« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »

2014年11月30日 (日)

ベガルタ残留決定&ゼビアリでのライブ

薄氷ながらも、この苦しんだ絶望から始まった2014年シーズンも、残り1節にて、かろうじてJ1残留を決めることができました。

相手は降格が決まっているダントツ最下位の徳島とはいえ、プレッシャーのないこういう相手とはかえってやりにくい。とにかく勝てば勝利というシンプルな考え方でいかないと、下手に引き分けだと、大宮の結果次第では、広島とのアウェイ最終戦という、非常に厳しいシチュエーションだっただけに、簡単には勝たせてもらえなかったけど、最後は1点差を必死に守り切ってくれました。

監督について

ベガルタ(楽天も?)は外国人監督は鬼門でしたし、これは仙台という土地柄の話だったり。しっかり狙いを自分の言葉で選手、マスコミ、ファン・サポーターに対して伝えることができる、日本人監督の方が、みんなで支えてあげようという雰囲気になりやすいのかな。

たまたまかもしれないけど。渦中の栗を拾わされた(またアーニー時代のヘッドコーチという責任もあるだけに)、本当に大変なシーズンを何とか乗り切った渡辺監督お疲れ様でした。

今、山形ー磐田のJ1昇格プレーオフを見ながらパソコンに向かっています。テグの1年目もコーチからの昇格でしたが、このヤマハスタジアムでの入れ替え戦に惜しくも敗れ、進退論が浮上しながらもかろうじて残留ということになり、そこからの翌年のJ1昇格、震災後の大躍進につながり6年間の長期政権となっただけに、監督としての成長も見込めるのだから、サポとしては暖かく見守っていきたい。

来季の見通し(若手の育成)

なんか、武藤が浦和とか報道が。関口とか萬代のように、「ビッグクラブの空気を吸えば大きく羽ばたけると思ったのに。。。」という事例が多いだけに、できれば仙台に残ってほしいですが、浦和を選びそう。どうせカップ戦要員で飼い殺しなのに。

仙台の場合は、首になって行先あるの?という選手が意外に他チームで活躍した例があるから、よくわからない。例:中島浩司(市原→広島)、村上(川崎→大宮→そして仙台に)

その場合は、来季J1昇格する松本山雅にレンタルし、今年半年で7得点と結果を残した山本大貴は絶対戻さないといけない。過去にベガルタの代名詞だった”借りパク”。

ユアスタの熱狂的サポーターの声援」を武器に、今年退任する丹治さんがうまく選手を説得して、寿人他多くの選手をレンタル後の完全移籍で獲得してきました。

まさか、同じことを、”熱狂的なスタジアムあるウィンを持つ松本山雅”にされるかもしれないと思うと、、本人が松本でポジションを獲得しているし、残留を希望したらどうしよう。気が気ではないですが。

J2時代は必要に迫られて若手路線をとり多くの生え抜き選手を主力に育てあげてきましたが、J1昇格後そんな余裕はなかったこと、うまくピンポイントで弱点を穴埋めしてくれる選手を獲得できたことで、なんとか5年間J1で行き残ることができましたが、これまで、J1再昇格後全く若手を育てることができていなかっただけに、一番活躍したのが武藤レベルってヤバすぎる。既にある程度試合に出ている蜂須賀や二見はうまく育ててほしいし、藤村などにもチャンスを与えてほしい。

 飼い殺しで首というこれまでの轍を踏むことなく、レンタルで経験を積ませて戻すというのは、一応(消極的選択ながらも)GKの関はそのパターンだけに、山本や長崎に貸した奥野がレンタル先で成功しても、取り戻せなかったら何のための育成型レンタル?という話になる。

今年は、かろうじて入場者数平均が1.5万人を超え、春先のヤバさを考えると昨年より多少持ち直しましたのは本当によかったですが、今季赤字確定の中、出場機会の少ない高年棒のベテランはある程度、「お疲れ様」と言わなければならない。寂しいけど。

現時点のスタメンがほぼ30歳前後で、プレスサッカーも夏以降は無理で現実的な戦い方で何とかしのいでいる現在、スタメンの半分以上が衰えを顕し始めている現在、腰を据えて若手を1~2名スタメンで我慢して使うようなスタンスじゃないと、来年こそは本格的にヤバいと思う。

