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2014年3月26日 (水)

IKEA仙台7月オープンへ

JR長町駅前に建設中のIKEA仙台。順調に建設が進み、外側の覆いが一部はずれ、IKEA独特のカラーが露わになっていました。そしたら、オープン自体の前倒しのプレスリリースが出ていました。7月オープンとのことで、少なくとも学校が夏休みに入る前あたりかな。

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イケア・ジャパン 東北初のストア「IKEA仙台」2014年7月にオープン

2014-03-25 11:00
 
『より快適な毎日を、より多くの方たちに』というイケアのビジョンのもと、1943年に創設され、現在約26カ国に約300の直営ストアを展開するスウェーデンのホームファニッシング企業・イケアグループの日本法人イケア・ジャパン株式会社は、日本で8番目となる「IKEA仙台」を2014年7月にオープンします。(IKEAプレスリリース)
もともと、中高層建築物の予告看板では4月中の建物完成となっていたので、秋オープンとの4か月のずれは、店舗のショールーム部分の作りこみかなぁと思っていました。
実質1~2か月の前倒しになりますが、もともと余裕を持たせたスケジュールだったのでは。夏休み前の時期のオープンであれば、街のにぎわいの点でも大歓迎。うちでも買うのを我慢して待っている家具があるから、うれしいなぁ。

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線路側は、完全に覆いがとれていました。実感が湧いてきます。

結果的に、市立病院と同時期オープンになると思ったら、病院が3か月遅れとなり、IKEAが1~2か月前倒しで逆転しました。やはりコンクリートを使わない鉄骨造は、資材不足の影響をあまり受けないんですね。
過去のIKEA関連記事
向かい側では
リパークの一角は、当初計画通りの歯科医院でした。

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ボーリングもやっていて結構本格的な工事が始まりそうな感じです。暫定利用ではなさそう。工期は半年で9月までの予定です。

太子堂駅付近

スズキアリーナあすと長町が明日の3月27日オープンです。籠ノ瀬からの移転で、あすと内で4つ目のディーラーになります。

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向かい側には、ヨークベニマル太子堂店とカワチが。

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ヨークベニマルの郡山折立線を挟んだ南側には、生協が取得したという空地が広がっています。

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近くには積水ハウスが建設中の復興公営住宅も。さらなる人口増も見込め、幹線道路同志が交差するこの地点は商業的にも注目のスポットです。

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2014年3月24日 (月)

あすと長町の教育環境(保育所・幼稚園編)

今朝の河北で、太子堂駅西側のJR所有地に、市の認可保育所である130人収容の「太子堂すいせん保育所」を4月開設するとの記事がありました。

あすと長町は、マンションや戸建ての建設・入居が進んでいますが、今後大和や住友、ワールドアイシティのマンションも建設予定で、復興公営住宅3棟も含め、数年後には一気に子育て世代の人口増が想定されます。

先日は、小中学校の状況を記事にしましたが、今回は河北記事に関連して、未就学児対象の保育所・幼稚園を取り上げます。

新たにできる太子堂駅西側の保育所は全くノーマークでしたが、太子堂駅東側エリアには、すでにあすと長町こぶたの城保育園があります。限られた土地に設置されているため、園庭は窮屈な感が。でも駅からは徒歩5分少々で便利な場所です。

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隣には、最近サンクスが。あすと長町内で2店目です。

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こぶたの城保育園から東に徒歩数分の場所には、あすと開発前から存在するすがわら幼稚園があります。

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園庭も広く、子供たちものびのびと遊べます。地域から信頼されている幼稚園です。

他、このエリアには、バイパス近くの郡山4丁目エリアにしげる幼稚園・保育園があります。

市立病院近くには、2年前にできた仙台長町メディカルプラザ4階に、ポポラー長町園が。

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ビル内の保育園ながら、園庭は屋上に?また隣接地が杜の広場の公園なので、遊び場所で困ることはなさそう。11月からは市立病院内に勤務者向けの院内保育も始まるようですが、一般利用者にとってはこっちが頼り。

移転オープン間近

郡山の市立〆木保育所が、老朽化&都市計画道路にかかったことで、民営化&移転により、八本松公園隣接地に4月オープンします。

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公設民営のようで、市営時代の名称を受け継ぎ、コスモス〆木保育園という名称です。

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隣の八本松公園内には、ほぼ隣接して八本松児童館が(下写真右奥)。ここも子供たちの遊ぶ環境としては申し分ありません。この公園は間もなく桜がきれいな季節になりますね。

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おまけ

おけいこ事の一種になりますが、4月にゼビオ1階鍼灸院跡にオープンするレゴスクールの写真です。

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いわゆる塾は長町南駅前に集中していますが、別の意味で子供たちの個性を伸ばすきっかけとなり得る、ゼビオ内のグランスポールのスイミング、スポータウン内のテニス、サッカースクール(ベガルタ)、野球スクール(楽天)など、子供たち向けのおけいこ事やスポーツクラブがたくさん集まっている一角です。

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2014年3月23日 (日)

蔦屋書店仙台泉店へ

1年前にオープンし、ずっと行きたいと思いながらも、太白区住民にとってはクルマで休日に泉方面というのは鬼門なので、行く機会がなくこれまできましたが(地下鉄だったら、ベガルタで泉中央まで良く行きますが)、今日は北の方からのクルマの帰りに無理やり寄ってきました。

この泉店がある泉大沢(仙台泉インターシティ)は、大規模店がこれでもかとばかりに建ち並ぶエリア。

イオンタウン泉大沢、蔦谷書店、ホームセンタームサシ、ケーズデンキが挙げられますが、

他、竜泉寺の湯、楽天の2軍球場、ルートインなどもあり、4号バイパスや泉ICが近く、および明石台・成田のニュータウン近くで足元の人口も充実しているという立地条件を生かし、集客力のある店舗等を集めています。

大きな地図で見る

着いたのが20時頃というのに、周辺はかなり交通量が多し。入るのにも苦労しました。

立駐に車を入れ、駐車場の2階から店舗に入ると、そこは店舗の1階にあたることに気づく。

1階は本屋・カフェ・ワイン売り場

入ったところに、早速噂のワイン等の食材売り場が!

