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2023年4月

2023年4月30日 (日)

電力ビル再開発 広瀬通駅地下通路と直結!

 4月の初めに飛び込んできた,待ちに待った電力ビル周辺の「一番町三丁目七番地区市街地再開発事業」のニュース。

 以前から,事業主体の確実さと電力ビル自体の老朽化,敷地条件の良さなどから,都心再構築プロジェクトを活用した仙台都心部再開発の本命と言われていながらも,なかなか表に出てこなかったので,やきもきしていましたが,エープリルフールの新聞報道だったので,目を疑いました。

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抜群の立地条件

広瀬通側からは,東二番丁通という,仙台都心部を代表する2大幹線道路の交差点ということもあり,非常に存在感を発揮するツインタワーになりそうです。広瀬通は,仙台西道路と仙台駅を結ぶ高速バスルートでもあり,来訪者へのアピールも十分にできる立地。

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交通アクセスも,電力ビルバス停目の前であり,地下鉄南北線広瀬通至近の場所。仙台駅からも徒歩10分程度,仙石線のあおば通駅や東西線青葉通一番町駅からも徒歩5分程度と,複数の鉄道駅に囲まれたどこから来てもアクセスの良い最高の立地条件です。

先行する北棟は地上24階建て高さ135mを2029年度に完成させ,その後現在の電力ビルを解体してトラストタワーに匹敵する35階建て高さ180mの2035年度に完成させ,最終的にツインタワーとしてシンボル性の高い建築物になります。

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オフィスメインの本格再開発

 機能としては,オフィスメインで,ホテル機能は意外にも小さいというのは,既存の利用用途が業務中心ということもあるんでしょうが, アーケードから一歩外れた立地条件から商業施設のフロアは最小限にしてきました。東北電力という公益的な性格の企業の再開発ということもあり,オーバーストアに繋がるような無謀な構成にはしてこなかったという感想。

 隣のフォーラスの再開発も控えていますし,この場所に商業施設を誘致する場合は核店舗のめどが立たないと専門店ビルという訳にはいかないし,トラストタワーのように基本的にはビル利用者向けのサービス機能の提供ということが原則となりそう。

 せっかくだったら,フォーラス付近も取り込んで,商業棟との位置づけで一体の再開発にできればよかったのですが,現時点でフォーラス再開発は商業機能を縮小し,ビジネスホテル機能を入れ込むという現実的な路線の再開発が模索されているとの方向性が以前聞こえてきてから続報がないですが,ちょっと目指す方向性が異なるのかなと。

 ただ,この辺りの再開発で入れ込んで欲しいのは,広瀬通一番町の高速バス停を引き込んで,待合機能を持たせること。

 さすがに,電力ビル再開発は角地で交差点至近であることから,交通処理上その機能を求めるのは難しく,やるとしたらフォーラス再開発で盛り込んでもらうしかない。

 また,電力ビルと言ったら電力ホールと親しまれている存在でもあり,ホール機能を残すことを希望する声も大きく,縮小しても残す方法で検討されているとか。都心部からは県民会館と市民会館がともに消える見込みで,市民会館の後継音楽ホールは国際センター駅前と,都心部からは心理的に離れてしまうことから,残って欲しいとは思います。ただし,規模縮小で現在の一千席を割ってしまうと,ライブなどでの集客効率が悪くなり,使いづらいホールになってしまうので,現在の規模を維持して欲しいもの。


準備組合の説明会開催

 このニュースが出てからほぼ1か月が経過したので,速報性はないながらも,一応まとめておかないとと思っていたところで,この説明会のニュースが流れてきたので,これを機に記事にしてみました。

仙台・電力ビルは30年度に閉館へ 地権者準備組合が説明会

仙台市青葉区一番町の複合ビル「電力ビル」の解体と周辺エリアの再開発を巡り、地権者でつくる「一番町三丁目七番地区市街地再開発準備組合」は28、29の両日、青葉区で周辺住民らを対象とした説明会を開いた。

35年完成のツインタワー「多様な都市機能を集積」

理事長で東日本興業会長の長谷川登氏は「仙台市の都心を代表する場所として東北を支える多様な都市機能の集積を図ることが求められる」とあいさつした。

 計画によると、2035年度ごろまでに高層ビル2棟を整備する。地上24階の広瀬通側の北棟は敷地面積3500平方メートル、高さ135メートル。35階の南棟は敷地面積7740平方メートル、高さ180メートル。市地下鉄南北線広瀬通駅の連絡通路と地下を直結させ、多目的ホールなどを整備する。

 準備組合は環境影響評価(アセスメント)の適用外とする環境配慮型の大型建築物「グリーンビルディング」の整備を目指し、6月に仙台市に都市計画を提案、12月までの認定を目指す。明治安田生命仙台一番町ビルと電力ビル別館は25年度ごろ、電力ビル本館と新館は30年度の閉館を見込む。

 説明会では「仙台のランドマークになるようなホールを造ってほしい」、「工事中に道路の機能を維持してほしい」といった意見が出た。(4/30 河北新報朝刊)

広瀬通地下通路移設&再開発ビルへ直結!

