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2014年1月26日 (日)

あすと長町の教育環境(小学校編)

あすと長町では、様々なマンション計画があり、ここ5年で人口が倍増しそうな勢いです。

詳細は先月の記事のとおりですが、

関連記事

 

 あすと長町近辺の分譲マンション動向(H25/12/25)

 続  あすと長町近辺の分譲マンション動向(H25/12/26)

購入にあたって、結構気になるのは、子供の教育環境。

あすと長町エリアの教育施設は

中学校:郡山中学校(線路東側)、長町中学校(線路西側)

小学校:東長町小学校(線路東側の南半分)、八本松小学校(線路東側の北半分)

     長町小学校・長町南小学校(線路西側)

幼稚園:しげる幼稚園、すがわら幼稚園

保育所:〆木保育所→コスモス〆木保育園(H26.4より移転民営化)

     あすと長町こぶたの城保育園、ポポラー仙台長町園

児童館:長町東児童館、八本松児童館、長町中央児童館(たいはっくる)

と言う感じで、比較的充実しています。

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現在建設中、計画中のマンションの学区について

中学校は、あすと長町の大部分(線路東側)は郡山中学校なので、分かりやすいですが、小学校は多少複雑。

線路西側のプレシスは、南側のディーグラフォートと同様、多少遠いながらも長町南小

中央公園北側のナイスと太子堂駅前のアルスゥイートは東長町小

これから分譲・建設のプレミストとマック裏の住友タワー(シティタワーあすと長町?)は八本松小

となります。

東長町小は、現在でも中規模校で600人程度の児童数ですが(各学年3,4クラス程度)、学区内に郡山市営住宅と、国家公務員住宅を含み、児童の入れ替わりが激しい他、あすと長町開発に伴い、市の児童数推計でも大規模校化が見込まれています。幹線道路はあすと長町大通線のみで、少なくともアルスゥイートとナイスは大通り線から学校側なので、通学路で幹線道路の横断はありません。今後計画されているワールドアイシティも同様で親にとっては、安心なところ。

八本松小は、現在は小規模校で、300人弱の児童数(各学年辛うじて2クラス)で、学区内には仙台の大規模マンションの走りである八本松マンション(400世帯超)とあすと長町に隣接するサンハイツ系3棟(約3~400世帯)があり、あすと開発前はJR(国鉄)社宅も過去存在し、30年前には1000人の児童数を数えたことがあるようですが、後の郡山小学校分割新設と、現在はそれらのマンションの高齢化・社宅の取り壊しに伴い、児童数は激減していますが、あすと長町北側エリアが学区なので、東長町小学校と同様に、大規模校とはいわないまでも、ある程度の児童数の持ち直しが想定されています。これまでは、あすと長町からは遠いイメージでしたが、昨年八木山長町線が学校の近くまで開通し、歩道が広い幹線道路を徒歩10分程度と近くなりました。ただし、バイパスと街中を結ぶ幹線道路の広瀬河畔通と八木山長町線のT字交差点(77BK八本松支店前)は新渋滞スポットになっていますし、幹線道路を複数渡らなければならないのはちょっとマイナス。

長町南小は、モール隣にあり、当然長町南駅周辺のマンション群が学区内で800人弱の児童数。教育環境的にも評判は良いようですが、低学年の児童にとっては、街中の交通量が多い道路を通うことになり、また徒歩15分はみなくてはならないので、ちょっと心配なところが。

それぞれの学区のマップは、東長町小八本松小長町南小で、線路東側の八本松小と東長町小の学区境は結構入り組んでいます。

詳しくはリンク参照ですが、シティタワー(住友)のブロックが八本松小とは意外でした。その東側の戸建街区及び南側のナイスのブロックは東長町小なので。市としても両小学校の児童数に差があることから、あすと長町内ではなるべくバランスが取れるように、以前学区境を見直したのかと。

八本松小学校は、現在でもあすと長町北側に3棟のマンションがこの10年以内に立地し、(計230戸程度)、今後確定しているものだけで、プレミストと住友で計520戸程度が完成しますので、かなりの児童数の増加が見込まれるかと思います。

あすと長町へ引っ越しを考えている方々への情報提供として、教育環境から整理してみました。小学校以外の続きは気が向いたらまた今度で。

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2014年1月25日 (土)

