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2016年1月31日 (日)

3月18日 JR仙台駅大変身!

先日の河北で3月18日開業というニュースが掲載されていましたが、JR東日本およびエスパル側から正式にプレスリリースがありました。
<仙台駅>「エスパル仙台東館」3月開店
 
JR東日本仙台支社は28日、仙台駅東口に整備中の大型商業施設を3月18日に開業し、拡幅工事が進む東西自由通路の利用も同時に始めることを発表した。商業施設の名称は「エスパル仙台東館」とした。自由通路とつながる東館2階には、東口改札(4レーン)を新設し、東口側から来る利用者の利便性を高める。
 仙台支社によると、東館は地上6階、地下1階で店舗面積約1万300平方メートル。施設の核店舗には、4階に生活雑貨大手「東急ハンズ」(東京)が入るほか、新規の77店を含め計82店舗が入店する。館内に設置する保育園と医療クリニックは4月1日に開業する。
 2階の自由通路は幅6メートルから16メートルに拡幅し、4階まで高さ16メートルの吹き抜けとなる。シンボルツリーやフラワーポットを置くほか、発光ダイオード(LED)照明、太陽光パネルを活用し、環境に配慮した空間にする。市民に自由通路の愛称を募集する予定。
 エスパル仙台は東館開業に合わせ、一部改装中の本館でも33店舗が新規出店や新装オープンするほか、新たなブランドイメージ創出のためエスパルのロゴを変更する。(1/29河北)

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エスパルについては、本館に対し東館とのことですが、実質的には連続性をもつ一体的な店舗構成になります。
2階や3階部分で、シームレスに行き来できるように。
 
 
2階部分
○通路南側:物販(ファッション・雑貨)
  食物販「SWEETS GARDEN」
○通路北側:お土産ゾーン「伊達のこみち」
 
 
仙台駅の2階部分「おみやげ処せんだい」でも、お土産やスペースが改装されましたが、加えて東館にもできるんですね。新設の東口改札にも接するところで、一等地を確保しているところなど、気合が感じられます。
 
というか、物販部分で専門店を集めるのにも、結構限界があるのではと。
お土産に関しては、仙台はコンテンツに恵まれており、東北の玄関口という位置づけで、東北中の土産物も扱うようなので、旅行者にとっても助かるでしょうね。
さらに、3月26日の北海道新幹線の開業で、東北と北海道を結ぶ新たな観光ルートが構築されるので、東北が取り残されている”インバウンド”ブームに少しでも乗ることができれば。
 
普段使いの市民にとっても、出かけずともそこでいろいろと、物産展感覚で購入できるというのは嬉しい。
 
また、空港利用者にとっても、アクセス線経由で仙台駅は玄関口になっているので、民営化される仙台空港のお土産屋との競合という面もあります。この品揃えの良さだと、仙台駅で買ってからアクセス線に乗るという流れがますます強くなりそう。
 
 
3階部分
○通路南側:物販(雑貨中心)
○通路北側:レストランゾーン「杜のダイニング」
 
新幹線南口改札に付近にあったレストラン街の拡大版という感じに。
吹き抜けの自由通路に面したレストランは、開放的で人気が出そうです。
 
これまで、まとまったレストラン街は、B1エスパル地下街にありましたが、旅行客にはなかなか見つけづらい場所だったので、こちらも自由通路に面する3階の一等地に。
 
4階部分
○通路南側:物販「東急ハンズ等」
○通路北側:サービスゾーン(クリニックモール・保育園)
 
ハンズの出店は、もちろん楽しみですが、意外にハンズ以外の店舗(NORTH FACE+、ABCマート、スタバなど)があり、ハンズの店舗面積がさらに限定されるような感があります。
 
まぁ、仙台人にとっては、規模はともかくハンズが出店したということが重要なのでしょうから、規模では勝るロフトとの競合でもバランスは良いのかも。
 
屋上部分
 スカイガーデンという名称の、屋上広場ができます。それほど広いものではなさそうで、どのような眺めかも想像がつきませんが、イービーンズの杜のガーデンテラスのように、開放的なオープンスペースができるのは嬉しい限り。
 
 
東口改札新設
 場所としては、既報のとおりで自由通路から奥まった場所にこじんまりと自動改札機が4機設置とのこと。最近JR仙台駅を全く利用していないので、工事状況が分かりませんが、図面をみると、仙山線の7・8番線に降りる階段の東側で、売店があったあたりに設置。
改札内の駅ナカ店舗としては、既存のNEWDAYSと立ちそば処 杜に加えて、多賀城駅にあるドンクエディテ(ベーカリー)とチーズタルト店が出店するのみ。あまり純粋な”駅ナカ”店舗の状況は変わりません。
この改札の設置で、東口方面からの利用は当然便利になり、また、仮に楽天の試合後など新幹線に乗る場合でも、一旦この東口改札から入って、南北の新幹線乗り換え改札経由で新幹線ホームにというルートも使え、時間が短縮になります。
 
エスパル東館から仙石線を利用する場合も、新改札が仙石線ホームに下る長いエスカレータの近くに設置されるので、スムーズに移動可能。
 
 
東西自由通路の大変身
 
エスパルの東館よりも、個人的にはこの新しい開放的かつ機能的な空間ができるのが最も嬉しい。
 
仙台駅舎が建設から早40年経ち、2~3階の吹き抜け部分は今となっては窮屈さは否めない。現在の駅舎のデザインや存在感は好きなので、それを補完する意味で今回の東西自由通路のリニューアルの意味があるのかな。
 
 
仙台駅の東西での発展の違いというのも、昔から散々言われており、東口もヨドバシ再開発が、このJR再開発の後に控えていますが、大都市の駅周辺では、都市空間のポテンシャルを生かすために、両側から同様に使いやすい駅の構造に改造されています。
横浜や名古屋、札幌は駅施設に関しては表裏からの利便性は変わらない。
ただ、この仙台駅の再開発は、西口のメイン改札を残したまま、申し訳程度に東口改札を設置するものなので、小手先の改造という点は否めない。
 
とはいえ、12月の地下鉄東西線の開業で、仙台駅の地下部分の利便性が一気に高まっており、加えて、今回のJR部分の再開発で、仙台駅は見違える空間となります。
 
このような仙台駅のリニューアルは、新幹線開業前後の現駅舎完成と地下鉄南北線開業以来で、30~40年ぶり。自分が生きているうちにこれに匹敵するようなことはないんだろうなと。
 
 
また、これで終わりではなく、JR部分も来年のホテル棟の開業、遅れてオフィス棟も建設予定ですし、ヨドバシの再開発も控えています。
 
初夏には仙台駅正面に仙台パルコ2が、待望のシネコン併設でオープンしますし、
仙台駅前バスプールの再整備でも、南町通に新設されるバスプールの活用で、、さらにわかりにくかったバス乗り場が再編されたり、仙台駅北の宮城野橋の架け替えと上り線の全通で、東口を含めた高速バス乗り場の再編が行われるなど、まだまだ一連のお祭り騒ぎ的な変化は続きます。
 