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下手な酒屋よりもよっぽど品ぞろえ良し。輸入ビールやつまみなども豊富に並べています。酒だけでなく、リーデルなどのワイングラスなども売場にあり、トータルコーディネートで食生活の提案を行っているところが凄いなぁと。

ただ、たまたまかもしれませんが、ワインを買っている人を見かけませんでした。その売場自体があまりお客さんがおらず。店の狙いと客層のミスマッチを感じたり。泉でこれであれば、太白区だったら。。。

1階には、タリーズが入っています。この形式は、TSUTAYAフォレオ宮の杜店のスタバに共通するものが。ここは相性ばっちりで結構賑わっていました。

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その他、1階フロアは広大な本売場が広がっています。ジャンルごとに本当に豊富な品ぞろえで、間違いなく県内一!場所柄もあり、当然仙台駅前のジュンク堂・丸善と比べて学術関係の専門書はあまりないですが、写真・デザインなどの趣味関係の専門書は充実。また、売れ筋の新書やビジネス書、マンガ本、雑誌などの品ぞろえはかなりのもの。それにゆったり配置されているので、圧迫感がなくいろいろ探していてもストレスを感じず。茶色系統で落ち着いたコーディネートもセンスを感じ、同じ売れ筋中心でも(イオン系の)未来屋書店とかとは全然違うなぁと。

子供向けの絵本・おもちゃ売り場もかなりの面積をとっており、ボーネルンドを置いているところとか、本物志向のこだわりの売り場づくりを感じたり。いやー凄すぎる。逆に、子どもを連れて来たら、手ぶらでは帰れない怖さもありますが。

2階はCD・DVD(レンタル/セル)、文具、雑貨売り場

レンタル部分は面積は大きいにしても、あまり他の店と変わらないかなと思い、さらっとしか見ませんでしたが、雑貨売り場は食を中心としたライフスタイルのコーディネートにこだわった品ぞろえ。キッチン用品・食器・カフェ用の道具など、見ているだけで想像が膨らむようなものばかり。

また、カフェとは別に2階にこのような休憩場所もあります。片隅に(無人の)タリーズのミニカウンターがあったので、昼間などは出張販売があるのかな。

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いやー、近くの方は本当にうらやましいです。

この仙台泉店は、震災前に完成したSBIが計画した商業施設が、テナントが入らずに数年空き店舗のままでした。その大きな建物を活用できたので、ゆったりとした1万平米規模の店舗面積で出店できたようです。なので、都心部も含めて賃料が高い場所ではこの規模での出店は厳しいでしょう。

ただ、そのためだけにわざわざ行くかというと、難しいかな。クルマで書店に遠出するというのは、休日の泉の渋滞を考えるとやはり躊躇してしまします。

今日も、4号バイパスの渋滞が収まるまでの時間つぶしもあり、ついでで寄ったというのもありました。

蔦屋書店は、多賀城駅前再開発ビルに図書館と併設での出店がほぼ決定していますが、北部・東部に続いて、南部の長町近辺へ出店してくれれば気軽に行けるのに。仙台圏には5000平米程度の店舗をあと2箇所程度出店したいとのことだったので、期待しています。

関連記事

 読書の秋(仙台書店事情)(13/9/1)

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2014年3月16日 (日)

続 現在のあすと長町の近況(H26年3月)

注目のあすと長町の動きについて、今月初めレポの続編です。

関連記事

現在のあすと長町の近況(H26年3月)(3/1)

あすと長町のドラッグストア(3/2)

14街区(リパーク)

twitterでも発信していましたが、前編で長町駅東口リパークの値上げ&駐車場縮小について取り上げていた件について、IKEA側の交差点部分に面する駐車場縮小部分が白いフェンスに囲まれ、駐車場以外の別の目的での活用を図るようです。

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そもそも当初、駐車場としては敷地の3/4程度しか使われておらず、残り部分を最近整地して全面駐車場として活用し始めたところでした。

この土地は、落札時点では新潟県の医療法人が「大規模歯科診療所」を開設という情報でしたが、現在の所有者との関係も、今回の土地活用がその目的かもわかりません。中高層建物であれば掲示される予告看板類がないので、平屋の暫定利用かなと思っています。敷地的には、コンビニかなとも思いながら、ちょっと駐車場が広すぎる感も。コンビニ予想はことごとく外れているので、あまり自信満々には言えませんが、近隣のサンクスが広い駐車場で大成功なので、本格利用に向けていつでも撤去できるような暫定利用であればその路線もありかもしれません

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サンクス向かい(長町八木山線沿い)

その大人気のサンクスの道路を挟んで北側で、イオンタウン予定地の東側。

長町八木山線と、あすと長町環状線の交差点角部分です。こっちも全然気づきませんでしたが、もう建物が出来ており、看板からすると店舗であることは確定です。

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発想が貧しいからか、これもコンビニに思えてきますが、コンビニにしてはちょっと大きめというか、つくりがなんとなく違うような感もあり。

駐車場はあまり広くないかも。ここも間もなくわかるでしょうから、追ってフォローします。

28街区(遊技場)

年内オープンと言われながら、遅れていましたが、長町駅にも店員募集のポスターがあり、間もなくのようです。立駐部分を含めて6階建て位で、結構な存在感があります。

場所は、言わすと知れた仮設住宅の目の前。これについてはコメント不要ですね(写真が逆光ですみません)

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26街区(復興公営住宅&分譲マンション)

ワールドアイシティの買い取り復興公営住宅の建設が始まっています。震災から3年経過しましたが、これらの仮設住宅からの移転先が完成しないことには、被災者の方々の生活再建も進まないわけで、工事がどこも遅れている状況ではありますが、なるべく早い完成を望みます。

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奥はナイスのマンション。結構立ち上がってきました。既に完売のようです。

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その他

12街区イオンタウン予定地は動きがありません。同敷地内の河川国道事務所は、外構工事真っ最中で、移転に向けてラストスパートのよう。

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くら寿司横のウエルシアは内部に什器が設置され、駐車場も舗装されて、今月中にはオープンしそうな感じです。

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今回は、写真中心で手抜きになりましたが、前篇のフォローをしてみました。

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2014年3月15日 (土)

続 注目の若林区!