広域防災拠点 事業化へ前進

忘れないうちに、この記事についても。

仙台・宮城野原の広域防災拠点 20年度めどに整備完了

宮城県は16日、宮城野原公園総合運動場(仙台市宮城野区)一帯で進める広域防災拠点構想について、2020年度をめどに整備を完了する事業計画案を公表した。具体的な整備目標時期が明らかになったのは初めて。総事業費は314億円を想定する。大規模災害が起きた際、全国から集まる災害救助部隊の活動拠点や支援物資の物流拠点となる公園を整備する。
 県庁であった県行政評価委員会大規模事業評価部会で示した。1月末まで県民意見を募った上で事業評価を受ける。委員会に妥当と判断されれば、具体化に踏み出す。
 計画案では運動場東側のJR貨物仙台貨物ターミナル駅(17ヘクタール)を都市公園として整備し、宮城野原公園を拡張する。14年度は基本設計に入る。
 公園は災害時に支援活動のベースキャンプなどに活用。平常時は緑地として利用し、県民の防災意識向上にも役立てる。
 県は同駅移転や跡地の用地買収について、JR貨物と協議中。交渉がまとまれば15年度以降にも跡地を取得し、移転事業を支援する。公園工事は19年度の着手を目指す。
 事業費は用地取得や公園整備に約300億円を見込む。完成後の維持管理などに約14億円が必要という。財源には国の社会資本整備総合交付金の活用を見込む。
 県は「JR貨物は効率的な荷さばき場を求めており、移転の合意は可能。公園整備の財源も国から交付する見解が示されている」と説明する。
 評価部会は16日、「計画は妥当」との見解で一致した。2月の次回会合で答申内容をまとめ、村井嘉浩知事に提出する。
 広域防災拠点構想は県震災復興計画(11~20年度)と連動した大型プロジェクト。県は有識者検討会議で担うべき機能を検討しており、2月にも基本構想を策定する(1/17河北)。

Miyaginohara

予算の見込みもつき、着々と事業化へ向けて進んでいるようです。JR貨物も狭隘な貨物駅の移転改善してもらう機会を虎視眈々と狙っているし、国立仙台医療センターも老朽化での改築が必要だし、県も防災拠点を名目に、宮城野原公園の再整備を狙っているし、楽天も(ドーム化?も含めた)球場設備の改善に向けてマイナスにはならない動き。仙台市にとっても、県が中心に仙台市に最も恩恵がある防災拠点整備をやってくれるのだから。それも復興予算からなので、県も持ち出しがないという、地元の視点だけ見れば、損する人がいないプロジェクト(復興財源の原資を考えなければ)。

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宮城野原防災拠点構想とドーム球場(H25/6/4)

気になること

その1 仙台医療センターの移転

先に、国立仙台医療センターが、公園内の自転車競技場の土地を移転地として新築されるという話がありますが、そうすると、気になるのはコボスタ(宮城球場)にさらに近くなること。ただでさえ、当初から「病院が近いから鳴り物はダメ」とか、制約条件になっていたこの病院。さらに球場に近いところに移るとなると、より入院患者への配慮が必要に。

音だけでなく、ナイター照明の光もより影響することになるのは確実。

 もしかしたら、それを理由に、コボスタ(宮城球場)のドーム化に繋げていくことを考えていたりして。もちろん災害時の屋内避難所としての理由付けの上ですが。

その2 宮城球場の収容人員増と建蔽率問題

 あと、「都市公園法による建蔽率制限により、スタジアムの客席が増設できない」と楽天野球団が言い訳にしていましたが、今シーズン中に、(仮設でない)巨大な3塁側内野スタンドを増設することになりました。球場の観客席の面積をどう建蔽率にカウントするかはわかりませんが、これまでの説明がウソだったのか、何かウルトラCが編み出されたのか?

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Koboスタ増設計画発表(H26/1/19)

今後は防災拠点絡みで、建蔽率云々を解消するために、宮城野貨物駅跡地を都市公園として編入することを想定しているようですが、そもそも球場南側の駐車場を取り急ぎ宮城野原運動公園に編入して、その一部の駐車場扱いということにすれば、多少建蔽率に余裕が出てくるのではと思うのですが、これを使ったのか?

いろいろと分からないことはありますが、予算さえつけば、あとは粛々と進んでいくでしょう。医療センター跡地も含めてどのような将来像になるのか。災害対策で何でもアリ的な感じになっている感がありますが、今後の動きを注視していきます。

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2014年1月24日 (金)

地下鉄200円均一区間の導入(2)

この前の続きです。

地下鉄東西線開業と同時に導入するという、地下鉄200円均一区間ですが、

1)分かりやすさの重視

2)「都心部の優遇」を積極的にアピール

3)遠回りになる区間が多いことへの対応

4)バスから地下鉄への転換を進めるため(特に薬師堂駅バス乗継対応)

まず、1)については、

仙台駅から3駅近郊間の移動は、全て200円というのは、気分的に分かりやすい。仙台駅から3駅までと分かりやすさを重視したためか、なぜか仙台駅から200円区間に含まれる4駅目の川内駅がこの均一区間に入らないのは、東北大関係者を含む川内駅利用(予定)者は不満でしょう。「仙台駅から200円区間」で均一運賃区間とした方が良かったのではと思います。

2)都心部の優遇

この範囲に住めば、基本的に都心内主要部への移動は、200円で済むということで、この範囲内に人口を集積させるためのインセンティブを図ることも目的かと。

大きな地図で見る

また、バス運賃と比較すると、この範囲内のバスは100円パッ区区間はとびぬけて安いですが、170円とか180円で移動出来る区間も多い。一方地下鉄は初乗りが200円で、ちょっと遠くなると240円(4月からは250円)区間になり、都心部については、割高感が強いように感じます。

自分も、都心部内の移動は、よほど急いでいる時でなければ、100円バスを中心にバスもしくは、歩いたほうが早いことも多いし、現在の南北線のみだと地下鉄を利用するメリットがあまりないのですが、東西線の開業によりある程度、都心部を面的にカバーすることになり、結構都心部内(特に200円均一区間)の駅から徒歩10分圏で大部分の主要・著名施設をカバーします。

例えば、南北線だと

北四番丁駅:東北大学病院、東北大農学部(将来的跡地再開発)

