多賀城市立図書館へ
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期待の今春オープン施設(その3)多賀城駅北再開発完成(3/19)
駅前広場のこじんまりとしたロータリーも整備され、その周辺には飲食店などもちらほらと。
駅自体は、没個性的になりがちな高架駅にしては、多賀城らしさが。
図書館に入りたかったのですが、まずは腹が減ったので、エキト多賀城の、駅中食堂(キーチャンズへ)。
蔦屋書店3階のPUBLIC HOUSE にも惹かれ、検討しましたが。。。
せっかくなのでと思いながらも、ゆっくりする時間があんまりないことと、口コミで値段がちょっとお高めで量が少ないとのことだったので、ちょっと空腹の自分にとっては厳しいなーと思ったので、定番の中華へ。またの機会に取っておきます。中華料理がメインながらも、ランチ定食や牛タン定食など、品揃え豊富なのは、他のキーチャンズと同様。さらに夜は当然、アルコールもOK。カウンターがいい感じです。
自分はあんかけ焼きそばを。目の前で作っているのが見え、食欲がそそられました。
さて、満足して、いよいよ図書館&蔦屋書店へ。入り口横には、スタバのオープンカフェが。こういう日はちょっと暑いけど、風があり気持ち良いです。
図書館及び蔦屋書店内部では、残念ながら写真撮影禁止なので、我慢。
感想としては
1)図書館部分
蔵書数は、3フロアに分かれていますが、22万冊太白区の図書館と同程度の蔵書数。まぁちょうどいいサイズです。
とにかく、ふかふかソファーあり、ベッド?あり、3階にはカウンター形式の仙石線が見える席あり。それらを含め館内のいたるところにスタバ&ファミマ!からの持ち込み用ドリンクで楽しめる席があり、それだけでも楽しめます。
それに、驚いたのが、図書館部分に蔦屋書店での販売用書籍を持ち込んで読むことができること。書籍の管理上どうなの?と思ってしまいますが、万引きが増えてもドリンクの販売や指定管理料など、トータルで利益を上げる仕組みということなんでしょうね。
これでは本屋部分としては、書籍の売り上げにマイナスなんだろうけど。
蔵書は古い(問題になった古本ではなく、もともとの図書館からの移動分)ものも多く、そこはしゃーないかなと。
雑誌は少ないかなと。そこは、武雄などでも問題になった、蔦屋書店との関係もあるのかな。でも、販売用の書籍も堂々と図書館で読めるのであれば、利用者にとっては問題はないかな。バックナンバーの利用に影響はあるけど。
2)蔦屋書店
1階が本、2階がレンタル、3階が上述のレストランです。
仙台泉店と比べると、かなり蔵書を絞っており、売れ筋の新書が並ぶコーナーなどはなく、テーマごとに分散させています。一応ベストセラー紹介はあり。
売りの「インテリア」、「食」、「旅行」など、これらのテーマに沿った書籍は十分な品揃えはあり、また、雑貨とのコラボはごく限られた文房具やミニ植物などのみでしたが、雰囲気は十分味わえました。
仙台泉店のような食と調理器具やワインなどとのコラボからすると、物足りない感じはあれど、本屋としては、回るのにちょうどよいサイズで、近くの人は羨ましい。
平日の昼間ということもあり、ベビーカーを引いた若い奥さん方が目立ちました。
近くにこのような魅力的な施設ができればそりゃ行きたくなるよなぁ。
疲れたら、併設のスタバで休憩もできるし。同様のカフェ併設のTSUTAYA書店は東仙台にもあるけど、書店部分の雰囲気は多賀城の方が上かな。
3)ファミマ!
あんまり、通常店舗との違いはわからなかったけど、上述のとおり、このファミマで購入した蓋つき飲料も図書館や書店に持ち込み可というのは、リーズナブルで良い。スタバのコーヒーだと安くて3~400円だしね。
なお、目と鼻の先の道路向かいにセブンイレブンも出店しているのが、この業界の競争の激しさを物語っているような。ファミマ!はデザインに配慮しすぎて、外からだとあまり目立たない。
確かに、代官山や泉大沢のように、図書館の聖域を犯すことなく、蔦屋書店部分だけで展開してれば、こんなに批判を受けることもなかったのでしょうけどね。蔦屋書店部分だけでも、単体の商業施設として魅力はありますから。
このような図書館というのは、例えば仙台市のような大規模自治体では各区図書館間の公平性の観点から冒険はできない。多賀城のような中小都市(武雄も海老名、撤回した小牧も)だからこそ、導入に向けて動くことができた面もある。
少なくとも多賀城市の仙石線高架化及び駅前再開発によるへそのある街づくりのコンテンツとしては、成功しているといえるのだから、前向きに見守っていきたいと思っています。
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