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2019年4月30日 (火)

あすと長町 賑わうGW その3 分譲マンション新情報

 あすと長町をぶらついていたところ,新たな分譲マンションの建設情報が判明しました。

それも,ダイワハウスのプレミストあすと長町の第2弾で,13階75戸と中規模の計画です。

建築物名称が既存のプレミストと紛らわしいですが,住所が違います(既存のプレミストの住所は郡山)

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場所は,ダイワハウスが取得した仮設住宅跡地の北西端で,以前は中層賃貸マンションが計画されていた場所。某巨大パチンコ屋の目の前と言った方が分かりやすいですね。

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敷地面積が3/4,延べ床面積は約6割に縮小され,戸数も138戸から半分強に。

このパチンコ屋目の前という立地条件から,分譲は避けたのかと思っていましたが,一転分譲マンションで攻めてきました。

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大和ハウスの分譲マンションは,プレミストあすと長町(VWと国土交通省の間)の 前は,10年以上前に線路を挟んだ西側にD'グラフォート長町の実績があります。あすと長町は壁状のタワーマンションだらけで,低価格の部屋では日照に難があるため,中規模の分譲マンションを好む層もあるでしょう。

 

南側は,計画通り,4階建てのDルームという賃貸アパートが立ち並びます。一部建設工事が始まり,建物が立ち上がっていました。

 

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この土地は,近隣商業地域で,容積率はタワーマンション群の街区の半分程度なので,タワーマンションはそもそも無理な街区であること,仙台市の地区計画変更でヒューマンスケールな街並みを形成することが望まれている街区でありますが,結局は積水とダイワハウスの2社がそれぞれ落札し,少なくともダイワハウス側は全体が住居系開発となり,仙台市が意図していた(南側の太子堂駅との間の大通り沿いのような)中小規模の商業者が進出しやすい計画にはならなそうです。

 

まぁ,地区計画で縛るにしても,分譲価格に影響するようなギチギチの規制はかけづらいから,中途半端な変更だなぁとは思っていたので,ある意味予想通りの展開ではあります。

 

なお,プレミストは南側は低層賃貸アパートで日照は確保されるし,ヨークやコーナン,やまや,ファミマ,TSUTAYAなど,普段使いの商業施設へはごく近くで,かえってタワーマンション群よりも便利な立地。駅からも,太子堂駅から5分位で行けそうだけど,最寄り駅としての不動産表示としては,長町駅徒歩8分(地下鉄から徒歩9分)を強調しそうな気がします。いずれにせよ,悪くない立地です。あとは価格と2年後という完成時期。価格は3LDKで3千万円程度からでしょう。心配は北側の某施設と高架線路の騒音かな。まぁ電車の騒音はなれるとは思いますが。

 

建設中マンションの状況

 

 一足早く,住友不動産とワールドアイシティのJV開発のシティタワーあすとレジデンシャルがそろそろ完成で入居開始です。周辺はものすごい密集度ですが,せめて,復興住宅がなければ分譲マンション同士でお互いに影響しあってというだけだったのに,復興住宅をここに持ってきたことはいろんな意味で罪深い行為でした。

 

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駅前のパークタワーあすと長町はも,外壁のカバーが外れてきて,外観がほぼ見えてきました。

 

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やっぱり存在感は強烈ですね。スマートなたいはっくるのライオンズタワーがかすんでしまう。

 

こちらは,隣接駐車場の行く末を様子見している未分譲の西側を除いては,駅前と三井ブランドの強さからか,分譲は順調のようです。

 

やはり気になるのは,JRのリパークとして利用されている駐車場の行く末。tekuteの拡張として検討はされているとしても,現tekuteながまち自体で,昨秋のイタリアンレストランの撤退(未だそのまま),つい先日のme&cheeseの閉店と萩の月売店への転換など,全体的ににぎわっている印象ながらも,テナント料は高いでしょうし,事業スキームの構築は慎重にしているんでしょう。立体化による駐車場の増設は必要なので,計画が遅れているだけと思いたいところ。

 

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さて,平成最後の記事となりそうです。

 

令和になっても,マイペースで更新していきたいと思いますので,よろしくお願いします。

 

2019年4月29日 (月)

あすと長町 賑わうGW その2 駐車場軒並み値上げ中!