勾当台公園駅:国分町、三越他一番町、メディアテーク、県庁、市役所、青葉区役所等

広瀬通駅:一番町、公済病院

五橋駅:福祉プラザ、東北大(片平)、学院大(土樋)、トラストシティ、SS30

愛宕橋:学院大(土樋)

河原町:県第二総合運動場、市急患センター

東西線だと、

薬師堂駅:コボスタ、聖和学園、若林区役所、ウルスラ学院

連坊駅:仙台一高、メルパルク

宮城野通駅:ヨドバシ・アンパンマンミュージアム他仙台駅東口商業施設

青葉通一番町駅:藤崎他一番町、東北大(片平)

大町西公園駅:西公園、公済病院

国際センター駅:国際センター、市博物館、東北大(川内南)、仙台二高、県美術館

などは、駅から徒歩10分圏で、この区間で概ねの用が足ります。さらに中心駅の何でもある仙台駅まで200円というのはこれまでと同じだし、それを考えると、これからの住居選択にあたり、じわじわとメリットが感じられることになるのではと。

逆に、均一区間から外れた駅では割高感を感じるところもありそうです。

例えば、薬師堂駅からだと、河原町まで200円なのに、次の長町一丁目までがいきなり300円になる計算だし、それは北四番丁まで200円で、北仙台まで300円という北側も同じ。ここは極端な例にしても、均一区間が安くなると、その外側への移動の際に急激に運賃が上がるように感じるかな。

なお、バスは100円パッ区区間を中心に安いですが、それも直通がある区間のみ。乗継を前提としていないので、直通できない区間は割高になるし時間もかかるので、「歩いたほうが」と思ってしまいます。西公園⇔三越付近とか、結構仙台駅で分断というのも多いので、仙台駅一極集中のこの仙台のバス体系がなんとかならんのかとも思います。

一方、今回発表の地下鉄200円均一区間は、当然南北線⇔東西線の乗り換えも対象になるので、それで200円というのは、時短メリットと分かりやすさを両立させることになるので、かなりお得感が出てくるのではと思います。

3)遠回りになる区間が多いことへの対応

については、都心部の地下鉄路線図(予定)を再掲しますが、

Images

東西線の西側⇔南北線の南側

東西線の東側⇔南北線の北側

との相互の乗り換えの場合は、遠回りにはならないですが、

東西線の西側⇔南北線の北側

東西線の東側⇔南北線の南側

の乗継は、直線で移動するよりもかなり遠回りになります。

極端な例ですが、連坊駅から五橋駅という距離はバスであれば1km位しかない距離を仙台駅経由で遠回りして3kmほどの乗車距離になりますし、国際センターや大町西公園駅から勾当台公園駅とかも同様。遠回りに感じる区間が多く、結果的に運賃が200円区間で収まらないとなると、相対的な割高感を感じることを避けるためにということもあるのかなと感じました。

4)バスから地下鉄への転換を進めるため(特に薬師堂駅バス乗継対応)

現在のバスだと、若林区役所など区の主要部へは、仙台駅から180円区間で収まります。

市役所前からでも190円。それも時間はかかるにせよ直通で行けます。それが、地下鉄になると、仙台駅で乗り換えが必須となる上に、これまでの運賃計算だと勾当台公園から薬師堂駅までは確実に2区の250円に。プラス、バス乗継区間だと400円位になり、利用者への負担が大き過ぎ、地下鉄への転移が進まないことが予想されました。

なので、その負担増を小さくし、地下鉄の利便性を踏まえた多少の運賃UPが認めてもらえる範囲内に収めたともいえます。

薬師堂駅までは200円。プラス駅から1.5km圏内は100円バスの導入とのことなので、仮に乗継割引(現在の40円引き)が適用になると260円と、まぁ許せる範囲になります。

100円区間の新設については、地下鉄200円均一区間からは外れますが、八木山動物公園駅から1.5km区間の100円バスの導入についても、バスからの利用者転移を図るための大胆な(というか、背水の陣の)取組といえるでしょう。

八木山については、仙台駅から現在は動物公園前まで250円(消費税増税後260円)が、地下鉄だと300円になります。青葉山を遠回りするとはいえ、ただでさえ高くなるのに、バス乗継区間は確実に400円台になってしまうことを避けるためかと。

 

 このエリアでの主要施設である、仙台日赤病院へは、仙台駅からバスだと4月以降350円になりますが、東西線+バス(乗継割)だと360円になり、あまり変わりません。

 

 持論というか、不思議なのは地下鉄からバスへの乗継割引が一部の乗継駅にしか適用にならず、さらに一番の乗継拠点である仙台駅での地下鉄⇔バスの乗継に適用されないこと。また、バス⇔バスの乗継割引がないこと(仙台駅経由の定期では適用される場合がありますが)。また、地下鉄からの乗継割引がたった40円では、よっぽど1割増しのジョイカードで普通に乗った方が安いという矛盾。全くお得感がないので、自分はこの乗継割引を使ったことがありません。

 

 だから、今回の地下鉄東西線の開業に併せて、乗継割引の拡充(札幌のように100円引き)、仙台駅を含め、全駅を乗継対象駅にすること、バス⇔バスの乗継割引の導入など、名称で波紋を広げているICカード「イクスカ」の導入時に適用するのが、システム改修を考えても得策かと。

