2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

泉区

2019年10月26日 (土)

仙台市地下鉄 踊り場に差し掛かる利用者数

恒例の仙台市地下鉄南北線・東西線各駅の利用者数(乗車数)が公表されました。

今年は,昨年よりもやや遅い時期の公表となりましたが,傾向としては,

「伸びる東西線に対し,踊り場に差し掛かる南北線」

というところでしょうか。

 南北線・東西線の一日平均利用者数は約25万人弱(乗換利用者の重複を除く)で,

利用者の割合は南北線:東西線で3:1の割合となります。

H29年度との比較では全線で約7千人(+3%弱)の利用増ですが,H28-H29年度の全線増加数が1.3万人(+5.5%)と比べるとやはり,全線の増加数が落ち込んできています。南北線は利用者減の駅もちらほらと現れており,ほぼ横ばいに近くなっています。

 

順調に増加する東西線

 乗換客込みで1日平均7.7万人と,開業前の需要予測値に近づいてきました。

H28-29が 約9千人(+14.1%)増に対し,H29-30が約6千人(+8.8%)増と,

伸び数が南北線を上回っているにしても,絶対数も増加率も落ちてきています。

H30touzai

 南北線とは異なり,まだ全駅が増加基調ですが,各駅の性格が異なるため,増加数にばらつきが見られています。

荒井近辺のように,「人口増が見込める駅」,東北大や卸町イオンなどの「目的地としての利用が見込める駅」,

大町西公園のように「ともに厳しい駅」に分けられます。

●高い伸び率の東側

 東端側の3駅(荒井,六丁の目,卸町)は概ね15%以上の伸びが続いています。

 特に卸町駅は2割以上の伸びで,9月という年度途中にオープンしたのにも関わらずイオンスタイル卸町の影響が大きいのでしょう。従業員利用はもちろん,住民増にも貢献しており,引き続きH31年度(R1年度)も通年での好影響が見込まれると思われます。

Img_6007

 荒井駅と六丁の目駅は,区画整理エリアへの人口の張り付きが順調である他,駅周辺の商業施設の立地も徐々に進み,期待感は相変わらず高い状況です。ただ,卸町駅を含め,最近続く大雨での冠水といった影響を受けやすいエリアであり,状況を注視する必要があるかも。

 一方,薬師堂駅や連坊駅は,大きな再開発可能な土地がないため,周辺の古い住宅地の相続等での再整備に頼らざるを得ず,伸び率は低下傾向。

 宮城野通駅は,東口で続く再開発の影響で,目的地としての利用者増が続くでしょうし,当然ヨドバシの再開発にも期待。

●伸び率が鈍化傾向の西側

 3千万円台の手頃な戸建ての供給が続く八木山動物公園駅周辺ですが,増加率も落ち着き5%を切りました。一方目的地としての東北大キャンパスを抱える青葉山駅,川内駅の利用者は,学生の居住エリアが代替わりの度に東西線沿線に移行しつつあるので,伸び率は+8~9%程度と比較的高い状況です。 さらに,2023年に青葉山新キャンパスに稼働が予定されている放射光施設の好影響も期待したいところ。

 マンションなど周辺人口が増え,アーケードに直結している青葉通一番町駅も8%超の高い伸び率を保っており,今後見込まれる都心再整備の好影響も受けるエリアでしょう。

 一方,都心部の端である大町西公園駅は,増加幅が急減し,ほぼ横ばいになってしまいました。南北線を含む全駅での最低利用者数の駅ながら,西側が広瀬川で駅勢圏が極端に狭いこと,目的地となる施設が少ないこと,足元の利用者はあまり地下鉄に乗らない(自転車・徒歩・広瀬通を走るバスで十分行動が可能)ということ,新規のマンション供給がなかったことが考えられます。今後は,大手町側でレーベンが景観面で賛否両論の高級マンションを分譲中で,入居が進めば駅利用者が多少は見込めるにしても,厳しい状況です。

 仙台市自体の人口が伸び悩み,そろそろ天井を打つ見込みの中,東西線沿線 にはもう少し頑張ってもらわないとという状況で,せめて利用者数が10万人まで伸びて欲しいところ。

住民の高齢化が進む南北線沿線

 一方,仙台都心を縦断し,南北の副都心を結ぶ大動脈南北線。台風で通路が浸水しても運行を止めない最強の安定感を誇っていますが,H30年度の利用者数の伸びはだいぶ鈍化しました。

H30nanboku

●高齢化が進む北方面

北方面では,高齢化が進み,居住者の代替わりが難しいS30年代から整備された地形が険しい住宅地が広がる旭ヶ丘駅・台原駅,及び周辺の開発が飽和し新たなマンション供給が止まって久しい八乙女駅の3駅の利用者が減少に転じました。八乙女は,後背地である加茂・長命ヶ丘という高齢化が進む住宅地の影響も否めない。

 泉中央駅もほぼ前年並みで,次年度には減少に転じるかもしれません。北部住宅地の高齢化は進んでおり,明石台・ガーデンシティ・紫山以外はどこも同じですし。泉中央自体の求心力は強いにしても,土地不足で新規マンションも数年に1棟という状況。

 勾当台公園駅や広瀬通駅の利用者もほぼ横ばい。 

 とはいえ,これまで朝晩ラッシュ時の混雑が問題になっていた北方面なので,利用者が天井を打つというのは悪い話ではないかもしれません。

●増加率が鈍化した南方面

 今回減少に転じた長町南駅は,八木山や山田,名取の高館3団地といった後背地の高齢化と通勤需要が減っているということと,東西線の八木山動物公園駅との駅勢圏の競合という状況なので,状況は厳しいながらも,これまでも減少に転じた翌年に増加というのを繰り返してきたので,ザ・モールの存在もあり,安定した利用者数が今後も見込まれるでしょう。

 南北線で随一の増加率の富沢駅は,富沢西の区画整理地区への戸建てやアパート供給が一気に進んでいること,駅近辺でもコンスタントに分譲マンションの供給があること,始発駅というメリットがあり,長町・あすと長町と比べても独自の存在感がありますね。

 一方,五橋駅から長町駅までは微増で,これまで高い伸び率を誇っていた長町駅も2%増と鈍化しました。H30年度は大規模タワーとして前年度に入居開始したワンパークレジデンシャルタワーズ(中央公園前の野村・ワールド物件)の好影響も見込める年でしたが,約200人増にとどまりました。JR長町駅の利用者もH30年度は200人弱の増と鈍化していたので,両駅とも同程度の増加にとどまることに。

 長町駅は,今年度途中に入居開始した三井のパークタワーと住友・ワールドのシティタワーあすとレジデンシャルによる利用者増も見込まれるので,来年の発表が楽しみです。 

Img_7773

Img_7556_20190707075001

 震災バブル及び東西線開業効果が終息しつつある仙台市地下鉄。利用者数の急激な伸びは今後見込めないにせよ,仙台の基幹的な東西南北を結ぶ交通機関としての重要性は変わりません。伸びしろがある東西線はもちろん,正念場の南北線ももう少し頑張って乗客を伸ばして,より多くの方に利用して欲しいものです。

 

スポンサーリンク

2019年9月11日 (水)

泉中央駅発の深夜バスが復活!

