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市政

2018年7月26日 (木)

八木山動物公園駅でバス乗継体験

 先日,青葉通一番町駅から長町に戻る際に,時間があったので,東西線の西の終点の八木山動物公園駅経由で,バスに乗継ぎ長町駅まで移動しました。

昼間の東西線利用状況

 昼過ぎの午後の時間帯だったので,地下鉄もガラガラかなと思いましたが,青葉通一番町駅を発車した時点では,2/3程度の座席が埋まる位で,東北大などの学生が通学で利用する時間帯でない割には,ほどほどの利用度合い。

 大町西公園駅以西でパラパラと降車が続き,やはり新たに乗ってくる方はほとんどおらず,川内駅と青葉山駅の間の両キャンパス間の移動での利用もなさげ。終点の動物公園駅までの利用者は乗っていた車両で3人でした。改札通過した人数は合計15人位だったかな。

動物公園駅のバス乗継

 八木山動物公園駅は,バスターミナルが設置されている東西線の3駅(荒井,薬師堂,動物公園)の中では最も利用客が多く,バス路線も薬師堂駅と並んで充実しています。

 薬師堂駅と同時期にモニターを利用/た簡易式のパス発車時刻案内が設置されており,/上の乗継バスターミナルに上がる前に,乗継先のバス時刻が分かります。市営バスは遅れ状況も”どこバス”と連携して確認することができるので,特にこのような暑い時期には涼しい地下鉄駅構内で待つこともでき,助かりますね。

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売店(ミニコンビニ)は応募なし

 なお,ちょうど1年前に仙台駅と並んで募集されていた,動物公園駅構内の売店営業者募集については,応募がなかったようで,予定地は以前のままの状態です。南北線の5駅に出店しているファミリーマートの小型店ですが,八乙女駅を含め基本的に乗車人員8千人(程度)以上の駅への出店ですから,せいぜい5千人規模のこの駅では採算が取れないと判断されたのでしょうか。南北線だと河原町や五橋駅と同程度の利用者。とはいえ,バス乗継駅で,乗り継ぎ客にとっては待望の売店(小型コンビニ)でしたが,残念です。

 なお,そのファミマは駅の道路向かいに新店をオープンしたばかりなので,駅構内では難しく通常型店にしたということかもしれない。バスターミナルからわざわざ道路を渡って使いづらい立地なので,乗り継ぎ客にとっては不親切な状況は当分続きそうです。

動物公園駅~長町駅間のバス路線は充実

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 さて,長町駅方面に向かうバスは,3系統で,各系統概ね1時間1~2本あり充実しています。東西線と南北線駅を結ぶバス路線の中で,成功しているのは長町・長町南駅~動物公園駅の系統のみで,薬師堂や荒井~長町駅は特殊系統扱いの上,今春4月の改正で本数が減らされている(一日数往復レベル)のに対し,この両駅間は乗車時間20~30分程度で距離も10KM未満で地形が急峻な八木山エリアを通ることで,バスの需要が高いこと,さらに動物公園駅周辺は100円均一エリアに指定され,バス利用に対する優遇措置がなされていることが挙げられます。

Rosenzu

3番乗り場(恵和町・緑ヶ丘経由)

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5番乗り場(芦の口新道経由,八木山南団地経由)

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 本数が多い地下鉄で移動すれば所要時間が30分未満で330円なのに対し,バスだと今春の恵和町線と緑ヶ丘線の昼間時間帯の統合に伴い,緑ヶ丘経由と芦の口経由が320円→240円,八木山南経由は310円に値下げされ,地下鉄よりも時間もは早く,運賃も安くなりました。

 なお,宮城交通は西の平旧道経由・八木山南団地経由とも,長町駅まで300円ですが,概ね毎時1~3本はあるようです。うち半数が市立病院行き。

 このエリアだと,朝は座れるし道もすいている動物公園駅経由,夜は待ち時間を潰せる長町南駅経由と使い分けをすることができるし,両駅の間の利用者はだいぶ便利になりましたね。都心部への直通バスが減ったというデメリットの反面,確実に時間は読めるようになりました。

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恵和町線に乗車

 さて,所要時間の短い芦の口新道経由が,地下鉄の到着時間の直前に行ってしまったので,4月から昼間限定で新設されたばかりの恵和町線(緑ヶ丘経由)で長町駅に向かいました。恵和町線は長町駅から青山までは乗ったことはあるけれど,もちろん動物公園駅から乗るのは初めて。

なお,緑ヶ丘・恵和町経由は3番のりば,芦の口・八木山南経由は5番乗り場で乗り場が違います。また,緑ヶ丘・恵和町経由の案内が,未だ「緑ヶ丘行き」になっており,長町駅への直通客は基本的に所要時間の短い芦の口新道経由が想定されているんでしょうね。緑ヶ丘経由は昼間時間帯のみの運行だし。

 14時25分発で,長町駅付近で見慣れた中型バスが入って来ました。待っていたのは自分を含めて3名。

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 発車してすぐ,道路向かいに新しい地下鉄駅入り口が見えました。開業に間に合わず1年以上遅くなると聞いていましたが通れるようになっていたんですね。忘れてた。。。

 この通路の完成で信号を渡らずに駅に向かうことができるようになりましたが,あまり所要時間は変わらなそうです。

 なお,この沿道では上述のファミマのオープンや,医療モールのオープンはあれど,テナント募集中の建物もあり,商売が難しいエリアであることは変わらないようです。やはりこの5000人規模の乗車数で,さらに地形的な制約で徒歩客よりはバスターミナル上階の駐車場(満車状態で空き待ち状態のよう)利用者,バス乗継利用者が多く,動物園利用者は週末中心かつ冬場は見込めないという繁閑が激しいという難しい立地なのでしょう。

建売住宅ラッシュの松ヶ丘

 バスは松ヶ丘に入りますが,このあたりは八木山の中でも団地内は比較的フラットかつ駅まで徒歩15分圏(駅の手前で心臓破りの階段がありますが)に入り,至る所で新しい建売住宅が目立ちます。土地面積は40~50坪で,以前の敷地を2分してという感じ。価格は3千万円台で,動物公園駅から100円バス圏内であるので,それなりにこのオールドタウンの新陳代謝に貢献しています。同じ東西線沿線の建売住宅でも,東側の平地だと30坪程度で4千万円超もあるので,比較的買いやすく,また都市計画道路が3本完成し,286号方面への道路アクセスも良くなったこともあり,”買い”の住宅地になっているようです。

