ベガルタ

2022年9月 7日 (水)

ベガルタ原崎監督解任。そして伊藤新監督就任

 お盆中のホーム大宮戦から先日の水戸戦まで,なすすべなく4連続完敗で,2位以上のJ1自動昇格戦線から完全に出遅れてしまっていたベガルタ仙台。

今日の昼休みに激震が入りました。電撃的な原崎監督退任。予想していた責任を取っての辞任と思ったら,解任と聞いて二度ビックリ!

原崎政人監督 解任のお知らせ(ベガルタHPより抜粋)


このたび、原崎政人監督との契約を9月6日付けで解除いたしましたのでお知らせします。

原崎 政人監督 コメント

いつもベガルタ仙台への応援ならびにサポートありがとうございます。このたび、監督を退くことになりました。一緒に最後まで諦めずJ1復帰のために戦ってくれた選手、スタッフ、そしてどんな時でも応援・サポートしてくださったファン・サポーターのみなさま、スポンサーのみなさまに深く感謝申し上げます。
昨年J2降格が決まっても残ってくれた選手たち、J1復帰を共に実現するために新しく来てくれた選手たちは、私のトレーニングに真剣に取り組んでくれていました。まだまだ諦めず、前を向いて這い上がろうとしているところでしたが、この数試合悔しい結果となり、優位な状態でJ1に復帰するという道を難しくしてしまい、大変申し訳なく思っています。
私はベガルタ仙台を去りますが、ベガルタ仙台の更なる活躍・発展を願っています。本当にありがとうございました。

株式会社ベガルタ仙台 代表取締役社長 佐々木 知廣 コメント

昨シーズン終盤2試合からトップチームの指揮をとっていただいた原崎政人監督との契約を解除することになりました。
J1復帰を果たすために、今シーズン当初より攻撃的なサッカーを展開し、リーグトップの得点力を武器に前半を2位で折り返す等、チームの成長を促していただいた功績に感謝しております。
ベガルタ仙台は一年でJ1復帰を果たすことを目標に、一丸となって取り組んできました。その目標を完遂するため、停滞する現状を打開し、いま一度心を新たにしてリーグ戦に臨むため、苦渋の決断ではありますが指揮官交代を選択しました。
選手・スタッフには私から直接この決断を伝え、クラブとしてはぶれることなく、自分たちの信じた道を突き進み、その先に目標達成を果たしたいと話しました。
ベガルタ仙台を応援いただくすべてのみなさまには、ご理解をいただき、引き続きご支援と応援をいただきますようお願い申し上げます。

 

お盆から急降下

 ちょと前まで,J2リーグトップの攻撃力を誇っていたチームとは思えない急降下ぶりでした。

「むざむざと先制され,追いつけない」酷い試合を4試合も見せつけられ,これまで期待の期待が一気に萎みました。

 それも,全て下位チームに対して先制を許しての惨敗。うち,ホームの試合が3試合。そりゃ解任されてもおかしくないって。


 ① 8/6     仙台4-1金沢(アウェイ)

 ② 8/13  大宮3ー2仙台(ホーム)

 ③ 8/20  群馬1-0仙台(アウェイ)

 ④ 8/27    千葉2-0仙台(ホーム)

 ⑤ 9/3  水戸2-1仙台(ホーム) 

 J2残留をかけた背水の陣の大宮と群馬に,1点差で2連敗した時点で,黄色信号が灯っていたけど,その後の千葉戦では6月のフクアリでのアウェイ戦をなぞるような,完全に攻略された敗戦。水戸戦は選手も完全に縮こまっているような試合で,観戦しながらも勝つ気が全くせず。

 しかし,関東勢に本当に相性が悪いですねぇ。直近の4連敗すべて関東のチーム。横浜FCには2敗,春には町田とベルディに負けるなど,ことごとくやられて,トータルで4勝1分け9敗っていう現実。

①金沢戦

 2年半ぶりの声出し応援復活試合で,5月のホーム試合に続きザル守備の金沢に大勝し,「俺たちの攻撃力最強!」「声出し応援が復活すれば怖いものなし」と勘違いしたんでしょうか。その試合も,最後の最後に皆川が苦手なPKを外して試合終了という,何とも後味の悪い思いが。昇格争いには得失点差が1点でもあった方が良いところなので嫌な予感がしたのが的中した感が。

②大宮戦

 確かに,大宮はその前の試合で首位の横浜FCに勝利し,勢いを以って仙台に乗り込んで来たけれど,「前節の大勝の勢いそのままに,イケイケの試合運びのスキを突いてカウンター」やらミスやらで,あっという間の3失点。帳尻合わせで2点を返してもジ・エンド。

 おそらくコロナで中山が離脱したという不利な要素はあったけれど,試合の入りは悪くなかっただけに,代役のカルドーゾの相手ゴール前でハイボールをヘディングでクリアしきれなかった軽いプレイが怒涛の失点のきっかけになったのがなんとも。歯車がおかしくなるのはちょっとしたきっかけなんだと。

③群馬戦

 3月にも守備的な相手に得点を奪えず,負けてもおかしくないながらもスコアレスドロー。相手は元浦和で仙台出身の大槻監督。テグが就任しなければ,大槻監督になっていた可能性が高かったなど,因縁の深い相手でもありますが,そうはいっても下位に沈む群馬に2試合ともノーゴールというのは,完全にスカウティングに長けた大槻監督に負けていたんじゃない?これまでのJ2時代から続けた群馬戦無敗が途切れる歴史的な試合。

④千葉戦

 こちらも,6月のアウェイの試合をなぞるような,完全にはめられた0-2での敗戦。ただ,中山が復活したので相性の悪さはあれども,ちょっとは期待したところはありましたが,無為に失点を重ね試合中に心が折れました。千葉戦初勝利はならず。相性の悪い相手にはとことん悪いのがベガルタ。アウェイの浦和戦無勝利とか。

⑤水戸戦

 最近上向きの水戸。勝って涙を流すなど,秋葉監督のキャラクターが注目されていますが,こういうチームには選手をうまく乗せることができる監督が合うんでしょうね。3月のアウェイ試合こそ,遠藤のロスタイムゴールで辛うじて3-2で勝ったけれど,終始押されて負けてもおかしくなかった試合。春先はこういう感じで勝ち点を拾えていたけれど,メッキがはがれ,まだサンドバック状態の試合で,2年9か月ぶりのホームでの声出し応援の効果もなく,通算23勝7分1敗と,30試合以上戦って圧倒的な対戦成績だった水戸に負けたというのは,やっぱり衝撃。

監督交代やむなしの状況

 もう自動昇格はあきらめざるを得ない状況ながらも,このような状況が続けばカンフル剤として監督交代しかないとは思ってました。

 ただ,まさか佐々木社長が原崎監督を切ることはないだろうから,試合後のインタビューも目もうつろで限界の状態であり,本人からの退任はあるかと思っていたところ。

 昨年もこの時期からどうしようもない試合を繰り返し,占いでスタメンを決めるなどで選手と溝ができた手倉森監督をひたすら擁護し,降格決定後に勇退という形を取らせただけに,火中の栗を拾ってくれた原崎監督を切る決断を下したということは,本当に驚きでした。

 観客動員も戻りつつあり,スポンサー集めも順調で,前任のMMT出身社長との行動力とベガルタ愛の違いを感じていただけに,経営者として,チームを勝たせることのできない監督と2年連続の心中はできなかったのでしょう。いろいろイベントやって観客を増やしても,ホームで勝てない監督は致命的。

 ◉ホーム成績は直近4連敗

 ◉ホームの大入り試合で勝てず(6月の横浜FCとの直接対決やダービーの山形戦)