先日の若林区特集の続編です。

若林区といえば、開業が来年に迫る地下鉄東西線。その終点駅が設置される荒井地区は、車両基地も設置されるなど、南北線の富沢駅のようなポジションで、現在急激に開発が進んでいます。

もともと、仙台市直接施行の荒井土地区画整理事業が長年行われていましたが、立地条件にしては高いと言われ、地下鉄開業まで先の話だった時期は、保留地処分に苦戦している面もありました。

 しかし、地下鉄開業が近づいてきたこと、東日本大震災による津波被害がこの地区まで辛うじて及ばなかったこと(東部道路のおかげ)、被災した荒浜地区や岡田地区等からの移転先としての注目が集まり、さらに、予定されていた周辺の土地区画整理事業地区は、荒井駅南側の「荒井東」、その南側の「荒井南」、その西側で、ケイヨーD2付近から若林郵便局近くまでの田んぼを埋める「荒井西」の3つの区画整理事業が、それぞれ復興公営住宅の建設地、集団移転地として、今盛んに工事が行われており、若林区の中では注目の地区となっています。

それに、仙台東部道路の仙台東ICも近接しているので、北部道路も開通し三陸道・常磐道も延伸が進んでいる今、東西南北どこに行くにも便利な立地条件。一般道でも産業道路で街中まで15分程度だし、仙台バイパスにも近接しているから、とっても住みやすい街です。さらに地下鉄が出来るとなれば、鬼に金棒。

荒井駅周辺

荒井駅は、東側を地下鉄車両基地と仙台東部道路で駅勢圏が狭くもったいないですが、その分南側に新しい「荒井東」の事業が進行中で、若林区では第一号の復興公営住宅も間もなく竣工予定です。

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駅前には、これまた新設される若林警察署(南署から分離)、病院等が建設されるそうですが、地下鉄のターミナルかつバスとの乗継拠点となる駅前だけに商業施設等が期待されるところ。

ただし、現時点では、具体的な話はありません。荒井地区はもともと車の便が非常に良く、地区内に多数のスーパー(ヤマザワ、スーパービッグ)やホームセンター・ドラッグストア等(D2、コーナン、カワチ、ツルハ、ドンキ)、各種専門店、飲食店がバランスよく立地しており、全く不便を感じない地区。地下鉄開業しても、大型SCが駅前にできない限り、地区が駅中心の構造に変化することは難しいのではないかと思います。

なお、すぐ北側の産業道路付近では、飲食店の中でもラーメン店激戦地になっており、ラーメン好きにはたまらない場所。このラーメン店が集積するエリアと言うのも、クルマの通行量が多いところ、トラックドライバーが立ち寄りやすいところという傾向もあるので、この地区の性格を言い当てているような。

荒井南・荒井西 区画整理地

一方、駅から多少離れた「荒井南」「荒井西」では、スーパー、ホームセンター、家電店など多くの出店希望が出ているとのことから、やはり荒井地区は車社会の町であります。

両地区は、当初、事業が成功するかかなり懐疑的な状況でしたが、こちらも震災が起こったことで災害公営住宅や集団移転地として、重要な役割を果たすことになりました。

これまで不自然に、田んぼが広がっていたエリアですが、市街地の穴を埋めるように造成・市街化されます。

大きな地図で見る

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写真は、ケイヨーディツー仙台東店付近の工事状況。

なお、荒井西地区は、駅から多少離れており、地下鉄を利用しようとすると微妙に不便。でも最寄りの六丁の目駅までは平坦な道なので、自転車であれば余裕かな。そもそもここに住む人は、あまり地下鉄の利用をあてにしてなさそうな印象があります。

六丁の目駅と荒井駅の2駅利用可能

両駅とも地区の縁辺部ではあるものの、荒井地区のほぼ全域が駅から1.5km圏に入ります。なお、運賃は、仙台駅からだと、六丁の目駅まで250円、荒井駅まで300円となるので、六丁の目駅の方が利用されるのではと。おそらく六丁の目駅でも十分座れるでしょうし。また、六丁の目駅は産業道路沿いにできますが、周辺の流通団地の再開発により、SCなどの立地可能性も高く、将来性も上。

荒井駅は地区の東端なので、荒井駅に向かうと遠回りするような抵抗感が。

もちろん運賃は行き先によって異なり、南北線に乗り換え勾当台公園だと両方300円になるので変わりませんが。

東西線沿線唯一の新規区画整理

荒井地区の開発については追い風が吹いているとはいえ、東西線の新規沿線開発は、この地区のみなので、ここの開発がの成否が東西線の成功の命運を握っている感があります(なお西側の終点の八木山動物公園駅徒歩圏では、新規開発の余地はなし)。

現在区画整理が同時進行的に進められているとはいえ、広大なエリアの開発なので、地下鉄開業後5~10年かけて街が出来上がっていくことになります。長期戦ですが、ここの開発には期待していますし、是非成功してもらわねばと思います。

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2014年3月13日 (木)

仙台駅前にパルコ新館計画

1月末に発売の仙台経済界の別冊特集号に、日通所有地へパルコの新館計画がある旨は記事にありましたが、今朝の河北が1面に記事にしていました。これで、中央南地区でのまとまった再開発計画は完全に瓦解ながらも、シネコンを導入する計画もあるとのことなので、これさえ実現すれば、個人的にはまぁいいかと思ったり。今の状況よりは少なくとも大分良くなります。。

仙台駅前にパルコ新館 16年開業目標、シネコン併設も

ファッションビルを展開するパルコ(東京)が、仙台市青葉区のJR仙台駅西口に新館を建設する方針を固めたことが12日、分かった。店舗スペースに加え、シネマコンプレックス(複合型映画館)の併設も検討している。年内にも着工し、2016年中の開業を目指す。
 建設場所はファッションビル「イービーンズ」隣の約3300平方メートル。現在は駐車場として利用されている。所有する日本通運からパルコが長期で借り受け、建物を建設する。両社は近く賃貸契約を結ぶ予定。
 新館の規模は地上8階程度が想定されており、延べ床面積2万平方メートル以上が見込まれる。仙台駅西口では「仙台パルコ」に続く2カ所目の店舗になる。
 関係者によると、低層階を物販スペースに充て、上層階に市中心部では初となるシネコンの入居を検討している。ファミリー層を含めた幅広い集客を図るという。
 建設予定地を含む周辺の開発をめぐっては1990年代以降、大手百貨店の西武と大丸の進出計画が浮上したが、いずれも頓挫した。
 パルコは近年、福岡や広島など地方都市で事業拡大を図っており、札幌市でも16年春に別ブランドの商業施設「ゼロゲート」の開業を計画している。仙台市では来年、市地下鉄東西線開業もあって、集客増が可能と判断したとみられる。
 08年8月オープンの仙台パルコは、仙台駅西口の再開発ビル「仙台マークワン」の地下1階~9階に入居。若者向けの衣料や雑貨、飲食など約150店がテナントに入っている。
 新館建設について、パルコ広報室は「当社として決定した事実はない」と話している(3/13河北)。
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仙台経済界の記事を見た時には、ここまで話が出ているということは、可能性はかなり高いんだろうなと思っていました。パルコは現在の店舗オープンの際に将来的には新館もというコメントは残していたので。