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青山・恵和町・緑ヶ丘エリア

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 その次の青山・恵和町は一転バス通りが尾根でその両側に続く非常に急峻な造成が行われている古い住宅団地で,建て替えや土地売却での建売住宅としての活用は難しいと思っていましたが,結構チラシでもちらほら物件を見かけます。3千万円未満が多いですが,このエリアにも地下鉄の波及効果があるようです。緑ヶ丘3丁目までは動物公園からの100円バスエリアに入るし,青山・恵和町からは長町方面へのバス路線(恵和町線:なぜか150円の格安運賃)があり,長町駅からは22時頃最終,動物公園駅からは23時過ぎが最終と,八木山エリア内のバス沿線にしては比較的恵まれた条件だったりします(なお,芦の口経由は,長町駅発20時半頃,動物公園駅発が22時前が最終バス)

ただし,近隣住民向けに機能していたバス通りの商店街ですが,2年前にサンマリ青山店が閉店となり(しばらく前に緑ヶ丘生協も閉店),目ぼしい店で残るはツルハドラッグのみ。この立地なので生鮮等も扱っているんでしょうが,クルマの便が良くなりすぎて,八木山生協や西の平ヨークなどに吸われているんでしょうね(写真は2年前。今は取り壊されています)。

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 なお,乗客は,「動物公園東門」で4人,「松ヶ丘」で1名乗車。途中でポツポツと下車があり,大きく迂回する「恵和町」で2名乗車(1名下車)。朝晩運行の緑ヶ丘線終点の「緑ヶ丘3丁目」を過ぎ,急坂のクランクが連続する緑ヶ丘1丁目でもコンスタントに乗車や下車があり,車内は最大9名に。4月からの路線改編で移動が可能となった松ヶ丘~緑ヶ丘1丁目,動物公園駅~恵和町などの直通利用もありました。

 この緑ヶ丘エリアについては,4丁目を中心に東日本大震災での被害も大きかったエリアですが,東西線の好影響は流石に見えず,通常の大型バスが通れない1丁目の旧坂クランクエリアでは”擁壁の下が1台分の車庫 かつ擁壁の上が階段経由で一戸建て”というバリアフリーに縁遠い造成がなされている区画を中心に,建物も取り壊されて空き地状態というのが目立ちました。さすがにこのエリアの再築は厳しそう。

 バスは,ほとんどの方が長町南駅で降りながらも,2名乗ってきてその方は自分が降りた「地下鉄長町駅・たいはっくる前」を過ぎても乗っていたので市立病院まで乗車したものと思われます。

 所要時間は25分位でした。地形の起伏も大きく,なかなかスリリングな飽きない沿線でした。恵和町線は昔から続いている路線であり,昼間でも平日は30分毎の運行で,安定した利用がありました。この路線のてこ入れと効率化で八木山動物公園駅まで延長となったことは,沿線住民にとってプラスのようです。

 やはり,八木山エリアは急坂が多いという地形のため,バスの果たす役割は大きいようです。クルマでは行きづらいエリアも多いので,またバスで探検してみようかな。

過去関連記事



八木山の将来 その1(進む道路整備) (H25/8/19)



八木山の将来 その2(地下鉄は来るけれど) (H25/8/20)



八木山の将来 その3(頑張っている商店街) (H25/8/24)



薬師堂駅でのバス乗継体験  (H30/1/25)

 



2018年7月 8日 (日)

放射光施設の青葉山整備が決定

 ライバル都市も撤退し,仙台そして青葉山新キャンパスへの整備はほぼ決定していた案件ですが,無事に文科省の正式決定を迎えることができ,喜ばしい限りです。

<次世代型放射光施設>仙台に整備決定 物質解析で高性能な触媒や磁石、新薬など開発貢献に期待




 文部科学省は3日、国内初となる次世代型放射光施設を整備運営するパートナーとして、宮城県の産学官組織を選定したと発表した。施設は東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)に整備する。2019年度着工、23年度の運用開始を目指す。
 パートナーは産学連携組織の光科学イノベーションセンター(仙台市)。宮城県、仙台市、東北大、東北経済連合会が加わる。国側の運営主体となる量子科学技術研究開発機構(千葉市)と近く、施設設計や運営に関する協議を始める。
 文科省科学技術・学術審議会の小委員会が6月28日、仙台への整備案を妥当と判断したことを踏まえ正式決定した。同省は19年度政府予算の概算要求に関連経費を盛り込む。 施設は円形の加速器で円周が325~425メートル、直径は100~135メートル程度を想定。電子を高速で回し、方向を曲げた時に発する放射光を使ってナノレベルの物質解析をする。高性能の触媒や磁石、新薬などの開発が期待される。
 整備費用は約360億円で国は最大200億円を拠出する。イノベーションセンターと宮城県、仙台市などは加速器本体を収容する建屋、研究棟の建設などに最大170億円を負担。うち約72億円は企業出資で賄う方針。
 林芳正文科相は「わが国の科学技術の進展と国際競争力の強化に貢献する施設。知の拠点として、東日本大震災からの復興に役立つことを期待する」と述べた。

[放射光施設]リング型加速器で電子を光速で回し、方向を曲げた時に発する放射光を使い、ナノレベルの物質解析をする。巨大な顕微鏡とも言われ、国内に「スプリング8」(兵庫県)など9施設ある。次世代型施設は物質の機能を見る「軟エックス線」領域に強みがあり、スプリング8の100倍明るい光を使う。高性能の触媒や磁石、新薬などの開発が期待される。(河北新報 7/4)

 詳しい背景などは,河北新報で3回連載の特集記事で取り上げられていますが,震災後からの息の長い誘致活動がようやく実ったというところ。初期は県内で3町(丸森,大郷,松島)が候補地に名乗りを上げていましたが,結局復興財源を当てにできなくなったことでこの3町が撤退し,なぜか候補地には入っていなかった(面積から難しいと思われていた)青葉山が仙台市の財政的なバックアップもあり浮上したとの印象です。

 巨額の地元負担にこの3町が耐えられるわけがないにしても,お役御免的でちょっと気の毒な印象。東北地方という枠組みで国立大学法人の連合体にて誘致活動を進めてきて,東北大だけではないという大前提だったのが,誘致活動を考えると,最終的には東北大が前面に出ざるを得ない状況になってしまったと。

