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2015年4月25日 (土)

仙石東北ライン ダイヤ正式発表

木曜日に発表された、5月30日に仙石線全線再開とともに運行開始する仙石東北ライン。

期待させといて、がっかりパターンだなぁと思っていたら、案の定。

自分が予想したパターンダイヤにはなっておらず、分かりにくいお得意のランダムダイヤ。

それに、特別快速の仙台石巻間52分が、記録用でほとんど使い物にならない時間帯というのは周知のとおりですが、朝ラッシュ時に、石巻から仙台までの運行がたった1本のみ。

それも、現在の石巻線・本線経由のノンストップ快速のスジを利用するので、ほとんど石巻駅からの利便性は変わらない(もちろん、矢本や蛇田などの途中駅利用者にとってはそれでも待ちに待った開通ですが)。

6時35分石巻駅発で7時35分に仙台駅着って早すぎる!

次の仙石東北ラインが石巻駅8時11分発って、当然通勤通学には使い物にならない。

全線仙石線経由(ややこしい)だと6時48分発というのがあるけど、あおば通駅に到着するのが8時20分!仙石東北ラインの陰に隠れて、仙石線経由はやけにスピードダウンしているような。

1時間半かけて30もの駅を各駅停車の仙石線あおば通行きを使うっていうのは苦行でしかない(座れれば良い睡眠時間になるけど)。

そうすると、6時35分発の快速に乗客は集中することに。実際震災後の人口移動で、石巻や東松島市から仙台方面への通勤通学客がどの程度まで落ち込んでいるかにもよりますが、途中駅からは座れるのか?

逆の仙台→石巻通勤は改善に

震災前は6時半頃仙台発の快速が7時40分頃着で早すぎ。6時40分頃の各停が8時10分頃着と、何とも微妙な時間帯でした。現在も直通快速は同じような感じなのですが、

 6時26分仙台発で7時半石巻着(片道64分)

 7時24分仙台発で8時18分石巻着(片道54分!)

と石巻駅付近の職場であれば、7時24分発でなんとか間に合うことになり、体感的に1時間近くは短縮になります。

対象になる人は少ないにせよ、こっちは劇的な開通効果が見込めます。

多賀城・本塩釜からは改悪

当初は全然仙石線経由の快速も残すとJRからのコメントもありましたが、結果的に快速は全部が仙石東北ライン経由となり、多賀城駅や本塩釜駅は全て各停になりました。

このこと自体は分かりやすさや、仙台駅近郊の利便性向上(快速の時間帯に通過駅で30分待ちが解消される)ので、歓迎でしたが、ただ、石巻方面との利便性の低下を最小限にするためには、高城町駅での仙石東北ライン⇔仙石線(本塩釜方面)との乗り換え時間が5分以内であればと思っていました。

やはり、JRがそんな乗客の利便性を考えるはずもなく、高城町で10分程度の待ち時間があたりまえという、配慮のないダイヤになっています。

それだったら、「文句があるんだったら、乗り換えのない石巻行各駅停車を使え」と言わんばかり。確かに各停がほとんど存在価値がなくなりそうなので、乗客の分散のためにはやむを得ないんですが。

Img_8334

確かに、(何の制約もなさそうな)岩切駅で利府方面との乗り継ぎ区間電車の待ち時間が10分程度というダイヤを組んでいるJR東日本からしたら、問題とも感じないのでしょう。

政令市とはいえ、(首都圏と比べると)競争がない地方都市に対する扱いと考えると、こんなものかと納得するしかなのですが。

夜間帯は

従来の仙石線快速と比べると、1時間毎で20時台までの運行というのは変わらないまでも、所要時間は5分程度の短縮にはなっています。

それをどう捉えるかです。

21時台以降は、30もの駅を1時間20~30分かけて帰るしかない。これも震災前と同じとはいえ、あまりにも改善感がない。

終電は22時50分あおば通発。石巻駅に到着が0時10分と相変わらずの拷問です

高速バスとの競合

震災後は、石巻と仙台間のメインの公共交通機関として大活躍だった宮交の三陸道経由の高速バス。最近は三陸道が大部分が片側2車線化され、渋滞に巻き込まれることも少なくなり、残るボトルネックの1車線区間が残る利府JCT-仙台港北ICもあと1年程度で4車線化が完成するので高速バスとしては競争力強化となり、本来大歓迎のはず。

