2019年7月
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泉区

2019年7月 5日 (金)

BRANCH仙台へ

 北山トンネルから泉パークタウンに向かう仙台大衡線と北環状線の交差点付近にオープンした,ダイワリース系のBRANCH仙台に行ってきました。最近長町名取Watcher!になっているので,北の方の記事がご無沙汰だったし,タピオとベガルタ戦のついでに気になっていたこの商業施設に寄りました。ここは,泉区と青葉区の境目なんですね。

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 訪れた日は,あいにくの雨の日でしたが,生協やツルハ側の平面駐車場も屋上駐車場もほぼ埋まっていました。西側エリアの駐車場まではチェックしませんでしたが,それなりに盛況でした。

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施設は東側のよくある箱型商業施設(生協・ツルハ・ダイソーなど)のエリアと,西側のオープンなテラス型のエリアに道路を挟んで完全に分かれています。

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 生協棟の方は別に敢えて見るところもないので,さらっとスルーしましたが,それにしても既存の桜ケ丘生協から北にの車で3分ほどのほぼ商圏が重なるこの場所に,近年ドミナント化を進める生協としては珍しくないんでしょうが,長町エリアでも長町店と太子堂店をほぼ同時期にオープンさせたり,ヨークベニマルを彷彿させるような仁義なき陣取り合戦で,「生活協同組合」という名称には似つかわしくない企業の運営するスーパーと何ら変わらない出店方針に思えます。買い物弱者に寄り添った展開も見えず,ここまでしないと勝ち残っていけないんでしょうが,福島の方を救済のための吸収合併し,規模の論理に走っているところも違和感を感じたり。

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一方,西側はオープンテラスの公園を囲むような2層式の構造で,仙台の近隣型SCにしては独自性を発揮していて,非常に開放的で気持ちの良い空間です。

あいにく雨の日で,こういう日は集客上も厳しいようでしたが,雨の日でも店舗前のひさしが余裕をもって取られており,雨に濡れることもありませんでした。

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 テナントは,飲食店が多いですが,1階の奥の方には核店舗的なヤマトヤ書店とニトリの小型店。あとクリニックが目立ちます。

 ”カミングスーン”もちょっと多いなー。テナント集めに苦労している感があり。このようなつくりは好きだけど,仙台の冬の気候を考えると,オープン型は厳しいのかもしれない。快適な時期が年の半分しかないし。

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ヤマトヤ書店は,今風の落ち着いた色調でまとめられた書店で,カフェが入っていたり文具や雑貨,食品などの販売にも力を入れていたり,蔦屋書店風です。当然ながら東仙台のフォレオ宮の杜店と似たような雰囲気。

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 このような狭い場所によく作ったなという感もありますが,箱型とオープン型のNSCがうまく融合していて,斬新なつくりだなぁと思いました。まぁ,逆に狭い場所で土地がないからというのを逆手に取った感じ。店舗の裏には,住宅地が迫っており建築条件的にも余裕はない感じでした。一方,富沢に林立するNSCは広大な駐車場を囲む形式で,確かに車では使いやすいけど,ランドスケープ的に面白みがないから,こういうのも良いなぁと思いました。同じダイワ系列でも様々だなぁと。

2017年8月20日 (日)

セルバテラスと泉中央の変化

今シーズンはほとんどベガルタの試合に行けていないので、けっこうご無沙汰になってしまっているけど、泉中央は相変わらず好きな街。

その泉中央に昨年11月にオープンしたのがセルバテラス。アリオ、セルバ、駅ビルスウィングに続いて駅前で4つ目となる商業施設で、遅ればせながらオープン後初めての来訪。
それも、先月のベガルタ戦で来訪した時のもの。

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感想としては、
1)コンパクトながらも、現在泉中央にない機能をうまく補完してきたこと
2)デッキレベル、地上レベルで既存のアリオ、セルバとの連携を重視した開放的な配置
1)は1階、2階でセルバのスウィーツ販売・飲食機能を補完した上、3階には郊外型店であるニトリでも日用雑貨を中心に取り扱うニトリデコホームとしまむらという、泉中央の近隣にはあれども、駅利用者や周辺マンション居住者が気軽に使えるような機能を導入してきました。

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ただし、3階については、テナントリーシングでいろいろあったようですが、アリオ・セルバである程度満たされている部分の穴埋めなので、目玉としては弱いのは仕方ない。
2)は、アリオ前の円形らせん階段を撤去して設けた円形イベント広場を囲む形で、住友商事が運営する3つの商業施設をつなぎ合わせることに。

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セルバテラスとの接続は、セルバとアリオのように上層階での連絡通路こそないけれど、セルバテラスの商業機能は3階までだし、1階のイベント広場、2階のデッキ経由でスムーズに行き来できるように。

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※住友商事HPから引用

また、セルバテラスの2階には、プロントと「ウエストコーストダイナーバーアンドグリル」というレストランがデッキに面した場所で開放的なつくりとなっています。

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こういう外に向けたつくりは、同じ仙台の副都心でも長町南のモール&ララガーデンでは見られないところ。箱に囲い込み型のモール&ララと違った魅力ではある。
イベント広場では、いず・ちゅう祭が行われていました。
円形イベント広場と2階デッキの数か所でミニステージでのライブなどが行われていたり、ベガルタの試合とも相まって、それなりの賑わい。下の写真はイベント終了後です。

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病院機能の導入

セルバテラスとしてオープンしたこの78街区は、結果的に半分を仙台循環器呼吸器センターが市名坂から移転するためのスペースとして使われたので、商業機能的には小規模なものになったけど、泉中央という副都心の機能の多様化、また高齢社会を見据えた病院機能の駅近くへの移転というのは望ましいこと(一方、JCHO仙台病院がパークタウンに移転するというのは、三菱地所というデベロッパーの強さ故にといっても、将来的にはどうなのかなと思ってしまいます)。

今後の泉中央の行く末

今後、商業機能の拡充は泉中央駅勢圏の人口高齢化及び東北学院大泉キャンパスの五橋移転に伴う若者利用者の減少が確実な中、また相変わらずロードサイドの大型店・郊外店の勢いが強い泉・富谷エリアの状況からすると、現実的な展開になってしまうのはやむをえないんでしょうね。一時はシネコンの導入ともいわれていましたが、富谷イオンや市名坂のコロナ(震災で閉鎖)と、北部エリアには郊外型シネコンが導入され立ち消えになるなど、紆余曲折がありました。

泉中央駅前では、セルバの南側の平面駐車場として使われている街区の活用がラストになり、バスターミナルの拡充も含めて検討が行われているようですが、泉中央自体の開発は駅開業後25年でようやく完成に向かうという長期的な視野に立った開発が行われてきました。