まだまだと思っていましたが、その3月18日まであと50日を切りました。
3月には、震災から5年の節目、この仙台駅再開発オープン、多賀城市図書館のオープン、北海道新幹線の開業など、大きな出来事が続きます。
 
これらのことも、余裕があれば、記事にしていきたいと思っています。
 

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2016年1月30日 (土)

山元町の復興と、常磐線の移設復旧工事(その2)

前回の続きです。
新しい山下駅前には、スーパーとドラッグストアの出店が決まっています。今年10月のオープンとのこと。

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個店中心の女川駅前の店舗復興は、全てが流されたという背景、物産センターなどとの組み合わせで賑わいを作ろうという、力のこもった特異な例であり、この山下駅前のように、大型店の誘致というのが手っ取り早く、効率的。
岩沼の玉浦西も、スーパーのイトーチェーンの誘致に成功。
 
それに、住民からすると、スーパー(フレスコキクチ)とドラッグストア(薬王堂)があれば、日常の生活を送るのには十分です。
ホームセンターは、西に1kmの6号線沿いに、小規模な店があります。
それに、車で15分の亘理である程度の郊外店の集まりがあるし。
このスーパーとドラッグストアの組み合わせ、空港アクセス線沿いの美田園駅前みたい。
 
単線の高架駅と、駅近くのスーパー(フレスコキクチ)、ドラッグストア(カワチ)、ホームセンター(ビバホーム)に戸建て中心の街並み。駅の利用者数も同じ位でしょう。やはり新住民に対しての利便性を上げるには鉄版の組み合わせ。
 
新山下駅前には個店用の用地もあるようですが、山元町の場合は、旧来の商店街が流されたわけではなく、新駅の1km西側に(元気はないにせよ)個店は並んでいるので、住民は使い分けをすることができますし。その商店街に七十七銀行や郵便局などもあります。

そもそもその旧来の商店街などの旧市街地に駅を近づけて、コンパクトな街づくりをすることが、この鉄道移設のもう一つの目的であり、駅近くから現在地震被害で改築中の町役場に一直線の道路が建設中です。役場は6号線の西側の高台にあるので、このような陸橋で繋いでいます。結構高低差があるんですね。

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小学校移転新築

他に、大規模な敷地としては、沿岸部から移転新築される山下第二小が同じく新駅前に。

これは以前に記事にしていますが、

 震災による小学校の統廃合 他雑感(H25.12.21)

現在間借している山下小学校が1km程度の距離にあり、両校合わせても300人の児童数であることから、山下小への統合が理想なのではと思っていました。

ただ単に国から金が下りるからということだけではなく、山元町としても学校の統廃合については、10回にわたる検討会を開いて、地域住民の意見を踏まえ、導き出した結論のようです。

被災した山下二小学区民および子供たちのことを考え、まずは新市街地に小学校を新設し、将来的には、町北部の山下一小を含めた山下地区の3小学校を統合した小学校として、この山下二小の施設を活用するとの方向性と読めました。

山下地区を1つの小学校でカバーするにあたり、また将来的なコンパクトシティの考え方から、駅近くの小学校を残す。現在の山下小だと、敷地が狭いことや、位置が3校統合にあたり、山側に寄りすぎるということも理由のようです。

現時点でも3つの小学校を合わせても、児童数400人もいないので、統合するのであればこのタイミングの方がとも思いましたが、統合小名目だと国からの補助金が下りにくいのかな。

新たなスタート

この新市街地内に、小学校が今年の夏に再建され、スーパーとドラッグストアも鉄道再開と同じような時期にオープンすれば、山元町の新たなスタートが対外的にアピールできますね。子育て支援施設も計画されているようです。

女川は、3月の女川駅と温泉再開、12月のテナント型商店街オープン、春の物産センターオープンと、段階的なアピールができ(結果的なものかもしれませんが)、観光客を呼びこんでいます。

山元町では、観光客を呼べるような街並みではないにせよ、逆に地域密着型で、仙台に通勤する方々を相馬や南相馬などから住宅再建地として呼び込むなどの可能性はあります。

大幅な人口減と地域の分断という犠牲を払い、ここまで5年かかりましたが、将来的にこの選択が間違いなかったと評価されることを望むところです。

鉄道復旧後の利便性確保

鉄道が復旧しても、通勤通学での利用者がどれだけ確保できるかというところは課題。

震災前でも1日2千人程度(乗降客数)だったので、千人程度利用すれば御の字ではと。

本数も山下駅では震災前の2面3線から1面2線の太子堂駅のような小さな高架駅になり、折り返しが難しくなりそうなので、沿線の人口減も踏まえ、震災前の本数まで確保されるかは難しいのかもしれません。

震災前は、山下駅と新地駅で折り返ししていた電車が計6往復程度あり、その分がほぼ現在減便となっているため、これらを復活させるためには、折り返しが可能な原ノ町駅まで延長する必要があります。

そうなると、原ノ町駅にとっては震災前と比べても増便になりますが、そこまではやらないでしょうね。沿線人口が減っているし、車両数も足りないでしょうから。

石巻地域の復興のために、仙石東北ラインを開業させたように、相馬や南相馬地域との鉄道の復旧にプラスアルファの配慮があればいいのですが、10km以上の高架による内陸移設で、JR東日本もかなりの費用を負担しているので、復旧してくれただけでも感謝なのかもしれません。

いずれにせよ、このコンパクトシティというのは、税収と人口減、高齢化から必然的に進めなければならない施策。女川とともに、小さな町としてのモデルケースとして、応援していきたいと思っているところです。

旧山下駅へ

 造成や新しい住宅の建築が進む新山下駅を離れ、東に2km弱の旧山下駅へ。

解体された駅舎の跡。タイルが残っているのがもの悲しい。

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駅前には橋元商店が残っています。町民バスのバス停名にも。

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隣の亘理町の3つの駅はすべて震災前に駅前広場が整備されていましたが、山元町の2つの駅は整備がされていなかったところで、結果的に震災で駅が移されてしまいます。

駅舎跡の横に、公衆トイレが残っていますが、水道が通っていないのか、ペットボトルが置いてあり。。。

立派な案内板が残っていますが、正直魅力を感じさせる目的地はなしというのが、山元町の置かれている状況だったのでしょうし、震災後はそれをさらに突きつけられることに。

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旧駅周辺は、もともと昭和50~60年代に多く建てられた建売住宅群が比較的密集していましたが、今では歯抜け状態。でもそれなりに住んでいる方もいるようですが、規制がかかり新たな建築ができないエリアになってしまっては、将来性は厳しい限り。

