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旅行

2019年7月 9日 (火)

エアアジア・ジャパン 中部ー仙台便8/8就航

 4年前から,就航する詐欺とも言われながら,何度も延期,中止を繰り返したエアアジア・ジャパンの中部(セントレア)ー仙台便が,ようやく仙台七夕最終日の8月8日に1日2往復で就航します。

エアアジアのサイト

 経営危機や認可が下りなかったりとか,前回はカウンター作ってからの中止でしたが,3度目の正直でした。

 

 

過去記事はこんなにあります☆

仙台空港 バンコク便今秋就航正式決定 (6/8)

仙台国際空港 新規路線ラッシュ(バンコクと中部)(3/24)

まもなく仙台空港民営化(2016/6/25)

仙台空港の動き(タイガーエア就航他)(2016/4/24)

エアアジア・ジャパン 仙台空港就航へ (2015/4/8)

 

 時刻や便数は,予約できないながらも,エアアジアの予約サイトにこっそり出ていたりしていて,ある程度予想されていましたが,8/5説(七夕前日)から数日遅れましたが,1か月を切った段階での遅めの発表です。

 それを挽回するためか,1620円のセールをぶち上げて,周知を図っていますが,ちょうどお盆の帰省の直前の就航開始なので,争奪戦が過ごそうですが,うまく取れた人はラッキーですね(もう無理かな)。

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 仙台から見ると,中部へのLCCの意義は,上記記事に書いているので,詳しくは参照ですが,正直,所要時間では新幹線に対し勝ち目が薄いこの路線。特に,仙台から向かう場合は,東京からののぞみは10分毎に出ているので,仙台発の毎時30分発のはやぶさからの乗り継ぎを考えると,3時間半を余裕で切る時間。それで2万円弱だから通常の航空料金に比べるとよっぽど安い。

 一方,空路だと,乗っている時間は約1時間強であっという間でも,搭乗手続きで最短30分前の到着が必要だし,仙台空港へのアクセス時間が待ち時間含め30分強,セントレアからの名鉄での名駅へのアクセスは,本数の少ない(毎時1~2本)の有料特急ミュースカイだと早くても30分程度だけど,特急料金がプラス360円で高いし(合わせて1330円)それでも最短3時間で3時間半近くかかる場合もある。

 乗換が結局2回必要で,搭乗手続き・登場待ち時間もあるから,結構細切れな30~1時間の時間を繰り返す慌ただしい出張だった記憶があります。新幹線だと,東京駅での乗換だけだから,1時間半程度のまとまった時間が2回とれるので,睡眠をとったり,PC作業を行う,本を読むにも新幹線の優位性が抜群。いわゆる4時間の壁を余裕でクリアしているこの区間でレガシーの飛行機を使うのはよっぽどの物好きな人か?という状況でした。

 しかし,運賃が通常料金でも7400円からスタートであれば,空港アクセス鉄道の運賃を合わせても1万円程度で行くことができるので,話はまた違ってきます(空港使用料別)。

 なお,予想通り1日2往復からのスタートですが,時刻は

DJ23 中部08:55→10:10仙台
DJ25 中部14:45→16:00仙台
DJ24 仙台10:55→12:05中部
DJ26 仙台16:40→17:50中部

 さらに夜間駐機が行われているのは拠点の中部なので,中部から仙台往復は滞在時間も6時間半でそこそこで無理すれば日帰りも可能ですが,仙台⇒中部は2時間40分で,移動時間や手続き時間を考えると,とても日帰りでは使い物にならず,ちょっと残念。1泊であればそこそこ余裕ですが,それでも名古屋駅を13時半過ぎに出ないと厳しく,現地で丸1日しか活用できないのはなんかもったいない。

 片道を新幹線乗り継ぎにしたり,関空発のピーチと組み合わせて伊勢志摩・大阪を周遊というパターンはありかな。高山や白川郷を回る場合は富山から北陸新幹線で帰るというパターンも。名古屋・富山からの新幹線終電はともに19時半位で,所要時間3時間半。新幹線を組み合わせれば滞在時間をかなり延ばすことも可能。

 この時刻を見るとちょっともったいないので,搭乗率次第では,同社の新千歳-中部便のように2往復で就航しても,のちに3往復に増便という例があるので,もう1往復増えれば大分使いやすくなるんだけどな。

 最後に,Aviation Wire の記事を

エアアジア・ジャパン、仙台8月就航 中部から1日2往復

 エアアジア・ジャパン(WAJ/DJ)は7月9日、中部(セントレア)-仙台線を8月8日に開設すると発表した。同社3路線目で、午前と午後の1日2往復運航する。

8月から仙台に就航するエアアジア・ジャパン=PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 運航スケジュールは、午前の仙台行きDJ023便が中部を午前8時55分に出発し、午前10時10分着。中部行きDJ024便は午前10時55分に仙台を出発して、午後0時5分に到着する。午後の仙台行きDJ025便は中部を午後2時45分に出発して、午後4時に着く。中部行きDJ026便は午後4時40分に仙台を出発して、午後5時50分に到着する。

 機材はエアバスA320型機で、座席数は1クラス180席または186席。大人運賃はエアアジアの会員向け価格が片道7250円から、一般向けが7400円から。就航記念として片道1620円の航空券を座席数限定で販売する。キャンペーン運賃の販売期間は7月9日から15日までで、搭乗期間は8月8日から9月30日まで。

 中部空港(セントレア)を拠点とするエアアジア・ジャパンは3機のA320を運航しており、1路線目の中部-札幌(新千歳)線を1日最大4往復、2路線目の中部-台北(桃園)線を1日1往復運航している。

 エアアジア・ジャパンは2015年夏から秋にかけての就航を計画していたが、路線計画の見直しや運航体制が整わなかったことから就航を延期。当初、中部-札幌と仙台、台北の3路線の同時開設で就航準備を進めていたものの、仙台線は2016年9月30日に中止を発表していた。

 その後、約2年遅れとなる2017年10月29日に1路線目の中部-札幌線を開設。今年2月1日には2路線目の台北線を就航させた。仙台線については、今年3月22日にトニー・フェルナンデス・グループCEO(最高経営責任者)が、就航計画の復活を明らかにしていた。

2019年6月18日 (火)

みちのく潮風トレイル ビジターセンターへ

久々の緊急地震速報でビックリ!日本海側で津波注意報とのことで,ちょっと心配です。

さて,名取市シリーズも最終回。かわまちテラスの後に,ふと思いついて,ゆりあげ朝市の横に整備されたトレイルセンターに寄ってみました。

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先日,名取市文化会館で全線開通セレモニーがあったようで,その拠点施設になります。