 記事にもありますが,この再開発ビルの目の前まで地下鉄広瀬通とを結ぶ地下歩道が通っており,その地下歩道から歩道に上がる階段部分を再開発ビル敷地内に移設し,地下レベルで接続するようです。そうすろと,広瀬通駅改札から2分位でビル地下へ直結し,雨にも雪にもぬれずに移動できるというメリットが生じます。地下鉄の利用促進にもつながるかと。

 これは,現在の広瀬通地下道の地図。広瀬通駅からは地下道で一番町方面や電力ビル方面とを結んでいます。

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地図右上の出入口2つ(電力ビル方面,フォーラス方面)が敷地内に移設されます。

この写真は,西2出入口付近からの広瀬通駅方面。突き当り部分で階段となっており,バリアフリーではないので,ビルへの利用者が増える段階で改修が必要になるのでは。

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これは,再開発ビルにほど近い西3・西4出入口付近から。

この辺からは地下道に入ってから駅まで結構長い距離を歩きます。この通路は地下鉄開業前からあり,地下鉄開業に合わせて駅に接続したのでしょうが,さすがに40年?経過すると殺風景になっていることから,第1期が完成する2029年度のビルへの接続時期に合わせて,リニューアルして欲しいな。

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敷地内への接続イメージ 

上の断面図のうち,地下部分をアップで。広瀬通駅の地下連絡通路から北棟を通って南棟まで繋がります。

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緑文字の地下道A’,地下道B’の場所に,それぞれ歩道上から移設されるようです。

特に現在のフォーラス方面の出入口は歩道も狭く,地下道階段も狭いので,再開発ビル敷地内にゆったりした幅での移設となることを期待。

 

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 近年の地下鉄駅隣接で建設されたビルについては,パルコ2然り,ドン・キホーテ,学院大五橋キャンパスと軒並み地下部分での接続がなされずというのは,費用面の節減という背景もあるのでしょうが,残念に思っていました。この大規模再開発ではさすがに地下での接続が取られるようで,本当に良かった。

完成まではあと12年。。。

 全面完成が2035年度と気が遠くなる思いでしたが,北棟が6年後の2029年度に先行整備されるということで,ちょっとホッとしています。

さくら野跡地のPPIHツインタワーや藤崎付近の再開発がなかなか進展せず,EDEN跡地もあまり良い情報は聞こえてこない中,仙台都心再構築プロジェクトを推進する起爆剤的な役割を果たしてくれそうです。

関連記事

 特にオフィスや商業施設を含む再開発では,移転するオフィスや店舗の受け皿がうまく供給されないと,有機的に再開発がつながらないので,オフィスはヨドバシ第一ビルが受け皿になり得ますが,コンスタントに再開発が進んで,老朽化が進む仙台都心部のアップデートに繋がって欲しいと思います。

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2023年4月29日 (土)

あすと長町の近況(R5.4)~仙台ラーメンフェスタ2023 他~

さて,ちょっと空きましたが,久々のあすと長町の近況シリーズです。

仙台ラーメンフェスタ2023開催

今年は4月から気候も良く,現時点の週刊天気予報ではGWも比較的暖かい日々のようで,近場を中心にちょこちょこ出かけようかなと思っているところでしたが,当然ながらこの近所で行われる恒例のラーメンフェスタはチェック中でした。

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 昨日の4月28日(金)から開幕したようで,今日は家族で行くにあたっての下見に行ってきました。

 例年と同規模で10ブースが設置されています。うち1ブースはGWの前後半で入替の模様なので,出店店舗は延べで11店舗。

 仙台ラーメンフェスタ2023 (sendai-ramenfesta.com)

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下見に通ったのはベガルタの試合が終わった後の夕方だったので,行列はなしで落ち着いていましたが,飲食テントにはそれなりにラーメンやビールを楽しんでいる方が。

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共催しているKHBがニュースなどでも盛んにアピールしてくれていますが,そのKHB前はオープンテラス,北側にはテント内の飲食スペースがあります。明日30日の午前中だけは雨予報なので,テントが役に立ちそう。

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どれにしようか迷いそうなメンツですが,この雲丹そばは魅力的でそそります。

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特製盛りで1000円ということは,ラーメンと合わせて1950円!ごちそうですね。

今年の価格設定について

なおその価格は今回も更に値上がりして950円/杯です。

これだけを見ると,正直プラカップのラーメンに1000円近くという感想もありますが,小麦や油,ありとあらゆる材料が値上げになっているこのご時世,そしてイベントとして遠征してくるにあたっての人件費,交通費,設営費用を考えると,何とか1000円以内に収めたという面もあるのかな。楽天などの球場でのラーメンも同じ位の価格帯だしなぁと。

過去記事

  仙台ラーメンフェスタ 2016.11.26

 そして,一方,高さを緩和する工夫が2つあります。

① 6枚つづり回数券を5000円!

 1杯あたり833円の計算となり,多少割安感を感じます。

 家族やグループで行く場合は,回数券を買ってしまって,複数杯を楽しむというのも良いですね。

② プロスポーツチケット割引

 期間中の89ers,ベガルタ,マイナビレディースの試合チケットを提示すると,何と1杯700円に!

