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2017年8月20日 (日)

セルバテラスと泉中央の変化

今シーズンはほとんどベガルタの試合に行けていないので、けっこうご無沙汰になってしまっているけど、泉中央は相変わらず好きな街。

その泉中央に昨年11月にオープンしたのがセルバテラス。アリオ、セルバ、駅ビルスウィングに続いて駅前で4つ目となる商業施設で、遅ればせながらオープン後初めての来訪。
それも、先月のベガルタ戦で来訪した時のもの。

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感想としては、
1)コンパクトながらも、現在泉中央にない機能をうまく補完してきたこと
2)デッキレベル、地上レベルで既存のアリオ、セルバとの連携を重視した開放的な配置
1)は1階、2階でセルバのスウィーツ販売・飲食機能を補完した上、3階には郊外型店であるニトリでも日用雑貨を中心に取り扱うニトリデコホームとしまむらという、泉中央の近隣にはあれども、駅利用者や周辺マンション居住者が気軽に使えるような機能を導入してきました。

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ただし、3階については、テナントリーシングでいろいろあったようですが、アリオ・セルバである程度満たされている部分の穴埋めなので、目玉としては弱いのは仕方ない。
2)は、アリオ前の円形らせん階段を撤去して設けた円形イベント広場を囲む形で、住友商事が運営する3つの商業施設をつなぎ合わせることに。

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セルバテラスとの接続は、セルバとアリオのように上層階での連絡通路こそないけれど、セルバテラスの商業機能は3階までだし、1階のイベント広場、2階のデッキ経由でスムーズに行き来できるように。

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※住友商事HPから引用

また、セルバテラスの2階には、プロントと「ウエストコーストダイナーバーアンドグリル」というレストランがデッキに面した場所で開放的なつくりとなっています。

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こういう外に向けたつくりは、同じ仙台の副都心でも長町南のモール&ララガーデンでは見られないところ。箱に囲い込み型のモール&ララと違った魅力ではある。
イベント広場では、いず・ちゅう祭が行われていました。
円形イベント広場と2階デッキの数か所でミニステージでのライブなどが行われていたり、ベガルタの試合とも相まって、それなりの賑わい。下の写真はイベント終了後です。

Img_4102

病院機能の導入

セルバテラスとしてオープンしたこの78街区は、結果的に半分を仙台循環器呼吸器センターが市名坂から移転するためのスペースとして使われたので、商業機能的には小規模なものになったけど、泉中央という副都心の機能の多様化、また高齢社会を見据えた病院機能の駅近くへの移転というのは望ましいこと(一方、JCHO仙台病院がパークタウンに移転するというのは、三菱地所というデベロッパーの強さ故にといっても、将来的にはどうなのかなと思ってしまいます)。

今後の泉中央の行く末

今後、商業機能の拡充は泉中央駅勢圏の人口高齢化及び東北学院大泉キャンパスの五橋移転に伴う若者利用者の減少が確実な中、また相変わらずロードサイドの大型店・郊外店の勢いが強い泉・富谷エリアの状況からすると、現実的な展開になってしまうのはやむをえないんでしょうね。一時はシネコンの導入ともいわれていましたが、富谷イオンや市名坂のコロナ(震災で閉鎖)と、北部エリアには郊外型シネコンが導入され立ち消えになるなど、紆余曲折がありました。

泉中央駅前では、セルバの南側の平面駐車場として使われている街区の活用がラストになり、バスターミナルの拡充も含めて検討が行われているようですが、泉中央自体の開発は駅開業後25年でようやく完成に向かうという長期的な視野に立った開発が行われてきました。

あすと長町との比較

一方、北の副都心の泉中央に対し、南の副都心の一角を占めるあすと長町。

中心の長町駅前は、2006年の街びらきからまだ10年。その中で、泉中央の住友商事を核とした第三セクター「泉新都心」が街づくりのコーディネート機能をはたしていた(2010年に仙台市保有分の全株を住商に売却済み)、のに対し、あすと長町では駅前など主要な街区が区画整理の保留地や旧国鉄清算本部への換地でまとめられ、まとまった土地活用を意図したのに、その処分にあたりうまく機能誘導ができず、現状のような中途半端な状況になっています。

都市の役割は概ね20年スパンで変わるので、地区内で定期借地権で立地している暫定商業施設等については、活用方法を再検討し、街が生まれ変わる種地として使われることも想定すると、ヨークやコーナン、ゼビオ付近の街区については、現在の活用方法はやむをえないかなと思いながらも(杜の広場中心のエリアなど、先に開発が進んだ地区北側は、KHBが進出予定であることを含め、成功として良いかと思います)、例の高層マンション群の過度な集中や、中心駅である長町駅前のサービス・商業機能が不足している現状と、その受け皿となる土地活用が各地権者に左右されるというのは、やっぱり好ましくないんでしょうね。

その点、右肩上がりの時代の開発手法とはいえ、駅前の主要な土地の所有権を三セクが持ち、全体を見ながら長期的に開発に関わることができた泉中央の成功事例を、同じ仙台市として、うまくあすと長町の開発に生かすことができなかったのかなという気持ちにもなります。

まぁ、まちびらきの11年前から震災前までの絶望的な状況からすると、よくここまで開発が進んだという側面もあるけど。

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