 かつては,地下鉄南北線の最終電車に接続する24時以降の通常運賃で乗れる深夜バスが走っていた泉中央駅バスターミナル。

しかし,4年近く前の地下鉄東西線開業と同時に行われた宮城交通ダイヤ改正で,軒並み終バス時間が繰り上げられました。

宮城交通 泉中央発深夜バス廃止の影響 (2015/11/21)

 (本文から一部引用)泉中央からの3路線は、泉中央駅24時20分(富谷営業所行きは24時32分発)でしたが、泉PT方面は、23時45分発と35分繰り上げ、イオン富谷行(ガーデンシティ)は23時35分発と45分の繰り上げ、富谷営業所行きは、23時35分発と、ほぼ1時間の繰り上げとなります。

 さらに,ちょうど3年前の10月ダイヤ改正で,終バスが22時台へと更なる繰り上げがなされました。

 この改正は,本当に,泉パークタウン及び富谷市方面のバス利用者には衝撃でした。

富谷市誕生!その陰で。。。(2016/10/8)

(本文から一部引用)その富谷市が誕生する10日の翌日、11日に新市誕生記念の宮交バス減便が行われるというのは、何たる皮肉というか。

 昨年の12月の東西線開業時に、地下鉄南北線の終電に泉中央駅から接続する最終バスを全て廃止し、24時20分頃発→23時半頃発に繰り上げを行ったのもつかの間、何と、23時台のバスが全廃され、終バスが遅くとも22時58分になってしまいます。

突如深夜バス復活!

 それから,ちょうど3年。富谷の方々は飲み会でも2次会参加をあきらめて22時位に帰るか,タクシー覚悟で飲むかの選択枝を迫られてきました。周りの富谷市民の方をみると,もうすっかり慣れて,あきらめがついたような感じでしたが,この10月のダイヤ改正での突然の深夜バス復活は本当に朗報ですね。23時32分発で,地下鉄東西線開業時並みの終バス時間に戻るだけですが,それでも国分町で23時まで飲めるようになるのは大きい。

Timetable1

Timetable2

宮交HPから引用)

②深夜バス実証運行
 下記2路線について、泉中央駅23:32発深夜バスの実証運行を行います。
 ・新富谷ガーデンシティ線(泉中央駅⇒ガーデンシティ外回り⇒大清水)
 ・泉ヶ丘大富線(泉中央駅⇒泉ヶ丘・大富⇒富谷営業所前)
 【期間】2019年10月1日(火)~2020年3月31日(火)
 【運行】平日ダイヤ運行日
 【運賃】通常運賃+深夜割増100円(小児+50円)※割増運賃支払いは現金のみ
  定期券もご利用頂けますが、深夜割増運賃を現金にて別途お支払いください。
 一例(大人)
 ◆現金支払い   通常運賃(車内に表示)+100円をお支払いください。
 ◆ICカード     降車時に運賃精算機にタッチ+現金100円をお支払いください。
 ◆定期券        降車時に運賃精算機にタッチ+現金100円をお支払いください。
    ※対象区間内の定期券であればチャージ金からの引き去りはございません。
    ※対象区間外をご利用のお客様は所定運賃をチャージ金から引き去ります。
    ※実証期間終了後の運行については、ご利用状況を踏まえ、改めてお知らせします。

 このブログでも,しきりに割増運賃でもいいので深夜バスの開設を訴えてきただけに,嬉しく思いますが,ポイントとしては,

 1.富谷方面2路線のみ。パークタウン方面は救済されず。

 2.割増運賃は現金100円のみ

 3.平日のみの期間限定で,来年3月末まで

一番需要がありそうな,パークタウン方面の終バスは22時台のままの一方,富谷方面の2路線の終バスが約30分繰り下げられる形です。

ガーデンシティ線(泉中央駅⇒明石南⇒明石台⇒ガーデンシティ⇒大清水)

泉ヶ丘大富線(泉中央駅⇒泉ヶ丘⇒富が丘⇒パルタウン大富⇒富谷営業所)

と,富谷市内の主要なニュータウンを2路線でカバーしており,その通り道の明石南と泉ヶ丘という仙台市内も恩恵を受けています。

 このルートを見る限りでは,実証実験と言っているので,富谷市が絡んでいるのではと思われます。そうでないと,同じく車庫があるパークタウン方面を差し置いて富谷方面に延長される理由を見出すのは難しい。

 利用はかなり見込めるのではと思います。タクシーで2~3千円払うことを考えると,通常運賃+100円ワンコインで済むというのは意外でした。

 通常運賃210円の明石台も,640円の富谷営業所も,+100円で済むというのは遠距離利用者には助かる形です。 

 自分が考えていた深夜バスのイメージは運賃倍額でしたので。

 ただ,首都圏でよくある深夜バスは,基本運賃が200~220円なので,倍でも500円に収まるのに対し,富谷方面はガーデンシティで330円(増税後340円)なので,倍だと負担感が大きいこともあるけど,何よりも半年限りの実証実験なので+100円を現金で収受することでイクスカやスイカの運賃プログラム改定を最小限にしたかったのでしょうか。

 せっかくの運賃改定のタイミングだったので,ICカードにも対応できた方が良かったのではと思います。

 永続的に行うのであれば,基本運賃の倍額の料金設定にして,24時発とかの方がありがたみがあったかも。

 いくら実証実験とはいえ,今後宮交で深夜バスを拡充する場合での割増運賃の設定の基準になるので,最初+100円で始めた後で「100円だと安いから倍額運賃にします」とはなかなかできない。

自治体の協力

 ただし,富谷市の令和元年度予算を見る限りでは,「新公共交通システム推進事業」 として1500万円を計上していますが,あくまでも公共交通の基本計画の策定が目的で,この実証実験事業の負担金などは見当たらない。

 そうすると,富谷市の予算支出なしで,100円の割増運賃で深夜帯の人件費増分をペイするという実証実験か。

ただ,40人乗っても,1便4000円。。。期間限定で来年3月末までとのことで, 仮に富谷市負担がないとすれば,永続的な運行のためにはもう少し割増運賃をとらないとすぐ終わりそう。どの程度に採算ラインを設定しているのでしょうか?