目の前のゼビオアリーナでの試合は6~7日の群馬クレインサンダース戦のみですが,最終戦でありファン感謝祭もあるようなので,相乗効果で盛り上がりそうです。またベガルタも,今日勝利した大分戦と,5月3日の秋田戦の2試合があり,試合当日に限らず有効というのは太っ腹!うまく使ってラーメンもスポーツも楽しみたいですね。

 なお,5月4日と5日は,隣接するゼビオアリーナで「YOASOBI」のライブがあり,この一帯は大変な賑わいになりそうです。

tekuteながまちで閉店相次ぐ

 「いただきこっこちゃん」のテイクアウト店舗と暫定店舗っぽかった「諸菓旅めぐり百絵」が3月末で閉店していました。

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写真はいただきこっこちゃんの方です。

なお,2年位前に閉店した菓匠三全の跡は,工事が始まったような感じではありまながらも,動きは小さく,情報はありません。

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これは店内からの写真。

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テクテ自体も,普段使い需要は安定しているにしても,ゼビオアリーナや仙台PITでのライブなどのイベントが少なくなっていて,飲食や土産物のテナントにもダメージが出ていたところですが,GWはライブや89ersの試合も開催され,GW明けには5類に移行とのことで,コロナ前のようにコンスタントに賑わって欲しいところで,撤退店舗の跡が早めに埋まって欲しいと思っています。

TSUTAYA跡はドラッグモリ

 以前から出店の情報は入っていましたが,交差点角に,ドラッグモリ(福岡県地盤)オープン予定とスタッフ募集の案内がありました(写真は2週間前)。

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最近県内にほぼ同時に出店しているクスリのアオキ(石川県地盤)とともに,陣取り合戦がすさまじい。

愛用していたポピーがこのドラッグモリグループに買収された挙句,全店舗閉店させられたので,個人的にはあまり良い印象はないですが,最近の流行りの生鮮品強化型ドラッグストアのようで,1店舗で用事が済むのであれば忙しい主婦にはありがたいかも。

 とはいえ,近隣のみやぎ生協もヨークベニマルも,同一敷地内にドラッグストア併設しており,1か所で済むというのは同じながらも,レジの手間が省けるということで,忙しい時に使い分けられるようになるのかな。

大規模小売店舗立地法上の届け出内容

新設日  令和5年12月1日(建物完成日は7月末)

店舗面積 1349平米

開店時間 0時~24時

24時日間営業も可能な申請ですが,既存店舗は9~24時なので,,本当にするかは分からない。
近隣だとモールの西友食料品売り場が24時間営業していますが,人手不足のこのご時世,ドラッグストアで24時間営業は不要ではと(仙台ではウエルシアの一部店舗で実施)。

 スーパーとすると,ヨーク×2,生協×2,テクテの生鮮品売り場,ウジエスーパー,そしてモール西友と,競合店舗が立ち並び,ドラッグストアとしても,ツルハ×4,サンドラッグ,ウエルシア,マツキヨと競合が激しいこの激戦区に乗り込んでくるというのも人口が増えている地区であり,勝算はあるのでしょう。

DMG森精機 アカデミー仙台 完成間近

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 精密機械大手のDMG森精機のショールーム兼スクールとして建設中の建物がほぼ完成しており,現在は仕上げと外構工事中で,GW明けには工事終了しそうです。

過去記事

 あすと長町の近況(R4.10)ヤマダデンキオープンとアオキ跡地工事開始(R4.10.29)

 一部ガラス張りの2階建ての建物で,企業のショールームとして,ガラス張りで明るい雰囲気の建物です。

 長町ICから仙台市内に向かうメイン通り沿いであり,BtoBの知る人ぞ知るという実力企業なので,知名度アップの効果はありそうです。

 また,長町1丁目駅からも徒歩6分,長町駅から徒歩8分程度で,アクセスの良い立地。

 もともと,あすと長町はオフィス系の機能を集めることを想定していたことを考えると,このような企業が立地することは望ましいと思われます。

 市立病院,国土交通省,電気保安協会,KHBの他,もっとあすと長町の就業人口が増えれば,現在少ない飲食業にも好影響を及ぼすのではと思うので,今後とも期待しています。

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2023年4月27日 (木)

未来の杜せんだい2023開幕&賑わう国際センター駅

さて,前回記事の続きです。

JR長町駅東口駅前広場再整備&バスで八木山動物公園駅へ

 八木山動物公園駅を発車し,乗客が疎らな車内を過ごしながら,青葉山で5名程度,川内駅でも10名程度と,車内の雰囲気は変わらずと思っていたら,国際センター駅で多くの乗客が乗ってきたと同時に,対向列車からも多くの人が降りてきました。

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 なお,青葉通一番町駅と国際センター駅は,基本上下線の電車が同時発車する駅(豆知識)。

集客力抜群の写真展

 「何かやっているのかな」と興味本位で下車し,改札をくぐったところには長蛇の列。。。それも女性だらけ💧

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 これでした。なお,3月12日の出来事です。「羽生結弦 写真とポスター展2023」が開催中でした。

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 3.11前後に羽生君のアイスショーは,利府の山の中でやっていることは知っていましたが,

基本的にあそこでやっているイベントには嫌悪感(と仕方なく行かれる方への同情)しか感じない。

でも,他都市からやってきた多くの参加者が,東西線に乗って,この関連イベントであるポスター展を訪れていることを目の当たりにして,「羽生くん様様」と感じました。

羽生結弦君のこの写真展には期間中で1万人以上は来ていたでしょうから,この方々が全て仙台駅から東西線を往復乗車したとすると,500万円近い収入となり,普段からガラガラと言われ,通勤通学利用が落ち込む週末において,イベント乗客の利用比重が高くなる東西線にとっては大きい。

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 会場の2階,青葉の風のテラスに向かう階段は大行列。並んでいる方はみんな楽しそう。

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 なお,行列は,国際センター駅舎内では収まらず,外の階段まで続いていました。

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 駅舎の外のサインパネルコーナーも,楽しそうに写真を撮る方々で人だかりが。

