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2020年2月25日 (火)

3月JRダイヤ改正 仙台駅時刻表は?

 ようやく待ちに待った常磐線の全線再開通となる,今年の3月JRダイヤ改正。

 仙台ー首都圏間を特急ひたちが3往復する他,原発最寄の開通区間は普通列車が11往復の運行となります。

常磐線全線復旧 ひたちのダイヤ考察 その1 (1/21)

常磐線全線復旧 ひたちのダイヤ考察 その2 (1/25)

 常磐線復旧区間については,過去記事のとおりですが,いわき以北10両編成での運行ということで,開業フィーバーで初日の指定券は瞬殺だったようですが,そのフィーバーが収まってからの日常の利用状況が気になるところです。トクだ値などの割引切符の発売により,コンスタントに需要喚起して,多客期の臨時便の運行につなげていければと思います。

仙台近郊のダイヤ改正は(東北本線上り方面)

 この,常磐線全線開通で,約9年ぶりに在来線特急列車が仙台駅ホームを発着することになり,その分の3往復が増発となりますが,普通列車の本数は変わらずとも,アクセス線については6往復が2→4両に増結され,ひたちの発着時間前後となる10時台,16時台~18時台を中心に,時刻調整が行われています。<④(太字)のところ>

R23timetable

17~18時台の変更点

1)常磐線の行先変更と本線との発車順変更

 ひたち30号の発車時刻が18時2分と,震災前のスーパーひたちが18時15分頃だったのと比較し早く設定された関係上,18時前後の発車時刻に行き先変更も含め動きがありました。まず,

17時52分発原ノ町行⇒17時43分発山下行

18時26分発新地行 ⇒18時26分発原ノ町行

 と,なりました。新地行から山下行に短縮となりましたが,その分,朝8時台の山下行が新地行に交換されています。

2)長年のダイヤホールが改善

 特急の復活のためにとっておいたと思われたこの18時5分頃~20分頃の約15分間の空白の時間。

 近年はじわじわとアクセス線の発車時間が遅くなり,直近では18時9分発だったので12分間まで縮まっていましたが,長年阿武隈急行の枠として確保されている18時21分発が”4両編成で2ドア/両”と短編成かつ乗降に時間がかかる形式のため,前後の電車を含め混雑が常態化していたところ。 

 おそらく,原発避難エリアで隔駅停車(主要駅全駅停車)を強いられたこと,交換駅の削減で所要時間の増となったことから,ひたちの発車時刻が10分強の前倒しを強いられたと推測します。そのおかげで普通列車は自由に発車時刻を設定できるようになり,アクセス線と阿武隈急行の発車時刻が9分間隔まで縮まり,阿武急車両の混雑緩和に寄与しそうです。

 ひたち30号の発車時刻の前後は,

R23timetable2_20200322174901

となり,ひたちの前後で14分開きますが,18時08分の福島行は6両編成なので比較的余裕があります。この時間帯は改善でしょうね。

終電前の時間帯に動きが

 数年前から,22~23時台は,多少不規則ながらも,概ね10~20分間隔の覚えやすいダイヤでしたが,さっそくそのパターンダイヤを崩してくるのは流石仙台支社。23時40分発の岩沼行が48分に後ろ倒しになります。まぁ,よく言えば若干待ち時間が平準化されるとも言えますが,22時51分の空港行をあえて50分にしないところ,常磐線終電の山下行を30分にしないところなど,天邪鬼なこだわりがあるとしか思えない。

 R23timetable3

なお,仙台支社としては珍しく(ほぼ)パターンダイヤを採用している仙石線の下り仙台駅発19~21時台は,

R23timetable4

と,今回も何とか維持されました。といっても,19時29分が惜しい!というか,何故ここを30分発にしないのかが理解不能です。複線の設備を持ち各駅停車ONLY, 本線上りのように貨物やら3路線のバランスやらを気にしなくとも良いのに。

 なお,仙山線や本線下りなどについては,時間がある時に詳しく見てみたいと思います。

 

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2020年2月21日 (金)

J1 2020シーズン開幕!