 

 「みちのく潮風トレイル」全線開通 4県28市町村、全長1025キロの道つながる

東日本大震災で被災した青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸を結ぶ「みちのく潮風トレイル」が9日、全線開通し、4県28市町村にまたがる全長1025キロの道がつながった。宮城県名取市文化会館では記念式典が開かれ、沿線自治体の首長やトレッキング愛好者がコースの魅力や課題について語った。【滝沢一誠】

 自然の中を歩き、風景や土地ごとの文化を楽しむトレイルは近年、欧米を中心に盛んになり、日本でも各地で整備が進められている。みちのく潮風トレイルは「ロングトレイル」と呼ばれる長距離のトレイルの一つ。岩手県宮古市―山田町や宮城県石巻市―仙台市など計4区間、計272キロが新たに加わり、国内のロングトレイルでも最長級の全長1025キロの道が完成した。

 コースは舗装された道路だけでなく、登山道や船で渡る「海の道」など変化に富む。沿線には種差海岸(八戸市)や松川浦(相馬市)などの景勝地のほか、たろう観光ホテル(宮古市)、奇跡の一本松(岩手県陸前高田市)、旧荒浜小(仙台市)、千年希望の丘(宮城県岩沼市)といった震災遺構もあり、観光振興や震災伝承も期待される。

 式典には各市町村長など関係者や市民ら約650人が参加。原田義昭環境相は「多くの人が歩き、その歩みが復興につながることを期待している」とあいさつし、沿線自治体の首長と手を取り合って全線開通を宣言した。コース北端の小林真八戸市長は「28の市町村がコース磨き上げることで、すばらしい道になってほしい」と願った。

 式典後のパネルディスカッションではロングトレイルの愛好者らが登壇し、みちのく潮風トレイルの魅力や課題を語り合った。

 登壇者の一人、タレントのなすびさんは2016年、当時の開通区間約700キロを踏破。道行くところで差し入れをもらったり応援の横断幕を掲げてもらったりしたという経験から、「東北の人情とホスピタリティー(もてなし)に触れられるすばらしい道」と話した。

 一方、1000キロ以上にも及ぶ長距離の道の維持・管理についてはまだ手探りな点もある。コースの運営は名取市閖上の名取トレイルセンターが統括し、5カ所のサテライト施設と一緒に管理する。紀伊半島に広がる世界文化遺産の熊野古道に詳しい和歌山県の田辺市熊野ツーリズムビューローの多田稔子会長は「歩く人がいなくなった道はすぐに自然に返る」と話し、「これから管理が大変になるが、大事なのは地元の人々の協力だ」と強調した。

 また、コースの北端は青森県まで及ぶ一方、南は福島県北部の相馬市まで。東京電力福島第1原発事故の影響で、今も県南端のいわき市までの沿岸を歩くことはできない。式典に出席した相馬市の立谷秀清市長は「被災地を結ぶため、将来はこの道を南側まで結んでほしい」と話し、福島市出身のなすびさんも「トレイルが相馬で終わってしまうのは悔しい。何年かかるか分からないが、いつかいわきまで歩けるようになるのも夢ではない」と期待を示した(6/15毎日)。

 

 例のごとく,国の施設は無駄に立派ですねぇ。みちのく潮風トレイルの拠点センターとして整備するのは分かるにしても,南北1000kmのごく一部をカバーするのみで,シャワー室や着替えができる場所とのことですが,利用価値は??です。

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 中はカフェと紛うばかりの雰囲気の良さで,休憩所としては居心地が良さそうですが,そもそもこの潮風トレイルのルートは,”潮風”トレイルといいながらも一部自治体では山の中を歩かせたり,市町村毎にめいめいにルート設定しているので,つぎはぎルート感がありあり。

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一応情報拠点として,エコツーリズム関連書籍などが閲覧できます。

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 まぁ,ルート選定など,環境省が地元自治体や住民と協力しながら,ルート自体は既存の遊歩道などを中心にあまり予算をかけずに手作り的なルート発掘をしたようですので,トレイルセンターは一点豪華主義で,存在をアピールするためなのかなぁと。

 閖上のこの近辺は,サイクルスポーツセンターの再建に合わせて温泉が整備予定であったり,朝市,かわまちテラスと,都市近郊の健康的なレジャースポットが集積している上に,名取市にとっては国が勝手に作ってくれてラッキーな感じ。

 なお,宮城県が進めている「オルレ」ともまた関係なく整備されている感があるのは,「やっぱりねー」という感じ。

 せっかくルートを決めたからには,活用されてほしいですね。

 

2019年6月 8日 (土)

仙台空港 バンコク便今秋就航正式決定

行政側,民間側双方での就航に向けての機運が高く,既報にて就航は確実でしたが,正式決定がなくやきもきさせられていたこの路線。

5年半ぶりに再開が正式発表されました。まぁ,再開といっても,前回は約3か月でタイ側の政情不安などで休止になって以来なので,実質的にはお試し就航後,初の正式就航という感じです。

 

<仙台空港>バンコク線再開 10月・5年ぶり、週3往復

タイ国際航空は7日、仙台空港とタイの首都バンコクを結ぶ国際定期便を5年ぶりに再開させると発表した。タイと東北各県を行き来する観光客の増加傾向を踏まえ、10月30日から週3往復運航することを決めた。利用状況を見ながら、毎日運航も視野に入れる。

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 仙台空港からは水、金、日曜の午前11時15分に出発し、現地時間の午後4時5分にバンコク郊外・スワンナプーム国際空港に到着する。同空港発は火、木、土曜の午後11時50分で、日本時間の翌日午前7時半に仙台空港に到着する。使用する機材はボーイング777-200型機。エコノミークラスが279席、ロイヤルシルククラスが30席ある。
 タイ国際航空は2013年12月、仙台-バンコク間の定期便を初めて就航させたが、同国で反政府デモが発生した影響で搭乗率が下がり、14年3月限りで休止していた。
 近年、雪や桜を見るために東北を訪れるタイ人観光客が急激に増え、仙台空港を発着するチャーター便も頻繁に運航されている。
 東北に宿泊したタイ人観光客も、バンコク線が前回就航した13年は1万1390人だったが、18年は6万2720人に増加し、5.5倍に伸びている。
 タイ国際航空が日本国内で定期便を運航する空港は羽田、関西、中部など6カ所。復活する仙台は7カ所目となる。
 同社のアーヌパープ・キッティクン日本総支配人は仙台市内であった会合で「日本は最重要国。仙台線の就航で全国では過去最多の週83往復に拡大する。仙台以外は毎日運航しており、まずは3往復からスタートし、近い将来に毎日運航できるようにしたい」と強調した(河北6/8)。