浜吉田駅へ

常磐線の新しい高架橋沿いに北上しようとおもったら、平行している道路が少なく、遠回りしながら、現在の暫定的な終着駅である浜吉田駅へ。

海からの距離は山下駅に比べて多少遠かったのが幸いしたのか、駅の西側は浸水したエリアではありましたが、現地復旧がなされ、住宅地としてそれなりに元通りの感じです。東側はそれなりの被害を受け、災害危険エリアに指定されているところもありますが。

駅は一応終着駅になっているからか、無人駅ではなく駅員が常駐していました。その時間は電車の発着もなく、のどかなもの。昼間は60~90分に一本の発着になっています。

震災前は、昼間でも30~60分間隔でした。

駅の南側には、地元コンビニ風の店舗もあり、駅前広場にはタクシーも待機。同じ浸水地域でも一駅離れるだけでこれだけ光景が異なるとは残酷なもの。

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でも、年末には形成逆転で、新山下駅前は将来性の高い新たな中心市街地となります。

鳥の海へ

浜吉田駅を離れ、県道亘理相馬線を北上し、鳥の海へ。鳥の海PAにスマートインターが併設整備中でした。今年の春に利用開始とのこと。

ただし、相馬・いわき方面への利用はいいけど、仙台方面との利用だと、東部道路と常磐道にまたがる利用となるので、割高感を感じるのではと。

(仙台東から亘理ICまで670円、鳥の海SICまでプラス310円で980円をどう見るか)。

ETC利用だと休日は3割引きなので、700円程度にはなりますが。

その後、ようやく本来の目的地のわたり温泉鳥の海へ。

仙台近郊の温泉では入浴料500円というのは最安だし、泉質からかなかなか冷めにくく、やや茶褐色がかったお湯の色が温泉気分を感じさせ、お気に入り。

秋保だと1000円コースだし、同じ区内でも20キロ位離れているので、だったら鳥の海だと25キロ位であまり変わらなかったり。

男女入れ替えになっているはずなのに、これまで5回連続で海側にしか入れず、不思議なものと思っていたら、この2回は山側にあたっています。どっちも眺めは良いので、4階のレストランや2階にあった休憩場も含め、全館復活するのを期待しています。

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2016年1月24日 (日)

山元町の復興と、常磐線の移設復旧工事(その1)

先週ですが、鳥の海温泉に行くついでに、山元町を久々に回ってきました。
 
県内の被災地の中では、石巻や気仙沼、南三陸、女川といったところがマスコミ報道にも取り上げられやすい反面、県南は基本的に埋没しがち。
 
その中で、山元町は、急激な人口減(震災前の2/3)、ミガキイチゴなど最新技術とマーケティングを用いたGRAのイチゴ栽培、鉄道移設とコンパクトシティをセットにした賛否両論ある集団移転先の選定などが切り口とされ、注目はされている方かと思います。
 
年内には常磐線復旧へ
昨年末のうれしいニュースとして、現在内陸移設のため復旧が遅れていた、浜吉田~相馬間が、平成28年中に再開します。
 
前回山元町を回ったときは、まだまだ鉄道工事は先という時期だから3年ぶり位かな。
6号線を南下し山元町に向かいました。この道は金のない学生時代に高速を回避して何十回と通った懐かしの道。
 
常磐道が全通し、山元ICの先にも行けるようになっています。ICのあたりにはコンビニなどができて、山元町の玄関口は完全にこっちになっています。
 
ICの先あたりから、海側にちらちらと、移設工事がほぼ終了した常磐線の高架橋が見えてきます。
山元町の集団移転先は、3か所に集約されています。
 
一番大きいのは、新しい山下駅周辺。つばめの杜という地区名がついています。
2番目が、坂元駅周辺。3番目が6号線沿いで国立宮城病院隣接の地区。
宮城病院横の造成地を横目に見ながら、まず新坂元駅に向かいました。
 
坂元駅周辺地区
ここは、6号線のすぐ横で、一応旧来の坂元の集落が6号線の西側にあるので、だいぶ近くなります。

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駅自体の高架構造物としてはほぼ完成していますが、肝心の新市街地は造成中?6号線との間にできるはずですが、鉄道移設時点では難しそう。ちょっと心配な光景でした。

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もともと利用客が数百人の小駅で、移設後は高架駅で立派にはなりますが、ホーム1面1線の交換不可の棒線駅となります。
その後、新しい山下駅周辺に向かいましたが、なるべく工事中の線路に沿ってと思いながらも、並行する道路はないので、ちょっと離れたところを。びっくりしたのが、途中で踏切があったこと。新設される鉄道は原則踏切設置はできないと聞いていたのですが、やはり「原則」とのことなのかな。ちょうど、盛土から高架に移るあたり、坂元と山下の中間点。
(追記1/30)記事をUPした翌日の河北に載っていた記事です。
<集団移転>商業核施設の誘致難航
東日本大震災で大きな被害が出た宮城県山元町が、南部の坂元地区の集団移転先に整備する商業用大区画の活用策に苦慮している。3月に整地が完了予定だが、いまだに核となる出店業者を誘致できていない。震災後に人口流出が続く地域の活性化と、転入した被災者ら住民の生活向上を担う拠点の形成が危ぶまれている。

<駅隣接の好立地>
 大区画は9080平方メートル。内陸移設して12月末に開業するJR常磐線と国道6号に挟まれ、新たな坂元駅と隣接する好立地にある。周辺では災害公営住宅や分譲宅地計約110戸分の整備が進む。
 町は当初、ホームセンターの誘致を想定して出店業者を公募。1社の応募があったが、町が優先交渉権者として発表する直前の2014年12月、辞退した。その後、2件の照会があったが、具体的な交渉は進んでいない。
 地区内にはまとまった買い物ができる商業施設がなく、住民は北部の山下地区や隣接する福島県内などまで車で出る必要がある。町産業振興課の担当者は「住民の利便性に考慮した適切な施設を誘致したいが、相手があってのことなので…」と表情を曇らせる。
 震災後、町内では人口が4分の1に当たる約4000減った。商業施設の誘致で活性化を期待する住民らは、難航する交渉をやきもきしながら見守る。移転先がある町行政区の岩佐一郎区長は「地域には高齢者が利用しやすい店が限られている。みんなが喜ぶような施設を一日も早く呼んでほしい」と願う。