不安の中のJ1開幕

 本日,フライディナイトとして,湘南ー浦和が先行開幕したJ1リーグ。

 新型コロナウイルス渦で,不安だらけのご時世で,まだ東北では感染者が発見されていないとはいえ,1.5万人以上が集まる開幕戦。いろいろと不安は感じます。

 リーグ当局からは,延期や無観客試合という選択肢も出ており,特にこういう時に屋内ドームの札幌は今後のチケット発売が中止になるなど,入場料収入に頼っているチームほど,影響は大きい。ベガルタも30万人動員を目標としているというか,達成しないと赤字確実なだけに,こういう不確定要素は本当にキツイ。

開幕前はジェットコースター状態

 昨シーズン終了後の渡辺監督退任から木山新監督の就任のモヤモヤ,アシスト王永戸の引き抜き確実報道での落胆,赤﨑,クエンカの獲得で一気に盛り上がり,ゲデスとパラの獲得と,ベガルタらしからぬ「どこにそんなカネがあったの?」祭り,そして梁の退団とサガン鳥栖移籍発表にしんみりと,オフシーズンは本当に賑やかな話題をふりまいてくれました。

 ベガルタ仙台新監督に木山氏就任へ(2019/12/11) 

 ベガルタ 梁退団発表と怒涛の新加入ラッシュ (2019/12/29)

 しかし,キャンプイン後は不安だらけ。長沢,ゲデスの前線2枚が揃ってケガ,インスタばかりしているクエンカは結局膝の半月板の手術で全治6か月。練習試合も不安な出来。補強が意欲的だっただけに,一気にしぼんでしまいました。

先行開幕のルバンカップ,そして極寒の2月開幕

 そして,先週のルバンカップ開幕の浦和戦。相性の悪い埼玉スタジアムという条件は,監督交代でリセットできるかと思ったら,さっそくケガ人の影響か,選手層の薄さを露呈してしまいました。特に左SBの永戸の穴が全く埋まっておらず,もともとCBの常田が完璧な穴になってしまったことが早く分かって良かったですが,パラもフィットしないようで,木山人脈でFC東京からレンタルで柳獲得というのは,いくらリストアップしていたとはいえ,完全に経営面では誤算。

 ただ,常田の穴を考えると,2-5というスコアの差ほどは完璧に崩されたわけではなく,ホープ田中渉の電光石火の連続得点,武者修行から復帰した佐々木匠がキレキレで十分戦力になりそうなことなど,心配し過ぎてもしょうがない。

 そのような中での,明日のユアスタでのホーム開幕名古屋戦。この条件は震災で中止になった9年前がよぎりますが,J1に初昇格した時代とは異なり,最近は名古屋戦の相性は悪くはないということを拠り所に,明日を楽しみにしています。

経営の不安解消を

 シーズンに入る前には,いつも期待と不安が入り混じる心境になるのは当たり前ながら,今年は経営面での不安がより大きいのがちょっと。

 昨シーズンは今シーズンの補強費が前倒しで入っているとはえ2.7億の赤字ということ,なのにスポンサーがさほど増えておらず,完璧にJ1規模拡大の流れに取り残されていること,観客動員30万人が黒字化の前提ということ。この観客動員については,量よりも質とのことで,開幕戦からダイナミックプライシング(DP)が本格実施され,サポ自が一時4000円超になったと思ったら,3000円強まで落ちてきたり,ちょっと上がり下がりが大きすぎて,まだ慣れません。一見さんにとっては確実に足が遠のく原因になりそうです。スマホやカード決済でそれほど金額を気にせずとも良くなったご時世ならではの施策ではありますが。

ベガルタ 2019シーズン終了に思うこと その3 ~やはり。。。渡辺監督退任後のビジョンは?~(2019/12/10) 

 昨年試行的に実施した後半戦5試合では,収入増の効果があったとのことで,逆にA指定席などはサポ自より安かったり,席を確保したい時など使い分けがやりやすくなるので,マイナスだけではないのかなと。飛行機などもDPが当たり前になっているなど,需要の平準化のためには悪いことだけではない。我々も慣れていくしかないし,価格の変動が嫌であれば年チケに誘導する流れというのは,良く考えられています。