 前回就航時は,政情不安でのすぐの休止といいながらも,新千歳便などはそのまま継続されていたことから,アウトバウンド頼みの状況が裏目にでたところでしたが,今回は,インバウンド拡大の流れにのり,バランスの良い旅客の流れになりそうということも。

 距離の遠さから,当然LCCではないので,運賃は成田・羽田などの国内主要空港発と比べると当然高くかと思ったら,就航直後は割引も充実させるようで,往復3万5千円からとか!これはお得ですね。

 ダイヤは,仙台出発便は昼前発,仙台到着便はタイ深夜発で仙台に朝着ということで,タイからの入国優先ながらも,仙台からの出発も昼前というのは,東北各地からの集客も見込んでのことでしょうね。

 今回は,行政側と仙台国際空港側がかなり力を入れて再誘致したこの路線,正式発表は,この週末に勾当台公園で開催されるた「タイフェスティバル」に合わせてなんでしょうが,仙台空港が民営化されて約3年になり,台湾便の拡充は顕著ながらも目立った国際線の新規路線がなかっただけに,満を持しての就航です。

 航空会社側のコメントでも,「他都市ではデイリー化されている」とのことで,台湾便のように便数の拡充を期待したいところ。新幹線を経由した,首都圏や北海道との周遊を効率的に組むためには,便数格差があると厳しいので,最低でもデイリー化を。

 

他の就航の動き

 国内線ではLCCエアアジアの中部便,国際線ではマリンドのクアラルンプール便(台北経由)が報道されていましたが,現時点で正式決定には至らず。エアアジアについては,さすがにこれまでも就航する詐欺ではないですが,空港にカウンターまで作って中止とかの実績があり,施正式な発表まで安心はできない。「3度目の正直!」になるか,「2度あることは3度ある」になるか?

関連記事

仙台国際空港 新規路線ラッシュ(バンコクと中部) (H31/3/24)

 また,マリンドも,正直エリア的にバンコク便とバッティングするのではと。これも新千歳へも台北経由で3月から週3便で運行しており,7月から週5便へ増便,そのタイミングで仙台便週2便という既報ながらも,既に1か月を切っている中,7月就航は絶望的。なかなか一筋縄ではいかなそうです。

 

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滑走路24時間化に向けて

 これまで24時間化という言葉が独り歩きしていたけど, 実はそんなに深夜は飛ばないんですよと安心させる戦法。

地元に深夜の滑走路利用イメージを提示したとのことですが,23時から翌朝5時までは,離着陸2便までとのことで,貨物便の就航や旅客便の遅れを見越した程度の保険的な利用頻度というのは,既に24時間化されている地方空港でもそのような感じなので,驚きではない。

 夜間(午後9時半~11時)と、早朝(午前5時~7時半)は計16.1便の離着陸を想定した

とのことですが,この時間帯は旅客便の拡大にとっては本命。当然夜間帯はともかく,朝はバスなどの仙台駅からの足の確保もセットになれども,路線拡大の交渉時には制約は取っ払っておいた方が良いし。

 

 

 

 

 

 

2019年3月24日 (日)

仙台国際空港 新規路線ラッシュ(バンコクと中部)

 最近,急に仙台国際空港の新規就航のニュースが続きます。
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 ピア棟の完成,搭乗率で変動する着陸料の導入,県の新規就航への補助金など,新規路線就航へのおぜん立てが整いつつあるんでしょう。平成最後の動きには,続きがありました。
 台北―クアラルンプール便の就航に続き,バンコク便の就航が非公式に発表され,3年契約というのは,補助金絡みなのかなと思いましたが,タイ側からもインバウンドの流れが強くなっている中で,タイムリーなニュースです。

タイ国際航空、仙台~バンコク線を19年11月から運航再開へ

タイ国際航空は、運休している仙台~バンコク線を2019年11月から週3便にて再開させる方針であることが明らかになったと共同通信社が報じました。

同路線は3年契約で4月末に正式発表される見込みとの事です。
昨年12月末にも同路線について運航再開へ向け仙台市と協議していることをタイ国際航空のスメート・ダムロンチャイタム社長が明らかにしていましたが、現在のところ運航再開へ向け順調に話が進んでいることが予想されます。

仙台~バンコク線は、2013年12月にA330-300にて週3便で新規就航したものの、タイ国内の情勢悪化を理由に2014年3月末で運休となっています。


 このニュースに続き,空港にカウンターが設置されながらも以前一度は破談となっていた,中部国際空港(セントレア)へのエアアジアジャパンの新規路線が今夏にとうとう就航の見込みとなりました。

エアアジアのトニー・フェルナンデス・グループCEO(最高経営責任者)は3月22日、エアアジア・ジャパン(WAJ/DJ)が拠点とする中部(セントレア)路線を拡充する意向を示した。仙台とソウルへ就航するほか、クアラルンプールからも乗り入れを計画する。

中部路線を拡充する意向を示すエアアジアのフェルナンデス・グループCEO=19年3月22日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 愛知県公舎で開催された、県との包括連携協定の締結式に参加したフェルナンデスCEOは、3路線について「(2月に就航した)台北(桃園)に続き、間もなく開設する」と述べた。

 エアアジア・ジャパンの谷本龍哉会長によると、仙台は今年の夏前に、ソウルは冬ダイヤでの就航を目指しているという。クアラルンプールからはエアアジアX(XAX/D7)が乗り入れ、8月までの就航を計画する。

 2015年夏から秋にかけての就航を計画していたエアアジア・ジャパンは、路線計画の見直しや運航体制が整わなかったことから就航を延期。当初、中部-札幌と仙台、台北の3路線の同時開設で就航準備を進めていたものの、2016年9月30日に仙台線の中止を発表した。中止理由を「事業の選択と集中を図る」と説明していた。