コボスタからのアクセス

先日、コボスタ増設にからむ、東西線薬師堂駅への利用者誘導について記事にしましたが、今回の200円均一料金制度の導入で、だいぶ状況が変わりました。

薬師堂⇔仙台駅 だと200円であっても、仙石線や100円バスと比べて競争力はないですが、例えば、同じ東西線沿線の「大町西公園」「青葉通一番町」駅周辺のマンション住人等にとっては、200円で一気に家の近くまで移動できるのであれば、利用価値はかなりUPします。

 また、試合後国分町へ移動する場合も、勾当台公園駅まで200円で移動できるとなれば、こっちの方が混雑しないしお得です。また、河原町方面へも直線距離は近くても遠回りですが、200円であれば利用者が見込めるなど、仙台市としても利用者増が見込める要素をかなりシビアに検討した結果ではないかと思ってしまいます。

もちろん、薬師堂駅まで行きやすいのは、外野レフトや3塁側内野Bと今夏の増設内野スタンド等で、ネット裏や一塁側などからはかなり遠回りになるので、オールマイティな手段ではないですが、混雑緩和と分散にある程度は効果があるのではと思った次第。

何事も選択肢が豊富なのはうれしいところ。特にこのような集客力のある施設でのイベント時には威力を発揮します。これで刺激を受けて、JRも仙石線観客輸送に力を入れるなんてことがあればより利用者にとって良いことなのですが。。。

イクスカ

ポイント制の導入というのもさりげなく発表されていました。

おそらく、期間内に5000円乗るごとに500円ポイント進呈とか、ETCマイレージと同じ方式でしょう(無期限にはならない)。なので、それほど多頻度で乗らないと、ポイントの恩恵を受けることができないかも。

 

 また、現在はバスカードだと5000円で5850円、地下鉄のJOYカードだと5000円で5500円利用可と、割引率が異なりますが、イクスカになるとカードは一枚だし、どのようなポイント付になるのかも興味深いです。

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2014年1月22日 (水)

地下鉄200円均一区間の導入(1)

21日の河北の朝刊をみてビックリしました。こんな手があったのね。東西線への仙台市の力の入れようが感じられて凄いなぁ。twitterではコメントしてましたが、改めて。

中心部に200円均一区間 仙台市地下鉄東西線、運賃案決定

仙台市は2015年開業予定の市地下鉄東西線の運賃制度案を決めた。南北線と同じく、運賃区間を200~360円の5区間に分割する。仙台駅を中心とする東西、南北両線の13駅の範囲には、どの駅で乗降しても一律200円の均一運賃区間を新たに設ける。南北線と連動させて乗客の増加を図るのが狙い。均一運賃区間の導入は、全国の地下鉄で初めてという。
 東西線の運賃は初乗り200円。南北線と同じく3キロごとに料金が加算され、250円、300円、330円、360円となる。ことし4月の消費税引き上げ分も上乗せした。
 仙台駅からの運賃は=図上=の通り。西側は川内までが200円、青葉山は250円、八木山動物公園は300円。東側は薬師堂までが200円、卸町、六丁の目が250円、荒井は300円となる。
 仙台駅で乗り換えた場合の東西、南北両線の乗り継ぎ料金は、南北線泉中央から東西線八木山動物公園までが360円、東西線薬師堂から南北線長町南までが300円など。
 一方、市中心部に位置する東西線国際センター~薬師堂間と、南北線北四番丁~河原町間のエリア=図下=は、200円の均一運賃になる。南北線北四番丁~河原町の運賃は現在、240円(4月以降は250円)だが、東西線開業後は200円に値下げされる。市は、低価格化で乗降客の多い市中心部でのニーズを掘り起こす考えだ。
 東西線の各駅で接続する一部市バスの運賃も見直した。現在は市中心部で実施している市バスの100円均一運賃区間を、東西線八木山動物公園、薬師堂、荒井の3地区のおおむね1.5キロ圏内でも導入。最大で現状よりも50円安くなる。

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まず、東西線開業時に初乗りが220円で試算されているという前提があったようですが、東西線開業時までに2重の消費税UPによる運賃値上げがただでさえ行われることから、初乗り運賃は据え置きの200円で決めてきました。

そもそも、事業収支の計算時には某東西線反対団体から、初乗り260円で試算という話が出てきたり、非現実的な訳が分からない話が飛び交っていましたが、開業時期が見え始めたこの時期に、結果的には利用促進に向けた思い切った取り組みを表明しました。

そもそも、高い金をかけて鉄道を整備しても、使われなければ宝の持ち腐れ。人口の多い首都圏であっても、20世紀末に開通した千葉の北総鉄道、東葉高速鉄道、埼玉高速鉄道という運賃の高さで利用が伸び悩む路線がある一方、今世紀になってから開通した路線ではつくばエクスプレスや沖縄のモノレールなど、当初の想定運賃から下げて開業した路線は、予想よりも利用客を確保できているという実績が、決断の材料にもなったのか。

また、南北線の利用者が下落傾向から反転し、収支が好転しているということも、初乗り運賃の維持、均一運賃の導入という「攻め」の姿勢に転じることができた理由と考えます。