 この方法は,富谷市だけでなく,仙台市との間でも活用できれば,パークタウン方面への深夜の足の確保につながり,住民から声が上がりそうですが,ただ,広い仙台市内の他路線とのバランスを考えると,「なぜパークタウンだけ?」となりそう。市バスの終バスも基本23時頃なのに。

 せっかく,破格の割増運賃100円での深夜バスが開設されたのだから,あとはどれだけ富谷市民の利用を喚起できるか。

今後の仙台での深夜バスの行く末を占う重要な路線なので,大いに利用して欲しいと思います。

 

スポンサーリンク

2019年8月17日 (土)

仙台と札幌(その4)成熟した副都心 新札幌

さて,札幌シリーズの続きです。

仙台と札幌(その3)日ハム新球場(北海道ボールパーク)アクセス考

 快速エアポートから下車したのは新札幌駅。

Img_8045

 この新札幌は,地下鉄東西線新さっぽろ駅,及び周辺団地を結ぶバスターミナルを包含した充実した乗換ターミナルであり,札幌都心と空港との中継点でもあります。

 駅乗車数は,地下鉄が2.1万人,JRが1.5万人弱と,合計3.6万人弱。

地下鉄は一時期の減少から持ち直しながらも,最盛期2.3万人には届かず,JRは一貫して増加しています。

仙台で言うと,機能から泉中央,立地条件から長町駅というところですが,街の成熟度が全然異なります。

仙台で比較すると,泉中央駅が地下鉄単独で2.6万人,長町駅がJR1万人弱,地下鉄0.9千人弱で計1.9万人弱,地下鉄長町南駅が約1.1万人なので,新さっぽろは地下鉄だけで泉中央駅に迫る利用者がいます。

副都心の先輩格

 自分が,この新札幌の存在を知ったのは,確か30年位前の地元紙での特集記事。泉中央副都心の街びらき前で,政令市の”副都心”のモデルケースとして紹介されていたのを覚えています。一応前回札幌に行った際も車で通ったのですが,実際に駅や駅周辺を含めて回ったのは今回が実質的に初めて。

 この新札幌は,札幌市の東部,厚別区の中心で,「厚別副都心」とも呼ばれているようです。

Img_8044_20190817093701

 区役所他,様々な公共施設が集まり,JRと地下鉄,バスターミナルがある交通結節点,周辺には充実した商業施設と水族館などのレジャー施設,そして,何とこの立地条件でかつて高級ホテルのシェラトン(今は「ホテルエミシア」になっています)があったというのは,空港との中継点である故。

公共施設:厚別区役所,厚別区体育館,厚別区図書館,厚別温水プール,札幌市青少年科学館,厚別消防署,厚別郵便局

商業施設:新さっぽろアークシティ(サンピアザ,イオン,カテプリ,duo1・2,サンピアザ水族館を包含する巨大商業施設),その他ロードサイドショップ多数

ホテル:ホテルエミシア(旧シェラトン),新さっぽろアークシティホテル

Img_8048_20190817094501

アークシティフロアマップ

サンピアザの中央部には広々とした広場と吹き抜け空間が整備されています。贅沢な空間の使い方で,札幌はサッポロファクトリーもだけど,このような巨大な屋内空間が多いような気がします。寒冷地ならではで冬季にイベントを実施できるスペースとのことなのでしょうか。

Img_8049

おそらく,仙台市が泉中央副都心を整備する際のモデルケースとなったのではと思えるほど,公共施設の集積や段階的な商業施設整備など,似ているところが多いです。

 新さっぽろアークシティを構成する商業施設は,第三セクターの「札幌副都心開発公社」が整備・運営しているところも,仙台の泉中央副都心がかつて第三セクター「泉新都心」を中心に開発が進められていたのと似通っています(現在は親会社の住友商事に市の持ち分を売却し,完全民間となっています)。

 かつてはダイエーが核店舗でしたが,御多分にもれずイオンが継承し,その他巨大な専門店街で運営されています。JR新札幌駅に直結する左側の方が線路を挟んで「duo1と2」,右側の道路を挟んでデッキで直結されているのが「サンピアザ・カテプリ・イオン」ですが,古い部分は開店して40年ほど経過し,全体的に古びた印象を持ちました。

 1977年 JR新札幌駅開業(線路付け替え)・サンピアザ開業

 1982年 地下鉄東西線新さっぽろ駅延伸開業

 1990年 duo1・アークシティホテル開業・バスターミナル開設

 1992年 duo2開業 【グランドオープン】 

 で,グランドオープンの年は,仙台で泉中央駅が南北線の延伸開業した年と同じで,27年前です。

泉中央駅もペデストリアンデッキの老朽化等で,修繕と近年デッキ下広場の再整備がセルバテラスの開業と合わせて実施されましたが,新札幌は周辺を含めていい意味で雑多な繁華街が形作られ,成功した街づくりと言って良いかと思いますが,全体的に老朽化による古臭さは否めません。

Img_8047

Img_8050

地下鉄新さっぽろ駅

 今回地下鉄には乗りませんでしたが,駅の入り口のサインが昭和。。。

Img_8056

一応更新型もあります。

Img_8054

 本数は,平日昼間と休日は7分間隔,平日朝は4~5分間隔,平日夕方は5~6分間隔で運行されています。

東西線はこの新さっぽろ駅から宮の沢駅までの約20㎞で運行され,成熟区間である札幌市交南北線よりも乗客が多く,7両編成と仙台に比べると長編成かつ幅広車両で輸送力が確保されているのに,概ね全時間帯で仙台の南北線(4両編成)に匹敵する本数というのは流石です。

Img_8057

改札口やコンコースも古びていて,だだっ広い空間に殺風景な印象でした。ただ,地下鉄はもう一つ改札があったようなので,そっちの方はまた違うのかもしれません。

Img_8058

 札幌市の地下鉄は,バブル期に3本目の地下鉄として建設された東豊線の建設費負担が大きく,また高齢化により南北線と東西線の既存地下鉄の利用者も伸び悩み,一時期は4000億円を超える累積負債とのことで,経営がかなり厳しい時期がありましたが,近年は南北線はともかく東西線の持ち直しと東豊線の乗客の伸び,市の補助金増額もあり,累積赤字は3000億円程度まで減り(固定負債2600億円,流動負債400億),債務超過が続きながらも,最悪期からは脱しつつあるようです。

 この設備の古臭さも,なかなか機能更新が進まなかったことの後遺症なのかととらえました。

寒冷地型バスターミナル

 仙台でも,旭ヶ丘駅のバスターミナルは似たような感じですが,冬季の厳しい気候を踏まえてか,雨風が吹き込まないガラス張りのバスターミナルとして整備されています。案内サインは古いですが,発車時刻も電光掲示されているのは分かりやすい。

Img_8062

また,バスバース数もかなりのもの。

Img_8060

 新札幌は,地下鉄としては東西線の終点ながらも,JR千歳線としては途中駅だし,地区の北側をかすめて厚別駅が設置されている函館本線が岩見沢以遠までつながっているなど,バスとしての駅後背地は必ずしも仙台都市圏北半分をカバーする泉中央駅と比べて広い訳ではなさそうですが,周辺のニュータウンや公営住宅の密度がかなり高そうなこと,また札幌市営地下鉄との充実した乗り継ぎ割引(△80円)があることで,バスへの乗り継ぎの抵抗が小さいのかと感じました。

 仙台では,現金での乗り継ぎ割引が廃止となった代わりに,ICカードicscaでのポイント付与(30ポイント)に,通常の地下鉄・バス利用運賃への付与(最低5%)があるので,概ね50円相当分以上の付与はありますが,ちょっと分かりづらい。

 一方,東西線の3駅からの乗り継ぎ抵抗軽減のためのバス100円均一区間がありますが,地下鉄に乗り継がない利用者にも恩恵があるという,”分かりやすさ”を重視するあまり過剰サービスの制度となっており,その運賃減免分の市の財源負担も大きいものがあるので,通常運賃に戻したうえで,乗り継ぎ割引を強化した方が公平性が保てるのでは。いずれにせよ,札幌の方式は分かりやすさでいうとピカイチです。

