その先は,低層の街並みに変わります。

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西側の足元は,万代シテイ方面で,左は伊勢丹,右はビルボードプレイスです。2階レベルのデッキを通じて相互に連絡されているのが分かります。

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南側のJR新潟駅方面です。駅前に続く東大通が屈曲した部分に巨大なアパホテル&リゾート(新潟駅前大通)が立地しています。その付近にタワークレーンが見え,建設中のビルが集まっているようですね。

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 この後は,6月に駅の高架化がほぼ完成供用したばかりの新潟駅に向かいました。次回は新潟駅レポです。

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2022年8月28日 (日)

8BOOKs SENDAIへ

 あすと長町の東側に位置する,太白区八本松の旧七十七銀行八本松支店跡に,近隣で住宅などのリノベーション事業を行っている「(株)アイ・クルール」が手掛ける有料図書館&ラウンジが,8月27日にオープンしました。

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概要

 場所は,長町モールやJR長町駅・IKEAの通り(八木山長町線)を東側に向かい,市立病院と鹿又交差点を結ぶ広瀬河畔通りとぶつかる突き当りT字路。

写真は建物の2階から八木山長町線のあすと長町方面を。場所は非常に分かりやすい。真正面に住友不動産のシティタワーの巨大な2棟のマンションが見えます。なお,中央分離帯手前の除草されているスペースは,河北新報の記事で紹介されていた草刈りロボット「エイト君28号」できれいになったのかな。

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 よって,最寄駅からのアクセスは長町駅から徒歩10分ちょい。宮交バスだと八本松二丁目バス停が最寄で,仙台駅から300円位。

 駐車場はないようで,基本的には近隣コミュニティを対象とした小商圏の施設かなと。

ホームページ:仙台市の図書施設|8BOOKs SENDAI(エイトブックス仙台)

住所:〒982-0001 仙台市太白区八本松1-15-25

営業時間:9:30-19:00(水曜日定休)

蔵書数:10,000冊

入場料:

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一万冊の本に込めた8つのコンセプト

  本を読むのが好きな人も,そうでない人も。

 みんなに楽しんでもらいたいから,私たちは選書にも一工夫。

 次の8つのコンセプトごとに本を選び,書籍のジャンルにとらわれず本棚に並べています。

 実際に本棚を眺めながら本を探してみると,ほんとの新たな出会いがあるかもしれません。

(パンフレットから引用)

①なりたい ②触れる ③気づく ④表現する ⑤つながる ⑥参加する ⑦続く ⑧このさきも仙台に

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見事なリノベーション 

 近年七十七銀行に限らず,金融機関の店舗再編が進んでおり,近隣店舗への統合を行いながらも,ブランチインブランチ方式といい,旧支店名と支店番号は残し,顧客への影響や銀行側のシステム改修費用を抑える方法で,八本松支店は長町支店へ統合されました。

 この七十七銀行の支店が改修された8BOOKs SENDAIが位置する一角は間口の狭い商店等が並んでいましたが,あすと長町開発と八木山長町線の開通により,東側の4号バイパス鹿又交差点と並び渋滞スポットになりつつありました。

 小学校近くながら歩道も狭く,交通量増加で環境が悪化したこと,店舗に駐車場がなかった(銀行駐車場は奥に多少ありながらも非常に出入りしづらかった)ことなどがあり,馬上かまぼこ,七十七銀行等が撤退し,荒れた空き店舗も並んでいます。一部保育所として再活用されている建物もありますが,何とかならないかと思っていたところでした。

 一方,通りの並びにあった梵天食堂も駐車場完備ながら,閉店しコインパーキングになっていますが,この一帯の駐車場不足を補っている面もあります。

 このリノベーションを手掛けたのが,近隣で事業を行っている地元企業というのは,地域貢献の意味合いも強く,嬉しい取り組みに感じました。

 おそらく50年以上前からこの地区唯一の銀行店舗として存在感を発揮していたのでしょうし,さすがに銀行店舗は作りがしっかりしているので,活用しやすかったのかな。自分も2~3度利用したことはありましたが,天井の高さなど面影はありますが,見事なリノベーションでこの建物を再生したなぁと思いました。その天井高を活用して,キャットウォーク方式で中2階レベルにも本棚を並べたというのは,解放感あふれる吹き抜けの設置と並び本当に見事で壮観です。

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基本的に躯体は活用した上で内装はほぼ全て新築同様ながらも,階段部分などは,改装前の雰囲気を残しているようでした。

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2階のキッズフロア

 8つのコンセプトのうち,⑦続く ⑧このさきも仙台に の2つのテーマの本が並んでいます。

⑦は子供向け,⑧は震災関係本が多かった印象でした。

写真のように,カーペット敷きが多くをしめ,様々な親しみやすい丸いクッション風の椅子が並び,思い思いに子供達が読書を楽しんでいました。

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道路側はガラス張りで,解放感があり,宙に浮いているような気分でした。

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未就学児は無料で,付き添いの大人料金も一般料金よりは割引になっているというのが,親も子供も気軽に来て楽しんで欲しいという思いを感じました。絵本の種類も充実しており,定番どころは網羅していました。

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なお,授乳室やおむつ替えシートの部屋も完備で安心です。

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様々な用途に使える1階

 ①なりたい ②触れる ③気づく ④表現する ⑤つながる ⑥参加する のコンセプトの本が並んでいます。

 目についたのは,ミーティングに使える円形テーブルとハイバックの椅子。フロアより一段高いところに浮いているように設置されていました。

単なる読書スペースとしてではなく,利用者同士の交流機能も持たせたいという思いが伝わってきました。 

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上空には,円形床に対応した円形の照明が。いろいろと凝っています。

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また,勉強にも使えるような籠り型のブースも2つ設置(写真左側)されている他,カフェモーツアルトのように,様々な座り心地の良い椅子が並んでおり,どこに座ろうかと楽しくなりました。

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この体育館のようなキャットウォークはワクワク感を感じました。ただ中2階は通路幅がちょっと狭いので,他の利用者が本を探していると,ちょっと通りにくい感があります。

 なお,キャットウォークがない東側の壁面棚上部の本は,どうやって取るのかと見たら,スライド式のハシゴで取ることができそう。滞在した時間では誰も使って居ませんでしたが。スタッフに頼むのか,自分で勝手にとって良いのかは確認せず。

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 また,1階奥にはウエディングサロンも併設されていました。

フードやドリンクサービスは

 フードの提供はないようですが,持ち込み可能で2階で飲食可能のようです。近くにローソンもあるので,軽食を持参して入れば午後まで長居することもできますね。

 なお,オープン当初の週末は,ソフトドリンクが1杯サービス提供でお得でした。

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1階の奥には,自販機も設置されています。

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2階にはコーヒーサーバーとウォーターサーバーもありましたが,特に掲示がなかったので,利用できるかは不明でした。