あすと長町との比較

一方、北の副都心の泉中央に対し、南の副都心の一角を占めるあすと長町。

中心の長町駅前は、2006年の街びらきからまだ10年。その中で、泉中央の住友商事を核とした第三セクター「泉新都心」が街づくりのコーディネート機能をはたしていた(2010年に仙台市保有分の全株を住商に売却済み)、のに対し、あすと長町では駅前など主要な街区が区画整理の保留地や旧国鉄清算本部への換地でまとめられ、まとまった土地活用を意図したのに、その処分にあたりうまく機能誘導ができず、現状のような中途半端な状況になっています。

都市の役割は概ね20年スパンで変わるので、地区内で定期借地権で立地している暫定商業施設等については、活用方法を再検討し、街が生まれ変わる種地として使われることも想定すると、ヨークやコーナン、ゼビオ付近の街区については、現在の活用方法はやむをえないかなと思いながらも(杜の広場中心のエリアなど、先に開発が進んだ地区北側は、KHBが進出予定であることを含め、成功として良いかと思います)、例の高層マンション群の過度な集中や、中心駅である長町駅前のサービス・商業機能が不足している現状と、その受け皿となる土地活用が各地権者に左右されるというのは、やっぱり好ましくないんでしょうね。

その点、右肩上がりの時代の開発手法とはいえ、駅前の主要な土地の所有権を三セクが持ち、全体を見ながら長期的に開発に関わることができた泉中央の成功事例を、同じ仙台市として、うまくあすと長町の開発に生かすことができなかったのかなという気持ちにもなります。

まぁ、まちびらきの11年前から震災前までの絶望的な状況からすると、よくここまで開発が進んだという側面もあるけど。

2017年1月 8日 (日)

今年も始まりました

今年も慌ただしく始まりました。



初売りで掘り出し物の電化製品を見つけ衝動買いしてしまい、配達されるのが楽しみな今日この頃。ストレスを物欲で晴らしているような。。。


とりあえず、短かった正月休み明けの仕事をクールダウンするこの3連休は有り難い。


あすと長町の近況


 あすと長町では、三井のパークタワーに隣接する平屋の商業棟の外観が現れてきました。






ガラス張りの外観で、スタイリッシュ。5つの入り口のドアが設けられているので、店舗5区画分でしょうね。

この立地で考えられるのは、マンション住民向けのコンビニ、カフェとかベーカリーとかが王道でしょうが、tekuteの中にすでに入っているから、競合してしまう。でも、昼はカフェで夜はバルのような、VISCHIOREのような業態は多少差別化できるかな。コンビニも東口に欲しい。




マンションの完成まではあと2年半あるので、早期に商業棟に着手するとは思っておらず、とりあえずはマンションのモデルルームとして使うのかなと思っていました。だけど最初からガラス張りですぐに店舗として使えるようなつくりなので、この建物をモデルルームとして使うことは想定されていないかも。





 また、杜の広場に隣接する東日本放送予定地に、看板が設置されていました。




こちらは、今年の4月6日から、シルク・ドゥ・ソレイユのトーテムの公演があります。仙台放送55周年記念イベントとの冠もついているこの催事を、ライバルのKHBが協力するというのはほほえましいというか。せっかく定着したあすと長町でのシルク・ドゥ・ソレイユ公演が続いてよかった。




温泉でリフレッシュ


 さて、昨日は泉の竜泉寺の湯まで、体をオーバーホールに行ってきました。

夜なので長町から車で30分ほど。以前は西多賀のベガロポリスの極楽湯を愛用していたのが、11月末に閉店。都市計画道路の建設の関係で露天風呂部分がかかってしまうためと言われていますが、近い温泉つきスーパー銭湯が、仙台港手前のコロナの大江戸温泉物語か、泉方面(竜泉寺、とみや湯ったり苑)になってしまったので、ちょっと残念。名取の極楽湯は沸かし湯だし、秋保などの本格温泉は昼しかやっていないし、マッサージ機のアメニティが弱いので、消去法でそのような選択肢に。仙南は昼であれば鳥の海か大河原のいい湯まで行くこともあるけど、夜遅くなので。

先月行ったコロナは、マンガ本が読めること、休憩スペースが充実しているのはプラスポイントだったけど、マッサージ機が15分300円の高級の割にはソフト系で、ゴリゴリ系じゃないと効かない自分には不満だったので、今回は1年ぶりの竜泉寺の湯に。

しかし、21時過ぎに着いたのに、駐車場がほぼ立駐の途中まで満車の混み具合。ここが混んでることは織り込み済とはいえ、道路条件がいい場所なので、東西南北から集まってくるというのもあるのかな。また、蔦屋書店もすぐ近くだし、イオンなどのSCもあるから、クルマ派が多いこのエリアには使いやすいんだろうな。

内湯は基本沸かし湯と思われながらも、炭酸泉を売りにしていて、結構温まる。しかし、浴槽の淵も人がぐるっといっぱいで、その中の方にもうじゃうじゃ。本当に芋洗い状態で、覚悟していったけれど、この大繁盛ぶりはすごいなーと。そのほか大好きなジェットバスが大混雑でなかなか空かないし、さっさと温泉の露天の方に。露天風呂にはテレビも設置されているし、内湯ほどは混んでいなかったので、壺風呂とあわせてゆっくりできました。

あとはマッサージ機をハシゴして自分に合うタイプを探す。10台以上あるのに、ほとんど埋まっているというのはすごいなぁと思いましたが、いつも使っているタイプが、酷使されているのかタタキがグラグラしていていた外れがあったり、3つ試した割りにはちょっと不満。


繁盛しすぎるのも、利用者にとっては微妙。


でも、朝6時から夜中の3時までやっているので(そんな時間に行くことはないけど)、そんな施設が太白区にも復活して欲しいなと思いました。




帰りには、小腹がすいたので、バイパスで24時間営業の家系ラーメン「山岡家」に。通るたびに寄らずにいられない太麺味噌トンコツこってりの不健康ソウルフードを堪能。






2016年12月30日 (金)

今年の振り返り&来年に向けて

今年もあと1日ちょっととなりました。

まだ年賀状も途中で、大掃除もする暇なくという体たらくぶりながらも、年末年始の帰省が急きょなくなり、しばらくぶりに自宅で年を越すことになりそうなので、ちょっとのんびりモード。

今年も公私ともに多忙な年で、更新頻度も週一が精いっぱい。そうすると取り上げるテーマも偏ってしまったというのが反省点。

振り返ってみると、

仙台駅東口再開発、北海道新幹線の開業、パルコ2のオープン東西線開業による沿線の変化、震災復興の進展(JR常磐線の再開、野蒜の新市街地整備の進展、石巻市立病院の移転、女川の順調な復興ぶり)、仙台空港民営化による新路線の開設泉中央の再開発多賀城のTSUTAYA図書館オープン仙台PITオープン富谷市誕生