 その後、当初計画より約2年遅れとなる2017年10月29日に就航。当時は中部-札幌線のみで、今年2月1日には2路線目となる台北線を開設した。

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ようやく,ピーチの2路線(関空・新千歳)に続いての国内LCC路線の就航が明らかになりました。今夏前の就航とのことで,距離的には遠くないのに(新幹線乗り継ぎで3時間半),料金的に大阪よりも高く心理的なハードルがあった名古屋圏へ行きやすくなります。名古屋だけでは(癖のある)食はともかく見どころは少ないですが,近県では伊勢志摩・高山など見どころも多いし,関空との周遊もしやすくなるので,楽しみです。


 利便性では,新幹線の乗り継ぎの方が本数も滞在時間も長いところではあり,ビジネスには使いづらいところですが,そもそもターゲットは観光客などの掘り起こしなので,一日2往復程度からの就航になるでしょうが,良かったです。

 LCCでは,あとは福岡,那覇は以前から熱望してますが,ピーチでの東北海道路線(釧路)も大穴で期待したい。ここまで就航すれば,国内移動での料金面でのハンデがかなり解消されますね。


節目の報告

 今回で,ブログ記事が1000記事の大台を突破しました。2004年10月から,長いお休みなどムラがありながらも15年近くで達成した形です。


 最近は,記事のテーマが偏っていることは気になっていますが,新聞記事を単に張り付けて多少のコメントというスタイルで記事数を稼ぎたくはないので,自分としての意見を持っているテーマや新規性のあるものを取り上げようと思っていると,たまに腰が重くなってしまっています。

 最近は,時間に余裕が出来ているので,頑張って更新しようと思っています。

 引き続きよろしくお願いします。

 

 

2019年3月 6日 (水)

仙台国際空港 平成最後の動き(クアラルンプール便開設と仙台駅リムジンバス復活)

 昨年度の,仙台空港乗降客数の実績が発表となり,対前年比で、国際線が約4万人増の約31万人、国内線が約17万人増の327万人、合計約21万人増の約358万人だったようです。
 
 国際線は,過去最高までは届いていませんが,国内線は過去最高の乗客数で,国際線は何といっても台湾便の伸長で昨年末には週14往復まで増えたことで,グアム便などの休止を補った結果となりました。

 国際線は,2017年9月に就航したピーチ札幌便が通年で初めて運行した年になったほか,小型機なので客数カウントではそれほど大きな増にはならずとも,昨年4月に就航した出雲便が堅調であることなどで,それなりの増加となりました。


 地味な動きでは,昨年10月の増設されたピア棟の供用開始で,期待された動きでしたが,やっと1月から,ピーチの夜間駐機が開始され,関空への始発の前倒しが期待されるところで,夏には,ピーチのさらなる路線などの拡充等もあればいいなぁと思っています。

新規路線の発表
 タイのバンコク便の復活が噂される中,発表されたのがマレーシアのクアラルンプール便。それも需要が堅調な台北経由とのことで現実的な経由設定。週2便の就航となるので,台北便が今年の夏には,4月増便のピーチ,7月増便のエバー航空(共にデイリー化)と合わせて,週21往復と,3往復/日 ペース の運行となります。

仙台ークアラルンプール定期便 就航へ
 マレーシアの航空会社「マリンド・エア」が2019年6月から仙台とクアラルンプールの間で定期便を開設する方針であることがわかりました。
 マリンド・エアの関係者によりますと、仙台とマレーシアのクアラルンプールを結ぶ新たな定期便の運航は、2019年6月から月曜日と金曜日の週2便の計画で、3月中旬までに国土交通省に認可を申請する予定です。フライトスケジュールは仙台空港発が午後7時頃で、台湾の台北を経由しクアラルンプールに翌日の午前5時頃に到着の予定だということです。定期便が決まれば仙台空港の国際線としては、ソウル・北京・上海・台北に続く5つ目の都市となり、2016年の空港民営化後、初の新規就航地となります。
 マリンド・エアは3月23日から国内初の定期便として、札幌―クアラルンプール便を週3便運航することが決まっています。(TBC2/28)



 2月中旬に噂になり,早ければ4月からの就航とのことでしたが,6月から月・金の運行となりました。クアラルンプールへは3月から同じく台北経由での新千歳便も週3往復の運航となり,合わせて週5往復での運行です。

 このような,新千歳との同時期の運行開始というのは,三角運行で仙台経由のみ廃止となったハワイアン航空のホノルル便,仙台便のみ半年で廃止となったバンコク便を連想させ,インバウンドとしては,東北は北海道に勝てないだけに,負けないように路線維持の支援は必要だろうなぁと。そもそも,この就航は,着陸料減免やもしかしたら新年度から始まる新規路線の県補助も関係するのかな。そうでないと,就航は想像できなかった路線なので。

 なお,来年の7月からは,台北便は以下の通り,月曜と金曜は,4社そろい踏みの4往復となります。

  ピーチ  月 火 水 木 金 土 日

  タイガー 月 火    木 金    日

  エバー  月 火 水 木 金 土 日

  マリンド 月         金


 特に,金曜日に出発して,日曜又は月曜に戻ってくるという行程は使い勝手が良いので,自分も少なくとも台湾弾丸ツアーを試みてみようかなと。前回行ったのは20年近く前で,ほとんど覚えていないけど,また行ってみたいなぁと。

 なお,金曜日の仙台空港出発時間は,
エバー16:15発(7月から)
ピーチ17:05発(4月から)
マリンド19:00発(6月から)
タイガー19:40発


 と,週末のショートトリップ需要を当て込む感じで,急激に過当競争になる感もあります。もちろん,台北側からすると,一日フルに活用して夕方以降に出発だから,お互いに使い勝手が良い時間帯。
 仙台空港を気軽に国際線で利用してもらうためには,まずは週末に使いやすくするというのが定石手段で,各社夕方~夜間発で仕事終わってから(又は多少の時間休で)利用しやすくする方向性は大歓迎!

 土曜深夜発の羽田国際便とはいかないまでも,このような金曜夕方以降の出発便が増えてくると,個人的には嬉しいし,これまで仙台では敷居が高かった週末海外旅行に気軽に行きやすくなる効果は大きいと思います。

 あと,噂になっている,バンコク(今月もチャーター便はあるけど),中国の大連経由便,香港便の復活などが行われ,仙台空港として,過去のアジアの就航地が戻ってきてから,さらなる攻めになってくるのかなと。


仙台駅直行リムジンバスの復活!