 もともとこの青葉山新キャンパス内の候補地は産学連携のサイエンスパークや運動場などが予定されていたエリアで,ユーザーとしても東北大と大手企業との共同研究体が中心になるんでしょうし,そうすると,使い勝手を考えると,この場所で良かったとは思います。利用を促進するにあたって,立地条件は分かりやすいに越したことはない。ただし,あまりに仙台駅,そして首都圏からの新幹線アクセスが良すぎて,日帰りが容易な立地条件なので,大手企業の出張による(宿泊を含めた)地元への経済効果は,候補地だった3町に比べるとそれほど期待できないかもしれませんね。

 もちろん,東西線の利用客の増には多少のプラスの効果が見込まれる他,東北大学としての大手企業との共同研究の増加,地元産業界の高度化など,多額の地元負担に見合う効果は見込まれると思います。放射光施設を利用する企業が拠点を置いてくれるかは不透明で(既存事例の兵庫県Spring8でも,直接的に関連する企業の進出はほぼないとのこと),東京駅からドアツードアでちょうど2時間であればちょっと厳しいかな。これは中長期的な課題になりそう。

 まぁ,稼働目標の2022年(国は2023年と言っていますが)に向けて,企業からの出資金集めや,建設費が予算内に収まるか,工期というような,多くの課題が山積していますが,東北の産業界においての朗報であるので,期待して待っていたいと思います。

 

2018年2月10日 (土)

仙台ヨドバシ第一ビル開発に動き ZEPP仙台再出店も?

 今週は,利府のイオンモール新棟商業施設の開発ネタが続きますね。
 
 当ブログでも,過去記事で非常に興味を持たれているヨドバシ第一ビル情報ですが,2014年春→2016年春→2018年秋ときて,今度は2021年後半とは,当初の計画からは7年以上も遅れて開業することに。喜んでよいのか,微妙なニュースです。まぁ一部で懸念している人もいた(ヨドバシのこの土地への執念を考えたらあり得ないとは思っていましたが),塩漬けや撤回ではなかったので,見通しが出ただけでも良かったんでしょうね。
<仙台駅東口>ヨドバシ新ビルはホテル一体 21年後半開業,ゼップ仙台再出店の可能性も

 家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)が、仙台市宮城野区のJR仙台駅東口の旧店舗跡に建設を計画している店舗兼商業ビル「ヨドバシ仙台第1ビル」について当初計画を変更し、新たにホテルを加えた商業施設として整備を検討していることが7日、分かった。早ければ2019年春にも着工し、21年後半の開業を目指す。ホテルは東急電鉄(同)の子会社東急ホテルズ(同)が運営する予定。

 関係者によると、新たな計画では地上20階規模の高層ビルを建設し、敷地内に音楽ホールも併設する。施設全体の延べ床面積は約12万8800平方メートル。計画変更に伴い仙台市による容積率緩和が必要で、市も前向きだという。
 低層階はヨドバシの店舗と商業テナント、立体駐車場で構成。高層階には東急ホテルズが運営する「エクセルホテル」が入り、約300の客室を備える計画になっている。
 東急ホテルズは青葉区で仙台エクセルホテル東急を運営していたが、10年11月末に撤退。再び仙台でホテル事業を展開するのは、東北でも増加傾向にある訪日外国人旅行者の需要を取り込む狙いがあるとされる。
 音楽ホールは約6400平方メートル。JR東日本の仙台駅東口再開発を受け、12年7月に閉館したライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」が再出店する可能性が浮上しているという。
 第1ビルの当初計画ではヨドバシの店舗が入る商業ビルと、オフィスビルの2棟を建てることになっていた。16年春開業を予定したが建設工事は行わず、ヨドバシは同年10月、開業時期を18年10月に延期することなどを記した環境影響評価書を市に提出していた。
 ヨドバシは河北新報社の取材に「ホテルと一体型の施設を検討しているが、どの社が入るかは白紙の状態だ」と説明。東急ホテルズは「仙台は進出の最優先の候補地だが、具体的には何も決まっていない」と話した(2/8河北)。

 
関連過去記事
ヨドバシカメラ再開発(2012/2/10)・・・ちょうど6年前ですね。
こんなに,オープンする詐欺的な誤報(?)を垂れ流してきてしまいました(汗)

計画内容自体も,
計画1(2014春オープン)店舗A棟+オフィス・マンション(B棟)
計画2(2016春オープン)店舗A棟+オフィス(B棟)
計画3(2018秋オープン)店舗(A棟)+店舗・ホール(B棟)
計画4(2021後半オープン)店舗(店舗)+ホテル(B棟)+ホール(?)
 と,毎回2~3年ごとに計画が変わり,微妙に延べ床面積は増え続け,容積率緩和を当てにしながら,計画変更を続けています。

 これで終わりとは思えないような気がします。

 まぁ,A棟の下層階店舗・中層階テナント・上層階ory横 立駐という基本的な構造は一緒ながら,B棟のつくりが右往左往しているのは,容積率の緩和を勝ち取ってでもせっかくの虎の子の土地を最大限に活用したいとの思いなんでしょうが

ホテル部分にエクセル東急進出?
 記事にもある通り,東西線が無き時代の大町に林立していたビジホ群として,ワシントンホテルと並ぶエクセル東急ホテルも撤退し,エクセルホテルは青葉通レジデンスになっています。
ちょっと前のサンルートもですが,大手系の再出店の動きがボチボチと。

 そもそも,この敷地をホテルに使うのであれば,<計画2>の時に,謎のB棟14階ながら49mという,オフィスといいながらオフィスにするのには謎?の細長い壁ビル部分の計画を活かし,かつ上に伸ばして,20階建てにして300室を確保するということと読みました。

 アセスで公表されていた<計画3>では,7階になったのに,<計画4>では20階になるようですが,高さ自体はせいぜい70~75m程度と思われます。メトロポリタンイーストは,シティホテルなので,下層階の商業部分と合わせて14階で60mですが,エクセルホテル級であればそんなに階高はとらないかと予想しました。

それでも,線路側に結構な迫力の壁ビルが並ぶ感じに。また,ホテル自体からの景観は確保できるのかな?西側はメトロポリタン仙台だし,東側はヨドバシA棟。そうなると条件は結構厳しそうです。なおさら,純粋なシティホテルというよりは多少ビジホ寄りな展開の方が現実的。