JR新札幌駅

 千歳線の線形改良で40年以上前に生まれたこの駅。高架駅で改札付近は小ぎれいで,案内時刻表示も充実ですが,相対式2面2線のホームは流石に古びている印象です。また,周辺の開発が進んでおり,あまり駅の外の景色が見れず,位置が把握し辛かったです。

 高架化から40年というと,仙台近郊だと仙石線の本塩釜駅付近と同じですが,より古臭さを感じるのは,寒冷地故の気候の厳しさから,傷みが激しくなるのか?単にメンテナンスの問題なのか。車両はそれほど古い車両はないけれど,投入されて10~20年程度なのか,それなりに汚れている感がありました。

 Img_8039

 地下鉄乗換駅として,帯広・釧路方面のスーパーおおぞら,函館への北斗などの特急列車が毎時1~2本発着するのが新鮮でした。ただし,電車ではなくディーゼル特急なので,ものすごい音と煙を吐きながらというのも不思議な感じが。

Img_8067_20190817093201

駅設備は古臭さがあるにせよ,きれいに15分毎に運行される札幌までノンストップの快速エアポートの合間に,白石・苗穂等に停車する各駅停車が運行され,さらに特急列車と貨物列車の運行があることから。快速エアポートの増便や日ハム新球場輸送計画に苦慮していることを実感しました。

 朝のラッシュ時は概ね10分おきで,大通直結の地下鉄東西線がメインなのか,意外に少ないと感じましたが,昼間は特急を含めて毎時8~9本の運行で,確かに厳しいなぁと。

Img_8040

 駅や商業施設を含めた構造が複雑で,駅のメインの入り口が分かりづらいことも感じました。まぁ,東京の駅ではありがちですが。

将来の再整備

 札幌市の東の拠点としての存在感は引き続き維持していくかと思いますが,いかんせん,都市機能のリニューアルが必要。

 乗換駅とはいえ,今であれば新たにこれだけの駅直結型の商業施設が整備されるのは無理で,既存のストックとして貴重で羨ましい。乗降客数で7.2万人というのは伊達じゃないし,引き続きこのポテンシャルを活かしながら,リニューアルを進めて行ければと思います。その他駅設備も地下鉄もJRもバスターミナルも正直老朽化が著しく,札幌市交通局もJR北海道も経営が厳しい状況ながらも,相乗効果を高める方向で協力して行ければ。

 なお,仙台でも泉中央駅周辺は街びらきから27年経ち,そろそろ新札幌と同様の悩みが出てくる時期になってきます。

 念願の北側ブロックはセルバテラスと仙台循環器センターが立地し,アリオやセルバとのデッキ下の連携を含めて改善されましたが,セルバ南側の街区の活用 ,デッキのタイル割れの修繕,混雑しているバスターミナルの拡張再整備など,課題は山積しています。

 一方,南の副都心のあすと長町は,1巡目の施設立地が終盤のため,まだまだ機能更新は先の話ではありますが,都市インフラの老朽化や機能更新が必要になる時期を見据えていく必要がありますね。

 

スポンサーリンク

2019年7月 5日 (金)

BRANCH仙台へ

 北山トンネルから泉パークタウンに向かう仙台大衡線と北環状線の交差点付近にオープンした,ダイワリース系のBRANCH仙台に行ってきました。最近長町名取Watcher!になっているので,北の方の記事がご無沙汰だったし,タピオとベガルタ戦のついでに気になっていたこの商業施設に寄りました。ここは,泉区と青葉区の境目なんですね。

 Img_7808  

 訪れた日は,あいにくの雨の日でしたが,生協やツルハ側の平面駐車場も屋上駐車場もほぼ埋まっていました。西側エリアの駐車場まではチェックしませんでしたが,それなりに盛況でした。

Img_7810

施設は東側のよくある箱型商業施設(生協・ツルハ・ダイソーなど)のエリアと,西側のオープンなテラス型のエリアに道路を挟んで完全に分かれています。

Img_7813

 生協棟の方は別に敢えて見るところもないので,さらっとスルーしましたが,それにしても既存の桜ケ丘生協から北にの車で3分ほどのほぼ商圏が重なるこの場所に,近年ドミナント化を進める生協としては珍しくないんでしょうが,長町エリアでも長町店と太子堂店をほぼ同時期にオープンさせたり,ヨークベニマルを彷彿させるような仁義なき陣取り合戦で,「生活協同組合」という名称には似つかわしくない企業の運営するスーパーと何ら変わらない出店方針に思えます。買い物弱者に寄り添った展開も見えず,ここまでしないと勝ち残っていけないんでしょうが,福島の方を救済のための吸収合併し,規模の論理に走っているところも違和感を感じたり。

スポンサーリンク

 

一方,西側はオープンテラスの公園を囲むような2層式の構造で,仙台の近隣型SCにしては独自性を発揮していて,非常に開放的で気持ちの良い空間です。

あいにく雨の日で,こういう日は集客上も厳しいようでしたが,雨の日でも店舗前のひさしが余裕をもって取られており,雨に濡れることもありませんでした。

Img_7815 Img_7812

 テナントは,飲食店が多いですが,1階の奥の方には核店舗的なヤマトヤ書店とニトリの小型店。あとクリニックが目立ちます。

 ”カミングスーン”もちょっと多いなー。テナント集めに苦労している感があり。このようなつくりは好きだけど,仙台の冬の気候を考えると,オープン型は厳しいのかもしれない。快適な時期が年の半分しかないし。

 Img_7817 Img_7816

ヤマトヤ書店は,今風の落ち着いた色調でまとめられた書店で,カフェが入っていたり文具や雑貨,食品などの販売にも力を入れていたり,蔦屋書店風です。当然ながら東仙台のフォレオ宮の杜店と似たような雰囲気。

Img_7818

Img_7822

 このような狭い場所によく作ったなという感もありますが,箱型とオープン型のNSCがうまく融合していて,斬新なつくりだなぁと思いました。まぁ,逆に狭い場所で土地がないからというのを逆手に取った感じ。店舗の裏には,住宅地が迫っており建築条件的にも余裕はない感じでした。一方,富沢に林立するNSCは広大な駐車場を囲む形式で,確かに車では使いやすいけど,ランドスケープ的に面白みがないから,こういうのも良いなぁと思いました。同じダイワ系列でも様々だなぁと。

2017年8月20日 (日)

セルバテラスと泉中央の変化

今シーズンはほとんどベガルタの試合に行けていないので、けっこうご無沙汰になってしまっているけど、泉中央は相変わらず好きな街。

その泉中央に昨年11月にオープンしたのがセルバテラス。アリオ、セルバ、駅ビルスウィングに続いて駅前で4つ目となる商業施設で、遅ればせながらオープン後初めての来訪。
それも、先月のベガルタ戦で来訪した時のもの。

Img_4106_2

感想としては、
1)コンパクトながらも、現在泉中央にない機能をうまく補完してきたこと
2)デッキレベル、地上レベルで既存のアリオ、セルバとの連携を重視した開放的な配置
1)は1階、2階でセルバのスウィーツ販売・飲食機能を補完した上、3階には郊外型店であるニトリでも日用雑貨を中心に取り扱うニトリデコホームとしまむらという、泉中央の近隣にはあれども、駅利用者や周辺マンション居住者が気軽に使えるような機能を導入してきました。

