ベガルタ

2020年9月19日 (土)

ベガルタ仙台 債務超過を回避するために

 レディースチームのマイナビへの譲渡決定ニュースの際に,さりげなく8億の赤字見込みとの情報を流していたので,愕然とするとともにある程度の覚悟はしていましたが,このタイミングで,前期4億の赤字に続き,今期7億の赤字見込みとのニュースが流れました。

ベガルタレディース マイナビへチーム譲渡発表(9/2)

 本当に,気持ちがザワザワします。正直,悲しいし,腹立たしい思いです。

ベガルタ、3億5000万円債務超過 20年度見込み コロナで収入大幅減

サッカーJ1仙台などを運営するベガルタ仙台(仙台市)が、2020年度決算で約3億5000万円の債務超過に陥る見込みであることが17日、分かった。新型コロナウイルスの影響で入場料収入とスポンサー収入が大幅に減少し、営業収益が前年度比9億円減の約18億円まで落ち込むため。経営改善策の一環として、サポーターらに近く運営資金の募金を呼び掛ける。

 河北新報社の質問に菊池秀逸社長が書面で明らかにした。入場料収入は予算比5億4000万円減の1億5000万円、スポンサー収入は同3億円減の9億8000万円にとどまると試算。最終赤字は現チーム名となった1999年以降最大の約7億円を見込み、純資産3億5600万円を上回る。
 Jリーグの規定では、債務超過に陥るとリーグ参加資格となるクラブライセンスをはく奪されるが、今期は新型コロナによる特例措置で適用されない。菊池社長は「来期も特例措置を継続するかはリーグが今、検討中」と説明した。
 今後は経営改善を進める。19年度に約13億円を計上したチーム人件費は「リーグで最低の水準にあり、J1で戦い続けるには最低でも現在の金額が必要」と来期も維持する方針。経費削減に向け、1日にはマイナビベガルタ仙台レディースの経営権譲渡を発表したが、他の支出項目も「聖域を設けずに予算を削減する」とした。
 収入面では、感染予防による試合の入場制限が続き入場料収入の回復は見通せない。19年度並みの営業収入を達成するには「少なくとも15億円のスポンサー収入が必要」と強調。新規協賛の獲得や既存分の増額に力を注ぐという。
 募金活動は今月下旬から始める予定。クラウドファンディングや口座振り込み、ホームのユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)などで協力を求める。
 菊池社長は「債務超過の解消が最大の課題。自助努力で赤字額の圧縮に努めていく」とした(9/18河北より引用)。

なぜ社長自らの呼びかけがないの?

 チーム及び社長が自ら発表という形ではなく,「河北新報社の質問に,社長が書面で明らかにした」という形で,こんな深刻な事態が明るみに出るのが,非常に不本意。

 今期はコロナのせいなので,だれが社長をしていても当然大変さは変わらないにしても,昨年の4億の赤字は今年の大量選手補強のための先行投資だったはず。それが,けが人続出というアクシデントが生じているとはいえ,監督交代の判断も現体制でのこと。

 渡邉監督をクビにして木山監督への交代,何が起こったのかという赤字覚悟での怒涛の補強にも関わらず,今シーズンの歯車が噛み合わず悪くなる一方の成績。何からなにまで,裏目に出ているのを何とかするのも,トップの大きな役割では。

 これまで,表にでず何も危機的な情報を自ら発信せず,「マスコミを通じての書面での回答」で,サポーターに対しての寄付の呼びかけというのは,ホンキとは思えない。まずは自分の口で状況を説明して,できることはやったけれど,これだけは協力して欲しいと呼びかけるのが筋ではないか。

入場制限3400人の継続に疑問

 本日9月19日から,イベントの観客数の制限が緩和され,会場のキャパシティに関わらず一律5000人という上限規制が撤廃され,スポーツに関しては収容人員の50%までは収容が可能となりました。プロ野球もJリーグも徐々に観客数を増やしていく方法で,本日の試合では1万人超に入場可能数を増やし,豊田スタジアムでのグランパスの試合では1.2万人弱の入場者がありました。

 比較的前のめりのプロ野球に対し,感染拡大防止ガイドラインに基づき慎重なJリーグという構図ではありますが,経営危機のベガルタ仙台が,早々に観客数の上限を3400人から増やさずに運用するという発表をしたことについては,びっくりしました。慎重すぎるというか,ことなかれ主義というか。まずは少しずつ増やして行くというメッセージを発するべきでは。

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ベガルタ仙台、観客数増やさず3400人上限に運用

 J1仙台は12日、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、本拠地のユアスタ仙台(仙台市)の観客数を増やさず、当面は現在の約3400人を上限に運用すると発表した。観客同士の間隔を一定距離空ける措置を継続するため。
 ユアスタ仙台の場合、Jリーグの感染拡大防止ガイドラインに基づいて1メートル以上の間隔を確保するには、現在の上限を維持する必要があるとしている。
 Jリーグは11日、政府のイベント制限緩和の決定を受け、19日から観客数を緩和すると発表。上限を会場収容数の50%とし、収容数が1万7000人以上のスタジアムは30%程度から段階的に引き上げる。従来は上限5000人だった(9/13河北より引用)。

 基本的に,1.7万人以上のスタジアムの観客数上限を30%にでき,徐々に引き上げられることになったのであれば,そんな寄付なんてものではなく,入場料収入として堂々とサポーターからチケットを買ってもらえば良いのではないか。3割であれば約5,500人と最大2000人程度増やすことができ,それだけで単純計算で1試合500~800万円の収入増が見込める。

 それに,このチーム成績面での苦境を打破するためには,手拍子だけかもしれないが,入場可能なサポーターを増やすことで後押しにもなると考えないのだろうか。

 更に,徐々に収容人員の50%(約9000人超)を目標に増やして行けば,その収入増も更に期待できる。

 県から出ているイベントの対応方針でも,スポーツに関して慎重な対応は求められておらず,こんな危機的な状況で,お行儀良く観客数を自己規制しながら,スポンサーやサポーターに協力して下さいというのは,とても本気で考えているとは思えない。

 より経営的に厳しい状態が明らかなサガン鳥栖の本日主催試合では,5000人まで増やしていたし,様々な解決策を見極めていくにあたり,入場料収入の落ち込みをなるべく減らすことが最も容易な手段。

 近日仙台市以外での感染拡大が気になる状況ではありますが,プロ野球と異なり基本的に試合中はビールも売っていない(アルコール持ち込みも禁止)なので,マスクを外すことはプロ野球と比較しても少ないのではと思います。

このチームを守りたい

 ブランメル時代から通っているこのチームがなくなることは勿論嫌。これまで多くの感動をもらったし,ベガルタ仙台を応援することは日常そのもの。よって,当然寄付はするつもり。ただ,それ以外でも債務超過を回避するためにどのような手段が取れうるのか。その情報を待つことにしたいと思います。

 ただ,今回を乗り切ったとしても,このままの経営体制では早かれ遅かれ行き詰るのは確実。市民クラブを標ぼうし,このままの船頭多くして船山に上るような体制は,大企業の少ない宮城・仙台という地でチーム運営していくためにはやむを得なかったとしても,例えば,長年胸スポとしてスポンサーして頂いているアイリスオーヤマは近年更に業績を上げており,このようなときにこそ経営面を含めて関与を強めてもらっても良い。また,全く新しい企業に参画してもらうこともあり。少なくとも,株主企業の持ち回りで天下り的に社長を回しているのはもう無理なのでは。

 中々気持ちの整理はつきませんが,もう少し状況を見たいと思います。

 経営面も当然ですが,チームの成績も大事。明日のFC東京戦。まずは選手の奮起を信じています。

 