など、今年も街中も郊外でもいろいろなことがありました。震災復興関連などは、あまり現地に出かけることも出来ず、記事も不十分なところが心残り。商店街やハマテラスなどがオープンした女川にはぜひ再訪したいところ。

今年は少なくとも年度末までは仕事で悲惨な状況が続きますが、県内では今年に比べると小粒ながらも楽しみなトピックはあるので、嫌気がささない限りは引き続きマイペースに更新していきます。

4月 東北大農学部青葉山新キャンパスへ移転

5月 荒井駅前に1500人収容ライブホールオープン

6月 ホテルメトロポリタンイースト開業

夏 仙台空港 ピーチの拠点化 (夜間駐機開始)

年内 宮城野橋全通(元寺小路福室線)

あすと長町も、当分の間はマンションの完成予定しかないのが残念ですが、4月には住友のシティタワー(414戸)が、年末にはワールドアイシティと野村のワンパーク(345戸)が入居開始となり、人の流れの変化や、新たな居住者を当て込んでの商業面での動きも期待できるかな。

2016年12月25日 (日)

旧市立病院跡地に学院大新キャンパス!

 2年前に、あすと長町に移転した、五橋の市立病院跡地。1.8ha弱の大規模な土地で地下鉄五橋駅と直結という好立地の条件の土地。


 だいぶ前から話は出ていた案件で、予定調和のように、東北学院大の新キャンパス用地としての売却に決まりました。


<仙台市立病院跡地>東北学院に44億円で売却


仙台市が旧市立病院跡地(若林区)を学校法人東北学院(青葉区)に売却する方針を固めたことが21日、分かった。同法人は東北学院大の教養学部(泉区)と工学部(多賀城市)を跡地に集約し、近接する同大土樋キャンパス(青葉区)と一体的に整備する方針。


 東北最大の私立大が仙台市中心部での拠点化を進めることで、市は「学都仙台」の街づくりを深化させたい考えだ。


 跡地は約1万7500平方メートル。関係者によると、売却額は44億円。市は同法人と来年1月に売買契約を締結し、3月に所有権を移転する。


 売却益は2014年に新築移転した現市立病院(太白区)整備に伴う借入金の返済に充てる。旧病院の解体撤去費用は同法人が負担する。


 市立病院は今年10月末、跡地の購入を希望する事業者による利用計画案の受け付けを開始。応募は東北学院を含め数件あった。


 今月20日の購入事業者選定委員会で、東北学院を優先交渉者に絞り込んだ。地域のにぎわい創出などの観点が評価されたとみられる。


 市は市中心部の広大な敷地という希少性を重視し、公募時に示した審査基準で(1)都市ブランド向上(2)交流促進や子育て支援などの施設機能(3)まちづくりへの貢献-などの評価項目を挙げていた。(河北12/22から引用)



過去記事


この件については、大学の都心回帰の流れは全国的なものという点も含め、上記記事でほぼ触れているので、そちらを参照いただくとして、前回記事時点では多賀城の工学部キャンパスを残す前提で、泉の教養部を統合との話だったのが、多賀城の工学部も合わせて、この五橋駅周辺の土樋・五橋駅前の新キャンパスに統合との流れとなりました。





多賀城キャンパスの工学部については、、仙台港近くの企業との産学連携を図りやすい場所にあるというメリット、学生にとっても多賀城駅から徒歩圏、駅前の再開発もあり、特に不便はなかったんでしょうが、大学側にとっては、設置から50年ということでキャンパスの老朽化が進んでいて(?)、いずれにせよ五橋に統合した方が良いとの判断なのでしょうか。

当然、仙台駅に近いこの五橋駅前キャンパスの方が、自宅からの通学範囲も広がり、新幹線で隣県からという学生にも通いやすい。また仙南方面や山形方面からの利便性は高まります。

一方、仙石線沿いの石巻や小牛田方面からは、多賀城駅または国府多賀城駅を使っての通学が便利だっただけに、20~30分以上のロスになります。石巻からは、仙石東北ラインを使えれば所要時間増はもうすこし小さくなるけど。



在仙大学通学環境の変化




 10年前の福祉大駅の開設とステーションキャンパス設置・最近の仙台駅東口キャンパスの設置、昨年の地下鉄東西線の開業による、東北大川内・青葉山キャンパス、宮教大、東北工大へのアクセスの劇的改善の流れが進んだところ。

 もともと土樋にキャンパスのある学院大とはいえ、1・2年生段階では少なくとも泉又は多賀城キャンパスへの通学となり、他大学と比べて学生通学の利便性が劣る(特に泉)という状況にあり、今後のさらなる少子化対策として、仙台駅からの利便性の確保が、大学の存続に関わるとの認識なのでしょうね。

当然、学生にとっても、バイトも街中に近い方が豊富だし、買い物など遊ぶところも。

地下鉄駅に直結した入り口となり、JRから乗り換え学生にとっては、仙台駅から1駅は使わんよなというのはありながらも、南北線・東西線沿線に自宅がある学生にとっては通いやすくなり、いろいろと行動範囲は広がります。市立病院移転で利用者が1割以上減っている五橋駅も、5年後には反転攻勢に出ることに。





地元への好影響
 現在は文系学部の3・4年生向けキャンパスとして主に使われており、4千人程度が通うキャンパス。それが、多賀城の工学部と泉の教養学部の各2千人(1~4年生)が移り、さらに、泉の文系学部(文学部、経済学部、経営学部、法学部)の4千人弱も移ってくるとなると、結果的に1.2万人弱の学生が集まることになり、現在と比較し約8千人の増に(大学院生は少のため考慮せず)。









 東北大片平キャンパスや、学院大土樋キャンパスの学生減の影響もあり、元気がなかった荒町の商店街。ラーメン屋の多さや飲み屋の点在など、学生街的な要素を持ち合わせているので、この商店街に活気が戻るきっかけになればと。学生向けアパートの特需もあるでしょうね。













<仙台市立病院跡地>都市型キャンパス整備へ





 仙台市は22日、旧市立病院跡地(若林区)を学校法人東北学院(青葉区)に44億円で売却すると正式発表した。同法人は泉区や多賀城市にある東北学院大のキャンパスを集約し、「学都仙台」を象徴する都市型キャンパスを整備する。2021年の完成を目指す。



 病院跡地にはホール棟、講義棟、高層棟、研究棟、カフェ棟の計5棟を建設。建築面積は約8870平方メートル、延べ床面積は約5万8730平方メートル。市民が利用できる多目的ホール(約980席)も整備する。高層棟は地上19階。キャンパスのランドマークとなり、レストランや図書館が入る。



 市が10月下旬~11月上旬に実施した事業提案書の公募には東北学院とデベロッパーの2事業者が応募したが、12月に入りデベロッパーが辞退。公認会計士など外部有識者3人と市職員3人でつくる事業者選定委員会が20日に開いた会合で同法人の提案を審査した。