お待ちかねのZEPP仙台復活?
 ライブハウスのハコの計画自体は,<計画3>のアセスにかけたもののままなのかな。

というのも,もともと,平面部の面積はPITと同程度20m×20m程度の中型のライブハウスかホール的な図面が読み取れていたので。加えて5階に固定席と思われる設計でした。。その当時ではZEPPになるかは疑問と思っていたのは,ZEPPのコンセプト故。
 暫定利用を前提とし整備のイニシャルコストを下げること(仙台も,再開発地の10年の暫定利用で土地を借りていたからこそできた,あの素晴らしい立地条件),全国のZEPPと設備を共通化し,全国ツアーをやりやすくすることから,複合施設の中に入ることはあまり好まないことが予想されたため。
ただし,最も新しいZEPPダイバーシティ東京では,テナントビルの一角に入っているし,ホークスタウンモールのクローズで撤退した福岡も,三菱地所SCのマークイズの中に再出店することになっているなど,これまでとコンセプトが変わりつつあるのであれば,あり得る話なのでしょう。

大型ライブハウスの乱立
 このサイズだと,今最も大きい荒井の仙台GIGSが1500人,仙台PITが1451人で,同規模の大型ライブハウスが3つ並立することになります。

 立地条件からすると,ZEPPが独り勝ちになりますが,PITはぴあ系であり,それなりにライブ誘致のコネクションもあることで,うまく棲み分けできそう。そうすると,GIGSはやっぱり厳しいな。仙台市は誘致するだけして,ゼビアリもGIGSもだけど,その先のイベント誘致への協力が冷淡な印象。もちろん,固定資産税の優遇などの措置をして,あとは頑張ってねの世界なのかもしれないが。
関連記事

.ZEPP仙台の行方(2012/7/13)

 いずれにせよ,早くて3年半後だし,ヨドバシ本体及び今回話題になった2社からの正式発表を待ちましょう

2018年2月 4日 (日)

NHK仙台放送局移転オープン!

今日,NHK仙台放送局が,錦町公園隣の旧仙台プラザホテル跡地に移転オープンし,放送開始しました。

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今日からということは,すっかり頭になく,休日出勤帰りにふと思い出して,前を通ってみるかなと思い,まずは定禅寺通り向かいより。

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ガラス張りの建物が,街路樹や錦町公園の木々とうまくマッチしています。土地の形状から,道路と斜めに建てられているのが,良いアクセントになっていますね。

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錦町公園側を向いて,観客席にも使えそうな階段が。名称は「杜の階段広場」とのこと。待望されたホール等の併設はなりませんでしたが,イベント等で公園の連携が図れそうで,良かったのかなと。そういえば,市民会館の建て替えのコンサートホールがここにという可能性もありそうと思ってたけど,NHKが隣に出来たし,相性はばっちりなのでは。

 こういう,イベント広場と隣接して放送局が立地するというのは,移転が予定されているKHB東日本放送も同じですね。あすと長町の杜の広場隣接地ですし。

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正面エントランスには,大型ビジョンが。何か人が入っていってますよ!?

もしかして入れるかな?と係員の人に聞いてみたら,18時までOKとのこと。資料ももらいました。

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1階と2階の配置図はこちら。メディアステーションとして活用されますが,スタジオ等がある2階へに入れるのは17時まで。残念!

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1階正面には,8Kの大型ビジョンが鎮座していました。平昌オリンピックの放送で大活躍か?

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Eテレでおなじみのワンワンなどのキャラクターががこんなところに。

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こっちは良く知らないな。

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明日から本格的に稼働でしょうか。NHKの地元ニュースは新放送局一色になるでしょうね。

跡地利用は?

あとは,錦町の跡地の活用が気になります。あまり広くは見えないにしても,新放送局敷地と同じ5000平米規模とのことで,マンションには大きすぎるし。。。と考えると,ホール敷地としてもあり?仙台市はわざわざ新たな土地を買う必要はないですが,県民会館の移転地として,現県民会館敷地の売却と併せてというのであれば,可能性はあるかも。新年度予算で,県も県民会館の建て替え検討の予算を付けるようなので,結局市とは別々に進むことになりそう。まぁ,グランディみたいに不便なところに建てなければいいやと。

関連記事

音楽ホールを巡る県・仙台市の連携なるか!?(1/22)

2018年2月 3日 (土)

仙台市役所新築 3つの候補地

 現在地と市民広場は候補地として想定していましたが,道路向かいの勾当台公園も候補地に入っていたんですね。広さは申し分ないけど,親しまれた公園を潰すのは難しいようで,当て馬みたいなものか。
 

 <仙台市本庁舎建て替え>市,勾当台地区3案提示 検討委会合

老朽化した仙台市役所本庁舎の建て替えに向け、立地場所など基本構想案を策定する有識者検討委員会(委員長・増田聡東北大大学院教授)の第2回会合が30日、市役所で開かれた。市は現在の本庁舎がある青葉区の勾当台エリア内で建て替える3パターンの立地案を提示した。

 昨年12月の第1回会合で勾当台エリアで建て替える方向性を確認している。立地候補として、県庁南側の「東側勾当台公園」(A案)、「勾当台公園市民広場付近」(B案)、「現在の本庁舎敷地内」(C案)の3案を提示。市がまちづくりや利便性の観点から各案のポイントを記した。
 公園に立地するA案は保存樹林の仮移植など、B案は公園の地下駐車場解体が、それぞれ必要で、早期の災害対策機能強化が困難と指摘した。ただし、B案は長期的に庁舎と市民広場や定禅寺通の間で、にぎわい向上の相乗効果を発揮する可能性があるとした。
 現地建て替えのC案は都市計画変更が不要で、災害対応機能の早期強化が可能だが、まちづくりへの効果は限定的と評価した。
 意見交換で増田委員長は「B、C両案にプラスし、周辺を巻き込んだエリア構想として考えてみるのが良いのではないか」と提案した(河北1/31)

「東側勾当台公園」(A案)

「勾当台公園市民広場付近」(B案)

「現在の本庁舎敷地内」(C案)   

の中で,やはりB案とC案が軸か。

A案は,国の合同庁舎と県庁とコンパクトに集まるというメリットの反面,現在の北庁舎,新築したばかりの上杉庁舎からは離れてしまう。青葉区役所とも。

今回の新築では,地下鉄勾当台公園駅との地下での直結は是非図ってほしい。以前市職員の方から,「南北線開業前に計画があったけど,批判がありなくなった」と聞いたことがありましたが,せっかく駅近接地に新築するのであれば,お年寄りや車いすの方の移動も楽になるし,その辺の配慮を望むところ。