 明日の試合は,古巣対決として赤﨑のゴールに期待。昨年も逆噴射スタートのイメージながらも,開幕戦の浦和戦は0-0。開幕戦の戦績は良好な我がベガルタななので,少なくとも負けるイメージはありません。開幕前にいろいろありましたが,明日の開幕戦が楽しみです。

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2020年2月19日 (水)

勝山スケート場跡地 住友不動産マンション開発始動

 震災前の仙台市民だったらほとんどが知っていたレジャースポットの勝山スケート場とボーリング場。

 晩年は一部に西友が入り,近隣のマンション住民が頼りにしていましたが,勝山企業の資産売却により敷地ごと全て震災前に住友不動産に売却されていました。なのに,10年間も塩漬けの土地となっており,どうなるのかと思っていました。

 そのせいもあり,近隣は都心部の文教地区で高値の花のエリアなのに, 意外に買い物が不便な地域となっていました。上杉6丁目のモリヤも閉店し 柏木生協と上杉西友は残るも選択肢が限られていましたが,東北大学農学部の跡地に進められているイオンモール雨宮?の計画も進み,計画地内で野村不動産と住友不動産が分け合って,約200戸×2の規模で進められているマンションも野村側がほぼ完成し,住友側もようやく着工します。

 周辺の整備イメージも固まりつつある段階で,高く売れる条件が整い,都心部のお宝の土地にようやく着手することに。

 あすと長町の大型物件である「シティタワー」×2の分譲に目途が立ったというのもあるのかな。

勝山スケート場跡地に分譲マンション4月着工 土地取得から10年 仙台

住友不動産が2010年に不動産・飲食業勝山企業(仙台市)から取得した仙台市青葉区上杉2丁目のスケート場とボウリング場の跡地に計画していた分譲マンションの概要が18日、分かった。今年4月に着工し、22年3月に完成する。土地取得から10年、仙台市内で人気の高い文教エリアの大型計画がようやく始動する。
 マンションは鉄筋コンクリート地上13階で、3、4LDKが計336戸。市内最大規模となる2層吹き抜けのエントランスや内廊下といった高級仕様の設計を施す。約700平方メートルの中庭を備える。
 西側にマンションギャラリーを開設し、今年夏ごろから販売する。北側には自社の営業利用を想定した低層の事務所棟を併設する。
 同社は10年9月、勝山企業が所有するボウリング場やスケート場跡地を含む約1万7000平方メートルを取得。当初からマンション建設を検討したが、東日本大震災後の建設費の高騰に伴う採算性を考慮し、着工時期を模索してきた。
 その後、北六番丁通を挟んだ東北大農学部雨宮キャンパス跡地にイオンモールの商業施設建設と仙台厚生病院(青葉区)の移転計画が浮上。周辺環境整備に見通しがついたことから事業化に踏み切った。
 同社の担当者は「利便性と環境の良さを兼ね備えたマンションは、子育て世代や郊外から住み替える高齢夫婦といった幅広い層に評価していただけるだろう」と話す。建設するマンションは敷地面積約8400平方メートルで、西側の残る約半分の土地は活用方法を決めていない。
 同社は、北に約300メートル離れた雨宮キャンパス跡地内に計画中の分譲マンションも4月に同時着工する。地上13階の204戸で、22年1月に完成する。隣接地には野村不動産の分譲マンション建設が完成している(2/19河北朝刊)。

セールスポイント満載

 農学部跡の204戸と合わせると計540戸。あすと長町のシティタワー2棟の計808戸には及ばずとも,なかなかの規模です。

 強気に出れるのも,両マンションの間に中規模ながらもイオンモールが計画されていることと,厚生病院の移転も進められ,買い物と医療が身近で済む安心感も大きいですね。地下鉄の駅までも10分前後でクルマいらずで十分生活できる点も。

 ただ,気になるのはやっぱりイオンモールの動向。あすと長町で先行した「シティタワー長町新都心」では,イオンタウンとの土地共同取得したのが2012年末で,当然住友側としてはイオンタウン隣接を売りにしたかったところが,現地は7年経っても未だ駐車場状態で,期待していた相乗効果は全くない状態で苦戦しながらも何とか完売までたどり着いた状況。そのシティタワーは南西側に野村とワールドが建てた24階建て「ワンパークレジデンシャルタワーズ」のために眺望が期待できなくなり,さらに自社(+ワールド)物件の24階建ての「シティタワーあすとレジデンシャル」を南側に建てるというヤケクソか?というような展開もあり,住友としてはこのうっぷんを上杉で晴らす展開か?