Img_4097

ただし、3階については、テナントリーシングでいろいろあったようですが、アリオ・セルバである程度満たされている部分の穴埋めなので、目玉としては弱いのは仕方ない。
2)は、アリオ前の円形らせん階段を撤去して設けた円形イベント広場を囲む形で、住友商事が運営する3つの商業施設をつなぎ合わせることに。

Img_4098



セルバテラスとの接続は、セルバとアリオのように上層階での連絡通路こそないけれど、セルバテラスの商業機能は3階までだし、1階のイベント広場、2階のデッキ経由でスムーズに行き来できるように。

Img_4095

201602181750_1

※住友商事HPから引用

また、セルバテラスの2階には、プロントと「ウエストコーストダイナーバーアンドグリル」というレストランがデッキに面した場所で開放的なつくりとなっています。

Img_4108_3

こういう外に向けたつくりは、同じ仙台の副都心でも長町南のモール&ララガーデンでは見られないところ。箱に囲い込み型のモール&ララと違った魅力ではある。
イベント広場では、いず・ちゅう祭が行われていました。
円形イベント広場と2階デッキの数か所でミニステージでのライブなどが行われていたり、ベガルタの試合とも相まって、それなりの賑わい。下の写真はイベント終了後です。

Img_4102

病院機能の導入

セルバテラスとしてオープンしたこの78街区は、結果的に半分を仙台循環器呼吸器センターが市名坂から移転するためのスペースとして使われたので、商業機能的には小規模なものになったけど、泉中央という副都心の機能の多様化、また高齢社会を見据えた病院機能の駅近くへの移転というのは望ましいこと(一方、JCHO仙台病院がパークタウンに移転するというのは、三菱地所というデベロッパーの強さ故にといっても、将来的にはどうなのかなと思ってしまいます)。

今後の泉中央の行く末

今後、商業機能の拡充は泉中央駅勢圏の人口高齢化及び東北学院大泉キャンパスの五橋移転に伴う若者利用者の減少が確実な中、また相変わらずロードサイドの大型店・郊外店の勢いが強い泉・富谷エリアの状況からすると、現実的な展開になってしまうのはやむをえないんでしょうね。一時はシネコンの導入ともいわれていましたが、富谷イオンや市名坂のコロナ(震災で閉鎖)と、北部エリアには郊外型シネコンが導入され立ち消えになるなど、紆余曲折がありました。

泉中央駅前では、セルバの南側の平面駐車場として使われている街区の活用がラストになり、バスターミナルの拡充も含めて検討が行われているようですが、泉中央自体の開発は駅開業後25年でようやく完成に向かうという長期的な視野に立った開発が行われてきました。

あすと長町との比較

一方、北の副都心の泉中央に対し、南の副都心の一角を占めるあすと長町。

中心の長町駅前は、2006年の街びらきからまだ10年。その中で、泉中央の住友商事を核とした第三セクター「泉新都心」が街づくりのコーディネート機能をはたしていた(2010年に仙台市保有分の全株を住商に売却済み)、のに対し、あすと長町では駅前など主要な街区が区画整理の保留地や旧国鉄清算本部への換地でまとめられ、まとまった土地活用を意図したのに、その処分にあたりうまく機能誘導ができず、現状のような中途半端な状況になっています。

都市の役割は概ね20年スパンで変わるので、地区内で定期借地権で立地している暫定商業施設等については、活用方法を再検討し、街が生まれ変わる種地として使われることも想定すると、ヨークやコーナン、ゼビオ付近の街区については、現在の活用方法はやむをえないかなと思いながらも(杜の広場中心のエリアなど、先に開発が進んだ地区北側は、KHBが進出予定であることを含め、成功として良いかと思います)、例の高層マンション群の過度な集中や、中心駅である長町駅前のサービス・商業機能が不足している現状と、その受け皿となる土地活用が各地権者に左右されるというのは、やっぱり好ましくないんでしょうね。

その点、右肩上がりの時代の開発手法とはいえ、駅前の主要な土地の所有権を三セクが持ち、全体を見ながら長期的に開発に関わることができた泉中央の成功事例を、同じ仙台市として、うまくあすと長町の開発に生かすことができなかったのかなという気持ちにもなります。

まぁ、まちびらきの11年前から震災前までの絶望的な状況からすると、よくここまで開発が進んだという側面もあるけど。

2017年1月 8日 (日)

今年も始まりました

今年も慌ただしく始まりました。



初売りで掘り出し物の電化製品を見つけ衝動買いしてしまい、配達されるのが楽しみな今日この頃。ストレスを物欲で晴らしているような。。。


とりあえず、短かった正月休み明けの仕事をクールダウンするこの3連休は有り難い。


あすと長町の近況


 あすと長町では、三井のパークタワーに隣接する平屋の商業棟の外観が現れてきました。






ガラス張りの外観で、スタイリッシュ。5つの入り口のドアが設けられているので、店舗5区画分でしょうね。

この立地で考えられるのは、マンション住民向けのコンビニ、カフェとかベーカリーとかが王道でしょうが、tekuteの中にすでに入っているから、競合してしまう。でも、昼はカフェで夜はバルのような、VISCHIOREのような業態は多少差別化できるかな。コンビニも東口に欲しい。




マンションの完成まではあと2年半あるので、早期に商業棟に着手するとは思っておらず、とりあえずはマンションのモデルルームとして使うのかなと思っていました。だけど最初からガラス張りですぐに店舗として使えるようなつくりなので、この建物をモデルルームとして使うことは想定されていないかも。





 また、杜の広場に隣接する東日本放送予定地に、看板が設置されていました。




こちらは、今年の4月6日から、シルク・ドゥ・ソレイユのトーテムの公演があります。仙台放送55周年記念イベントとの冠もついているこの催事を、ライバルのKHBが協力するというのはほほえましいというか。せっかく定着したあすと長町でのシルク・ドゥ・ソレイユ公演が続いてよかった。




温泉でリフレッシュ


 さて、昨日は泉の竜泉寺の湯まで、体をオーバーホールに行ってきました。

夜なので長町から車で30分ほど。以前は西多賀のベガロポリスの極楽湯を愛用していたのが、11月末に閉店。都市計画道路の建設の関係で露天風呂部分がかかってしまうためと言われていますが、近い温泉つきスーパー銭湯が、仙台港手前のコロナの大江戸温泉物語か、泉方面(竜泉寺、とみや湯ったり苑)になってしまったので、ちょっと残念。名取の極楽湯は沸かし湯だし、秋保などの本格温泉は昼しかやっていないし、マッサージ機のアメニティが弱いので、消去法でそのような選択肢に。仙南は昼であれば鳥の海か大河原のいい湯まで行くこともあるけど、夜遅くなので。

先月行ったコロナは、マンガ本が読めること、休憩スペースが充実しているのはプラスポイントだったけど、マッサージ機が15分300円の高級の割にはソフト系で、ゴリゴリ系じゃないと効かない自分には不満だったので、今回は1年ぶりの竜泉寺の湯に。

しかし、21時過ぎに着いたのに、駐車場がほぼ立駐の途中まで満車の混み具合。ここが混んでることは織り込み済とはいえ、道路条件がいい場所なので、東西南北から集まってくるというのもあるのかな。また、蔦屋書店もすぐ近くだし、イオンなどのSCもあるから、クルマ派が多いこのエリアには使いやすいんだろうな。