 市職員が飲みに行かなくなり,直接帰ってしまうので直結反対!なんて国分町からの署名活動があったら恐ろしい。あるとしたら,某政党位か。

 行政の庁舎と地下鉄駅の直結は,霞が関などでは当たり前だけど,他都市では,名古屋市役所と愛知県庁が,最寄りの市役所前駅から地下通路で直結しているようです。他,駅名になっているところ(京都市役所前,広島アストラム地下部分の県庁前駅は直接の接続なし)。他札幌市の白石区役所は地下で直結しているみたいなので,タブーではないのかと。

 あと,北庁舎と区役所との地下通路も生かさないともったいないし,いろいろと条件は厳しいですね。市民広場だと地下駐車場の解体があるとは。いずれにせよ市役所の公用車を収容する駐車場は必要だから転用すればと思ったけど,建物建築の際には基礎を打つ必要があるから,一度は解体が必要なのね。もったいない。

 そうすると,検討会で出た方向性である,B案(市民広場)とC案(現敷地)を活用というのが現実的。B案の市民広場もそれほど広さはないので,市民広場と現ロータリーとのツインビルとして,上空の連絡通路で接続するのが,既存の地下道や地下鉄とのアクセスも含め,適切かな。市民広場の代替機能をどうするかだけど,現庁舎の跡地では広さは十分ながら,建物の陰になり環境的に微妙。ホールとの合築も,ホール先行整備の方針からなさそうだし,ちょっともったいない。

いずれにせよ,早くても10年以上かかるようなので,年配の市職員の方にとっては待ち遠しいながらも,遠い先の話で,自分が入居できるかどうかと思っているんでしょうね。市立病院移転優先で先延ばしになった10数年間の迷走ぶりが気の毒。

過去記事

仙台市役所建て替え本格検討再開(H28.2.21)

 

2018年1月27日 (土)

ヨドバシ第二ビルにアフラックのコールセンター進出



 仙台市が誘致に力を入れいてるコールセンターの誘致が決まりました。外資系生命保険大手のアフラックが,仙台駅東口のヨドバシ第二ビルのオフィスに進出です。

 <アフラック>仙台にコールセンター4月開設へ

 米保険大手のアメリカンファミリー生命保険(アフラック)は22日、「仙台コールセンター」を4月に仙台市宮城野区榴岡に開設すると発表した。2022年をめどに300人態勢を目指す。
 契約に関する各種手続きや保険金支払いなどへの問い合わせに対応する。開設後、人材の採用や研修を経て、9月に業務を始める予定。約260人の現地採用を見込む。
 同社のコールセンターは東京、関西に次いで国内3カ所目。事業拠点の分散により、大規模災害時にも安定的に業務を続けられる態勢を強化する。雇用創出を通じて、地域経済の活性化や東日本大震災からの復興への貢献も掲げる。
 アフラック日本社の古出真敏社長が26日、仙台市役所で郡和子市長に立地表明書を提出する。同社は市の助成制度を利用する(1/26河北)

第二ビルの状況


 ヨドバシ第二ビルは6年前の平成24年春にオープンし,低層部にヨドバシカメラの仮店舗が入っていますが,上層部はオフィスながらも,強気の賃料設定でこれまでは結婚式場が入居しながらも,すべては埋まっていない状況でした。ビルの空室情報を見ると,6階全部と7階の半分が募集されているけれど,今回のコールセンター進出後の情報なのかな?オフィスは4階から8階の5フロアで,仙台でもトップクラスのワンフロア面積(3300平米)で,坪単価も強気の2万!それでも,仙台市の助成制度で3年間の固定資産税減免等の優遇措置を講じるので,それが呼び水に。
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第一ビル建設後は,ペデストリアンデッキで仙台駅の東西自由通路と直結され,また東西線宮城野通駅とも近接しているという,アエル・パルコオフィスに並ぶ立地条件の優位性からすると,空室があるからとはいえ,賃料をダンピングすることは得策ではないとの判断か。




 


 アフラックは,日本での事業を日本法人に昨年末に移行したところで,それも新たな事業展開に影響しているのかな。将来的には300人規模という比較的大きな規模の進出です。まぁ,コールセンター自体の雇用の質については,どうなのかなとは思いますが,正社員の雇用1人あたり60万円を補助とのことで,なるべく正規雇用につなげてもらえれば。


 


新たな開発の動きは?


 しかし,新たなオフィス建設は,最近青葉通りの野村不動産のビル位で,空室率がようやく5%程度に低下しても,新たなオフィス建設の話は聞こえてこず,JRの東口オフィスビルも着工は1年半後。震災復興の需要もひと段落で,いろいろ開発案件も含めて踊り場に差し掛かっている状態ですね。




 肝心のヨドバシ第一ビルも音沙汰もなく,2年前に発表された2018年10月オープンも当然絶望的。世間では建設費の高騰等で様子見とは言われていますが,そもそも気になるのが,工事期間中の駐車場の確保。現在の第一ビル予定地の平面駐車場が丸々使えないのであれば,その分の駐車場をどこかに確保しないと,東口の交通渋滞がますますひどいことに。個人的には,この駐車場問題がネックになっているのではと。仙台市との協議で解決しない部分としたらここかなぁと。









2018年1月25日 (木)

薬師堂駅でのバス乗継体験

 恐ろしく寒い日が続いてますね。雪も解けそうでまた降るの繰り返しで,通勤も足元が悪くて4年前の1か月溶けなかった大雪を思い出します。通勤で使う地下鉄の南北線も,ここ数日はいつも以上に混み合っていて,押し合い圧し合いは久しぶりだなぁと感じながら。泉中央からの地下鉄はさらにヤバい状況だったとか。

 さて,今日は久々に東西線に乗り,市内出張。場所が南北線からも東西線からも微妙に遠い場所で,さらにこの圧雪・凍結状態なので,駅から20分以上歩くのも嫌だなぁと,薬師堂駅からのバス乗継を初体験。


南北線と東西線の乗継は?

