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2015年12月 4日 (金)

東西線試乗会へ! その3(荒井駅編)

また1週間空きましたが、早いもので、地下鉄東西線が開業する週末となりました。

試乗会に行ったのが2週間前で、賞味期限が切れる寸前なので、残りをまとめてみます。

荒井駅

終点というか、車両基地側なので起点となる荒井駅。

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ホームは地下ながらも、改札階は地上なので、また地下鉄らしくない雰囲気。ここも無機質な南北線とは異なり、凝ったデザインで、明るい印象です。

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天井裏をあえてみせていたり、コストカットとデザイン性を両立させている印象。なお、東西線は、各駅ごとにデザインコンセプトを変えているとのことで、都営の大江戸線みたい。

各駅を降りてみる楽しみができますね。

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路線図と、荒井駅の時刻表。拡大すると分かりますが、基本毎時00分発となるので、

平日昼間や休日は00、15、30、45分を基準に考えると、時刻表いらずで分かりやすいです。始発のメリットはありますが、朝ラッシュでも途中駅から楽勝で座れるでしょうから、仙台駅まで300円という割高感も気になるところ。荒井エリアでは六丁の目駅も使えますが、仙台駅まで250円なのでこっちの方が有利。周辺の工業団地再開発計画など、大化けする可能性はこちら。

なので、荒井駅の場所の不利さ(荒井地区の東端・大部分の人には遠回り)を考えると、現在いろいろ計画されている駅前開発がカギになるか。

しばらくは、富沢状態でしょうね。

富沢も30年かかって周辺の区画整理が進み、人気エリアとなっていますが、それでも乗客数6000人程度。荒井駅では4000人を見込んでいるけど、当初は2~3000人が良いところでは。もちろん、このような交通機関は沿線の街づくりも含め、定着するまで時間がかかるので、少なくとも5年は暖かい目で見ていく必要があります。

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仙台市は、この模式図のような、地下鉄を中心とした鉄道沿線への人口集積によるコンパクトシティを目指して、この東西線もその戦略の大きな柱。

今後人口の伸びが見込めず、既存市街地でもどんどん相続で手放される手ごろな土地が出てくることを考えると、郊外のバスや車しか使えないNTに住むという選択肢を選ぶということは減っていくでしょうね。

東京郊外では、とうにそれが起こっていますし、県内でもバブル期までは、大河原、小牛田、亘理などのエリアまで仙台のベッドタウンとしての住宅開発がありましたが、仙台でもJR沿線で20分圏以遠に家を求める動きはかなり沈静化しています。あっても地元向けの供給。

車内にて

 どっかの東西線反対派は、カーブが多くて乗り心地がとか、スピードが出ないとか、デメリットばかりあげつらっていた覚えがありますが、乗ってみるとカーブ云々とか気になりません。先頭車両に乗ったのですが、前面は良く見えるようになっていて、確かにアップダウンは多いようには感じました。でも音も静かでスムーズ。カーブとか高低差に強いというのはウソではなさそう。

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線路幅は標準軌で、南北線よりも広いことも走行の安定感の理由かな。

10年近く前に、同じリニア地下鉄の大江戸線乗った時に、結構カーブでの音のうるささ(キーキー音)が耳障りでしたが、そのような不快感は感じず。ただ新しいからか、それは後から出てくるのでしょうか。でも今年の夏に大江戸線乗った時にはそれほど感じず。線路のメンテナンス次第なのかも。

線路の真ん中は、リニアプレート。先日東西線の避難訓練やってましたが、駅間で止まった時は、線路上を歩くのに危険はないのか?電気じゃなくて磁石とはいえ。その方面の知識がないので、ちょっと疑問に思いました。

車内液晶画面

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車内液晶。ひらがながマヌケです。

それに中国語と韓国語までいるのか?東北大の留学生は日本語分かるし。英語と漢字だけで十分なような。

また、4両編成かつ、仙台駅以外はホーム構造がシンプルなので、この車内液晶はあまり有効性はないかも。広告にも使用できるというメリットがあるから、そういう活用に期待はします。