内湯は基本沸かし湯と思われながらも、炭酸泉を売りにしていて、結構温まる。しかし、浴槽の淵も人がぐるっといっぱいで、その中の方にもうじゃうじゃ。本当に芋洗い状態で、覚悟していったけれど、この大繁盛ぶりはすごいなーと。そのほか大好きなジェットバスが大混雑でなかなか空かないし、さっさと温泉の露天の方に。露天風呂にはテレビも設置されているし、内湯ほどは混んでいなかったので、壺風呂とあわせてゆっくりできました。

あとはマッサージ機をハシゴして自分に合うタイプを探す。10台以上あるのに、ほとんど埋まっているというのはすごいなぁと思いましたが、いつも使っているタイプが、酷使されているのかタタキがグラグラしていていた外れがあったり、3つ試した割りにはちょっと不満。


繁盛しすぎるのも、利用者にとっては微妙。


でも、朝6時から夜中の3時までやっているので(そんな時間に行くことはないけど)、そんな施設が太白区にも復活して欲しいなと思いました。




帰りには、小腹がすいたので、バイパスで24時間営業の家系ラーメン「山岡家」に。通るたびに寄らずにいられない太麺味噌トンコツこってりの不健康ソウルフードを堪能。






2016年12月30日 (金)

今年の振り返り&来年に向けて

今年もあと1日ちょっととなりました。

まだ年賀状も途中で、大掃除もする暇なくという体たらくぶりながらも、年末年始の帰省が急きょなくなり、しばらくぶりに自宅で年を越すことになりそうなので、ちょっとのんびりモード。

今年も公私ともに多忙な年で、更新頻度も週一が精いっぱい。そうすると取り上げるテーマも偏ってしまったというのが反省点。

振り返ってみると、

仙台駅東口再開発、北海道新幹線の開業、パルコ2のオープン東西線開業による沿線の変化、震災復興の進展(JR常磐線の再開、野蒜の新市街地整備の進展、石巻市立病院の移転、女川の順調な復興ぶり)、仙台空港民営化による新路線の開設泉中央の再開発多賀城のTSUTAYA図書館オープン仙台PITオープン富谷市誕生

など、今年も街中も郊外でもいろいろなことがありました。震災復興関連などは、あまり現地に出かけることも出来ず、記事も不十分なところが心残り。商店街やハマテラスなどがオープンした女川にはぜひ再訪したいところ。

今年は少なくとも年度末までは仕事で悲惨な状況が続きますが、県内では今年に比べると小粒ながらも楽しみなトピックはあるので、嫌気がささない限りは引き続きマイペースに更新していきます。

4月 東北大農学部青葉山新キャンパスへ移転

5月 荒井駅前に1500人収容ライブホールオープン

6月 ホテルメトロポリタンイースト開業

夏 仙台空港 ピーチの拠点化 (夜間駐機開始)

年内 宮城野橋全通(元寺小路福室線)

あすと長町も、当分の間はマンションの完成予定しかないのが残念ですが、4月には住友のシティタワー(414戸)が、年末にはワールドアイシティと野村のワンパーク(345戸)が入居開始となり、人の流れの変化や、新たな居住者を当て込んでの商業面での動きも期待できるかな。

2016年12月25日 (日)

旧市立病院跡地に学院大新キャンパス!

 2年前に、あすと長町に移転した、五橋の市立病院跡地。1.8ha弱の大規模な土地で地下鉄五橋駅と直結という好立地の条件の土地。


 だいぶ前から話は出ていた案件で、予定調和のように、東北学院大の新キャンパス用地としての売却に決まりました。


<仙台市立病院跡地>東北学院に44億円で売却


仙台市が旧市立病院跡地(若林区)を学校法人東北学院(青葉区)に売却する方針を固めたことが21日、分かった。同法人は東北学院大の教養学部(泉区)と工学部(多賀城市)を跡地に集約し、近接する同大土樋キャンパス(青葉区)と一体的に整備する方針。


 東北最大の私立大が仙台市中心部での拠点化を進めることで、市は「学都仙台」の街づくりを深化させたい考えだ。


 跡地は約1万7500平方メートル。関係者によると、売却額は44億円。市は同法人と来年1月に売買契約を締結し、3月に所有権を移転する。


 売却益は2014年に新築移転した現市立病院(太白区)整備に伴う借入金の返済に充てる。旧病院の解体撤去費用は同法人が負担する。


 市立病院は今年10月末、跡地の購入を希望する事業者による利用計画案の受け付けを開始。応募は東北学院を含め数件あった。


 今月20日の購入事業者選定委員会で、東北学院を優先交渉者に絞り込んだ。地域のにぎわい創出などの観点が評価されたとみられる。


 市は市中心部の広大な敷地という希少性を重視し、公募時に示した審査基準で(1)都市ブランド向上(2)交流促進や子育て支援などの施設機能(3)まちづくりへの貢献-などの評価項目を挙げていた。(河北12/22から引用)



過去記事


この件については、大学の都心回帰の流れは全国的なものという点も含め、上記記事でほぼ触れているので、そちらを参照いただくとして、前回記事時点では多賀城の工学部キャンパスを残す前提で、泉の教養部を統合との話だったのが、多賀城の工学部も合わせて、この五橋駅周辺の土樋・五橋駅前の新キャンパスに統合との流れとなりました。





多賀城キャンパスの工学部については、、仙台港近くの企業との産学連携を図りやすい場所にあるというメリット、学生にとっても多賀城駅から徒歩圏、駅前の再開発もあり、特に不便はなかったんでしょうが、大学側にとっては、設置から50年ということでキャンパスの老朽化が進んでいて(?)、いずれにせよ五橋に統合した方が良いとの判断なのでしょうか。

当然、仙台駅に近いこの五橋駅前キャンパスの方が、自宅からの通学範囲も広がり、新幹線で隣県からという学生にも通いやすい。また仙南方面や山形方面からの利便性は高まります。

一方、仙石線沿いの石巻や小牛田方面からは、多賀城駅または国府多賀城駅を使っての通学が便利だっただけに、20~30分以上のロスになります。石巻からは、仙石東北ラインを使えれば所要時間増はもうすこし小さくなるけど。



在仙大学通学環境の変化




 10年前の福祉大駅の開設とステーションキャンパス設置・最近の仙台駅東口キャンパスの設置、昨年の地下鉄東西線の開業による、東北大川内・青葉山キャンパス、宮教大、東北工大へのアクセスの劇的改善の流れが進んだところ。

 もともと土樋にキャンパスのある学院大とはいえ、1・2年生段階では少なくとも泉又は多賀城キャンパスへの通学となり、他大学と比べて学生通学の利便性が劣る(特に泉)という状況にあり、今後のさらなる少子化対策として、仙台駅からの利便性の確保が、大学の存続に関わるとの認識なのでしょうね。