それを考えると、野沢を出してくれた鹿島のような見事な戦略的な世代交代は別格とはいえ(同じ名門チームとしても失敗してJ2降格した磐田との対比を考えるとなおさら)、参考にすべきチームとすると、やはり同じ地方の熱狂的なサポを持つチームとして新潟が参考になるんだろうな。

来年でJ1昇格後12年目を迎えますが、スポンサー収入等を考えても県レベルでは仙台と同じような経済規模で、入場料収入頼みの構造。しかし若手がコンスタントに育っていて、その選手が引抜されても代わりの選手が育っているという育成システムも参考になる。

 そんなこと書いている間に、試合が終わりましたが、山形すげー!天皇杯決勝進出に続き、磐田を破りプレーオフ決勝進出とは。来年はみちのくダービー復活か?千葉が昇格して念願のフクアリに行きたい気もするし、どっちでも楽しみ。

実は

そんなことを思いながらも、昨日の試合は別の用で、ユアスタには行けなかったわけですが。。。近年、まともにホーム最終戦に行けていない。子どもの急病でチケット無駄にしたのも数回。昨日は、試合は夜に情報をシャットアウトしての時間差ビデオ観戦。

で、近所のゼビアリにライブライブやコンサートでは初めて行ってきました。竹内まりやの33年ぶりの全国ツアー、それに仙台では初めてのライブとのこと。バンマスが山下達郎って、何と豪華なライブ。達郎さんの母親が仙台出身とは初めて知りました。

Img_7855

歩いてライブに行くというのはちょっと新鮮。

ゼビアリはライブだと初めて。幸運にもアリーナ席で、ばっちりステージは見えるし、たぶん後ろのスタンド席でも余裕で見える感じ。もちろんライブ自体の素晴らしさは言うまでもありません。たぶん最初で最後だろうけど、有意義な時間を過ごすことができました。

音響も良かった。会場によっては低音が効きすぎていまいちのところが多いだけに。

帰りは長町駅付近を経由してみました。4~5000人が一度に吐き出され、駅までの道はある程度込み合っていますが、半分以上が年配夫婦と思われるような方々で、全く他の若者向けライブの後とは雰囲気が違う。誘導に従って、整然と進んでいました。

途中のスポーツパークの飲食店も、フレンチの「ビストロゴトー」、ハンバーグレストランの「ディーズハピネス」や、最近オープンした「トレトゥール メゾン アッシュ」も、かなり賑わっていました。

前のスポーツバーM-CAFE時代は、ガラス張りで角の立地条件というのが、結構丸見えで落ち着けない感じだったのですが、落ち着いたデザインで「入ってみたい」と思わせる店構えです。熟成肉を使ったフレンチのお店?今度は行ってみたいと思います。

Img_7865

Img_7808

長町駅の混雑状況

地下鉄長町駅は、スイカなどのICカードが使えず、券売機が少なくなっているため、券売機もものすごい行列。改札の中はそんなに込み合っているように見えないながらも、ホームへ一部入場制限をしていて、ちょっと混乱していました。

1週間後の12月6日からICカードイクスカが使えるようになれども、仙台以外から来る人が多いこのようなライブ後の混雑緩和のためには、スイカの共通利用始まる16年の春を待たなければならないかな。

休日のこの21時頃の時間帯は8分おきで出ていて時間が計算できますが、スムーズに帰るためには事前に帰りの切符を買っておくか、ICカード等を持っていくということが必要かと。

Img_7862_3

JR長町駅は、ほぼ10分ごとに電車が出ている時間帯で、改札付近は全く通常通り。券売機の行列も数人のみで、スイカを持っている人が多かったのか。

Img_7863_2

Img_7864_2

ライブ終了後20分位の時間帯で、けっこうJRの駅の方にも人が向かっていたのに、余裕の混み具合。このように2つの駅が近くにあるというのは、帰りもストレスがなくて恵まれています。

4~5千人収容のゼビアリでこんな感じだから、来夏にオープン予定の仙台PITは最大1500人でなおさら余裕です。

最近、ゼビアリはライブ等での活用も増えており、今月初めは立て続けに、有名グループの握手会×2、中旬にはアニソンのライブイベント、で昨日は竹内まりやと3回も。

来月は下旬にUVERworld(よく知らないけど)の2daysがあるとのこと。89ersなどのスポーツイベントが本業ながらも、このようなライブイベントでこそ、アリーナ前の杜の広場との一体活用を含めて本領発揮されると、あらためて実感しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月29日 (土)

イービーンズにアニメイト移転

ジュンク堂が退店し、3階の半分、5,6,7階が一気に空いたイービーンズでしたが、上階は、完全に”オタク”をターゲットとした、というか既存テナントも含めて趣味色の強いテナント構成に統一してきました。まさか、魚臭いことで有名なアニメイト仙台店が向かいの朝市のビルから7・8階に移転してくるとはびっくり。

イービンズが変わる! 第3弾
アニメショップが大集結して来る!