<議会「道の駅に」>
 一等地の有効活用に向け、町の積極的な関与を求める声が上がる。昨年12月の町議会定例会で、議員からは町が復興事業で計画する「道の駅」の建設用地にするよう提案が相次いだ。町側が方針を明示しなかったため、議会側は反発し、一般会計補正予算から計画の関連予算を削る修正動議を全会一致で可決した。
 岩佐哲也町議は「仙台圏からの来町者に町全体を周遊してもらうため、道の駅は町南部にあり漁港も近い坂元への立地が最適だ。新たに用地造成の必要がなく、整備費も抑えられる」と利点を強調する。
 前出の担当者も「建設地の候補ともとらえ、一日も早く方向性を決めたい」とする。ただ、町は山下地区の町役場周辺なども道の駅の候補に挙げており、選定から漏れれば再び対応を迫られる。
 大区画に隣接する小区画では、2月にコンビニエンスストアが開業する。
 北部の山下地区の集団移転先、つばめの杜地区では商業用大区画にスーパーとドラッグストアが10月にも開業し、小区画にタクシー会社や飲食など5店が出店を予定する。(河北1/25)

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新山下駅周辺地区
 
ニュースでも聞いていたので、雰囲気は想像できていましたが、平屋の災害公営住宅が整然と立ち並んでいました。まさしくニュータウンというきれいに造成された一角。

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訪れる人向けに、案内として地区内の計画図が掲示されていました。

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駅の南側の高架橋には、平成28年中の開通をアピールする掲示が。
 

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このあたりは、一戸建てが建築ラッシュでした。まだ移り住む方は少なく、人通りは皆無ですが、12月には駅ができて、駅前に商業施設もスーパーなどが進出予定とのことで、住宅再建される被災者の方も待ち遠しいでしょうね。

下の写真は、新しい山下駅前です。工事中で入れませんでしたが、駅前広場の工事はだいぶ進んでいるようです。

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次回に続きます。

 
 
 

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2016年1月23日 (土)

駆け足の水族館体験

パスポートが無駄状態だったのが悔しかったので、うみの杜水族館へようやく行ってきました。

といっても、1時間しか時間がなく、さらにパスポートの発行(家族が購入して引換券が手元にあり)で20分くらいかかったので、正味30分程度という、本当に味見程度でした。

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日曜日の昼過ぎながらも、駐車場は何とか待ちなしで入れました。

楽しそうな子供を連れたジジババ多し。みんな笑顔です。

エントランスは立派ですね。

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ここで、20分ほどパスポート作成と写真撮影待ちがありました。

何とか、中に入り、上を見上げると、ホヤづくし!

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でもあまり綺麗ではないかな。

そのあとは、売りの巨大水槽でのイワシの群れ。

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さすがの混み具合で、あまりいい写真がとれず。言い訳になりますが。

その後は、本当にさらっと通り過ぎるだけ。時間もないけど、混んでて落ち着かず。

その間はあまり印象に残る展示はなし。今度ゆっくり、じっくり見ます。

イルカショーのスタジアム。通った時間は実演なしだったので、こんな写真のみ。

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見上げると、外の荒涼とした風景が。いろんな人が言っているけど、外が見えないようにこのスタジアムのフェンスを高くした方が良いのでは。

外側の砂利敷き臨時駐車場?までは埋まってませんでした。

それでも、館内はかなりの混み具合。臨時駐車場まで埋まったらどうなるの?

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2階のレイアウトはこんな感じ。「世界のうみ」をテーマとした展示空間。

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スタジアムの近くには飲食ブースが。しかしここも大混雑。

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本当に時間が無くなってきたので、お目当てのクラゲコーナーに一目散ワープ。

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ちょっと規模は小さいかな。松島水族館のクラゲコーナーとあまり変わらなかったような。

何て、辛口の評価になってしまったけど、これは期待の裏返しというか、せっかく来れたのに30分で帰らざるを得ないゆっくり見れない悔しさが入っていると思ってください。

今度は平日に来たいなぁと思いながらも、まず無理なので、暖かくなったら再訪します。

せっかくのパスポートなので、元はとりたい。

出口近くからは、アウトレットの観覧車が見えます。その他東京インテリアなど、仙台港エリアの大型店群が近いです。今度はゆっくり一日過ごしたいなぁと。

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エントランス前の広場は広々として、気持ちいい空間です。

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帰りの車で、目の前に中野栄駅行きの無料シャトルバスが。

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なかなかオリジナルな、子供が喜びそうなデザインです。

30分に1本とのことで、仙石線はおおむね15分おきなので、バランスは取れているかな。そこそこ乗っていました。

やはり、最寄り駅は中野栄駅。東西線の荒井駅からの宮交バスは390円でありえない。アウトレットから仙台駅でも500円いかないので、荒井駅まででこの運賃設定は疑問。本当に乗ってもらおうと思っているのかな?

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2016年1月17日 (日)

ゆりあげ港朝市へ リターンズ

休みの日の起動時間は極めて遅い我が家ながらも、前日珍しく子供と一緒に早めに就寝したため、久々に閖上の朝市へ行ってきました。

前回は10時半頃到着で、メイプル館中心でしたが、今回は8時着(それでも遅いか)だったので、いろいろ出店の方も見れましたが、朝飯代わりの物色中心で時間切れで、持ち帰りはなしでした。

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震災前に行ったときに食べたかにクリームコロッケが忘れられず、しかし今回は見つけられず。
別の名物のキムチ入り水餃子の店へ。

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8個入って400円。上に乗せるキムチとゆで卵(1個)はサービス

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寒い冬の朝にはこのほくほくの餃子がたまらない(食べかけですみません)

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次は、手作り感あふれる炭火バーベキューサイトで、ホタテとホッキを。貝づくし。

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ホタテは10分くらいで食べごろになったけど、ホッキのバター焼きは、なぜかしばらく(30分以上?)火にかけても全然あったまらず。ちょっと残念でした。容器の材質のせいかな。あと炭火も弱めだったというのも。

気を取り直して、今度は地元名取のセリ鍋を。こちらは常に行列で大人気でした。

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1杯300円。うどん入りは450円。

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小さめのどんぶりながらも、底にせりの根っこ。上に鶏肉やキノコ、大根などが具として入り、上にセリの茎や葉っぱがふんだんに。香りも十分に堪能でき、こっちは大変満足。

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最後に、水餃子(キムチ入り)の店を再訪し、お代わり!