 公開講座の開催やレストランの開放など、開かれたキャンパスとして地域交流の拠点を目指す点などが高く評価された。市はキャンパス整備による都市ブランドの向上や地域のにぎわい創出にも期待している。



 同法人理事長の松本宣郎東北学院大学長は「学都仙台の連携・交流シンボル『五橋アーバンキャンパス』がコンセプト。若者が切磋琢磨(せっさたくま)し、地域の人が知を求めて集うキャンパス整備に取り組みたい」との談話を出した(12/23河北)。

44億円で購入というのは、地下鉄駅直結の立地条件から安いように感じます。長町駅前の1.2haの旧ヤマザワの土地に匹敵する額。

なお、旧学院高校の1.6haの土地を森トラストに売却したのは確か70億程度だったような。ただし、あの廃墟となっている病院建物つきなので、その取り壊し費用を含めると、実質的に50億は下らないか。病院跡地とのことで、土壌汚染の可能性もあるし(原因者負担としても)、接道部分は実質的に西側のみで、土地の形状は良好とはいえないことから、そんなもんなんでしょう。









地上19階建ての高層棟を含みホール・レストランなど延床5万平米を超えるので、当然悪名高いアセス対象に。それでも5年後の2021年度に完成予定とのこと。復興需要が続き、東京オリンピックに向けての建設費高騰の中、計画通りに進めば良いですが。

それにしても、地元私大は資金力ありますね。福祉大が駅作って東口代ゼミを買収したし、学院大も片平南に続いて、五橋の土地を買収し、新キャンパス整備に100億は下らない資金を投入することに。奇しくも、例の厚生病院と組んだ医学部構想を断念した形になったけど、それで資金が浮いたということもある?

デベロッパーも手を挙げながらも断念とのことですが、この土地に複合開発は面白いけど、あの変則的な交差点前で、交通量の多さゆえに入りにくいため、商業的なポテンシャルは小さく、一方単なるホテルとマンションだったら建てる意味が薄い土地。

なので、想定通り学院大が購入してよかったのではと思います。泉キャンパスはともかく、多賀城キャンパスの移転後のケアが気になりますが。




2016年11月12日 (土)

泉中央駅前にセルバテラスオープン

11月11日、泉中央駅前に、Ario、駅ビルのswing、セルバに続く複合商業施設である、セルバテラスがオープンしました。



泉中央駅前の開発については、78街区と81街区が候補地と言われながらも、セルバがオープンした1999年からは17年目にようやく次の展開に進みました。

これまでは、シネコンの導入とか、様々な案がありながらも、99年以降は大店法が大店立地法に改悪され、いわば大型SCが商業調整なくしてほぼ好き勝手に出店できた最悪の時代。

その間、シネコンも市名坂にコロナ(震災で閉鎖)ができて、イオン富谷に109シネマズができるなど、泉中央駅前の混雑もあり、このエリアが逆風を受けてました。

そうはいっても、周辺地域へのSC開発も一段落し、泉中央駅自体も震災後の人口増での駅利用者の順調な増加、ヨーカドーのArioへの転換、セルバとArioとの連絡通路完成などもあり、また駅前街区の規制緩和による病院やマンションが建設可能になるなど、背景の変化もありました。

先んじてオープンした仙台循環器センター(病院)に続いて、セルバを補完するセルバ2的なセルバテラスがようやくオープンです。

新たな店舗は?

大型店舗としては、ニトリデコホームと追ってオープンするしまむら、山形と福岡の企業のコラボで全国発出店のファーマーズ・アンプレスィオン、他期間限定での東急ハンズなどが目立つところですが、パンチが弱いのは、エスパル東館やPARCO2で感じたように、仙台都市圏での商業環境が充実してきたからと思いたい。

アリオとはベデレベルと一階レベルで結ばれ、セルバとともに、回遊性を見込む配置です。さすが、住友商事の開発だけある。

セルバ2の店舗面積も、約5000平米とのことで、泉中央の中ではそれほど大きくないにしても、補完的な商業施設として丁度良い規模。長町駅前にこの程度の施設ができて欲しいと思うくらい。

富谷市の玄関口

泉中央は、先月市政試行した富谷市の玄関口としての役割を期待されながらも、夜間帯の宮交の減便もあり、若生市長がぶち上げているLRT構想どころではない状況ですが、そうはいっても、一日乗車客2万5千人(乗降客5万人)という賑わいは、仙台の郊外では随一のものであり(長町駅でJR・地下鉄合わせて乗降客が3万1千人、長町南で乗降客2万3千人)、将来的に地下鉄の延伸はないでしょうから、泉中央駅前の賑わいは将来的に約束されたものになります。もちろん、周辺団地の高齢化に伴う利用者の減少は生じながらも、急激に減少する状況は考えづらい。当分のの間乗降客4万人レベルは保つことができそうです。

泉中央駅前の商業施設は、このような考え方の元に今回移転があった循環器病センターの医療施設と合わせて、泉中央に行けば一通り用が足りるというような、コンパクトシティの考え方もあるのでしょうね。











2016年10月 8日 (土)

富谷市誕生!その陰で。。。

10月10日の月曜日、3連休の最終日に、県内で合併によるものを除くと、昭和46年の泉市、多賀城市、岩沼市誕生以来45年ぶりとなる、単独市制での新市となる「富谷市」が誕生します。





人口5万2千人と、町制施行時の5000人から10倍まで増えたのも、仙台市の発展による住宅地の郊外化が要因であり、昭和40年代に鷹乃杜、ひより台、あけの平、小規模ながらも富が丘(泉が丘とセット)、東向陽台(向陽台とセット)などの仙台市隣接の一体開発、さらにバブル時以降は、大規模開発として明石台と新富谷ガーデンシティ及びその西側4号線との間に位置する大清水などのエリアに移行し、現在に至ります。








現在は新富谷ガーデンシティや、明石台2期などが分譲中ですが、おおむね新規開発は落ち着きつつあります。

ただ、震災前は仙台市内の地価の下落もあり、鉄道のない富谷の人口増はそろそろ頭打ちをみせるだろうとの予測に反し、増加が続いた一因としては、セントラル自動車の本社工場移転成功により、従業員の移転住居の需要が一気に生じたこと、また震災による県の沿岸北部(石巻、気仙沼など)からの移転需要をそれなりに引き受けたことが挙げられます。

仙台からみると、不便な土地になりますが、トヨタ関係者はクルマ通勤だし、奥さんの買い物を考えてイオン富谷付近に住居を選べばそれほど問題ない。震災後でも、県北の後背地からすると、富谷は仙台に近くて土地も安いということになるし、クルマ中心の生活を送ってきた方々からすると、鉄道がないことはマイナス要因にならないという特殊要因が積み重なりました。

ひとまず市制施行はおめでたいことです。

市になっての変化

当然町時代に比べてハクがつくということが。住居表示上で”市”となることが、住民にとって最も大きなメリットでしょうね(変更の手続きが面倒というのはあるけど)。

それに、行政としても、企業誘致にあたって、市というのは有形無形の効果があります。

旧セントラルでは、60万都市相模原市から、大衡”村”に移るということで、社員やその家族にとっての衝撃は大きかったようです。仙台に近いということで、何とか大部分の社員が移ってきたそうですが。

行政面では、福祉事務所の設置での権限移譲、消防署の設置、また建て替えが打ち出された大和署の移転先となることを狙っているとか。ただ、大和署は吉岡で良いとは思いますが。大衡村や大郷町もエリアに入っていることからすると、幹線道路が集まっている現在地付近はベストの立地。富谷移転としても、あまりメリットはないような。

明るい未来?