 ふと国際センター展示場を見ると,何か別のイベントが開催されているようで,防災関係の国際会議でした。

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 国際センター駅の賑わいと比較すると,あまり人の出入りはなかったですが,国際センター駅から徒歩1分の絶好の位置にある展示場。来場者にとっても仙台駅から乗車したら10分以内で到着することができる,来場者にやさしい施設です。

 仙台駅方面の電車には多くの帰りの乗客が乗ってきましたが,それでも座席が埋まって多少の立ち客が出る程度というのは,ミニサイズであっても4両編成の地下鉄ならではの輸送力。一編成の定員388名と考えると,これでも乗車率3割程度。

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 東西線もこのくらいの利用状況だと,安心します。

未来の杜せんだい2023開幕

 この国際センター駅近くの旧追廻,青葉山公園から西公園にかけてをメイン会場とし,4月26日より都市緑化フェアの「未来の杜せんだい2023」が開幕しました。6月18日までの約2か月弱の開催です。

 過去記事

  仙台で都市緑化フェア再び!? 2020.01.15

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大橋側には,シンボル的なインフォメーション施設の仙臺緑彩館・もりの庭園が恒久施設として整備されています。

初日の今日はあいにくの冷たい雨となりましたが,これからは仙台の気持ち良い新緑の季節で,都心部近くで開催される入場料不要のイベント,そして青葉山公園のオープニングイベントなので,目玉的なイベントが見えづらい気がしながらも,それなりの集客を集めそうです。

未来の杜せんだい2023ホームページ

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会場間を結ぶのは東西線

 街中会場の青葉通,定禅寺通はもちろん,東部会場の荒井駅上のメモリアル交流館,農業園芸センターや旧荒浜小学校と,各会場は東西線沿線沿いに集まっています。

 そのために,仙台MaaSを用いた1日パスが販売されます。

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1 名称 緑化フェア周遊パス
2 対象路線 【地下鉄】南北線・東西線
       【市バス】荒井駅~農業園芸センター前~震災遺構仙台市立荒浜小学校前
3 利用可能期間 4月26日~6月18日
         ※利用日の9日前から購入可能、1日間乗り放題
4 販売価格 【平日券】大人:1,000円
       【土・日・休日券】大人:800円
       ※大人1人につき、最大で小児(1才~小学生)5人まで無料
        (小児のみのご利用はできません)

 販売価格は,通常の一日乗車券に荒井駅からのバスが利用できる分として180円プラスされた金額。

正直通常の一日乗車券と比べてお得感は薄いですが,メリットとしては大人1人あたり子ども5人まで無料という点。

有人改札を通過する必要があるのはちょっと面倒に感じますが,フェア期間中は東西線がにぎわいそうですね。

普段からガラガラのイメージが強い東西線ですが,実は3月に博多駅まで延伸開業した福岡市の地下鉄七隈線(開業18年目)と延伸開業前時点の利用客数がそれほど変わらない。ミニ地下鉄かつ距離もほぼ同じなので,開業から8年目の東西線は意外に健闘しているかも。

土日祝日の10時台は6分半間隔に増発

 この緑化フェアの開催期間に合わせて,期間中の土日祝日の9時半頃から10時台の東西線が増発されます(仙台駅基準)

 会場方面の八木山動物公園駅行は通常の昼間時間帯は7分半間隔のところを,2往復増発し6分半間隔と,南北線よりも頻発運行となります。

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平日や土日休日の前後のダイヤと比較すると分かりますが,毎時8本⇒10本となります。

この時間帯は,毎時揃っている時刻のパターンがずれるので,普段お使いの方はやや注意が必要です。

車両が小さいことから会場に向かう方が集中すると混雑しがち(定員が南北線の約2/3)ですが,仙台駅から国際センター駅までは5分程度なので,混雑していてもあっというまに到着する距離ではありますが,おもてなしとして増発はありがたいです。

 なお,帰りの午後の時間帯の増発はなし。既存ダイヤで十分に運べると思われます

荒井行も9~10時台増発で,荒井駅付近の東部会場に向かう方にはやや便利になりますね。

間もなく改装 宮城県美術館

 この近隣の集客施設としては,宮城野原の県民会館への移転統合構想が撤回となり,無事現地存続の運びとなった宮城県美術館。

 リニューアルは統合騒ぎの前の計画よりも縮小されながらも,老朽化対策を中心にこの緑化フェア終了と同時に,6月19日より約2年間の休館に入ります。2年後のリニューアルオープンに期待。

基本設計のポイント
1.老朽化対策
 ① 空調・熱源等の各種設備更新 
 ② 外構・屋上防水等の劣化箇所修繕
2.社会状況やニーズの変化への対応
 ① 現講堂をキッズ・スタジオ(仮称),新県民ギャラリーへ用途変更します
 ② 現図書室,現映像室を情報・交流ラウンジ(仮称)へ用途変更します
 ③ 現県民ギャラリーを新展示室,新収蔵庫へ用途変更し,「見える収蔵庫」を設置します
 ④ レストラン,ミュージアムショップの拡充,トイレ設備更新,授乳室新設等を実施します
詳細はこちら(PDF)

 

 美術館へは,昨秋のフェルメール展の時に訪問しました。

 移転統合騒ぎが収まってから初めて訪れましたが,やはりこの中庭の空間はおちつきました。

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カフェモーツアルト・フィガロのテラスにて,家族とランチをしました。