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2020年9月 2日 (水)

ベガルタレディース マイナビへチーム譲渡発表

 コロナの影響を受けているのはベガルタやサッカーだけでなく,野球を含めたプロスポーツ全般ですが,親会社がなく支え手も脆弱なこの仙台の地で,チームの存続を図るためにはなりふり構っていられない状況なんでしょう。

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 3年前から命名権による「マイナビベガルタレディース」に名称変更されてたのが伏線でしたが,チームがベガルタから離れ,マイナビへ譲渡されることとなりました。

マイナビベガルタ仙台レディースの経営権譲渡 株式会社マイナビと合意書締結のお知らせ


 株式会社ベガルタ仙台は、マイナビベガルタ仙台レディース(プレナスなでしこリーグ1部)およびレディースアカデミーの経営権を株式会社マイナビへ譲渡するための基本合意書を9月1日に締結しましたのでお知らせいたします。
 今般、新型コロナウイルス感染症の影響で当クラブは今期、大幅な減収を想定しており、厳しい経営状況に陥(おちい)っております。一方で、2021年に開幕するWEリーグへ入会申請した同チームの未来を第一に考え、2017年からタイトルパートナーとして積極的に支援をいただいている株式会社マイナビへプロ化を前提にチームを託すことといたしました。

 (途中略)

代表取締役社長 菊池秀逸 コメント

 2021年のWEリーグ開幕に向けて、女子サッカーは新しいステージへ第一歩を踏み出そうとしています。監督はじめ選手のことを一番に考え、当クラブの経営状況が原因となり、チームを未来へつなぐことができないのは本意ではございません。
タイトルパートナーとして、日ごろよりサポートをいただいている株式会社マイナビと長期間に渡り協議を重ね、当クラブが注いできた情熱や愛情を継承していただけると確信しております。さらなる発展のため、信頼のおける同社へ次のステージに向けてチームを託すことといたしました。
 2011年に東日本大震災で休部した東京電力女子サッカー部マリーゼの移管からスタートし、バトンを株式会社マイナビにつなぐこととなりましたが、チームの活動は仙台をベースにすることは変わりはございません。ファン、サポーター、関係者のみなさまには今後とも変わらぬ応援、ご支援を何とぞよろしくお願いいたします。

代表取締役社長 中川信行さま コメント

東北の復興支援としてスポンサードを始め、それ以来ベガルタ仙台とは深い関わりを築いてまいりました。今回お話しをいただき、WEリーグ開幕という大きな節目を迎える今、チームのさらなる飛躍を実現したいという想いを抱きました。
また、リーグ参入が認められた暁(あかつき)には、「女子プロサッカー選手」という存在が女性アスリートの新たな「キャリア」として成立する世界観を作りたいと思っています。宮城・東北を盛り上げる存在として、地域の活性化に寄与するというマイナビベガルタ仙台レディ―スの基本的な考えや想いを引き継ぎ、仙台のみなさんやファンに愛されるチームを目指してまいります。

プレスリリース

震災復興のシンボルが。。。

 ベガルタ仙台レディースは,震災及び原発事故によりJビレッジのホームを追われた東京電力マリーゼを同じ東北のベガルタが継承した点で,震災復興のシンボル的な意味合いもありました。「ベガルタが引き受けずにどうするの?」という雰囲気もあり,自然な流れでチームを引き受けましたが,2011年の「なでしこジャパン」女子サッカーワールドカップ優勝による女子サッカーブームの後という期待感もありましたが,そのブームが完全に去ってしまった今では男子部と同じ名称を名乗る相乗効果は乏しいもので,スタジアムに駆けつけて応援するサポーターは周りに限ってはほとんど居ませんでした。もちろんスポーツニュースで流れる結果は気にしながらも。

 個人的には,これ以上ベガルタとしてレディースのサポートを続けるのは厳しいながらも,チームの出自を考えた際,来シーズンからのWEリーグへの移行を前に手を引くわけにもいかず,難しいなぁと感じていたところでした。

 男子部の方も,コロナの影響以前から,J1の経営規模から取り残されつつあり,正直女子部を抱えている余裕はなかったのですが,他の男女チームを持つ浦和湘南セレッソ,新潟などの中で,真っ先にレディースチームをギブアップした形になったのは残念ではありながら,ホームタウンを仙台に残したまま,命名権パートナーであったマイナビにチームを引き受けてもらうことについては,大変驚きながらも,良かったのではと思います。

ベガルタ仙台の今後

 この発表と合わせて,今シーズン8億の赤字見込みというニュースも出ました。コロナを理由にして,女子部の譲渡を正当化する材料に使われたようですが,実際他のJ1チームのコロナの影響が出そろっていない現在,また,他のレディースチームを持つところの状況を見ないと,公平には判断できないのではという疑念も。体よく譲渡されたような感もあります。

 その赤字幅をできるだけ小さくするための取り組みの一つとして,レディースの譲渡やボックスシートの設置などに取り組もうとしているんでしょうが,昨年の渡辺監督の首を切ってからの不自然な大補強が経営悪化を招き,クビを占めている状況。現社長になってから,何かやっているんだけれど思いが伝わってこないのがヤバイのではと。白幡社長時代が懐かしいです。

 三セクでの「船頭多くして船山に上る」ような体制では,この先迅速な経営判断はできないのではと,本当に危機感を感じます。

 そのためには少しでもチームにお金を落とすべく心がけようと思います。経済を回そうと,クラウドファンディングや割増商品券で金欠ですが。

ユアスタにボックスシート設置(8/28)

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2020年8月28日 (金)

ユアスタにボックスシート設置

 シーズン再開からそろそろ2か月経ちますが,当初の期待感がいつの間にかに失望感に変わりつつあり,一向に上向かないベガルタの調子。

再開前からのケガ人クエンカとシマオマテの復帰が近くなっている反面,一皮むけたと期待していたジャーメイン良,頼りになる松下がケガ。

ジャーメイン良は期待のあまり,弁当買うほど応援してたのに。

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期待の新人や特別指定選手でも,衝撃のデビューの小畑はクバの復帰でベンチで勉強中,こちらも流経大在学中とは思えないマリノス戦での衝撃のデビューをしたアピアタウィアもケガ。

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 阪南大在学中の真瀬は頑張っているけれど,下位相手でも引き分けが精いっぱい,上位相手には順当負けというのを見せつけられると,ユアスタに中々応援に行けない残念さもありながら,不完全燃焼の毎週末。

 交代5枚替えOKというのは,最初はワクワクしていたけど,実力差が如実に現れている。ベガルタの場合は,交代するほど選手の質が劣っていくのを見せつけられると切ない。

超厳戒態勢での試合

 今シーズンで生観戦は(当然)ホームのマリノス戦のみ。ユアスタ前も閑散としており,ホームゲームが行われるとは思えない雰囲気。

超厳戒態勢が解除され,定員の約半分の収容人員になると思っていたところ,第2波の到来で肩透かしを喰らいました。

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 横2席,前後1列を開けると本当にスカスカ。応援不可,声出し不可,拍手不可,さらにプロ野球ではOKのアルコールの販売,持ち込みも不可とあれば,席回りはゆったりでも,気分的に窮屈な観戦になることは予想していました。

 びっくりしたのが,試合前に,前のブロックにいた2人組が半径5m以上無人地帯でマスクを外したら,警備員が飛んできて注意をしていたこと。ちょっとやり過ぎではと思ったり。それでダイナミックプライシングの通常の1.5倍以上の価格であれば満員にもならないよなぁと。

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試合はご承知のとおり,引き分けかと思っていたところ,後半ロスタイム終了間際にマルコスジュニオールに決められ,すっきりとしない敗戦。