 このニュースは,職場で昼間のNHKニュースで知りました。実質的には,秋保温泉行のタケヤ交通が仙台駅を1日5往復だけ経由してるから,正確には復活ではないんだけど,純粋に仙台駅との往復便としては復活ということに。話題性を確保するためには,このようなアピールになるんだろうけどね。

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 仙台空港~館腰駅(岩沼駅)のアクセス交通を運行している仙台バスとのことで,また1日3~4往復の運行であることから,まずは様子見をしながら,試験的の形でしょうね。アクセス鉄道と真正面から対抗しても勝ち目はないとはいっても,鉄道のダイヤは粗いので,特に仙台空港発でその隙間を埋めてという戦略はありだと思いますが,実際は,鉄道の出発時間の直前を狙うコバンザメ商法で,実質的な所要時間が鉄道の倍かかることから,ちょっと戦略は微妙とは思いました。

 例えば,始発便は9時10分仙台空港発ですが仙台駅58分着(所要時間48分),鉄道は9時16分発で仙台駅40分着(所要時間24分)。この時間差だったら鉄道を使うよなぁ。せめて,2両編成が連発で着席が難しい時間帯で,鉄道の発車時間が30分位空いているところに,ぶち込んでくるのであれば,利用客は望めると思うけど。


他の時間帯は,
 バス 13:10発,16:00発,19:00発
 鉄道 13:14発,16:08発,19:14発 

とのことで,バスの19時発はまだ仙台駅到着時間がどっこいどっこいだけど,9時台も含めて,仙台駅到着時間に勝ち目はなく,単にゆっくり座っていきたいというお客さん向けになりそうです。海外からの乗客に対するアピールで,どの程度利用されるか。回数券は,往復本数の少なさから,使い勝手は良くない。

 10年前に消滅した,東日本急行や愛子観光バスのように,長町一丁目駅での乗降車や,市内のホテルまでの運行という+αもなく,単純に仙台駅との往復だと,鉄道よりもフレキシビリティはないということになりながら,月1回程度発生する,アクセス線の運休(JR東北本線運休の巻き添え)の際に,代替交通手段として使えるかもしれない(運良ければ)ということで,ないよりはましということに。

 ただ,仙台バスの空港周辺のアクセスバスをたまに見かけますが,まともに乗客を見たことがない(岩沼~館腰間)ながら,観光バスでの収益を地元貢献に充てているということに関しては感服ですが,鉄道を補完する役割として,プラスアルファとするには,仙台東IC経由で荒井駅や六丁の目駅乗降とかがあると,鉄道と差別化できるかと。おそらく仙台駅まで行くのであれば,長町ICよりも仙台東ICの方が渋滞に巻き込まれない印象があるので。
(なお,今回の情報だけでは,経由地までは分かりません)。

 民営化から 民営化から3年近く経過しながら,取り組みや成果は地道なものになり,他にも新千歳や福岡などの大物の民営化の動きから,第1号とはいえ,話題性は低くなっているのが厳しいところ。自分としても,積極的に活用してわずかでも貢献できればと,旅を計画しています。

2018年1月28日 (日)

仙台―グアム線4月休止へ

 仙台空港の国際路線でも古株で,コンチネンタル・ミクロネシア航空時代からの路線がとうとう休止とは。
 

 <米ユナイテッド航空>仙台―グアム線休止へ 需要低迷に北ミサイル計画追い打ち

 米ユナイテッド航空が週2往復運航している仙台-グアム線を4月から休止することが26日、分かった。現段階で再開の予定はない。需要低迷に加え、北朝鮮によるグアム沖へのミサイル発射計画の影響で路線を維持できなくなったとみられる。
 同社によると、日本からグアムへの旅客需要が減少する中、仙台-グアム線の実績も低迷。同社広報部は「定期便を継続するのは採算的に厳しいと判断した」と説明した。春の大型連休期間など一部の便は運航を検討する。
 同社は昨年秋以降、北朝鮮のミサイル発射計画の影響などで団体旅行のキャンセルが相次ぎ、仙台空港を含む国内からのグアム線の一部を欠航していた。
 航空業界の関係者は断念の理由について「仙台からは秋から冬にかけての搭乗率が高かった。もともと需要低迷で苦戦している時、需要期と北朝鮮問題が重なってしまった」とみる。
 仙台-グアム線は1990年7月に運航開始。仙台空港では同年4月就航のソウル線に次ぐ2番目の国際定期便で、現在はアジア以外の地域と結ぶ唯一の路線だった(1/27河北)。

 当初はサイパンとセットでの就航で,最盛期には週9往復まで増えた時代もあったような(不確かな記憶ですが)。直近は北朝鮮情勢で攻撃地として名指しされてしまったとばっちりもあり,週2往復にまで減っていました。
 それでも搭乗率が振るわないというのは,わざわざ観光に行くのに不安を抱えてまで行きたくないという心理は理解できるけど,「グアムまで射程距離≒グアムが狙われている」という報道の影響もあるし,情勢が落ち着くのを待たずに(待てずに)運休で,再開見込みは不明とは。復活は限りなく厳しい状況です。
 それにしても,仙台からの国際線は,様々な世界情勢に左右されてあえなく運休に追い込まれるのが多いという感想。
 運が悪いというか,そのような状況に左右されてしまうほど需要が細いというのもあるけど,最たる例は,わずか半年程度で運休に追い込まれた,バンコク線。現地の政情が極端に悪化したとはいえ,新千歳便は維持された訳だし,やはりアウトバウンドだけでなく,インバウンドの需要も見込めるかどうか。
 あと,感じるのは,海外旅行に気軽に行ける層が,周りを見ても本当に少ない。また高齢者など行ける層が,これまで就航した目的地も含めて,団体旅行も含め一通り行ってしまったからこそ,リピーターの少なさということもあるんでしょうね。若者などは収入面で行けないとか内向きとか言われていますが,自分と同じ位の年代だと子供連れで行くには,仙台から行こうとしても金額が成田や羽田発に比べて跳ね上がり,少ない休みでとなると,便数も少ないからスケジュールが合わず,行く気が失せてしまう。そのためのLCC就航には期待していますが,LCCの就航候補先は中韓で安くともわざわざ行こうとも思えない。自分も10年以上海外には行けていないし。
 ただ,グアム線は,ビーチリゾート需要というほぼアウトバウンド専用という路線だけに,週2便の新千歳便は仙台よりも一足早く1月15日に既に運休済で,これは,圏域の人口が東北よりも,北海道の方が少ないというのもあるのかな。ユナイテッドのグアム便は,全国的に大幅な運休を行っているから,仙台だけではないけど。
 