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フェルメール展は以前も来た事がありましたが,この絵にこんなエピソードがあったとは。

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移転統合の場合,建物の取り壊しや譲渡が条件だったので,このアリスの庭が失われてしまった世界線を考えると,撤回となって良かったと感じます。例の4病院問題ももやもやします。

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仙台は得てして古くて価値があるものを惜しげもなく壊してしまうことが多いので,この空間が今後50年と残るために,しっかりリニューアルして欲しいです。新しい美術館を楽しみにしています。

 東西線沿線のこのエリアは観光地もあり緑化フェアも含めた様々なイベントが開催され,楽しみが多いですね。これからの気候の良い季節。もっと訪れたいと思います。

 

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2023年4月26日 (水)

JR長町駅東口駅前広場再整備&バスで八木山動物公園駅へ

長町駅東口駅前広場完成

 昨年から長く工事が行われていたJR長町駅東口駅前広場。

 ここは,駅前広場ロータリーの中心部がタクシー待機場になっていながらも,ほぼ活用されておらず,宝の持ち腐れになっていました。

 過去記事

  長町駅東口駅前ロータリー リニューアル工事 (2021.09.03)

 計画が明らかになってから早2年。ようやくこの3月に工事が完成し,ロータリー中央に一時駐停車場が整備されました。

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約30台分の駐停車スペースが。予定通り,30分以内の駐車は無料です。本来目的の駅送迎だけでなく,tekuteやラーメン店利用者に利用されそう。

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注意すべきは,30分を超えると急に料金が高くなること。

それは,送迎用一時駐車場という性格から,当然なのですが,

30分以内  無料

45分以内  200円

45分以上  15分毎に100円

とのことで,1時間で300円,2時間で700円と,うっかり長時間止めてしまうと大変なことになります。

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 駐車場に入れなくとも,駅に送る際の降車場もロータリーの中に移されました。

 以前は,駅舎と反対側に設置されていたので,駅舎までの距離が短くなり,屋根も整備され,使い勝手が良くなりました。

 一時駐車場の整備は最初からやれば良かったとは思っていましたが,ここまでタクシー需要がないとは予想できなかったのでしょうし,そうなったら方向転換してリニューアルできたことは良かったと。意地張って使いづらいままで放置されなかっただけでも。

八木山動物公園行きバスに

 きまぐれで,長町駅東口から八木山動物公園行のバスに乗りました。芦の口の新道経由で,長町駅と八木山動物公園駅を結ぶ4つのバス路線の中で,最も所要時間が短い路線(↓水色の路線)。

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 平日は概ね30分に1本走っていますが,休日は1時間に1本に。

 休日の10時台ですが,長町駅東口で自分だけ,

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その後長町駅西口で1人。長町南駅・太白区役所前で3人程度乗車,1人下車しながらも,泉崎一丁目北で1人下車と,比較的こまめな短距離の乗車に使用されている印象。土手内1丁目南で1人乗車,その後芦の口小学校前で1名下車し,1名乗車。

 なお,芦の口小学校前からは,東西線八木山動物公園駅周辺の100円バス区間の境界で,南北線長町南駅まで150円の区間なので,市の見込みとしては東西線へ誘導したいのでしょうが,向かい側の長町方面バス停では10人程度の列があり驚きました。

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やはり,普段の流動としては,西友モールやララガーデン長町がある長町南駅が強いのは当然でしょうが,同時間帯のバスで,運賃優遇があるのにも関わらず八木山動物公園駅方面への利用がここまで弱いとは。

 仙台駅までは,南北線だと150円+250円=400円,東西線だと100円+310円=410円とほぼ均衡しますが,流動としては,山にわざわざ向かうのは抵抗が強いことを実感。また,動物公園駅は駅前に商業・サービス機能が何もないというのも。

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 その後八木山本町付近で1人下車し,動物公園駅下車は3名程度。休日とはいえ,一応地下鉄駅に向かう方向の10時台のバスとしてはちょっと寂しい。100円バスの八木山エリアに入ってからの乗車がほぼ皆無というのも,残念に思えました。丘陵地で自転車が機能しないのでバスの利用がある程度見込めるエリアと思っていただけに。

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 平日の利用は分かりませんが,あえて運賃をダンピングの100円にしてこの乗車率というのはどうなのか。薬師堂駅・荒井駅周辺の100円バスエリアのバス乗車率も惨憺たる状況で,地下鉄への誘導目的とはいえ,遅かれ早かれメスが入りそうと感じました。

八木山動物公園駅

 駅自体を利用するのは久しぶり。

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バスの乗車率の低さの反面,八木山動物公園駅はパークアンドライドがメインの駅であることの象徴が,このそびえたつ立体駐車場。

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バスの本数が多くないこと,丘陵地でバス停まで歩くのも面倒な場合,街中の職場に駐車場がなければ,パークアンドライドで東西線で街中へという需要は高く,利用率は高いようです。

バスへの乗り継ぎ用時刻表示は整備されていますが,行先が微妙に感じます。単一路線で最も多いのが仙台駅経由の交通局大学病院前ですが,ここからわざわざバスで街中には向かわない。

 長町駅方面はトータルの本数こそ多いものの,乗車した①芦の口新道経由(市バス) の他,②恵和町・緑ヶ丘経由(市バス) ③八木山南・286経由(市バス・宮交) ④西ノ平経由(宮交) に分散しています。