この超厳戒態勢は9月末まで続くようです。サポーターにとっても辛いけど,チームにとっても入場料収入も飲食店からの収入も見込めず,存亡の危機というのを感じます。昨年の赤字が4億円と鳥栖を笑えない状況だっただけに。

テーブル付きボックスシートの設置

 こういった状況で,以前からの計画だったのでしょうが,楽天を見習ってなのか,テーブル付きのボックスシートが来週末の9/5ガンバ戦から使用開始となります。

 ベガルタ観戦での欠点というか,グループで行ってワイワイ盛り上がりながら食べ飲みながら楽しみたいところ,弁当を置くスペースはしょうがないにしても,ドリンクホルダーがなかったのは今どき時代遅れ。

 そこで,楽天の球場で見たことあるような6人掛けのボックスシートがめったに埋まらない南側のメイン・バックスタンド上部に登場です。指定管理者でもないベガルタがユアスタの改修を認められたというのは,かなりの特例でしょうね。

 まぁ,めったに埋まらない南側上部の指定席部分を活用した試行的な取り組みなんでしょう。

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グループでの観戦に!テーブル付きボックスシート設置のお知らせ(以下ベガルタ仙台HPより引用)

ベガルタ仙台は仙台市の許可を受け、ホームスタジアムのユアテックスタジアム仙台に家族や友人同士、法人のみなさまなどグループでの観戦をよりお楽しみいただけるテーブル付きのボックスシートを設置しましたのでお知らせいたします。運用は9月5日(土) 明治安田生命J1リーグ 第14節 ガンバ大阪戦からとなります。概要は以下をご確認ください。
ドリンクホルダーの付いたテーブルを囲み、プライベート感が増すことで幅広い楽しみ方、観戦スタイルにつながるボックスシート、ぜひご活用ください。

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Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインにより、ご利用いただける席数を減らして販売いたします。感染予防、拡大防止にご協力ください。

【席数】
6名掛けボックスシート:24セット
5名掛けボックスシート: 8セット



【設置場所】
メインスタンドEエリア最上段2ブロック
バックスタンドLエリア最上段2ブロック
各ブロック、5名掛けボックスシート2セット、6名掛けボックスシート6セットを設置

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【基本価格】
6名掛けボックスシート: 24,000円(税込み)
/1セット6名での利用

5名掛けボックスシート: 20,000円(税込み)
/1セット5名での利用
ダイナミックプライシング適用対象席となります。

Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインにより収容人数に制限のある場合の運用について

〇超厳戒態勢時(収容約3,400人)は、2名までの運用となります。
6名掛けボックスシート: 2名運用 8,000円(税込み)/1セット2名
5名掛けボックスシート: 2名運用 8,000円(税込み)/1セット2名

〇厳戒態勢時(収容約9,400人)は、6名掛けは3名まで、5名掛けは2名までの運用となります。
6名掛けボックスシート: 12,000円(税込み)/1セット3名
5名掛けボックスシート: 8,000円(税込み)/1セット2名

 椅子が汚れまくっているのが気になりますが,既存の椅子を活用しながらのコストをかけない改装ですし,弁当を並べることができるテーブルに人数分のドリンクホルダーが完備で,これで1人4千円からであればありかもしれません。

 これがゴール裏上段だったら試合を見るのは厳しいでしょうが,メインないしバック側なので,試合も普通に追いながら楽しむことができそう。

 ただし,タイミング良いのか悪いのか,このボックスで2人限定で8千円から楽しめるのは怪我の功名ながら,アルコール類が解禁にならないのであれば,このようなボックスシートの需要は限られそう。

 なので,10月以降に超厳戒態勢が解除されれば徐々に本領を発揮することになりますが,悪名高いダイナミックプライシングの対象になってしまい,チケットを確保する人にとっては(特に職場等のグループの場合)最終的な1人あたりの金額が分かりづらく,誘いづらいのでは。

ダイナミックプライシングの弊害

 家族であればまだ良いけれど,ダイナミックプライシングは収入最大化にメリットになれども,「売れ行きの瞬間スピード」で判断するという仕組みがかなりの悪手。発売直後の比較的空いている時期に買えばほぼ定価で,満員に近くなったら高くなるという【売れ行きに比例するシンプルな仕組み】にしないと,2月の開幕名古屋戦のようにかなりチケット価格が高騰したように思えて,蓋を開けてみたら1.3万人という笑えないだれも得しない結末になってしまう。

 ベガルタに限らず他のチームも同様の苦しい状況ながら5千人近くを集めているチームもあります。

 ベガルタは3400人の現在の定員さえも埋まらずマリノス戦では2700人程度にとどまりました。感染への不安もあるけれど,通常の1/6の定員さえも埋められない状況をどう考えるか。自分もこの状況であれば,DAZN観戦が続いてしまいます。

 まぁ,コロナが落ち着いてくれればなのですが,この観客制限の基準も,その県の人口当たり感染者数次第で緩和するなどしないと,東京大阪などの大都市圏がこの状況だからといって,感染が酷い地域に合わせるのは,悪平等だよなぁと。

 こんな状況で,明日は苦手なサンフレッチェ広島戦。広島にはアウェイではしばらく勝っていないけれど,今年はわずか2勝がともにアウェイなので,逆にチャンス?と思って応援することとします。今年は降格がないと甘えてはいられない。

 

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2020年3月13日 (金)

明日はJRダイヤ改正 常磐線全線復旧! ほか

 新型コロナ渦で暗いニュースが続き,さらに恒例の震災特番の垂れ流しにうんざりしていたところ,週末の娯楽であるベガルタも4月への再延期が確定するなど,気分を上げるのが難しいこの頃でしたが,明るい話題としては,明日に控えた常磐線の全線再開と仙台ひたちの復活ですね。

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3月JRダイヤ改正 仙台駅時刻表は? (2/25)

常磐線全線復旧 ひたちのダイヤ考察 その1 (1/21)

常磐線全線復旧 ひたちのダイヤ考察 その2 (1/25)

常磐線特急 仙台―東京直通復活へ (19/7/6)

 とはいえ,全国一斉休校の余波で,子供の世話のために全く外出がままならない週末が続いており,明日はせいぜい長町駅近辺を10両編成で疾走するひたちを拝むこと位になりそうです。

 それにしても,9年ぶりの全線再開という祝賀ムードも吹き飛ばすコロナ渦が恨めしいところですが,落ち着いたらぜひ東京遠征に早速使ってみたいです。4時間半は新幹線の3倍とはいえ,高速バスよりは1時間も短いし,旅として考えれば良い所要時間かも!

 乗車率はさらに厳しくなるとは思いますが,コンスタントに利用されて,仙台直通が長く続いて欲しいです。

プロスポーツの対応

 仙台に本拠地を置く3大プロスポーツチームが所属する各リーグ。

 Jリーグ・Bリーグの公式戦延期,プロ野球のオープン戦無観客試合と雪崩を打つように対応がなされましたが,今後の見通しとしては,Bリーグは数試合は無観客試合での公式戦再開,Jリーグは4月3日再開が決まったようです。

 Jリーグも無観客試合の可能性は残るにしても,これ以上の再開延期は難しいとのこと。プロ野球は無観客は想定せず4月10日の再開を目標にとのことで,学校もですが,やはり4月から徐々に正常に戻していかないと,家庭も経済もうまく回っていかない。

 全国からの観客が集まってくることに関してはリスクが高まるのは確実ですが,今後はリスクと生活を共存させながら妥協点を設定して対応していくしかないのかな。 

 さて,このブログも,明るい兆しが出てくるまで,しばらくは更新ペースが落ちるでしょうが,いろいろ考える充電期間としたいと思います。

 ※先週投稿したつもりでいたのが,下書きのままになっていましたので,時期は逸しましたが公開にしておきます。

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2020年2月21日 (金)

J1 2020シーズン開幕!