1月24日(土)「アニメイト仙台店・ゲーマーズ仙台店・らしんばん仙台店」がなんと! イービンズにオープン♪

《7階フロアのご案内 》...

▶アニメイト仙台店
イベント専用スペースの新設やキャラクターグッズがいっぱい、東北最大級の楽しいお店になることまちがいナシ!
どうぞご期待ください!! 続報をお待ち下さい!!!!

《8階フロアのご案内 》
▶アニメイト カフェ仙台 (2015年オープン決定!)
コンセプトカフェが遂に仙台に登場! アニメ・ゲームなどの様々な人気作品とコラボレーションを展開。作品にちなんだオリジナル料理や限定特典、限定商品の販売を行っております。
詳しくは、続報をお待ち下さい!!!!

▶ゲーマーズ仙台店
売場もどーんと2倍の大きさになって、皆様をお出迎え!!!!
リニューアルオープンフェアも絶賛企画中です!

▶らしんばん仙台店
ドド〜ンとオープンしちゃいます!
オープニングフェアなど、豪華企画を開催! ぜひお越しくださいね(11/28イービーンズHP

アニメ書籍に特化した喜久屋書店が6階に移転しさらに5階ではジュンク堂の代わり?に12/5から一般書籍も取り扱うようです。

1階には、ビックカメラグループ入りしたソフマップが17年ぶり?に仙台に再出店するなど、コンセプトをはっきりしてきた感が。ジュンク堂の退店に関しては、このようなアテがあったからなのかな。

イービーンズオープン情報

なお、毎年恒例の仙台経済界「仙台商圏 特集号」を買ってみました(1320円!急激な値上げにビックリ)が、再開発についてはあきらめていないようなコメントがありました。でも、2016年春~夏にかけての仙台駅前の大改造の状況(新規テナントの出店)を見てからでないと、判断できないし。

ところで、今までイービーンズと思っていましたが、今回のfacebook内の発表記事内では「イービンズ」と表記されていて???トップページではイービーンズと書いてあるのですが、なんか違和感。

| | コメント (8)

2014年11月22日 (土)

地下鉄東西線来年12月6日(日)開業発表

ちょっと前の読売新聞で、来年11月末or12月初旬の開業との市長コメントがありましたが、正式に発表になりました。

地下鉄東西線は平成27年12月6日の開業を目指します

平成18年度から建設を進めてきた地下鉄東西線建設事業は、東日本大震災による工事の中断やその後の復興需要の高まりにより、建設資材・作業員が不足するなどの影響を受けながらも、工事工程の調整などを行い本体土木工事が完了しました。また、それに続く軌道工事、建築・設備工事、電気設備工事などの見通しがついたことから、このたび、開業目標日を定めました。
       今後とも、工事の着実な推進に万全を期するとともに、車両試験や運転訓練、駅務研修を重ねながら、平成27年12月6日の開業を目指します。(11/18市交通局HP

Picture2

Picture1

予想としては、鉄道の開業日として多い土曜日と考えていましたが、意外にも日曜日になりました。というのも、イクスカの利用開始日が来月12月6日(土)なので、あえて合わせて市民に覚えてもらおうとの意図を感じました。

早ければ10月との話も数か月前には聞こえてきていましたが、車両の搬入と走行試験開始から1年かかるとも言われており、多少余裕を持たせて、年末の需要期に合わせてきたようなところも。光のページェントは12日位からだし、忘年会シーズンだと、沿線住民にとっては最終の時間が24時くらいまで延びるからありがたさを感じやすい時期かな。ただ、バスから地下鉄経路を含んだ定期への切り替えを考えると1週間前の11月29日か30日の週末開業の方が、月初めの12月1日から切り替えできるし良かったのではとも思ったり。