 とはいえ,同じイオン系列。今は利府のイオンモール新棟に力を入れており,あすと長町はもちろん,雨宮も規模からそれほど力を入れるものにはならないと想定されます。陣地が取れそうだから抑えておくけれど,少しでも中心商店街から分捕れれば良いというようなポジション。

 こっちでもオープンの遅れによりイオンに裏切られる展開も十分予想できるかと。土地購入の経緯から撤退はないでしょうし,まぁ売りはイオンだけではないのが強みですが。

上杉山小学校学区の動向

 その強みというのは,ブランドでもある上杉山小学校区であること。さらに宮教大付属小中も近くだし,教育熱心なパパママとしては,可能であれば拘りたい学区。

 しかし,その上杉山小学校は,マンモス校化で5階建ての校舎にした上で,狭い校庭にプレハブ校舎を建ててしのいでいる状況で,1000人近い児童数。自分が子供のころは1000人規模の小学校は珍しくもなかったけど,少子化の現在,この都心部の立地で1000人近くというのは珍しいしキツイ。

 青葉区でここを超える児童数は新設された錦ヶ丘小学校のみ。

 ざっくりと学区をカバーする町丁目で直近の年代別人口を拾ってみると, 

【上杉,堤通雨宮町,昭和町,本町1丁目,台原1丁目】で, 

1~6歳 778人

7~12歳 882人

 現時点でもこの年少人口なのだから,野村の分譲中の200戸と合わせて約800戸弱の分譲マンションであれば,子供の数が平均1.5人と考えても120人。平均1人であれば80人。そのうち小学校へは50~80人弱というところでしょうか。分譲価格の高さからディンクスや高齢者夫婦が多いことは予想されるので,思ったより小学校の児童数には影響を与えないのかもしれない。現在就学している7~12歳よりも今後就学する1~6歳人口の方が100人程度少ないので,さらなる少子化のトレンドからしても十分吸収できると。いろいろこの学区については,周辺の小学校との学区変更が噂されていますが,この開発だけであれば大丈夫かなと思います。

都心回帰進む

 3LDKに4~5千万円も出せる人が仙台に多いとは思えないのですが,ある所にはあるんですね。

 かつて70~90年代の住宅需要が旺盛だった時代は,都心部が空洞化しドーナツ化現象と言われました。その時に誰もが焦るように買い求めていた郊外の泉や富谷のニュータウンですが,近年はその方面に家を購入する人は周り(都心部通勤者)では本当に見かけなくなりました。一方,郊外の戸建てだとJR沿線の愛子方面や名取方面が増えた印象。地下鉄沿線のミニ戸建てはあまり多くない。本来であれば当たり前の流れなんですが,仙台はこれまでが異常だったと。

 都心部のマンションは,郊外住宅地と異なり将来も多様な需要は衰えないでしょうから,都市のストックとして有効活用されるので,このような大量供給でも問題にはならないでしょう。タワー型でないことも,修繕や維持管理には好都合。

 中心市街地活性化ということで,地下鉄やバス,クルマで郊外から都心部に来る人口を増やそうとしているけど,一番の活性化策は都心部に住人を集めること。とはいえ,住める財力を持つ人は限られるので,そういった人に貢献してもらえればと。自分で住めるのは地下鉄沿線がせいぜいですが,一応街中勤務なのでなるべく街中で買い物しようとは普段から心がけています。

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2020年2月15日 (土)

勾当台エリア活性化に向けて その2(定禅寺通の車道縮小へ)