不安の中のJ1開幕

 本日,フライディナイトとして,湘南ー浦和が先行開幕したJ1リーグ。

 新型コロナウイルス渦で,不安だらけのご時世で,まだ東北では感染者が発見されていないとはいえ,1.5万人以上が集まる開幕戦。いろいろと不安は感じます。

 リーグ当局からは,延期や無観客試合という選択肢も出ており,特にこういう時に屋内ドームの札幌は今後のチケット発売が中止になるなど,入場料収入に頼っているチームほど,影響は大きい。ベガルタも30万人動員を目標としているというか,達成しないと赤字確実なだけに,こういう不確定要素は本当にキツイ。

開幕前はジェットコースター状態

 昨シーズン終了後の渡辺監督退任から木山新監督の就任のモヤモヤ,アシスト王永戸の引き抜き確実報道での落胆,赤﨑,クエンカの獲得で一気に盛り上がり,ゲデスとパラの獲得と,ベガルタらしからぬ「どこにそんなカネがあったの?」祭り,そして梁の退団とサガン鳥栖移籍発表にしんみりと,オフシーズンは本当に賑やかな話題をふりまいてくれました。

 ベガルタ仙台新監督に木山氏就任へ(2019/12/11) 

 ベガルタ 梁退団発表と怒涛の新加入ラッシュ (2019/12/29)

 しかし,キャンプイン後は不安だらけ。長沢,ゲデスの前線2枚が揃ってケガ,インスタばかりしているクエンカは結局膝の半月板の手術で全治6か月。練習試合も不安な出来。補強が意欲的だっただけに,一気にしぼんでしまいました。

先行開幕のルバンカップ,そして極寒の2月開幕

 そして,先週のルバンカップ開幕の浦和戦。相性の悪い埼玉スタジアムという条件は,監督交代でリセットできるかと思ったら,さっそくケガ人の影響か,選手層の薄さを露呈してしまいました。特に左SBの永戸の穴が全く埋まっておらず,もともとCBの常田が完璧な穴になってしまったことが早く分かって良かったですが,パラもフィットしないようで,木山人脈でFC東京からレンタルで柳獲得というのは,いくらリストアップしていたとはいえ,完全に経営面では誤算。

 ただ,常田の穴を考えると,2-5というスコアの差ほどは完璧に崩されたわけではなく,ホープ田中渉の電光石火の連続得点,武者修行から復帰した佐々木匠がキレキレで十分戦力になりそうなことなど,心配し過ぎてもしょうがない。

 そのような中での,明日のユアスタでのホーム開幕名古屋戦。この条件は震災で中止になった9年前がよぎりますが,J1に初昇格した時代とは異なり,最近は名古屋戦の相性は悪くはないということを拠り所に,明日を楽しみにしています。

経営の不安解消を

 シーズンに入る前には,いつも期待と不安が入り混じる心境になるのは当たり前ながら,今年は経営面での不安がより大きいのがちょっと。

 昨シーズンは今シーズンの補強費が前倒しで入っているとはえ2.7億の赤字ということ,なのにスポンサーがさほど増えておらず,完璧にJ1規模拡大の流れに取り残されていること,観客動員30万人が黒字化の前提ということ。この観客動員については,量よりも質とのことで,開幕戦からダイナミックプライシング(DP)が本格実施され,サポ自が一時4000円超になったと思ったら,3000円強まで落ちてきたり,ちょっと上がり下がりが大きすぎて,まだ慣れません。一見さんにとっては確実に足が遠のく原因になりそうです。スマホやカード決済でそれほど金額を気にせずとも良くなったご時世ならではの施策ではありますが。

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その3 ~やはり。。。渡辺監督退任後のビジョンは?~(2019/12/10) 

 昨年試行的に実施した後半戦5試合では,収入増の効果があったとのことで,逆にA指定席などはサポ自より安かったり,席を確保したい時など使い分けがやりやすくなるので,マイナスだけではないのかなと。飛行機などもDPが当たり前になっているなど,需要の平準化のためには悪いことだけではない。我々も慣れていくしかないし,価格の変動が嫌であれば年チケに誘導する流れというのは,良く考えられています。

 明日の試合は,古巣対決として赤﨑のゴールに期待。昨年も逆噴射スタートのイメージながらも,開幕戦の浦和戦は0-0。開幕戦の戦績は良好な我がベガルタななので,少なくとも負けるイメージはありません。開幕前にいろいろありましたが,明日の開幕戦が楽しみです。

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2019年12月30日 (月)

2019 閲覧数ランキングから今年を振り返る

 今年もあと1日を残すのみ。明日は帰省するのでこの記事が今年の最後になりそうです。

 2018年は,下半期ほとんど更新せずじまいで開店休業状態でしたが,今年(2019年)の1月に復活し,5月に中だるみがありましたが,比較的コンスタントに更新できたかなと思っています。

 初めての試みとして,今年の閲覧数ランキングを。

傾向として,上半期の記事が通年で閲覧数を稼いでいる傾向はありますが,

1位は7年前の記事

 何と7年前に取り上げた「ZEPP仙台の行方」です。コンスタントに閲覧があり,やはり関心を集めているんだなぁと。

ZEPP仙台の行方 

 同規模の大型ライブハウスは,あすと長町のPIT,荒井のGIGSと競うように2つ立地したとはいえ,やはりZEPPのネームバリューは大きい。

 ヨドバシ再開発ビル(第一ビル)に入るという報道もあり,実現に近づいている状況ですが,それだけ愛されたライブハウスというのを実感しました。

 ただ,このトピックに勝てるような記事がなかったというのは,取り上げ方がマンネリ化しているためかもしれないので複雑な気分。情報収集を怠らずに引き続き頑張っていきたいと思います。

 

2位は災害公営住宅ネタ

 今年初めに全国マスコミ(ワイドショーや朝日新聞)でも取り上げられた「あすと長町復興公営住宅をめぐる日照問題」。近所ネタでセンセーショナルに取り上げられた反面, 背景が正確に説明されておらず市が悪者にされるだけの偏った報道であることが歯がゆかったので,思わず記事にしてしまいました。

 被災者の住民の方は気の毒ですが,そもそも原因となった大規模高層マンションの建設を,モラルには反するとしても合法的に遂行した某大手デべと地元デべの責任は大きいものです。比較的多くの方々に読んでもらえたので良かったです。

あすと長町復興公営住宅をめぐる日照問題

 

3位は震災・鉄道ネタ

 最近再度アクセスが増え続けているこの記事。7月の「常磐線特急 仙台―東京直通復活へ 」。3月14日のダイヤ改正に合わせての常磐線全線再開通と東京直通特急の復活が見込まれていましたが,12月中旬のダイヤ改正プレスではまだ発表されませんでした。

 しかし,「3月上旬に 沿線の双葉,大熊,富岡の3町に出されていた避難指示が駅周辺の一部で解除」との報道が先日あったことで,期待感が高まっているのを感じます。7月時点で,仙台までは4往復での復活を予想しましたが,震災前の基本4両編成での運行と異なり,10両編成での運行となるので輸送力過剰になることは避けられません。

 また,震災前と異なり常磐道が片側1車線とはいえ全通しているので,いわき⇔仙台の需要は高速バスである程度代替されているので,どの程度の乗客が戻ってくるかは未知数。仙台発着としては,震災後,上野経由新幹線ルートが最短となっていた水戸や日立など茨城県北との直接アクセス需要を転移させていくことが必要かなと(JR的には減収要因ですが)。また一番流動が太い東京ー仙台間を新幹線のサブルートとして割引切符により需要喚起するなどが考えられますが,いかんせん10両編成を埋められる気はしません。