実際は、定期の利用率が下がり、ジョイカード(来月からはイクスカ?)などで利用する人も多いから、あまり気にしなくても良いのかな。

解散総選挙の影響

意外な理由で、追い風になりそう。

それも消費税の10%へのUPが、当初予定されていた来年10月から1年半延期されるとのことで、仙台市の地下鉄運賃の値上げも当然延期に。

当初予定通りだったら、4月の値上げ時には見送られた初乗り運賃の値上げが行われ、東西線の開業前に初乗り運賃が210円になるのが確実だっただけに、やはり体感的に端数が出るのは割高感を感じるので、初乗り200円での開業になるのは良かった。

そうすると、仙台市が鳴り物入り(起死回生?)の覚悟で導入する、仙台駅から3駅区間の200円均一運賃も予定通りに。ここが210円で始まるのはちょっとがっかり感が大きかったので、わかりやすさの面でも良い知らせかも。

関連記事

地下鉄200円均一区間の導入(1)(1/22)

地下鉄200円均一区間の導入(2)(1/24)

| | コメント (0)

2014年11月19日 (水)

あすと長町 最後の保留地落札 他

現在住友不動産が「シティタワー長町新都心」を建設中の土地から道路を挟んで南側。仮設住宅のグループホームがあった保留地の入札が行われ、住友不動産とワールドアイシティのJVが落札しました。

都市再生機構東日本都市再生本部
   6449㎡・あすと長町の土地の売却
     7.3億余で住友不動産JVが落札

 UR都市機構東日本都市再生本部は14日、仙台市あすと長町土地区画整理事業地内の土地譲受人選定に向けた入札を行った結果、住友不動産・ワールドアイシティJVが7億3520万円で落札した。
 対象用地は、仙台市太白区あすと長町4の3の6および7(区画整理施行時の街区・画地番号は、26街区2および10画地)の6449.10㎡。あすと長町中央地区のヨークタウンあすと長町とあすと長町大通り線をはさんで向かい側の区画の東側部分の土地。これまで仮設住宅(グループホーム)やコミュニティ・ワークサロンが設けられていたが、返却されたことを受けて売却することになったもの。用途地域は商業地域で、建ぺい率は80%、容積率は500%。
 なお、応札者は住友不動産JVの1者のみで、最低譲渡価格は7億3519万7400円だった(11/17建設新聞)。

JVの両社とも、近隣で住居系の開発を行っているデベです。この両者のつながりが?で意外な組み合わせ。

大きな地図で見る

おそらく、すぐの事業化はないだろう。特に住不はシティタワーの分譲準備中だしなおさら。他者に買われてマンション立てられたら、シティタワーの分譲に影響するから、抑えの意味もありそう。

単独の保留地では最後の分譲ながらも、1者のみ入札というのは、ちょっと残念。大通り沿いではないので、手を出しづらい面もあったのかな。(現在の38街区の線路沿い仮設住宅の土地は鉄建公団が大部分ながらも一部保留地もあったはず)

今回の落札価格がべらぼうに安い(商業地域なのに1者入札で坪38万円弱とは!)現在のシティタワーの土地も商業地域にしては安かったのにさらに安い信じられない落札額。これだったら寝かしておいても将来的に十分利益が出る。自分が関わってたら、10年間は低層の商業暫定利用で、その後のマンション用地への活用を考えるな。住不は勝山跡地も買ってからしばらく寝かせる体力があるし。

現在のシティタワーと同規模の建物が建てられる土地ですが、ワールドとのJVというのがいまいち読めません。

ワールドも復興住宅に続いて、南側の公園に面した場所で分譲マンションの計画中。両住宅の間は商業施設を整備という話も動きが見えない中で、隣接地の取得。

そうすると、半分ずつの活用(イオンタウンと住友不動産のように)かもしれない。基本、共同開発の場合はすぐに事業化することが前提だし(住友とNIPPOコーポの共同開発事例が地区内にあり)。

まぁ南側は14階ナイスのマンション、西側が14階ワールドの復興公営住宅、北側が24階建てシティタワーに囲まれた土地で、眺望を考えるとマンションも微妙かなという気もします。

みやぎ生協太子堂店

12月中旬オープンとのことで、計画時点で判明していた生協、ツルハ、2ndSTREETのジャンブルストアに加え、飲食店部分は回転寿司のスシローが出店です。

Img_7823

だいぶ建物も完成しています。南側の積水ハウスの復興公営住宅も来年の完成に向けて順調のよう。

地区内は飲食店が少なく、車で気軽に入れるめぼしいところが、地区北側のくら寿司とマック、ココイチ、パチヤの飲食店位しかなかった(スポーツパークの飲食店街は駐車場が有料で行きづらい)ので、朗報ではあります。くら寿司は周辺の渋滞を招くほどいつも混み合っているので、混雑分散になりそう。

| | コメント (6)