 仙台市が進めている,勾当台エリアの活性化。

 勾当台公園の再整備と並び,2019年4月から仙台市の事業が始まった定禅寺通活性化の推進。

 春から秋にかけては,歩道の一部にテーブルを置いて沿道のお店の疑似オープンカフェとしての活用を模索。

Dsc_1950 (仙台市HPより引用)

 昨秋の10月には車線を1車線縮小して歩道空間を広げた社会実験を数日間にわたり実施しています。

Streetparkarea(仙台市HPより引用)

 そもそも,定禅寺通の西側は広瀬川によって遮られ,T字路になっているので,この沿道に用がある車が大部分であるため,基本的にそれほど交通量が多い訳ではありません。

 さらに西側に向かおうとするクルマが,混雑する広瀬通や北四番丁通を避けて,迂回路としての用途がある位。

 よって,片側3車線ある定禅寺通は,藤崎付近の青葉通のように,片側2車線まで狭めて,歩行空間拡大のために利用し,イベントを行いやすくして賑わいを高めようという構想。

 既にWeb上では記事が消えていますが,正月の地元紙一面でも,完全一方通行化を含めた3案が検討されているとの構想が紹介されていました。さすがに青葉通の西口で打ち出されているように一部といえども完全広場化は難しいか。

定禅寺通りについての雑感

 仙台を代表する通りで,光のページェントやジャズフェスなどの定禅寺通がメインのイベント会場としても有名です。沿道には仙台を代表する建築であるメディアテークや,現在宮城野原への移転検討が進められている老朽化しながらも仙台の芸術文化の殿堂である県民会館(東京エレクトロンホール宮城)が立地し,周辺には市役所や一番町四丁目商店街,国分町など周辺の主要スポットを繋ぐ重要な役割を果たしています。

 中央分離帯には歩道スペースが確保されているのも特徴的で,仙台の3つの東西に走るメイン通の中では唯一。この分離帯スペースに生育しているケヤキ並木の厚み故に,青葉通を上回り仙台を代表する並木道として名をはせている印象です。

 ただ,この分離帯スペース。光のページェントやジャズフェスなどのイベント時には賑わっていますが,それ以外は正直言って中途半端な存在に感じます。彫刻などが配置され,るるぶ・マップルなどに取り上げられる代表的な場所なので,観光客が歩いているのはよく見ますが,市民からするとちょっと歩くのが恥ずかしいスペース。同じ中央分離帯でも札幌の大通公園とは全く違う。

 幅も中途半端で,その分離帯に何が目的地があるわけではない。ベンチはあるけれど隣をせわしなくクルマが通り,排ガスまみれでゆっくりできるような場所ではない。よって特に意識しなければ,南北両側の歩道を通ってしまいます。

 国分町通交差点に続き,晩翠通交差点部分がスクランブル交差点かされ,西側の分離帯に直接渡ることができるようになりましたが,基本的に置かれている環境は変わらない。

 よって,個人的な思いとすれば,定禅寺通の車道を削減し広場空間化に用いる場合は,中途半端に1車線分ずつ南北両側の歩道部分の拡幅ではなく,2車線分を中央分離帯部分の拡幅に使って欲しいと思います。そうすれば,ちょっとしたイベントも開きやすくなり,オープンカフェとしての活用にも。特にGW頃からの五月晴れの時期は,ケヤキ並木の新緑がより魅力的な場所になりそうです。

県民会館跡地

 すったもんだしている美術館と異なり,すんなり移転場所も決まりつつある県民会館。

 でも,こっちも劇団四季の定期公演のハコでもあるし,集客力のある演歌歌手の公演も頻繁に行われるこの県民会館がこの地から移転してしまえば,客層が重なる仙台三越や公演後の国分町飲食店を中心に影響が大きいのではと思います。

 定禅寺通の奥に位置する市民会館も同時期に移転するし。まぁ,市民会館は西公園あたりにという可能性が高そう(同じ公園をつぶすのであれば錦町公園よりも影響が小さいという面で)で現位置とあまり変わらない可能性もありますが。

 跡地活用については,県はまず仙台市に打診するとのことなので,中央署跡地活用の時のようにプチバブルで111億円の恵み!と市場原理に任せてということはなさそうなので,ちょっと安心。