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10000冊の蔵書

 8つのコンセプトに沿って選書されていますが,当然ながらも公立図書館と比べて蔵書数は少ないまでも全体的に新しい本が多く,読みたい本が多すぎて,幸せな気持ちになりました。この週末の二日間は9月末まで利用できるお試しパスポートが1000円で販売されていたので,週末中心になりますが通ってみるつもり。

 kindleや楽天koboなどの電子書籍読み放題サービスは月々500~1000円程度からありますがこれらは雑誌中心ですし,新刊に近い様々なテーマの本に出合うことができる書籍がほぼ読み放題で,これらの本は新刊書店で1冊1000~1500円程度で購入することを考えると,通常料金であっても,サブスクサービスとしては”あり”の利用料かなと感じました。

 競合相手は,一般の公立図書館ではなく,大型書店(蔦屋書店やヤマトヤ書店)に併設されているスタバやタリーズかと。これらの店は,利用の都度ドリンク代で500円程度を支払っても,せいぜい滞在できるのは1~2時間程度でしょうから。

 また,高校生にとっても,勉強スペースとしてであれば,個人ブースが少ないにしても,テーブル席もあるし,使い勝手が良いのでは。

 この先進的な民営の有料図書館システムは,読書,勉強スペース,育児支援,市民交流など様々な要素が詰め込まれており,化学変化が起こる場になり得ると感じました。どのように活用されるかはこれからですが,長く続いてくれることを期待します。自分も可能な限り利用していければと思っています。

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2022年8月27日 (土)

久々の新潟 その(4)仙台の都心部の商業集積について考えさせられた

さて,ちょっと空きましたが,新潟編の続きとしながらも,万代シテイの目の当たりにして,仙台の都心部の商業について考える良い機会になりました。

久々に新潟へ その(3)驚異の商業集積 万代シテイ

 仙台の都心部全体で考えれば,仙台の方が出店しているテナントの量・質ともに高いはずなのに,最近街中に休日に行こうとすると,東口ヨドバシからエスパル,ロフト,せいぜいパルコまで回って疲れてしまい,アーケードまで行かず帰ることが多いです。

 気候が良い時期の平日は,勾当台公園付近から一番町四丁目商店街からアーケードをぶらぶらして仙台駅から帰ることがあるので使い分けしている面もありますが。

 アーケードは横につながるSCではあるものの,アーケード沿いの店舗もドラッグストアやコンビニ,カフェなど均一化しており,大型店も軒並み老朽化し,魅力が薄れてきています。

 建ち並ぶ大型店についても,軒並み建物が1975年よりも古い,築50年近いビルが当たり前のように残っています。

 三越はともかく,大町一帯の再開発の核として建替えが検討されている藤崎,そしてイオングループが半ば放置状態で運営しているフォーラス仙台店とイオン仙台店(旧ダイエー)と,アーケード沿いの大型店には正直最近行くことが少なくなっています。

イオン仙台店が入居する読売仙台ビルは大規模再開発構想が動いているようなので,期待したいところ。写真はダイエーからイオンに変わった6年前のもの。イオンになってからブックオフやセリア,マブチなど大型テナントを入れている上層階はともかく,中層階の放置ぶりは何とも言えない気持ちになります。

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都心部への大型SCの必要性

 仙台駅前だけでも移動距離が長く,効率的に回れないと感じていました。

 さくら野倒産後は仙台駅前から百貨店がなくなり,(藤崎と三越は一番町にあることから)仙台駅前だけでは用が済まないという方もいるでしょう(自分はめったに行かないですが)。

 この新潟の万代シティの利便性を目の当たりにすると,都心部で一か所で買い回りができる大型SCの有難みを感じます。

 新潟は駅前が商業機能貧弱で,旧来の都心部古町が極端に衰退し,その間に整備された大型商業施設が都市の中心になったという多少特殊な例ですが,他の政令指定都市のうち,例えば札幌は,JR札幌駅前の大丸(百貨店)・ステラプレイス(専門店街)・エスタ(旧そごうから転換した専門店ビル)+大規模地下街(paseo,APIA)で,駅前だけで効率的に買い物が済むことを3年前に訪れた際に実感しました。

 現在は,2030年度目標の北海道新幹線札幌延伸に向けた駅や商業施設の大規模再整備のため,地下街paseoが9月末で閉鎖予定だったり,今後老朽化したエスタの閉鎖と跡地へ200m超の超高層ビルの建設が計画されており,更にパワーアップすることになっています。

 さらに,駅正面の旧西武五番館跡地はヨドバシカメラが取得しながら,仙台と同様?長年更地状態になっていましたが,ここにも,JRタワー2と競い合うような規模の超高層ビルが計画されているなど,遅く訪れる新幹線開業を見越した都市再開発がものすごいことに。

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 東京や大阪の都心部の駅は駅ビルやSCが周辺に林立しているのは当然として,名古屋や福岡(博多駅)も,JRの中心駅に巨大な駅ビルSCと地下街があり,概ねその駅周辺で用が済みます。

 広島駅周辺もこれまでは都心部の紙屋町・八丁堀と比べ,圧倒的に商業機能が弱かったのが,先行した駅の再整備と現在進む駅ビルの建替えに併せ,駅ビルとしては仙台よりも巨大な商業機能が2025年に整備される予定です。モノレールでは小倉駅ビル乗り入れの事例がありますが,路面電車が駅ビル2階に乗り入れるという,象徴的な空間が形成されます(完成予想パースはJR西日本HPより引用)。
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仙台駅前の現状

 家族連れが効率的に買い物などを楽しむ場所として,仙台は都心部が以前より選ばれなくなっており,郊外のモールに吸い取られている面がありますが,新潟ではその郊外の大型モールをも凌駕する都心部の疑似巨大SCの万代シテイが存在感を発揮しています。

 家族連れでの買い物において求められるのは,雨や雪の日でも猛暑の日でも,天気を気にすることなくスムーズに移動できること。
 仙台駅前では,基本的にペデストリアンデッキレベルの移動となりますが,基本的に天候の影響を受けること,旧さくら野前とパルコ・AER方面がつながっていないなど,結構移動に手間がかかります。

 地下レベルのネットワークは,JR仙台駅,地下鉄仙台駅の2路線とJR仙石線のあおば通駅を中心に,充実しているように見えますが,地下街を介して相互の商業施設をつなげる機能がなく単なる地下通路になっていること,パルコとパルコ2,ドン・キホーテ仙台西口店をはじめとして,近年商業施設の地下フロアへの接続が行われなくなったため,一旦地上に出なければという状態が多く,ちょっと使いづらい。

仙台駅東口に誕生する巨大疑似SC

 仙台では,駅ビル再開発が縮小され,現在の「オフィス+ホテル+エスパルの拡張」 という構成となり,あの吹き抜け空間が誕生したのは感動的でしたが,せっかくのチャンスを逃した感があります。