全国初の地下鉄均一運賃区間

仙台駅からの東西南北3駅部分の13駅相互の利用について、初乗り運賃の200円を適用とのことです。仙台駅からの利用については、それほどうまみがないものの、端から端への利用には当然メリットがあり、薬師堂⇔北四番丁とか国際センター⇔河原町が従来運賃体系であれば250円(消費税UP以降。以下同様)だったのが200円というのは、割安とはいえないまでも、分かりやすい料金だし、使いやすさはUPします。

 個人的にあれば便利と考えていたのは、定期券に中心部のゾーン区間を付加することでした。

例えば、泉中央や長町から中心部までのの定期券に、中心部(西公園⇔宮城野通、北四番丁⇔五橋)といった区間内の乗り降り自由のゾーンを付加し、例えば藤崎からの帰りは「青葉通一番町」から、とかヨドバシ行った時は「宮城野通」から乗車など、中心部だと多くの駅があるので、最寄りの駅から乗れる選択肢を広げ有効に活用できればと。

このように通常運賃にて均一運賃の導入というのは、予想を超えるGOODな取り組みです。気になるのは均一区間の定期券の扱い。定期運賃は200円区間を前提に設定するのでしょうが、例えば100円バスの3980円定期のように、この200円区間内を乗り放題という定期を設定すると、都心部内の利用が促進でき、よりインパクトが強いのではと感じました。定期だけでなく、500円のワンコインでこの均一区間内の一日乗車券というのも面白い。+αの取り組みでのこれ以上のサプライズを期待します。

 

 改めて均一運賃導入の狙いとしては、

1)分かりやすさの重視

2)「都心部の優遇」を積極的にアピール

3)遠回りになる区間が多いことへの対応

4)バスから地下鉄への転換を進めるため(特に薬師堂駅バス乗継対応)

あたりがあるのかな。

続きは次回で。

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2014年1月19日 (日)

Koboスタ増設計画発表

楽天野球団より、今シーズンのスタジアム増席工事計画が発表されました。既報では昨年撤去した仮設席を、また仮設で再築するとの話だっただけに、3塁側の内野B上段部分の本設での工事を実施と言うのには驚きました。

楽天山での収容人員増も含め、一応新規参入時に約束した2万8千人収容のスタジアムというのは、表向きクリアすることになります。

【楽天Koboスタジアム宮城】スタジアム増席・改修に関して(1/17楽天野球団発表)

http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/3808.html

より多くの方に野球観戦を楽しんでいただくために、楽天Koboスタジアム宮城の増席を行うことをお知らせ致します。

2013年は、レギュラーシーズンにおいて球団最高となる1,281,087人を動員し、チケットは10度の完売を記録。その後のクライマックスシリーズ・日本シリーズでも連日完売の状態が続きました。

2014年は「ボールパーク構想」がさらに進化。多くのファンのご要望に応え、内野3塁側に新設の巨大スタンドを新築し、8月には収容人員28,000人を越えるスタジアムを目指していきます。

01

■楽天Koboスタジアム宮城 リニューアルの概要

内野3塁側にスタンドを新築

内野3塁側後方に3,000人を収容するスタンドを新築します。このエリアは、一般席に加えて、カウンター付きの座席・ゆったり楽しめるテーブル付きの座席・ボックスシート・パーティーデッキ・立見席で構成される複合スタンドとなり、用途に応じてバラエティ豊かな観戦スタイルで試合を楽しむことができます。
・最大収容人数:3,000人(予定)
・着工:4月(予定)/竣工:8月(予定)

02

外野レフトに楽天山観覧席を設置

外野レフトの楽天山に新たな席「楽天山観覧席」を設置。年間通じて、よりより多くの方に試合観戦を楽しんでいただきます。
・最大収容人数:1,509 人(予定)
・着工:3月(予定)/竣工:3月(予定)

3塁側上段スタンド考察

とのことで、特に3塁側上段の新設常設席は3000人収容。現在の3塁側Aの上段部分が1500席なので、増設部の幅が広いというのもあれど、より高さと収容能力があるスタンドになっています。

収容人員を稼ぐ意味で、このような計画になっていますが、従来の内野上段スタンドと別個の構造物になっており、継ぎはぎ感が否めないので、ちょっと残念。

常設であれば、高さも揃えて、相互の行き来が出来るように作った方が、にわかに知事発言で注目を集めてきた「Koboスタ(宮城球場)の”簡易”ドーム化」の可能性を考えると、屋根をかけるには外周部のスタンド高さが揃った方が(理想はQVCマリンのようなイメージ)良いのではと、素人考えでは思います。あと、3塁側だけ巨大化し、1塁側がそのままというのは、チケットの需給に合わせてということで個性的なれど、バランスが悪すぎるかなと。

まぁ、中身は単なる増席ではなく、人気の高いボックス席も含め、テーブルやカウンター付の座席を増やし、満足度、客単価の向上も図っています。

実質的収容人員は。。。

 あと、仮設時に見切り席として一部座席を売っていた原因である、あの”ハエ叩き”のような旧宮城球場から使用している照明塔の位置は変えられず、今回の3塁側増席にあたってもこの部分が邪魔となり、一部を立見席扱いにしています。