この10年に県内で合併して誕生した新市は、中心市による吸収合併、過疎化が進んでいる自治体同市の連合という形態だったため、合併時がほぼピークで、人口はおおむね減少しています。特に栗原市は最たるものですが、石巻や気仙沼も震災で減少傾向に拍車がかかり、東松島がなんとか石巻からの移転需要で微減状態を保っている位。


そこで、この5万2千人で誕生する富谷市。今日の河北折り込み特集では、2060年まで人口増が続くというおめでたい予測を持っているようですが、それはこれまでの転入が続くことを想定したもので、20~30年後には遅れての高齢化が進行し、大変なことになります。開発余地も限られていること、仙台市への回帰により、6万人に届かず、人口も多くて5万5千人程度で減少に転じることになると予測しています。

それでも、人口減が続く塩竈市並みの規模を持つ自治体とのことで、利府と並び高速道路網の要衝に位置する立地条件は、県内全体をにらむと物流や商業立地としての優位性は持っており、現在高屋敷のコストコがオープンした工業団地に続き、今後新富谷ガーデンシティ2期の工業団地計画もあり、産業面での重要性は増していきそうです。

課題の公共交通は


 現在の町長が当選時に、「仙台市地下鉄のLRTでの延長」という不思議な公約をぶち上げ、現在では、仙台市に冷淡な反応をされたり、導入空間、ルートの難しさ。宮交との調整の難しさで、トーンダウンしている印象です。「泉中央駅までの公共交通アクセス改善」といった現実的な表現になっています。まー、しょうがない。

 それでも現実的なところから始めており、イクスカを使用した高齢者パスの導入、町民バスと宮交バスとの接続、新市役所への宮交バスの乗り入れ(平日1日4往復)を実施するほか、コンサルに委託しての調査研究は続けているようですね。




その富谷市が誕生する10日の翌日、11日に新市誕生記念の宮交バス減便が行われるというのは、何たる皮肉というか。

昨年の12月の東西線開業時に、地下鉄南北線の終電に泉中央駅から接続する最終バスを全て廃止し、24時20分頃発→23時半頃発に繰り上げを行ったのもつかの間、何と、23時台のバスが全廃され、終バスが遅くとも22時58分になってしまいます。




関連記事




宮城交通 泉中央発深夜バス廃止の影響(H27/11/21)

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これは、別に富谷いじめという訳ではなく、泉区内でも泉パークタウン方面、向陽台方面も同様に終バス繰り上げで23時台は全廃なので、宮城交通の事情なのでしょうが、それにしてもこの1年間で立て続けにこのような動きになるのは、住民にとってもショックでしょうね。

この地下鉄終電に接続する深夜バスがあるからこそ、地下鉄沿線に準じたライフスタイルを送れるとのことで、住居を構えた方も多いでしょうから。


宮城交通は、市バスの営業所の受託も進めていたり、震災で不通となっているJR路線の代替バス・気仙沼線BRTの受託、平行して走る高速バスの増便(石巻)、新設(相馬)など、運転手需要が高まっているのに対し、採用や養成が難しいという状況のようです。



それでも、少なくとも代替バスは昨年仙石線がなくなり、高速バス石巻線も減便傾向、今年の12月には常磐線の再開により、代替バスを請け負っていたかはわかりませんが、高速バス相馬線は廃止となるので、多少は運転手のやりくりに余裕が出てくるのではとは思いますが、それを前にした10月にこの終バスの一律繰り上げを行ってきたというのは、よほど余裕がないのか、それとも戦略があるのか。


というのは、あえて23時台以降をすべて廃止したのち、24時ちょうど泉中央発などを深夜バス(運賃倍額)として新設するとか。それも利用状況と運転手の確保次第でしょうが、ここまで計画的?に終バスを繰り上げている理由を勘ぐってしまいました。



個人的には、これまでが通常運賃で24時以降に終バスを設定してきたことが、大盤振る舞い過ぎた(他都市の状況と比較すると)、と思っていましたので、応益負担ということで深夜バス化という落としどころになってほしいです。

23時前に泉中央終バスだと、仙台駅22時37分、勾当台公園22時40分発に乗らないと間に合わない。残業でも、飲みでも、これはちょっとひどい。利府並みの終電の早さになってしまいます。常磐線も復旧して山下までは仙台駅23時半終電になるのに。

ということで、市内に電車バスで通勤通学している新市民にとっては、のっけからショックのスタートでしょうが、もしかしたら新市が、亘理町が岩沼駅からの500円ワンコイン深夜バスを実施しているように、町民バス車両を活用した策があったりして。



せっかくの市制施行に向けた公共交通改善の方向性がなかなかうまくいっていませんが、新市と宮交バスがよく話し合って、役割分担及び落としどころを見つけて、市民の利便性が極端に低下しないよう、調整して欲しいですね。






2016年7月30日 (土)