 その点は残念でしたが,まずは仙台駅東口から生まれ変わるチャンスであり,現在建設中で来年春に竣工予定のヨドバシカメラを核店舗としたリンクス仙台のオープンで,エスパル東館とほぼつながる大規模商業施設が誕生し,さらに現在の第2ビルに入っているヨドバシカメラ仮店舗の跡の1.2万平米に入る専門店にも期待できるので,エスパル本館からヨドバシ第2ビルまでの連続する商業施設で7~8万平米規模の商業床面積の集積となり,基本的に天候の影響をそれほど受けずに移動できる快適な空間になります。(上の写真は8月上旬,下は8月下旬のもの)。

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仙台駅西口駅舎の2階レベルを経由すれば,パルコやアエルまでもほぼ天候を気にせずに行くことができることに。

仙台駅西口(地下鉄仙台駅周辺)での動き

一方,地下鉄仙台駅コンコースから接続するロフト・イービーンズ,1階レベルになるけれど目の前から入れるパルコ2などとはJR仙台駅からペデストリアンデッキを経由しての移動が必要で,現状では,JR仙台駅直結の商業施設群よりも小さいまとまりですが,ドン・キホーテグループ(PPIH)が進めるさくら野百貨店跡地の再開発とオリックスグループが進めるEDEN暫定利用後の再開発計画次第では,地下鉄仙台駅に接続する側のこちらも化けることになりそう。

 残念ながら,オリックスの再開発はロフトやヒューモスという他地権者の協力が得られずに,街区全体ではなく単独再開発になるようで,まだ詳細は明らかになっていませんが,向かい側のPPIHの超高層ビル再開発に入る2万平米程度の商業機能と広場化が図られる青葉通を挟んで連携することができるので,この調整は仙台市にしっかりやって欲しいところ。

「青葉通広場化」今秋にも歩道拡張実験(2022/1/12)

仙台駅西口 青葉通の広場化なるか?(2020/1/19)

 現在進められているヨドバシ仙台第一ビルの再開発,ドン・キホーテグループが進めるさくら野跡地再開発,オリックスグループが進めるEDEN跡地再開発により,仙台駅前の商業機能が更新・拡充されること,また,藤崎を中心とする大町アーケード沿いの巨大再開発構想などが進めば,都心部でも一か所で楽しめる疑似SCのような機能が誕生し,郊外のモール群と,良い意味で切磋琢磨できるようになると思うので,仙台都心再構築プロジェクトでの再開発計画の進展を祈りたいと思います。

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2022年8月 8日 (月)

久々に新潟へ その(3)驚異の商業集積 万代シテイ

  
 万代シテイ には15年ぶりの訪問でしたが,レインボータワーの撤去とラブラ2以外は建物群としての大きな変化はないように思えましたが,相変わらずの圧倒される商業集積でした。

久々に新潟へ その(1)

久々に新潟へ その(2)BRT初乗車

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これは,旧ダイエーを三井不動産がリーシングしたラブラ万代で,前回訪問時にもありました。

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新潟交通のバスセンターの屋上は広大な広場として活用されています。

奥には今や新潟市唯一の百貨店となった新潟伊勢丹が。

 古町では,大和新潟店に続き,新潟三越も閉店しましたが,特に三越伊勢丹グループで新潟市中心部に2店舗を運営する余力はなかったのでしょう。優勢だった伊勢丹に一本化したということか。

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これは,向かい側の新潟日報メディアシップビルから。

手前中央から奥に,ラブラ万代,バスセンター,新潟伊勢丹の順番。

左側は,ラブラ2と奥に万代シルバーホテル。

ほか,伊勢丹の右側に接続して,若者向けファッションビルのビルボードプレイスとその2号館(BP2)が。上部には巨大な立体駐車場併設で,バスセンターながらも当然車社会の新潟に適応した全方位型の商業施設群です。

これらの商業施設群が2階レベルのペデストリアンデッキで相互に接続され,ストレスなく移動することができます。

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 万代シテイのマップですが,碁盤の目の区画に商業施設が集積し,新潟駅に続く街路では一部並木道に路面店を展開する一角もあるなど,どこかの某巨大モールのように建物内に囲い込むことなく,周辺と連携する形での展開は,地元最大手のバス会社が運営する商業施設として流石と思いました。当日はデッキを渡る多少の時間も体に堪える本当に暑い日で,同じように冬の寒さを考えるとマイナスポイントではありながらも,でも街区で各商業施設が分かれていることで,それぞれに色を付けやすく,また目的地としても分かりやすさを感じました。

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あらゆる大型専門店の集積,ラブラ万代&ラブラ2

 三井不動産リーシングということで,長町のララガーデンと似たような店舗も入っていますが,地下にイオンのスーパーが入っているのは,もともとの建物がイオングループに入った旧ダイエーという関係もあるのかなと。このバランスの良い商業施設群として,やはり食品スーパーは必要。

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新しくオープンしたラブラ2とは専門店ビル同士2階のデッキで連結しています。

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 中に入って気づいたのは,それぞれのテナントとして入っている専門店の店舗面積の大きさと品ぞろえの充実さ。

 ラブラ万代 フロアガイド

上階の2フロアに入っている「紀伊国屋書店」,「ロフト」がそれぞれ反対側の壁が見えない位広いワンフロアを全部使っていて,さらにかなりの集客を誇っていたこと。それぞれその下のフロアには「ユニクロ」と「GU」が隣り合わせで,ほぼワンフロアを使用するなど,集客力のある専門店をシャワー効果を見越した上階に配置。

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 ラブラ万代1階の「GAP」に加え,ラブラ2には「H&M」「ZARA」が出店するなど,ファストファッションの4大ブランドが全て集まっているのは,利用者側としても買い回りに効率が良く,店舗側にとっても競合以上に相乗効果が発揮できるテナント集積です。

 紀伊国屋書店は明らかに長町モールの店舗よりも広く,アエルの丸善よりも大きいのではと。

またロフトも多層階の大型店である仙台店よりは小さいにしても,エスパル東館のワンフロアに展開する東急ハンズ仙台店よりも広く感じる奥行であるなど,中々侮れない店舗集積でした。

 また,NGT48の劇場もラブラ2上階に入っているようでした。

ビルボードプレイス&BP2

 ファッションビルとして,SHIPS,ユナイテッドアローズをはじめとしたテナントが集積しているほか,BP2にはシネコンのTジョイ新潟万代,FM新潟のサテライトスタジオ,新潟マンガ・アニメ情報館というエンターテイメント系の施設も入居しています。