しかし、仙石線全線開業&仙石東北ラインの開業で、特に通勤通学客が電車に戻ることが予想されるほか、そもそも現在のバス運転手不足の解消のため、あえてこの石巻行高速バスを大幅減便させ、運転手を他の路線に振り向けるという可能性も高いです。

この石巻への高速バス。東部道路の仙台東IC経由になり、大分改善されたとはいえ、ICから都心まで一般道で2~30分以上かかり、定時性が確保できないネックがあります。

よって、この情勢では、無理に真正面からJRに競争はしないと。

もちろん宮交が一部請け負っていたJR仙石線代行バスがなくなるため、運転手不足も多少解消されますが、JRとの共存関係が成り立っていた状況もあり、ここは1時間1本程度までは大幅に減便になるかと思っています。

何か、正直喜んで良いのかがわからないです。

複雑な気持ち

もちろん、東北線方面(岩切・塩釜方面)から石巻への直通の電車が走るということは大きいと思いますが、それも1日14本のみ。だったら、松島駅と高城町駅を接続線部分に統合させて、鹿島台・小牛田⇔塩釜・多賀城 の乗り換えも容易にしたりという方がよっぽど良かった。

と言いながらも、トータルとして多少は良くなる面もあるので、開通したら割引切符も出るようなので、乗ってみたいとは思います。

ちょっと感じたのは、仙石東北ラインとしては、松島~東松島の閑散駅(手樽~東名)をすべて通過する形にしたのは、将来的にこれらの駅に全て停まる仙石線各駅停車を減便させて、逆にこれらの駅を全て通過する仙石東北ラインを増発する形も考えられるのでは。

上記の閑散駅のうち、東名は野蒜北部の集団移転先となり、利用客は見込めますが、その他の駅は、ほとんど利用者もおらず、仙山線の西仙台ハイランド駅のように廃止したいのがやまやまながらも、利用客がわずかでもいるからには廃止はできない。でこれらの駅のために所要時間もかかる。

その代わりに仙石線のネックだった、これらの閑散駅対策として、「仙石東北ライン」の快速が運行されたのかとも思いました。

仙石東北ライン・仙石線時刻表

時間があればもう少し考察してみたいですが。。。

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コメント

考えうる限り一番良くない形のダイヤになってしまいましたね。
ちょっとだけ期待していた部分もありますが、予想以上に…。

仙台→石巻間の朝だけ良くなりましたが、他はどうもイマイチですね。
石巻都市圏からの通勤は考慮していないようなダイヤ編成に見えます。
どう考えても、仙台への通勤需要の方が大きいと思うんですけどね。

後、お書きの通り高城町での仙石東北ライン⇔仙石線の乗り継ぎが10分程度掛かるのが頂けないですね。
5分程度の乗り継ぎ時間でなければ、ラッシュ時は仙石東北ラインへ乗客が過度に集中してしまい遅延しそうな気がします。
ダイヤグラムも作ってみましたが、一部列車は仙石東北ライン⇔仙石線の接続を高城町終着・始発ではなく石巻終着・始発でやったり、接続なしの列車もある様なので、高城町以東では有効本数が少なくなってあまり良くないです。
続きます。

続きです。

仙石東北ラインの終電も思っていたよりは遅かったのですが、一部時間帯で走っていないので、この辺もあまり良くないですね。
早朝深夜は停車駅を増やしても良いので、6~22時台まで毎時1本ほぼ同時刻で走らせた方が良い気がします。
やはり利用者に分かりにくいダイヤになってる様な。

後、特別快速の石巻発がほぼ21時発で東京・盛岡方面のはやぶさの到着に間に合わない様です。
支社単位のダイヤ改正とはいえこの辺もちぐはぐな印象が拭えません。

ちょっと気になるのは、早朝深夜を除いて松島海岸で行き違いをしないダイヤになったことです。
もしかしたら、快速廃止の代わりに臨時で東塩釜発着の列車を松島海岸まで延伸させるかもしれません。
うみの杜水族館も7月にオープンする事もあり、5月改正のダイヤのままで推移はしないのかなと感じています。