現店舗と離れた新館に

ただし、現店舗隣接地とか近接地の方が、相乗効果が発揮できるので、アエルの中途半端なテナントリーシングの1~4階を一括で借りて新館化するのがベストだろうなと思っていた。141ビルのテナントを退去させて三越に一括貸し・別館化という例のように。

ただ、アエルは幸いにも仙台市が高値で売り抜けることができ、ビルの所有者が変わってしまっているので、なかなか交渉は難しいでしょうし、、さくらの付近もエデンのところも再開発はだいぶ先。となると、再開発に頼らない単独所有地でスピード感を重視して事業化するとなると、日通のところが3300平米とのことで、容積率は600%だから、延床面積20000平米程度は確保可能(一帯の再開発であれば、容積率UPがあったのですが)。そうすると、売り場面積としてはせいぜい1万平米超とはいえ、現店舗が13200平米であるのと比べて一回り小さい程度。3年以内にオープンできるということであれば、こっちに舵を切るのも止むを得ないかと。

駐車場の確保

それに、再開発が瓦解したのは、角のエンタツが協力しなかったからと言われていますが、そもそもどのような形であれビルを建設する場合は、ビル利用者用の駐車場は必要であり、このエンタツ駐車場と東側の弘進パーキング部分を提携駐車場とすれば、役割分担で相乗効果を発揮できるかと。パルコ新館部分でも駐車場の設置を最小限にすることができる。弘進部分も立体駐車場化して収容台数を高めればなおさら。

なぜパルコ?

なお、以前から興味を示していた丸井も同じファッションビルとはいえ、この面積で単独進出だとちょっと狭すぎるからなのか。ましてや百貨店はとても無理な面積。既存店の新館扱いとして丁度良い面積ともいえるのかも。

この敷地面積で8階建てというのは、隣のイービーンズと同じようなボリューム感。そうすると縦長感は否めず、最上階にシネコンを持ってきて、その付近に現店舗と同じような飲食店街などを持ってくるというのが王道の配置かな。シャワー効果を狙うということで。

このブログでも、長年都心部へのシネコン設置について訴えてきましたが、現パルコ再開発にも入居せず、現在進められている仙台駅再開発も規模縮小からエスパル専門店街の拡張的な感じで場所をとるシネコンは無理でしょうから、パルコ新館への進出には本当に期待しています。

隣のイービーンズとの関係

隣のイービーンズも、かなり建物は老朽化しながらも、震災後の4階以上の一部減築に合わせた耐震補強で、4階部分の杜のガーデンテラスや、上階はジュンク堂を中心とした書店ビルとして特化したコンセプトなど、個性的な商業ビルとして復活しているので、隣接する商業施設同士でのコラボレーションで面白い展開は可能。

イービーンズも、せいぜいあと10年程度でしょうから、隣接の電力所有ビルやプレイビルなどを合わせると7千平米程度の土地は残る。なので、残地部分での再開発の可能性はあるから、それほど悲観すべきものではないかなと思いました。

地下鉄仙台駅との接続は?

また、地下鉄東西線開業後1年以内のオープンを目指しているとのことですが、日通パーキングの場所であれば、現在の地下鉄仙台駅南口改札付近からツタヤ前に出る階段付近からうまくつながりそうなので、地下1階コンコースから直接店舗へ出入りできるようになればいいなぁと。弘進パーキング敷地内に設置される東西線用の新設地上出入口からはパルコへの接続は難しそうですし。

そうなると、地上8階程度との観測ですが、この立地条件であれば加えて地階売場を設置して地下鉄直結の売場を設置しなければ、パルコ側としても出店する意味はない。東西線も含めた地下鉄の利用者増も図れるし、ともにwin-winの関係に。

駅前商業環境の激変

仙台駅東口再開発でのエスパルの増床部分は商業床面積1~1.5万平米が平成28年春にオープン予定。それに続いての1万平米規模の商業施設の誕生です。

パルコとしては正式発表はしていませんが、こういう記事がでるということは発表直前でしょうし、正式な記者会見やプレスリリースが楽しみです。

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2014年3月 8日 (土)

来週はJRダイヤ改正

1週間後の3月15日(土)に、恒例の春のJRダイヤ改正があります。

新幹線の改正内容

今回の目玉としては、東北新幹線「はやぶさ」の320km/h統一化に合わせた増発でしょうか。

これまでは、はやぶさでも(スーパー)こまち併結だと320km/運転ができず、所要時間にばらつきがありましたが、このダイヤ改正からは、こまち併結のはやぶさも320km/運転で、仙台―東京間がほぼ1時間35分未満となります。

それにあわせて、はやてがはやぶさに移行され、はやぶさとしては仙台―東京間は1時間1~2本の運行となります。

3月15日からの仙台駅発時刻表

早く、便利になることは好ましいこと。

ただし、はやてと10分程度しか所要時間が変わらないのに、はやぶさだと追加料金300円となり、強制値上げの面もあります。

在来線の改正内容

大きな変更はないようですが、

○アクセス線

一番変わるのが、年末の記事でも取り上げた、空港アクセス線の夜間帯の増発と、バーターでの昼間時間帯の減便。

参考記事

アクセス鉄道の魔の時間帯改善(H25/12/25)

この判断は非常に英断と思いながらも、たった1本分を昼間から夜に移しただけなのに、午後の時間帯が概ね1時間3本→2本で概ね30毎ながらも40分待ちの時間帯も発生し、あっちを立てればこっちが立たず状態だなぁと。

結局昨年春からこの改正前まで運行する空港→名取間の臨時列車1本分は減便になった格好。ただ、このような臨機応変な対応が不可能ではないことが分かったので、同じような不便な時間帯の穴埋めで、空港⇔名取の区間列車を運行できれば、空港利用者にも沿線住民にも便利になると思います。