 このアニメ情報館では,今仙台駅東口の福祉大ビルで開催されている「東京リベンジャーズ展」が一足早く開催されており,かなりの行列ができていました。

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万代シルバーホテルビル

 もともと低層階には新潟三越が運営する「新潟アルタ」が数年前まで入っていたようですが,現在は巨大なフードコートに。アルタはビルボードプレイスとラブラの専門店ビルとの差別化が難しかったのかなと推測しますが,結果的には各商業施設の役割が整理されて分かりやすくなったように感じます。

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バスセンタービル

 高速バスターミナルと近郊向けのバスターミナルが集まっていますが,高速バス部分は運休便が多くちょっと寂しい状況。

とはいえ,名物?のカレーの一角など,かなりの混雑ぶり。猛暑の日で熱気とバスの排ガスが混ざり合った独特の空間にて,家族連れでテーブルにそして地べたに座りながら皆で熱々のカレーを掻き込んでいる姿には衝撃を感じました。新潟のソウルフードとは聞いていましたが,これほど愛されているものとは。

 ただ,体験してみようと思いながら,30度を超える日で暑さに参り涼しいところで食べたかったため,別のソウルフードと聞いていた「イタリアン」を食しました。普通のだとつまらないので,ホワイトイタリアンというものを。ホワイトソースと太目の麺との絡み具合が絶妙で,モヤシがはいっていたり何とも不思議な感覚ながら,あっという間に平らげました。大盛にすればよかったと後悔。確か470円でした。
 

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 何だか,普段着で力の抜けた感じの方々が集まる,新潟市のオアシス的な場所なんだなーと。

恐るべし万代シテイ

 新潟の方々にとっては,街のど真ん中にこのような一か所で何でも揃うメガ商業集積があるというのは,やっぱり大きいと感じました。

それに,

 〇車でも,都心部に4千台以上の提携駐車場で,駐車料金無料サービスもあり。

 〇公共交通機関でも,バスターミナル併設で市内各所からのアクセスも良好。JR新潟駅からも徒歩7分と苦にならない距離。

 〇百貨店,専門店ビル,ファッションビル,映画館などのレジャー機能がコンパクトに集まる何でもある安心感。

 〇新潟市の規模だったら出店が難しいようなテナントが,この一帯の集客力を評価し出店している。

 こりゃ,古町が同じ土俵で勝てるわけがない。

 新潟駅前も商業機能が弱く,万代一強かつ一極集中ですが,新潟の都市としては,間違いなくプラスになっています。これがなかったら,郊外型モールに駆逐され,古町を含めた街中自体がさらにさびれてしまっていたはず。

 新興政令市の中では,イオンモールが駅前に出店して四国までも商圏に含んでいる岡山市のように,旧来のアーケード街が劣勢ながらも,中心部の大型店商業集積により,都心部として広範囲な集客を確保している事例ですが,これが政令市になる前の50万都市であった40年前からあるのが凄い。

 ただ,基本的に15年前に来た時と良い意味でも万代シテイ自体は悪い意味でも変わっておらず,施設全体の老朽化は否めませんが,ハードが古びてきても,入居店舗というソフトが充実しており,エリア全体で疑似SCとして機能しており,集客力を保っていることから,テナントの入れ替えもスムーズにいっている印象です。

 万代シテイが集客力を保っている分,古町は大型店の撤退が続いており,割を食っているようですが,郊外にイオンやアピタなどの郊外型店が立地しているのは,新潟市近郊も御多分に漏れず。

 新潟市は郊外型店に対しての規制は行おうとしていないので,今後,イオンがあの無謀な「イオンモール新利府」のような計画を進めないとも限らず,そうなると,万代シテイVS郊外イオンモールのような消耗戦が起こらないことを祈りたいです。

にいがた2km

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 新潟市の都心部の最後の砦の万代シテイ。新潟市が新潟駅から古町までの都心軸を「にいがた2km」として集客力を高めようとしていますが,鶏が先か卵がさきかというように,この2kmを重視するのであれば,都心部の交通軸として単なる従来のバス(BRTは見掛け倒し)ではなく,シンボリックな分かりやすい手段が必要。都市規模から非現実的な地下鉄や新交通は無理といても,まだ視野に入るLRT,BRTの進化系として連接バスの大量投入やバス専用レーンの設置などで,本気でこの都心部に投資を呼び込むという姿勢を市として示さないと,駅の高架化と再整備が進む新潟駅,新潟市民のオアシス万代シテイは良いとしても,古くからの新潟市の中心地古町を含む新潟島の求心力を保つことには繋がらず,どれだけ衰退を抑えるかということになってしまうような気がします。

 新潟市と同じような,超クルマ社会の50万都市宇都宮市で進められているLRTプロジェクトのように,自治体としてクルマ社会からの方向転換をアピールする施策は時代の変化を感じさせるもので,そのくらいのインパクトがないと,新潟2KMは成功しないのではと感じました。

 個人的には,15年越しの万代シテイ記事となりましたが,新潟は仙台が持っていないアピールポイントを持つなど,面白い都市だと思います。

このシリーズはまだ続きます。

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2022年8月 3日 (水)

久々に新潟へ その(2)BRT初乗車

仙台市では,市営地下鉄東西線という新しい基幹公共交通機関が2015年に開業しました。

一方,今回訪問した新潟市でも,2015年9月に従来のバスを発展させた,BRTという将来のLRTなどへの展開も視野に入れた新たな公共交通機関が誕生しています。

新潟のBRT雑感とバス相互の乗り継ぎ(2015/9/14)

 記事を書いてから,7年近く経ちましたが,ようやく初乗車することができました。

イオン青山SCに併設されたバスターミナルから。

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屋根はあるとはいえ,普通のバス停。。。 そして連接バスを期待したけれど,全く普通のバス。運行開始当時で4台しか導入していないのであれば,当たる確率は宝くじの末等当選並みで当然か。

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 連接バスの運行は大分先なので,仕方なく乗り込みながらも残念。

土日は10分おきの運行で時刻表要らずなのは良いところですが,それでも休日昼間の11時台の便で乗客は,座席の半数程度が埋まる位。

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 平日は朝晩を中心に本数が多くなりますが,昼間は完全に10分毎という訳でもなく,ランダムな時間帯も多い。

 土日は,快速が入り多少イレギュラーな時間帯を除き概ね10分間隔と分かりやすいですが,結局普通の50人乗り路線バスに乗せられることを考えると微妙。10分毎に集約するのであれば,連接バスまたは,LRTのようなシンボル性・キャパシティや速達性でアピールできる手段でないと。

 青山以遠の支線からの乗り継ぎ客がいるのであれば,10分おきなのだからもう少し多くの乗客を期待したいところですが,ちょっと拍子抜けでした。ただし,たまたま乗ったバスが快速だったので,多少は速達効果があったかも。とはいえ,万代シテイまで20分ほど(新潟駅までは定刻で26分)。快速では各駅停車と比べて3分短縮されるのみ。各バス停に止まるわずらわしさはないけれど,やっぱり中途半端は否めない。