 ◉(現時点での)上位3チームには2敗2分けで無勝利
 ◉勝利や得失点差は関東以外の下位チーム相手に稼いだのが大部分。

 ◉相性が良かった群馬と水戸にむざむざと敗戦。

そして,とどめになったのは,

 ◉木山前監督率いる岡山に順位で抜かれ,4位転落したこと

ではないかな。佐々木社長として,木山監督を止めさせてテグを連れてきたという経緯があるだけに,その監督に順位で抜かれるのは許せないと。

遅すぎたけれど,良い決断だと思います。

原崎監督の功罪

 昨年までの1点が取れるかどうかという,得点力欠乏のチームを見せつけられただけに,ここまで3点以上の得点を取る勝ち試合を11試合も見せてもらえたのは,胸のすく思いでした。

 ただし,3点取っても無失点試合は少なく,11試合中2試合のみ。

 あれ?っていう,クロスからあっという間にゴールに流し込まれる光景を何度見たことか。4,5点取っても必ずお約束の失点とか,シビアなJ1昇格争いにあたっては致命的なところ。

 3人のキーパーの交代起用も不可解でした。守備の構築を最後までできず,自慢の得点力も削られてしまえば,もう引出しはない。

 ただ,3月下旬もですが,好調時にコロナでの選手離脱やケガ人続出で,その時点で下位低迷してもおかしくなかったところ,何とか立て直したところは評価できると。そうでなければ,前回のJ2降格後と同様,昇格争いにほとんど絡めずに低迷というシーズンを送ることになったかもしれないので,一応昇格争いにお盆まで絡めたというのは良かったと思うしかない。

 ただ,8月の2回目のコロナ選手離脱も気の毒とはいえ,対戦相手の千葉もベガルタ以上に影響を受けとっかえひっかえ状態だっただけに,どのチームも状況は同じ。そもそも2位の新潟は開幕前に選手に蔓延して開幕どころではないところから,何とか戦ってきたチームだったりする。

 なので,昨年あの降格後のどん底の状況で監督を引き受けてくれたことには感謝しかないですが,そもそも佐々木社長は長期的に監督を任せるつもりがあるとは思っておらず,ナベさんみたいに自分の色を付けながら監督として実績を積んでくれれば儲けもの見たいな感じだったのでは。

 コーチ時代から選手に良く慕われ,中山や名倉などハラさんに誘われた選手も多いようで,選手たちには,その無念さを晴らし解任ブーストでの発奮を期待したい。

伊藤新監督

 正直,甲府の監督をやっていたのは知ってたけれど,,ジュビロの監督をこの夏に解任されたことは知らず。
選手としての川崎フロンターレ時代に苦しめられたイメージが強い。

 でも甲府時代には昇格一歩手前まで持って行ったり,J2を良く知る監督。

 ガンバを解任された片野坂氏の方が,ベガルタOBということもあり,大分をJ3からJ1に上げた監督でもあり,次の10日の試合が大分戦というのも出来過ぎたシチュエーション最初は頭をよぎりましたが,さすがに市場価値が高く,ベガルタが就任を打診できる年俸ではなかったのかと。

 まぁ,残り8試合でプレーオフには残って欲しいですが,長崎や大分,徳島など実力のある元J1チームが下の順位に控えており,また,水戸も山形,千葉もプレーオフ進出をあきらめていないなど,血みどろの残り試合が続きます。新監督には軽々しく全勝なんて言って欲しくないし,期待もしないけれど,チームを立て直し,少しは夢を持たせてくれればと思います。

 B1昇格を決めた仙台89ersも再昇格まで5年かかったし,前回のベガルタもJ2に6年もいたことを考えると,あまり焦らず見守りたいと思って居ます。

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2022年9月 4日 (日)

久々の新潟 その(5)新潟日報メディアシップ展望台より

新潟シリーズはまだ続きます。

 以前記事にした,新潟都心部随一の商業集積である万代シテイの交差点向かいに建つ,地元紙新潟日報の本社ビル兼複合施設である,「新潟日報メディアシップ」。開業した2013年から約10年を迎えます。

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 宮城(仙台)で例えると,地元紙河北新報の本社兼複合商業施設ということになります。

 実際は河北新報の本社は単独社屋で再開発の予定もありませんし,地元バス会社の宮城交通も虎の子の車庫の土地は赤字補填でマンション用地に売却したり(北仙台ターミナル・長町ターミナル)と,置かれている状況は異なるにしても,新潟は,地元バス会社の新潟交通が万代シテイを運営していたり,地元企業がまちづくりに積極的に関わっているように思えます。

 地上20階,高さ105mと,仙台駅前では,アエルの交差点向かいに建つアジュール仙台位の規模感です。

 「メディアシップ」という名前の通り,建物の曲線が帆を描いており,絵になるデザインのビルです。

フロア構成

 低層部に各種サービス施設,高層階にオフィスという構成。最上階は無料の展望スペースです。

新潟では,近隣の朱鷺メッセのホテル日航最上階にも無料展望スペースがありますが,ともに海を眺めることができて,解放感があります。

1~2階   イベント広場,新潟日報ホール,飲食店

3~4階   クリニック・健康・ライフスタイルショップ

5階     記念館(新潟文化の記憶館 等)

6階     貸セミナールーム

7階     カルチャースクール

8~13階  貸オフィス

14~18階 新潟日報オフィス

19階    飲食店(叙々苑 等)

20階    展望フロア

展望フロアからの眺め

 展望フロアは,年配の方を含めた家族連れを中心に,そこそこにぎわっていました。

 写真は東側朱鷺メッセ方面です。当日は本当に暑い日で,気持ち良い青空でした。

日航ホテルは本当に折れそうなほどスレンダーなビルですね。朱鷺メッセは新潟県と民間が協力して約20年前に再開発事業で完成した施設群で,完成したころに佐渡汽船に乗る時に通ったなぁと。15年前に訪問した時には展望台に登り,眺めに感動した記憶があります。

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信濃川西側の古町地区方面です。川幅が広い信濃川が「古町」と「万代・新潟駅前」を二分していることは,街づくりを阻害する面もありながらも,都市のど真ん中に親水空間が存在することは,間違いなく都市としての誇るべき個性に感じます。

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 南側は,鳥屋野潟の先に,J2のライバルアルビレックス新潟のホームである「デンカビックスワンスタジアム」と隣の野球場「ハードオフエコスタ」が見えます。

訪問した7月の時期には首位を争っていた相手ですが,ベガルタは自滅の4連敗で順位を離され,J1自動昇格は絶望の位置になってしまいました。10月に残されたビックスワンでの直接対決が決戦とはなくなってしまい,本当に虚しい気持ちになります。

 しかしながら,都心部からも駅からも離れたこの位置に,高速道路や新潟バイパスからのアクセスを優先し巨大なスタジアム2つを並べて整備するという姿勢が新潟らしいというか。

 スタジアムは仙台の方がともに駅近で断然立地条件が良い(某宮スタは無視)反面,仙台のコンベンション施設は「夢メッセ(県)」と「国際センター(市)」「ウエスティンホテル(民間)」に中途半端に分かれており,上述のように新潟の方が立地条件も機能も優れているなど,両都市にそれぞれ違いが大きいところが面白味があります。

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ビルから見下ろす光景

 南東側の足元ですが,存在感のあるANAクラウンプラザ新潟をはじめとした中層ビルが立ち並ぶ一方,都心部にしては広大な平面駐車場も目立ちます。その先は,低層の街並みに変わります。

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西側の足元は,万代シテイ方面で,左は伊勢丹,右はビルボードプレイスです。2階レベルのデッキを通じて相互に連絡されているのが分かります。

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南側のJR新潟駅方面です。駅前に続く東大通が屈曲した部分に巨大なアパホテル&リゾート(新潟駅前大通)が立地しています。その付近にタワークレーンが見え,建設中のビルが集まっているようですね。

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 この後は,6月に駅の高架化がほぼ完成供用したばかりの新潟駅に向かいました。次回は新潟駅レポです。

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2021年11月 7日 (日)

ミヤテレ 泉中央へ移転か?