週末とか、ポストシーズン用のような満員時向けで、普段は(積極的には)売らない席ということなのか。あと、外野の楽天山観覧席についても、イメージ図では座席にはなっていないし、3月中に完成することを考えると、ここは仮設を再築なのか、土を盛って(人口)芝生席を増やすのか不明。

それらを考えると立ち見を除いた実質的な収容人員はクライマックス・日本シリーズ時と同様、2万4,5千人にとどまるのではと。

昨夏の仮設席の増設までは、2万3千人収容といっても実質MAX2万1千人だったし、そこから3,4千人UPといってもその程度かな。

それも、春先から交流戦が始まるまでは、寒さのため例年観客動員は低調で、昨年も好調だったとはいえ、7月の梅雨の時期までは、星野からファンが「もっと来い」とあおられるほどの状況だったから、8月完成というのは、実態に合っているかも。

冷静に考察してみましたが、もちろん立花社長になって、外国人の戦力補強も含め、「出すべきところには出す」という、ファンにとっては嬉しい状況に。結果も出しているし、社長の交代でここまで変わるというのは凄いなぁ。

 

 球団としても、一度日本一になって、広告効果ももの凄かったので、財布のヒモが緩んでいることもあるのでしょう。あと総工費20億というのは、当然ながら、田中のポスティング収入とほぼイコールというのは偶然ではないだろうし。

アクセス面の課題

 普段はとくに問題は生じないでしょうが、昨年のクライマックス・日本シリーズ時の帰りのアクセスの混乱ぶりを思い出し、2万5千人以上の観客だと、現在の

目いっぱいの100円シャトルバス+やる気のない仙石線+仙台駅まで歩き 

では、厳しいのではと。仙石線があそこまでやる気がない(ほとんど臨時を出していなかった)とは思わず、一度宮城野原駅に入ったけど、あまりの混乱ぶりと、次の電車が15分後とのことであきらめて、仙台駅まで無駄に歩いたり、お祭りだからあきらめたにしても。

シリーズの6,7戦はパブリックビューイングの1万人以上のお客さんがいたためもありますが、CS及びシリーズの序盤戦でも十分混乱していました。

過去記事

フルスタアクセスの概要固まる(2005/3/6)

このときは2万3千人収容と言われていながらも、結局最大1万8、9千人程度しか入らない球場(初年度開幕戦でも1万7千人程度)だったので、結果的にはなんとかさばけていたようですが、収容人員が増えると、当初の懸念が現実になっています。アクセス面で、あんまり楽天初年度と状況が変わっていないのが悲しい。100円シャトルバスは頑張っていますが。

2万5千人規模であれば、2年後の東西線開通後は、東西線及び南北線沿線利用者を中心に、多少は薬師堂駅への流れもできるでしょうが、薬師堂駅までは最短の外野レフト側の出口からでも通常時でも10分はかかるし、わざわざ遠い方まで歩いていくようなイメージはありながらも、当然地下鉄沿線に帰るにはこっちの方が時間的にも金額的にもメリットあり。

大きな地図で見る

 

 なお、運賃は消費税8%UP後で東西線開通での値上げがないことを前提とすると、薬師堂駅までの地下鉄運賃想定は、

仙台駅・勾当台公園から250円200円(均一区間導入のため)

北仙台・長町・長町南駅から300円

泉中央・動物公園・富沢から330円

となり、仙石線やシャトルバスに乗り換えることを考えると、多少安くなります。

(ただし、JRのみ利用だと、長町・北仙台⇔宮城野原は190円です)

本数的にも、昼間・夜間でも7~10分毎には運行でしょうから、少なくとも仙石線(臨時があっても10~15分毎)を使うよりは待ち時間的にストレスは小さいかも。

仙台市には、薬師堂駅への分かりやすい動線及び案内を設けて、利用者の分散によるアクセス面での向上に努めて欲しいと思います。せっかくのKoboスタの増席を東西線の利用者増につなげるためにも。

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2014年1月18日 (土)

注目の若林区!

2015年内に地下鉄東西線が開通し、都心部への交通事情が劇的に改善する若林区。交通が不便な印象はありますが、既に南端部に沿って既存の地下鉄南北線が通っており、五橋・愛宕橋・河原町の3駅が利用可能。
 さらに、現在復興公営住宅が建設されているゼライス跡地(ヨーク、カワチ他オープン済)のあたり(住所は若林区若林)は、太白区界の長町一丁目駅から徒歩10~15分圏。

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2枚目の写真には、大和ハウスが手掛けている建設中の復興公営住宅も見えます。このあたりは、昔は近くのやまや若林西店の前身のスーパー(konyかウェルマート)とバイパス沿いの沖野の長崎屋がなくなり、徒歩圏では、スーパー空白地帯だっただけに、復興公営住宅絡みとはいえ、周辺の住民にとっても嬉しいことでしょう。

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加えて、上述の東西線では、連坊・薬師堂・卸町・六丁の目・荒井と5駅が整備されます。宮城野区堺の宮城野通駅も徒歩圏だし、実質地下鉄が10駅程度利用できる、非常に恵まれたエリアになります。区内の主要な住宅地だと、沖野・六郷以外はほとんどが徒歩での駅勢圏に入りますし、本当に注目の若林区です。
 現在でも、大和町・霞の目営業所方面を中心に市営バスが昼間でも15分おきに運航されており、終バスも23時台だし、そもそも平らな地形だから自転車が一番便利だったり。飲んで帰ってもタクシーで2~3000円程度で近いし、イメージ的には下町でごちゃごちゃしたとところもありますが、薬師堂・卸町駅近辺は、都市計画道路も整備され、商業的にも良い意味で一昔前の郊外店が立ち並び、あまり店舗の入れ替わりも激しくなく、安定した非常に便利なエリアです。
 