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各方面とも,平日は毎時2本程度,休日は毎時1本は確保していながらも,やはりこの動物公園駅でバス待ちをする抵抗は強い。南北線で長町南駅から乗り継ぎの方が,待ち時間があってもモールで買い物ができるなどの効果があり,いくら東西線が空いているいるからとはいえ,メリットは安い駐車場と混雑しない道路ということに。

東西線乗車

 このような状況でも,南北線と同じ昼間は7分半間隔。

明日追廻地区を中心に開幕する緑化フェアが終わる7月から,南北線ともども基本昼間10分間隔になってしまうのは本当に残念。

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乗車状況は,4両編成で各車両10人ほど。意外に乗っているとみるか。

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普段は南北線ユーザーであり,まだまだ真新しい東西線に乗るとテンションが上がります。

まったりした東西線乗車と思ったら,その後意外にも突然の混雑に遭遇して驚きました。それはこの駅で行われていたイベントによるもの。

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次回に続きます。

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2023年4月24日 (月)

泉中央のアリオ 存続なるか?

 令和5年3月に,(株)セブン&アイ・ホールディングスは傘下に置くイトーヨーカドーの店舗数を2026年2月末までに現状の126から93店舗に削減する計画を発表しました。

 傘下に入っている西武百貨店&そごうも,池袋西武や横浜そごうのような基幹店以外は厳しい状況で,そもそもコンビニとスーパーと百貨店の経営は別物なのに,スケールメリットを出そうとして無理やり買収した結果が現在のグループの状況を示しています。下手にセブンイレブンが強すぎるだけに,株主にとっても企業としても傘下の百貨店とGMSがお荷物にしか見えなくなっていると。

 あのイオンも,かつて持っていた百貨店も閉店し,現在イオンモール内に入っている小型百貨店も基本的にテナント。そのイオングループでさえ,コンビニのミニストップはセブンイレブンに遠く及ばす,イオン本業との相乗効果も薄いなど,モールに入居させ相乗効果が図れる専門店はともかくとして,基本的に商業業態ごとのノウハウが異なり,一つのグループ内でのハンドリングの難しさを表しています。

アリオ仙台泉の存続は

 アリオ仙台泉は,10年以上前に一旦閉鎖店舗に含まれながらも,震災後の泉中央周辺の人口増と売上増により,閉店が撤回され,アリオ化された経緯があります。10年前のアリオ転換時の記事は下記のとおり。小型アリオながらも,当時としては魅力的な店舗を集めていたということを改めて感じます。

過去記事

 泉中央にて2013.09.29

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 7&iホールディングスとしては上述のとおり,今後3年間で33店舗を閉鎖とのことですが,この数は主戦場の首都圏店舗93店舗を除く,関西や中部,東北・北海道などの店舗数に一致します。

 なので,イトーヨーカドーは首都圏以外は全て閉鎖という予測もあるようですが,4店舗ある青森県では自社物件は存続,そして集客力のある五所川原エルムでさえもテナントなので撤退という話があり,地方店舗が全てへ移転対象というわけではなさそう。

とはいえ,アリオ仙台泉は自社物件ではなくセルバと同様住友商事の所有であること,県内は石巻あけぼの店との2店舗のみで,周辺にはグループのヨークベニマルがドミナント体制を敷いていることから,イトーヨーカドーとしての存続は厳しいように思えます。

現在のアリオの状況

 手前がセルバ,奥側がアリオ。

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セルバとは,上層階で連絡通路で結ばれています(連絡通路からの写真)。

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中央に吹き抜け空間があり,1992年というバブル期の残り香の時期に,南北線泉中央駅延伸という期待の中でオープンした立派なハコであることを改めて感じます。

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ただし,現状では地下食品売り場と1階のフードコート,4階のロフトはまだしも,それ以外のフロアは正直厳しい。。。

アリオ仙台泉フロアガイド

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かつてあった赤ちゃん本舗はセブン&iグループ内の専門店にもかかわらず撤退し,そもそも西武の小型店はかなり前に閉店,

これらの跡地を含め,後継テナントでの穴埋めがうまくいっておらず,特に上層階フロアはこんな状況。

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なお,個人的に最も苦しさが現れていると感じるのは,その上層階連絡通路を挟んで,もともとセルバに八文字屋書店があったのに,アリオ側の赤ちゃん本舗跡にくまざわ書店をオープンさせたこと。確かに書店は家賃を安くすれば広い面積を埋めることはできるけれど,既存の八文字屋側にも影響がでるし,決して相乗効果が発揮できるわけではない。やるんだったら,八文字屋の拡張で「蔵書数〇〇万冊をアピール」だったら分かるけれど。どう見ても八文字屋の方がにぎわっています。

(左:くまざわ書店,右:八文字屋)

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セルバの拡張が現実的?