 勾当台公園駅から南北線で仙台駅に20分着で,階段を上り下りして東西線ホームへ。23分発なので余裕でしょと思っていて,東西線ホームに着いたら,ちょっと前に八木山動物公園駅行の21分発が行ったばかり。そりゃ1分乗り換えはどっちにしても無理だよなぁと。荒井行には余裕で間に合いました。

 昨年12月に実施された,南北線⇔東西線乗継の円滑化のためのダイヤ改正は効果あるのでしょうか?自分は勝手が分かっているので,3分の乗継時間でも間に合うけど,改正前は4分だったので,このダイヤ改正で高齢者とかにとっては逆に改悪になっている可能性もありますね。

東西線からのバス乗継

 結果的には,薬師堂駅で20分近く待ちました。ランダムながら概ね30分に1本の路線で,事前に調べて行ったけれど,地下鉄1本分早いのに乗ったのと,バスが4分遅れてきたので,結果的には2本後(15分後)の地下鉄に乗っても間に合ったと。

 薬師堂駅には,このような,バス乗継案内ビジョンが設置されています。


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地上に出る2つの出入口に向かう場所に1か所ずつ。近くにはベンチもあり,このような地上で待つのが厳しい時期には,そのベンチに座って待つことができるので,以前に比べて改善されましたね。

どこバス仙台と連携し,到着までの時間・遅れ情報なども表示されているので,このような簡易なバス乗継案内ビジョンを増設するという計画もあるようですが,長町駅・長町南駅など,これまでなかったのが不思議な両駅に加え,北仙台駅,北四番丁駅などに設置されれば,乗継がかなり楽になりますね。まぁ,本数が少ない路線は事前に調べていくのが吉ですが,10~20分間隔の路線などは,「待ち時間でトイレに行こう」とか判断できるし,良いと思います。なお, 同じビジョンは,八木山動物公園駅にも設置されています。

 欲を言えば,地下鉄構内で待つのも,ベンチのところは結構風が冷たく厳しいなぁと。自販機はあるけど,バスターミナルにコンビニの一つでもできればと。せめて駅構内でも良いから。

 そいえば,八木山動物公園駅での売店設置募集公告が昨夏に交通局のHPに掲載されていましたが,それから音沙汰がないということは,応募者がなかったのでしょうか。同時に仙台駅のもう1か所の募集もありましたが,ちょっと気になります。

バスに乗車

 霞目営業所行きのバス。5名乗車で発車です。昼の時間帯であればこんなものか。他に荒井駅行のバスにも5名程度の乗車で発車していきました。乗継の状況については,朝夕のラッシュ時を見ないと成否が判断できませんが,荒井駅よりはましな状況で,動物公園駅よりは厳しいかなと。 帰りのバスも,自分を含めて乗車は4名。夕方の時間帯なんですが・・・

 行きは目的地までは10分ほどで到着。そこまで100円。乗継などのイクスカポイントを合わせると,地下鉄との合算300円ー乗継30ポイントー5%分で15ポイント=255円です。仮に直通バスが残っていた場合と比較するとトントンでしょうか。ただし,乗継バスが30分に1本であれば30分等間隔であってほしいし,理想は20分間隔かな。八木山でも緑ヶ丘や芦の口線は30分間隔が基本で,ギリギリの利便性というところか。

 自分はたまにしか使わないので,物珍しさもありますが,実際通勤通学で東西線駅とバス乗継で利用している方の意見を聞いてみたいです。

 4月には,この薬師堂駅との乗継バスが大幅見直しになりますが,減便されるにせよシンプルかつ使いやすい時刻となり,利用者にとっての利便性が上がって欲しいです。

2018年1月22日 (月)

音楽ホールを巡る県・仙台市の連携なるか!?

宮城県民会館建て替えと音楽ホール構想 知事と仙台市長やりとりかみ合わず

 宮城県が建て替えを視野に入れる仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城(県民会館)と仙台市が整備検討中の音楽ホールを巡り、村井嘉浩知事と郡和子市長のかみ合わないやりとりが続いている。単独整備の議論が先行する市に対し、県は財政負担を考慮しながら連携を図りたい考えだが、具体策を示せずにいる。検討状況の進度に差があり、両者の溝は埋まっていない。

<公約に盛り込む>
 二つの施設を巡っては、昨年7月の市長選と10月の知事選を契機に議論が加速した。音楽ホールについて、郡市長は「優先順位と手法を再検証して経費削減する」と掲げ、村井知事は「新たな県民会館の整備検討を本格的に進める」と公約に盛り込んだ。
 村井知事と郡市長の最近の発言は図の通り。県市連携を模索する村井知事に対し、郡市長は県との合同整備に否定的で、市単独で進める意向を市議会や定例記者会見で繰り返した。
 「本音で話し合う場を」と村井知事は協議の必要性を呼び掛けるが、郡市長は県の有識者会議が設置されていない状況などを踏まえ、「県の考えをまとめるのが先だ」とけん制する。
 市は2015年度、基礎調査に着手し、19年度にも基本構想の策定を目指す。今月開催した検討懇話会では、2000席程度の主ホールと300~500席程度の小ホールを中心とした施設構成の素案を示すなどし、動きは先行する。

<協議の予定なし>
 昨年12月11日の定例記者会見で、村井知事は「市内では大きなイベントが同時に開催されることもあり、2000席の施設が複数あっていいとの声もある」と話したが、具体的な計画づくりを進める市には「同じ物を二つ造ってどうするのか」(幹部)と戸惑いが広がった。
 村井知事は取材に「あらゆる可能性を排除していない。どういった施設が望ましいか考えたい」と述べ、大規模改修の選択肢を含めて検討を進める考えを示す。郡市長は「県がどのような構想を持っているかを見ないと、評価できない」とくぎを刺す。
 現段階では村井知事と郡市長が直接、協議に臨む予定はない。県と市の担当者は「事務レベルでの連絡調整は継続する。具体的な連携はトップ同士の政治的な話し合いになるだろう」と口をそろえる。


[県民会館]1964年開館で、1590人収容のホールを備える。老朽化が進み、東日本大震災後は施設の損傷で1年3カ月間休館。村井嘉浩知事は2016年の県議会11月定例会で、再整備を検討する有識者会議を17年度中に設置する方針を初めて示した。

[音楽ホール構想]仙台市内には2000席規模の専用施設がなく、建設を目指す動きは20年以上前からあった。1973年開館の市民会館は老朽化が進み、経済団体などが整備を要望。奥山恵美子前市長は初当選した2009年の市長選で建設を公約に掲げた。

 

前の奥山市長時代には、県と仙台市の重複施設を排し、効率化を図る動きがあったのは、奥山市長の無色透明的なスタンスから。民進党系の郡市長が誕生したからには、双方の協力は難しい気がします。