 これで,仙台からのビーチリゾート路線は,国際線では2015年のハワイ線に続いてのグアム便運休で,国内の那覇線のみ。
 インバウンド需要を当てにした,LCCの就航は見込めながらも,仙台空港からの国際線の利用客増に向けては一進一退が続きそうです。  

2017年9月11日 (月)

仙台国際空港の今

先日、久々に仙台空港を利用して、西の方に飛びました。
仙台空港が民営化してから早1年になるけど、それから初めての利用。

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就航路線については、国内線はスカイマーク神戸便と、今月下旬のピーチ札幌便各2往復/日 の増、国際線は台湾系の就航が相次ぎ、ピーチも参入することが挙げられますが、東北地方の利用者の行動を変えるような、大きな目玉的な増便や参入は見当たらず。

国際線の出発案内を見ると、国際空港という名前負けしているよなぁと。

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ピーチも、親会社ANAの路線に大きな影響を与える沖縄や福岡便には現時点で参入せず、空港滑走路利用時間延長を模索中の現在、夜間駐機にもメリットがなく、LCC向けエプロンが整備される時期に動きがあるでしょうか。

目立った変化といえば、1階部分の改装。観光案内も含め、動きがあります。かなり良くなったとは思います。

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時刻表案内電光掲示板の設置

到着時の鉄道・バスなどの公共交通機関を案内する電光掲示板が設置されました。アクセス鉄道開業当時は、分かりやすい表示がなく、小さく鉄道の時刻表が記載されたボードが設置されていたのみ。当時2社が参入したリムジンバスは、しょっちゅう時刻が変わり、その変更が追い付いていない案内版しかなかったことを考えると、1つの電光掲示板で飛行機の離発着を含めすべての時刻がリアルタイムに分かるようになったのは、改善とみて良いかと。

蚊帳の外だった岩沼駅行市民バスも掲載されてますが、館腰駅(および岩沼駅)、工業団地を経由する臨空循環バス(仙台バス)は掲載されていないのはなぜか?

なお、8月1日より、正式運行になるに伴い、運賃が200円→300円/回に変更になっています。確かに、200円は破格すぎるので、適正な運賃になるのかな。実質工業団地勤務者向けのバスだし、2枚回数券利用で500円なので、良心的な運賃ではあります。

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アクセス鉄道の利用雑感

 行きは20分間隔の時間帯、帰りは30分間隔の時間帯に乗車。両方とも幸いに4両編成だったので、おおむね座れましたが、帰りの17時23分発は、杜せきのしたから立ち客がでる程度の混み具合。ほとんど待ち時間がなく乗車できたので良かったけど、これを逃すと35分待ちという若干のプレッシャーはありました。

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行きの9~10時台のように、20分間隔だと安心できる反面、2両編成にあたる可能性が高く、途中駅からの利用だとなおさら座れず、子ども連れだときついなぁという感じ。

また、往復で家族で3千円というのは(長町から)、駐車場と比較するとトントンながらも、安くはないなぁ。さらに、地下鉄に乗り継ぐとか、バス乗り継ぎの方にとっては、直接空港に乗り付けたくなる価格ではあります。

食事事情

 昼時だったので、空弁を購入してと思ったけど、手荷物検査前に購入できる売場の選択肢があまりにも少なく、また冷めてしまうので、中で購入と思ったら、中で売っているのは稲荷弁当と牛タン弁当程度。本当に選択肢が少なく、しょうがなく購入したけど、値段も当然高めで、ガックリ感があり。

民営化により、制限エリア内での店舗の充実をうたっていましたが、前と比べての進化は?これからなんでしょうが、手荷物検査も相変わらずの混雑で安心して過ごすことができず。制限エリア内の買い物エリアの貧弱さの改善を含め、今後に期待したいところ。

時間があれば、1階のプロントで食べれば良かったとも。

ここは雰囲気良く改装され、価格帯もほどほどでした。

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まぁ、何事もスタートが肝心なわけで、スロースターターぶりは否めないものの、方向性は間違っていないわけで、滑走路運用時間延長による夜間駐機、路線拡充、商業機能の充実など、期待したいところです。

同じ方面に以前行ったときには、ツアー価格の安さに負けて羽田から飛びましたが、やっぱり仙台空港から出かけられるメリットは精神的にも大きいです。今後はなるべく仙台空港を使うように心がけて。使って育てていかないとね。

 

2017年5月21日 (日)

ピーチ 9月から札幌と台北へ就航

相変わらずの生活で、更新ペースが極端に遅くなっていますが、珍しく早起きしたので、最近のニュースにちょっと触れておきます。

今夏から仙台空港の拠点化予定のピーチですが、ようやく正式な路線発表となりました。

夏といっても実質的には秋からのスタート。さらに拠点化といっても夜間駐機はなし。航空機の増備待ちやLCCターミナル建設待ちの面がありますが、そもそも空港利用時間の延長がなされないと、夜間駐機のメリットがない。21時前に仙台空港に到着してそのまま寝かしておくよりは、例えば、関空に戻ればさらに機材を有効活用できるし。なので、空港利用時間の延長(6時~23時)の時期次第で、ようやく拠点化の効果が出てきます。

新設路線について

台湾便は既にニュースとして出ていたけど、今回の追加は新千歳便のみ。

台湾便は週4便、新千歳便は1日2便と、地味なスタート。関空便も増便なしだし、機材が一気に増える2年後を見据えてになるんだろうが、期待していた福岡便は、来年拠点化の新千歳に先行され、都市規模も大きく24時間空港でインバウンド需要も堅調な新千歳を優先するのはしょうがないが、国管理空港の民営化第1号のインパクトは薄れつつある。

関空は別格として、高松、広島に続き、大物の福岡の運営民営化の道筋が立ち、新千歳も含めた国管理道内4空港の一括民営化の話もあり、この注目を集めている時期に路線拡大を図らないと、尻すぼみになりかねない。

ピーチでは、先週、女満別や釧路などの道東の空港と関空との路線を検討しているとのニュースもありましたが、仙台との路線検討というニュースも過去にあり。

感じるのは、親会社のANAへの遠慮。親会社からの自由度は高いとは言われているけど、期待していた福岡、那覇はANA便への影響は大きいし、新千歳も同じく子会社のAIRDOとの絡みから、控えめなスタート。

まぁ、利用者増及び空港の使い勝手の改善から、徐々に増えていくと思って見守っていくべきなんでしょうね。

2017年1月29日 (日)

今年の仙台空港の動き(神戸便復活とリムジンバス増強)