 過去の震災からの復旧路線のプレス実績からすると,仙石線が1か月前,常磐線北部が2か月前だったので1月中の発表は確実。特急が走る路線であり,指定席予約の関係もあるので,早めに1月上旬に発表されると嬉しい。

常磐線特急 仙台―東京直通復活へ

 

4位~10位は開発ネタで独占

 震災後,都心部の再開発プロジェクトは2016年完成の仙台駅東口自由通路&パルコ2で止まってしまい,待望論が多かった開発プロジェクトで4位から10位までを占めました。うち,あすと長町関係で実質2件,都心再開発関係で実質3件です。

 都心部再開発関係は,2月に方向性が打ち出された「都心再構築プロジェクト始動?その1」の記事がランクインしましたが,7月に発表された具体的な方針の記事についても,比較的読まれています。その具体的な対象案件である待ち望まれた「ヨドバシ」「藤崎」の方向性について,経営者側から方向性が示されたという点で,閲覧数が多かった理由かなと思っています。「さくら野跡地」「EDEN再開発」についてはあまり明るいニュースはありませんでしたので,翌年度は動きが見えてくれば良いなぁ。

4位:とうとうヨドバシ再開発着工&ZEPP仙台再出店か!(8月)

5位:JRの長町駅東口開発計画が明らかに (6月)

6位:藤崎 来年に新店舗計画 (10月)

7位:ヤマダ電機 あすと長町進出へ(7月)

8位:JR長町駅東口開発計画正式発表(9月)

9位:ヨドバシ複合施設「リンクス仙台」3年以内にオープンへ (11月)

10都心再構築プロジェクト始動? その1 (2月

 なお,4位の8月のヨドバシネタについては,記事中に「特に新しい情報はない。選挙日前日で意図的なものを感じる」と一応断ってはいながらも,元議長の市議会議員選挙前のツイートに反応し,結果的に「今秋着工」というのは希望的観測のガセネタだったので,取り上げたことについて反省しています。より正確な情報としては11月に記事にした9位の「リンクス仙台」記事を参照して下さい。

来年に向けて

 通年ではランキング入りはしませんでしたが,今年後半に飛び込んできたニュースの行方が気になります。

それは,「宮城県美術館移転問題」です。縮小均衡の未来に向けて財政的なメリットを求めての動きというのは理解できなくもないですが,結論ありきの進められ方というのはやはり腑に落ちません。

 これだけ反対運動が広がっており,1月末に県知事と仙台市長の会議があるとのことで,年度内には方向性が見えてくるでしょうから,引き続き追っていきます。

宮城県美術館 宮城野原に移転?

宮城県美術館 宮城野原移転の続報

県の公共施設の立地 仙台市を無視して良いの?

 他にも,阿武隈急行復旧の行方,渡辺監督退任後のベガルタの動向なども含め,動きがあれば記事にしたいと思います。

 それでは,今年も訪問頂きありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

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2019年12月29日 (日)

ベガルタ 梁退団発表と怒涛の新加入ラッシュ

年末で出張やら風邪やらであっという間に御用納め。年賀状もやっと今日片付け,10日以上記事が空きましたが久しぶりに。

別のチームみたい。。。

 渡辺監督がフロントに対しての苦言を呈した11/30のホーム最終戦。チームの運営規模が大きくならず,毎年のように主力選手を引き抜かれ,継ぎはぎをしながらのやりくりでは理想のチーム作りができず,チームとしての将来像も見えないとの趣旨で,結局フロントはこの功労者を切る形で心機一転新しいシーズンを迎えることとなりました。

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その1(12/7)

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その2(12/9) 

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その3(12/10)

 その新監督は,元山形の木山監督を引き抜く形に。J1参入決定戦に敗れてすぐのタイミングでの山形退団と仙台就任報道。

ベガルタ仙台新監督に木山氏就任へ(12/11) 

 監督の交代は突然の印象があったのに,後任の選定はやけにスムーズでした。正式発表は19日と多少遅くなりましたが,その後の新戦力の発表が五月雨式に続きながら,年末の休みに入った12月28日,とうとう2004年から16年間チームの顔で居続けた梁勇基が契約満了でとうとうチームを離れるニュースが入ったのはご承知のとおり。

梁の退団に想う

 これについては,現役続行にこだわる梁が フロントの様々な申し出を断った形とのことで,それも梁らしいなぁと。

 プロ野球と比較してピラミッド式で下部リーグが充実しているサッカー界は,カテゴリーに拘らなければJ2,J3そしてJFLのチームに獲得してもらうことは容易。そこで試合に出れて活躍できるかは選手によりけりで,下部リーグに移してもでも歳には勝てずにあっさり引退する選手もいれは,40歳位まで何とか現役を続ける選手も多い。キングカズのようにスポンサー枠と揶揄されながらも,52歳まで現役を続け,そしてJ1への舞台に再チャレンジという稀な例もあったりするので,今後梁がサッカー選手としての物語を紡ぎ続けることを決めたのであれば,快く送り出すしかないのかなと。

 チームとしても,功労者である梁の処遇には苦慮してきたのでしょうし,だからこそこのチームで引退させてあげたいという親心からの様々な配慮をした上での話なので,あとは新たなチームが決まるのを見守って行きます。

 何らかの形で,セレモニーを開催してくれればとは思うけど,別のチームに移籍するのであれば,それどころではないだろうし,それだけが残念です。11月30日のホーム最終戦の最後の出場,その1週間後のアウェイ広島戦でのスタメン出場と,「もしや」と感じさせる起用方法だったのである程度覚悟してきましたが,これまでの功績,そして2008年入替戦ヤマハでのロスタイム直接FK,そしてJ1昇格した2010年開幕戦開始30秒での電光石火のゴールを筆頭とした記憶に残るゴール。とにかく一生懸命無尽蔵のスタミナで走り回るプレー振りは,J2からJ1に昇格しても変わりませんでした。そう考えると,2012 年に逃した優勝と昨年の天皇杯準優勝は本当に残念です。梁と一緒にJ1でのタイトルを取りたかった。

続々と大物新加入選手が発表!

 まずは川崎から名古屋にレンタル満了した赤﨑の獲得。元関東大学リーグ得点王で鹿島入り,くすぶっていながらも有望な,知名度のある選手だったので,久々にワクワクする補強。FWはハモンの去就が不明な中,献身的に3シーズン活躍してくれた石原直樹の退団が決まり,その代わりの選手となります。ただタイプはかなり違うような気がしますが,監督も変わるしスタイルは気にしなくとも。何よりも完全移籍での獲得というのが驚き。

 名古屋では21試合で5ゴール。キャリアハイは2015年鹿島での22試合7ゴールで,完全にレギュラーを取ったことはなかったようですが,ベガルタらしい目の付け所の良い補強です。

 そして,本日飛び込んできたクエンカの獲得,元バルサの選手,これも完全移籍で鳥栖から獲得とのことで,どこにそんなカネがあるの?と驚くばかり。鳥栖もサイゲームズマネーで夢を見ながら,撤退で緊縮財政に舵を切ったための放出なんでしょうが,他チームとのマネーゲーム?に勝っての獲得は本当に驚きました。28歳で選手として脂がのっている年齢。

 退団した梁や石原・大岩を含むベテラン選手の浮いた年俸を回すにしても,他にも獲得する選手もいるからどうしても足りない。

 もしかして,新スポンサーからの収入増を充てるの?チームの性格上,先行投資の名のもとに借金して選手獲得というのは,債務超過になったブランメル時代のトラウマがあるからやれるはずはないので,フロントの頑張りという面での良いニュースを期待したい。