それ以前に、それぞれのホールに対してのビジョンが異なるし、仙台市は20年前から続く音楽堂構想の延長線上にある、本格的音楽ホールの整備という明確なビジョンがある。長町南(現ララガーデン敷地)、あすと長町(現市立病院敷地)を経て、都心部への文化施設の整備というこれまでの積み重ねを考えると、県からは現時点で明確なビジョンは見えないし、今から議論に加わっても仙台市主導にならざるを得ない。仙台市のビジョンを丸のみするわけないし、そうすると負担割合の調整も難しい。

 県民会館の代わりというと、ある機能に特化したホールにはし辛い反面、仙台市はサンプラザ、各区のホールなど、様々な多目的ホールを抱えているから、クラシックなどの音楽専用にもできる。

いずれにせよ、県民会館、市民会館それぞれ、現位置での建て替えは困難で、またせっかく建て替えするのであれば、座席数・規模も拡大する方向でとなるだろうが、県民会館の1590席、市民会館の1310席から多少大きな施設がそれぞれ競いあるようにできるのは、二重行政のそしりを受けることは間違いないし、このご時世でその覚悟を決めて進むことはできないでしょうね。

候補地は?

市民会館が2000席規模にするのであれば、県民会館もメンツから同規模を目指すだろうが、ともに候補地の選定が難しい。仙台市は、以前紹介した市役所とアリーナを合築した新潟のアオーレ長岡のようなことは難しそうだし、ホールを独立してとなると、もはや都心部だと錦町公園位しかないのではと。ただ、オクトーバーフェスなど勾当台公園や市民広場に続く”サブイベント広場”的な活用もなされているから、そうすると、西公園も可能性があるか?両方とも、旧レジャーセンター、および旧市民図書館、旧西公園プールが立地していたので、そのような公共施設が公園内に立地することはタブーではない。

一方、県民会館は、自前の土地がないことから、都心部への立地を図るにしても、土地代という莫大な追加経費が必要。また、県としては仙台市中心部にこだわる必要はない。そうすると、過去に繰り返された、仙台市と隣接自治体との境界部に立地という、誰得?の立地を繰り返すことなないでしょうが、あんまりいい予感がしません。県有地だと宮城野原や貨物ヤード跡地の防災拠点位しか大規模な土地はないですし、土地の性質からするとホールの適地ではないなー。


そいえば、ブログ始めたばっかりの時期に、そんな記事を書いた記憶があります(リンクは張りませんが)

〇利府駅徒歩40分の宮スタ(宮城野原から移転)と泉中央駅近のユアスタ

〇一応仙台の紫山だけど、大和町と境目の県図書館(榴ヶ岡から移転)と街中のメディアテーク

〇富沢駅近の市体育館と、グランディ21(川内のスポーツセンターから移転)

※他、宮城大学もね。

その県も、仙台圏に近年整備した施設は、多賀城の歴史博物館(新駅近く)、教育センター(美田園駅近く)など、以前と比べて駅近も増えているし、以前のような車でしか行けない場所にということはなくなってきたのは良いところ。

そうすると、あえて県は県民会館の後継施設を整備しなくともいいのではという気がしてきました。基礎自治体である仙台市が立派な施設を作ってくれるのだし、県が作る場合は街中が難しいとなると、無理に仙台市と張り合って作ろうとも立地条件的に勝ち目はないのでは。そういう意味でうまく仙台市と調整して欲しいと思います。

2018年1月 7日 (日)

H30年4月の市バス路線減便について

 いろいろと市議会やメディアで昨年末に取り上げられていたこのニュース。1日に運行する全本数の2.4%の便数が減便となり、改変の第1歩になります。
この度の市バスの経営悪化については、東西線の開業という大きなきっかけはあれども、3駅からの100円区間設定方法の失敗(地下鉄乗継のみに限定しなかったこと)、東西線駅に結節させるための無理な路線設定(特に薬師堂)が大きいと思っています。
今回のダイヤ改正の概要が、市交通局HPにアップされたので、それをもとに考察します。
以前からいろいろと情報は出ていましたが、
(1)鶴ケ谷線の深夜バス廃止による終バス繰り上げ
(2)地下鉄結節路線での夜間帯の減便
(3)薬師堂駅への無理な路線設定解消と、荒井駅周辺の便数減
(4)緑ヶ丘地域のバス路線効率化(緑ヶ丘線と恵和町線の一部統合)
(5)高校通学路線の廃止(泉松陵・明成と旭ヶ丘駅を結ぶ路線)
いろいろ反対が出るだろうから、減便路線については輸送密度も提示することで、やむを得ないという面を押し出しています。
まずは、
(1)鶴ケ谷線の深夜バス廃止による終バス繰り上げ
 
23時52分旭ヶ丘駅発で、市バスでは最も遅い便でしたが、廃止になるようです。東西線開業のH27.12月に続いて、H28年10月にとどめを刺すように実施された宮交バスの23時以降に発車するバスの全廃があり、その流れなんでしょうね。ただし、利用率が悪いわけではなく、乗車密度が6名と低いのは、単に東仙台営業所に回送する都合上、全区間での輸送密度を算出しているだけで、ほとんどが南光台・鶴ケ谷で降りてしまうことを考えると、意図的に輸送密度を低く出しているような気がしないでもない。
 

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これは、宮交深夜便廃止の際にも言っているけど、なんでいきなり廃止なの?23時もしくは23時30分以降の便を深夜バスとして2倍運賃を徴収するなどで、深夜の人件費負担をペイするという方法は各都市(新潟市の新潟交通でさえも)でポピュラーな方法なので、地下鉄沿線以外を切り捨てする前にちょっと一工夫できるじゃん。まぁ、やるんだったら、東西線開業と同時に実施したバスへのイクスカ導入時に運賃プログラムをいじっとけばよかったのに、単独で改修すると改修費の方が高くなり全くペイできないけどね。やるんだったら、消費税10%のタイミングか。

(2)地下鉄結節路線での夜間帯の減便

22時以降の地下鉄駅結節バスを中心に、減便が実施されます。

とはいっても、乗車密度が数名、ひどいところではほとんどゼロに近いものも。

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その中でも、地下鉄駅発のバスが数名レベルであれば、確かに厳しいなーと。ここにあげられている路線はほとんどが東西線バス乗継駅からの便。特に薬師堂駅と荒井駅がらみが大半で、実際この路線の需要喚起は難しいよなぁと思う。