民営化から半年を経過した仙台空港。タイガーエアなど台湾便の増強はありながらも、特に国内線に変化は小さく、様子見のスタート。利用客にとっても「民営化?何が変わったの??」という状況でしたが、今年は施設面も航空便もアクセスも増強されます。

1.施設面
 GWに向けて、1階の到着ロビー近辺の総合案内所、カフェ設置など、ターミナルビルの改修が始まります。「ランニングステーション」として、シャワー室の設置、駐車場の増設など地味ではあるけど、まずは少しずつ。

2.航空便の増強
 なんといっても、夏に控えているピーチの第三拠点化が待ち遠しいところ。具体的に就航先が出ているのは国際線の上海位で、拠点間同士だと、既存の関空の他、第二拠点の那覇、来年第四拠点化が見込まれる新千歳との間の就航を期待したいところ。そのほか、北海道の新千歳以外の空港との便も検討されているとのニュースもありました。

今夏の旅行に使いたいので、さっさと就航日や就航先が決まればと思っていながらも、まだ出ていない。さすがに夏から拠点化=3月からの夏ダイヤから拠点化ではないにしても、さっさと情報が欲しい。

 そのピーチの関空便と真っ向から競争する形となりながらも、機材導入への過大投資で自滅し、その神戸便だけでなく、福岡便、新千歳便も含め全路線が仙台から撤退していたスカイマーク。まずは、神戸便の7月からの再開が決まりました。再度ピーチ関空便との競争に。

中堅航空会社のスカイマーク(東京)が仙台-神戸線を7月に再開する方針を固めたことが17日、分かった。業績が改善したためで1日2往復となる見通し。経営破綻後、撤退路線の再開は初めて。路線再開を含む新たな運行計画を19日に国土交通省に申請する。
 同社は2013年4月に仙台-札幌(新千歳)、仙台-福岡の両路線を開設して仙台に就航。14年4月、仙台-神戸線の運航を始めた。
 その後、巨額投資の失敗などで15年1月に民事再生法の適用を東京地裁に申請して経営破綻。路線縮小に踏み切り、仙台-福岡と仙台-札幌の両路線は同3月に撤退。仙台-神戸線も同10月に廃止し、仙台空港から完全撤退した。
 リストラや原油価格の下落による燃料費の大幅減などで、16年3月期決算(単体)は本業のもうけを示す営業損益が15億円となって黒字に転換。同時に民事再生法の手続きも終えた。
 仙台空港を運営する仙台国際空港(名取市)の担当者は「仙台-神戸線の搭乗率は悪くなかった。仙台空港が、関西以西と東北を結ぶゲートウエーとして、より重要な役割を担うことになる」と再開に期待した(河北1/18)。


ダイヤは、仙台発が9:15,19:35。神戸発が7:20,17:35と、当然夜間駐機を行っているスカイマークの拠点の神戸からが使いやすいのは、関空拠点のピーチと同じ。
でも、朝夕と使いやすい時間帯の設定。

スカイマークに期待するのは、神戸便に加えて札幌はともかく、距離がありレガシー系独占に戻り運賃が高止まりしている福岡便への再就航。スカイマークにはANAが出資しているとはいえ、スカイマークの業績回復で、コードシェアの交渉も難航しているというのが、スカイマークの第3極としての独立性を保つ上で望ましい展開。

しかし、コードシェアなしで低運賃での就航だと、ANAと利益相反となることで、ちょっと難しいかな。それは新千歳も同じだけど。
まぁ、4月からの着陸料の弾力化の好影響が出てきているんでしょうね。


3.アクセスの改善
 アクセス鉄道は、3月4日のJRダイヤ改正に合わせて、早朝深夜を中心に3往復の増便を図ってきますが、その他、10年前の鉄道開業と燃料代高騰の影響で軒並み廃止となった、周辺都市を結ぶリムジンバスが徐々に再開しつつあります。

11月からは福島市・会津若松を結ぶリムジンバスが1日3往復で開設され(過去に福島便はありました)、山形蔵王と盛岡・安比とを結ぶ便も1日3~4往復で冬季限定で開設中。

他都市とを結ぶリムジンバスとしては本命の山形便が4月から1日4往復で復活。
最盛期には1日8往復と1~2時間に1本の本数があっただけに、これは定着してさらなる増便を図ってほしい。

その他、松島や奥松島・平泉とを結ぶ直行バスを岩手県北自動車が1月25日から開設。3月までの土日のみと、期間限定の事業ながらも、遠刈田温泉とを結ぶ便も1月21日から開設と、インバウンドの増加への期待と、乗り換えなしでの直行アクセスバスの開設は望ましいところ。

2016年11月 6日 (日)

相馬まで温泉小旅行

昨日から、来月再開する常磐線不通区間で試運転が開始されました。

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あと1か月で鉄道が再開しますが、現在運航している鉄道代替バスと、相馬までの高速バスは鉄道再開と同時に廃止となります。

なので、最後の記念として小旅行を兼ねて乗ってきました。

単に往復するだけではつまらないので、温泉を探したら相馬駅徒歩圏にあったので、休養もかねて。

福島交通高速バス(仙台―相馬)

仙台駅西口高速バスターミナル(宮交ターミナル)を8時50分に発車。地下鉄からの乗り換え時間が5分しかなく、必死に走って間に合ったので、飲み物も買えず。7~8人くらいの乗車人数でした。

愛宕上杉通り―愛宕大橋経由で発車から10分程度で長町一丁目に。家を出てから30分位で戻ってきたような感じ。新幹線乗る時も感じるけど、なんか悔しい。以前の空港リムジンバスは長町一丁目駅前に停留所があったけど、地下鉄乗り継ぎを考えると、常磐道経由のバスも長町一丁目駅バス停設置があっても良いかな。

出発から15分程度で長町ICを通過し、南部道路―東部道路―常磐道で、山元ICで6号線に。

新地ICあたりまで行くと思っていたので、山元IC以南の常磐道を初めて通れるかなと思ったら残念。高速料金の節約か。それほど時間短縮にはならないからか。相馬直行ではなく新地の途中需要を拾わないと厳しい状況。でも山元町内にはバス停はなしというのが、停留所を山元町役場に設置している東北アクセスの南相馬線との兼ね合いなのか。

移設後の常磐線の高架がちらちら見ながら、新坂元駅横を通過。ローソンはあるけど、スーパーなどの商業施設の誘致には苦しんでおり、道の駅候補地にもなっているけど、この場所というのは微妙。でも6号線を挟んで災害公営住宅などを含め、整然とした住宅地が西側に形成されていました。