うち、宮城野萩大通沿いは、(ここも)ヨークベニマル遠見塚店、生鮮館むらぬしというスーパー、ドラッグストアをはじめ、結構使える飲食店も多く、焼き立てパンのパンセなどは良く重宝しています。バイパスと違って交通量がそれほど多くなく、信号が多いからこそ、沿道の店に、Uターンも含めて入りやすいところがあります。

大きな地図で見る

また、大和町のバス通りは、こちらもヨークベニマル大和町店の周辺に、やまや、ダルマなどの程よい大きさの郊外店、利久、とんかつ杉、山頭火などお気に入りの飲食店が多く。どこも駐車場も含めそれほど大きすぎないので、ヒューマンスケールな並木道で徒歩で歩いても疲れない、非常に心地よい好きな通りです。
あすとや泉大沢のように、車利用者向けのデカい郊外店が建ち並ぶ、別の店に徒歩で寄るのは疲れてしまうような空間とは異なります。
駅ができる卸町駅南側では、すでに西友やつかさやなどのスーパーをはじめ、30年ほど前から林立するマンション群(従来、駅からこれだけ離れたエリアで、これだけのマンションが集まったのは不思議です)を対象とした店舗も多いです。
 
大型ショッピングセンター空白区と言われるこの若林区ですが、それがかえって適切な規模の郊外型店舗が点在し、また昔ながらの魅力ある店も残っています。今は”車さえあれば便利”な若林区ですが、それが”車でも、地下鉄でも”便利な若林区に2年後には生まれ変わります。若林区の変化には期待していますし、引き続き取り上げていきたいと思います。

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2014年1月11日 (土)

長町スポーツスペシャルDAY'S&ベガルタ開幕戦情報

この3連休は、あすと長町のゼビオアリーナ付近で、「長町スポーツスペシャルDAY’S」が開催されています。

 ベルフィーユのホームゲームが11、12日、89ersのホームゲームが12,13日と、それぞれ同じ会場で、集中して開催されるので、特に、あす12日はベルフィーユが昼間、89ersが夜と同日同会場開催で、両ゲームが見れる割引チケットが発売されたり、両チームの試合のチケットを併せて商店街で提示すると500円分の買い物券がもらえるとか、周辺の店舗でも各種サービスが提供されるなど、商店街も含めて町全体で盛り上げていこうというイベントになっています。

2014年1月11日(土)~13日(月)

『長町スポーツスペシャルDAY'S』が開催されます!

●イベント日程●

11() 仙台ベルフィーユホームゲーム戦

11:00 一般開場

13:00 第1試合(デンソーエアリ―ビーズ VS フォレストリーヴス熊本)

15:00(予定) 2試合(仙台ベルフィーユ VS KUROBEアクアフェアリーズ)

12(日)仙台ベルフィーユホームゲーム戦・仙台89ERSホームゲーム戦 ※同日開催!

9:30 一般開場

11:00 第1試合(KUROBEアクアフェアリーズ VS フォレストリーヴス熊本)

13:00(予定) 第2試合(仙台ベルフィーユ VS デンソーエアリ―ビーズ)

18:10 一般開場

19:30 試合開始(仙台89ERS VS 大阪エヴェッサ)

13(月)仙台89ERSホームゲーム戦

12:30 一般開場

14:00 試合開始(仙台89ERS VS 大阪エヴェッサ)

※長町商店街にてチケットの半券を提示するとサービスを受けられる店舗がございます。

この機会に是非長町商店街をお楽しみ下さい。

89ersはともかく、ベルフィーユは集客的にもゼビオアリーナの利用はけっこうキャパ過大なイメージがあり年に1度位しか使わないので、こういう形で89erや地域と組んで集客を図るというのは良い取組だと思います。

こういう異競技のコラボって体育館であればどこでもできるものであれど、実際にやろうとするとなかなか難しいもの。様々な競技・目的に合わせて座席を調整することができるゼビオアリーナかつ、ハコの魅力があわさって、このような取り組みにつながったのかと。

 今日のベルフィーユは、KUROBEに0-3のストレート負けで残念でしたが、明日は89ersとハシゴ観戦の方も多いでしょうし、普段バレーをあまり見ない市民にアピールするチャンス。デンソーは強豪のようですが、Vリーグ昇格を目指して、食い下がって欲しいもの。

 また、89ersは、かつては強豪として優勝の常連だった大阪と対戦。今年は不調のようなので、89ersとしても、ゼビアリでは大きく連勝して今シーズンの成績をほぼ5割に戻しているだけに、圧倒的ホームの声援を生かして、勝利して盛り上がってくれれば。

ベガルタの開幕戦情報

 3年連続で、またまたホームユアスタでの開幕とのこと。それに相手は苦手の新潟。2年連続で苦杯をなめ、現在無得点での3連敗中の相手。

 相手はともかく、ホームで開幕だと、最終節はアウェイになるし、それも味スタで2年連続で嫌な終わり方をしてるものだから、今年は心機一転アウェイ開幕でホームで最終節が良いなぁと思っていたところ、ガックリ。

 昨年もだけど、3月初め(去年は2月末のACLホーム開幕もありましたが)のユアスタでのゲームと言うのは、雪の心配もあり一般客も敬遠するし、なんでわざわざ?感があり。

 昨年はACL絡みの移動負担の低減を考えて、チームが希望してあの時期にACLとJリーグそれぞれホームでの開幕となったとのことですが、今年はどんな理由?