 近年,在仙のテレビ局の局舎移転・新築が相次いでいましたが,現在地である宮城野区日の出町からの移転が取りだたされていた最後の候補,ミヤテレこと「宮城テレビ放送」が,泉中央駅前に残る最後の虎の子の土地を取得したとのニュースが。


宮城テレビ放送/有効活用の検討へ/仙台市泉中央に用地取得/仙台市地下鉄泉中央駅東側の約6100㎡


宮城テレビ放送(仙台市宮城野区日の出町1の5の33 大沼裕之代表取締役社長)は、仙台市泉区泉中央1丁目の用地約6100平方㍍を取得した。今後、取得した用地の有効活用を検討する。

今回同社が取得した用地は、仙台市泉区泉中央1の3の1ほか地内で仙台市営地下鉄南北線泉中央駅の東側近隣地。宮城県警泉警察署の北側に位置し、泉中央通り線と泉ヶ岳通り線に隣接した、現在は有料駐車場として使用しているところ。以前は大手商社が所有していた。

同用地周辺は、1980年に仙台市に隣接する当時の泉市が副都心形成に向けた土地区画整理事業を施行したエリアで、区画整理内には仙台市泉区役所(当時の泉市役所)をはじめセルバやアリオ仙台泉などの商業施設があり、仙台市内北部の中心地区を形成。

宮城テレビ放送は、70年にTBS系列の東北放送、フジテレビ系列の仙台放送に続く宮城県内で3番目の民放局として開局。日本テレビ系の東北ブロックの基幹局で2020年10月には開局50周年を迎えた。既存の放送局は老朽化が著しく、施設のある宮城野区日の出町地内は近年のゲリラ豪雨による浸水で隣接する国道45号が冠水するなど、報道取材にも影響が出ていた。

宮城県内の放送局では、近年、老朽化した施設の整備が相次いで進められており、仙台放送が04年に仙台市青葉区上杉5丁目に新社屋を建設したほか、日本放送協会が18年に仙台市青葉区錦町1丁目から青葉区本町2丁目に移転、20年に東北放送が仙台市太白区八木山香澄町で社屋を建て替え、仙台市青葉区双葉ケ丘2丁目にあった東日本放送は今年、仙台市太白区あすと長町1丁目で業務を開始している。(2021-11-05みやぎ建設新聞より)

相次いでいた在仙放送局の移転・新築

 9月20日に,KHB東日本放送が,市北部の双葉ケ丘からあすと長町に移転したのは記憶に新しいですが,3年半前の2018年にはNHK仙台放送局が愛宕上杉通沿いから,錦町公園横の旧ホテル仙台プラザの跡地に移転しています。

 八木山の東北放送は,テレビ塔が敷地内にあるメリット,及び敷地に余裕があるためか,現敷地内での建替えを選定しましたが,これは地下鉄東西線の開業で八木山動物公園駅から徒歩圏になったことも現在地に残った理由としてあるのかと思います。

 20年近く前には,仙台放送が,大年寺山テレビ塔の至近にあった太白区茂ケ崎から現在の上杉へ移転するなど,札幌が大通付近の都心部に集中しているのに対し,在仙の5放送局は都心と郊外でバランスよく位置しています。

 その中で,唯一移転がまだで可能性が残っていたミヤテレですが,2004年にJR仙石線小鶴新田駅が開業し鉄道駅からの交通の便は改善されたにせよ,記事の通り近隣は冠水被害に度々遭うなど,災害時への対応を考えると適地ではなくなってきたという背景も。とはいえ,候補地は宮城野区から離れることなく東口近辺かなと思っていただけに,泉中央に土地を取得したのは意外な印象を持ちました。

南北の副都心にバランス良く

 仮に,今回の取得地が放送局の移転地としたら,双葉ケ丘にあったKHBのあすと長町移転で空白地になった仙台市北部をテリトリーにすることができるというメリットが生じます。

 また,KHBはあすと長町の杜の広場隣接地という,イベント開催や中継にあたり好条件の立地ですが,今回のミヤテレ取得地は泉中央駅のペデストリアンデッキに面する場所で,区民祭りなどのイベントも行われているところであり,さらに普段の人通りは駅前だけに杜の広場よりも格段に多いので,KHBに対抗した訳ではないにせよ,最高の場所を抑えた形です。

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 メディアの多様化で広告料収入の減少など,生き残りに必死な地元民間放送局として,地域密着の方針がカギになるのではと。もともと,東北放送はもともと八木山の放送局とのイメージが強かったですが,仙台放送もKHBもミヤテレも移転前では放送局が立地している場所に根付いているとは言い難い感がありました。都心部に移転した仙台放送はともかく,他の民放3局は,仙台市内の郊外部で地域色を出していく方向になりそうです。KHBは長町商店街や89ersとのコラボを進めており,ミヤテレは泉中央とベガルタ?ただしもうJ2降格は避けられず,もはやテレビ中継の増は難しい状況になってしまったので,送り込んだ前社長が残した負の遺産解消をしてもらわないと。

余裕のある敷地面積をどう活用する?

 6100平米となると,あすと長町に移転したKHB(6600平米)と同程度の面積です。

 KHBの放送局部分は,うち4600平米に地上5階建てで建設され,残る2000平米は活用を模索しながら現在はコインパーキングとなっていますので,ミヤテレの6100平米も仮に放送局の移転地としては十分。

 容積率は,KHB所有地と同様に商業地域で400%あるので,放送局以外との複合施設として,土地代の負担を和らげる活用を模索するはず。

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 可能性が高いのは,1階部分の一部はバスプールの拡張用地として市の負担で整備し,2階以上を放送局機能という形であれば,長年の狭隘な泉中央バスプールの課題が解消されることにもなります。残りは必要なミヤテレの職員や機材車用駐車場を確保するなど。

泉中央駅前の最後の好立地

 さらに,このミヤテレが取得した街区は,セルバ南側でかつては商業活用を模索しながらも,区画整理終了後約30年にわたって平面駐車場として寝かされていた街区です。写真では,セルバと奥の泉警察署の間の街区です。

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 もともと,泉新都心という第三セクターが中心となってまちづくりを進めていた泉中央地区。この第三セクターが解散し区画整理の中心的な役割を果たしていた住友商事が市の所有株を引き受けました。この街区の所有権を持っていた住友商事はアリオ・セルバの大家として,泉中央副都心のまちづくりに多大な協力をしていた企業なので,この残された虎の子の街区を単に高く買ってくれるところに売却するようなことはしませんでした。

 副都心整備の経緯から,長町駅前と比較しても厳しめの地区計画が策定され,該当する駅前B地区は業務・商業・公益施設を整備する街区とされ,少なくとも1階又は1~2階は共同住宅としての活用を禁止されています。

 とはいえ,長町駅前のヤマザワ所有地は三井不動産他に売却され,パークタワーあすと長町が建設されましたが,1~2階は住宅が禁止だったので,3階以上が分譲住宅となりました。駅前の通りに面する部分は住宅が不可であり,敢えて現在フィットネス等が入る商業棟部分を敷地分割したり抜け道はあり,地区計画にも限界があります。

 このようなことをしなかったというのが,泉中央駅前のまちづくりに責任を持つ企業が土地を保有していたということ。単なる民間企業であれば,とっくの昔にタワーマンションが建ってしまっていたでしょう。

 泉中央とあすと長町のまちづくりの比較については過去記事に。

セルバテラスと泉中央の変化(2017/8/20)

 よって,正式発表前なので,あえて”仮に”と表現しましたが,この土地にふさわしい活用をする企業に売却したということから,,放送局の移転地として確定とみています。

 このような,泉中央駅前のラストピースが埋まり,副都心にふさわしい施設が整備されることになれば,本当に喜ばしいです。

 KHBも発表から移転まで5年以上かかったので,2026~27年度移転完了位のスパンの計画になるでしょう。さくらの跡地の再開発完成前位でしょうか。具体の移転発表と,詳細計画を待ちたいと思います。