食べづくしで、結局持ち帰りのごちそうを物色する時間的余裕はなし。

まぁ、日曜日だと夜のつまみ用としてもそんなに飲めないからというのもあり。量が多いから、おかず用でもチョイスが難しいといっても、もっと早く来ればいいんだけどね。

土曜日にもやっててくれればと思いながらも、逆に(自分は)金曜日夜に早寝できるとは思えないので、日曜日というのはベターか。もうちょっと暖かくなってくれれば行きやすくなります。と言いながらも、ちょうど再訪はほぼ一年ぶりでした

寒さが苦手ながらも、奇しくも寒い時期の再訪。

今回も晴れていて寒いながらも、風はそれほどなく、外でも過ごしやすい日でした。やっぱり海はいいですね。

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朝市会場周辺の光景はそれほど変わっていないながらも、宅地部分の10m近くのかさ上げはだいぶ進んでいました。

被災地の中では、いろいろあってかなり復興に向けての進捗状況は遅れていますが、週に1回のこの朝市での賑わいは、閖上ファンを増やす意味で大きいもの。これがなかったら閖上を復興させる機運が小さくなってしまうのではと思ってしまうくらい。

他の小さな町の港町では、

○亘理の荒浜:鳥の海温泉と、きずなぽーとわたり、アーケード商店街

○女川:昨年3月に再開した駅と女川温泉、12月に復活した駅前のプロムナード商店街

○南三陸:観洋の南三陸温泉と、仮設のさんさん商店街(キラキラ丼)

と、集客の拠点となる施設やコンテンツがある中、閖上は朝市があります。

女川や亘理、南三陸だと仙台からの距離が多少あるのに対し、閖上は仙台から30分程度で、思い立っても来ることができるので、週一の開催でも集客上の強みがありますね。

今日も駐車場はそれなりに込み合っていました。

会場も8時くらいでこんな賑わい。

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地元出身の市長の思い入れの強さが、地域を分断し、復興を遅らせているというなんとも言えない複雑な状況ながらも、被災者の議論の末に決まった復興計画。商売をやっていた友人の実家も閖上を離れて再興しています。地元密着でやっていたのに苦渋の選択だったのでしょう。

その市長や住民の選択が評価されるかどうかは後世の人の判断を仰ぎたいところです。

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2016年1月16日 (土)

東西線 薬師堂駅レポート

東西線の東側。若林区役所に最も近い(といっても徒歩10分弱)で、バス乗り継ぎ駅として整備された薬師堂駅。

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はっきり言って、駅名にもある陸奥国分寺薬師堂の隣で地味だった場所。駅前を通る都市計画道路も、仙台駅方面は連坊駅付近で一方通行やクランクもあり、一般車は北側の新寺通りに迂回するのが普通で、あまりこの駅前を車で通ることはありませんでした。

とはいっても、周辺人口は比較的稠密。地下鉄開業にあたって新築マンションの建設も全くないとはいえ、以前のバスしかない時代に建設された築20年程度の分譲マンションが点在していたり、何とも不思議な感じ。

かつての政令市昇格後の人口増のすごさを改めて感じます。分譲マンションが年間3~4千戸と現在の3~4倍の供給の時代。それでも売り切れていたのだから。

これまで道路が未整備だったこともあり、落ち着いた住宅街が広がっています。

バス乗り継ぎターミナル

休日の昼前でしたが、結構到着する乗り継ぎバスからの降車客は多かったです。大和町方面からのバスからは20人以上が降りてきて、意外に健闘している感が。

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バス待機スペースは3台分が確保されています。乗り継ぎバスの路線設定は一工夫が必要なところはあれど、利用状況を見ても及第点。

駅改札を出たところに、乗り継ぎバス時刻表が。

最近は、乗り継ぎ駅にこのような形で掲示されています。

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乗り継ぎターミナル駅であれば、泉中央、八乙女駅のように、乗り継ぎバス時刻の電光掲示板があると、一安心だと思いますが。

それが無理でも、あの無意味な発車時刻も表示しない改札前のモニターを活用するとか(これはほかの駅)↓。島式ホームだから何番線とか改札前で意識する必要ないし、ホームにも行先表示はナンボでもあるのだから、何のためにあるのか?

南北線の改札前モニターも設置から8年位経つけど、まともに活用されていない残念さ。

あるものを有効に活用できないのかな。

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改札付近はこんな感じ。ちょっと地味ですね。コンスタントに利用客がいるので写真が撮りづらい。券売機では10人くらいが行列を。まだイクスカの利用は浸透していないなー。特に高齢者は。

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自転車駐輪場

バス乗り継ぎも健闘していながらも、暖かくなると平地であることから、自転車が非常に使いやすい立地であり、自転車利用が伸びてくるのでは。仙台東口方面まで自転車でそのまま乗っても10分程度ながらも、西口方面に抜けるのは線路をくぐる部分が結構面倒なので。

自転車が伸びると、乗り継ぎバス利用者が減ってしまう可能性もあるから、そこは難しいところ。

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周辺では

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北に行くと、このブログで何度も書いていますが、徒歩10分程度でコボスタへのアクセス駅としても利用可能。

南側に徒歩10分で若林区役所や図書館・文化センター。東側に徒歩分で宮城の萩大通のロードサイドショップ群で、居住地としても利便性高し。

惜しむらくは、駅前に店がもう少しあればだけど、土地利用規制の緩和に反対した、全く期待できない八木山動物公園駅周辺とは異なり、大和町のヨーク付近の通りのようなこじんまりとした飲食店等の立地は期待できます。コンビニも近くにあるし。

駅前広場から、もう一つの出入り口方面を。

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駅前広場の北側には、聖和学園高校。本当に駅直結です。地下鉄やバス沿線の高校生は学都フリーパスの恩恵を受けることはできます。仙台駅からは本当に便利になりましたが、定期代が全額親負担なので、JR沿線居住生徒は宮城野原駅を利用する傾向は相変わらず。

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それに聖和は広範囲に格安のスクールバスを走らせているから、親の立場からすると、なるべく安く済ませたいという面も。

200円均一エリア

なによりも、この薬師堂駅は地下鉄200円均一エリアに含まれたおかげで、本来であれば250円となる仙台駅以遠までも200円で乗車可能。勾当台公園までもほとんどバス時代と変わらず。それに、藤崎付近や国際センター付近までも。河原町駅と並んで、この新制度のメリットを大いに受けることができます。

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東西線の夜の利用状況

今日、帰りに仙台駅で東西線のホームを冷やかしてきました。定期は南北線区間だけなので、当然乗車はせず。

21時ころでしたが、荒井方面行は、さらっと席が埋まっている感じで、ある程度利用されていることがわかります。

逆の八木山方面行きは、東からの乗客が仙台駅で大部分降りてしまい、乗る方は非常に少なく、乗り込むのは各車両に10人もいるかという感じ。

うーん、厳しいな。動物公園駅からのバス乗り継ぎの悲惨さ、時間つぶしする場所のなさもあるのに、上述の通り動物公園駅周辺の規制緩和に反対したという、全く先を見ていない悲しくなる話も。一時期問題になった「保育所に反対するオールドタウンのお年寄りたち」と全く同じ構図。

目の前の変化を嫌い、地区が死んでしまう。せっかくの地下鉄に対して文句しか聞こえてこない。声が大きい人が目立ってしまうということもあるけれど。マスコミはそれしか取り上げないからなぁ。店舗立地の候補となる場所は少ないにせよ、生まれ変わる余地は残さないと。

本当に何なんだろうなぁ。まぁそういう傾向はやむを得ないのはわかっているけど。

盛況の南北線

さて、八木山行きの乗車率の低さに愕然として南北線ホームに移動したら、エスカレータから眺める光景にびっくり。21時過ぎなのにホームが両方向の電車を待つ乗客で埋まっている!。今日は金曜日とはいえ、東西線ホームのガラガラさと正反対。