2014年11月15日 (土)

アニメ施設WARASCO 茂庭での計画断念へ

当初から、コンセプトも場所も無謀な計画だったけど、計画発表から5か月で、茂庭での事業化は中止です。

アニメ施設、建設断念 別用地で継続へ

仙台市太白区茂庭で進められていたアニメキャラクターの体験型複合施設「WARASCO(わらすこ)」の建設計画で、容積率制限の影響で十分な駐車場が確保できず、同地区への建設を断念していたことが14日、分かった。関係者によると、新たな候補地を選定し直して事業を継続するという。

 6月に公表した計画では、茂庭地区の土地区画整理事業用地19.7ヘクタールのうち、国道286号沿いの3.5ヘクタールに、キャラクターパビリオン棟2棟とセンター棟(いずれも3階)を建設する予定だった。
 延べ床面積は1棟当たり約1万平方メートルだったが、対象の土地は「第2種住居地域」への指定が予定され、新たに店舗を建てる場合は6000平方メートル以下という制限がかかることが判明した。
 この制限をクリアするには、1棟当たりの面積を減らして棟数を増やすなどの方法もあったが、土地を分割すると駐車場用地が不足。来場者は年間100万人以上を見込んでおり、交通渋滞を起こす可能性が出てきた。
 関係者らは規制の緩和を求め仙台市と協議したが認められず、9月中旬、土地区画整理組合の理事会で事業の断念が正式に決まった。
 開設準備室のメンバーで、創コンサルティング(仙台市)の佐々木茂社長は「茂庭でできなくなったのは残念だが、別の場所で事業が継続できるよう努力する。子どもたちに夢を与えられる施設を実現したい」と話す。
 WARASCOは最先端の映像技術などを駆使し、アニメやマンガの世界を疑似体験できる施設。総事業費約100億円で、今月着工、2016年春のオープン予定だった。撤退後の土地にはスーパーやドラッグストアなどが建つ見込み。(11/15河北)

土地利用上の用途地域なんて事前調査の初歩中の初歩なのに、ちょっと認識が甘い。

大規模集客施設扱いだと、商業地域や近隣商業地域でないと仙台市内では床面積が6000平米以下というのは、改正都市計画法の基本(準工業地域も認められない)。

ただ区画整理事業では、計画されている施設に合わせて用途を設定するということもよくあり、自治体側としてのこの場所・計画に対しての認識が分かる。コンパクトシティを標榜する仙台市だし、近商地域指定は認められなかったか。

利府町みたいに、新イオンモールありきで区画整理地を広大な商業地域に指定するということも、自治体が認めれば可能。本来は、仙塩広域都市計画区域として県が広域調整して決めているので、周辺自治体が無茶なことをしようとしたら、認めて欲しくないのだが。

この茂庭という場所に大規模な商業施設を許したら、渋滞がさらに悪化し大変なことになるし。

でも、その事前リサーチの不備のおかげで、この無茶な場所での事業化がなくなってよかった。

そのあとに建つスーパーというのは、確かヨーク?この区画整理事業地内にもともと進出計画があったと記憶していますが、区画整理組合の意向で計画跡に移動することになったのかと。

アニメ施設の内容と場所次第では”あり”な施設だとは思います。ただ、その場合でも、このセンスゼロの”WARASCO”というネーミングだけは変えた方が良いと思うよ。

新たな場所はどこ?

 事業費が100億円とのことで、建設費の高騰が進んでいる中、なるべく土地代にはかけたくないだろうからこその”茂庭”だったと推測しますが、仙台市内で土地代が安い場所というと、沿岸に近い津波被災地、愛子近辺しか思い浮かばない。

前者だと、東西線荒井駅からシャトルバスで5~10分程度の場所であれば、東部道路の東ICも近く、駅からも比較的近いから、集客面でも茂庭よりは大分まし。

後者は、東北道の宮城ICに近く、仙山線も通っているから、車でも公共交通機関でも対応可能という意味で。しかし、テーマパークの立地場所にふさわしいかというと?