現時点で比較的早い終電(仙台駅22時52分発)の補完で、もっと遅い本線に接続する区間電車とかがあっても良いと思う。従来空いてたので好んで乗っていたアクセス線が、結構夕方以降を中心に混みあうようになったと感じていました。沿線の区画整理地居住者もほぼ計画人口通りに増えているとのことで、空港利用者も重要ですが、毎日乗ってくれる住人向けの利便性向上も図っていただければ。

アクセス線新時刻表 (仙台駅発)

○本線上り方面(仙台駅以南)

上記のアクセス線の夜間増発の影響で、21時台は便利になっていました。

改正前:01 26 31 39 58

改正後:01 14 26 39 49 58 (太字はアクセス線)

アクセス線も夜間帯概ね30~40分おきから、概ね30分おきと使いやすくなり、また本線の仙台→名取も、概ね10分おきでほぼ等間隔になり、だいぶ便利になったと感じます。JRもやればできるのに!。ただし、22時台はこれまでよりひどく、名取まででもほぼ30分待ちを強いられます(館腰・岩沼はほぼ40分待ち)。やはり、あちらを立てればこちらが立たず。

○仙石線

現在は高城町止まりなので、石巻まで行かないんだったら快速って意味ないよなぁと思っていましたが、今改正で快速から各駅停車への変更が行われ、快速で残るは1日5往復のみとなりました。

ただし、その5往復のうち、午前中10~12時の本数が少ない時間帯に3本が快速(仙台⇔多賀城 無停車)として残っているので、この時間帯の榴ヶ岡~中野栄の利用者にしわ寄せがきているというのは変わっていません。あおば通方面は25分待ち連発というのはちょっと気の毒。

いつも思うのは、仙石線は仙台駅近辺の地下化に加え、最近は多賀城駅前後の高架化も終了し、小鶴新田駅の新設など、設備面では改良がコンスタントに行われているのに(地下化・高架化の連続立体交差事業は、踏切の解消が主眼というのは分かっていますが)、本数面をみると、昼間を中心に過去よりも不便になっているような感があります。

昔は、関東以北唯一の<時刻表見なくても乗れる>国電型ダイヤと言われている東北唯一の路線でしたが、今は地下鉄は別格としても、JRでも本線の仙台⇔名取に完全に見劣りする状態。朝晩は本数が多く、地下鉄への乗り換えも便利、雨風に比較的強いのは利点ですが。

2015年に予定されている、仙石線⇔東北本線 の相互乗り入れに合わせて、石巻からの快速系統は殆どが本線経由になるのでしょうから、それを機に設備が整っている仙石線の複線区間<あおば通⇔東塩釜>を各駅オンリー&等間隔ダイヤ化して、利便性を上げていってほしいと思います。

あと、個人的には、楽天の試合終了時の臨時列車を含めた観客輸送を、しっかりやって欲しいです。せめて10分間隔程度になるように臨時を出してくれれば。

おまけ

 先日JR仙台駅のホームで気付いたこと。

駅全体が、東西自由通路の拡幅とエスパル増床&ホテル建設のために、いたるところ工事中の状況で、特にホームのあたりはそれが顕著。

アクセス線の3・4番線のホームで工事をしていてホームが狭くなり、混雑しているとおもったら、その工事部分の地下に謎の階段が!地下南口改札につながる階段の増設かと思いながらも、どうみても古い階段でなんだろう?と疑問でした。

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ネット上の情報からすると、過去に使用停止になってふたをされていた階段が、日の目を見て、再利用されるのではとのこと。そんな階段が過去にあったなんて知らなかった!

この南側ホームから地下コンコースに降りることができる階段(エスカレーターも?)が復活すれば、地下南口改札を経由して、来年開業の地下鉄東西線改札への最短乗り換えルートとなるので、現在の2階コンコースへの階段・エスカレータに集中している流れの偏りを改善する面での効果はありそうです。

ただ、工事中でも感じましたが、ホームがやたらと狭くなり、メインの2階コンコースへの流れを阻害していることは、地下階段復活後でも変わらないかと。5.6番線ホームは比較的広いので問題なさそうですが、3・4番ホームのところの狭さはいかんせん改善できない。

地下コンコースへの利用者誘導による2階コンコースに向かう階段の混雑緩和を本気で考えるのであれば、この地下コンコース経由で仙石線地下コンコースへ直接向かうことができる地下通路延長により、仙石線への乗換利用者を誘導することが有効だと思います。

今は、1階ホーム⇔2階コンコース⇔地下1階仙石線コンコース⇔地下2階ホーム

への移動を強いられているので、本気で腹が立つレベル。

あっちを立てれば、こっちが立たず。JRがやることはどれもそんな感じになってしまいます。

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2014年3月 3日 (月)

あすと長町のドラッグストア

市立病院が11月に移転開院予定であるほか、前の記事でも取り上げましたが、多くのクリニックが続々と進出するあすと長町。またマンションの建設も進み、人口増が見込めるなか、今春時点で、建設中も含み3つのドラッグストアがバランスよく点在することになります。

中央部にはサンドラッグ
まず、地区内に初めて進出したのが、ヨークタウンの中のサンドラッグ。2009年秋にオープンし、早5年目に入ります。
1階でヨークベニマルとの並びにあり、買いまわりも楽。価格もこのエリアの中では十分安めで、品ぞろえも良く、いつもレジ待ちがあるほどにぎわっています。

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南部にはカワチ
次に、太子堂駅前に震災後進出したのはカワチ。2012年春にオープンしています。意外でしたが、太白区内への出店は初だったとか。
当時は太子堂駅近辺にスーパーがなかったので(現在はヨーク太子堂店が隣り合わせに立地)、乳製品や麺類など、生鮮品(肉魚野菜)以外の売り場も大きく確保し、周辺住民の利便性向上に貢献していました。

太子堂駅前また周辺には、個人のクリニック等が建ち並び(皮膚科、歯科、内科)それらの調剤薬局としての役割も担っています。
何よりも駅前でゲートなしの無料駐車場付きというのは行きやすいところ。

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北部にはウエルシア
 現在くら寿司南側にせっせと平屋の建物を建築中なのが、宮城県初進出のウエルシア。首都圏から福島までは結構店舗展開しているようです。