この液晶こそ、バスの乗り継ぎ案内に活用できればとふと思いました。

沿線の乗り継ぎ3駅でのバス路線は、1時間に1~2本の路線がゴロゴロしており、せめて何らかの案内はできないものでしょうか。

また、荒井と反対側の八木山動物公園駅勢圏(芦口、緑ヶ丘・ひより台・太白団地)は、長町南駅と八木山動物公園駅に乗り継ぎバスが分散し、どっちに行けば早いかが分からない。

その点、せめて地下鉄仙台駅の乗り継ぎコンコースあたりに、各駅の乗り継ぎバス発着時刻を案内する大型液晶画面とかがあると親切だし、東西線の利用促進につながるのではと。このエリアの人は定期を買うメリットがなく、イクスカ生活だろうし。

だって、長町南と動物公園駅。バス待ちするんだったらどっちを選ぶ?普通はモールがある長町南駅を選ぶっしょ。

仙台駅でなくとも、泉中央駅や八乙女駅、旭ヶ丘駅にあるような、バスの発車時刻表が、東西線の乗り継ぎ駅にあると便利です。南部のバス乗継拠点の長町南駅にも設置されていなかったような気が。そういうところを何とかして欲しい。

スマホの乗り換え案内で宮交も含めて全て案内してくれればいいけど、市交通局のHPがリニューアルしてスマホ対応になったのに、乗換案内の「仙台市バス・地下鉄ナビ」はPC版の画面しか出てこないのは残念でした。

スマホ版の路線案内がバス路線まで完全に対応してくれればいいけど。駅探は市バスの時刻表のみ。

物珍しさにきょろきょろしていると、片道14分はあっという間。でも当たり前ながら、景色は見えないので、駅の場所から地上の光景を思い浮かべるのみ。でも新しい交通機関の開業はワクワクするもので、JRだと仙石東北ラインや来年末の常磐線新線開業などはあるけど、多数の市民が利用する交通機関としては、この東西線が仙台では最後のチャンスに。

なので、このお祭りムードを味わいながら、当日改めて体験してみたいと思っています。

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コメント

昨日そのお祭りに参加しました。で東西線について思ったこといくつか。

a)全体の感想
1.よくいえば経費節減だけど悪く言うと安普請
古さを抜きに考えると南北線に比べて外装が安っぽく感じる。もちろん新しいのはいうまでもないけど。一番分かりやすいのがコンコース階で東西線は出口のつくりが明らかに単純。
2.その一方で駅ごとの個性ははっきりしている
これはいい点。南北線の地下駅は特徴のない駅もあるからねえ…。

b)車両の感想
1.バリアフリーが徹底している
ホームとの段差がなく乗りやすい。後多言語対応も(ただ中国語はまだしも韓国語まではいらないような)
2.走行音は南北線とは別の意味でうるさい
南北線は鉄道にありがちな金属音だが東西線のは空気音のような音がする

c)コンコース階の設備の感想
1.トイレについて
・多目的トイレが2つあるのは正直すごい
(普通どこでもたいていトイレブース1つに対して多目的トイレは1つなのにね)
・その一方で女子トイレが少ないような…
(個室数が男子トイレとさほど変わっていない。もしかして混雑時には多目的トイレを使えってこと?)
・何故か残る和式トイレ…
(正直特に男子トイレにはこれ必要かねえ…)
2.電話について
公衆電話は大幅退化。テレカ非対応になった。まあ緊急時を除いて使う人はほとんどいないからこれでもいいか?
3.販売施設について
売店は今のところ全くない。あるのは自販機のみ。せめて乗り継ぎ指定の3駅だけでも欲しいような…。
(3駅の周辺にはお店はほとんどないんだからそれくらいは…)

投稿: hts | 2015年12月 7日 (月) 02時19分

>>htsさん
返信が遅くなりました。
南北線に比べてコストダウンの中、せいいっぱい最新鋭の設備を導入しようとしているところは評価できますね。
売店については、青葉通一番町駅と乗り継ぎ3駅にはなんとかミニファミマでいいから設置してほしいですが、特に八木山動物公園駅と薬師堂駅には。
荒井駅は地上駅だし、周辺開発も進みそうだから、何とかなりそうですが。

投稿: S-Watcher! | 2015年12月26日 (土) 23時42分

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