地下鉄南北線 延伸へのラブコール

7/29の河北に、これまでこのブログで取り上げてきた、南北市町からの地下鉄延伸へのラブコール記事が載ってました。

過去記事


<仙台南北線>延伸ラブコール 市困惑
 宮城県名取市と同県富谷町の両首長が、隣接する仙台市の地下鉄南北線(泉中央-富沢、14.8キロ)の延伸に意欲を見せている。ともに南北線の延伸を掲げて首長に初当選し、実現しなければ公約違反のそしりを受けかねないが、現時点では夢物語に近い。当の仙台市は、あずかり知らぬところで進む延伸話に困惑している。
 南北線と名取市、富谷町との位置関係は地図の通り。名取市は富沢駅からの南進、富谷町は泉中央駅からの北進を目指している。
 「名取市内の西北部団地は生活圏が仙台市に入り込んでいる。交通の利便性を確保しなければならない」。山田司郎名取市長は25日の就任会見で、選挙戦でも訴えた南北線の南進に取り組む姿勢を改めて強調した。
 西北部団地とは、仙台市との境にあるゆりが丘、みどり台、那智が丘、相互台の各団地。新駅設置が想定される地域の東側は富沢駅から直線距離で2~3キロと近く、住民の期待も大きい。
 一方、若生裕俊富谷町長は南北線の北進を狙う。昨年2月の町長選では、泉中央駅から次世代型路面電車(LRT)による富谷延伸を主張した。
 当選後はコンサルタントに調査分析を依頼し、「LRT」「地下鉄延伸」「路線バス強化」の3案の費用対効果を比較。若生氏は「泉中央までのアクセス改善を望む住民の声が強い。本年度は3案を深掘りして検討を進め、いずれは仙台市や県、国と協議したい」と意気込む。
 2市町からラブコールを送られた形の仙台市は、対照的に冷淡だ。市交通政策課は「2市町からは相談もなく、どこまでの本気度なのか。将来の人口減少や社会情勢を考えると簡単にはいかない」といぶかる。
 仙台市など全国9自治体の直営地下鉄のうち、開業後に他自治体に延伸した例は表の通り。地下鉄事業者でつくる日本地下鉄協会(東京)は「収支的には30万規模の都市への延伸なら可能性はある」との見方を示す。人口約7万8000の名取市と約5万2000の富谷町はいずれも採算面がネックとなる。
 南北線の八乙女-富沢間の1キロ当たり建設費は163億円。地上のみの泉中央延伸(1.1キロ)も97億円を要した。本年度末見込みで約44億円の赤字と932億円の累積債務を抱える仙台市の地下鉄事業に、延伸に取り組む余裕があるかは疑問だ。
 奥山恵美子市長は27日の定例会見で「市域外の延伸には相当な制約があり、県の関わりも出てくる。(延伸計画は)市が示すべき性質のものではない」と突き放した(7/29河北から引用)。
仙台市側の反応は至極当然。大人の対応をしているけど、何を勝手にと内心腸が煮えくりかえっていてもおかしくない。


そもそも、仙台市が100万人を達成するために、名取市との合併を模索し、地下鉄延伸にまだ積極的だった時代に、当時の閖上出身の長期政権市長が、仙台との合併の話を蹴った時点で、あり得ない話になっていたのにねぇ。


そういえば、その石川元市長から佐々木前市長まで、36年間も閖上出身者が市制を司っていたのかと思うと、名取における閖上の力の強さというのも分かる気がします。


南進の想定先は
名取側の延伸は、高舘3団地方面の山のふもとを想定していたようですね。
富沢駅から直線距離で2~3kmとのことですが、仮に仙台市域の柳生のダイシンあたりの(仮)柳生駅であれば、富沢駅から約2km。車両基地までの線路から分岐した実質的な線路延伸部分は1.5km程度で、地下ではなく全線高架も可能。これだけを見ると、可能性はあるように見えるかもしれません。
この場合、(仮)柳生駅から那智が丘入り口まで約2km。みどり台やゆりが丘まで3~4km。バスで10分圏には収まってきます。始発駅で座れるという条件から、柳生や西中田からの通勤需要もある程度拾えるとは思いますが、いかんせん南仙台駅(仙台駅から200円)と比べて、片道330円というのは、通勤先がなかなか経路として認めてくれない(定期だとさらに格差が広がる)。
 なお、記事は市域外延伸という内容になっているので、そうすると、名取市の高舘側にもう少し寄せ、(仮)高舘駅 となると、富沢から直線距離3km。そうなっても団地内に直結するわけではなく、あまり(仮)柳生駅 と変わらず、途端に現実的ではなくなる印象が。
東西線みたいに、P&Rの拠点駐車場を設けて需要喚起ということはあるけど、結局家から歩いて地下鉄に乗れないのであれば、現在の長町南や南仙台駅へのバスに乗る手間とそれほど変わらない。


いずれにしても、広大な名取川に橋をかけるのはネックだろうし、そもそも延伸をしたところで、少なくとも相互台には関係ないし、眺めはいいけどクルマがないと生きていけない那智が丘やゆりが丘の団地群に新しい住民が入ってくるとは思えない。地下鉄が一応直結した古い住宅地の八木山でさえ、再整備と新住民の流入効果は限定的。
記事中に延伸で採算がとれるのは30万規模の都市とあるけど、旧泉市は合併当時12万、現在の泉区が21万というのも納得。
名取市の場合、総人口が7万8千人とはいえ、ほとんどが本線やアクセス線の沿線人口であり、高舘の団地群は1万人規模。

だったら、仙台市としては北でも富谷ではなく、泉PT(2.5万人)に伸ばした方がよっぽどいいだろうしね。
富谷については、さらに問題外だし。考察は過去記事のとおり。

富谷町長選に思う(H27/2/11)

2016年5月14日 (土)

近場でGW その(5) 七北田公園へ

先週のGW最終日ですが、今シーズン初めて、やっとベガルタ観戦に行ってきました。

今日の大宮戦は無理そうだったので、行けそうな時に行っておかないと。

例のごとく、子どもを連れてだったので、ユアスタがメインというよりは、その前段でどっか遊ばせるのを優先にと考え、勾当台公園のハーフマラソンイベントでいろいろ食べてからとか、台原森林公園もいいかなと考えながらも、子ども連れだと地下鉄の途中下車が面倒で、結局終点の泉中央まで一気に行って、ヨーカドーで弁当を買い、七北田公園でゆっくりしました。

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七北田公園はベガルタで仙スタ―ユアスタにおそらく百回以上は行っていながら、純粋な公園側目的で行ったのは、ガキの頃の1989年のグリーンフェア仙台(かなり記憶がおぼろげ)と昨秋、そして今回と3回目。

昨年気候が良い時期に行って、気持ちが良い素晴らしい公園というのを認識しました。
こんな駅の近くに充実した公園があるというのは、やはり泉中央の魅力にもつながってきます。
あすと長町の中央公園も広いけど、スケールが段違い。
七北田川沿いを散策もできるし、噴水もある。やっぱ親水空間っていうのは魅力的。仙台ではウォーターフロントはもともとないし、大震災でさらに海が遠くなってしまったので、こういった川沿いの空間が整備されているのはうれしい。

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広々とした芝生広場。スケールが違う。

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ムーミンの遊具が設置されている「キートス広場」。震災後、フィンランドからの支援により3年位前に設置された遊具とのこと。

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撮った写真は、子どもが入り込んでいるので、あんまり使えませんでした。

キートス広場の北側にも、従来型の様々な遊具があり、多くの子供たちが遊んでいました。

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入り口付近の花いっぱいの空間。

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都市緑化ホール。これはグリーンフェア仙台の置き土産。イベント用に公園内に暫定ではない恒久施設を作ったというのが、合併当時に仙台市が旧泉市を手に入れようとした必死さを感じます。体育館は分かるけどね。

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噴水の向こう側には、ちらっと地下鉄が見えます。

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ふとスタジアムの方に目を向け、そろそろ試合いかないとなーと試合開始15分前にスタジアム方面に向かいました。