 これらの選手をJ2しか経験したことのない木山監督がうまくチーム作りできるかというところですが,監督交代もあり,来シーズンはどのようなチームになるかという点で,ワクワクしています。マンネリ化で一般県民にアピールする要素が少なかった近年から一転しての大補強。観客動員への好影響も期待したいです。

 また,これで補強は終了ではないとのことで,残る関口やハモンの残留に期待します。永戸はあきらめたので。

 

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2019年12月11日 (水)

ベガルタ仙台新監督に木山氏就任へ

 動きが早いですね。続投記事豪快に外した報知が先陣を切って,河北まできたらまぁ間違いない。その前に,木山監督の山形退任報道もあり,一連の動きがつながり過ぎ。

 まぁさっさと決めなければ,来シーズンに向けて置いて行かれるし,感想としては,ベガルタにしては無難な監督を選んだなぁと。ただ,無難すぎてサプライズはない。もちろん,妙なサプライズはいらないので,安定感はあるだろうけど。

ベガルタ仙台新監督に木山氏 今季J2山形で指揮

 サッカーJ1仙台の新監督に今季までJ2山形の監督を務めた木山隆之氏(47)が就任することが11日、分かった。約6年間指揮を執った渡辺晋監督(46)から人事を刷新し、来季の上位進出を目指す。
 兵庫県出身の木山氏は筑波大からG大阪、札幌、J2水戸でDFとしてプレー。引退後は2008年の水戸を皮切りにJ2千葉、J2愛媛の監督を経て、17年に山形の監督に就任。今季はJ2リーグ6位でJ1参入プレーオフに進出したが、2回戦でJ2徳島に敗れて5年ぶりの昇格を逃した。
 渡辺監督は17年のYBCルヴァン・カップベスト4や昨季の天皇杯準優勝など実績を残したが、リーグ戦では低迷。今季は10季連続のJ1残留を果たしたが11位に終った。クラブ側は就任後、一度も1桁順位を達成できなかった結果を重く見て、今季限りの退任が決まった(12/11河北)。

 監督や選手の年俸を上げたりする余地がない位の経営規模の停滞の中で,下位カテゴリーからだから渡辺監督よりも安く,それなりに安定した実績が見込める(希望的観測)の,監督をセレクション。お隣J2山形からの引き抜きで,そもそも仙台に住みながら山形通っていたという話もあるので,引っ越さなくて済む。仙台の雰囲気は”街”も”チーム”も”サポーター”も十分わかっている意味で,入りやすい面は当然あります。

 ただ,監督としての実績は,最高がJ2の5位,ただし,山形時代に天皇杯ベスト4(仙台に敗れる)があった位で,山形,愛媛,水戸と,(JEF千葉以外は)資金力に乏しいクラブを率いて,J2でそこそこの実績を上げたことは評価できるけど,J1で通用する監督かは未知数。

 渡辺監督をやめさせて,無難な良くて残留争いだろうなぁという地味な監督を据えるというのが,社長及びフロントの考えが分かりますが,もちろん誰でもJ1初めての時はあるので,淡々と見守っていきます。少なくとも悪い監督ではないので。監督を安く済ませる分,選手の残留や新規獲得に力を入れて下さいよ。

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2019年12月10日 (火)

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その3 ~やはり。。。渡辺監督退任後のビジョンは?~

 今朝飛び込んできた(昨日早く寝たため。。。)渡辺監督退任のニュース。

 フロントと監督の考え方にズレがあるのは,ホーム最終戦後監督インタビューでの辛辣な問題提起で明らかになっていましたが,報道,特に河北のトーンをみるからには,”解任”に近い退任ということ。あえて,こんな失礼な表現を使うのは,河北がどっち寄りなのかが分かる。

 今回の監督の退任の味方については両面があり,

 〇渡辺監督の限界

 ◉フロントの怠慢

両方の見方ができるけど,この2つは連携していて

「フロントの怠慢」の状況が「渡辺監督の限界」を引き起こした

 ということなんだろうな。

◉フロントの怠慢

<漫然としたチケット販売>

 前回記事では,低迷する観客動員について取り上げましたが,新社長になって,今シーズンはJリーグチケット(スマホQRコードチケット発券)を用いた割引チケットを多用していました。勾当台公園などでチラシを配ったり,メールでの販促,団体単位というのもありました。

 まだこのような取り組みは始まったばかりなので,その結果を踏まえて来シーズンはどのように戦略を練り直すかがカギなのでしょうが,今シーズンは正直,バラマキ以外の何物でもなかったような。特に6月の3連戦はなりふり構わず,1000円チケットやルバン決勝T名古屋戦は無料チケット発券なんてことまでやっていましたが,それでもリーグ戦2試合は1.2万人程度。

 常連客が格安チケットを通常チケットの代わりにしては,単なる減収要因。

 ドリンクやフードとセットのチケットはあったかなと思うけど,ガラガラのSバック南側などを使った家族連れ向けの割引企画チケットとか,集客率が弱いエリアを埋める努力,飲食の売り上げを上げる努力など,感覚的ではなく,データ分析により攻め処・改善点はあるのでは。

 楽天イーグルスのようにデータを集めるためにガチガチキャッシュレス化するなど,営利主義でやり過ぎるのは反面教師ながらも,あまりにどんぶり勘定過ぎるのもね。

 そもそもホームゲームの間隔の不均等ぶり(2週連続がある反面1か月おきもある)はJリーグ当局に配慮を求めたいところです。

 また,大入り試合で勝てなかったというのが ,ホームで大きく勝ち越したのに印象が薄い原因なのでしょうね。

<スポンサー収入の低迷>

 J1初昇格時は入場料収入割合の高さが目立っていましたが,今は入場料収入も低迷しており,その分はDAZNマネーとスポンサー収入で何とかしなければという状況。DAZNマネーは各チームの資金力を基本は平等に底上げするものであり,あとはどれだけユニフォームスポンサーを中心に協賛金・広告料収入を集めるかというところ。

 ベガルタは,地域密着型チームとして,小口をたくさん集めるという手法を重視してきたのかもしれないが,やはり大口スポンサーを集めてナンボの世界。また現在の大口スポンサーの協力でもっと出してもらう。それを納得させるためには,魅力のある選手を集め,アピールできるサッカーのビジョンを示すなど,好循環を続けなければならない。

 しかし,ベガルタの経営主体は第3セクターで,関係者もとい役員がやたらめったら多く,「船頭多くして船山に上る」状態になっています。

 もちろん,多くの関係企業が少しずつ株や広告料を持ち合って,地域の共通の財産としてプロスポーツチームを成り立たせるというのは,立ち上げ時期としては理想的な体制だったかもしれませんが,各チームの経営規模が拡大していくなか,完全に取り残されている今,はっきり言って時代遅れの経営形態になりつつあります。

 そうはいっても,せめて,民間の”まっとうな”経営感覚を持っていた東北リコー出身,白幡社長級の人材が就任してくれるのであればいいのですが,地元マスコミでのたらい回し状態になってから,チームの停滞感が半端ない。河北の次はミヤテレ。。。せめて竹鼻さん(前,フロントに入っていましたが),三雲さんのような,サッカーに詳しい方を送り込んでくれよと。単なる天下りで務まるポジションではないんだから。

 チームの性格が異なるとはいえ,札幌や長崎,またJ1参入プレーオフで惜しくも敗れた山形の社長など,社長が目指すビジョンをしっかりと示しているチームは,成績もチームの経営規模も上向きなのは当然。

 ベガルタの現社長は,いったい何を考えて,どこを目指しているんでしょう?

