仙台市地下鉄&市バスの新しい動き(1)100円パッ区等値上げ
100円パッ区→120円に「市バスフリーパス」も値上げ 仙台市が方針
仙台市が市バスの均一料金制度「100円パッ区」の料金を120円に値上げする方向で検討していることが18日、分かった。学生向け定期券「学都仙台 市バスフリーパス」も値上げする。昨年度8億6000万円の純損失を計上した市バス事業の収支改善策の一環で、来年度中の実施を目指す。
100円パッ区は中心部の1.5平方キロメートルが対象。2002年に買い物客やビジネスマンの利便性向上を目的に始まった。
共同で実施する宮城交通などと早期の合意を目指す。均一料金制度は維持し、名称を再検討する。
フリーパスは1カ月定期5140円を800円程度値上げする方針。3カ月と6カ月の各定期、地下鉄との「市バス・地下鉄フリーパス」も対象とする。100円パッ区とフリーパスはもともと割引率が高く、値上げで年6000万~7000万円の増収を見込む。
また、市は12月3日、地下鉄南北線のダイヤを改正し、仙台駅での東西線との乗り換えをスムーズにする。午前9時~午後4時の全列車の出発時刻を1分30秒ずつ繰り下げる。乗り換え客から「目前で電車が行ってしまう」といった苦情があり、検討していた。
平日午前8時台には南北線を1往復増便し、朝の混雑解消を図る。8時台の平均混雑率は現在の151%から142%に改善される見込み。(10/20河北)
都心部の乗車率の低いバスの活用対策として始まった制度で、始まった時期は全国で武蔵野市のムーバスなどのコミュニティバスや福岡市の西鉄バスのような面的な値下げのものを含め、100円バスがちょっとしたブームとなっていた時期。
(2)学都仙台フリーパスも
高校生を中心に自転車通学からの転換に効果がありましたが、JRに比べて高すぎる通学定期対策としてはインパクトが大きかった半面、 これもさすがに初乗り運賃以下というのは安すぎるし、100円バスや学生向けフリーパスで破格の料金設定した分は、その他の路線維持に四苦八苦している状況を見ると、見直しが不可欠だったんでしょうね。
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