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2020年9月19日 (土)

ベガルタ仙台 債務超過を回避するために

 レディースチームのマイナビへの譲渡決定ニュースの際に,さりげなく8億の赤字見込みとの情報を流していたので,愕然とするとともにある程度の覚悟はしていましたが,このタイミングで,前期4億の赤字に続き,今期7億の赤字見込みとのニュースが流れました。

ベガルタレディース マイナビへチーム譲渡発表(9/2)

 本当に,気持ちがザワザワします。正直,悲しいし,腹立たしい思いです。

ベガルタ、3億5000万円債務超過 20年度見込み コロナで収入大幅減

サッカーJ1仙台などを運営するベガルタ仙台(仙台市)が、2020年度決算で約3億5000万円の債務超過に陥る見込みであることが17日、分かった。新型コロナウイルスの影響で入場料収入とスポンサー収入が大幅に減少し、営業収益が前年度比9億円減の約18億円まで落ち込むため。経営改善策の一環として、サポーターらに近く運営資金の募金を呼び掛ける。

 河北新報社の質問に菊池秀逸社長が書面で明らかにした。入場料収入は予算比5億4000万円減の1億5000万円、スポンサー収入は同3億円減の9億8000万円にとどまると試算。最終赤字は現チーム名となった1999年以降最大の約7億円を見込み、純資産3億5600万円を上回る。
 Jリーグの規定では、債務超過に陥るとリーグ参加資格となるクラブライセンスをはく奪されるが、今期は新型コロナによる特例措置で適用されない。菊池社長は「来期も特例措置を継続するかはリーグが今、検討中」と説明した。
 今後は経営改善を進める。19年度に約13億円を計上したチーム人件費は「リーグで最低の水準にあり、J1で戦い続けるには最低でも現在の金額が必要」と来期も維持する方針。経費削減に向け、1日にはマイナビベガルタ仙台レディースの経営権譲渡を発表したが、他の支出項目も「聖域を設けずに予算を削減する」とした。
 収入面では、感染予防による試合の入場制限が続き入場料収入の回復は見通せない。19年度並みの営業収入を達成するには「少なくとも15億円のスポンサー収入が必要」と強調。新規協賛の獲得や既存分の増額に力を注ぐという。
 募金活動は今月下旬から始める予定。クラウドファンディングや口座振り込み、ホームのユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)などで協力を求める。
 菊池社長は「債務超過の解消が最大の課題。自助努力で赤字額の圧縮に努めていく」とした(9/18河北より引用)。

なぜ社長自らの呼びかけがないの?

 チーム及び社長が自ら発表という形ではなく,「河北新報社の質問に,社長が書面で明らかにした」という形で,こんな深刻な事態が明るみに出るのが,非常に不本意。

 今期はコロナのせいなので,だれが社長をしていても当然大変さは変わらないにしても,昨年の4億の赤字は今年の大量選手補強のための先行投資だったはず。それが,けが人続出というアクシデントが生じているとはいえ,監督交代の判断も現体制でのこと。

 渡邉監督をクビにして木山監督への交代,何が起こったのかという赤字覚悟での怒涛の補強にも関わらず,今シーズンの歯車が噛み合わず悪くなる一方の成績。何からなにまで,裏目に出ているのを何とかするのも,トップの大きな役割では。

 これまで,表にでず何も危機的な情報を自ら発信せず,「マスコミを通じての書面での回答」で,サポーターに対しての寄付の呼びかけというのは,ホンキとは思えない。まずは自分の口で状況を説明して,できることはやったけれど,これだけは協力して欲しいと呼びかけるのが筋ではないか。

入場制限3400人の継続に疑問

 本日9月19日から,イベントの観客数の制限が緩和され,会場のキャパシティに関わらず一律5000人という上限規制が撤廃され,スポーツに関しては収容人員の50%までは収容が可能となりました。プロ野球もJリーグも徐々に観客数を増やしていく方法で,本日の試合では1万人超に入場可能数を増やし,豊田スタジアムでのグランパスの試合では1.2万人弱の入場者がありました。

 比較的前のめりのプロ野球に対し,感染拡大防止ガイドラインに基づき慎重なJリーグという構図ではありますが,経営危機のベガルタ仙台が,早々に観客数の上限を3400人から増やさずに運用するという発表をしたことについては,びっくりしました。慎重すぎるというか,ことなかれ主義というか。まずは少しずつ増やして行くというメッセージを発するべきでは。

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ベガルタ仙台、観客数増やさず3400人上限に運用

 J1仙台は12日、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、本拠地のユアスタ仙台(仙台市)の観客数を増やさず、当面は現在の約3400人を上限に運用すると発表した。観客同士の間隔を一定距離空ける措置を継続するため。
 ユアスタ仙台の場合、Jリーグの感染拡大防止ガイドラインに基づいて1メートル以上の間隔を確保するには、現在の上限を維持する必要があるとしている。
 Jリーグは11日、政府のイベント制限緩和の決定を受け、19日から観客数を緩和すると発表。上限を会場収容数の50%とし、収容数が1万7000人以上のスタジアムは30%程度から段階的に引き上げる。従来は上限5000人だった(9/13河北より引用)。

 基本的に,1.7万人以上のスタジアムの観客数上限を30%にでき,徐々に引き上げられることになったのであれば,そんな寄付なんてものではなく,入場料収入として堂々とサポーターからチケットを買ってもらえば良いのではないか。3割であれば約5,500人と最大2000人程度増やすことができ,それだけで単純計算で1試合500~800万円の収入増が見込める。

 それに,このチーム成績面での苦境を打破するためには,手拍子だけかもしれないが,入場可能なサポーターを増やすことで後押しにもなると考えないのだろうか。

 更に,徐々に収容人員の50%(約9000人超)を目標に増やして行けば,その収入増も更に期待できる。

 県から出ているイベントの対応方針でも,スポーツに関して慎重な対応は求められておらず,こんな危機的な状況で,お行儀良く観客数を自己規制しながら,スポンサーやサポーターに協力して下さいというのは,とても本気で考えているとは思えない。

 より経営的に厳しい状態が明らかなサガン鳥栖の本日主催試合では,5000人まで増やしていたし,様々な解決策を見極めていくにあたり,入場料収入の落ち込みをなるべく減らすことが最も容易な手段。

 近日仙台市以外での感染拡大が気になる状況ではありますが,プロ野球と異なり基本的に試合中はビールも売っていない(アルコール持ち込みも禁止)なので,マスクを外すことはプロ野球と比較しても少ないのではと思います。

このチームを守りたい

 ブランメル時代から通っているこのチームがなくなることは勿論嫌。これまで多くの感動をもらったし,ベガルタ仙台を応援することは日常そのもの。よって,当然寄付はするつもり。ただ,それ以外でも債務超過を回避するためにどのような手段が取れうるのか。その情報を待つことにしたいと思います。

 ただ,今回を乗り切ったとしても,このままの経営体制では早かれ遅かれ行き詰るのは確実。市民クラブを標ぼうし,このままの船頭多くして船山に上るような体制は,大企業の少ない宮城・仙台という地でチーム運営していくためにはやむを得なかったとしても,例えば,長年胸スポとしてスポンサーして頂いているアイリスオーヤマは近年更に業績を上げており,このようなときにこそ経営面を含めて関与を強めてもらっても良い。また,全く新しい企業に参画してもらうこともあり。少なくとも,株主企業の持ち回りで天下り的に社長を回しているのはもう無理なのでは。

 中々気持ちの整理はつきませんが,もう少し状況を見たいと思います。

 経営面も当然ですが,チームの成績も大事。明日のFC東京戦。まずは選手の奮起を信じています。

 

