« ヨドバシ第二ビルにアフラックのコールセンター進出 | トップページ | 仙台市役所新築 3つの候補地 »

2018年1月28日 (日)

仙台―グアム線4月休止へ

 仙台空港の国際路線でも古株で,コンチネンタル・ミクロネシア航空時代からの路線がとうとう休止とは。
 

 <米ユナイテッド航空>仙台―グアム線休止へ 需要低迷に北ミサイル計画追い打ち

 米ユナイテッド航空が週2往復運航している仙台-グアム線を4月から休止することが26日、分かった。現段階で再開の予定はない。需要低迷に加え、北朝鮮によるグアム沖へのミサイル発射計画の影響で路線を維持できなくなったとみられる。
 同社によると、日本からグアムへの旅客需要が減少する中、仙台-グアム線の実績も低迷。同社広報部は「定期便を継続するのは採算的に厳しいと判断した」と説明した。春の大型連休期間など一部の便は運航を検討する。
 同社は昨年秋以降、北朝鮮のミサイル発射計画の影響などで団体旅行のキャンセルが相次ぎ、仙台空港を含む国内からのグアム線の一部を欠航していた。
 航空業界の関係者は断念の理由について「仙台からは秋から冬にかけての搭乗率が高かった。もともと需要低迷で苦戦している時、需要期と北朝鮮問題が重なってしまった」とみる。
 仙台-グアム線は1990年7月に運航開始。仙台空港では同年4月就航のソウル線に次ぐ2番目の国際定期便で、現在はアジア以外の地域と結ぶ唯一の路線だった(1/27河北)。

 当初はサイパンとセットでの就航で,最盛期には週9往復まで増えた時代もあったような(不確かな記憶ですが)。直近は北朝鮮情勢で攻撃地として名指しされてしまったとばっちりもあり,週2往復にまで減っていました。
 それでも搭乗率が振るわないというのは,わざわざ観光に行くのに不安を抱えてまで行きたくないという心理は理解できるけど,「グアムまで射程距離≒グアムが狙われている」という報道の影響もあるし,情勢が落ち着くのを待たずに(待てずに)運休で,再開見込みは不明とは。復活は限りなく厳しい状況です。
 それにしても,仙台からの国際線は,様々な世界情勢に左右されてあえなく運休に追い込まれるのが多いという感想。
 運が悪いというか,そのような状況に左右されてしまうほど需要が細いというのもあるけど,最たる例は,わずか半年程度で運休に追い込まれた,バンコク線。現地の政情が極端に悪化したとはいえ,新千歳便は維持された訳だし,やはりアウトバウンドだけでなく,インバウンドの需要も見込めるかどうか。
 あと,感じるのは,海外旅行に気軽に行ける層が,周りを見ても本当に少ない。また高齢者など行ける層が,これまで就航した目的地も含めて,団体旅行も含め一通り行ってしまったからこそ,リピーターの少なさということもあるんでしょうね。若者などは収入面で行けないとか内向きとか言われていますが,自分と同じ位の年代だと子供連れで行くには,仙台から行こうとしても金額が成田や羽田発に比べて跳ね上がり,少ない休みでとなると,便数も少ないからスケジュールが合わず,行く気が失せてしまう。そのためのLCC就航には期待していますが,LCCの就航候補先は中韓で安くともわざわざ行こうとも思えない。自分も10年以上海外には行けていないし。
 ただ,グアム線は,ビーチリゾート需要というほぼアウトバウンド専用という路線だけに,週2便の新千歳便は仙台よりも一足早く1月15日に既に運休済で,これは,圏域の人口が東北よりも,北海道の方が少ないというのもあるのかな。ユナイテッドのグアム便は,全国的に大幅な運休を行っているから,仙台だけではないけど。
 
 これで,仙台からのビーチリゾート路線は,国際線では2015年のハワイ線に続いてのグアム便運休で,国内の那覇線のみ。
 インバウンド需要を当てにした,LCCの就航は見込めながらも,仙台空港からの国際線の利用客増に向けては一進一退が続きそうです。  

|

« ヨドバシ第二ビルにアフラックのコールセンター進出 | トップページ | 仙台市役所新築 3つの候補地 »

県政」カテゴリの記事

旅行」カテゴリの記事

交通」カテゴリの記事

コメント

グアム便がなくなることをはじめて知り、残念でなりません。仙台からグアムに直接行くことができるのは、本当に楽です。
マイルでグアムに行こうとした時、仙台便が全く予約できず、行きは新千歳経由、帰りは福岡経由で仙台に戻って来たことがありますが、福岡空港の乗り継ぎの大変さにうんざりし(^_^;)、「やはり次は仙台からがいいな」と思っていました。残念ですね~。

投稿: のん | 2018年2月10日 (土) 10時48分

>>のんさん
 コメントが遅くなりすみません。
新千歳や福岡経由でグアム!それもまたすごいですね。
地方空港の悲哀でしょうが,残念ですね。
海外情勢に左右されあっけなく運休になってしまうのは悲しいですが,
空港運営会社には,これにもめげずに,引き続きの路線誘致,拡大に頑張って欲しいところです。

投稿: S-Watcher! | 2018年3月 3日 (土) 22時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ヨドバシ第二ビルにアフラックのコールセンター進出 | トップページ | 仙台市役所新築 3つの候補地 »