 鳥栖のように地元出身の成功経営者にアプローチしてスポンサーになってもらうというのは,撤退された時の反動は大きかったですが,その間のチーム及びスタジアムに対する投資が行われたり,トーレスというビックネームを獲得して,チームの知名度を上げるなど,チームとして一回り大きくなるための資産は十分に残せたのでしょう。

 あと,ベガルタの聖域は,現胸スポ?ここに遠慮してなのか,大口スポンサーの獲得ができない状況というのもあるのでしょう。本当に感謝はしていますが,チームのことを考えるのであれば,ここに競争原理を導入して,新規参入が可能なようなシステムにしないと。

 経営規模の拡大がないと,毎年のように育てた選手をあっという間にさらわれてしまう。さらわれないような給料払い,複数年契約を結ぶためには,資金力がモノをいうのであって,観客動員も経営規模や選手人件費もワースト3。毎年残留争い。フロントのビジョンは見えない。”東北のために”という大義名分も薄れ,繋ぎとめることができなくなってからの流出度合いがものすごい。もちろん,他のチームが経営規模を拡大し積極補強に転じているということで,相対的にボロ負けしている状況。

〇渡辺監督の限界

 2014年開幕直後の今年並みの逆噴射スタートで,前監督のアーノルドが解任され,火中の栗を拾わされたことから始まり,ほぼ丸6シーズン采配を振るったわけですが,上記のようなフロントの状況があり, 監督のビジョンはあっても,中心選手が毎年引き抜かれ,旬を過ぎた安い選手を獲得してきて再生しての繰り返し,本当に頑張ったと思いますが,無力感を感じますね。

 以下,ホーム最終戦後の渡辺監督の率直なコメント。本当に,チームのことを誰よりも考えているのが分かります。

 ゲームの方は、大方予想の範囲内というか、大分さんにボールを持たせて、我々がカウンターで出ていくという構図が90分間続いていたのかな、と思います。勝負に徹して、非常にハードワークして、タフにやり切ってくれた選手たちは、本当に素晴らしいです。本当に、素晴らしい。

 でも、私の個人的な感情を言わせてもらうと、何かまた、仙台のサッカーが、元に戻ってしまったというか、これまでに積み上げてきたものが、なかなか今年発揮させることができなくて、複雑な感情です。


 25周年という素晴らしい記念の年に、花を添えるような成績を残すことはできなかったのですが、次の25周年を迎えるにあたって、ベガルタ仙台はどのような道を進むのか、というものは本気でみんなが考えると、また1年1年、同じことを繰り返して時が流れていくだけなのかなと思います。

 

 J1残留ということを、シーズンの途中で我々の最低限のミッションにしなければいけなかったというものは、非常に残念なシーズンでした。でも、我々みたいなクラブが10年間J1にい続けられるというのは、見方を変えれば素晴らしいことだと。でもその方法論として、どうやってJ1に残っていきますか、ではどうやってこれからJ1の上位を目指していきますか、そういうものを考えたときには、私の中では、何か時計の針が戻ってしまった感覚が、すごくあります

 いろいろな見方があると思いますけれども、私も長くこのクラブに携わらせてもらっているので、やはりいろいろなことを考えるのです。そう考えたときには、毎年毎年、こうやって1年1年、切った張ったでやっていく中で、残留し続けることが、本当にこのクラブにとっていいことなのか、そういうものは本当にみんなで考えなければいけないと思います。

 監督としても,志半ばでの退任は無念でしょうが,このフロントの元で来年続けても同じことの繰り返しになれば良しで,無念にも降格になり解任されることも十分あり得るので,この段階でのお別れは監督とサポーターそれぞれにとって良かったのかなと。

渡辺監督頼みからの脱却

 当然,監督交代は劇薬です。現時点で,後任が決まっていないというのは,来シーズン目指すサッカーを選手にもサポーターにも提示できないこととなり,選手との残留交渉,選手獲得にも後れを取ることになるので,早めに決めてもらわないといけませんが,これまで低予算で何とかやりくりしていたのは,渡辺監督が居たからだということに改めて気づくでしょうし,J2に6年も沈みながら,その後J1に10年も残り続けることの大変さも。そこからフロントも変わらなければならない。遅かれ早かれこの時期は必要だったと思うしかない。 

 この低予算,このフロントの中で引き受けるこのチームを「劇的に変えることのできる監督」がいるのかどうか半信半疑ですし,下手したら,「都並」のような新人を押し付けられたり,行き当たりばったりで 他のチームをクビになった監督の中からオファーを出したりということがありえそうで,決してフロントを信頼はしていませんが,20年以上応援し続けているこのチームを見捨てられません。

 ひとまず,シマオとスウォビィクが残留となったので,あとは引き抜かれる可能性があるのは永戸位でしょうし,あとはこの動向を見守ります。 ドキドキしっぱなしでしょうが。

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2019年12月 9日 (月)

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その2 ~停滞する観客動員~

 さて,昨日の続きです。

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その1 (12/7)

 早速,最も危惧していた永戸の流出の報道が出てきました。15年ぶりに優勝を飾ったマリノスが有力とか。容赦ないよなぁ。スウォビクはまだ半年だから契約を考えるとないでしょうが,シマオマテはさっそく目をつけられてもおかしくない。

 「東北・被災地の希望に」とか「熱いサポーターのために」とか,これまで有効だった残留に向けての殺し文句が軒並み色あせている現在。

 さすがに震災から間もなく9年を迎え,全国各地で大きな災害が起こり,その宮城でも台風被害が起こったこのご時世で,震災云々に頼るのではなく,次のステップに踏み出さなければいけない時期。

 また,「熱いサポーター」。。。正直,この言葉も恥ずかしくなるような状況になっているような。

観客動員はJ1ワースト3

 近年のJ1リーグ戦は1試合平均15000人前後をさまよっている状況で,それほど落ちている訳ではないにせよ,J1全体がここ数年で平均2千人程度入場者数が増え,今年は様々なマイナス要素をはねのけて,最終盤の盛り上げりもあり,初めて1試合平均が2万人を超える快挙となったことを考えると,ベガルタの停滞ぶりが目に余る状況です。2017年は13位から,今年は16位にダウン。何とワースト3!観客動員数で昇格降格が決まるのであれば,入替戦ポジションです。

 今年の全体のマイナス要素としては,何といってもラグビーワールドカップの影響。

 ライバル競技の一大イベントに客を取られるという次元が低い話ではなく,物理的にスタジアムを明け渡し収容人員の低いサブスタジアムでの試合を強いられたのが,札幌(ドーム⇒厚別),横浜FM(日産⇒三ッ沢),大分(ドーム⇒大分陸),名古屋(豊田⇒瑞穂)。札幌と名古屋はもともと併用していたとはいえ,開催時期には問答無用での明け渡しを強いられたり,アウェイ優先開催となっています。

 その最たるものとして,FC東京は,リーグ戦で使えるサブスタジアムがなく,やむを得ずに前半戦にホーム集中開催した結果,3か月以上,アウェイ8連戦という阪神を上回る死のロードが堪えたのかは知りませんが,独走していた前半の勢いが失速し,マリノスに優勝を奪われてしまいました。

 なのに,昇格の大分は昇格バブルと好成績で当然にしても,他のチームの観客動員は,軒並み昨年よりもアップしているのに,ベガルタは優勝争いをした2012年の翌年から1万5千人前後をさまよっているのみ。

 下にいるのは,パワハラ騒動で揺れた湘南,某宮スタ並みのアクセスのエディオンスタで頑張っている広島だけで,広島は今市中心部の中央公園で検討されているサッカー専用スタジアム計画で化けることを考えると,確実に5年後には抜かれてしまう。