引き続き,GWのあすと長町情報です。

 

キュリオスの開催に伴い,駐車場不足が切実なあすと長町。過去に市立病院予定地で開催した際には1600円/台 の駐車場が敷地内に設置されましたが,地区内の開発が進展し,駐車場として活用されてきた空き地が少なくなりつつあります。今回の開催地は1.5haありながらも,敷地内の駐車場はなしで,公共交通機関や周辺駐車場の利用がPRされています。

普段あすと長町の相場は30分100円程度(1日上限料金は1000円未満)の料金であれば,泉中央が1時間100円,街中が1時間3~400円であることを考えると中間程度ですし,立地条件を考えると適切と思われます。

しかし,キュリオス開催のため,100台以上のリパークの駐車スペースが減少している上,イベント来場者向けの駐車場需要増があり,5月末までの1か月はあすと長町での駐車場利用には気を付けた方がよさそうです。

その1で言及した駐車場状況が気になったので,散歩がてらに回ってみました。

 

商業施設の駐車場情報

各商業施設の駐車場は迷惑駐車対策のために,軒並み特別料金を設定中です。

既にゼビオアリーナでのイベント時限定で,スーパースポーツゼビオあすと長町店は超過分30分500円の料金設定,またヨークタウンあすと長町は,普段から無料時間超過分は30分500円の設定であることから,あすと長町でのイベント時でのスタンダードが30分500円になってしまいました。

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他に,キュリオス対策で駐車料金の値上げを図っている商業施設は,

〇マクドナルドあすと長町店  30分(?)500円(うろ覚え)

〇ツルハドラッグあすと長町店 基本料金60分300円,最大料金を3000円に

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また,tekuteながまちの提携駐車場であるリパークも,超過分は30分500円です。

その中で,キュリオスから交差点向かいのイケアは,普段は3時間無料,それ以上は少額でも購入すれば終日無料(購入なしの場合は超過分30分500円)でしたが,5月末までは1時間無料で終日無料条件も1000円以上の購入が条件となっています(レストランやフードマーケットは対象外)。それでも他の施設と比べると条件は格段に緩いので,迷惑駐車とそれに伴う駐車場や周辺道路混雑が心配ではあります。

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コインパーキングまでも。。。

 商業施設の駐車場(提携コインパーキングを含む)の特別料金設定は,自分の店舗に来るお客さんのためにも必要なことです。

ただ,一般のコインパーキングまでが,便乗的に値上げしてしまうのは,非常に違和感を感じます。キュリオスは一時的なイベントであって,通常この街や長町駅を利用する方にとってみると,単なる迷惑でしかない。また,5/2~6開催のラーメンフェスタへの客足にも影響がありそう。

それも,キュリオス目の前にある,長町駅利用者も日常的に使うであろうコインパーキングが,信じられない価格設定をしており,目を疑いました。先日で上限平日2000円,土日祝2500円の表示だったのが,今日通ったら,なんと平日上限3000円!(それも12時間)。ということは,休日は上限設定なしで,30分500円で,キュリオスの公演時間の間停めると3000円を超えそうです。歯科提携部分は一定程度確保する必要はあるけど,一般向けのコインパーキングでこういうことをやってしまうと,日常的な利用者からは反発を招くし,今日も入ろうとした車がびっくりしてなのかUターンしていったのを目撃しました。駐車場自体も半分程度の入りでも,通常の設定と比べると大儲けなんでしょうが,ここの駐車場は5年程度で駐車場経営主体が3社目だし,最大料金もコロコロ変えており(5年前のIKEAオープン時も),長町駅目の前の立地条件良い駐車場が一見さん狙いのこんな商売をしているのは,残念です。

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第一,ベガルタ開催時の泉中央駅周辺や,楽天開催時の東口近辺のコインパーキングで,こんなあからさまにカルテルを結ぶように,コインパーキングが料金を上げているというのは聞いたことはないし,いくら駐車場不足で,近年流行っている”ダイナミックプライシング”を実施するといっても,印象が悪すぎます。

なお,前回トーテムの会場となったKHB本社予定地は,臨時駐車場として稼働していましたが,ここも2000円の設定。それもTwitter発信では4時間までとのことで1時間500円というのは仙台駅前より高い。それで激安という表示はどうなのかと思ってしまいました。

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なお,ラーメンフェスタ時には,同じ2000円でも,ラーメン1杯分の券が付いてくるとのこと。大人数で乗り合わせてであれば良いけど,1~2人ではちょっと微妙な料金設定。以前は確か同じ場所の臨時駐車場で500円だったはず。なので,こんな価格設定というのは本当に疑問を感じます。GWで警備員料金が高騰しているとはいえ。。。

