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2014年4月27日 (日)

IKEA仙台7/17オープン決定

あすと長町に建設中のIKEA。オープン前倒しで7月になるという発表がありましたが、正式に7月17日(木)オープンとの発表がありました。

商業施設のオープンとしては真夏は避けるし、学校の夏休みで客が殺到するでしょうから、オペレーションの慣らし期間もあるから、予想通りの夏休み前のオープン。満を持してって感じ。

外観も完成し、IKEAのロゴ看板も、北側と東側の壁面に設置が終了。

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見た目では、オープン時と何ら変わりません。夜間もライトアップされており、新幹線や在来線電車、近隣の大通りを通過する車、歩行者へのアピールにもぬかりがありません。

周辺への好影響

IKEAのネームバリューはものすごく、隣接地に計画されているイオンタウンのSCよりも当然期待値は高いでしょう。

福岡にオープンしたIKEA福岡新宮も、博多からJRで20分も離れた駅前なのに、近隣のマンションはIKEA効果で完売続きということを聞きました。仙台ではこの震災後の価格高騰による物件供給減の反動もあり、あすと長町を中心とする長町は、IKEA効果もありマンション供給および購入でもかなりの注目を集めています。

最近地下鉄に乗る際、各駅改札付近には、ダイワハウスの「プレミストあすと長町」、野村不動産の「プラウドシティ長町南」 の広告が派手に競っており、長町付近への注目度の高さもあり、結構反応は良いようです。

加えて、大本命の住友不動産のタワーマンションプロジェクトも動き出します。

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前述の2プロジェクトの合計戸数が約310戸に対し、1プロジェクトで400戸を上回る戸数を供給とのことで、住不としてはかなりの覚悟で勝負をかけてくるはず。

他の物件との競合もありますので、スタートダッシュは大事。

そうすると、IKEAのオープン時期に合わせて第1期の申し込み開始し、加えて、共同プロジェクトであるイオンタウンのSC計画も同時期に発表して、相乗効果を期待するということを予想しています。

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イオンタウンは、土地取得決定からちょうど1年4か月。規模は容積率600%なので、12街区側は最大9万平米の床面確保が可能といっても、床面5万平米以上だと市のアセス対象になり、開店が1年程度遅れるから、立駐部分含めて5万平米未満で抑えてくる可能性が高いと読んでいます。その場合、店舗面積もせいぜい1.5~2万平米(イメージとしてはララガーデン長町程度の規模)、IKEAも床面5万平米未満に抑えているのは、同じ理由なのかも。

スーパーの出店ラッシュの陰に

スーパーとしては、このイオンタウン、ヤマザワ両計画に加え、太子堂への生協が今秋出店というのも発表され(モール近くの旧OKスーパー跡地にも)、ヨークタウン×2に加えて、過当競争が増すところですが、続々と出店が決まっているのはスーパーばかり。

IKEAがオープンすることで、周辺の飲食店にも非常に好影響がでるでしょうが、そもそも飲食店といっても、向かい側のマックとスポーツパーク付近、くら寿司、ココイチ位しかなく、あとは線路を挟んだ西側の既存市街地側(森民ビル、ひがしやま、たいはっくる付近)のみ。

1日数千人の来店者が生まれるので、IKEAのレストランは大混雑で周辺にも結構ビジネスチャンスと思いながらも、あすと長町には飲食店が非常に少ない状況なので、今後これがイオンタウンやヤマザワがどう取り込むか、興味深いところ。

なお、ヤマザワの出店予定看板が以前と比べて変わり、医療モール募集の内容がなくなりました。すでに入居者が決まったのか、そもそも変更になったのかわかりませんが、早く計画を進めてほしいもの。

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