>>デリンさん
 返信が遅くなり済みません。
発表されたダイヤは失望感ありありです。
復興支援を本気で考えているのであれば、
石巻及び東松島の住民が仙台に通いやすいダイヤを
考えるであろうところ、朝使えるのはわずか1本のみ。
だったら、仙台近郊に引っ越した方がと思えてしまうダイヤです。

夜も石巻まで1時間なのは20時台までと、震災前とほぼ同じ
(多少所要時間が短縮にはなりましたが)。
時間帯によって地上ホームと仙石線地下ホーム(さらにあおば通駅)の使い分けが必要となり、分かりやすさが失われ。
さらに、従来の仙石線部分も仙台近郊で減便。
最速52分とアピールしている特別快速は、
使い物にならない時間で、マジでアピール用でしかない。
たった14本しかないのに、パターンダイヤにもせず、毎時時刻がばらばらで使いにくい。

本当に何のために、誰のために行った事業なのか?と、
疑問だらけです。

松島海岸での行き違いがなくなったことは、知りませんでした。
これまでは30分おきで利用者にとっても都合が良かったのが、どうなるのか。

また、ご指摘のように東塩釜駅発着が松島海岸に延長という可能性があるとのことですか。なるほど。ただ、もともと毎時2本あるので十分と判断されてしまう可能性もありますね。

JRにとってのメリットである、昼間時間帯の乗車率の低い仙台⇔松島の区間列車の石巻行への置き換えという効率化は当然達成されるかと。それに仙台近郊の仙石線快速が単純に各駅停車化されるわけでもなく減便とな時間帯があったり、悪い方の予想にバッチリハマった感ありです。

塩釜駅利用者にとっては、仙台までの所要時間短縮と、朝夕の本数増で独り勝ちですね。その分本塩釜付近の駅の利便性が低くなるということで、塩釜駅の存在感が高まりそう。

と、仙石東北ラインについての文句を言ってしまいましたが、震災で寸断されていた仙石線全線開通は本当に喜ばしいことです。まぁ今後利便性が向上するかもしれないので、そこは暖かく見守りたいですが。。。

いつも興味深く拝見させて頂いております。
いまは仙台に住んでいるのですが、石巻の視点に立っても酷いダイヤだと思います。
仙石東北ラインには、朝の仙台行きが快適になることを期待したのですが・・・。
また、震災前からの懸念であった、最終に近い時間での快速運転もなされず、仙台発は20時台。

震災前の石巻行き最終や最終一本前に乗っていただいたことがあるのであれば分かるのですが、結構塩釜以東でも乗車率高かったのです。
皆各駅停車を我慢して乗っていたわけで、終電繰下げと合わせて行ってくれることを期待したのですが。

昔仕事で使っていた時は、飲み会などで白石行きや石越行きに乗る人よりも30分以上早く中座しなきゃ無いのがすごく不満でした。
出来れば高速バスの最終を深夜帯まで繰り下げてもらいたいのですが、運転士繰りや、宮交(石巻)の夜勤体制が無いことを考えると期待するだけ無理かなとも思います。
朝の仙台→石巻、夜の石巻→仙台は便利な感じもしますが、そっちの向きに需要があるとも思えず。かなりガッカリなダイヤだと思いました。

>>元石巻人さん

コメントありがとうございます。
石巻視点で、本当に期待させといて何これ?ダイヤですよね。朝の唯一の快速が時間短縮になる反面、拷問各停の所要時間が10分近く伸びて1時間半になってしまうとは罪深すぎます。深夜帯は相変わらずですし、地元マスコミも使い物にならない特別快速が全線52分という、JR側の大本営発表を垂れ流しているのも同様です。