そうなると、土地代の安さ、土地の確保しやすさからすると、仙台市内は結構厳しく、市外の可能性も大いに。

その点、土地代の安さと周辺人口の多さ、高速道路からのアクセスの良さから富谷あたりは可能性があるのかと(コストコが進出する区画整理地とか)。駅(泉中央駅)からの足は良くないけど、そもそも利便性の高い場所に土地を確保する余裕はないでしょ

仙台市外であれば、空港近くの名取市美田園地区の隣接地とかだと、アクセス鉄道の駅からも、東部道路からも近いし、空港民営化との絡みで面白そうかなと思いましたが、だてもん市場で地元に迷惑をかけたことを考えると、名取市には拒否反応があるだろうな(WARASCOに絡んでいる主体がだてもん市場と同じ某地元建設会社系)

個人的にはあまりアニメには興味はないけど、子供のことを考えると、せっかくテーマパークを作るんだったら、うまくやってほしいです。

関連記事

茂庭にアニメテーマパーク「WARASCO」(6/25)

| | コメント (0)

2014年11月 9日 (日)

代官山蔦屋書店へ

書店ネタが続きます。

平成28年春に、JR多賀城駅前再開発ビルに、多賀城市図書館と併設される蔦屋書店。TSUTAYAを運営するCCCが図書館の指定管理者になるうえ、蔦屋書店の運営も行うという、本好きにとっては非常に魅力的に映るプロジェクト。

まぁ、何でも反対する某政党はあいかわらず、選定の経緯にいちゃもんつけているようですが、少なくともこれまでのものより、良いものができるんだからいいじゃん。

多賀城の蔦屋書店は、フラッグシップ店舗である代官山蔦屋書店を運営するCCCが運営するので、新潟のトップカルチャーが運営するフランチャイズ店(蔦屋書店仙台泉店)とは多少趣が異なる。規模はそれほど大きなものにはなり得ないですが、駅前という立地条件からすると十分。近隣には学院大工学部もあり、学生の利用が多そうというのも好条件。

で、ずっと行きたいと思っていた、代官山蔦屋書店へ行ってきました!

Img_7794

いやー、評判以上です。何というか、センスが違う。紀伊国屋とか「THE 書店」よりも書店らしいというか。

Img_7793

図書館みたいに本に囲まれた空間ながらも、落ち着いたディスプレーも秀逸だし、建築系、アート系、料理・食系など、テーマ別にレイアウトされた空間に、食器なども含めたトータルコーディネートで様々な提案をしてくれます。

Img_7795

これは、泉大沢の仙台泉店でも食生活の提案コーナーとしては広めに確保していながらも、比較的独立した空間で、周囲と浮いている感があったのに対し(客層もあるのかも)、代官山のは書棚の近くにさりげなく展開しており、違和感がなく、そのコーディネートがさすがと唸らせられました。

旅行雑誌・書籍コーナーの近くに、プランの相談に乗ってくれるコンシェルジュがいるなど、生活全般の提案ということで、単なる本屋ではないというのが売り。すげぇ。

Img_7800_2

店内の一角では、音楽をテーマにしたミニ解説会みたいなものも行われ、写真のとおり大盛況。参加者同士のリアルSNS的なつながりも生み出すことも目的だとか。

子供向けの絵本コーナーの一角でも、似たようなトークショーをやっており。中身は確認しませんでしたが、こっちも大盛況。

Img_7801

ゆったりした敷地内には、ガラス張りの外観の2階建ての建物が3棟横に並ぶ形で、2階レベルでデッキが相互に接続しています。

雰囲気も含め、詳しくはWEBSITEをご覧ください。

スタバが入っていて店内の本を読みながらコーヒーが飲めるというのは、泉の蔦屋書店(タリーズ)でも、東仙台フォレオのヤマト屋書店(スタバ)のように、仙台でもありますが。

仮に本を買ってもらえなくとも、コーヒーを飲んでもらい、入場料替わりとして収益を上げるというビジネスモデルだとか。また店内のどこにコーヒーを持ち込んでも良いから、カフェとしての席数の制約を無くすという考え方にも感心。ただ、本を汚されたりというリスクはどう考えてるのかな。

そのほか、本に囲まれた軽食を提供する落ち着いたラウンジ(Anjin)もあり。ただ、コーヒー、ビールが800円から、軽食で1000~2000円とか結構値が張る価格帯。でもこの雰囲気を一度味わってみたいと思わせる空間。まぁ、東京だから成り立つ空間なのかなとも。