西口がお勧め

もちろん,すべての時間貸パーキングがこんな商売をしている訳ではなく,西口に行けば通常料金で営業中です。長町駅徒歩5分圏内で1日550円とか600円で営業しているコインパーキングもありました(公演中の昼間でも余裕で空きあり)。地元の方はあすと側のぼったくりには引っかからず,西口のコインパーキングに停めるんでしょうし,もちろん駅近なのでJRや地下鉄で行くのが吉でしょうね。

 なお,商業施設や医療施設駐車場への迷惑駐車はやめましょう。

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 あすと長町の商業施設は,無料駐車場と有料駐車場が混在していて,ただでさえ分かりにくい状態のところですが,遠方から来られる方に嫌な思いをして欲しくなく,情報提供でした。

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2019年4月28日 (日)

あすと長町 賑わうGW その1 キュリオス開催中

忙しいわけではなかったんですが,ちょっとした理由で家でPCに向かう気持ちが起こらなかったところ。幸いながらもGWの10連休に入り平成も終わるので,久々の更新です。

 

 

キュリオス開催中

 まずは,GW前から5月29日までの約40日間開催される,恒例のシルク・ドゥ・ソレイユ日本公演のラスト。

5大都市を回り,東京→名古屋→大阪→福岡→仙台 という,いつもの回り方で,一番後回しといえば言葉が悪いですが,日本で見れるのもラストという言い方もできる。

会場の推移

 あすと長町では,ドラリオン→コルテオ→クーザ(震災で中止)→オーヴォ→トーテム ときて,5回目です。ダイハツが協賛に入ってから,仙台を含む5大都市公演のスキームとなっています。2~3年毎に開催され,仙台ではこれまであすと長町の未利用地を転々としてきて,市立病院予定地で2回,日通所有地(→KHB予定地)+杜の広場で2回でしたが,今回は,イオンタウンが絶賛塩漬け中の長町駅東口駅前の12街区1.5haに開催場所が移りました。

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 前回のKHB予定地は,着工が今秋予定なので,まだ今回は使えるかなとも思いましたが,いかんせん課題は敷地が0.5ha程度しかなく,杜の広場のタイルや植栽をはがして無理やり開催している形でした。GWの書き入れ時に杜の広場がほぼ使えないことで,ゼビオアリーナ仙台のイベントやライブ誘致にも影響するし,そもそも杜の広場がほぼ4か月利用できなくなるのはやっぱり問題だったんでしょう。

 そのおかげ?で,5/2-6のGW後半に,杜の広場で「仙台ラーメンフェスタ」が開催です。4回目ですが初のGW開催でかなりの集客が見込めそうだし,4/27-28はゼビオアリーナでアイマスとやらのライブ2daysが開催されていました。

 職場で,「KHBは仙台放送のライバル会社だから場所変わったんだ」とドヤ顔で説明しているヒトがいたんですが,前回開催時もKHBが土地取得後で,同じ在仙テレビ局同士で協力していたし,理由としてはまた別かなと思っています。

イオンタウン予定地での開催
 今回の開催地は,イオンタウン予定地ですが,平成24年の年末に土地取得が発表されてから,早6年半になりつつあります。17街区南半分を同時取得の住友不動産は約0.6haをシティタワー長町新都心として分譲中で,そろそろ売り切る状態ですが,残る12街区の1.5haと17街区北半分の0.6haは未だ方向性が見えません。リパークで活用中の部分の中央部を除き,屋根付き駐車場のガレージというか自転車駐輪場のような構造物がH29年末から作られてましたが,今回は12街区の駐車場屋根は撤去され,リパークも閉鎖で,12街区全体をシルク・ドゥ・ソレイユに貸出中です。

 イオンタウン自体は,モールに対して勝ち目のないことから,あえて急いで着手するようなことはないんでしょう。今回イオンモール名取が増床となり,利府イオンも着々と進んでおり,一方雨宮は遅れ気味のようで,既に優位を保っている仙台周辺での店舗展開は急ぐことはないとのことでしょう。だからこその,土地の利活用であり,また商業施設予定地の看板で一応アピールする感じかなと。

 ただし,今回の場所は,新幹線や在来線からの視認性も高く,イケアともハシゴしやすい場所。キュリオス自体もだし,あすと長町のアピールとしても,悪くない場所ではなります。

コインパーキングの価格が高騰!