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新地町役場前と、6号線沿いの駒ヶ嶺バス停を乗降客なしで通過し、1時間15分で相馬営業所に到着。こじんまりとしたバスターミナルながらも、新しく立派。仙台行と福島行、市内バスが発着ですが、最も利用者が多い仙台行がもうすぐ廃止になるので、ちょっともったいない。

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相馬駅から徒歩数分の場所で、ここから徒歩10分程度の相馬天宝の湯に向かいました。10時からオープンなので、ちょうどよい。

相馬天宝の湯

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オープンから1年経ったばかりの新しい施設。週末料金は830円とスーパー銭湯風にしては高めかなとは思いながらも、温泉だし及第点。

弱アルカリ性ナトリウム塩化物温泉とのこと。お湯にそれほどくせはなし。

中は、内湯と露天、サウナ。ジェットバスはないけど、露天風呂に大型モニターがあり、テレビを見ながらゆっくりできます。

相馬天宝の湯HP

ロビーと温泉の間に、マッサージ機が。当然使おうと思ったら嬉しいことになんと無料!それなりに最新式だし、嬉しい限り。

ただ、次を待っているおばちゃんに気を使ってゆっくりできなかったので、あとですいている時間にリベンジ!ぼろぼろの体が復活!

ロビーには、ゆったりとしたソファーと本棚一面にずらっと並ぶマンガ本。思わず数年前にはまったドラマ原作のマンガがあったので、読み始めてしまったら止まらなくなり、次のバスにすることに。

奥には畳敷きの休憩室もあるし、食堂でもおすすめの天宝定食(から揚げ?)が680円でおいしそう。麺類や生ビール・おつまみも充実し、一日過ごせる施設。再入場も可だし。

しかし、昼食は歩いてくる途中に見つけた「復興支援 500円とんかつ定食」の店が気になっていたので、調べたら評判よさげなので、そっちに寄ってみることに。

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甘めのソースがどばっと薄目のとんかつに最初からかかっています。あとは付け合わせのマカロニサラダ風パスタ、キャベツ、だしが出ている味噌汁とごはんで、500円にしては十分なボリュームでした。ほかにお客さんも狭い店内に7~8人くらいおり、おばちゃんたちが切り盛りしている地元に根付いた店のようでした。

高速バスの状況

その前に通過した福島交通の営業所では、13時過ぎの仙台行きの高速バスに10人程度の待ち客が。鉄道が寸断されていてこの時間で10人というのは微妙な数字。ラッシュ時に仙台市内でみかけるバスもパラパラとしか乗っていない状況なので、確かに鉄道が再開したら勝ち目はないし、廃止は順当でしょうね。

一方、南相馬始発の東北アクセスの高速バスは続くようですが、もはや新地や山元町に停車する意味はないし、常磐道で直行しても鉄道の「仙台まで80分・1日20往復以上」に勝ち目は薄く、厳しい戦いになるでしょうね。震災後のこの地域から仙台への足を確保してくれたことは本当にありがたい限りでした。

相馬駅から代行バス

帰りは予定通り、相馬駅からJR代行バスに。昼過ぎの時間は1時間に1本程度です。

12時半の次は13時20分。相馬駅には13時頃に到着し、駅周辺をぶらぶらしました。

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亘理駅に一見似た感じの外観です。

発車時刻案内は、モニターを活用したパソコン制御のよう。あまり見ないタイプです。

仙台行き代行バスの時間も表示されています。ちょうど小高行の電車が発車するところでしたが、利用者は当然まばら。

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代行バスも切符は駅の券売機で購入可能。

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仙台まで970円。代行バス乗継では1時間40~50分程度かかっているのが、鉄道が再開すると約1時間で行けるようになります。

駅周辺では、隣に立派なビルが。中には市立図書館が入っている公共的なビルのよう。これも外観は異なりながらも亘理の悠里館みたい。

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飲食店の多さは、さすがこの地方の中心駅という感じ。

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バスに乗車の際、駅の簡易スイカ改札にタッチしてからの乗車が可能とのことだったので、スイカにしました。しかし、スイカを提示するだけでタッチしたかどうかの確認をしないので、仙台方面に乗り継ぐ際に悪用されるんじゃない?

バスには自分以外に高校生2人のみ。仙台直行の利用客は同時間帯の高速バスに乗ったのでしょうが、合わせても13人程度というのは、鉄道復活して、どの程度戻ってくるか心配になる数字。当然地方の鉄道利用は平日の通勤通学がメインというのは分かっていても。
次の駒ヶ嶺駅は、高速バスは6号線沿いですが、代行バスは駅まで入りました。この駅も震災後5年半電車の発着がないながらも、待合室も整備され、ここから2名乗ってきました。

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新地駅は、高速バスと同じく役場前発着で1名乗車。坂元駅は6号線沿いバス停で乗降なし、山下駅は山元町役場内で、待合室も整備され、南相馬からの東北アクセスと、山元町内のコミュニティバス(浜吉田駅アクセスのバスも)と一か所にバス停が並んでいました。駐車場も豊富なので、パークアンドバスライドの拠点としても活用されてきたようです。ここからは1名乗車。

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浜吉田駅は、鉄道駅とは別に6号線沿いに代行バス停留所が。ここは便宜上設置されているバス停なので当然乗降なし。町営バスの停留所も同じ場所に。乗り継ぎはありえなささそうですが。

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相馬駅からちょうど1時間で亘理駅着。電車だったら30分の距離ですが、それほど退屈せず。

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この写真はバスがいなくなってから撮ったもの。駅前広場のバス停には2台しか停車できないところ、発車待ちのバスが2台(快速便と各停便)とまっており、手前側の路上での降車となりました。2台も必要なの?という乗車率ですが、乗り切れないというのを避けるために余裕をもって設定しているのでしょうか。

震災後から現在までの5年半代行バスの発着でにぎわってきた亘理駅前広場も、あと1か月で静かになりますね。もともと荒浜と内陸のサニータウンに向かう路線バス用に2台分準備されたバス停が、宮交バスの撤退と町民バスへの移行で、利用者も少なく宝の持ち腐れみたいな状況でしたが、何が起こるか分からない。

次の電車は14時39分発で約20分待ち。代行バスからの乗り継ぎ者は自分を含め7名。

ここからはあっという間で長町まで25分で到着。隣県に行ったのに、気仙沼BRT旅行よりはよっぽど楽な旅でした。