Anjin

Img_7802

新幹線までの時間つぶしで1時間ちょっと滞在したのですが、ほろ酔いだったのもあり、その空間にどっぷり浸かって心底幸せな時間を過ごしました。

代官山自体には初めて行ったけど、路面店としてブランドショップやレストランが並んでいて、どの店もさりげないライトアップでアピールしていて上手でセンスの良さを感じられるという、自分がコメントするのがおこがましい位の雰囲気の良い街でした。というか、こういう狭い路地に特徴的な店が並んでいるというのは仙台でも広瀬通駅とクリスロードの間とか似たような場所はあるけど、規模も雰囲気も違う。東京にはこういう場所が至る所にあるというのが面白い、というか羨ましい。

蔦屋書店の3棟の建物の他、「DAIKANYAMA T-SITE」の「GARDEN」として、オープンデッキのレストラン・バー、自転車店、写真店、ボーネルンドのお店など、その敷地全体で魅力あるコンテンツを提供している感じ。

近くにこんな素晴らしい書店があったらしょっちゅう入り浸りそう。

仙台でも蔦屋書店として、トップカルチャーがあと2店ほど展開という話はどうなったのでしょうか。

多賀城への展開。。。

郊外型の仙台泉店と違い駅前型であり、代官山とは別物の立地条件ながらも、コンセプトはある程度移植できる。

仙台からも電車で20分ほどで片道240円なので、特に仙石線沿線住民にとっては行きやすいかと。駅前だけに駐車場が少ないのがやむを得ないとはいえこの土地柄どうかな。また駐車場も時間制限になるだろうし、時間消費型の施設としては難しいところ。

ただ、人口密度、住人層、生活時間帯の違いとか(代官山蔦屋は26時まで営業)を超えて、どのようにアレンジしようとしているのかが興味深い。代官山のは一般的な雑誌や新書的なものはあまり目立たなく、デザインや旅行、などのコンセプトがはっきりしている分野の本を推していたけど、多賀城というか宮城では尖った構成にはしづらい。会社は違うけど仙台泉店の縮小版的な感じというのが無難かと。

また、図書館との隣接というか共通での管理運営という点が、書店側の収益という面でどうなのかという心配も。これは、佐賀県の武雄市での先行事例が参考になるのかな。

参考記事

蔦屋書店仙台泉店へ(H26/3/23)

仙台駅2階暫定コンコース供用開始&多賀城駅新駅舎(H26/8/28)

| | コメント (4)

2014年11月 8日 (土)

今後のあすと内の見通し

IKEAと市立病院というあすと長町の2大プロジェクトがオープンし、あすと長町内ではしばらく大きな変化はありませんが、当然小さな変化は続きます。

来年の話題としては、来春のお花見の季節には、地区で最も大きな公園であるあすと長町中央公園が開園、春から初夏にかけてシルクドゥソレイユのオーヴォが開催されます。来夏には大規模ライブハウスPITがオープン予定。

また来年は春~夏に分譲マンション2棟及び復興公営住宅3棟が完成し、現在の仮設住宅居住者を除いても居住人口は1000人弱増えます。

Img_7815

年内の話としては商業施設ではまもなく生協太子堂店ができますが、これ以上スーパーができても。。。というところはあり。

他、IKEA向かいにシェルのガススタが間もなくオープンです。

(11/22追記) 今日通ったところ、29日にグランドオープンとの掲示が。ガソリンを入れるのもそうだけど、周辺住民には灯油を買う場所としても重宝しそう。セルフスタンドの表示も。

Img_7810

スーパー過当競争

ヤマザワは公式IR資料からすると、当初計画は中止で計画を再検討とのこと。

イオンタウンも?イオンタウンの土地は1.5haで容積率600%なので、実は東口ヨドバシ再開発地に匹敵するスケールの土地ですが、あのイオン系企業が面倒なアセスにかかる案件として事業化するとは思えないので、立体駐車場込で床面5万平米以内と考えると、テナント内容はともかくだいたいの規模感が見えてくる。

イオンタウンは土地取得時点で5年以内の出店と言っていたようなので、それほど急いでおらず居住人口が増えるのを待ちなのかもしれない。とはいえ共同案件の1000人以上の居住人口の住友シティタワーが28年秋に完成なので、そのタイミングには合わせてくるとは思っています。

というのも食品スーパーは1店で1~2km圏内の独占できる足元人口が1万人程度必要。

スーパーの1店あたりの売上が年間10億規模ということからもわかる。

(1万円/人・月×1万人で12億円)