周辺の市立病院とSHIPビル内のクリニックモールを対象にする調剤薬局は当然入る他、周辺のマンション群やSHIPビル(グリーンライフ仙台)に入居する約300名の高齢者の日常品最寄り店舗となります。

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これはカワチと同じような戦略ですが、周辺にスーパーがないエリアなので、生鮮品以外の食品にも力を入れるようです。また、ここの特筆すべきは営業時間の長さ。他店の例や求人情報からすると、夜23時か24時まで営業するようです。

この辺りは、なぜかコンビニもないので、コンビニ代わりの需要も取り込むことができるのでは。なお、このウエルシアの出店で、あすと長町北部地区として近隣の未利用地は完全になくなりました。(空き地は、大通り向かい側のSHIPビルとゼビオの間のみ)。

 コンビニといえば、あすと長町でも太子堂駅寄りの方は、ローソン×2、セブンイレブン、ツタヤ向かいのファミマに加え、最近こぶた保育園の並びにオープンしたサンクスと、かなり充実しており、ないのはミニストップ位?スーパーもヨークに続き生協が土地を確保しているなど、太子堂駅も目の前だし、住むにはあすと内で一番便利なのではと。
  一方、あすと長町でも中央部の長町駅東口付近のコンビニは、マックの東側のサンクス位で、市立病院建設地を含めた北側は皆無です。

あすと長町でも、太子堂駅寄りの南側は、信号や交差点も密に配置され大通りの向こう側に渡りやすいヒューマンスケールな街並み。仮設住宅がある38街区を除いて小規模な換地が多く、また旧地権者の移転地やナイス、アルスイートの分譲マンション、賃貸マンションなど、住宅がほぼ立ち並んでいるほか、地区外隣接地の市営住宅、国家公務員住宅があり、人口的に稠密なのもあるのかな。

 

北側も、あすと長町の中では最初に土地利用が開始され、マンションも数棟建ち並んでいます。地区外では従来からあるサンハイツ系の3棟のマンションも含め人口は結構いながらも、結果的に適度なサイズの土地が残らなかったためなのか、コンビニもスーパーも空白地帯になっていました。(サンハイツ前のローソンは昨年閉店)

長町駅前にヤマザワドラッグも

加えて、ヤマザワドラッグもスーパーのヤマザワと併せて長町駅前に計画されているので、将来的にあすと長町内はドラッグストア4店舗がバランス良く配置され、しのぎを削る状況に。スーパーも過当競争が言われていますが、このドラッグストアもそれぞれの色を出しながらも、競争が激しいので、どうなっていくのでしょうか(写真再掲)。

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なお、個人的に良く使っているのは、たいはっくる地下のダルマ薬局。地下鉄の長町駅を降りて地下で直結しているいうのはやはり便利。マツキヨグループの傘下に入り、品ぞろえや価格面でも良くなったように感じます。このような店は長く続いて欲しいところ。かつて長町商店街では清水薬局もありましたが、会社ごとなくなってしまいました。最近影が薄い商店街側にも頑張ってほしいところです。

過去参考記事

あすと長町にまたまたクリニック(H25/12/27)

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2014年3月 2日 (日)

栗原市に医学部新設?

学院大側の合意がとれなかったため、厚生病院と福祉大の連携が前日発表になったとのことでしたが、詳細の構想が厚生病院、福祉大側から発表になりました。

医学部新設 仙台厚生病院、東北福祉大と連携発表

東北への医学部新設を目指す財団法人厚生会仙台厚生病院(仙台市青葉区)の目黒泰一郎理事長らは28日、宮城県庁で記者会見し、連携先に東北福祉大(同)を選んだと正式発表した。校舎や大学付属病院は栗原市内に整備する方針。付属病院の病床確保に向け、栗原市立栗原中央病院と市内の県立循環器・呼吸器病センターを、それぞれ市、県から移譲してもらう意向も示した。

 構想によると、医学部は定員100人。栗原中央病院は職員を含めて譲渡を受け、近隣に校舎と付属病院を建てる。センターは県に廃院にしてもらい、規定病床数や職員を譲り受けたい考え。
 目黒理事長は「福祉大は看護教育の蓄積もあり、医学部開設の理念を共有できた。医師不足が深刻な宮城県北沿岸の扇の要になる栗原に立地を選んだ」と話した。
 会見に先立ち、目黒理事長と福祉大の渡辺信英学長補佐、佐藤勇栗原市長は村井嘉浩宮城県知事と県庁で面会し、センター移譲を要請した。
 村井知事は「まずは職員の意向を確認し、早急に検討したい」と述べた。記者会見に同席した佐藤市長は「地域の医師不足解消につながる」と医学部新設を歓迎し、栗原中央病院の譲渡に全面協力する姿勢を示した。
 福祉大と共に厚生病院と連携協議を進めてきた東北学院大(青葉区)は同日、仙台市内で記者会見し、協議継続と医学部設置を断念した経緯を説明した。
 文部科学省は、13年11月に東北地方の大学1校に医学部新設を認める方針を発表した。ことし5月にも新設構想を受け付け、早ければ15年春の開学を目指す。医学新設構想は東北薬科大(同)も13年10月に公表している(3/1河北)。

学院大は、泉キャンパスの土樋キャンパス周辺への統合を検討している最中であり、医学部キャンパスを設置する場所も含めてなかなか学内のコンセンサスが難しかったのだろうと推測します。

これまでは、東北に医学部1校新設といいながらも、実際は仙台市内での開設をめぐっての市内既存大学3校間の競争と言う構図ができており、石巻市が校舎誘致といいながらも、あまり実現性のないことと思われてきましたが、さらなるダークホースである栗原市が本命に躍り出てきました。

仙台市内では、附属病院に必要な600床の病院が設置できないとのことですが、これが前提条件になってしまった感が。厚生病院の409床だけでは不足で、追加で増床するにしても仙台医療圏では病床過剰の状態だから不可能だとか。

でも600床必要というのも、やりようでは400床でも可能だと思うし、厚生労働省からの条件についても、いろいろと裏の動きがありそうで、良くわからない部分も多いですが、結果的にこの条件を厳格に解釈するのであれば、仙台近郊では既存の600床以上の病院は、東北大学病院と国立仙台医療センターのみであり、病院の経営権(病床の権利)を買い受けるなどのウルトラCを使わない限り、新設医学部は設置不可能とのことになります。それは薬科大学側(一般病床420床、精神病床46床)も同じということに。

そうなると、福祉大+厚生病院連合が栗原に設置するという計画が、県や栗原市を交えての調整がうまく行けば、ほぼ決定となってしまいます。

地域医療への貢献と言う観点では、病床・医師過剰区域の仙台に開設するよりは、医師不足の地域に医学部を開設する方が評価が高そう。

確かに栗原市は、医師不足が言われ、基幹病院の栗原中央病院も医師不足に苦しんていて、患者も栗原市に隣接した、医師も診療科も充実した大崎市民病院へ流れている実情がありました。県で定めた医療圏も大崎と栗原は統合となり、県内最大の面積を持つ栗原市単独での医療体制維持が厳しさを増していたところ、病床数が余っていたことを逆手にとった構想です。

実現性は?