 なお,白山駅を通過する便だったので,駅前ロータリーに入れずちょっと残念。JR越後線からの乗り継ぎ流動を確認したかったのですが。

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厳しい古町

 バスは,古町を経由。大和跡地でイベントをやっていたようで,降りたい衝動にかられましたが,とにかく暑すぎて,目的地である新潟駅方面まで行くことを考えると,今回はスルーしました。西堀の交差点に集まっていた百貨店の「大和」と「ラフォーレ原宿新潟」に続き「三越」も閉店となり,ヨーカドー丸大以外の大型店が皆無となった古町。残るはアーケードと謎の地下街である西堀ローサのみという状況。西堀ローサは3つの大型店を繋ぐ役割も果たしていたのでしょうが,今後どうするのでしょうか。

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 白山神社近くのアーケード街上古町(通称”カミフル”)では場末の商店街として面白い取り組みをしているのはかつて訪問した時に感じていましたが,やはり,全体として核店舗が失われると見た目としても厳しい印象を感じました。

 専門学校と若者を集めてという方向性はありだとは思いますが,いかんせん購買力がなく,それも近くの万代シティに吸い取られれば厳しいのに変わりはないだろうなぁと感じながら,万代シティでバス(もはやBRTに乗ったという実感はなし)を降りました。

 次は,賑わう万代シティ編です。

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2022年7月24日 (日)

あすと長町の近況(R4.7)

 年度初めからのこの時期は毎年余裕がなく,ブログの更新が途絶えがちですが,久しぶりに。

過去記事

 あすと長町の近況(R4.1)

ヤマダデンキTecc LIFE SELECTあすと長町店

 北側の店舗棟(5階建て)と南側の立体駐車場(4階建て)の外観が現れてきました。

 今秋のオープンに向けて,工事は順調のようです。写真は今月初め頃のもので,現在は大通側もカバーがとれ,完成形に近づいています。

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メインエントランスはあすと長町中央公園やホンダ,やまやが面する交差点側に。

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 長町・郡山エリアでは,長町南の旧電撃倉庫(現 GEO),4号バイパス沿いのコジマ,もっと遡ると旧286号沿いのササキチェーン(現 ルネサンス)以来の家電店になります。現在は,286号バイパスの鈎取(K’sとヤマダ)や4号バイパスの中田(K’sとヤマダ),もしくは仙台駅前(ヨドバシとヤマダ)が最寄の家電店となり,いずれも5km程度の距離があるので,このエリアにとってさっと行ける家電店の出店は喜ばしい。

 それに,家具やインテリアを強化した複合店というのは,ヤマダにとっても他店との差別化になる他,あすと長町エリアとして,インテリア分野ではIKEAとの相乗効果も見込めることはプラス要素。

 まぁ,家電については,郊外型店舗は最初はともかくオープン景気を過ぎると多くの集客が見込める訳ではないにせよ,現在のヨドバシカメラの仮店舗と同程度の店舗面積ではあり,かなりの規模になります。

また,以前の記事でも取り上げていますが,出店から15年が経過し,ビルが老朽化している上,ヨドバシに対し全く存在感を示せて位いない現在の仙台駅西口のLABIの行く末も気になるところです。

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駐車場は大通側の平面駐車場と敷地南側の立体駐車場で,東側のあすと長町大通と北側のあすと長町環状線から入ることができます。

やはり,南側の区画道路からは入れない形なので,JR太子堂駅側からだとかなりの遠回りになります。駅前型商業施設ではないにせよ,徒歩来店者の利便性を踏まえた方が望ましいのですが。

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長町駅東口広場再整備

 工事着手が半年遅れ,3月から9月までの工期となりましたが,現在は順調に工事が進められているようです。

長町駅東口駅前ロータリー リニューアル工事(R3/9/3)

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 工事中のため,一般車の送迎用スペースが駅舎側に移動しています。通行の際には注意が必要。

 現在駅前広場中央に整備が進められている一時駐車場の設置は,テクテへの利用者にとっても朗報なので,待ち遠しいところです。

長町駅東口にラーメン店再出店

 ラーメン店が集まり昨年一瞬盛り上がった長町駅周辺ですが,高架下の「味よし」も駅前広場向かい側の「ラーメン新月」もあっという間に閉店となりました。

 テクテ北側のスポーツパークにあった,亘理逢隈の有名店「爆2」の支店も今年初めに閉店となり。東口側にオープンした3店舗とも共倒れとなってしまいましたが,原因としては,店自体の魅力もあれども,使いやすい駐車場がないことも一因かと(味よしはFCで味も微妙だった上にノーマル辛みそラーメンが値上げされて850円でやたら割高感を感じた覚えもあり)。

 とはいえ,今春には

  〇 爆2の後に「秋田比内や」が出店

 また今月立て続けに,

  〇 味よしの後に「だし廊‐retro‐」

  〇 新月の後に「麺工房いわさ」

 が出店しました。駐車場についても,駅前広場内に一時駐車場が整備される(おそらく30分まで無料)ことも,出店にあたりプラス要素になったのかなと。

 麺工房いわさは,オープン記念限定100円で大行列が。家系というか仙台っ子のような豚骨醤油は好み。

 だし廊も従来店舗と比較してリーズナブルな価格帯に設定してきた印象があり,ともに長く続くと良いなぁ

(いわさの写真は7月初旬。だし廊は7月下旬撮影のものに差し替えました)

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テクテ2のアインズトルペが閉店

 テクテ2の核テナント的な一番目立つ角にオープンしていたドラッグストアのアインズトルペがオープンから1年ちょっとの4月に閉店してしまいました。現在でも未だ空き店舗のまま。

 あすと長町自体はドラッグストア激戦区であり,ツルハが2店舗,サンドラッグ,ウエルシア,カワチに加え,長町駅近くではたいはっくるの地下にマツキヨ(旧ダルマ)があります。このテクテに出店したアインズトルペはコスメ系などに振った品ぞろえで差別化していたとはいえ,仙台駅前であれば成り立つ業態ながらも,ターゲットとなる客層が狭すぎた感があります。

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 立地条件は良いので,いずれテナントは入るかとは思いますが,朝晩はともかく平日昼間の人通りに難があるエリアでもあります。

TSUTAYA長町店跡

 隣のタイムズ駐車場と併せて空き地となっていましたが,大和リースのテナント募集の看板が立っていたので,再度郊外型店舗としての活用となるようです。90年代のあすと長町開発前から,ヨークベニマルとゲーセン,パチンコ,書店として活用されていた一角で,地権者が手放さないだろうなぁと思っていました。とにかく,分譲マンションでなくて良かった。