 住友商事が運営するセルバは,テナントの入れ替わりがありながらも,南部副都心の長町モールとララガーデンに対応する形で,北部副都心としてのテナントの受け皿になっており,それなりに高感度な店舗を集めています。

 2016年にオープンしたセルバテラスは多少苦戦しており,3階のしまむらがオープン5年経過後の昨年に撤退しているなど,泉中央の商業集積については多少アリオや駅ビルswingを含め苦戦気味。

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 そもそも,同じ住友商事の所有する商業施設であり,結果的にセルバの別館的な扱いで,ヨーカドーの後に例えばヨークベニマルを入れて,上層部は専門店ビルとして,セルバテラスを含めた3館での一体感を深めて再構成するしかなさそう。しかし,5階建ての旧GMS型商業施設というのは本当に扱いづらくなっています。よほどの強力なテナントを集客マグネットとして置かないと4階以上に人が行かない。少なくとも連絡通路があるアリオ4階=セルバ5階までの回遊を図り,アリオの5階のテナント(飲食・ゲーセン)は空きフロアを埋めるために下に移動するなどの方法がとれないかな。

 泉中央地区は,地下鉄乗降客としては駅前商業施設が十分成り立つ乗降客5万人レベルを保っていますが,道路条件が悪いことと,駐車場が有料となると,郊外無料駐車場のイオンモール新利府や富谷の方に流れて行って商圏が狭くなっています。

 アリオとしての存続は厳しいかもしれませんが,どうなったとしても仙台の北の副都心を構成する商業施設として,引き続き存在感を発揮していって欲しいと思っています。

 

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2023年4月23日 (日)

泉パークタウン 新街区「朝日」に行ってみた

仙台市を代表するニュータウンである三菱地所が手掛ける泉パークタウン。

住居機能だけでなく,寺岡地区にはロイヤルパークホテルやショッピングモールのタピオ,プレミアムアウトレット,仙台白百合学園高校,そして総合病院のJCHO仙台を誘致し,隣接地区には県図書館と宮城大学。単なるニュータウンセンターにとどまらない都市機能の充実ぶりは異次元とも言えます。

他のデベロッパーとは異なり,売りっぱなしにしないというポリシー。中古住宅の再流通や環境整備も,手掛けていることが,街自体のブランド価値の維持と安心感に繋がっています。その50年にわたるまちづくりは未だ終わらず,紫山に続く新街区朝日の一部造成により分譲が開始されていました。

過去記事

 仙台市最後の郊外NT開発? 2015.02.12)

天空のニュータウン

 今日は,タピオに用がありベガルタ以外で珍しく泉方面に出かけたのですが,たまたまそのパークタウンの新街区朝日の入り口を通ったので,せっかくだからと寄ってみました。

 

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 しかし,噂通りというか,新街区は下からは全く見えません。本当に天空に位置しています。交差点から新街区朝日への屋根付き歩行者階段が見えます。これってエスカレータが付いている訳ではないでしょうから,まるで登山!当面地区内に整備されないため既存の寺岡小中学校に通うためにはここを降りるのか?泉パークバスもあるようですが,本数が少ないし。最寄の小中学校には徒歩20分以上とのこと。

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眺めはピカイチ

フェンス越しで,朝日街区から寺岡方面を一望。南側も中山の観音様方面など,視界が開けており,眺めは素晴らしい。しかし隔絶された空間という印象も。今後分譲が西側の根白石方面に進んで行けば印象も変わっていくでしょうが。そもそも着手されるか?

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建築ラッシュ中

 まだまだ空き地は広がっているなかで,大手住宅メーカーが競ってブロックごとに建売住宅を建設中でした。生活感のある居住中の住宅もちらほら。こういうニュータウンって,住宅が建ち始めたらあっという間に空き地がなくなっていくのが通例でしたが,この新街区「朝日」はどうなるのか。

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3980万円からの価格帯

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 Panasonic Homes分譲のブロックが好評分譲中でしたが,価格帯は3980万円から。ということは,大部分が4千万円台以上に。敷地面積も広く,住宅性能も上がっている分を考えると,4千万円は当たり前かもしれませんが,この金額を出せるか?というところ。スマートシティを売りにしていますが,この立地は決してスマートではない。

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なお,Panasonic Homesの分譲ホームページですが,

アクセスの欄に苦笑。これ誇大広告でしょうが,だまされる人いる?

Access

公共交通機関はコミュニティバスと無料送迎バス依存

 宮交の既存の路線バスの乗り入れはなく,年額5千円会員対象の泉パークバスが基本ながらも,昼間のみの運行のため,朝夕は宮交の寺岡方面バス停とを結ぶ無料送迎バスの組み合わせということに。

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泉パークバスは,この新街区朝日地区まで路線が延伸されていますが,平日は1日9往復,土休日は8往復と,まさしくコミュニティバスレベル。運行もマイクロバスで,主にニュータウン内の商業施設及び泉中央を結ぶ役割で,宮交路線バスと棲み分けを図っています。

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 朝日から朝夕の泉中央や仙台都心方面への通勤通学については,無料送迎バス経由で寺岡付近での宮交バスへの乗り換えを強いられるというのは,マイナス点でしょうが,まぁ大人はクルマを使うから良いでしょうという感じか。
 

 宮交バスが街区開設当初から乗入れないというのは,運転手不足やコロナ禍の乗客減で体力を削られており,乗客が少ない時期からの先行投資を行う余裕がないためなんでしょう。それにしても,送迎バス⇔宮交バス⇔地下鉄 との乗り継ぎは時間的にも精神的にも厳しそうです。

 高校生など遠くに通う可能性がある世帯は,あえてここを選ばないでしょうね。それか,親の送迎必須になりそう。

今更の郊外ニュータウン

 実際,現地に行ってみて,これまで危惧していた思いが強まったという印象です。

 仙台市としても三菱地所を止められない。利府や富谷に流れるのであれば,このような場所でも住んでもらうしかないという感じなのかな。

 負の遺産になるのは必至とはいえ,学校を新設しなければ,市としても当面の支出は抑えられるし,朝日の第二期が凍結されるのを祈るのみか。ここに新たな希望を持ちながら引っ越した方もいらっしゃるとはいえ,もやもやした気分になりました。