あくまでも、様々な調整が進めば、大本命に躍り出ることになると思いますが、とはいえ、ハードルは高い。

1.病床数の権利の譲り受け

市立栗原中央病院(300床)を病院丸ごと譲り受けの上、県の循環器呼吸器センター(150床)を廃院にして病床数の権利とスタッフを譲り受け、加えて医療圏の余裕病床数(150床)を加えて600床を確保するという大胆すぎる提案です。

栗原中央病院については、公立病院として国?から建設費の補助を受けていたり、まだ建設時の借金が残っていたり、運営にあたっての累積赤字があるのならば、その処理も結構大変なのではと思います。また公の財産を簡単に民間に移譲できるのかというところ、また職員の身分の問題もあり、それは循環器呼吸器センターの廃院を求められている県も同じ。

また、循環器呼吸器センターは、仙台日赤の結核病棟の閉鎖後は、県内唯一の結核病床(50床)を保有している重要な病院であり、その役割もあるから簡単に廃院にはできないと村井知事も言っています。

もちろん、栗原市長は全面的に協力すると言っており、また村井知事にとっても、県の立場からすると、仙台圏に新設されるよりは医師不足が深刻な周辺部に設置の方が望ましいのは明らかなので、できる限り協力するでしょう。

2.教員の確保

1.については、困難ながらも県と栗原市が協力すれば、何とかなるかもしれませんが、100名を超える医師・教員の確保をどのように行うか。仮に仙台に設置であれば、非常勤を含めてかき集めることもやりやすいですが、栗原市設置であれば、新幹線や高速道路利用でも仙台から実質1時間以上の移動距離なので、兼務で集めることも含め、自前でほとんど確保する必要あり。

地域医療に影響を及ぼさないよう、東北の医療機関からは医師を引き抜かないという条件があるので、額面通り受け止めれば、東北外から集めるにしても、ただでさえ医師が来てくれない地域だったのに、ここに赴任してくれる医師を100名以上集めることができるのかが不安に感じます。医師・教員の殆どとは言わないまでも、半分以上が仙台から通勤という条件を飲んで採用ということになりかねません。かなりの高待遇で。それでも集まればよいのですが。

また、仙台厚生病院の医師が兼務するにしてもちょっと遠すぎて、一部にとどまるでしょう。

なお、仙台では、大病院と中小病院の棲み分けが行われており、大学病院のような大病院には紹介状がないと行けないですが、、栗原でこの計画が実現すれば、市立病院を継承するという性格上、実質的にこの大学病院のみで、風邪等の軽傷から重症まで全部対応しなければならない。一般的に、そのような病院に医師は来たがらないと聞いたことがあります。。医師は専門性を高めることを望むので。

3.600床分の需要確保

人口7万人の栗原市に600床規模の大学病院を設置することで、入院患者は大学病院の高度な医療を期待して周辺の自治体からも集まってくるかもしれませんが、しかし600床は多すぎる。さらに外来患者は、地域内の公共交通が壊滅的な地域であり、あまり遠方からの来院は期待できない(高速交通網は発達しているけど)。

大崎市には500床規模の大崎市民病院がありわざわざ栗原市までは行かないだろうし、登米市あたりからは期待できるかもしれませんが、医学部の経営は大丈夫でも大学病院の経営的にも大丈夫かな?と思います。

4.その他

最も競合するのは、同じ県内の<国立>東北大学病院ではなく、同じ東北新幹線沿線で、1時間の距離の<私立>岩手医科大学(岩手県矢巾町)なのではと。ここは結構宮城県からの入学も多いようですし、”私立”と言う面から、学費が同じ水準なので、学生募集面でもどうなるか。岩手県側からの反対が大きくなるような気がします。

宮城県内として考えると、石巻、気仙沼という医師不足が叫ばれている被災地にも比較的近い栗原市と言う選択肢は悪くはないかと思います。また、東北新幹線沿いなので、医師・教員、学生獲得と言う面でも、石巻に比べると勝っているのは明らか。東北地方の他県からのアクセスも比較的容易です。

栗原市とすれば、医療過疎地域であることを逆手にとっての誘致が成功すれば、大学病院ができ、多くの診療科が開設され、医療に関してはほぼ市内で自給できることになるほか、学生やスタッフの市内定住も期待できるので、反対する要素はないかもしれません。

まぁ、学生にとっては、勉学に集中できる場所ではあります。。。

個人的には、仙台以外であれば、同じ県内の小都市だと白石あたりで可能性がないのかなと思いました。栗原と同じく新幹線、高速道路があり、仙台(東北大学)と福島(県立医科大学)の両国公立医学部を補完する私立医科大学という点では。両都市からの医師・教員の派遣と言う点でも栗原よりは、ある程度容易ですし。

早ければ来春の開学とのことで、スケジュールはタイトです。この福祉大+厚生病院側の計画を受けて、薬科大側はどのような対抗策を出してくるか、興味深いです。

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2014年3月 1日 (土)

現在のあすと長町の近況(H26年3月)

今日は、ベガルタの開幕戦の前、ちょっと長町駅付近を散歩してみました。

定期的にやっているあすと長町近況報告を。

12街区(河川国道事務所)

まず、長町駅前から。正面の国土交通省河川国道事務所。完全に工事中の覆いがとれ、白色の6階建ての建物が現れていました。

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中では年度内に移転完了となるように、準備作業が行われている気配が。