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2020年9月 2日 (水)

ベガルタレディース マイナビへチーム譲渡発表

 コロナの影響を受けているのはベガルタやサッカーだけでなく,野球を含めたプロスポーツ全般ですが,親会社がなく支え手も脆弱なこの仙台の地で,チームの存続を図るためにはなりふり構っていられない状況なんでしょう。

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 3年前から命名権による「マイナビベガルタレディース」に名称変更されてたのが伏線でしたが,チームがベガルタから離れ,マイナビへ譲渡されることとなりました。

マイナビベガルタ仙台レディースの経営権譲渡 株式会社マイナビと合意書締結のお知らせ


 株式会社ベガルタ仙台は、マイナビベガルタ仙台レディース(プレナスなでしこリーグ1部)およびレディースアカデミーの経営権を株式会社マイナビへ譲渡するための基本合意書を9月1日に締結しましたのでお知らせいたします。
 今般、新型コロナウイルス感染症の影響で当クラブは今期、大幅な減収を想定しており、厳しい経営状況に陥(おちい)っております。一方で、2021年に開幕するWEリーグへ入会申請した同チームの未来を第一に考え、2017年からタイトルパートナーとして積極的に支援をいただいている株式会社マイナビへプロ化を前提にチームを託すことといたしました。

 (途中略)

代表取締役社長 菊池秀逸 コメント

 2021年のWEリーグ開幕に向けて、女子サッカーは新しいステージへ第一歩を踏み出そうとしています。監督はじめ選手のことを一番に考え、当クラブの経営状況が原因となり、チームを未来へつなぐことができないのは本意ではございません。
タイトルパートナーとして、日ごろよりサポートをいただいている株式会社マイナビと長期間に渡り協議を重ね、当クラブが注いできた情熱や愛情を継承していただけると確信しております。さらなる発展のため、信頼のおける同社へ次のステージに向けてチームを託すことといたしました。
 2011年に東日本大震災で休部した東京電力女子サッカー部マリーゼの移管からスタートし、バトンを株式会社マイナビにつなぐこととなりましたが、チームの活動は仙台をベースにすることは変わりはございません。ファン、サポーター、関係者のみなさまには今後とも変わらぬ応援、ご支援を何とぞよろしくお願いいたします。

代表取締役社長 中川信行さま コメント

東北の復興支援としてスポンサードを始め、それ以来ベガルタ仙台とは深い関わりを築いてまいりました。今回お話しをいただき、WEリーグ開幕という大きな節目を迎える今、チームのさらなる飛躍を実現したいという想いを抱きました。
また、リーグ参入が認められた暁(あかつき)には、「女子プロサッカー選手」という存在が女性アスリートの新たな「キャリア」として成立する世界観を作りたいと思っています。宮城・東北を盛り上げる存在として、地域の活性化に寄与するというマイナビベガルタ仙台レディ―スの基本的な考えや想いを引き継ぎ、仙台のみなさんやファンに愛されるチームを目指してまいります。

プレスリリース

震災復興のシンボルが。。。

 ベガルタ仙台レディースは,震災及び原発事故によりJビレッジのホームを追われた東京電力マリーゼを同じ東北のベガルタが継承した点で,震災復興のシンボル的な意味合いもありました。「ベガルタが引き受けずにどうするの?」という雰囲気もあり,自然な流れでチームを引き受けましたが,2011年の「なでしこジャパン」女子サッカーワールドカップ優勝による女子サッカーブームの後という期待感もありましたが,そのブームが完全に去ってしまった今では男子部と同じ名称を名乗る相乗効果は乏しいもので,スタジアムに駆けつけて応援するサポーターは周りに限ってはほとんど居ませんでした。もちろんスポーツニュースで流れる結果は気にしながらも。

 個人的には,これ以上ベガルタとしてレディースのサポートを続けるのは厳しいながらも,チームの出自を考えた際,来シーズンからのWEリーグへの移行を前に手を引くわけにもいかず,難しいなぁと感じていたところでした。

 男子部の方も,コロナの影響以前から,J1の経営規模から取り残されつつあり,正直女子部を抱えている余裕はなかったのですが,他の男女チームを持つ浦和湘南セレッソ,新潟などの中で,真っ先にレディースチームをギブアップした形になったのは残念ではありながら,ホームタウンを仙台に残したまま,命名権パートナーであったマイナビにチームを引き受けてもらうことについては,大変驚きながらも,良かったのではと思います。

ベガルタ仙台の今後

 この発表と合わせて,今シーズン8億の赤字見込みというニュースも出ました。コロナを理由にして,女子部の譲渡を正当化する材料に使われたようですが,実際他のJ1チームのコロナの影響が出そろっていない現在,また,他のレディースチームを持つところの状況を見ないと,公平には判断できないのではという疑念も。体よく譲渡されたような感もあります。

 その赤字幅をできるだけ小さくするための取り組みの一つとして,レディースの譲渡やボックスシートの設置などに取り組もうとしているんでしょうが,昨年の渡辺監督の首を切ってからの不自然な大補強が経営悪化を招き,クビを占めている状況。現社長になってから,何かやっているんだけれど思いが伝わってこないのがヤバイのではと。白幡社長時代が懐かしいです。

 三セクでの「船頭多くして船山に上る」ような体制では,この先迅速な経営判断はできないのではと,本当に危機感を感じます。

 そのためには少しでもチームにお金を落とすべく心がけようと思います。経済を回そうと,クラウドファンディングや割増商品券で金欠ですが。

ユアスタにボックスシート設置(8/28)

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2020年8月28日 (金)

ユアスタにボックスシート設置

 シーズン再開からそろそろ2か月経ちますが,当初の期待感がいつの間にかに失望感に変わりつつあり,一向に上向かないベガルタの調子。

再開前からのケガ人クエンカとシマオマテの復帰が近くなっている反面,一皮むけたと期待していたジャーメイン良,頼りになる松下がケガ。

ジャーメイン良は期待のあまり,弁当買うほど応援してたのに。

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期待の新人や特別指定選手でも,衝撃のデビューの小畑はクバの復帰でベンチで勉強中,こちらも流経大在学中とは思えないマリノス戦での衝撃のデビューをしたアピアタウィアもケガ。

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 阪南大在学中の真瀬は頑張っているけれど,下位相手でも引き分けが精いっぱい,上位相手には順当負けというのを見せつけられると,ユアスタに中々応援に行けない残念さもありながら,不完全燃焼の毎週末。

 交代5枚替えOKというのは,最初はワクワクしていたけど,実力差が如実に現れている。ベガルタの場合は,交代するほど選手の質が劣っていくのを見せつけられると切ない。

超厳戒態勢での試合

 今シーズンで生観戦は(当然)ホームのマリノス戦のみ。ユアスタ前も閑散としており,ホームゲームが行われるとは思えない雰囲気。

超厳戒態勢が解除され,定員の約半分の収容人員になると思っていたところ,第2波の到来で肩透かしを喰らいました。

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 横2席,前後1列を開けると本当にスカスカ。応援不可,声出し不可,拍手不可,さらにプロ野球ではOKのアルコールの販売,持ち込みも不可とあれば,席回りはゆったりでも,気分的に窮屈な観戦になることは予想していました。

 びっくりしたのが,試合前に,前のブロックにいた2人組が半径5m以上無人地帯でマスクを外したら,警備員が飛んできて注意をしていたこと。ちょっとやり過ぎではと思ったり。それでダイナミックプライシングの通常の1.5倍以上の価格であれば満員にもならないよなぁと。

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試合はご承知のとおり,引き分けかと思っていたところ,後半ロスタイム終了間際にマルコスジュニオールに決められ,すっきりとしない敗戦。