大変な仙台市

 でも,仙台市としてもこの土地を購入してもこの地に必要な公共施設は特にないし,市民会館と市役所という2大投資が控えている中,そんな余裕はない。市の意向に沿った活用ができるデベロッパーを見つけてくること位というのが歯がゆい。

 「せんだい都心再構築プロジェクト」による仙台駅西口を中心とする再開発支援も重要で,やることは多くともマンパワーも予算も厳しい仙台市。この状況なので,あっちもこっちもと欲張り中途半端にならないように。まず優先順位は①西口②勾当台③東口かなと。東口は条件が恵まれていて,勝手に動いていくと思うので。

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2020年2月 8日 (土)

勾当台エリア活性化に向けて その1(勾当台公園再整備)

 平成27年度の仙台駅東西自由通路の拡幅や東西線開業によって,集客力が高まった仙台駅周辺。一方,東西線の駅設置により藤崎付近の青葉通一番町駅周辺へはテコ入れにはなりましたが,仙台を代表するイベントが多数行われる定禅寺通り・勾当台公園エリアについては変化の動きが小休止といった感がありました。アーケード街の北端である「一番町四丁目商店街」も,古くからの個店の閉店に伴い,隣接する国分町に引っ張られてなのかチェーン店の飲食店が増えており,核となる店舗の三越も売り上げが減少傾向であるなど,気になっていたところ。

 ようやく,老朽化した市役所の建替えが動き出し,定禅寺通の車道削減による広場化の動きが年初の河北新報に掲載されるなど,エリアとしてのリニューアルに期待できる状況の中,仙台市の新年度の予算案では,まちづくりとして仙台駅前青葉通の広場化検討と並び勾当台エリアの再整備検討のための予算が確保されました。

勾当台公園再整備へ 仙台市、都市活力創出狙う

 仙台市は29日、総額5411億円の2020年度一般会計当初予算案を発表した。19年度当初比152億円(2.7%)減。教育環境や子育て支援の充実に重点配分した。都心再構築プロジェクトとして、勾当台公園(青葉区)の再整備に乗り出す。特別会計と企業会計を合わせた総会計は1兆788億円で、9年連続の1兆円台となった。

 一般会計には不登校対策で適応指導教室「杜のひろば」増設費1298万円を計上。第三者の専門家によるいじめ相談支援窓口の新設、運営費789万円も盛り込んだ。新たに始める5歳児対象の発達相談事業に615万円、子ども医療費助成の所得制限緩和の準備に3817万円を充てた。まちづくりでは「勾当台ビジョン(仮称)」策定に500万円、勾当台公園の再整備方針の検討に664万円、東二番丁通と西公園通(青葉区)の歩道空間の検討に600万円を配分。JR仙台駅西口の公共空間の在り方検討に1800万円を充当し、青葉通の一部広場化の可能性を探る。

 歳出は、扶助費が19年度比3.1%増の1232億円。人件費、公債費を含む義務的経費は2.5%増の3015億円となり、歳出全体の55.7%を占めた。

 歳入は、市税が0.5%減の2179億円、国庫支出金が0.2%増の918億円、地方交付税が9.3%減の193億円。市債発行は学校建設などで3.9%増加し、518億円となった。財源不足を補うため、財政調整基金から165億円を取り崩した。
 郡和子市長は定例記者会見で「20年度は東日本大震災の発生10年目に入る。109万の市人口は近く減少が見込まれ、ポスト復興のまちづくりに向けた挑戦との意味を込めた」と当初予算編成の狙いを説明した(1/29河北朝刊)。

 定禅寺通の車道削減の検討に続き,勾当台公園自体の再整備を進めるとのことです。

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 現在の勾当台公園は,

〇いこいのゾーン(勾当台通東側)

〇にぎわいのゾーン(いわゆる市民広場)

〇歴史のゾーン(県庁議会棟と勾当台通の間)

の3つのゾーンに分かれ,メインのいこいのゾーンは勾当台通側と国の仙台合同庁舎側とのレベル差を生かした2つの顔を持っています。正直,合同庁舎側は野外音楽堂があったのは知っていたけど,滝噴水の裏の広場の存在を認識したのはつい昨年。こんなところがあったんだと。