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アオキあすと長町店跡

 くら寿司北側で市立病院近く,もともと借地活用だったところですが,先日通った時にはボーリング準備っぽい作業をしていました。1400平米弱の角地で,店舗を取り壊したら意外に広く感じましたが,分譲マンションにはちょっと狭い土地(せいぜい50戸程度)なので,隣の賃貸マンションと同じ位の10階建て程度の建物は可能かと。

 商業面での活用にしても,角地とはいえ反対車線から入るのが大変だったり,コンビニも含めて改めて商業活用するイメージが湧かない。至近距離に24時までやっているウエルシアもあるし。企業の駐車場を完備した郊外型オフィス的な活用がふさわしいのでは。

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2022年4月17日 (日)

桜満開&宮沢根白石線工事状況

昨年より開花が遅く,やっと先週末に開花したと思ったら暖かさであっと言う間に満開になった今年の桜。

おそらく,仙台以南で楽しめるのは今週末までだろうと,天気も回復したのでちょっとうろうろしてみました。

広瀬橋の桜

 車で通った時に既に満開を迎えていたと思って居たので,ちょっと遅いかと思ったら以外にしぶとく咲いていました。

カメラのSDカードが入っていない失態のため,スマホで撮影したもので,多少画像が粗いです。

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少し西側の堤防沿いの桜は,多少散り始めで色が変わり始めています。

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新宮沢橋工事

 渇水期に行われていた橋脚基礎部分の工事が一段落となり,道路幅など,大分完成に向けてのイメージが湧くようになってきました。

これは北岸から南側(大年寺山方面)。

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北側の土台工事。

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この新宮沢橋が完成すると,5差路の交通制御がより複雑になり,渋滞も増えそう。

これまでは愛宕橋方面⇔286バイパス方面が優先動線で,広瀬橋方面がサブ動線,宮沢橋方面はおまけのように信号がすぐに赤に変わる状態だったのが新橋の完成で仙台駅東口方面への幹線道路となることから,愛宕橋方面⇔広瀬橋方面,286方面⇔新宮沢橋という形を基本とした通常の交差点のような運用にしないと,交通処理がパンクするのでは。あと南高校方面の扱いも難しい。本数はかなり減ったけれど一応バス通りなので。

石橋屋の桜

いつもながら見事なしだれ桜です。見ごろのピークは終わったかと思っていたけれど,まだまだ楽しめそうです。

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ふと,店の前を見たら,新宮沢橋からつながる宮沢根白石線の工事がだいぶ進んでいました。

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石橋屋前から北側(東北本線・新幹線跨線橋方面)

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石橋屋から南側で,新宮沢橋や旧4号との交差点方面。こちらは仮舗装も終わり完成に近い状態です。

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ちょっと北側に移動したところから,南側(旧4号方面)を。こっちは工事は進行中です。

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同じ場所から跨線橋につながる北側の部分。跨線橋部分はほぼ完成しており,あとはつながるこの部分がいつになるか。

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気になり,調べてみたところ,仙台市のHPによると本来は令和3年度中の開通(連坊小路⇔旧4号)を目指していたところ,令和2年に施工業者の倒産があり,工事が1年遅れ,令和4年度中の完成になったとのことです。

 新宮沢橋の完成は令和6年度(2024年度)末なので,旧4号から仙台駅東口方面へは遅れながらも一足早く開通するとのことで,新宮沢橋完成までは,交通量も限られ,走りやすい道になりそうです。

 仙台駅以南では,あすと長町開発に伴う街路整備,東西線開通に伴う八木山の都市計画道路の開通に続き,この宮沢根白石線,国道4号バイパス鹿又拡幅(立体交差化)が続きます。泉区にとっての七北田川のように,太白区にとっては広瀬川を渡る部分が隘路になっているので,その改良が順次おこなわれるのは本当に助かります。

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2022年4月10日 (日)

広瀬川河畔めぐり

年度末の毎日残業+休み返上の繁忙期が過ぎ,新年度になったら一転急に余裕のある日々に。

ブログも1か月以上空きましたが,久々に更新してみました。

あったかくなってきたので,自転車でどこに行こうと迷いながら,朝ラーが食べたいという思いで,なんとなく広瀬川沿いを上流に向けて進みました。

 宮沢橋付近は,新橋の工事でしばらく川沿いの遊歩道が通行止めでしたが,久々に通行が再開されており,スムーズに愛宕橋まで進むことができました。

 そこから,愛宕橋を北岸に渡り,学院大土樋キャンパスの横を通り,米ケ袋の落ち着いた住宅街を抜けて,広瀬川の河川敷へ。

ここは来た事がないかもと思いながら,都心から本当に近くなのに,人の気配もなく,堂々とした河岸段丘の崖。思わず佇んでしまいました。

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 ここは,よく聞く県工(宮城県工業高等学校)の裏ですが,本当に来た事がなかったなぁと。

初の瑞鳳殿!

 ここから,河川敷経由で霊屋橋に抜け,瑞鳳殿方面へ。

 この瑞鳳殿もそういえば,行ったことがなかったなぁと,開門時間前ではありましたが,初めて寄ってみました。

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開門時間前なので,瑞鳳殿の本体?には当然入れず,正面の階段を登り行けるところまで。

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これらの建物も入り口が閉まっており,入れませんでしたが遠巻きから眺めることはできました。

今度は,開館時間内に来てみたいと思います。

花壇の新マンション計画地

 花壇と言えば自動車学校位しか思い浮かばない,街中に近いながらもバスも通らず,行き止まりの土地のイメージでしたが,ここにあった旧公団花壇住宅跡地に,ワールドアイシティと三菱地所レジデンスJVでの新たなマンション計画(レジデンシャル青葉広瀬川)があると聞いており,思い出して寄ってみました。

評定河原橋から南側に折れ,東北大の陸上競技場の南側隣接地です。

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もっと広々とした場所かと思って居ましたが,周りを中層の住宅やマンションなどに囲まれ,思ったより住宅が密集したエリアに存在するエアポケット的な土地でした。これで1ha弱で,203戸のマンションが建設される予定とのこと。容積率が低く抑えられているため,この戸数になるのか。

目の前は広瀬川と河岸段丘の崖地であり,この土地に建設されるマンションは貴重かも。7階建てで中層で,この立地。リゾート感ありあり。

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最寄り駅は東西線の大町西公園駅で徒歩9分とのこと。遠そうで意外に近い印象。ただし,若干高低差があるので,地下鉄駅までわざわざ歩くよりは,電動自転車があれば,街中まで楽に通勤できそうです。この環境には魅力を感じました。

青葉山公園センター「仙臺緑彩館」

 建物はほぼ完成していました。大橋や仙台国際センターからすぐの場所で,仙台城エリアのエントランス機能を持つ施設です。

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 そもそも追廻地区の奥の方までは行ったことがなかったので,テニスコートの奥の方まで一周してみましたが,クマ出没注意との看板があったり,こんなに街中から近いのに異空間を感じました。

