新仙台市立病院完成間近 その2
さて、完成間近の仙台市立病院。前回のレポートの続きです。
駐車場も舗装、ライン引き、植栽も含め、ほぼ完成しています。IKEAの臨時駐車場とはいわずとも、コインパーキングとして先行的に供用してもいいんじゃない?
なお、この駐車場は、将来建て替え用の予定地だとか。気が早いようですが。
清水小路の現市立病院が1980年から34年で建て替えとなりましたが、耐震性等の問題もありましたので、新病院は40年後あたりの建て替えになるでしょう。市立病院は、現タワービル(一番町)→現病院(清水小路)→新病院(あすと長町)と、ひたすら南下を続けてきましたが、少なくともあと70~80年はあすと長町で診療を行うことになります。
南側には、老人ホームグリーンライフ仙台が入居開始しました。
SHIP仙台ビルとの名称で、1階は調剤薬局等、1,2階にクリニック、他訪看など介護施設が集積しており、上階の老人ホーム居住者の生活サポート機能が集まっています。
クリニック部門は診療開始しているのか、良くわかりません。
ここの調剤薬局は、「仙台調剤」で、明らかに市立病院から病院駐車場利用者や長町駅方面へ向かう患者さんを狙っての看板設置です。かなり目立つなぁ。
先行して立地していた、仙台長町メディカルプラザ内のアイン薬局との一騎打ちになりそうです。ここもクリニックが徐々に埋まってきましたが、市立病院オープンでさらに集まってくるか。市立病院のような大病院は紹介制が原則になっているので、それをあてにしているというのは当然ありますが、SHIPビルを含めて過当競争は否めない。
調剤薬局といえば、前述の新幹線ガード下にJR系で建設中のに加え、病院北側入口の交差点向かいにも、調剤薬局が入る建物が建設中です。
さらに東側には、ウエルシアが5月から調剤取り扱いを開始していますし、東西南北での調剤薬局陣取り合戦の様相が。
一方、清水小路の現市立病院門前の調剤薬局群は軒並み閉鎖を迫られるのでしょうし、そっちは大変ですね。
市立病院に戻って、長町駅方面への屋根つき歩行者通路と看板です。
患者だけでも1日千人以上が見込まれ、医師・看護師・コメディカルも含めた就業者を加えると一日二千人程度の動きが新規に生まれます。来週オープンするIKEAに加え、あすと長町の人の流れがガラッと変わり、その点でも楽しみではあります。個人的にはあんまりお世話になりたくはありませんが
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