いつももう少し遅い時間の地下鉄しか乗らないからそう感じたのかもしれないが、生まれたばかりの「東西線」に対し、「お兄さん」格の南北線は貫録を感じさせる位、明らかに乗客が増えています。

12月は開業フィーバーの影響もあったにしても、、今月に入ってもこれまで立ち客なんていなかった夜間帯の勾当台公園駅→仙台駅で、立ち客を頻繁に見かけるほか、仙台駅を過ぎた南側でも明らかに立ち客が増えています。

これは喜ばしい点かと。地下鉄の経営は、最終的に南北線と東西線一体での収支を考えるので、一本道と揶揄された地下鉄から、十字で様々な場所に面的に行けるようになって、南北線は脱皮しています。

東西線の利用客は頻繁に公表を求められているようですが、併せて南北線の利用客数の動向も公表すると、全貌が見えて、東西線整備効果がよりアピールできるのではと。東西線だけでは、叩きたい人の恰好の餌食になってしまうだけに。

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2016年1月12日 (火)

クロスモール仙台荒井と周辺の商業開発

東西線の利用者増のカギを握る、荒井エリアの区画整理。

いずれの区画整理地も、震災以前から事業が始まっていながらも、結果的には被災者向けの災害公営住宅や集団移転地として一部活用されることになり、おかげで被災者向けの住宅が早期に供給されることになりました。

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3つの新たな区画整理地の中で、規模が最大なのは、最も霞目飛行場や4号バイパスに近い荒井西地区。

ただ、計画人口は荒井駅前の荒井東区画整理の方が大きいという理由は、商業地区が広くとられているため。
街の愛称は、なないろの里。金融機関の激戦地です。オープンしたばかりの山形銀行の南側には仙台銀行も出店予定。

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その商業地区には、オリックスがデベロッパーとして、広大な土地を3つの街区にまたがって低層平屋のSCを開設します。

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大店立地法の届け出も12月に行われています。

届け出自体は街区ごとにA~Cに分けられており、所謂立地法の抜け道を狙った計画。

現在はこんな状況です。造成は終わっており、着工間近のようです。

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3街区を合わせて約5haの敷地面積。用途地域は第2種住居地域。店舗面積は各街区1万平米に満たないように分割され、延べ約2万平米。

店舗面積が1万平米を超える商業施設が認められるのは、商業地域と近隣商業地域のみ。

こんな抜け穴での郊外店開発を前提とした区画整理の計画を仙台市が認めているんだから、何だかという感じですが。荒井駅前の開発に悪影響なのに。

店舗内容は

A:ケイヨーD2+他2棟。
B:生協、マツキヨ、ダイソー+書籍・カフェ棟
C:K’sデンキ

と、何ともおなじみの店舗構成。もちろんこの区画整理地への人口増を図るためには、このような郊外型の商業施設が必須というのはあり、このエリアになかった家電店が立地するのはプラスなのでしょう。これまでだと仙台港や多賀城、苦竹までいかないと家電店がなかったので。この10年での家電店巨大化の反動が出ている今日この頃。ヤマダはかなり苦しんでいる中で、K’sは2番手の強みというか安定している印象が。

書店+カフェは?

また、具体的な店舗名が明らかにされていない書籍・カフェ棟は、TSUTAYA+スタバorタリーズのおなじみの組み合わせかな。業種にCD・DVDレンタルが入っていないけど、この組み合わせでほかに思い当たる出店者が思いつかない。

同種の複合開発の東仙台フォレオの杜では、石巻のヤマト屋がスタバと組んで出店していますが、この春多賀城駅前の再開発ビルに図書館とともに出店する蔦屋書店(直営)+スタバのように、仙台泉店をFC運営する新潟のトップカルチャーが、仙台圏にあと2店程度展開したいという話だった、「蔦屋書店バージョン」の可能性もあるかな。延べ床面積が3千平米弱なのでありえない話ではない。ただし仙台泉店よりはだいぶ小さい面積。

いずれにしても、沖野のTSUTAYAが近接しているので、FCは違うとはいえどうなるのかな。

スーパー激戦区

スーパーは、荒井エリア内としては、既存の生協が六丁の目駅近くにあるほか、スーパービッグ、ヤマザワ、フレスポ六丁の目南町のヨークと、すでにまんべんなくそろっているわけで。

さらに、ヤマザワが荒井南開発地内に出店予定で、既存店はどうするのか不明ながらも、計画が淘汰され一安心のあすと長町どころではないスーパー乱立状況です。

ホームセンターも。。。

荒井西の区画整理地と接する北側に既存店のD2があるので、おそらくこっちは移転なんでしょう。

荒井駅前との競合

荒井エリアは、六丁の目駅や荒井駅近辺がダイワハウス系が優勢。

産業道路沿いには2か所のフレスポが出店済で、荒井駅南側でも、イベントホールやホテル、スーパーの計画が新聞報道され、あのロゴが街のいたるところで見受けられます。

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荒井エリアでの商業開発は、藤崎の郊外店を有するフレスポ南町が先行しましたが、追ってオリックスのクロスモール。そして、この荒井駅前のダイワハウスの開発も詳細は明らかにされていないにせよ、一部仮囲いがされているので、進んでいるものと思われます。

周辺との差別化とはいえ、ライブにも使えるイベントホールとビジホが駅前にどーんと建ち、商業機能は南側の住宅近辺にスーパー、ドラッグストア、飲食店とのことで、これも低層開発。まぁ、もともと駅前型のSCを想定した街区割りではないので、現実的な計画です。周辺の商業開発との競合や、この荒井という平坦な車を前提とした開発が進んできたエリアで駅を中心としたまちづくりへの転換は厳しいものがあるとの印象です。
これでも開業当初の富沢駅周辺と比べたら、よっぽど条件は良いのかもしれませんね。
 

<東西線>荒井駅前にホールやホテル計画

住宅メーカー大手の大和ハウス工業(大阪市)が12月に開業する仙台市地下鉄東西線の荒井駅(若林区)南側で大規模開発を計画していることが19日、分かった。イベントホールやホテル、商業施設などを建設する予定で、来年以降のオープンを目指す。
 計画地は区画整理事業が進む「荒井東」地区の計4ヘクタールで、地権者から購入したり借りたりして開発。ホールとホテルは駅前広場に面するように建設、新たに誕生する街の顔にする。ホールは収容人員1000人規模の計画で、コンサートやスポーツの利用を想定する。
 ホールとホテルの運営などはそれぞれ、他社が担う方向。このほか一戸建てや災害公営住宅近くにはスーパー、ドラッグストア、飲食店などを誘致する。総事業費は数十億円規模とみられる。
 荒井駅は仙台東部道路仙台東インターチェンジに近く、同社は郊外型ホテルの宿泊需要などを見込めると判断。グループ会社と連携し、実際の事業を担う企業に対する後押しやテナント誘致に当たる。
 地権者や進出事業者との交渉・契約の成立などに合わせて順次着工。一部は年内にも着手する。
 荒井東地区では3100人の居住が想定されている。地区内には若林警察署(仮称)や医療機関なども立地する予定。荒井駅は地下鉄東西線の東の起点で、周辺の「荒井南」「荒井西」両地区でも区画整理による宅地開発が進んでいる。(H27/6/20河北)

