仙台パルコ新館の建築概要
前回の記事から10日が過ぎようとしているので、1週間から10日に一度更新という目標を立てたからにはと、パソコンに向かってみました。この繁忙期がいつまで続くか読めないので、しばらくこんなペースです。 昨日仙台市のHPで見つけたのが、仙台パルコ新館の大規模小売店舗立地法上の届け出内容。
概要
○地上10階地下2階
○店舗面積9,891㎡、他シネコン4,771㎡
○物販店舗は1~5階
○シネコンは6~9階
○10階はイベント広場?
○地下1~2階は、駐車場、駐輪場やバックヤード
とのことです。店舗面積が思ったより小さいなぁと思ったら、
立地法では店舗面積のみの届け出となり、シネコンは別扱いなので、
合わせると15,000㎡弱と、それなりの床面積になります。
店舗内容はまだ未定とはいえ、イメージはつかめてきました。
残念なのは。。。
届け出内容を見ていて、残念に思ったのは、店舗が地上部分のみで、地下部分はバックヤードとしての利用。といっても既存の地下鉄南北線、出入口工事中の地下鉄東西線の仙台駅コンコースから、店舗地下部分に直結させるのが前提と思っていたら、接続はされずに、一度地下鉄出入口でツタヤ付近の地上に出て、1階から入る形になること。
当然、JR仙台駅方面からは、ペデストリアンデッキ経由で2階から入る形ですが、せっかくの地下鉄2路線に接する良好な条件の商業開発で、さらに地下の工事も行うのであれば、地下に店舗を設けない場合でも、エスカレータやエレベータでの接続でスムーズに地上店舗に、雨にぬれずに入れる形にすると思っていました。
地下に店舗がなくとも、長町南のモールとララガーデンは、エスカレータで店舗1階に接続する形をとっているので、あえてこのような不便な形をとるのはちょっと意外というか残念です。
一方、藤崎は
大々的に17日改装オープンしたのは、藤崎本館地下2階の「マイキッチン」。
地下鉄東西線の駅が目の前に設置されるのに、出入口の設置を渋り続け、直前に角の簡易な暫定の新館の地下で、駅と直結される形になりましたが、その新館地下経由で、地下鉄駅から本館への入口となる地下食料品売り場の改装が行われました。
これまでせっかくの地下鉄駅への直結通路及び出入口の設置を渋っていた理由が全く分かりませんが、何はともあれ12月の開業及び駅設置に向けて、順調に進んでいます。
ライバル(三越伊勢丹で同グループにはなりましたが)の三越仙台店は、定禅寺館(旧141)も含めて地下食料品売り場はいつもかなりの賑わい。当然勾当台公園駅に直結しているが故の賑わいというのもあります。
帰り際にふらっと買っていける利便性は、特に地下鉄で通勤している忙しい奥さん方には強い味方。
食料品売り場としては、一応さくらの百貨店も地下鉄仙台駅コンコースから地下2階経由でつながっています。
ヤマダLABI(旧十字屋)も、イービーンズも同様。
地下街がないとよく言われる仙台。エスパル地下部分とか下手な地下街よりも立派な場所もあるので、別に個人的にはこだわってないですが、その代わりせっかくの地下鉄駅に隣接している商業施設は、直接地下部分から入れるようにすることが、地下鉄側と商業施設側でwin-winの関係を築くことができると思います。
もしかしたら市交通局との協議中なのかもしれないし、図面をよく見ると、店舗の東側に仮設換気口とか換気口予定地と記載されている部分もあり、この部分がちょっと気になる。今後の動きを期待して見守っていきます。
参考
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