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ユアスタへ

予想通りというのが悲しいですが、アビスパ福岡戦ということで、ガラガラだろうなぁとおもったら、サポ自のゴール裏端っこは試合開始直前でも余裕で確保できました。ちなみに12千人。

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一応GWの最終日なんですけどね。GW前半のサガン鳥栖戦も14千人で、J2時代でもGWだと満員近く入っていたものですが、ヤバいよなぁと。この素晴らしいスタジアムも来年でオープン20年。市民にとっては当たり前になっているし、有名カード(鹿島、ガンバ、浦和、広島)以外は相手選手も知らないし、そもそもコアなサポーターが集まるはずのサポ自バックも空席が目立つ。サポ自+500円というのもあるだろうけど。
観覧車がオープンした楽天コボスタに完全に注目を奪われています。チーム状況は同じようなもんなんだけど。

まぁ、個人的には、昨年8月の松本山雅戦以来の生勝利を味わいました。チーム状況は上向きかなぁと思いましたが、相手の決定力不足にも助けられというところもあり。でも安心してみていられました。ひとまず降格圏を脱することが出来て一安心。今日の大宮戦で負けて、最下位から勝ち点3差になってしまいましたが、次の最下位湘南戦は当然重要に。

2015年11月21日 (土)

宮城交通 泉中央発深夜バス廃止の影響

18日に、東西線開業に絡む宮城交通のダイヤ改正内容が発表されましたが、

なんといっても、一番注目というか、影響が大きいのは、twitterでも発信して反響が大きかったこのニュース。

②各路線の運行経路・便数見直し
ご利用状況等に応じて、運行経路の変更や、運行便数の見直しを行います。その一環として、平日夜に運行している深夜バス4本を削減します。
(削減する深夜バス)
    ・県庁市役所前23:51発 南ニュータウン行
    ・仙台駅前24:02発(泉中央駅24:32発)富谷営業所行
    ・泉中央駅24:20発 泉パークタウン車庫行
    ・泉中央駅24:20発 イオン富谷店行

http://www.miyakou.co.jp/cms/news/desc/all/788/#target

東西線と間接的に関係する山田・南ニュータウン行き1路線の他、の泉中央駅を発着する宮交深夜バス3路線が、東西線開業のダイヤ改正のタイミングで、どさくさに紛れて一気に廃止されます。

JR4方面や地下鉄2方面は24時頃に仙台駅から終電が出ますが、それ以外のバス便に頼る地区は、概ね22時台が最終バスというところが多い。

昔は、地下鉄駅乗り継ぎ接続のバス路線も、終電に接続するのは、市バス時代の泉パークタウン線しかなく、鶴ケ谷方面も終電接続ではないにしても、ある程度遅くまでの運行で、バスにしては破格のサービスでした。

それが、泉パークタウン線が市バスから宮交に委譲されたタイミングかどうかわかりませんが、その後宮交が泉方面のほとんどの路線を担うようになり、人口の伸びが著しい富谷方面(明石台、新富谷ガーデンシティ)をはじめ、泉中央駅のバスターミナルの賑わいの半分は富谷町民のおかげといっても過言ではない状態。

宮交自体も、全体の赤字を仙台圏の輸送と高速バスでなんとかカバーしている状態で、特に利用者の減少傾向の太白区方面と異なり、泉区方面は市バスからの路線委譲の効果もあり、泉区方面の輸送力増強には積極的でした。

そのような状況から、積極的に地下鉄終電接続の深夜バスを増便したのかな。

泉中央駅のバスターミナルは、いつ行っても、ここは仙台?と思うような、首都圏の郊外ターミナル駅のような行列と、駅前の魅力的な大型店(アリオ・セルバ)の組み合わせ。

ここ発着の路線は宮交にとって生命線のような存在なだけに、今回の深夜バス3路線廃止はびっくり。

地下鉄乗り継ぎバスの成功

地下鉄接続のバスへの移行が軒並み失敗した南北線開業時。

北仙台乗り継ぎがことごとく失敗し、都心部直通に戻ったことをはじめ(市バスでさえ)、南部は西多賀、山田方面は宮交の抵抗もあり、現時点では都心直通と長町南駅接続が半々に。

一方、当時の八乙女・92年に延伸した泉中央駅発着のバスは、乗り継ぎへの誘導が成功しました。

というのも、当時の県道仙台泉線は朝ラッシュ時を中心にパンク状態で、バスが本当に数珠つなぎの状態だったようです。輸送力が限界に達して地下鉄を必要としたという健全な理由。

今回の東西線のような、バスで十分足りている中、既成市街地の再整備が目的という状況とは異なる。

また、地下鉄以前からあった団地(市内だと加茂・長命が丘、泉PT、泉が丘、松陵方面。富谷だと富が丘、サニータウン、あけの平)からの所要時間が一気に短縮されたこと、それがさらに遠方の富谷方面を中心とした住宅地開発の活発化につながりました。

ターミナルである泉中央駅前の副都心開発の成功もあり、一時期は「家を買う=泉or富谷」が当たり前で、仙台市民にとってあこがれの存在でした。

それがさらなる人口増を誘引し、昭和47年の市制施行時には約4万人だったのが、昭和63年の仙台市編入時には12万人、現在は21万人と仙台市の人口増の大部分を泉区が受け止めてきたことがわかります。

泉中央駅の乗降客は現在一日5万人に迫る勢いで、仙台では当然仙台駅に次ぐ存在です。

そのような状況なので、24時以降に発車する、地下鉄終電に接続する深夜バスは、宮交としても深夜帯の輸送改善を図り、沿線の利便性強化を図る明確な目的があった、また余裕があった時代だったのでしょう。

深夜バスの安心感

 地下鉄終電にバスが接続するという安心感は、残業や飲み会帰りの日常利用はもちろん、東京からの最終新幹線からも間に合うということで、活動時間が広がり、有形無形の安心感があります。

 それは、地下鉄やJR沿線も同様。それが今回地下鉄東西線の開業により、JR4方面が仙台駅24時2分発、地下鉄4方面が23時59分発と、ほぼ仙台駅24時まで滞在できるようになり、市内の多くのエリアをカバーするようになります。

仮に家の最寄バス停まで接続するバスがなくとも、最寄駅からタクシーで帰れば負担も小さくなるしというメリットもあり。

廃止理由の考察

 その一方、東西線開業に関係ない泉中央駅発着の深夜バス3路線が一気に廃止になるということについて、考えられるのは以下の理由

個別の理由としては

1)深夜帯の運転手手配が困難

2)運転手の深夜割増手当を考えると、採算が合わない

3)泉周辺ニュータウンエリアの高齢化と利用者の伸び悩み

宮交全体的な理由としては

4)東西線開業に伴う、南部を中心とする減収を、経費節減によりカバーする必要。

5)イクスカの導入に伴う、高額な機器導入費用、システム維持費用の補てん。

があるのかなと思っています。

あと、泉中央からの3路線は、泉中央駅24時20分(富谷営業所行きは24時32分発)でしたが、泉PT方面は、23時45分発と35分繰り上げ、イオン富谷行(ガーデンシティ)は23時35分発と45分の繰り上げ、富谷営業所行きは、23時35分発と、ほぼ1時間の繰り上げとなります。