あすとの人口が来年に増えても5千人規模(計画人口でも1.25万人)の中、秋オープンの生協太子堂店も含め3店となり、プラスでヤマザワとイオンというのは、周辺からの集客が前提それでも結構無茶。

あすと外でも、取り囲むようにモール西友・ウジエ長町・長町生協・モリヤ長町一丁目・イオンビッグ郡山もある。

同じようなスーパー戦国地帯の明石台・泉大沢エリアも足元人口だけでは到底成り立たせているわけではない。

その他

ヨークタウンの向かいで、シェルと復興公営住宅に囲まれた山一地所の土地で、テナントビル?の建築が始まっていました。結構土地は広いので、どのような業態になるか気になります。

(11/22 追記)建築が始まっていましたが、ビルという名前でせめて5階建て位のものを期待していながらも、実際はまさしく郊外型店舗です。おそらく、コメントで情報提供いただいていた、ツルハと携帯ショップが立地すると思われます。

ツルハはあすと内だけでも太子堂生協に続いて2店目。向かい側にはヨークタウン内のサンドラッグ。あすと長町は、街中のクリスロードも顔負けのクスリロードになっています。ドラッグストアだけでもツルハ×2、サンドラッグ、カワチ、ウエルシアだし、長町駅前たいはっくるにダルマ(マツキヨ)があるし、ちょっと集中しすぎ。

今回のツルハは、南隣が復興住宅、近くにナイスのマンションが立地しながらも、ヨークタウンには道路を渡るのでちょっと行きづらいことから、近隣集合住宅のちょっとした日用品や生鮮以外の食品を買い物をする場所としての需要も狙っているのは明白。2年後には住不のシティタワーという大口需要も生まれるし。

何度も言うけど、まともな本屋が欲しい(せめて以前のヨークタウンTSUTAYA級の)。書店不況の中、採算性を考えると厳しいのは承知で。

Img_7811

| | コメント (6)

市立病院開院&調剤薬局戦争?

市立病院が11月1日にあすと長町へ移転開院しました。当日はあいにくの肌寒い天気でしたが、救急車のピストン輸送で入院患者の移動も無事終了し、外来はまだ始まっていない段階だったので、当日は比較的落ち着いていた感じ。

Img_7756

新病院レポは、内覧会の記事を参照。

平日は周辺道路の混雑に拍車がかかった感もあります。
3か月遅れでの開院となり、オープンの順番がIKEAと逆転しましたが、
何とか無事に移転が完了し良かった。

病院スタッフの長町一丁目駅や長町駅からの通勤の流れもかなり生まれ、夜などは周辺の飲食店などに多少好影響があるといいなぁと思います。
ただ、長町一丁目駅の新出入口は市立病院とほぼ直結だけに、商店街側に寄り道する誘因が生まれないかと。
あとは、店舗側の努力次第か。

参考記事

長町一丁目駅の新出入口 レポ(8/12)

調剤薬局の陣取り合戦については、内覧会の記事でも取り上げていましたが、新たに2店の開設が判明。

スポーツパークの専門店街の中でも杜の広場に面した場所(旅のレシピやレンタカーのコアラ倶楽部の向かい側)に、おしどり薬局が開設です。この場所は借りられている気配がありながらも、実際の店舗としての利用はなかった場所です。

Img_7749

市立病院の車両やバスのメイン口には、五橋のファミマ横から移転の日本調剤薬局が陣取っていましたが、対抗するようにその横で古いビルの1階を改装して、さくら薬局が開設しました。

Img_7758

そのほか、長町一丁目駅の新出入口からのルート上の新幹線高架下にて、日本調剤がもう一店舗開設していました。

Img_7755_2

Img_7754_2

薬局の横から、市立病院方面を。屋根つきの連絡通路が完成し、ようやく通れるようになりました。

そのほか、既報のとおり

アイン薬局

Img_7654

仙台調剤薬局

P1120306

ウエルシア

Img_6425

と、市立病院オープンを当て込んだところだけでも7店がしのぎを削ります。

そのほかにも商店街側とか、八本松側の近隣にも小規模な薬局はあるし、過当競争の気配ありあり。逆に旧市立病院近隣の五橋側は日本調剤以外でも撤退が相次いでいるのでしょうか。栄枯盛衰ですが、五橋の旧病院跡地も仮に学院大が活用するようになれば、今以上の賑わいが生み出されますし、再開発の行方がどうなるか。



Img_7755

Img_7751_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »