ユアスタにボックスシート設置
シーズン再開からそろそろ2か月経ちますが,当初の期待感がいつの間にかに失望感に変わりつつあり,一向に上向かないベガルタの調子。
再開前からのケガ人クエンカとシマオマテの復帰が近くなっている反面,一皮むけたと期待していたジャーメイン良,頼りになる松下がケガ。
ジャーメイン良は期待のあまり,弁当買うほど応援してたのに。
期待の新人や特別指定選手でも,衝撃のデビューの小畑はクバの復帰でベンチで勉強中,こちらも流経大在学中とは思えないマリノス戦での衝撃のデビューをしたアピアタウィアもケガ。
阪南大在学中の真瀬は頑張っているけれど,下位相手でも引き分けが精いっぱい,上位相手には順当負けというのを見せつけられると,ユアスタに中々応援に行けない残念さもありながら,不完全燃焼の毎週末。
交代5枚替えOKというのは,最初はワクワクしていたけど,実力差が如実に現れている。ベガルタの場合は,交代するほど選手の質が劣っていくのを見せつけられると切ない。
超厳戒態勢での試合
今シーズンで生観戦は(当然)ホームのマリノス戦のみ。ユアスタ前も閑散としており,ホームゲームが行われるとは思えない雰囲気。
超厳戒態勢が解除され,定員の約半分の収容人員になると思っていたところ,第2波の到来で肩透かしを喰らいました。
横2席,前後1列を開けると本当にスカスカ。応援不可,声出し不可,拍手不可,さらにプロ野球ではOKのアルコールの販売,持ち込みも不可とあれば,席回りはゆったりでも,気分的に窮屈な観戦になることは予想していました。
びっくりしたのが,試合前に,前のブロックにいた2人組が半径5m以上無人地帯でマスクを外したら,警備員が飛んできて注意をしていたこと。ちょっとやり過ぎではと思ったり。それでダイナミックプライシングの通常の1.5倍以上の価格であれば満員にもならないよなぁと。
試合はご承知のとおり,引き分けかと思っていたところ,後半ロスタイム終了間際にマルコスジュニオールに決められ,すっきりとしない敗戦。
この超厳戒態勢は9月末まで続くようです。サポーターにとっても辛いけど,チームにとっても入場料収入も飲食店からの収入も見込めず,存亡の危機というのを感じます。昨年の赤字が4億円と鳥栖を笑えない状況だっただけに。
テーブル付きボックスシートの設置
こういった状況で,以前からの計画だったのでしょうが,楽天を見習ってなのか,テーブル付きのボックスシートが来週末の9/5ガンバ戦から使用開始となります。
ベガルタ観戦での欠点というか,グループで行ってワイワイ盛り上がりながら食べ飲みながら楽しみたいところ,弁当を置くスペースはしょうがないにしても,ドリンクホルダーがなかったのは今どき時代遅れ。
そこで,楽天の球場で見たことあるような6人掛けのボックスシートがめったに埋まらない南側のメイン・バックスタンド上部に登場です。指定管理者でもないベガルタがユアスタの改修を認められたというのは,かなりの特例でしょうね。
まぁ,めったに埋まらない南側上部の指定席部分を活用した試行的な取り組みなんでしょう。
グループでの観戦に!テーブル付きボックスシート設置のお知らせ(以下ベガルタ仙台HPより引用)
ベガルタ仙台は仙台市の許可を受け、ホームスタジアムのユアテックスタジアム仙台に家族や友人同士、法人のみなさまなどグループでの観戦をよりお楽しみいただけるテーブル付きのボックスシートを設置しましたのでお知らせいたします。運用は9月5日(土) 明治安田生命J1リーグ 第14節 ガンバ大阪戦からとなります。概要は以下をご確認ください。
ドリンクホルダーの付いたテーブルを囲み、プライベート感が増すことで幅広い楽しみ方、観戦スタイルにつながるボックスシート、ぜひご活用ください。Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインにより、ご利用いただける席数を減らして販売いたします。感染予防、拡大防止にご協力ください。
【席数】
6名掛けボックスシート:24セット
5名掛けボックスシート: 8セット【基本価格】
6名掛けボックスシート: 24,000円(税込み)
/1セット6名での利用5名掛けボックスシート: 20,000円(税込み)
/1セット5名での利用
ダイナミックプライシング適用対象席となります。Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインにより収容人数に制限のある場合の運用について
〇超厳戒態勢時(収容約3,400人)は、2名までの運用となります。
6名掛けボックスシート: 2名運用 8,000円(税込み)/1セット2名
5名掛けボックスシート: 2名運用 8,000円(税込み)/1セット2名〇厳戒態勢時(収容約9,400人)は、6名掛けは3名まで、5名掛けは2名までの運用となります。
6名掛けボックスシート: 12,000円(税込み)/1セット3名
5名掛けボックスシート: 8,000円(税込み)/1セット2名
椅子が汚れまくっているのが気になりますが,既存の椅子を活用しながらのコストをかけない改装ですし,弁当を並べることができるテーブルに人数分のドリンクホルダーが完備で,これで1人4千円からであればありかもしれません。
これがゴール裏上段だったら試合を見るのは厳しいでしょうが,メインないしバック側なので,試合も普通に追いながら楽しむことができそう。
ただし,タイミング良いのか悪いのか,このボックスで2人限定で8千円から楽しめるのは怪我の功名ながら,アルコール類が解禁にならないのであれば,このようなボックスシートの需要は限られそう。
なので,10月以降に超厳戒態勢が解除されれば徐々に本領を発揮することになりますが,悪名高いダイナミックプライシングの対象になってしまい,チケットを確保する人にとっては(特に職場等のグループの場合)最終的な1人あたりの金額が分かりづらく,誘いづらいのでは。
ダイナミックプライシングの弊害
家族であればまだ良いけれど,ダイナミックプライシングは収入最大化にメリットになれども,「売れ行きの瞬間スピード」で判断するという仕組みがかなりの悪手。発売直後の比較的空いている時期に買えばほぼ定価で,満員に近くなったら高くなるという【売れ行きに比例するシンプルな仕組み】にしないと,2月の開幕名古屋戦のようにかなりチケット価格が高騰したように思えて,蓋を開けてみたら1.3万人という笑えないだれも得しない結末になってしまう。
ベガルタに限らず他のチームも同様の苦しい状況ながら5千人近くを集めているチームもあります。
ベガルタは3400人の現在の定員さえも埋まらずマリノス戦では2700人程度にとどまりました。感染への不安もあるけれど,通常の1/6の定員さえも埋められない状況をどう考えるか。自分もこの状況であれば,DAZN観戦が続いてしまいます。
まぁ,コロナが落ち着いてくれればなのですが,この観客制限の基準も,その県の人口当たり感染者数次第で緩和するなどしないと,東京大阪などの大都市圏がこの状況だからといって,感染が酷い地域に合わせるのは,悪平等だよなぁと。
こんな状況で,明日は苦手なサンフレッチェ広島戦。広島にはアウェイではしばらく勝っていないけれど,今年はわずか2勝がともにアウェイなので,逆にチャンス?と思って応援することとします。今年は降格がないと甘えてはいられない。
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