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2014年7月19日 (土)

イクスカのポイント付与の概要が明らかに

もう4か月ちょっと先には使用開始になるんですね。まだまだだと思っていたら、早いものです。

仙台市地下鉄IC乗車券イクスカ ポイント最高25%

 仙台市地下鉄南北線で12月に利用開始するICカード乗車券「イクスカ」で、乗るたびに付与され、たまった分を運賃の支払いに使えるポイントサービス制度の概要が17日分かった。月間の乗車回数に応じて段階的に付与率を設定し、利用頻度が高いほどポイントがたまる仕組みにした。

 イクスカは改札機などにタッチして使う乗車券。南北線での導入後、2015年の東西線開業時に同線と市バス、宮城交通の路線バスでも使えるようになる。
 ポイントは、乗車1回ごとに運賃にポイント率を掛けて付与する。ポイント率は地下鉄、バスともに同じで表1の通り。当月の乗車10回以内なら5%とし、回数が増えるたびに4ポイントずつ引き上げ、51回以上なら最高の25%とした。
 地下鉄300円区間の場合のポイントのたまり方は表2の通り。月42回(1日2回、週5日程度)利用すると計1446ポイント付与され、翌月以降に1446円分の運賃として使える。この運賃支払いにもポイントが付くため、最終的には1633ポイントとなり、運賃累計の13%を占める。
 地下鉄とバスを60分以内に乗り継いだ場合には、別途30ポイントを加算する。東西線開業時から適用する。
 ポイントは、地下鉄各駅の券売機などで1ポイント1円としてイクスカに入金(チャージ)する。いったん入金すれば無期限でポイントを使える。定期券や敬老乗車証などはポイントサービスの対象外。
 イクスカの導入に伴い、現行の磁気カード乗車券は、東西線開業時に販売を停止し、約1年後に廃止する予定。

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詳しくは、市交通局のHP参照

一か月ごとの利用回数により、最大25%のポイントが付くことになり、ヘビーユーザーにとっては、ポイントが多くつき、現在よりもお得に利用できます。

ただ、仮に51回以上/月 乗車しても、付与されるポイントは、それぞれの乗車回数に対応して定められたポイントのみで、トータルで12,3%程度かな。現在のジョイカードの1割増しよりは多少得する計算になるのか。通勤でほぼ毎日利用する地下鉄のみの利用者にとっては。

あまりポイント付与率を高くしすぎると、定期券よりもお得になり、定期の売り上げが減ってしまうから、絶妙なラインで設定したということか。

注意点など、ポイントは、、

1)地下鉄・市バス・宮交バス それぞれで乗車回数は別カウント(東西線開通以降)。

2)ポイントは翌月以降に券売機で交換可能。JRのSUICAとの相互利用開始時には、JRの運賃にも利用可能。

3)地下鉄・バス乗り継ぎ割引は全駅対象で30ポイント/回(東西線開通以降)

1)が、個人的には気になります(バスへの導入後になりますが)。

地下鉄のみの利用者は、現在のジョイカードの10%割増のプレミアムと比較し、得する可能性がありますが、週数回程度の利用者にとっては、当然改悪。

バスのみの利用者にとって、現在は5000円のバスカードだと、期限なしで5850円分使え、何と無条件で17%のプレミアです。

それが、利用回数によっては、ポイントが5%程度になってしまう可能性があること。

また、現在は区別せずに使える市バスと宮交バス。ポイントを意識すると、仮に同区間で並行して走っている場合で両方選べる場合(100円パック区間、八木山、原町、北仙台方面など)でも、どっちかに絞ったほうが得になります。

というのも、市バスと宮交バス、それぞれ1か月ごとの乗車回数が別々にカウントされるため。市バス10回、宮交10回だと、それぞれ5%のポイント付与ですが、市バスだけを選んで20回乗ると、トータルで7%のポイント付与になるという具合。

さらに、市バスと宮交バスだけでなく、地下鉄も含めて、平行している区間(仙台駅~河原町、仙台駅~北仙台など)の利用者は、今まではジョイカード1枚あれば気にせずにどれも使えたのが、ポイントを意識すると、どれかに絞った方が得というのを考えて乗ることになります。

付与するポイントを、どの会社が負担するか明確にするため、シビアに回数のカウントを分けざるを得ないのはしょうがないですが、1枚でどの交通手段も(将来的にJRも)乗れるというメリットと引き換えに、ちょっと面倒になります。

まぁ、泉エリアなど、宮交しか走っていないエリア、東西線の若林区方面などの市バスしか走っていないエリアについては、そんな心配いらないですが。

2)は、券売機での翌月以降のポイント交換とのことでちょっと面倒だし、ついつい忘れそう。特に月数回しか使わないような人は。

ICカード化で券売機の利用頻度が下がると当局は思っているのか、ICカード対応機への入替に当たり軒並み各駅の券売機が減らされていますが、チャージやポイント交換で利用頻度は高まりそう。長町駅や泉中央駅みたいに、イベントや商業施設の利用で混雑するような駅はちょっと配慮してほしいもの。

ポイントがJRでも使えるというのは、利用者にとっては、うれしい点かと。

3)乗り換え割引(ポイント付与)対象駅が全駅に拡大されたというのは、地味に評価できる点です。これまで要望されていた、各方面からのバスが集まる北四番丁駅、沖野方面との乗り継ぎポイントである河原町での乗り継ぎが対象になるほか、

何といっても最大のターミナルである仙台駅での地下鉄-バスの乗り継ぎにポイントが付くことになります。基本ポイントに加え、30ポイント加算というのは妥当なところでしょう。

以上の通り、大分制度の詳細まで見えてきました。

便利さと引き換えに、特にバスカードで紙の回数券時代から続く高額プレミアが廃止となることの痛さを感じますが、2年後にはJR、地下鉄、市バス、宮交バスと、仙台圏の大部分の公共交通機関に1枚のカードで乗れるようになることは、公共交通機関の利用の障壁を小さくすることにつながります。

地下鉄東西線の開通および沿線のバス路線再編では、いろいろと物議を醸しだしておりますが、早ければ来年の10月にも東西線開通という話も出ているようで、激変の時がもう1年数か月後に迫っています。

まぁ、制度の変更で得する人、損する人が出るのはやむを得ないところ。

全国の地下鉄を持つ都市の中で、極端に遅れていたICカード導入が行われることは、素直に喜びたいところです。

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