« 恒例の通行量調査:駅前一人勝ち? | トップページ | 多賀城市立図書館へ »

2016年7月10日 (日)

仙石東北ライン 女川延長は8月6日から

今夏からと発表されていた仙石東北ライン女川直通が8月6日からと発表されてました。


予想よりちょっと遅い時期で、通勤通学といっても特に通学者は夏休み中だし、そもそも年度途中に通学手段を変えられるわけではない、さらに1日1往復で、時間帯は予想通り。。。
過去記事
仙石東北ライン 女川直通へ(2/7)



仙台―女川の直通運転 開始は8月6日

仙台と女川を結ぶ列車の直通運転が8月6日から始まる。仙台と石巻を結ぶ「仙石東北ライン」を女川まで延長運転するもので、当面は早朝の女川発と夜の仙台発の1日1往復となる。JR東日本仙台支社によると、上りは女川を午前6時5分に出発し、仙台に午前7時35分に着く。現在は女川を始発で出ても、仙台に着くのは午前8時15分で、石巻での乗り換えも必要。松木茂支社長は「仙台への通勤通学が便利になり、女川町からの人口流出の歯止めになる」と期待する。

 下りは、仙台を午後8時23分に発つのは変わらないが、石巻駅での待ち合わせのため、女川着は今より7分遅い午後10時18分となる。

 JR東日本は、JR常磐線の浜吉田(亘理町)―相馬(福島県相馬市)が再開する12月末に大幅なダイヤ改定を予定している。利用状況をみて、仙台―女川のダイヤ見直しも検討する。(朝日7/7より引用)

仙石東北ラインの朝の通勤通学で唯一利用できる石巻6時35分発仙台行きの時間を極端に変えることはできないので、やはりこれに接続する形をとってきました。

「河北新報 仙石東北ライン」の画像検索結果

一応女川から1時間半で仙台駅へ。一番恩恵を受けると思われる渡波からは75分程度となり、通勤は無理にしても学生が通う選択肢は生まれます。それも、年度替わりで多少増えていくかという感じでしょうか。仙台駅近辺の高校や専門学校、大学だと学院の土樋キャンパスや東北大、福祉大あたりまでが通うことが可能な限界かな。

行きはまぁ良いけど、帰りは悪い予想通り、20時代台に仙台駅を出発する最終の延長。それに女川までの終列車を30分早めることはできないので、難しいところと思っていたら、約30分石巻で停車って意味ないっしょ。

社会人にとっては、あんまり使い物にはならない。少なくとも女川からは。渡波(万石浦・稲井)から仙台駅前の会社に通う社会人の方に恩恵がというところか。行きは良くても帰りの時間、石巻駅での接続を考えると。当然、20時台発の女川行きは使い物にならないし。

でもまずは可能なところから始めることは大事だし、記事では”利用状況を見てダイヤ見直しも検討”とのことなので、本来であれば夕方はもう少し使いやすい時間帯に移し、さらに石巻駅での停車時間を短くできれば。でもそれをやるには、仙台―石巻間の抜本的なダイヤ変更が必要なので、なかなか難しいんですけどね。

やはり車両が足りなくて、昼間に2時間運行間隔が空いたり、2両編成で走らせていたりという部分、仙台発の終電を21時台に延長とかは、車両の増備で解消しないと、これ以上のサービス改善は無理ですから、

12月末に大幅なダイヤ改定?
その記事で気になるのは、常磐線が相馬まで再開する12月末に大幅なダイヤ改定との記載。単純に浜吉田—相馬の部分を現在の常磐線の電車を延長するのではなく、少なくとも仙台以南の東北本線は大きく変わることになるのか。
この記事を信じるのであれば。

でも、今回以上の大きな変更が見込まれた、9年前の仙台空港アクセス線の開業時でも、本線と常磐線のダイヤの間に無理やり空港線の電車をねじ込んだだけで、当然名取―仙台の本数は増えても、ランダムダイヤも、分かりにくさは変わらなかっただけに、半信半疑の部分はあります。

その後、名取以南の本線・常磐線の減便、22時以降のパターン化など、良くなっている部分、悪くなっている部分はありますが。

常磐線については、以前も書いているとおり、震災後に減らされた山下駅発着分約6往復程度が復活するか。でも2面3線だった山下駅は折り返しホームが減らされ1面2線の駅にコンパクト化されたので、折り返しは原ノ町まで行かなければ無理?同様に2面3線だった新地駅もなにやら同様になっているようなので。

もちろん、1面2線でも仙石線の高城町駅のように、折り返しの発着はやりようによっては可能ですが、以前減ったその分が多少でも復活すれば、。

そのほか、新型列車(といっても導入から10年程度経っていますが)E721系への置き換えがあり、運用は変わるでしょうが、それが運行本数の増加につながるかは?