 来年昇格する柏,横浜FCの観客動員数はベガルタよりは下だし,12位の大分~16位の仙台は団子であることを踏まえても,下を見て危機感を感じなければならない状況ではある。

2019J1リーグ平均観客動員数
順位 クラブ名 入場者数
1 浦和 34,184 人
2 FC東京 31,540 人
3 G大阪 27,708 人
4 名古屋 27,612 人
5 横浜FM 27,010 人
6 川崎F 23,272 人
7 C大阪 21,518 人
8 神戸 21,491 人
9 鹿島 20,569 人
10 札幌 18,768 人
11 松本 17,416 人
12 大分 15,347 人
13 磐田 15,277 人
14 鳥栖 15,050 人
15 清水 15,043 人
16 仙台 14,971 人
17 広島 13,886 人
18 湘南 12,848 人
平均 20,751 人

今シーズンの傾向を考察

今年は開幕戦の浦和戦も昨年天皇杯決勝のリベンジを煽り,神戸特需+震災こじつけマッチディでユアスタ過去最高の観客動員数を記録するなど,ブーストでの開幕ダッシュの反動がものすごかったのは,開幕5戦勝ちなしの衝撃もあったのでしょうが,開幕後~GW前の時期で1万人強の入場者数というのは例年だとせいぜい1.2~1.4万人というところから,雪の影響はあったとはいえ,かなりの衝撃でした。

 試合日程などは,チームの一存では何ともならないところがあるんでしょうが,意図的な煽り設定は気分が悪い。

3.11の震災こじつけ日程(鹿島or神戸)はいい加減にやめて欲しい。

 ホーム開幕も,J1全体のバランスからであれば,ドームの札幌で開幕させて,仙台は2戦目でもいいはず。過去に札幌ドーム開幕はやっているので芝の問題も不可能ではない。たまには,最後をホームで終わらせてほしい。

 その他,思うところとして,

 〇GW試合がドル箱ではなくなっている

  ~楽天に限らずどこも超満員なのに,1.6万人ってヤバイよね。一般市民の選択肢から外れているような。

 〇気候の良い5月は運動会・行楽シーズンで動員減

  ~中旬の広島戦でも1.2万人。 例年の運動会シーズン(5月下旬)を外しても,この時期はやっぱ低調。

 〇梅雨寒の6月にホームゲーム集中(ルバン含んで4試合)で共倒れ

  ~6月下旬に1週間で3試合はイジメかと。QR激安チケット乱発も,正規購入者にとっては不快。

 〇大入り試合(黄色)勝利なしで,リピーター獲得できず

  ~強い・相性が悪い相手が多いとはいえ,もったいなかった。

 〇秋の松本戦後のOBイベントなど,努力は感じられました。

 〇最終戦で1.3万人って,フロント何やっているの?

  ~社長が気を利かせてミヤテレに生中継させたのが裏目では?

2019vegalta

 もはや,最先端のユアテックスタジアム開場から22年が過ぎ,球技専用の劇場型スタジアムというだけでは仙台市民にとっては当たり前になり,改めて行こうと思わせることができない空間になっています。

 Wi-Fiなんて当たり前。リボンビジョンも当たり前。もはやスクリーンも決して大きくはない。ドリンクの売り上げを増やしたければカップホルダーつけてくれた方がよっぽどありがたい。など,ニーズとずれている感があります。

 観客動員も毎試合超満員という,J1に上がったばかりのバブルを再現させることは無理なので,現実的なラインとしては平均1.6万人をめざしてというところか。

 ホーム開幕戦・最終戦,強豪相手などの試合は満員を目指し,春先の気候が厳しいシーズンでも1.3万人を底として,その他は今秋の動員数1.5~6万人程度をコンスタントに集めて行けば,それほど無理な数字ではない。

 そのために,新しい観客を集めていく必要があり,来シーズンからの応援の中心がサポ自バックに集約されることはいいニュースだと思いました。

 というのも,サポ自と比べて値段が高い(とはいえ本来は指定席の場所であり,比べて千円程度安い)サポ自バックが空席が目立つようでは,チームとして何のためにサポーターのために便宜を図っているのか分からず,収益にも悪影響なので,まず”ここ”を埋める努力をするのは大賛成。

 最近のサポ自バックの応援は,正直全く迫力なく,単に立っているだけも多い。サポーターの高齢化とかマンネリ化とか,自分にも心当たりあるけど,せめて中心部の密度は上げて,応援の迫力を上げて行かないととは思う。

 で,本来の目的は,サポ自に余裕を持たせて,新しい観客,特に家族連れがせめて1時間前で続きで3~4席を確保しやすいような状態がないと,結構試合前にうろうろして,結局最後列に立ち見で試合どころではなく,「もう来ない」となってしまうことを避けるために。

 1.5万人程度の入りで,サポ自が1000枚以上余っていても,何で空席がないんでしょう?というのは過剰な席取りのためなんだよね。席確保のための呼びかけ運動も一時期やっていたけど,気持ちよく観戦してもらうために,より考慮する必要があるかと。

幻のスタジアムの増席計画の復活を

 J1再昇格時の奥山市長時代に構想があった,両ゴール裏の増席計画。震災や観客動員の伸び悩みもあり,お蔵入りしてしまいましたが,観客動員を増やすためには,やはり必要ではと思い始めました。

 というのも,各チームのスタジアムのキャパシティを見ると,2万人以下のスタジアムだけを使用しているのは,入替戦を戦う湘南位。松本や清水でも2万人超,鳥栖でさえ2.4万人。降格した磐田は1.7万人だけどただし大一番はエコパを使用可能。 

 年間の観客動員推移をみていると,やはり大一番など動員が見込める試合で稼いている部分もあることで,せめて,キャパシティが2.2万人程度になると,増席部分を使用して誘客もしやすくなるかなと。

 観客動員は,スポンサー収入と並び収益の柱であるので,J1各チームの収益規模の拡大の流れに置いて行かれないためにも,仙台市としても最低限のサポートは必要ではと。

 増席部分は,ゴール裏最前列になるので,正直フラット過ぎて試合は見ずらいかもしれないが,その分家族やグループ用のテーブル付きのボックス席みたいなのを設置して,新たな需要を呼び込む種にすることも。そのためには,スタジアムの指定管理をベガルタに任せることも必要ではと思います。外郭団体の存在は承知の上で。

2万人が境目

 というのも,今シーズンのチーム毎の平均観客動員をみると,2万人以上が鹿島までの9チーム。この9チームが全て3大都市圏のチームであり,2万人以下の9チームのうち,湘南以外は3大都市圏以外の地方チーム。

 そして,ある程度,チームの財政規模や順位とも比例するところはあり,地方チームが生き残っていくためには,2万人を目標にしていく必要り,そのために,収容人員が2万人以下では,その水準を目指すことができないためです。

 うち,札幌は,ドームの収容人員を活かして,日ハムとの兼ね合いや使用料の問題もあり厚別を併用しながらも昇格後ここ3年間1.8万人超と,平均2万人を射程に置いている状況。仙台は同じ地方拠点都市のチームとして,まずはあっという間に追い越された札幌の水準を目指さなければならない。

 もちろん,この観客動員を増やすためには,チームの魅力を増やす,フロントの意識改革が必要ということは大前提です。

 続投するか分かりませんが,課題は渡辺監督のホーム最終戦でのコメントに尽きるとは思います。本当にこのチームの行く末を本気で考えて行かないと,J1に居ればいいというだけでは,確実に取り残されていきます。

 次回は,この点を含めて記事にする予定です。

 

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