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2016年1月11日 (月)

東西線開業から1か月

地下鉄東西線の開業から早一か月。

12月の平均利用者数の1日5万ちょっとという数字が出ましたが、開業直後の体験乗車での大賑わいと、年末、特に大晦日の利用が少ない15分おき運行の日は1.9万とかが含まれたり、平均をもとに分析するには特異日が多すぎる。これに関してはあえて分析するには早いのではと思いますが、一応取り上げます。

<仙台東西線>需要予測の63% 苦戦傾向

仙台市交通局は5日、市地下鉄東西線が開業した12月6日から同31日までの利用者数(速報値)を発表した。1日平均5万400人と需要予測8万人の63%にとどまり、苦戦傾向がうかがえた。
 全13駅別の利用者数は表の通り。多い順に(1)仙台(青葉区)1万5800人(2)青葉通一番町(同)5400人(3)八木山動物公園(太白区)5200人-となった。
 青葉山(青葉区)が予測の36%と不振が目立ち、最多の利用者数を見込んだ仙台も予測の57%と低迷。仙台では、利用者のうち南北線との乗り換えが1万6000人と全体の6割近くを占めると予想したが、実際は6000人と4割に届かなかった。
 東西の起点駅は八木山動物公園、荒井(若林区)ともに予測の65%。両起点駅以外では唯一、駅前広場を設けて乗り換え用のバス乗降場を整備した薬師堂(同)は72%だった。
 一方、川内、国際センター両駅(ともに青葉区)は予測を上回った。両駅に近い東北大や高校への通学利用が多かったとみられる。中心商店街と直結する青葉通一番町もほぼ予測通りだった。
 日にち別では開業日の6日が11万2500人と最も多く、次いで12日(7万2400人)、13日(5万9300人)、11日(5万8300人)と最初に迎えた週末と金曜が続いた。
 利用者数は各駅の自動改札を通った人を集計した。有人改札分は含まない。(1/6河北)

通勤通学のルートの切り替え申請からすると、バスはこれまで3か月定期が多いことから、1月からも多少増えるでしょうが、当然進学・就職・転勤で大きく流動が変わる4月を待たないとという、1年サイクルの動きがあります。

加えて、沿線への住居取得の促進でのロングスパンでの積み重ねの話と、両方をにらみながら、利用促進に努めていく必要が出てきます。

それを考えると、南北線の際もでしたが、新規開発での上積みというのはやはり効果的。

旭ヶ丘や河原町などの、開業時点で出来上がった途中駅の街では、マンションラッシュこそ起こりましたが、既存の住宅地の流動化や更新は思ったより進みませんでした。いまだに開業から30年近く経てど、以前からのイメージはそれほど変わらず、特に旭ヶ丘は後背地の南光台や鶴ケ谷も含めての高齢化・人口減が進み、ちょっと勢いはありません。

一方、南北線では、北は泉中央や八乙女駅周辺の区画整理(および富谷方面の住宅団地の開発)での劇的な街の変化は言うまでもありませんが、南部でも、長町南駅から富沢駅にかけての区画整理でも面的に住宅地が供給され、仙台駅から10分以遠のこれらの駅の利用者増が、南北線自体の利用者増をけん引してきたという事実があります。

高校の南北学区分けの撤廃で、中学の学区ごとの差はあれども、以前よりも北学区が住居選択で優位という流れはなくなってきています。

そうすると、鉄道沿いの新規の利便性の高い開発地は、

 ○富沢駅近辺(富沢駅周辺、富沢西の両区画整理地):地下鉄南北線

 ○あすと長町(長町駅・太子堂駅近辺):地下鉄南北線・JR東北本線

 ○なとりりんくうタウン(杜せきのした駅・美田園駅):空港アクセス線

 ○荒井・六丁の目駅近辺(荒井東・荒井南・荒井西):地下鉄東西線

と、仙台駅から南部と東部の旧南学区に固まっています。

 逆に北学区は、新規の大規模開発地は富谷の明石台東・ガーデンシティ、泉PTの紫山・新規開発の街区など、駅からバスで20分のニュータウンしかないことからすると、北部工業団地や富谷などの工場・流通団地勤務の方が中心に相変わらずの人気ですが、既存住宅団地の高齢化で泉区の人口も横ばいになっている昨今。都心部勤務だと地下鉄・JR沿線の通勤が便利な場所に住宅の取得地が劇的に変わってきています。

泉中央は相変わらず潜在的な人気は高いながらも、開発余地がほとんどなくなっているという面もありますね。

首都圏の都心回帰の流れがようやく仙台にも伝わってきている感が。

利用客数で予想の5~6割にとどまった、新規開発地を抱える東西線六丁の目駅・荒井駅。

このエリアでは、既存の仙台市施行の荒井土地区画整理地区を南側から取り囲むように、荒井東・荒井南・荒井西の3つの組合施行の区画整理事業地での開発が真っ最中です。

荒井区画整理で約1万人。ほかの3つの区画整理地合わせて1万人程度の計画人口を見込んでおり、これらの新規住民を地下鉄にうまく誘導できるかがカギとなります。

この休みのうち1日を使って、若林区の方面に足を延ばしてみました。

そのレポもぼちぼちやっていきます。

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2016年1月10日 (日)

仙台駅のDate Cafe O`rder へ

これは年末でしたが、家族でヨドバシへ。子どものおもちゃ売り場へ行き、無事購入。

クルマで行って1時間弱位無料駐車時間が残っていたので、小腹がすいたとのことで、なんとなくエスパル方面を目指して工事中の東西自由通路を西へ。

エスパル地下でと思ったら、仙台駅構内もともとの2階エスパル側お土産売り場の一角に、新しいイートインのお店が。それが、Date Cafe O'rder

おにぎりや豚汁など、軽く済ませられるメニューが多かったので、地下まで下がるのが面倒で、入ってみようかと。

あとで調べたら、前日にオープンしたばかりでした。

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おにぎりと、仙台風豚汁を。山形風も当然ありました。

おにぎりは1個150-200円程度。おいしかったけど小さくあっという間。やっぱり高い。

豚汁は480円。これもおいしいけど高いなぁ。でも雰囲気は悪くなく。

いろいろこだわりの解説が。

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カウンターもあり、マスターズドリームとおつまみセットも提供。出張者のちょっと一杯という需要にも対応かな。