当然、学生にとっても、バイトも街中に近い方が豊富だし、買い物など遊ぶところも。

地下鉄駅に直結した入り口となり、JRから乗り換え学生にとっては、仙台駅から1駅は使わんよなというのはありながらも、南北線・東西線沿線に自宅がある学生にとっては通いやすくなり、いろいろと行動範囲は広がります。市立病院移転で利用者が1割以上減っている五橋駅も、5年後には反転攻勢に出ることに。





地元への好影響
 現在は文系学部の3・4年生向けキャンパスとして主に使われており、4千人程度が通うキャンパス。それが、多賀城の工学部と泉の教養学部の各2千人(1~4年生)が移り、さらに、泉の文系学部(文学部、経済学部、経営学部、法学部)の4千人弱も移ってくるとなると、結果的に1.2万人弱の学生が集まることになり、現在と比較し約8千人の増に(大学院生は少のため考慮せず)。









 東北大片平キャンパスや、学院大土樋キャンパスの学生減の影響もあり、元気がなかった荒町の商店街。ラーメン屋の多さや飲み屋の点在など、学生街的な要素を持ち合わせているので、この商店街に活気が戻るきっかけになればと。学生向けアパートの特需もあるでしょうね。













<仙台市立病院跡地>都市型キャンパス整備へ





 仙台市は22日、旧市立病院跡地(若林区)を学校法人東北学院(青葉区)に44億円で売却すると正式発表した。同法人は泉区や多賀城市にある東北学院大のキャンパスを集約し、「学都仙台」を象徴する都市型キャンパスを整備する。2021年の完成を目指す。



 病院跡地にはホール棟、講義棟、高層棟、研究棟、カフェ棟の計5棟を建設。建築面積は約8870平方メートル、延べ床面積は約5万8730平方メートル。市民が利用できる多目的ホール(約980席)も整備する。高層棟は地上19階。キャンパスのランドマークとなり、レストランや図書館が入る。



 市が10月下旬~11月上旬に実施した事業提案書の公募には東北学院とデベロッパーの2事業者が応募したが、12月に入りデベロッパーが辞退。公認会計士など外部有識者3人と市職員3人でつくる事業者選定委員会が20日に開いた会合で同法人の提案を審査した。



 公開講座の開催やレストランの開放など、開かれたキャンパスとして地域交流の拠点を目指す点などが高く評価された。市はキャンパス整備による都市ブランドの向上や地域のにぎわい創出にも期待している。



 同法人理事長の松本宣郎東北学院大学長は「学都仙台の連携・交流シンボル『五橋アーバンキャンパス』がコンセプト。若者が切磋琢磨(せっさたくま)し、地域の人が知を求めて集うキャンパス整備に取り組みたい」との談話を出した(12/23河北)。

44億円で購入というのは、地下鉄駅直結の立地条件から安いように感じます。長町駅前の1.2haの旧ヤマザワの土地に匹敵する額。

なお、旧学院高校の1.6haの土地を森トラストに売却したのは確か70億程度だったような。ただし、あの廃墟となっている病院建物つきなので、その取り壊し費用を含めると、実質的に50億は下らないか。病院跡地とのことで、土壌汚染の可能性もあるし(原因者負担としても)、接道部分は実質的に西側のみで、土地の形状は良好とはいえないことから、そんなもんなんでしょう。









地上19階建ての高層棟を含みホール・レストランなど延床5万平米を超えるので、当然悪名高いアセス対象に。それでも5年後の2021年度に完成予定とのこと。復興需要が続き、東京オリンピックに向けての建設費高騰の中、計画通りに進めば良いですが。

それにしても、地元私大は資金力ありますね。福祉大が駅作って東口代ゼミを買収したし、学院大も片平南に続いて、五橋の土地を買収し、新キャンパス整備に100億は下らない資金を投入することに。奇しくも、例の厚生病院と組んだ医学部構想を断念した形になったけど、それで資金が浮いたということもある?

デベロッパーも手を挙げながらも断念とのことですが、この土地に複合開発は面白いけど、あの変則的な交差点前で、交通量の多さゆえに入りにくいため、商業的なポテンシャルは小さく、一方単なるホテルとマンションだったら建てる意味が薄い土地。

なので、想定通り学院大が購入してよかったのではと思います。泉キャンパスはともかく、多賀城キャンパスの移転後のケアが気になりますが。




2016年11月12日 (土)

泉中央駅前にセルバテラスオープン

11月11日、泉中央駅前に、Ario、駅ビルのswing、セルバに続く複合商業施設である、セルバテラスがオープンしました。



泉中央駅前の開発については、78街区と81街区が候補地と言われながらも、セルバがオープンした1999年からは17年目にようやく次の展開に進みました。

これまでは、シネコンの導入とか、様々な案がありながらも、99年以降は大店法が大店立地法に改悪され、いわば大型SCが商業調整なくしてほぼ好き勝手に出店できた最悪の時代。

その間、シネコンも市名坂にコロナ(震災で閉鎖)ができて、イオン富谷に109シネマズができるなど、泉中央駅前の混雑もあり、このエリアが逆風を受けてました。

そうはいっても、周辺地域へのSC開発も一段落し、泉中央駅自体も震災後の人口増での駅利用者の順調な増加、ヨーカドーのArioへの転換、セルバとArioとの連絡通路完成などもあり、また駅前街区の規制緩和による病院やマンションが建設可能になるなど、背景の変化もありました。

先んじてオープンした仙台循環器センター(病院)に続いて、セルバを補完するセルバ2的なセルバテラスがようやくオープンです。

新たな店舗は?

大型店舗としては、ニトリデコホームと追ってオープンするしまむら、山形と福岡の企業のコラボで全国発出店のファーマーズ・アンプレスィオン、他期間限定での東急ハンズなどが目立つところですが、パンチが弱いのは、エスパル東館やPARCO2で感じたように、仙台都市圏での商業環境が充実してきたからと思いたい。

アリオとはベデレベルと一階レベルで結ばれ、セルバとともに、回遊性を見込む配置です。さすが、住友商事の開発だけある。

セルバ2の店舗面積も、約5000平米とのことで、泉中央の中ではそれほど大きくないにしても、補完的な商業施設として丁度良い規模。長町駅前にこの程度の施設ができて欲しいと思うくらい。

富谷市の玄関口

泉中央は、先月市政試行した富谷市の玄関口としての役割を期待されながらも、夜間帯の宮交の減便もあり、若生市長がぶち上げているLRT構想どころではない状況ですが、そうはいっても、一日乗車客2万5千人(乗降客5万人)という賑わいは、仙台の郊外では随一のものであり(長町駅でJR・地下鉄合わせて乗降客が3万1千人、長町南で乗降客2万3千人)、将来的に地下鉄の延伸はないでしょうから、泉中央駅前の賑わいは将来的に約束されたものになります。もちろん、周辺団地の高齢化に伴う利用者の減少は生じながらも、急激に減少する状況は考えづらい。当分のの間乗降客4万人レベルは保つことができそうです。

泉中央駅前の商業施設は、このような考え方の元に今回移転があった循環器病センターの医療施設と合わせて、泉中央に行けば一通り用が足りるというような、コンパクトシティの考え方もあるのでしょうね。











2016年10月 8日 (土)

富谷市誕生!その陰で。。。

10月10日の月曜日、3連休の最終日に、県内で合併によるものを除くと、昭和46年の泉市、多賀城市、岩沼市誕生以来45年ぶりとなる、単独市制での新市となる「富谷市」が誕生します。