その中で、数少ない八木山動物公園駅駅絡みの減便では、西ノ平線の動物公園駅22時6分発長町駅東口行が無くなり、21時50分頃発が最終バスになりそうです。

それにしても、実際芦口エリアは長町南駅から乗り継ぐ流れが自然なのに、長町駅発が20時半位が最終で何もない動物公園駅経由で乗継させようというのが露骨でしたが、やっぱりそういう政策的な路線は上手くいかない。朝は動物公園経由の方が渋滞もなく、地下鉄も座れるというメリットはあり、朝の動物公園行は1便増になるようで。

(3)薬師堂駅への無理な路線設定解消と、荒井駅周辺の便数減
やっぱりねと、上述の芦口付近の東西線誘導とも共通するところですが、薬師堂駅付近のバス路線は、改めて見ても中心部へ行く数少ないバスが若林区役所を2回通るとか、区役所を無理に経由させようとして、駅への所要時間が伸びてしまうとか、あからさまな露骨な路線の利用率が低くなっており、再編の対象になっています。
詳しくは、下記の改変路線図と本数の変化を見ていただければ。しかし、100円バスで大盤振る舞いしてもこのようにほとんど利用されていない区間もあったり、ヤバいよねー。特に荒井駅絡み。休日はほとんど利用されていないし。

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(4)緑ヶ丘地域のバス路線効率化(緑ヶ丘線と恵和町線の一部統合)
ここも、以前から予想していた路線統合です。統合することで、長町駅と動物公園駅を結ぶ便が約15往復増便になる他、両路線で重複していた緑ヶ丘・青山区間の運行効率化にもなるし、なぜ東西線開業時にやらなかったのかという感想。

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ただ、恵和町線は数少ない中型バスを使っているので、大型バスを使っている緑ヶ丘線と完全に統合はできず、また朝ラッシュ時の動物公園駅への大量輸送は緑ヶ丘線が主に担うという役割分担で、うまく効率化を図ってきました。

一応効率化の名のもとに恵和町線は1往復減されますが、動物公園⇔緑ヶ丘3丁目までは、動物公園駅発が5本増、動物公園行きが3本増と効率化と利便性向上を両立させた例。こういう効率化はwin-winで良いですね。

あと恵和町をあえて経由させる意味があるのかどうか。ちょっと下に降りると西ノ平線の芦口経由の新路線も30分に1本運行されているし。多少の高低差はあるから、さすがにすぐに廃止はできないんでしょうけど。
 なお、便数減らしたいんであれば、乗車率の低い仙台駅⇔交通局の効率化が最も効果があると思ったり。当然仙台駅での乗継割引が前提ですが。
(5)高校通学路線の廃止(泉松陵・明成と旭ヶ丘駅を結ぶ路線)

同じ旭ヶ丘駅からの路線ですが、明成へは地下鉄からの乗継を目的としており、また泉松陵へは地下鉄からの乗継ではなく、わざわざ遠回りして旭ヶ丘・南光台南側・鶴ケ谷からの通学者の便を確保しており、それぞれ多少背景は違います。

明成は北仙台経由などもあるし、泉松陵へは学都パスで単価が低いから収益性は低いだろうから、ラッシュ時の効率化を考えるとやむを得ないのかなと。それぞれ1往復しかないから、特に夕方は部活の学生は使えないし、自転車で通っている学生の方が多いのかなと。最近は電動も安くなっているし。

 縮小一辺倒ではなく、一部路線の増便もあったり、メリハリをつけた再編にはなっていますが、まだまだ聖域があったり、やりようはあるのかとも思います。

2018年1月 3日 (水)

2018年になりました

年末年始、家庭行事などであっという間に休みが過ぎて行き、明日から仕事初め。。。
昨年は、何があったかなと思い出してみると、
記事にしたトピックとしては、あまり目立ったものはありませんでしたね。
 

仙台駅前の状況
悪いニュースでは、2月末のさくら野百貨店仙台店の破たんもありました。年末の河北のさくら野特集記事は、破たんに至る背景、東急不動産の関与と撤退などの経緯など読み応えのあるものでした。

いずれにせよ、向かい側のオリックス系のEDEN、GSビルと合わせた仙台駅前の目抜き通りである青葉通りの両脇がみすぼらしい状態で据え置かれることになります。

仙台市としては、イービーンズ周辺に加え、さくら野、エデンと駅前の主要な再開発候補地について、地権者次第という姿勢を崩していませんが、及び腰というか積極的な関与を示さないのはどうなんでしょうね。

パルコ2の開業で仙台駅から目立つあの一角が華やかになった反面、結局パイは変わらず取り合いをしているという面もありますね。
東西線の開業及びエスパル東館やパルコ&パルコ2などの影響で、仙台駅前一極集中のイメージが強いところですが、ホビー系の専門店集積で何とか生き残っているイービーンズ、厳しい状況のラビ仙台など、明暗分かれる展開でもあります。
ヨドバシ新館の続報もない状況で、今年度の良いニュースはあるのかな?東西線沿線開発としての卸町イオン位?他はすぐに思いつかないので、改めて整理してみます。

地元プロスポーツの状況
 その他、スポーツでは、楽天イーグルスの前半と後半での明暗分かれる戦いぶりながら、4年ぶりのCS進出での奮闘、ベガルタ仙台のルバンカップベスト4など、それなりに楽しませてくれました。両方ともほとんどスタジアムには行けませんでしたが。
 楽天は、昨年の外国人がほぼ残留し、戦力的には多少上積みを図れる状況ではあります。ただ、球場名の度重なる変更「楽天生命パーク」はいい加減にして欲しいと思いますが、県としても楽天の意向を飲まざるを得ない力関係の状況なんでしょうね。あれだけスタジアム改修に費用を投じているとしても、契約期間中は変更なしにして欲しいと思います。

ベガルタは、今年基礎を築いた3-4-3のシステムを熟成させ、上位を目指す1年になります。レンタル移籍組の中で、クリスラン、増嶋以外(石原、野津田!そいえば平山も)はレンタル延長、中野と古林は完全移籍に成功し、昨年完全移籍した三田を神戸に引き抜かれたのはショックながらも、それなりに戦える戦力になっているのでは。

FWのジャーメイン良が昨年の特別指定選手から加入、川崎から若手有望株の板倉のレンタル移籍もあり、あとはクリスランに代わる外国人に期待と行きたいところだけど、あまりナベは外国人を使わない(このシステムにうまく落とし込めない)イメージがあるので、何とも言えない。
 まぁ、このブログも相変わらずのペースになりますが、ぼちぼち続けていきますので、よろしくお願いします。
 

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