 

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2023年4月21日 (金)

東北学院大五橋キャンパスへ集約

 令和5年4月1日に,泉キャンパスと多賀城キャンパスから,仙台市立病院跡地に新設された五橋キャンパスと本部が位置する土樋キャンパスへ基本的に集約が図られました。

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過去記事

 東北学院大学 五橋キャンパス完成 (R4.12.4)

五橋駅からキャンパス内に

 講義の無い週末に,ふらっと寄ってみました。五橋駅から。

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 以前の市立病院口が荒町方面口と改称されていますが,新キャンパスの開設で「五橋キャンパス口」などとの名称再改称はないようです。

看板自体には,五橋キャンパスが記載されています。

 なお,反対側には,福祉プラザ方面の南1出口があり,こちらは土樋キャンパス方面になりますが,この方面は狭い通路の中アップダウンがあり,あまり多くの学生が通るようには作られていません。

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荒町方面口を進むと,右側にエスカレータが見えてきます。エスカレータは上りのみです。張り紙により五橋キャンパス方面と案内されていますが,普段は多くの学生が向かうでしょうから,迷う心配なしと思われます。

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なお,計画ではキャンパス内高層棟地下に直結するはずのこの位置は,前回12月の記事とは変わらずの状態で,工事は行われておりません。

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 この,キャンパスとの地下直結通路工事が着手されない理由として,資金面かなと思っていましたが,土樋キャンパス方面の南1通路の狭隘さから,土樋キャンパス相互の利用者が増やす要素となる地下直結を見送っているのかなと。

 五橋駅は,北はNTT付近,南は以前の市立病院や福祉プラザと1つの駅で広い範囲をカバーさせるためでしたが,南北に長い地下通路が整備されています。特にNTT側の北側の通路は通路も広く長く感じます。五橋キャンパスからの地下直結を図るためには,南1出口方面の抜本的な拡幅が必要なのかなと。

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地上から五橋キャンパスへ

 地下鉄駅から,地上に上がったところで,五橋キャンパス方面出口が開いていました。10年前までは市立病院方面出口があった場所。不思議な気持ちになりました。

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ちなみに,前回記事での訪問時では,シャッターが閉じられていました。

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キャンパス内から,振り返ってみると,このように,高層棟1階とを結ぶ屋根付き通路が整備されています。

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真新しいキャンパス内へ

 右側が高層棟,左側が講義棟です。ゲートがないので,構内には普通に入ることができました。なお建物内部への入場は,学生証などによるゲートで管理していました。

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学院大HPより,五橋キャンパスの配置概要です。

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4つの建物を2階レベルで繋ぐ「TGUリング」に登ってみました。

休講日の週末なので,誰もいませんでしたが,平日はかなり賑やかなようです。

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講義棟は比較的低い7階建てです。多くの学生が昼休みに移動することを考えると,講義棟を高層にしないのは納得。ガラス張りで各講義室の蛍光灯が丸見え。羨ましいピカピカさ。

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愛宕上杉通方面を。講義棟の西側には突き出たデッキのような開放的なスペースが。

夕日がきれいでした。普段は学生のたまり場になっているんでしょうね。

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高層棟に目を向けると,1階に見えるのは。

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4月にオープンしたばかりの「EPRONT」。

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当然ながらも,開いていませんでしたが,意外にコンパクトでした。ほぼテークアウトを見越した座席の少なさです。

隣のホール棟の1階には学食が。2つのキャンパスを集約した割には,それほど広くはなさそう。混雑が見込まれますね。

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学生のまち復活

 キャンパスの統合に向けた好影響については,上記過去記事のとおりですが,twitterで見る限りでは,五橋周辺に若者が急発生したような印象です。

 それも,これまでの倍,そして,これまで土樋に通っていたのは3~4年生。

 4年生は就職活動などや研究室にこもっていたり,時間が自由で昼食時間の分散も可であり,また中心は講義の多い3年生でした。それは東北大の片平キャンパスも同様で,研究室の4年生や院生中心だから,大学が位置していてもどちらかというと静かな印象が。

 それが,必死に単位を取らなければならない1~2年生(+教養学部の3~4年生)が泉キャンパスから全員移ってきて,多賀城からの工学部は全学年。理系は特に講義をさぼれないし,そうすると,全く界隈の雰囲気が変わったのも納得。

 昼食難民大発生とか,土樋との行き来で歩道が占拠されている等の声も聞こえてきています。

 でも,少なくとも昔に戻っただけなのかと。

 これまでは,都心にあった学院大だけでなく,旧SS30の宮城学院女子大,片平から川内・青葉山に移った東北大などの学生が闊歩していた時代の学都仙台の象徴の都心に学生が戻ってくることは喜ばしいことでしかない。

 大学だけでなく,高校はトラストタワーの旧学院高校,五橋キャンパスの前(旧市立病院)の更に前は三島学園(現生文高),電力本店の旧白百合学園などの学生が郊外に移ってしまいました。

 そのうちの少しが都心部に戻ってきたということで,都心部の賑わいが復活するきっかけになります。

 まぁ,電車の混雑もそうですが,4月は慣れない学生が集まるのと,まだ緊張感があり真面目に受講するため,集積のデメリットが出ているんでしょうが,この状況をビジネスチャンスとみて,周辺の荒町や連坊付近を含め,飲食店のオープンラッシュは続くでしょうし,徐々に最適化がなされるのではと。

 

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