 ただ,懸念していたのは,開催地にあったリパークが閉鎖となりただでさえ駐車場の供給不足の中,駅前のデンタルクリニックのところをはじめ,周辺のtekute提携リパークも含め,軒並み30分500円とか,1日2000円とかの料金となっています。他都市でも野球場やサッカー場隣接の商業施設では,目的外駐車からは3000円以上の料金を取っているところもありますが(浦和美園,ナゴヤドーム,EXPOCITYなど),駐車場単独と考えると,超観光地の横浜みなとみらい並み(以上)の駐車料金で,ちょっと吹っ掛けすぎでは?と感じます。地元民であれば,ちょっと離れて長町駅西口とか太子堂駅の方に停めれば5~600円/日 のところはゴロゴロあるし,地下鉄やJRで来るという選択肢も取りやすいけど,他県から家族連れでくる場合などは,停める場所は近いところを選びたくなるだろうし,一見さん狙いの商売で何とも複雑です。商業施設併設駐車場であれば,迷惑駐車防止のためにやむを得ないでしょうが。

 

 なお,今回は財政難のため,見に行けなさそうです。近くを通って,雰囲気だけ楽しむかな~。

 

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2019年4月 4日 (木)

アクセス鉄道の車両増備実現か?

 7月で,民営化から間もなく丸3年を迎える仙台国際空港。

 最近,立て続けに新規路線の情報が入ってきていますが,現時点でもインバウンドの増加により,アクセスのメイン手段であるアクセス鉄道の混雑が目立ってきたようで,河北の4/1に,車両の増備を模索しているとの内容の記事が。

一瞬エープリルフールかとも思いましたが,乗客の増加により,対策が必要な状況が近づいているようです。

 

 <仙台空港アクセス線>混雑激化 訪日客増で拍車 JRなど4両編成増検討

仙台空港アクセス線は東日本大震災後に乗客が増え続け、時間帯によって乗車できないほどの混雑になっている。沿線の宅地開発の進展に加え、仙台空港を利用する訪日外国人旅行者(インバウンド)の急増が拍車をかけた。共同運行する仙台空港鉄道(宮城県名取市)とJR東日本は輸送力の強化を模索するが、アクセス線特有の障壁もあり、混雑緩和は容易ではない。

<乗車諦める客も>
 3月25日朝、大きな荷物を抱えた観光客らが続々と仙台空港駅(名取市)の列車に乗り込んだ。2両編成の列車はぎゅうぎゅう詰めになり出発。途中の南仙台駅(仙台市太白区)では高齢女性が混雑に驚き、乗車を諦めた。
 仙台空港鉄道が運営する仙台空港、美田園、杜せきのした3駅の2017年度の1日当たりの乗降客は初めて1万人を超え、6年連続で過去最多を更新した。10年度に比べて約60%も増えた。
 震災後、被災地からの移転や復興需要も相まって沿線の宅地開発が進み、通勤通学客が増えた。仙台空港も16年7月の民営化以降、旅客数を拡大し、17年度は過去最高の約344万人を記録した。運営会社の仙台国際空港は、18年度は358万人程度を見込む。
 仙台空港鉄道によると、インバウンドのうち、バスで周遊する団体客以上に個人客が増えていることもアクセス線の利用率を高めたという。
 アクセス線開通で乗客が減り、廃止されていた空港と仙台駅を結ぶリムジンバスも10年ぶりに復活し、3月16日に運行が始まった。4月には杜せきのした駅に隣接するイオンモール名取(名取市)の増床も予定され、さらに乗客増加が見込まれる。

<特有のハードル>
 一方、3月のダイヤ改正では2両編成と4両編成を一部入れ替えただけで全体の輸送量は変わらなかった。
 JR東仙台支社は単線区間の仙台空港-名取間の制約や、仙台駅ホームの列車の混雑状況といった現状を踏まえ、増便ではなく4両編成を増やす「増結」を優先的に検討する。
 増結には車両の新造か、支社管内の車両運用を見直してアクセス線に使う車両をもっと確保するかの2通りがある。新造は2両だけで億単位の費用がかかり、完成に数年を費やす。投資判断は慎重にならざるを得ない。
 現実的なのは車両運用の見直しだが、アクセス線特有のハードルがある。最大6両をワンマン運行するアクセス線の車両には、ホームに設置したカメラから映像を受信し、運転士がドアの開閉や発車を判断するためのモニターが備わっている。他線の車両を走行させるにはモニターを加える改造工事が必要になる。
 仙台支社の担当者は「改造は1年以上かかるが、費用は新造より1桁低い。まずはアクセス線に使える車両を捻出できるか前向きに考える」と説明する。
 仙台空港鉄道の菅原久吉社長は「輸送力強化は早く実現したいが、財務状況が厳しい。費用の分担なども含めてJRや宮城県などと協議を進める」と話す。