働いている人数は分かりませんが、建物の規模からすると少なくとも200人以上が移ってくるのかと。そうすると、駅からの人の流れも生まれるし、周辺の飲食店への昼食や飲み需要も出てくるから、特にスポーツパークのあたりの飲食店街にはチャンスです。

市立病院の開院が遅れているだけに、その分をカバーする意味でも。

1街区(杜の広場周辺)

なお、ゼビオ側の鍼灸院が閉店になっていましたが、その跡か近くの空き区画か分かりませんが、4月からゼビオの1階にLEGOスクールができるようです。

http://www.legoschool.jp/locations/asuto/index.php

このような習い事関係は、教育熱心な親が多い街中や泉方面に最初にできる傾向がこれまでありましたが、あすと長町に仙台初進出というのは、意外です。この地区の注目度の高さ故にでしょうか。幼稚園児から小学生までが対象とのことで、注目の施設になりそうです。

また、SHIPビル(グリーンライフ仙台)の覆いが大部分取れてきて、茶色を基調とした外観が見えてきました。南側から見ると、市立病院と並んでかなりの存在感です。クリニックモールや介護施設併設の300世帯の高齢者住宅とのことで、ここの運営会社にとっては、かなり力の入ったプロジェクトです。

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13街区(ヤマザワ予定地)

国交省事務所の向かい側。ヤマザワ予定地に動きがありました。

決算資料には、計画を再検討中とのことで、完成が遅れそうな状況でしたが、予定地の大通り側に、看板が設置されていました。

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1階部分はスーパーとドラッグストアで埋まるでしょうから、個人的な希望としては、駅前の一等地であるし、単なる平屋建ての商業施設ではなく、せめて2階建てにして、イケアの集客力をあてにした、飲食や物販等他のテナントの受け皿になってくれればと思っていましたが、またまた医療モールが入るとのとのことです。

ヤマザワドラッグの調剤部門は、市立病院相手だけでは厳しいのか、自前で医療モールを誘致するようですが、周辺だけでも、マック裏、仙台長町メディカルビル、SHIPビル(グリーンライフ仙台)と3か所にあり、一部クリニック誘致に苦しんでいたり、経営的に?というところもあるので、市立病院との連携を目指すにしても、いかんせん過当競争であることは否めない。

将来的には、市立病院の医師の独立開業のための受け皿にはなるにせよ、まだこの段階では集まり過ぎなような。

もちろん医療モールだけでなく、その他の物販テナントも入ればいいなぁと思います。

ここは、オープンは来年になるのかな。

14街区(リパーク)

ゼビオアリーナのイベント時を中心に、いつも混雑しているこの長町駅東口真正面のコインパーキング。

最近敷地内で駐車部分を一部拡張したのに、相変わらずの混雑具合でした。

長町エリアのコインパーキング相場は従来30分/100円 だったのを、「60分/100円」で攻め込んできて、さらに、「12時間500円、24時間700円」と、長時間駐車でもかなりのお得感をアピールしたことも功を奏していたのでしょうが、ここの価格設定に引きずられ、長町駅西側も含めた周辺のコインパーキングで、追随しての値下げに踏み切るところが増えていたところでした。

そしたら、一瞬目を疑いましたが、いつの間にか値上げに踏み切っていました。

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オールタイム60分/100円→昼間30分/100円、夜間60分/100円 

12時間料金 500円→600円、24時間料金 700円→廃止

と、オープン1年にして、料金設定を見直してきました。

実際の所、同じリパークのゼビオスポーツあすと長町店の駐車場料金に近づけた形です(ゼビオは夜間のみ上限料金700円あり)。

イベントでの混雑もあり、またイケアのオープンを控え、駐車場需要は高まる一方なので、それを踏まえ適正料金に戻したという印象です。個人的にも長町で60分100円は安すぎるように思っていました。泉中央は完全にその相場で定着してしまっていますが。利用する側にとっては嬉しいにしても。

また、この駐車場で気になるのは、イケア側の駐車スペースが使えないようになっていました。また新しい動きがあるのか、単に舗装等の工事を行うのか分かりませんが、単なる駐車場だけよりは、COMO'S CAFEのような賑わいに資するような施設を併設してくれた方が良いので、ここも状況を引き続き追っていきます。

関連記事

長町駅東口周辺 駐車場事情(H25/3/1) ※ちょうど一年前です

17街区(IKEA仙台)

着々と建設工事が進んでいます。建築看板には当初4月中の建物完成予定とありましたが、やはり遅れているのかも。IKEAは建物完成してから、内部のショールームの作り込みをスタッフで行うとのことなので、秋オープンへの影響がどの程度かはわかりませんが、遅くとも市立病院のオープン(11月)の前には開店して欲しいところ。

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おまけ(長町駅西口)

森民ビルのミスドが2月末をもって閉店していました。24年続いたとのことで、確かに学生時代のころからあった店。あすと長町とモール付近の発展の陰に、長町駅西口や商店街には逆風が吹いており、ものすごく寂しく思います。

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同じ森民ビルには、かつてアイエ書店があったり、スタバが半年だけあったり、結構入れ替わりが激しかったりしますが、このミスドは長年続いており固定客も多かった印象です。近くにはモール内にあるとはいえ、IKEA開店でこのエリアが賑わいを見せる今秋を前にしたこの時期に閉店というのはもったいない印象が。

長町駅前には、再開発前にケンタもありましたし、モスもあったような記憶が。現在マックこそあすと側にできて賑わっていたり、太子堂ヨークにサブウェイがありますが、大手系の飲食チェーンが根こそぎモールの中に移転してしまっている今、大型書店のように、「ザ・モール+ララガーデン」に行かなければ用事が済まないものが多いというのは、モール一極集中ともいえる長町の影の面も感じてしまうところです。

スタバやユニクロ、マック、ゼビオのように、モール・ララガーデン+1店と長町エリア2店体制を敷くところも増えてきていますが、あすと長町がその受け皿になっていくのでしょう。ミスドもあすと長町側でもいいので、再出店してくれればいいなぁ。

その他

サンクスが仮設住宅の東側にオープンしていました。 これは南仙台駅西からの移転とのこと。

あとは、やまや横のパチンコ、太子堂駅前のスズキ、くら寿司横のウエルシアもそろそろのようです。

着々と、店舗を中心とした出店が進んでいます。また気づいた点があれば記事にします。

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