この超厳戒態勢は9月末まで続くようです。サポーターにとっても辛いけど,チームにとっても入場料収入も飲食店からの収入も見込めず,存亡の危機というのを感じます。昨年の赤字が4億円と鳥栖を笑えない状況だっただけに。

テーブル付きボックスシートの設置

 こういった状況で,以前からの計画だったのでしょうが,楽天を見習ってなのか,テーブル付きのボックスシートが来週末の9/5ガンバ戦から使用開始となります。

 ベガルタ観戦での欠点というか,グループで行ってワイワイ盛り上がりながら食べ飲みながら楽しみたいところ,弁当を置くスペースはしょうがないにしても,ドリンクホルダーがなかったのは今どき時代遅れ。

 そこで,楽天の球場で見たことあるような6人掛けのボックスシートがめったに埋まらない南側のメイン・バックスタンド上部に登場です。指定管理者でもないベガルタがユアスタの改修を認められたというのは,かなりの特例でしょうね。

 まぁ,めったに埋まらない南側上部の指定席部分を活用した試行的な取り組みなんでしょう。

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グループでの観戦に!テーブル付きボックスシート設置のお知らせ(以下ベガルタ仙台HPより引用)

ベガルタ仙台は仙台市の許可を受け、ホームスタジアムのユアテックスタジアム仙台に家族や友人同士、法人のみなさまなどグループでの観戦をよりお楽しみいただけるテーブル付きのボックスシートを設置しましたのでお知らせいたします。運用は9月5日(土) 明治安田生命J1リーグ 第14節 ガンバ大阪戦からとなります。概要は以下をご確認ください。
ドリンクホルダーの付いたテーブルを囲み、プライベート感が増すことで幅広い楽しみ方、観戦スタイルにつながるボックスシート、ぜひご活用ください。

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Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインにより、ご利用いただける席数を減らして販売いたします。感染予防、拡大防止にご協力ください。

【席数】
6名掛けボックスシート:24セット
5名掛けボックスシート: 8セット



【設置場所】
メインスタンドEエリア最上段2ブロック
バックスタンドLエリア最上段2ブロック
各ブロック、5名掛けボックスシート2セット、6名掛けボックスシート6セットを設置

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【基本価格】
6名掛けボックスシート: 24,000円(税込み)
/1セット6名での利用

5名掛けボックスシート: 20,000円(税込み)
/1セット5名での利用
ダイナミックプライシング適用対象席となります。

Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインにより収容人数に制限のある場合の運用について

〇超厳戒態勢時(収容約3,400人)は、2名までの運用となります。
6名掛けボックスシート: 2名運用 8,000円(税込み)/1セット2名
5名掛けボックスシート: 2名運用 8,000円(税込み)/1セット2名

〇厳戒態勢時(収容約9,400人)は、6名掛けは3名まで、5名掛けは2名までの運用となります。
6名掛けボックスシート: 12,000円(税込み)/1セット3名
5名掛けボックスシート: 8,000円(税込み)/1セット2名

 椅子が汚れまくっているのが気になりますが,既存の椅子を活用しながらのコストをかけない改装ですし,弁当を並べることができるテーブルに人数分のドリンクホルダーが完備で,これで1人4千円からであればありかもしれません。

 これがゴール裏上段だったら試合を見るのは厳しいでしょうが,メインないしバック側なので,試合も普通に追いながら楽しむことができそう。

 ただし,タイミング良いのか悪いのか,このボックスで2人限定で8千円から楽しめるのは怪我の功名ながら,アルコール類が解禁にならないのであれば,このようなボックスシートの需要は限られそう。

 なので,10月以降に超厳戒態勢が解除されれば徐々に本領を発揮することになりますが,悪名高いダイナミックプライシングの対象になってしまい,チケットを確保する人にとっては(特に職場等のグループの場合)最終的な1人あたりの金額が分かりづらく,誘いづらいのでは。

ダイナミックプライシングの弊害

 家族であればまだ良いけれど,ダイナミックプライシングは収入最大化にメリットになれども,「売れ行きの瞬間スピード」で判断するという仕組みがかなりの悪手。発売直後の比較的空いている時期に買えばほぼ定価で,満員に近くなったら高くなるという【売れ行きに比例するシンプルな仕組み】にしないと,2月の開幕名古屋戦のようにかなりチケット価格が高騰したように思えて,蓋を開けてみたら1.3万人という笑えないだれも得しない結末になってしまう。

 ベガルタに限らず他のチームも同様の苦しい状況ながら5千人近くを集めているチームもあります。

 ベガルタは3400人の現在の定員さえも埋まらずマリノス戦では2700人程度にとどまりました。感染への不安もあるけれど,通常の1/6の定員さえも埋められない状況をどう考えるか。自分もこの状況であれば,DAZN観戦が続いてしまいます。

 まぁ,コロナが落ち着いてくれればなのですが,この観客制限の基準も,その県の人口当たり感染者数次第で緩和するなどしないと,東京大阪などの大都市圏がこの状況だからといって,感染が酷い地域に合わせるのは,悪平等だよなぁと。

 こんな状況で,明日は苦手なサンフレッチェ広島戦。広島にはアウェイではしばらく勝っていないけれど,今年はわずか2勝がともにアウェイなので,逆にチャンス?と思って応援することとします。今年は降格がないと甘えてはいられない。

 

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2020年3月13日 (金)

明日はJRダイヤ改正 常磐線全線復旧! ほか

 新型コロナ渦で暗いニュースが続き,さらに恒例の震災特番の垂れ流しにうんざりしていたところ,週末の娯楽であるベガルタも4月への再延期が確定するなど,気分を上げるのが難しいこの頃でしたが,明るい話題としては,明日に控えた常磐線の全線再開と仙台ひたちの復活ですね。

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3月JRダイヤ改正 仙台駅時刻表は? (2/25)

常磐線全線復旧 ひたちのダイヤ考察 その1 (1/21)

常磐線全線復旧 ひたちのダイヤ考察 その2 (1/25)

常磐線特急 仙台―東京直通復活へ (19/7/6)

 とはいえ,全国一斉休校の余波で,子供の世話のために全く外出がままならない週末が続いており,明日はせいぜい長町駅近辺を10両編成で疾走するひたちを拝むこと位になりそうです。

 それにしても,9年ぶりの全線再開という祝賀ムードも吹き飛ばすコロナ渦が恨めしいところですが,落ち着いたらぜひ東京遠征に早速使ってみたいです。4時間半は新幹線の3倍とはいえ,高速バスよりは1時間も短いし,旅として考えれば良い所要時間かも!

 乗車率はさらに厳しくなるとは思いますが,コンスタントに利用されて,仙台直通が長く続いて欲しいです。

プロスポーツの対応

 仙台に本拠地を置く3大プロスポーツチームが所属する各リーグ。

 Jリーグ・Bリーグの公式戦延期,プロ野球のオープン戦無観客試合と雪崩を打つように対応がなされましたが,今後の見通しとしては,Bリーグは数試合は無観客試合での公式戦再開,Jリーグは4月3日再開が決まったようです。

 Jリーグも無観客試合の可能性は残るにしても,これ以上の再開延期は難しいとのこと。プロ野球は無観客は想定せず4月10日の再開を目標にとのことで,学校もですが,やはり4月から徐々に正常に戻していかないと,家庭も経済もうまく回っていかない。

 全国からの観客が集まってくることに関してはリスクが高まるのは確実ですが,今後はリスクと生活を共存させながら妥協点を設定して対応していくしかないのかな。 

 さて,このブログも,明るい兆しが出てくるまで,しばらくは更新ペースが落ちるでしょうが,いろいろ考える充電期間としたいと思います。

 ※先週投稿したつもりでいたのが,下書きのままになっていましたので,時期は逸しましたが公開にしておきます。

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2020年2月21日 (金)

J1 2020シーズン開幕!