 仙台七夕まつりやジャズフェス,みちのくよさこい,青葉区民まつり,光のページェントなどのお祭り・イベント時には,にぎわいのゾーン(市民広場)がメイン。

東側はもったいない使い方

 いこいのゾーンはサブ会場的な形で,上段の野外音楽堂を含め使用されていますが,普段は道路向かいの市民広場のみで収まるイベントも多く,はっきり言って勾当台公園自体は意外に地味な活用状況だったり。特に,昨年末のページェントでは資金不足でいこいのゾーン部分のイルミネーションが中止になり,エビスバーと大道芸のみで寒々しい状態でした。何か空気感満載のライトアップされたラプラスはいましたが。

 通常時は”動”の市民広場と”静”のいこいの広場という棲み分けで,近隣オフィスや官公庁職員のオアシスとしての役割を果たしていますが,勾当台通東側の使い方はあまり人が寄り付かない花壇としてだったり,歴史のゾーンは県庁市役所前南行バス停の陰で単なる通路と喫煙スペースになっているなど,ちょっともったいないという感想を持っていました。

 特に歴史のゾーンは,県庁市役所前南行バス停の拡張による路線バスと高速バス停の分離(高速バスの待機場としての活用)などに使った方が有意義だと思いますが。

Haichi

市民広場は新市役所広場との連携を

 市民広場は活用され過ぎて,予約が取りづらい状況。そして天候に左右される面が大きいから,今回の市役所建替えに合わせて,新市役所側広場との連携による実質的拡張と,新市役所屋内広場との連携を図って欲しいです。考えは過去記事のとおりですが。

仙台市役所 建て替えに関するシンポジウムへ (2019/7/13)

 これだけ春から秋までの気候が良いシーズンに毎日のようにイベントを開催しているスペースは貴重であり,より集客を図るとともに出展者優しく,使いやすいスペースになることを望みます。

  勾当台公園は,駅名及びエリアを象徴する地名として使われており,現在進められている市役所と市民会館建替えでも,ともにこの公園敷地が当て馬的に候補地にリストアップされながらも,「この公園をつぶすわけにいかない」と実質的に候補から外されているような仙台を代表する公園です。どのように再整備されるか楽しみです。

 

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2020年2月 1日 (土)

仙台駅西口新バスプール&地下通路 暫定供用レポ

2015年度後半の地下鉄東西線仙台駅開設とJR仙台駅東西自由通路完成を契機に,仙台駅周辺の交通結節点機能改善が仙台市主体で行われてきました。

 主なものとして,

 〇観光バス等駐車場の東口移転

 〇西口タクシープールの移動

 〇市営バス仙台駅降車場の設置

 〇地下鉄東改札設置によるJR仙台駅との乗り継ぎ改善

は,東西線開業時に整備されましたが,その後,南町通の車線減少と西口バスバース(乗り場3か所)の増設が粛々と進められ,ようやく暫定ながら1月30日に供用されました。

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 また,この新設バースに地下鉄南改札から向かうための地下通路及び階段も併せて暫定ながら通行開始となりました。

東西自由通路その4(バスプールの再編) (2012/1/24)

 ただし,旧9~16番乗り場があった真ん中のアイランドに向かう階段へのエスカレータ設置などの工事があるため,今回は変則的な供用開始。最終形はこのように。

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JR仙台駅西口バスプール 新ターミナル一部利用30日から

 仙台市は30日、JR仙台駅西口バスプールの拡張工事に伴い、北側に新設したバスターミナルの一部利用を始める。ペデストリアンデッキにつながる西側エレベーターの稼働を開始し、既存のバスターミナルの一部乗り場を移設する。

