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2018年1月20日 (土)

仙台空港 H29の利用客が過去最高へ

空港運営の民営化から1年半。昨年の仙台空港利用者数が過去最高を記録したようです。
<仙台空港>利用者過去最多337万人 民営化で新路線や増便
 宮城県は19日、仙台空港の2017年利用者数(速報値)が前年比26万人増の337万426人に達し、過去最多を更新したと発表した。16年7月の空港民営化に伴い、新たに導入された着陸料の割引制度が路線の新規就航や増便を後押しし、国内、国際線とも需要拡大につながった。
 国内線は前年比17万7372人(6.1%)増の310万369人、国際線は同8万2691人(44.1%)増の27万57人。これまで最多だった1999年(335万558人)を約2万人上回った。
 空港利用者数の推移はグラフの通り。東日本大震災が発生した11年は、前年比約40%減の171万7102人まで落ち込んだ。13年に300万人台を回復し、14年には320万人を超えたものの、15、16年は微減が続いた。
 民営化後、着陸料や利用料が柔軟に設定できるようになり、運営会社が路線の誘致活動を積極的に展開。スカイマーク(東京)が17年7月に神戸線を再就航させ、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪)が同9月に札幌線を新設した。
 国際線も台北線が週12往復に増えて利便性が高まった。今年4月にはフジドリームエアラインズ(静岡市)が出雲線の運航を開始する予定。
 県空港臨空地域課の担当者は「便数増で利用者の選択肢が増えるなど民営化の効果が表れている。経済界や地元自治体と連携し、さらなる利用拡大を図る」と意気込む。(1/19河北)
 空港民営化から2年目となり、様々な種まきの結果が身を結びつつあり、スカイマーク神戸線の復活、ピーチの拠点化による札幌線と台北線の就航の効果があったようです。
 これらの路線は、年の途中からの就航であり、今年は通年での効果が見込めることから、さらなる利用者数の上積みが見込めそうです。
 昨年の増便・新規路線開設の動きは、国内線に限ると仙台空港の2大需要先である、関西と札幌方面の路線増強。また国際線でも伸び続ける台北路線のさらなる拡充(トリプルトラック化)であり、流動が太いところの強化というのは、利用者数の増には効果があります。
 仙台空港の利用客を目標の600万人に向けて伸ばすためには、まず国内線の2大就航先の合計利用者数を200万人超えを達成し、300万人に近づけていくこと(2016年度は約190万人)、国際線をまず50万人にまで増やすこと(2017年度は27万人)。
 一方、昨年は新たな就航先の開拓という面での動きはありませんでしたが。今年はダークホースである山陰の出雲線の4月就航があります。85人乗りの小型機での就航で、1日1往復で使いやすいとは言えないまでも、、出雲大社など東北からは行きづらかった観光資源が多いエリアに向けての需要喚起の効果はありますね。これまでは、羽田から飛ぶしかなかったので。

 そのほか、搭乗率に応じて着陸料が減免される制度の効果で、実験的な路線の就航も期待できそうです。90年代後半に一時的に開設された、釧路・女満別・帯広・旭川・松本・岡山・高松・松山・鹿児島(青森は新幹線の開業で復活可能性はゼロですが)の中で、当時は150人乗りの機材が中心でしたが、現在は福岡や札幌などの主要路線でもIBEXの100人以下の需要に応じた低燃費小型機材での運行が多くなっているので、再チャレンジはあるか?
 
 そのほか、LCC向けのピア棟の増設で、ピーチ以外のLCC(就航予定から一転撤退した新生エアアジアや、海外LCCの就航など)を期待したいところです。
 また、一番期待されるピーチの路線拡充のためには、拠点化の効果を発揮させるためには、夜間駐機が実現できる就航時間の延長が必須であり(6時‐23時)、周辺住民との調整状況も気になります。

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