不安の中のJ1開幕

 本日,フライディナイトとして,湘南ー浦和が先行開幕したJ1リーグ。

 新型コロナウイルス渦で,不安だらけのご時世で,まだ東北では感染者が発見されていないとはいえ,1.5万人以上が集まる開幕戦。いろいろと不安は感じます。

 リーグ当局からは,延期や無観客試合という選択肢も出ており,特にこういう時に屋内ドームの札幌は今後のチケット発売が中止になるなど,入場料収入に頼っているチームほど,影響は大きい。ベガルタも30万人動員を目標としているというか,達成しないと赤字確実なだけに,こういう不確定要素は本当にキツイ。

開幕前はジェットコースター状態

 昨シーズン終了後の渡辺監督退任から木山新監督の就任のモヤモヤ,アシスト王永戸の引き抜き確実報道での落胆,赤﨑,クエンカの獲得で一気に盛り上がり,ゲデスとパラの獲得と,ベガルタらしからぬ「どこにそんなカネがあったの?」祭り,そして梁の退団とサガン鳥栖移籍発表にしんみりと,オフシーズンは本当に賑やかな話題をふりまいてくれました。

 ベガルタ仙台新監督に木山氏就任へ(2019/12/11) 

 ベガルタ 梁退団発表と怒涛の新加入ラッシュ (2019/12/29)

 しかし,キャンプイン後は不安だらけ。長沢,ゲデスの前線2枚が揃ってケガ,インスタばかりしているクエンカは結局膝の半月板の手術で全治6か月。練習試合も不安な出来。補強が意欲的だっただけに,一気にしぼんでしまいました。

先行開幕のルバンカップ,そして極寒の2月開幕

 そして,先週のルバンカップ開幕の浦和戦。相性の悪い埼玉スタジアムという条件は,監督交代でリセットできるかと思ったら,さっそくケガ人の影響か,選手層の薄さを露呈してしまいました。特に左SBの永戸の穴が全く埋まっておらず,もともとCBの常田が完璧な穴になってしまったことが早く分かって良かったですが,パラもフィットしないようで,木山人脈でFC東京からレンタルで柳獲得というのは,いくらリストアップしていたとはいえ,完全に経営面では誤算。

 ただ,常田の穴を考えると,2-5というスコアの差ほどは完璧に崩されたわけではなく,ホープ田中渉の電光石火の連続得点,武者修行から復帰した佐々木匠がキレキレで十分戦力になりそうなことなど,心配し過ぎてもしょうがない。

 そのような中での,明日のユアスタでのホーム開幕名古屋戦。この条件は震災で中止になった9年前がよぎりますが,J1に初昇格した時代とは異なり,最近は名古屋戦の相性は悪くはないということを拠り所に,明日を楽しみにしています。

経営の不安解消を

 シーズンに入る前には,いつも期待と不安が入り混じる心境になるのは当たり前ながら,今年は経営面での不安がより大きいのがちょっと。

 昨シーズンは今シーズンの補強費が前倒しで入っているとはえ2.7億の赤字ということ,なのにスポンサーがさほど増えておらず,完璧にJ1規模拡大の流れに取り残されていること,観客動員30万人が黒字化の前提ということ。この観客動員については,量よりも質とのことで,開幕戦からダイナミックプライシング(DP)が本格実施され,サポ自が一時4000円超になったと思ったら,3000円強まで落ちてきたり,ちょっと上がり下がりが大きすぎて,まだ慣れません。一見さんにとっては確実に足が遠のく原因になりそうです。スマホやカード決済でそれほど金額を気にせずとも良くなったご時世ならではの施策ではありますが。

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その3 ~やはり。。。渡辺監督退任後のビジョンは?~(2019/12/10) 

 昨年試行的に実施した後半戦5試合では,収入増の効果があったとのことで,逆にA指定席などはサポ自より安かったり,席を確保したい時など使い分けがやりやすくなるので,マイナスだけではないのかなと。飛行機などもDPが当たり前になっているなど,需要の平準化のためには悪いことだけではない。我々も慣れていくしかないし,価格の変動が嫌であれば年チケに誘導する流れというのは,良く考えられています。

 明日の試合は,古巣対決として赤﨑のゴールに期待。昨年も逆噴射スタートのイメージながらも,開幕戦の浦和戦は0-0。開幕戦の戦績は良好な我がベガルタななので,少なくとも負けるイメージはありません。開幕前にいろいろありましたが,明日の開幕戦が楽しみです。

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2019年12月30日 (月)

2019 閲覧数ランキングから今年を振り返る

 今年もあと1日を残すのみ。明日は帰省するのでこの記事が今年の最後になりそうです。

 2018年は,下半期ほとんど更新せずじまいで開店休業状態でしたが,今年(2019年)の1月に復活し,5月に中だるみがありましたが,比較的コンスタントに更新できたかなと思っています。

 初めての試みとして,今年の閲覧数ランキングを。

傾向として,上半期の記事が通年で閲覧数を稼いでいる傾向はありますが,

1位は7年前の記事

 何と7年前に取り上げた「ZEPP仙台の行方」です。コンスタントに閲覧があり,やはり関心を集めているんだなぁと。

ZEPP仙台の行方 

 同規模の大型ライブハウスは,あすと長町のPIT,荒井のGIGSと競うように2つ立地したとはいえ,やはりZEPPのネームバリューは大きい。

 ヨドバシ再開発ビル(第一ビル)に入るという報道もあり,実現に近づいている状況ですが,それだけ愛されたライブハウスというのを実感しました。

 ただ,このトピックに勝てるような記事がなかったというのは,取り上げ方がマンネリ化しているためかもしれないので複雑な気分。情報収集を怠らずに引き続き頑張っていきたいと思います。

 

2位は災害公営住宅ネタ

 今年初めに全国マスコミ(ワイドショーや朝日新聞)でも取り上げられた「あすと長町復興公営住宅をめぐる日照問題」。近所ネタでセンセーショナルに取り上げられた反面, 背景が正確に説明されておらず市が悪者にされるだけの偏った報道であることが歯がゆかったので,思わず記事にしてしまいました。

 被災者の住民の方は気の毒ですが,そもそも原因となった大規模高層マンションの建設を,モラルには反するとしても合法的に遂行した某大手デべと地元デべの責任は大きいものです。比較的多くの方々に読んでもらえたので良かったです。

あすと長町復興公営住宅をめぐる日照問題

 

3位は震災・鉄道ネタ

 最近再度アクセスが増え続けているこの記事。7月の「常磐線特急 仙台―東京直通復活へ 」。3月14日のダイヤ改正に合わせての常磐線全線再開通と東京直通特急の復活が見込まれていましたが,12月中旬のダイヤ改正プレスではまだ発表されませんでした。

 しかし,「3月上旬に 沿線の双葉,大熊,富岡の3町に出されていた避難指示が駅周辺の一部で解除」との報道が先日あったことで,期待感が高まっているのを感じます。7月時点で,仙台までは4往復での復活を予想しましたが,震災前の基本4両編成での運行と異なり,10両編成での運行となるので輸送力過剰になることは避けられません。

 また,震災前と異なり常磐道が片側1車線とはいえ全通しているので,いわき⇔仙台の需要は高速バスである程度代替されているので,どの程度の乗客が戻ってくるかは未知数。仙台発着としては,震災後,上野経由新幹線ルートが最短となっていた水戸や日立など茨城県北との直接アクセス需要を転移させていくことが必要かなと(JR的には減収要因ですが)。また一番流動が太い東京ー仙台間を新幹線のサブルートとして割引切符により需要喚起するなどが考えられますが,いかんせん10両編成を埋められる気はしません。

 過去の震災からの復旧路線のプレス実績からすると,仙石線が1か月前,常磐線北部が2か月前だったので1月中の発表は確実。特急が走る路線であり,指定席予約の関係もあるので,早めに1月上旬に発表されると嬉しい。

