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2016年12月28日 (水)

イオンモール名取増床

2007年にオープンして10年を迎えるイオンモール名取。当初はダイヤモンドシティエアリで、単なるイオンとは差別化された三越も核テナントの2核1モールのSCだったのに、いつのまに単なるデカいイオンモールに。

三越の代わりにコジマとダイソーが入った時点で、ヤバヤバでしたが、でも県内で随一の規模のSCだし、テナントの入れ代わりは激しくとも、まぁあそこに行けば時間は潰せるという安心感はあるよね。

特に家族連れにとっては。トイレもきれいだし、おむつ替えにも困らないし、雨の日には特に早い時間に行かないと駐車場が空いていなかったり。

で、このイオンモール名取。仙経の仙台商圏で触れられていましたが増床計画が公になりました。

2万平米の売り場面積を増床とのことで、新たな一つのSCに匹敵する規模の増床じゃん!

駐車場とアクセス線の杜せきのした駅とモールを結ぶ2階レベルのデッキを撤去してその跡地にとのこと。そうすると駅を降りて、すぐにモールに入れることになり、駅ビルみたいで利便性はUP。

核店舗ではなく、専門店モール部分に使うのでしょう。場所的に空港利用者をターゲットに、空港ビルを補完する飲食店などがありかな。1階は駐車場で、2階と3階は店舗。屋上部分は駐車場との形態にして、少なくとも駐車場は減らないように。一応大店立地法では確保しなければね。

イオンは最近仙台圏では、コンビニサイズのイオンエクスプレスや富沢のような都市型と称する小商圏を対象とする商業施設の展開に力を入れているけど、一方中規模の店舗(卸町、あすと長町)の展開は急いでいない感あり。

数年前から言われているイオンモール利府の増床というか大規模店舗への建て替え移転は静かに進めているんでしょうが、仙台市中心部の商業集積の高まりに対抗する形で、まずます郊外と中心部が断絶していくというか、駅前に行く人は通勤通学者や他県からのお客さんのみ。一方仙台近郊の人は郊外のSC専門で駅前に行かないなど、2極分化が進んでいると言われていますが、その流れがますます強くなりそうです。

雨宮の東北大農学部跡地計画も水面下で進めていますが、緑地保護は最小限になるし、所詮イオン。でもあのような都心近傍の土地にまとまったSCは都心居住をサポートする意味であながち否定できない。ヨーカドーも自滅しているというか、7ー11の好調のために西武そごうやヨーカドーがおろそかになっているので、相変わらずイオンの
やりたい放題は変わらず。


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