でも仙台近郊区間は軒並み利用者(乗車人員)が増えており、特に、あすと長町開発が進みイベント利用者が増えている長町駅(8506人)やうみの杜水族館効果の中野栄駅(5152人)は1年間で乗車客が500人/日 以上増えています(2014年度→2015年度)。

今年度は仙台駅東口開発での昼間の利用者増も起きているでしょうから、ここで少なくとも仙石東北ライン開業のとばっちりで大幅に不便になった本線仙台—松島間(昼間)の改善を図ってほしいもの。

少なくとも仙台―岩切の利用客を救済するのであれば、岩切どまりの毎時1本の昼間利府線電車をそろそろ仙台駅に延長すると、毎時3本程度になり、本数が元に戻る形にはなりますね。国府と山王はしょうがない。

仮に2両編成でもいいので、これはやってあげないと。

この区間の東仙台駅は小規模ながら駅舎建替えが行われ、岩切駅も念願の橋上駅舎化が行われます。ハード面は改善に向かっているので、電車自体の利便性についても改善が行われれば。

他は、仙台空港民営化でアクセス線のダイヤ改善の話し合いが仙台国際空港(運営会社)と空港鉄道・JRとの間で行われているとのことで、この部分も増発にはそれぞれ電車を2両ずつ増備しないと厳しいですが、増発なしでもなんらかの改善(わかりやすいダイヤ)が行われればと。

まぁ「ダイヤ改定」なので、大幅に変わるにしても、それが便利になるかはわかりませんが、ちょっと気になる記事でした。

|

« 恒例の通行量調査:駅前一人勝ち? | トップページ | 多賀城市立図書館へ »

地域」カテゴリの記事

交通」カテゴリの記事

震災」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ。

女川直通に関するダイヤ改正の詳細が出ましたが、朝は兎も角、夜に関しては…。
仙台支社の事だからとは思ってはいましたが。
ただ、仙石東北ラインによって宮交の仙台-女川直通便が9月初めに廃止されるそうですから、今後女川直通便の増便も視野に入れてくるのかなと感じてます。
高速バス廃止は、乗客減よりも宮交のバス運転手不足が原因な気がしますから、将来的な復活も厳しいでしょうし。

12月末かどうかは不明ながら、浜吉田~相馬間の復旧によりダイヤは弄ってくるでしょうね。
ただ、震災前と違い仙石東北ラインの存在が有る為に、仙台駅のホーム運用がとても厳しくなりそうです。

仙台近郊区間の利用客は首都圏が減少傾向にある中で微増傾向が続いているので、そろそろ増便という施策をとって欲しい所ですね。
テコ入れの余地は、現状でも仙山線以外はある気がします。

投稿: デリン | 2016年7月20日 (水) 00時42分

>>デリン さん
いつもコメントありがとうございます。
twitter情報も、いつも参考にさせていただいています。
また、コメント遅くなりすみません。

女川直通は、ある意味予想通りでしたが、
あまり関係ない女川発着高速バスの撤退というのは、もともと需要としては厳しく、
乗務員の需給の関係もあるのでしょうね。

宮交(ミヤコ―)にとって、直営での路線収入よりも、市営バスやJR(代行バス・BRT)など、
一応赤字になることがない、委託事業のうまみを覚えてしまったのかなとも、
思ってしまいます。そちらに乗務員をあてがうことは、痛しかゆしながらも、
経営的には正しい判断であることが、悩ましい限りです。
高速石巻線は、STLとの健全な競争を図る意味でも30分に1本程度の運行は続けてほしいです。
流石に1時間ごとになると、STLには勝てない。

STLの女川延長便の増便は、いかんせん車両が足りない中で、
どのようにやりくりするかがみもの。やるとしたら、夕方の下りはもちろん、
休日の仙台から観光客を呼び込む方向のはあるかなと思いました。
なお、実質的に、STLの直通が行われたとしても、
仙台まで通勤通学が可能なエリアは渡波までなので、
全て無理に女川まで伸ばさなくともという気はしています。
女川停泊ができないのであればなおさら。

また、12月からの常磐線復旧に伴う仙台近郊のダイヤ変更については、
期待しても裏切られるとは思いながらも、本線北側や仙石線の多賀城止まりの東塩釜までの延長など、間隔が不規則に空いて使いづらいところの穴埋めはして欲しいなと思っています。
本線の南方面も混雑が激しくなっているので、ラッシュ時に4両編成(アクセス線除く)は本当にやめてほしいです。

常磐線は、昔は原ノ町から9両編成が朝夕に何本も走っていた路線ですが、
10年前の新車両への置き換え時点から最大6両編成となり、震災での分断後はほとんど4両で6両ははごくわずかになっていますが、年末の相馬までの復旧では車両の増結も図り、すくなくとも震災前に戻してもらえればと思っています。

投稿: S-Watcher! | 2016年7月24日 (日) 01時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 恒例の通行量調査:駅前一人勝ち? | トップページ | 多賀城市立図書館へ »