常磐線特急 仙台―東京直通復活へ

 

4位~10位は開発ネタで独占

 震災後,都心部の再開発プロジェクトは2016年完成の仙台駅東口自由通路&パルコ2で止まってしまい,待望論が多かった開発プロジェクトで4位から10位までを占めました。うち,あすと長町関係で実質2件,都心再開発関係で実質3件です。

 都心部再開発関係は,2月に方向性が打ち出された「都心再構築プロジェクト始動?その1」の記事がランクインしましたが,7月に発表された具体的な方針の記事についても,比較的読まれています。その具体的な対象案件である待ち望まれた「ヨドバシ」「藤崎」の方向性について,経営者側から方向性が示されたという点で,閲覧数が多かった理由かなと思っています。「さくら野跡地」「EDEN再開発」についてはあまり明るいニュースはありませんでしたので,翌年度は動きが見えてくれば良いなぁ。

4位:とうとうヨドバシ再開発着工&ZEPP仙台再出店か!(8月)

5位:JRの長町駅東口開発計画が明らかに (6月)

6位:藤崎 来年に新店舗計画 (10月)

7位:ヤマダ電機 あすと長町進出へ(7月)

8位:JR長町駅東口開発計画正式発表(9月)

9位:ヨドバシ複合施設「リンクス仙台」3年以内にオープンへ (11月)

10都心再構築プロジェクト始動? その1 (2月

 なお,4位の8月のヨドバシネタについては,記事中に「特に新しい情報はない。選挙日前日で意図的なものを感じる」と一応断ってはいながらも,元議長の市議会議員選挙前のツイートに反応し,結果的に「今秋着工」というのは希望的観測のガセネタだったので,取り上げたことについて反省しています。より正確な情報としては11月に記事にした9位の「リンクス仙台」記事を参照して下さい。

来年に向けて

 通年ではランキング入りはしませんでしたが,今年後半に飛び込んできたニュースの行方が気になります。

それは,「宮城県美術館移転問題」です。縮小均衡の未来に向けて財政的なメリットを求めての動きというのは理解できなくもないですが,結論ありきの進められ方というのはやはり腑に落ちません。

 これだけ反対運動が広がっており,1月末に県知事と仙台市長の会議があるとのことで,年度内には方向性が見えてくるでしょうから,引き続き追っていきます。

宮城県美術館 宮城野原に移転?

宮城県美術館 宮城野原移転の続報

県の公共施設の立地 仙台市を無視して良いの?

 他にも,阿武隈急行復旧の行方,渡辺監督退任後のベガルタの動向なども含め,動きがあれば記事にしたいと思います。

 それでは,今年も訪問頂きありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

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2019年12月29日 (日)

ベガルタ 梁退団発表と怒涛の新加入ラッシュ

年末で出張やら風邪やらであっという間に御用納め。年賀状もやっと今日片付け,10日以上記事が空きましたが久しぶりに。

別のチームみたい。。。

 渡辺監督がフロントに対しての苦言を呈した11/30のホーム最終戦。チームの運営規模が大きくならず,毎年のように主力選手を引き抜かれ,継ぎはぎをしながらのやりくりでは理想のチーム作りができず,チームとしての将来像も見えないとの趣旨で,結局フロントはこの功労者を切る形で心機一転新しいシーズンを迎えることとなりました。

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その1(12/7)

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その2(12/9) 

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その3(12/10)

 その新監督は,元山形の木山監督を引き抜く形に。J1参入決定戦に敗れてすぐのタイミングでの山形退団と仙台就任報道。

ベガルタ仙台新監督に木山氏就任へ(12/11) 

 監督の交代は突然の印象があったのに,後任の選定はやけにスムーズでした。正式発表は19日と多少遅くなりましたが,その後の新戦力の発表が五月雨式に続きながら,年末の休みに入った12月28日,とうとう2004年から16年間チームの顔で居続けた梁勇基が契約満了でとうとうチームを離れるニュースが入ったのはご承知のとおり。

梁の退団に想う

 これについては,現役続行にこだわる梁が フロントの様々な申し出を断った形とのことで,それも梁らしいなぁと。

 プロ野球と比較してピラミッド式で下部リーグが充実しているサッカー界は,カテゴリーに拘らなければJ2,J3そしてJFLのチームに獲得してもらうことは容易。そこで試合に出れて活躍できるかは選手によりけりで,下部リーグに移してもでも歳には勝てずにあっさり引退する選手もいれは,40歳位まで何とか現役を続ける選手も多い。キングカズのようにスポンサー枠と揶揄されながらも,52歳まで現役を続け,そしてJ1への舞台に再チャレンジという稀な例もあったりするので,今後梁がサッカー選手としての物語を紡ぎ続けることを決めたのであれば,快く送り出すしかないのかなと。

 チームとしても,功労者である梁の処遇には苦慮してきたのでしょうし,だからこそこのチームで引退させてあげたいという親心からの様々な配慮をした上での話なので,あとは新たなチームが決まるのを見守って行きます。

 何らかの形で,セレモニーを開催してくれればとは思うけど,別のチームに移籍するのであれば,それどころではないだろうし,それだけが残念です。11月30日のホーム最終戦の最後の出場,その1週間後のアウェイ広島戦でのスタメン出場と,「もしや」と感じさせる起用方法だったのである程度覚悟してきましたが,これまでの功績,そして2008年入替戦ヤマハでのロスタイム直接FK,そしてJ1昇格した2010年開幕戦開始30秒での電光石火のゴールを筆頭とした記憶に残るゴール。とにかく一生懸命無尽蔵のスタミナで走り回るプレー振りは,J2からJ1に昇格しても変わりませんでした。そう考えると,2012 年に逃した優勝と昨年の天皇杯準優勝は本当に残念です。梁と一緒にJ1でのタイトルを取りたかった。

続々と大物新加入選手が発表!

 まずは川崎から名古屋にレンタル満了した赤﨑の獲得。元関東大学リーグ得点王で鹿島入り,くすぶっていながらも有望な,知名度のある選手だったので,久々にワクワクする補強。FWはハモンの去就が不明な中,献身的に3シーズン活躍してくれた石原直樹の退団が決まり,その代わりの選手となります。ただタイプはかなり違うような気がしますが,監督も変わるしスタイルは気にしなくとも。何よりも完全移籍での獲得というのが驚き。

 名古屋では21試合で5ゴール。キャリアハイは2015年鹿島での22試合7ゴールで,完全にレギュラーを取ったことはなかったようですが,ベガルタらしい目の付け所の良い補強です。

 そして,本日飛び込んできたクエンカの獲得,元バルサの選手,これも完全移籍で鳥栖から獲得とのことで,どこにそんなカネがあるの?と驚くばかり。鳥栖もサイゲームズマネーで夢を見ながら,撤退で緊縮財政に舵を切ったための放出なんでしょうが,他チームとのマネーゲーム?に勝っての獲得は本当に驚きました。28歳で選手として脂がのっている年齢。

 退団した梁や石原・大岩を含むベテラン選手の浮いた年俸を回すにしても,他にも獲得する選手もいるからどうしても足りない。

 もしかして,新スポンサーからの収入増を充てるの?チームの性格上,先行投資の名のもとに借金して選手獲得というのは,債務超過になったブランメル時代のトラウマがあるからやれるはずはないので,フロントの頑張りという面での良いニュースを期待したい。

 これらの選手をJ2しか経験したことのない木山監督がうまくチーム作りできるかというところですが,監督交代もあり,来シーズンはどのようなチームになるかという点で,ワクワクしています。マンネリ化で一般県民にアピールする要素が少なかった近年から一転しての大補強。観客動員への好影響も期待したいです。

 また,これで補強は終了ではないとのことで,残る関口やハモンの残留に期待します。永戸はあきらめたので。

 

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