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 30日以降のバスプールは地図の通り。新ターミナルの乗り場は片側のみで、当面は中央ターミナルとの間に乗り場は設けず、幅5メートルの仮設通路を設置して行き来できるようにする。
 東側エレベーターは当面、ペデストリアンデッキと市地下鉄仙台駅の改札階を直通で結び、途中のターミナルでは乗り降りできない。西側に整備された階段を利用し、改札階まで行けるようにする。
 中央ターミナルは引き続き、西側エレベーターを休止する。改札階につながる西側階段はエスカレーター設置工事のため、来年3月末まで通行止めにする。
 エレベーターの長期休止で、高齢者や車いす利用者は中央ターミナルへの移動が不便だったが、新ターミナルの西側エレベーターを使い、移動しやすくなる。
 一方、中央ターミナルと地下鉄改札階の移動は当面の間、新ターミナルを経由しなければならなくなる。
 バス乗り場は中央ターミナルの桜ケ丘方面、泉ビレジ方面、国見ケ丘方面の3カ所を新ターミナルに移動。野草園行き、東北工大長町キャンパス行き、長町営業所行きは南側ターミナルに乗り場を変更する。泉区、富谷方面も南側ターミナル内で乗り場が変わる。
 バスプールの拡張工事は2016年度に始まり、22年3月の整備完了を目指す。市は高齢者や障害者の利便性を高めるため、中央ターミナルの東側階段にエスカレーターも設置する。
 市北道路建設課の担当者は「利用者にはもうしばらく迷惑を掛けるが、拡張工事が完了すれば、バスプールのバリアフリーは格段に進む」と理解を求める。(1/28河北) 

新バスバース(アイランド)

 新設のアイランドは,東西の階段は一応完成形ですがただ幅は狭いですね。アイランドの真ん中に東西線の換気口?の建物が占めているし。ところどころ工事中で,本当に暫定供用という感じです。

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特に,従来の中央のアイランドとを結ぶ部分はアスファルト舗装で,工事中の囲いもあり,こんな雑然とした雰囲気です。

Img_9962

 まだ供用開始から2日目なので,利用客も戸惑っており,寒い中案内担当の方が多くいました。

 この中央のアイランドの北側に発着していたバスが,新設のアイランドと,南側のアイランドに移っています。

 残念なのは,東側(JR仙台駅寄り)のエレベータの運用。東西線開業時から,ペデストリアンデッキ2階と地下鉄東改札(地下階)を結んでいましたが,このアイランドが新設されてもこの地上階には止まらないようです(なぜ?)。

地下鉄への連絡通路

 新設のアイランドからの地下道入り口です。当然ながらピッカピカ。階段オンリーですが,階段の裏側にはエレベータがありました。

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 壁面はレンガ風でシックな雰囲気です。

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 中間階から,新設のバスアイランド方面。この辺は完成状態です。

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 このB1階 の地下通路は,全通すると,エスパル地下飲食店街の南西端(牛たんの㐂助あたり)に一直線につながります。

 中央アイランドの1~2階部分が休止されているエレベータですが,B1階は既に完成しています。最終的には,地下鉄南北線改札階まで直通させるようで,それまで利用はお預け。

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このB1階から南改札に降りる階段が完全に仮設感満点で,仙台駅改造工事中の仮設階段を思い出しました。

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降りると,目の前は南改札です。

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改札付近から仮設階段入り口の写真です。この部分はしっかり完成していますが,最終形では階段は撤去され,直進すると前述のエレベータにアクセスするようです。

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中央のアイランドへの階段は,エスカレータ工事のため来年の3月まで閉鎖です。

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完成は2年後!

 全て完成するのは,2022年3月。そのころには,近隣の暫定利用EDENの営業も終了し,せんだい都心再構築プロジェクトの核となる青葉通南北のさくら野&オリックス不動産による再開発の方向性が見えているのでしょうか。

 仙台駅周辺の交通結節機能整備で残るのは,高速バスターミナルの集約。東口に想定されていながらも,ヨドバシ第一ビル(リンクス仙台)再開発での整備のはずが,国土交通省が音頭をとり検討を進めているバスタ仙台の話も出てきて,これはまだまとまりそうにありません。

 それでも,長年の課題がだいぶ改善されてきたのは喜ばしいこと。工事中や利用休止の部分が多く,何とも慣れませんが,完成まであと2年(長い!)の辛抱です。

 

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