[仙台空港アクセス線]2007年開業。仙台空港-仙台間(17.5キロ)を快速17分、普通25分で結ぶ。車両は仙台空港鉄道が3編成とJR東日本が4編成を保有し、現在は1日上下計86本を運行する(4/1河北)。

 

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 特に,昼間は本数を増やすために,2両編成での運行が多いところですが,その2両編成の電車での混雑については,これまでも度々このブログでも言及してきました。主に混雑 するのは,昼間の仙台空港発仙台行の名取~仙台のJR線区間。

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 仙台空港駅発時点でほぼ席が埋まり,ぱらぱらと立ち客がある状態で発車し,美田園で多少,杜せきのしたでそれなりに乗ってきて多少圧迫感を感じるようになり,名取駅到着。そこで多少の降車客の後,どっと乗ってきて,南仙台,太子堂,長町で各入口数人ずつ乗ってきて,長町ではたまに乗るのをあきらめる人がいる状態というのがこれまでのイメージ。

 ただし,逆方向の仙台駅発空港行は,混雑を嫌う長町~名取駅間の客が,多少待っても座れる次の東北本線や常磐線の電車を選ぶ場合もあるから,それほど醜い混雑にはならない傾向にあります。

いずれにせよ,名取を過ぎて空港線に入るとほぼ立ち客がいなくなる状況からすると,仙台空港鉄道会社からすると2両編成で十分で,ランダムな発車時間をある程度揃え(20分毎,3本/時),JR線区間のみの乗客を分離すればなんとかやっていける現状ではあります。この記事中にある,3月25日(月)朝の状況というのは具体的に何時台かは分かりませんが,ピンポイントで混むところを河北が狙った可能性もあるので何とも言えない。

ただし,空港駅発時点でギュウギュウ詰めがあるというのはまずいですね。

アクセス線の混雑具合は電車によってまちまちなのは,

  • アクセス線の空港駅発の間隔が10~40分程度とランダム
  • 飛行機の到着便の集中具合(特に9時台に集中)
  • JRの名取駅発仙台行も,30分程度空く時間帯があること

から,間隔が空いたところで多くの到着便があったりすると,本当にヤバイです。

 ダイヤ改正前は,仙台空港発9時13分発(2両編成)に,8時40分から9時までの20分間に到着する神戸,新千歳,小松,伊丹からの初便が集中していたところ,これは9時16分発(4両編成)になり,改善されましたが,アクセス線のダイヤ調整は,まずJRの本線や常磐線の電車の合間というのが基本なので,クールごとに変わる飛行機の時間に合わせて改正する訳にもいかないのが厳しいところ。

解決策は?

  1. 車両の増備
  2. 電車本数の増(増発)
  3. 区間快速の設定

 があげられます。

 

1の車両の増備が検討されていると,この記事にはありました。

 相互乗り入れしている空港線とJR線の距離の割合から,空港鉄道が3編成6両,JRが4編成8両。計7編成14両で回しているところで,昼間のように2両編成中心であれば双方向毎時3本でもやりくりできます。この時間は,JRの本線や常磐線の本数が毎時3本しかないので,空港線と合わせて仙台―名取間の本数を確保しています。


 しかし,混雑する朝夕は4両編成になり,基本は双方向毎時2本になってしまいます。4両編成ながら15~20分間隔になるところは,その後や逆方向の運転間隔が空いてしまったりします。 終日4両にしたいところですが,そうすると毎時3本は維持できず,朝夕と同じように毎時2本になってしまっては,かえって不便になります。

 相互乗り入れの原則から,公平に1編成(2両)ずつ増やしたいところで,そうすると9編成18両となり,4両編成×4本に予備2両でちょうどよくなりますが,2両ごとに運転席を両端に設ける仕様から,1両2両で,ほぼ同型を導入した同じく宮城県の第三セクターの阿武急では4.5億で国の車両更新補助と宮城・福島県及び沿線5市町補助でなんとか最初の更新車両を購入しています。