 公園整備も,現時点ではこのエントランス機能を持つ施設のみですが,都市緑化フェア開幕に併せて来年の2023年4月26日に全面オープンとのこと。

仙台で都市緑化フェア再び!?(2020/1/15)

だいぶ先と思っていたら,もう1年後なんですね。そのころにはコロナの影響も薄らぎ通常モードで開催できれば良いなぁと思います。

国際センター駅

 いつ来ても,魅力的な駅舎と空間です。

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 東西線の地上駅舎を持つ荒井駅もですが,南北線の地上駅舎を持つ八乙女駅と富沢駅がかなり老朽化していることを考えると,駅とは思えない洗練ぶりを感じます。

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林の間から突然地下鉄の車両が現れるというのも,不思議な光景。

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 なお,この国際センター駅北側には,市民会館の改築移転となる音楽ホールが建設されることになりました。

 某経済団体などは,未だにグチグチ言っていますが,そもそも定禅寺通り沿いに建てられる土地はないでしょう。県民会館でさえも土地が狭いことから現位置建て替えを断念しているのに。

 可能性があった西公園や錦町公園内の建設も,委員から異論が出て,断念に追い込まれましたが,広瀬川よりも街側の建設を望むのであれば,委員を説得するしかないでしょう。市や市長に対して異論を唱えるのはおかしい。委員の提言を無視することはできない。

 まぁ,個人的には,錦町公園も旧レジャーセンターの跡地だし,西公園も市民図書館や天文台やプールがかつて立地していたことを考えると,せめて西公園内の建設はありだったのではと思います。そもそも現市民会館も西公園隣接地ですし。

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ようやく念願の朝ラー

 最近仙台朝市内にオープンしたばかり。朝は伊藤商店,夜は梵天食堂という二毛作店舗として話題になりました。 

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 富沢店ですが,昼間の時間に40分待たされて(そんなに混んでいるように見えないのに),700円程度で食べた時には期待が高かっただけに正直肩透かし感を感じました(並ぶの嫌いなので)が,このワンコイン朝ラーはほとんど待つことがなかったのもありますが,スープも透き通る丁度良い濃度で,縮れ麺ともうまくからみ,リピーター確定です。

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 朝ラーといえば,太平楽もあり,行先により両方を使い分けできるのは嬉しい。

ヨドバシ仙台第一ビル建設中

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こちらも,都市緑化フェアと同様,ほぼ1年後の来春オープンに向けて,工事中です。オフィスビルや地下構造物を含めた10万平米規模のあれだけ巨大な建物をあと1年で完成させるのかと思うとただ驚きです。

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これで仙台でのヨドバシ一強の構図はより強化されるでしょうが,先行してあすと長町に基幹店をオープンさせるヤマダ,地元企業のデンコードーがFC展開でバランスよく出店し地元に根強い固定客を持つケーズデンキがどう迎え撃つかも楽しみです。

まとめ

 今回は広瀬川沿いであまり行ったことのない場所を巡ってみましたが,広瀬川沿いは芋煮会シーズン以外でも市民がより気軽に足を運ぶスポットとして活用されればという思いがより強くなりました。またこの辺りを開拓してみようと思っています。

 

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2022年2月26日 (土)

アクアイグニス仙台 4月21日オープン

 寒い日が続いていましたが,春が近づいたのか急に気温が上がり10度を超える予報だったので,なまった体を動かしに出かけました。

その途中で,以前も取り上げた若林区藤塚に建設中のアクアイグニス仙台を通りました。

 閖上から対岸の風景としては毎月のように見ていましたが,名取川河口の北側を通ったのは数か月ぶり。

過去記事

 アクアイグニス仙台 順調に進む建設工事(2021/9/25)

 メインの建物(温浴棟)の外観はほぼ完成し,内装及び外構工事中でした。

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本館目の前の産直マルシェ(肉・魚・野菜・果物)等の建物もこのとおりで,ほぼ完成です。

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こちらは,南側の付属棟。パティスリー(スイーツ)などが入る予定。

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これはビニールハウス。

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 先日の河北にも,オープン時期や施設内容についての記事があったので,下記の通り引用します。

「アクアイグニス仙台」集団移転跡地に4月オープン 猿田彦珈琲など出店

東日本大震災で津波被害を受けた仙台市若林区藤塚に4月21日、農園、温泉、レストランの複合施設「アクアイグニス仙台」がオープンする。建設業の深松組(青葉区)が市の防災集団移転跡地利活用事業に応募し、整備を進めている。周辺施設と結ぶバスの運行も検討中で、観光誘客の相乗効果を期待している。

 アクアイグニス仙台は約3万4000平方メートルの敷地に温泉棟、レストラン棟など建物6棟と農業ハウス1棟が立ち並ぶ。建設工事はほぼ終わり、今月末に完成する予定。3月以降は建物内への備品搬入や芝生を張る作業などに取り掛かる。

 東北初出店となる「猿田彦珈琲(コーヒー)」のカフェのほか、東京のイタリア料理店「リストランテ アクアパッツァ」オーナーシェフの日高良実氏、人気和食店「賛否両論」店主の笠原将弘氏らが監修するレストランやベーカリーなどが入る。

 2階建ての温泉棟は海に面し、高さ15メートルの展望台を備える。津波発生時は最大520人を収容する避難場所に使う。「地中熱回収システム」を東北で初めて導入。地下に敷き詰めたコイルから回収した熱や温泉排水の熱を蓄え、利用する。

周辺に「かわまちてらす」「フルーツパーク」

 農業ハウスは一般開放せず、宮城県や東北大などがイチゴの研究栽培に使う。 敷地内には530台分の駐車場を確保する。市地下鉄東西線荒井駅(若林区)からは無料シャトルバスを運行。マイカーを使わなくても、公共交通機関だけで来訪できるようにする。

 名取川を挟んで約1キロ南に商業施設「かわまちてらす閖上」(名取市)、約4キロ北に体験型観光農園「JRフルーツパーク仙台あらはま」(若林区)がある。沿岸部の回遊性を高めるため、各施設を結ぶバスの運行も視野に入れる。

 深松組など3社は2019年8月に運営会社「仙台reborn」を設立。総事業費約36億円を投じ、20年10月に本格着工した。深松努社長は「被災地ににぎわいを取り戻し、沿岸部の他施設と回遊する仕組みを作り、エリア全体を盛り上げたい」と期待を寄せる。(2/24 河北新報朝刊より引用)

荒井駅から無料シャトルバス運行

 この立地条件では,当然クルマでの来場がメインとなるが,名取川河口北岸の藤塚は知名度が弱く,特に仙台市民以外では「どこにあるの?」という方も多いものと思われます。閖上のすぐ近くということで説明はしやすいにしても,閖上側の集客施設の充実度と比べると仙台市側はこれからという印象。