なお、仙台駅発泉PT(宮城大学)行きとしては、23時35分発があり、ロイパ・アウトレット近辺限定ですが直行需要に応えています。

あと他に終バスが遅かった、向陽台団地は23時30分発で変更ありませんが、地味に松陵・鶴が丘NT行きが23時45分→22時20分と約1時間半の繰り上げと、影響が大きいところも。

こういう終バスの繰り上げが、ちょうど忘年会シーズンに突入する書き入れ時の時期に実施するというところが、宮交としても苦渋の決断だったのかなと察しますが、

仙台の深夜バスの不思議

でも、他都市では24時以降(都市によっては23時半以降)発のバスは、深夜バスとして運賃倍額をとっています。定期利用者からも、差額分を徴収など(210円区間→420円とか)。

宮交の4方面の深夜バスは、運賃倍額を採用しなかったことから、良心的だなぁと思っていましたが、採算性他の面で厳しいとなった時にいきなり廃止というのは、利用者のことを考えていない(そのような余裕がない)という気もします。

 例えば、BRT導入で大混乱の新潟市ですが、新潟交通が24時10分発のこのような深夜バスを導入しています。

http://www.niigata-kotsu.co.jp/noriai/shinya.pdf

 新潟では始発駅23時半発以降のバスを深夜バスとして適用しているよう。この路線は、JRの越後線に平行する路線で、電車の終電よりも遅い時間帯に走っています。

他の都市でも、深夜帯の運賃倍額っていうのは、「タクシーに乗るよりは安い」というメリットもあり、普通に受け入れられています。

 事業者にとっても上記の1)2)の理由の解決の一助になるし、完全廃止の前に、ワンクッションおいても良かったのかなと思っています。

 まぁ、仙台市交通局とも足並みを揃えないとという調整が面倒なところもあるのかな。泉中央からは競合する路線はないから、独自に実施できそうだけど、同時に廃止される県庁市役所23時51分発の南ニュータウン行きは、市バスとの重複部分もあり。

 また市バスで最も遅い旭ヶ丘23時52分発の鶴ケ谷方面行は通常運賃での運行なので、せっかくであれば市交通局と調整の上、深夜バスの考え方を導入した方が、他の路線の深夜帯の充実も見込めるし、より前向きな改正につながったのかなという意味でちょっと残念。

イクスカの導入で、料金システムの変更が面倒になるから、せっかくであれば、このタイミングで深夜倍額の料金制度を導入した方が良かったのになぁ。

 12月7日以降の、泉中央駅の混乱、またはタクシー需給状況の変化に注目ですが、復活の声が上がれば、運賃倍額の深夜バスとして復活させる目もあればと思います。

 宮交以外の事業者の参入という可能性もあるし、ここはまだひと波乱があるかな。

富谷町との関係

今回の深夜バス廃止のうち、特に富谷町の2路線が対象になりました。できもしないLRT構想をぶち上げた富谷町の新町長。町民バスの泉中央駅乗り入れの件で、宮交との関係が微妙との情報もありました。もしかしたらだけど、今回の深夜バスの廃止にも影響したというのは勘ぐりすぎでしょうか。

富谷町方面は、必要であれば、町が予算化して、亘理町が実施しているような自治体の境をまたぐ深夜バスを運行するという可能性はありますが、上記のように宮交との関係が悪化しているのであれば、基本的に宮交の許可が下りないと実施できない。また当然仙台市の許可も必要。

(亘理の例は、岩沼駅から亘理方面への宮交バスはとっくに廃止になっているから、岩沼市への許可だけで済むといっても、いかんせん、岩沼市も議会で乗り入れ反対論が出て、実施が数か月遅れたということもありました。おそらく地元タクシー会社からの反対でしょうが。)

太白団地・南ニュータウン方面

泉ばっかりだと気の毒なので、こっちも。

これは、県庁市役所、23時51分発、仙台駅23時58分発であることから、地下鉄終電とほぼ同じ時間帯の運行で、さらに、長町南駅で地下鉄終電からの接続を受ける役割を担い、西多賀・鈎取・ひより台・太白・南NT方面にとって大きな存在でした。

せめて、長町南駅~南NT区間だけでも残してくれればと思いながらも、もっと需要が大きい泉中央駅発着深夜バスが軒並み切られた状況からすると、やむを得ない。

今回の地下鉄開業とひより台大橋の開業による影響変化が大きいところ。

とくに、太白団地付近の上記団地群は、便利になると思うと、意外な落とし穴が。上述の深夜バス廃止もだけど、

仙台駅方面の交通が

・旧286経由仙台駅方面

・動物公園駅経由仙台駅方面

・動物公園駅行→【東西線】

・旧286経由長町南・長町駅行→【南北線】or【JR】

とバスの系統が4つになり、自分の目的地によってどの行先を選べばよいかが、良く考えないと分かりづらい。料金も異なるし。

行きはまだ良いけど、仙台駅からの帰りは、

○南北線に乗れば良いか、

○東西線に乗れば良いか、

○バスプールに行けば良いのか(286経由と動物公園経由でバス停も違う)

良くわからない。通勤に使う場合は、基本的に経路を指定しなければいけないけど、これではおちおち定期も買えない。イクスカにチャージして臨機応変に経路を選択するしかないな。

当然、地下鉄にのっても、接続バスがあるかどうかは時の運。特に、土日の動物公園駅からの本数は、泣きたくなる位。

市バス・地下鉄で完結するエリアであれば、市交通局HPで乗り継ぎ案内 があるから、薬師堂乗り継ぎエリアなどでは重宝すると思うけど、宮交エリアだと地下鉄とまたがった案内をしてくれないから、本当に、自前で接続が良い地下鉄の時間を調べておかないとヤバいよね。

結果的に各系統毎時1~2本になってしまい、中途半端に本数が分散して使いづらくなりました。

この南西部団地群(太白・ひより台・南NTなど)は、動物公園駅のパークアンドライドが1日400円で使えるので、バスを利用するよりはベストな選択枝になってしまうのではないかと危惧しています。仙台市もこのP&Rビルは、八木山エリア内よりは南西部団地群がターゲットでしょうし、このような施策をやられると、宮交にとっても辛いよなぁ。

東西線の利用者確保のためには、市としてバスだけに頼ってはいられない状況ながらも、これでは、12月6日以降が、BRT導入で大混乱の新潟市を笑えない状況になってはほしくないですが。。。