 空港鉄道も同様に対象にできるかというと,鉄道の性格が異なることや車両更新ではなく増備だと補助対象にはならず,また震災で甚大な被害を受け,復旧費用を含めたこれまでの累積赤字もありました。そのような状況から,鉄道施設については県が購入し,上下分離を導入した経緯もありますので,県としてもこれ以上空港鉄道への支出を増やすことは難しい状況です。

 それで,公平性の原則を破って,空港鉄道がJRに車両使用料を払えば,JR側のみの車両増備も可能でありますが,それで空港鉄道としての運賃収入が上がるのであれば,その選択枝もありです。


 JRとしては,特に昼間は露骨に減便しているので,大梶の車両基地に多くの車両が昼寝しているから,昼間限定で回すことは可能なはず。としては,そもそも,美田園での夏祭り花火大会で6両運転をしてたし,19日からのイオンモール名取の増床時の増結も実施するなど,現在でもJRの通常車両を使用しての多客期対応はしていますが,その場合ワンマン運転ができないとのことなので,恒常的に使用するには改造が必要とのことです。

 それでも,空港線の旅客増で,JR線部分の根本利益が生じていることや,そもそもJR区間の仙台―名取間の混雑が原因であることから,JR側の協力で対応すべきでしょうね。上述の通り,昼間の車両は余っている訳で。それが数千万円かかるにしても,車両増備よりは短期間で対応できるし。

 

 ただ,今後民営化が成功すれば,旅客数400万人を優に超えることになり,小手先の対応では難しくなります。

そのため,2.電車本数の増(増発)を図る必要が出てきます。

 そもそも,空港アクセス鉄道として最低限の利便性を確保するためには,この規模の空港であれば,最低20分おきの運行で,常に駅に車両が在線していて,座って待つことができることが望ましいところ。旅客数は全然違いますが,新千歳は6両編成で15分おき。空港駅では常に車両在線しているとのことで,そこまでいかなくとも,増発は必要です。

 本数を増やすのが難しい理由として,JR区間の本数が多いこと,空港線内が単線であることが言われていますが,朝のラッシュ時は4分おきに走らせていることから,毎時1本程度増やすことは容易。また,空港線内の行き違いも,既に準備がされている杜せきのした駅での列車交換を可能にすれば,難しいことではないので,5年後を見据えて検討に入る時期になってきたと思います。

 

 なお,以前の記事でも提案したのが,3.区間快速の設定。これであれば,現在の2両編成でも対応できます。

○本線部分を快速化
・・・以前の記事で、可能性について書いてましたが、仮に昼間の2両編成を維持するのであれば、空港などアクセス線沿線利用者が窮屈な思いをしないように、アクセス線部分は全駅停車、本線は名取⇔仙台 ノンストップ として、昼間は全線所要時間20分(アクセス線10分、本線10分)での運行とすれば、車両運用の効率が良くなり、積み重なって増発の余地は生まれます(その代わり2往復しかない現在の快速は廃止)。
 
これをやるには、名取駅で本線や常磐線の各駅停車と5分以内で接続することが前提条件ですが、昼間は本線毎時2本、常磐線毎時1本なので、空港線を毎時3本とバランスがとれることも。

 ただ,昼間にこれを完全に実施するとなると,地下鉄南北線からの乗換が楽な長町駅経由ルートが機能しなくなること,南仙台を含めた途中通過駅の利便性が極端に低下するため,前後5分以内に本線や常磐線の電車がある時間帯限定で一部列車の区間快速化はありかと。

沿線開発の進展

 4月19日には杜せきのした駅直結のイオンモール名取の増床オープンで,買い物客だけでなく従業員の利用増が見込める他,沿線の住宅地もほぼ売れており,今後急激な伸びは難しいところ。その中でも,美田園駅周辺では分譲マンションが建設中であり,また仮設住宅も退去し,仮設商店街のさいかい市場も今年退去であることから,駅前の空き地も含め,利用できる土地が結構出てきます。
 よって,美田園駅の周辺開発の進展にも期待したいところです。一応閖上への最寄駅にもなりますし。

 利用客増は嬉しい悲鳴とはいえ,アクセス鉄道はようやく1万人/日 の利用客になっただけ。この数字は開業時の目標を10年ちょっとかけて達成しただけで,採算上はさらなる乗客増が必要。そのためには,車両の増備は必要経費であり,400億以上かけて整備した鉄道が数億ケチって活用されないというのは,もったいない話。外からの仙台空港利用者を歓迎する意味でも,東北のゲートウェイとなるアクセス鉄道の利便性を高めることは必要なので,期待しています。


 

 

 

 

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