 よって,地下鉄東西線の終点という分かりやすい,かつ大震災の展示施設があり,震災遺構の旧荒浜小学校へのアクセス拠点である荒井駅から,無料のシャトルバスが運行されるというのは,車を持たない利用者を呼び込むのに大きな効果がありますね。

 荒井駅からであれば,県道10号のかさ上げ道路を避ければ,ほぼ渋滞とは無縁のアクセスルートを取ることができるし,時間も読める。

 あとは,過去記事でも必要性を言及しており,河北の記事中にもありますが,閖上や荒浜のフルーツパークとを結ぶ連絡バスの運行も検討されているとのことで,これは良かった。直線距離では近いけれど,大型車街道の閖上大橋経由となるため,歩くの距離ではない上クルマでの行き来も結構面倒だったりしますので。サイクルスポーツセンターやゆりあげ朝市もルートに入ると良いなぁ。

 なお,地図を見る限りでは距離からすると,長町駅や名取駅の方が近いような気もしますが,長町駅からは渋滞多発の鹿又交差点や4号バイパス千代大橋を通るので時間が読めない。名取駅からは基本一本道で県道10号を閖上大橋に左折するだけで時間は読めそうだけれど,仙台市内の施設なので,名取駅からのシャトルバスは設定し辛いのかと。なお,県南からの公共交通機関でのアクセスは,名取駅から閖上までは市民バスで200円台で来れるので,そこから連絡バスで行くことも出来ます。さすがに,仙台駅と荒井駅経由だと遠回り過ぎる。

眺望に期待

 高さ15mとそれほど高い建物ではないにせよ,周りには眺望を妨げるものは何もないため,高層ビルが林立する中心部,そして雄大な太平洋の眺望を楽しむことができます。冬のこの時期は,雪を抱く泉ヶ岳などの山並みも。

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なお,海側は防風林が根こそぎ流された荒涼とした貞山運河の方面を感じることも。

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詳細はこれから

 利用料金を含めた詳細の発表はこれからですが,コロナの第6波が今ピークを迎えており,そろそろ落ち着き始めるでしょうから,GW前の良い時期のオープンになりそうです。

 自分もオープンしたら早速行ってみたいと思います。楽しみにしています。

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2022年2月21日 (月)

あすと長町 2つの分譲マンションプロジェクト

 あすと長町では,大通東側の中央公園とマックの間の2つの街区に24階建ての高層タワーマンションが3棟集中して分譲され,長町駅東口の三井パークタワーあすと長町も分譲が終了するなど,4~500戸級の大規模マンションは打ち止め状態です(イオンタウン所有地は不気味ですが)。

 その後,ヤマダ電機が建設中の仮設住宅跡地にダイワハウスがプレミストあすとテラスを分譲し,完売したようですが,これに続き,近隣で中規模の高層マンションの計画が2件あります。

その1 ヨークタウンと仙台PIT隣接地に野村不動産

 ワールドアイシティが保有しており,ワンパークレジデンシャルのモデルルームとして活用後にコインパーキングとなっていた土地に,野村不動産の分譲マンションが建設されるようです。これは仙台経済界の最新特集号の情報。ワールドアイシティの土地なのでJVかなとは思いますが,その辺はうろ覚え。

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 敷地面積は,角の土地を洋服の青山で活用しているので,それほど広くはないですが,PITはともかくヨークタウンあすと長町の隣接地というのはポイントが高すぎる!大通向かいのタワーマンション群からヨークタウンは目と鼻の先に見えて,大通を渡れないため遠回りになっていることを考えると(たまに高齢の方が近道しようとして大通を横断しているのを見るので,何らかの対策が必要に思えます)。

 実はヨークタウン南側から直接入れるようにフェンスに切れ目があり,駅前のパークタワーからマンション敷地に直接入れるように,スーパー直結マンションになる可能性も(一方,住民以外の近道に使われるなど管理上支障がでることから,フェンスの切れ目がふさがれる可能性もあります)。

 長町駅からも徒歩5分だし,コーナンも目の前,先んじてオープンするであろうヤマダ電機も徒歩2分程度で,商業地域で住宅に隣接していないことから,日照や眺望も南北は低層商業施設で遮るものはなく(東側にワンパークタワーがあるため,朝日を多少遮るかもしれませんが)ここは文句なしの立地です。ただPITの隣接地ということで,待機列や騒音などを嫌う方にとっては避けた方が良いでしょうが。

 商業地域であり容積率に余裕があり,敷地面積の割にはけっこう戸数は稼げそうです。価格も結構強気できそう。4~5千万円が中心か。

その2 旧TSUTAYA長町店南側のモデルルーム跡地にナイス 

 こちらは,線路西側で住所は長町6丁目となりますが,一応あすと長町の区画整理事業地区内です。

 南側は同じく分譲マンションのプレシス,北側は進学プラザの塾や保育園に挟まれていますが,敷地は約2000平米あります。

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 15階で戸数は115戸と中規模マンションですが,この敷地面積からすると結構戸数を稼いできた印象があります。2LDKなど狭い物件が多いのであれば,狭くても4LDK中心のナイスらしくない。

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 敷地北側から,プレシス方面を。

 ほぼ同じ高さの居住棟とタワーパーキングがそびえており,南側の日照と眺望は諦め,東側や西側の眺望をアピールする設計になるでしょうね。南側住戸は,プレシスの北側住戸とお見合い状態になってしまう。一応歩行者用の区画道路を挟む形ですが,ちょっと厳しいな。

 ただし,東側の4階以下は新幹線や東北本線の高架線路の影響があり。ナイスはこの近隣で分譲したマンションでも自走式を基本としている物件が多いですが,この敷地面積で自走式の立体駐車場は難しいような。省スペースのタワー型パーキングは,あすと内でもプレシスの2件でしか採用されておらず,避けるのではと思いますが。。。

 太子堂駅から徒歩5分で,長町駅からも徒歩10分程度と地下鉄とJR両方がストレスなく利用できます。

 買い物も,太子堂駅前のヨークとカワチ,西側にはウジエスーパーもあるし,もちろん生協太子堂店やヨークタウンあすと長町も使えるし,ヤマダ電機も徒歩1分程度で,便利な生活が送れそうです。

 ただ,この敷地条件では,4千万円以上は出したくないなーと。その意味で,先に取り上げた野村不動産の物件とはうまく棲み分けしそう。

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 タワーマンション群の分譲がほぼ終了した現在,コンスタントに分譲マンションの新規物件がないと,新規住民の受け皿が不足してしまうので,今回の2つの物件開発が始まることは歓迎。

 この物件に続く候補地は,TSUTAYA長町店跡地(ウルトラCでイオンタウン敷地)位でしょうか。ここは商業用途で使われて欲しいので,マンションは避けて欲しいです。

 

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