ちょっと利用者目線に立って一工夫、二工夫すれば、人口が減っている中、精一杯やってくれているという程度までは改善出来るのに惜しいかぎりです。

快速廃止が痛い…

難しいものですね。私の場合は最寄り駅が下馬なのでマイナスが一切無い(と思われる)珍しいパターンなんでしょけど、今回のダイヤ改正は諸手を上げて歓迎です。

去年B快速が廃止になって大分緩和されましたが、以前は仙台発51分に乗り遅れたら次は30分後。
(今は10時台から12時台がそう)

17時台と18時台は通勤ラッシュの時間帯というのに00分を挟んで15~20分待ち。

乗客の少ない時間帯ならともかく、こんな乗客の多い時間帯にわざわざ快速運転するなよ、と、快速が下馬駅を通過するようになってからずっと感じてたのも事実です。

まずは全線開通を喜ぶべきなんでしょうけどね、本当は。

と、書いてから思いましたが、昼間の東塩釜行きが多賀城行きに一部変わってるんですね…騙されるところでした。

ちょっと辻褄が合わなくなってしまいました

はじめまして。

今回のダイヤ改正、東北本線仙台以北は、結構粛清の嵐だと感じました。

朝夕を除いて、徹底的に松島終着始発を排除しています。

2年くらい前まで仙石線沿線に住んでいたので震災前はよく仙石線を利用していましたが、今回のダイヤ改正&仙石東北ラインのダイヤ発表は期待はずれでしたね…
現在は石巻線ユーザーなので女川方面まで快速があってもいい気がしますが(これも多分実現しないか)
震災後石巻~仙台に行く時はおもに高速バスを使っています。
終電の繰り下げとか増便とかがあればもっと電車に乗るかもしれません。
それまではずっと高速バスですね!
石巻→仙台に行くのに便利になるかなーって思って思っていただけに…ねぇ…

とはいえやっとこさ全線開通するので今後に期待したいです。
あとは新駅「石巻あゆみ野」の動向も気になります。

>>東塩釜民さん
確かに体感的に半分強の時間で仙台まで行ける快速は、
東塩釜からは効果的でしたね。
ただし、1時間1本だし、全線開通前には1日5本のみになっていたので、
その分各駅停車になっても本数が増えればとと思っていたのですが、
昼間の本数減とセットになってしまい、お気の毒様です。


>>下馬駅利用民さん

下馬駅や西塩釜駅利用者にとっては、昼間の多賀城行が東塩釜行きに延長されて、最悪15分間隔であれば利便性向上で良かったのですが、昼間の多賀城行は落とし穴ですよね。

多賀城駅2番線で何十分もお昼寝するんであれば、東塩釜駅まで余裕で往復できるのに、それをしないというのは、せっかく快速を廃止して各停に振り替えて、わかりやすい等間隔ダイヤを実現する気はなく、単なる合理化としか考えてないと。

まぁ、いまさらの話で、JRに期待してもムダと思うようにしています。

ただ、夜間帯の快速廃止のおかげで、夜間帯は多賀城行がなくなり、東塩釜まで夕方から最終までほぼ等間隔(8~10分間隔→12分間隔→15~20分間隔)になり、利用しやすくなりましたね。

>>猫間商事名取支社 さん

松島発着の減と石巻系統の置き換えについては、しっかり本数を確保してくれることと、仙台近郊の利用者に不便をかけないように、現在の20分間隔を維持することさえしっかりやればだれも文句を言わないのに、松島系統の減便+超ランダム化で、ひどすぎますね。

あきれてものが言えませんでした。

>>石巻の狂猫さん

ダイヤも期待外れだし、これでもろ手を挙げて喜んでいる人って、日常的に使わない人か、不満の気持ちを飲み込んでいる人のどっちなんだろうと思ってしまいます。少なくとも通勤通学での毎日利用するには厳しすぎると。女川には厳しいでしょうね。

震災後にメインの交通手段だった高速バスが毎時2本程度は残ることになったので、ある程度競争が残ることは不幸中の幸いだと思っています。ただし最終は21時頃で仙石東北ライン最終とそれほど変わらないので、21時以降の各停30駅停車の拷問を避けることはできず残念。

来年の新駅も期待ですが、快速が停まるかどうかに、この駅の成否がかかっています。おそらく停まるとは思いますが、そうすると、さらに全線の所要時間が長くなり痛し痒しの面も。

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