人口5万2千人と、町制施行時の5000人から10倍まで増えたのも、仙台市の発展による住宅地の郊外化が要因であり、昭和40年代に鷹乃杜、ひより台、あけの平、小規模ながらも富が丘(泉が丘とセット)、東向陽台(向陽台とセット)などの仙台市隣接の一体開発、さらにバブル時以降は、大規模開発として明石台と新富谷ガーデンシティ及びその西側4号線との間に位置する大清水などのエリアに移行し、現在に至ります。








現在は新富谷ガーデンシティや、明石台2期などが分譲中ですが、おおむね新規開発は落ち着きつつあります。

ただ、震災前は仙台市内の地価の下落もあり、鉄道のない富谷の人口増はそろそろ頭打ちをみせるだろうとの予測に反し、増加が続いた一因としては、セントラル自動車の本社工場移転成功により、従業員の移転住居の需要が一気に生じたこと、また震災による県の沿岸北部(石巻、気仙沼など)からの移転需要をそれなりに引き受けたことが挙げられます。

仙台からみると、不便な土地になりますが、トヨタ関係者はクルマ通勤だし、奥さんの買い物を考えてイオン富谷付近に住居を選べばそれほど問題ない。震災後でも、県北の後背地からすると、富谷は仙台に近くて土地も安いということになるし、クルマ中心の生活を送ってきた方々からすると、鉄道がないことはマイナス要因にならないという特殊要因が積み重なりました。

ひとまず市制施行はおめでたいことです。

市になっての変化

当然町時代に比べてハクがつくということが。住居表示上で”市”となることが、住民にとって最も大きなメリットでしょうね(変更の手続きが面倒というのはあるけど)。

それに、行政としても、企業誘致にあたって、市というのは有形無形の効果があります。

旧セントラルでは、60万都市相模原市から、大衡”村”に移るということで、社員やその家族にとっての衝撃は大きかったようです。仙台に近いということで、何とか大部分の社員が移ってきたそうですが。

行政面では、福祉事務所の設置での権限移譲、消防署の設置、また建て替えが打ち出された大和署の移転先となることを狙っているとか。ただ、大和署は吉岡で良いとは思いますが。大衡村や大郷町もエリアに入っていることからすると、幹線道路が集まっている現在地付近はベストの立地。富谷移転としても、あまりメリットはないような。

明るい未来?




この10年に県内で合併して誕生した新市は、中心市による吸収合併、過疎化が進んでいる自治体同市の連合という形態だったため、合併時がほぼピークで、人口はおおむね減少しています。特に栗原市は最たるものですが、石巻や気仙沼も震災で減少傾向に拍車がかかり、東松島がなんとか石巻からの移転需要で微減状態を保っている位。


そこで、この5万2千人で誕生する富谷市。今日の河北折り込み特集では、2060年まで人口増が続くというおめでたい予測を持っているようですが、それはこれまでの転入が続くことを想定したもので、20~30年後には遅れての高齢化が進行し、大変なことになります。開発余地も限られていること、仙台市への回帰により、6万人に届かず、人口も多くて5万5千人程度で減少に転じることになると予測しています。

それでも、人口減が続く塩竈市並みの規模を持つ自治体とのことで、利府と並び高速道路網の要衝に位置する立地条件は、県内全体をにらむと物流や商業立地としての優位性は持っており、現在高屋敷のコストコがオープンした工業団地に続き、今後新富谷ガーデンシティ2期の工業団地計画もあり、産業面での重要性は増していきそうです。

課題の公共交通は


 現在の町長が当選時に、「仙台市地下鉄のLRTでの延長」という不思議な公約をぶち上げ、現在では、仙台市に冷淡な反応をされたり、導入空間、ルートの難しさ。宮交との調整の難しさで、トーンダウンしている印象です。「泉中央駅までの公共交通アクセス改善」といった現実的な表現になっています。まー、しょうがない。

 それでも現実的なところから始めており、イクスカを使用した高齢者パスの導入、町民バスと宮交バスとの接続、新市役所への宮交バスの乗り入れ(平日1日4往復)を実施するほか、コンサルに委託しての調査研究は続けているようですね。




その富谷市が誕生する10日の翌日、11日に新市誕生記念の宮交バス減便が行われるというのは、何たる皮肉というか。

昨年の12月の東西線開業時に、地下鉄南北線の終電に泉中央駅から接続する最終バスを全て廃止し、24時20分頃発→23時半頃発に繰り上げを行ったのもつかの間、何と、23時台のバスが全廃され、終バスが遅くとも22時58分になってしまいます。




関連記事




宮城交通 泉中央発深夜バス廃止の影響(H27/11/21)

Jikoku1







Jikoku2_2

これは、別に富谷いじめという訳ではなく、泉区内でも泉パークタウン方面、向陽台方面も同様に終バス繰り上げで23時台は全廃なので、宮城交通の事情なのでしょうが、それにしてもこの1年間で立て続けにこのような動きになるのは、住民にとってもショックでしょうね。

この地下鉄終電に接続する深夜バスがあるからこそ、地下鉄沿線に準じたライフスタイルを送れるとのことで、住居を構えた方も多いでしょうから。


宮城交通は、市バスの営業所の受託も進めていたり、震災で不通となっているJR路線の代替バス・気仙沼線BRTの受託、平行して走る高速バスの増便(石巻)、新設(相馬)など、運転手需要が高まっているのに対し、採用や養成が難しいという状況のようです。



それでも、少なくとも代替バスは昨年仙石線がなくなり、高速バス石巻線も減便傾向、今年の12月には常磐線の再開により、代替バスを請け負っていたかはわかりませんが、高速バス相馬線は廃止となるので、多少は運転手のやりくりに余裕が出てくるのではとは思いますが、それを前にした10月にこの終バスの一律繰り上げを行ってきたというのは、よほど余裕がないのか、それとも戦略があるのか。


というのは、あえて23時台以降をすべて廃止したのち、24時ちょうど泉中央発などを深夜バス(運賃倍額)として新設するとか。それも利用状況と運転手の確保次第でしょうが、ここまで計画的?に終バスを繰り上げている理由を勘ぐってしまいました。



個人的には、これまでが通常運賃で24時以降に終バスを設定してきたことが、大盤振る舞い過ぎた(他都市の状況と比較すると)、と思っていましたので、応益負担ということで深夜バス化という落としどころになってほしいです。

23時前に泉中央終バスだと、仙台駅22時37分、勾当台公園22時40分発に乗らないと間に合わない。残業でも、飲みでも、これはちょっとひどい。利府並みの終電の早さになってしまいます。常磐線も復旧して山下までは仙台駅23時半終電になるのに。

ということで、市内に電車バスで通勤通学している新市民にとっては、のっけからショックのスタートでしょうが、もしかしたら新市が、亘理町が岩沼駅からの500円ワンコイン深夜バスを実施しているように、町民バス車両を活用した策があったりして。



せっかくの市制施行に向けた公共交通改善の方向性がなかなかうまくいっていませんが、新市と宮交バスがよく話し合って、役割分担及び落としどころを見つけて、市民の利便性が極端に低下しないよう、調整して欲しいですね。