みやぎ生協太子堂店他の計画
先日、長町エリアに2店舗の今秋オープンを発表したみやぎ生協ですが、うち太子堂駅南側の太子堂店は、ショッピングセンタータイプの店舗構成です。
大店立地法に基づく申請が出て、仙台市のホームページに計画がアップされていましたので、それを見る限りでは、
(A棟)みやぎ生協・クリーニング店
(B棟1階)ツルハドラッグ・飲食店・整体店
(B棟2階)ゲオ(セカンドストリート)
が店舗構成のようです。生協とリベラという会社での共同開発で、ツルハとセカンドストリートはB棟リベラ側のテナントのよう。
生協側のA棟は平屋、ツルハなどのB棟は2階建ての建物。太子堂駅前は、カワチ・ヨーク・生協とすべてプレハブ平屋建てが多く、仙台市は開発当初ここは泉中央並みの商業集積を云々と言っていたのが、結果的には区画整理された駅前とは思えない超低層暫定商業開発の集積となり、ちょっと残念な面も。
そうはいっても、南側にできる積水ハウスの復興公営住宅への入居者を含め、周辺の住民にとっては、競争も高まりうれしいことでしょうが。南北の大動脈「あすと長町大通線」と、八木山・286・富沢と4号バイパスを将来的に結ぶ「郡山折立線」が交差する地点というのもあり、商業的には注目の場所です。
スーパーとドラッグストアだらけ
太子堂駅前だけを考えると、スーパーは、ヨーク・生協、ドラッグストアはカワチ・ツルハの一騎打ちとなりますが、線路西側にはウジエスーパー及び隣には最近オープンしたツルハ(仙台長町店)もあります。
ツルハグループとしては、仙台館腰線をちょっと南に行ったところにビッグハウスと同敷地のガルドドラッグ(大野田店)もあり、コンビニ並みのドミナント戦略。
また、あすと長町開発エリアで考えると
スーパー:ヨーク×2、生協(今秋)、ヤマザワ(未定)、イオンタウン(未定)
ドラッグストア:サンドラッグ、カワチ、ウエルシア、ツルハ(今秋)、ヤマザワドラッグ(未定)
と、いくらなんでもちょっと偏りすぎなのではと。全く違う魅力の持つIKEAの長町駅前進出で街の魅力が底上げされ、救われた感がありますが、IKEAの進出がなかったらと考えると、ぞっとします。
| 固定リンク
「商業」カテゴリの記事
- あすと長町の近況(R5.9)~新店舗出店&マンション建設中~(2023.09.18)
- ヨドバシ第1ビル 飲食店街 7/14オープン(2023.07.13)
- ヨドバシ第2ビル 複合スポーツ用品店で再始動(2023.06.30)
- tekuteせんだい 更なる増床へ(2023.06.16)
- 札仙広福の人口密度比較 その3 北の200万都市!札幌編(2023.06.07)
「あすと長町」カテゴリの記事
- あすと長町の近況(R5.9)~新店舗出店&マンション建設中~(2023.09.18)
- 宇都宮にLRT ライトライン開業 その2(開業の効果と課題)(2023.09.12)
- tekuteせんだい 更なる増床へ(2023.06.16)
- 札仙広福の人口密度比較 その3 北の200万都市!札幌編(2023.06.07)
- 激化するSC戦争その3 イオンモール名取へ(2023.05.07)
コメント