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食べ終わってからは、有機焙煎コーヒーを。

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詳しくは忘れたけど、飲みやすく香りが良かったような。

他にも、はらこ飯茶漬けや、牛タンカレーなど、観光客向けの軽食カフェ&バーでした。

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名取のATALATAへ

新年早々に、名取のトイザらスに行く際に、これまで行きたいと思っていたせきのしたROKU FARM ATALATAに行ってきました。

地元の食材を生かした最近はやりの第6次産業化を目指した食をテーマとした複合施設。

行きたいと思っていながらも、結構お高いイメージもあり、家族で行くとおサイフにダメージかなと思っていたこと、なかなか機会がなかったところでした。

本当に思いつきで。

ビュッフェレストラン(アタラタマルシェ)と蕎麦屋(餡蔵)、パン屋(ルタン)と、アンテナショップ(六の国市場)で構成されています。

もっと広場的なスペースとかがあるのかと勝手に思っていましたが、思ったよりこじんまりとしたレイアウト。この季節からか、植栽もちょっと寂しげ。

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これはパン屋のルタン。凝っているんだろうなぁと思いながらも、昼時でパンよりはしっかり食べたい気分だったので、外から覗くのみ。昼過ぎでしたが、それなりにお客さんは入っていました。本格的な石窯が設置されていたり、頑張っているのでしょう。

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向かい側のアタラタマルシェ。地元産の食材を使用したハーフビュッフェが売りのようでしたが、新年2日はお休み。もともと価格帯も子ども連れには痛い家族で5千円コースだし、ちょっと口コミからどうしようかなと思っていたのでちらっと見て通過。

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アンテナショップ六の国市場とやら。

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寄ってみたら、なぜか店内で作業をしていて、ここがアンテナショップ?って感じ。新年でたまたまなのかもしれませんが、???のままで通過。

そしたら、残りは蕎麦屋しかないじゃん。価格帯が未リサーチだったので、悩みながらも、入ってみました。

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山形県大蔵村産の蕎麦の実を使用した山形づくしの蕎麦やとのこと。

13時位でしたが、結構混みあっており、10分位入口で待つ。

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入口近くのカウンター。昼間はともかくディナータイムは豊富に並ぶ日本酒をちびちびやりながら、蕎麦やてんぷらなどに舌鼓を打ちたくなるような、イメージが膨らむいい感じの雰囲気。

値段も1000円未満からあり、それほど高くもなく一安心。

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頼んだのは、冷たい肉そば(大盛り)で900円。

本場河北町の一寸亭のよりは、ちょっとスープがあっさり目。でもそれはそれでおいしい。

新年だし、てんぷら盛り合わせも頼んでみました。これで450円だったかな。いい感じ。

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揚げたてで、シュワシュワ状態。野菜も舌に溶けるような感じで、日本酒が欲しくなりました。当たりです。地元名取産のセリのてんぷらも入っており、オトクな気分でした。

次は、予定通り、子どもが半分残した板そばに箸を。

バリバリの十割そばという感じではなく、風味は十分ながらも子どもでも食べやすい感じ。

つゆは控えめで頂きました。

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これだったら、リピートありですね。

こんな感じで、自分たちが入店後、急に混んできました。

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奥には、座敷席もあるし、家族連れも安心です。

夜にも酒ありで来たくなりますが、いかんせん、この立地。。。近くの人はいいけど、

杜せきのしたの駅からは10分程度でしょうが、、、昼のみですね。

日本酒がいろいろ並んでいて、舌が反応したのですが。

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外観はこんな感じ。ここにも日本酒の瓶が。そば打ちとかが見れるようなコーナーもありました。その日はやってなかったけど。

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他の店については、分かりませんが、この蕎麦屋焔蔵はお勧めです。家族で3000円ちょい。一安心です。

そもそも、地元食材の活用や障害者雇用など、高い理想を持って頑張っているので、コンセプトからすると、全体として応援したくなる施設群でした。

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2016年1月 9日 (土)

2016年の動きは!?

2015年度も大きな動きがありました。

沿岸部での震災復興に向けての交通インフラの復旧・整備が目立ちます。

3月 常磐道全線開通

   国際センター新展示場オープン(国連防災会議)

   石巻線 女川まで全線復旧

4月 シルク・ドゥ・ソレイユ オーヴォ開催(4/23-6/7)

5月 仙石線全線復旧、仙石東北ライン開業

7月 うみの杜水族館開業

10月 美女と野獣ロングラン公演(東京エレクトロンホール)(~1/17)

12月 地下鉄東西線開業地下鉄仙台駅再整備、バス路線再編

     tekuteながまちオープン

2016年度の上半期は、さらに交通・商業面での大きな動きが!

3月  あすと長町に仙台PITオープン(3/11)

           JR仙台駅東西自由通路オープン・エスパル新館オープン(下旬?)

     北海道新幹線が函館まで開通&suicaとicscaの相互利用開始(3/26)

         コボスタ天然芝化&レフト側の公園改修完了

4月  東北医科薬科大学(新医学部)開設

     富谷にコストコオープン

6月  パルコ2開業仙台駅前初のシネコンTOHOシネマズオープン

    仙台空港民営化運営開始

12月  常磐線(浜吉田-相馬)再開

これらの記事を中心はもちろん、できる限り独自性を保ちながら幅広く追っていきたいです。

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2016年 お初の更新

遅くなりましたが、新年初の更新です。

今年もよろしくお願いします。

更新の頻度は、相変わらずとなりそうです。新年になっても何とか週末にまとめて更新が精いっぱいというペースかな。

いろいろ行きたいところはあれど、週末も子守や仕事で自由が効かず。

荒井駅を含め、東西線の東側にも全く探検できず。。うみの杜水族館も勝手に嫁に年間パスポートを作られながらも、一度も行けてないというもったいない状況。

そうすると、あすと長町を中心とする街づくり情報や、東西線や仙台空港を中心とする震災後の交通の利便性向上などが記事の中心となってしまっており、もちろん大きなトピックで取り上げるのは当然ながらも、それだけだとかなり自分的には不本意。

ブログ始めた時期は、自由気ままにいろんなことを書いていたなぁと。ページビュー数などから良く読まれているテーマがが分かるので、そういった方面のニーズにこたえようとすると、ブログがワンパターンとなり、つまらなくなっているなぁとの思いも。

もう少し記事は短くとも、様々なテーマを取り上げる方向にできれば。

こういうブログって、コンスタントに続ける難しさを感じているところ。類似のブログやっている方々も、いつの間にか閉鎖ということも良く見る話。すごく気持ちが分かります。頂くコメントについても反応が遅くなってしまいます。

自分もどうでもよくなって3年くらい放置していたことがあるので。

本当に消化不良の毎日ではありますが、ブログの方向性も考えながら、できる範囲でやっていきます。


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