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2018年6月30日 (土)

名取駅前再開発と市立図書館

震災後,りんくうタウンを中心に人口増が続いている名取市。名取駅の乗客数もアクセス鉄道の開業後,約8千人/日 から約1.2万人(アクセス線直通分を含む)と4千人も増加しています。

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 鉄道の本数が約80往復から約120往復に増えた分にそのまま対応する増加率ですが,アクセス線開業前は長町~岩沼間が利便性の高い沿線という認識だったのが,現在は長町~名取が便利で,館腰・岩沼はやや劣るように思われてしまっています。本数はほぼ変わらなくても,アクセス線が使えないだけで利用者にとっても多少不便な印象を持たれてしまう。

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 その名取駅は,アクセス線開業時に,橋上駅舎化され,それに向けて東西の駅前広場も整備されました。一方,それまで存在した書店がなくなったり,綺麗に整備された反面失われた機能があったりします(同様に,数年前に駅前広場が整備された岩沼駅前も栗和田書店とローソンが無くなったりと,痛しかゆしの面が)。

 駅前広場が整備されても,西口は自転車置き場が相変わらず民間業者のが点在していたり,これも岩沼駅と共通した難しい既得権の問題があるようですが,長年の懸案であった,駅前再開発については,民間分譲マンションと図書館・増田公民館の合築という形で工事が順調に進んでいます。

 名取市としても,イオンモールや市役所・文化会館が集まる杜せきのしたエリアの勢いが強い反面,名取駅前は単なる通勤通学を中心とした交通結節点になってきたところ。上述のような県内のJR駅で3番目の乗客数を誇る名取駅の拠点性を生かすべく,遅ればせながらの再開発が行われています。

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図書館が駅前にという流れ

 仙南のJR沿線では,H7年に亘理駅東口の悠里館に亘理町立図書館が出来たのが走りで,H12年頃に大河原駅前のオーガの核施設として大河原町立図書館,長町駅前に太白区図書館,4年位前に岩沼駅西口徒歩5分の場所に岩沼市立図書館,昨年に山下駅前(山元町)の交流センター内に図書コーナーと,小規模なものも含め,そういった流れが続いており,名取市も駅から多少離れた目立たない場所にあった図書館を駅前に移転させることになります。

 この再開発ビルは,10年前に橋上化された名取駅の2階コンコース(自由通路)にペデストリアンデッキでつなげるべく,現在準備工事が進められています。

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分譲マンションとの合築

 セコムグループのグローリオシリーズの約50戸規模の中規模マンションとの合築です。名取駅前では10年位前に西口を中心にダイワグループが集中的に供給しましたが,駅前では久々の分譲マンションという印象です。仙台駅まではラッシュ時で乗車時間15分。本数もほぼ4~5分おきで地下鉄と匹敵する利便性なので,それを考えると名取駅前は実をとるには良いエリアだと思います。イオンモールも近いし。

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