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2016年8月27日 (土)

<マンション>新築購入先 あすと長町が人気

 毎年恒例の調査ですが、今年は変化が起こったようで。

 現在の仙台市内のマンション供給は、青葉区中心部(一番町・本町など)、仙台駅東口(榴ケ岡・鉄砲町など)、あすと長町に3極分化し、その他荒井や泉中央、多賀城で物件がありますが、選択枝が非常に狭くなっているなかでの、この調査結果です。

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 単に、あすと長町は大規模タワマンがほぼ隣同士でつばぜり合いをしているので、広告も張り合って結果的に露出が大きくなっている効果なのでしょうね。三井のさらなる大規模マンション計画も明らかになったし。

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その点、東口はコンスタントな人気で、さらにJRの再開発もあり、地下鉄東西線の駅開業などで、あすと長町以上に新規の訴求要素は大きいながらも、物件一つ一つが小粒で全体のインパクトがなかった印象。

<マンション>新築購入先 あすと長町が人気

 仙台市内での新築マンションの購入先は、あすと長町地区(太白区)が最も人気が高いことが、広告代理店DGコミュニケーションズ仙台支社が7月に実施した仙台市民アンケートで分かった。JR仙台駅東口(宮城野区)が2006年度の調査開始以来、10年連続で守ってきたトップの座を奪った。
 市内を24地区に分け、住みたいと思う地区を複数回答で聞いた。あすと長町は27.8%で前年比3.2ポイントの増。理由(複数回答)は「地下鉄駅が近い」が48.5%で最も多く、「ショッピング施設の充実」(44.0%)「JR駅が近い」(35.2%)「病院が近い」(21.9%)が続いた。
 吉野敦仙台支社長は「商業施設が整い、利便性は高い。マンションの供給量が大幅に増えたことも要因の一つだ」と説明した。
 仙台駅東口は0.7ポイント減の27.3%で2位。一番町(青葉区)、上杉(同)が続き、前回3位の泉中央(泉区)は6位に後退した。
 昨年12月に開業した市地下鉄東西線の駅近くでマンションを購入する場合、最も魅力がある駅は仙台駅が28.2%でトップ。青葉通一番町駅(22.1%)、宮城野通駅(13.4%)の順で、駅周辺の開発が進む荒井駅(11.1%)は順位を一つ上げて5位となった。
 アンケートは市内に住む20~60代の男女計1000人に調査票を渡し、全員から回答を得た(8/24河北)。

 そもそも、この調査ですが、対象がマンション購入を本格的に検討している人たちかというと、その点も半信半疑。それに全員から回答を得たということも、普通のアンケート調査であればまずないし、どの程度本気で検討された結果かというと、単にイメージ調査に過ぎないような気がします。

 その点を差し引いてみると、あすと長町については、これまでもプラス面、マイナス面いろいろと取り上げてきていますが、特徴として、

1.商業施設のアンバランスな立地
 身近な商業施設はスーパー(SM)、ドラッグストアが過剰な程に充実しているほか、長町駅へのtekuteのオープンでスーパーを補完する食品・飲食系専門店がオープンし、その点では困ることはないものの、買い回り品が一か所で集まるSCがなく、徒歩10分圏のモール・ララガーデン、JRでは1駅の仙台駅前などに依存していることが、不便ではないものの、便利かというと評価が分かれるところ。

 それを改善するために、長町駅前の新規商業立地(三井・イオンタウン)が鍵を握るところですが、あまり期待もできない状況のようです。IKEA、ゼビオスポーツやコーナンとか大型専門店が集まっていても、それぞれしょっちゅういく商業施設ではないことから、なんとなく微妙なんですよね。

2.シンボル的な施設の立地
 ゼビオアリーナや仙台PITといった、有名人やスポーツなどの大きな興業が近所で行われる施設があることは、有形無形的にはステータスをくすぐる点ですが、なかなか自分が興味を持つ興業は少ないので、にぎやかになっていいなという程度の感想に。

 杜の広場や長町駅西口広場では、シルク・ドゥ・ソレイユの他、しょっちゅう音楽イベントやフリマなども含め、イベントが行われており、いつも何かやっているというプラスイメージで、マンション購入を考えている方々には評価されるのでしょうね。

3.医療施設の充実
 これは、以前はあまり意識しませんでしたが、最近病気がちの我が家にとっては有り難いところ。
 もともと長町エリアはクリニック系の医療機関は充実していながらも、総合病院が中規模の長町病院のみで、皮膚科、耳鼻科、眼科など、結構混雑していて受診するのも大変な状況でした。

 それが、市立病院のオープンが大きいところですが、それを当てにして、目の前に門前クリニックビル(仙台長町メディカルプラザ、SHIP仙台ビル)がオープンしたほか、マックの裏のあすとクリニックモール、太子堂駅側の個別クリニックの立地など、将来の人口増も当て込んで、急激にクリニックが増えました。

 特に、市立病院目の前のメディカルプラザとSHIPビルでは、クリニックの入居及び患者獲得の競争は激しいですが、後発のSHIPビル側の方が優勢で、9月の整形外科のオープンで予定されていたすべての区画が埋まるようです。
◆あすと長町内のクリニック一覧
内科:プラザ(まきこ内科)、SHIP(みんなのクリニック)、太子堂駅前(えだクリニック)
小児科:プラザ(すがわら小児科)、SHIP(みんなのクリニック)
皮膚科:SHIP(あすと皮ふ科)、太子堂駅前(太子堂駅前ひふ科)
歯科:SHIP(のりこ歯科)、長町駅前(デンタルクリニック)、太子堂駅前(歯科アリア)
耳鼻科:SHIP(あすと耳鼻科)
精神科:プラザ(心身クリニック)、SHIP(ひまわりクリニック)
アレルギー科:長町駅前(丸山)
婦人科:長町駅前(たんぽぽレディース)
外科:プラザ(むらた日帰り外科)、SHIP(あすと長町整形外科)

その他、子ども用の急患センターも市立病院に併設されていることを含め、何かあった時のことを考えても、特に子育て世代、高齢者にとって安心感がある街という売りはありますね。
4 交通条件
 公共交通も確かに地下鉄・JRとも本数があり、バスも選べるなど、どこに行くのにも便利という売りはありますね。新幹線乗る時もJRを選べば楽だし、空港にも直行できるというのは気分的に大きい。

 長町駅は地下鉄とJRが両方通っているため、目的地に応じて安い方の使い分けができるので運賃的にもメリットはあります(JRは現金の場合)。

 仙台駅(JR190円、地下鉄250円)
 広瀬通・勾当台公園・青葉通一番町駅(地下鉄250円)
 北仙台(JR200円、地下鉄300円)
 泉中央駅(地下鉄360円)
 コボスタ(JR200円、地下鉄300円)
 動物公園駅(地下鉄330円、バス320円)
 名取駅(JR200円)
 仙台空港(JR他620円)
 岩沼・中野栄駅(JR240円)
 多賀城・本塩釜・(JR320円)
岩沼や中野栄にJRで行く方が、地下鉄で仙台駅周辺に行くよりも安いというのがある意味衝撃的(利用頻度利便性は全然違うけど)。

 あと、高速道路の利用の際にも、南部道路の長町ICから5分程度というのは気分的に楽。南部道路がNEXCOに編入され、料金が安くなったこととETC割が導入されたことで、使い勝手が劇的に良くなりました。常磐道の全線開通での値下げ効果もあるし。

 なお、あすと長町全体を紹介している非常に充実しているページがあるのだが、それを作成している会社のマンション物件が発売中止になっているというのが切ない。。。



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