 秋春制への転換を見据えて、「こんな寒い時期でも開催できるし、客も集まる」ということをJリーグ側が証明するためのモルモットにされているような。なんか不公平だなぁ。

まぁ、ユアスタは仮に雪が降っても雨が降っても、客席にはほぼ影響がない素晴らしいつくりなので、頑張って寒さは耐えるしかないか。また、新監督のアーノルドに代わるので、新潟に対する相性もリセットして、サポーターをいい意味で驚かせて欲しいです。

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2014年1月 6日 (月)

三陸道4車線化進む その他補足

 またまた、今朝の河北から

 進む三陸道4車線化 14年度中に6割完成

三陸自動車道仙台港北-桃生豊里インターチェンジ(IC)間の4車線化工事は2014年度、松島北-石巻北IC間の21.2キロが開通し、計画延長(52.6キロ)の約6割の整備が完了する。仙台市と宮城県石巻市が全線4車線で結ばれるのは15年度の予定。

 東日本大震災の復旧、復興工事関連車両の増加に伴う交通渋滞の緩和に加え、県内の産業や観光の振興の弾みになると期待されている。
 4車線化工事は12年7月、利府中-松島海岸IC間(4.0キロ)で完了し、使用が始まった。本年度中に松島海岸-松島北IC間(7.5キロ)が完成する予定。
 14年度は松島北-石巻北IC間(21.2キロ)で工事が完了し、4車線化区間は計画全体の62%に達する見通しとなった。
 15年度には、残る仙台港北-利府中IC間(7.8キロ)と石巻北-桃生豊里IC間(12.1キロ)が相次いで開通する。
 4車線化工事に伴い閉鎖していた松島大郷ICの出入り口のうち、石巻方面の出入り口の利用は昨年12月25日に再開した。仙台方面の出入り口の再開は今月24日。
 三陸道は復興道路に位置付けられ、2車線区間の建設工事も進む。15年度は登米東和-志津川IC間(11.1キロ)が開通する予定。
 三陸道は宮城県道路公社が利府中-鳴瀬奥松島IC間、国土交通省がそれ以外の区間をそれぞれ管理している(1/6河北)

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着々と進む三陸道拡幅

 震災復興絡みで進められている三陸道の4車線化について、2014年度中に利府中ICと石巻北ICとの間の4車線化が完了予定とのこと。

  一番ボトルネックになっている仙台港北IC-利府中ICは、北部道路からの合流もあり拡幅の優先度は高いながらも、完成は2015年度。

 三陸道(2車線)+北部道路(1車線)三陸道(1車線)

 で、よく渋滞が起こっている場所なので、あと2年以内には拡幅が終了し、スムーズになります。この区間の多賀城ICも完成するのかな。震災前はこの区間は10年位かけて拡幅する予定だったので、震災のおかげで早まったということになり複雑な気分ですが、便利になるのはうれしいところ。仙石線の全線復旧と同時期に完成ということになります。

 南部の常磐道は

  一方、北の方ばかり拡幅が優先されているけど、同じ津波被災エリアの常磐道(宮城県南)は、東部道路の岩沼ICから常磐道の山元ICまで片側1車線の暫定開通のまま。翌年度に山元ICから相馬ICまで開通し、現開通区間も含め南相馬から仙台までが高速道でつながりますが、ここは原則有料区間。

 三陸道の有料区間はともかく、石巻以北の無料区間が交通量が多くて拡幅されるのに、常磐道の有料区間が片側1車線のままというのも、そもそもの受益者負担の考え方からすると、変な話に感じます。復興道路としての位置づけがこじつけに感じるだけに。

 なお、常磐道の原発事故による通行止め・工事ストップ区間(南相馬-広野)も、工事再開され除染が進み、近い将来常磐道が全通することになっています。原発の廃炉等の車両の行き来のために活用されるとはいえ、徐々に進む現地帰還される方も含めた一般車も通行可能になるのかな。通過するだけだとあっという間の時間とはいえ、線量を気にする一般車がどの程度利用することになるのか。産業用の利用がメインになるのでしょうが、相馬・南相馬の方々はいわきまでの直結交通手段という選択肢が確保されるので、待ち遠しいところでしょう。どのような活用がされるのかが興味深いところ。

(1/11追記)

原発事故で通行止めが続いている区間のうち、広野―常磐富岡が2月中に開通と国交省から発表とのこと。分かりやすい開通見通し図が河北にありましたので使わせてもらいます。

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東北大雨宮キャンパス売却

 

同様に、本日の一面トップ記事だった「東北大学雨宮キャンパスの売却」については、某雑誌情報で1月末入札というのは既報でしたが、片平キャンパスの移転・売却が断念された現在、中心部に生まれる広大な土地は最初で最後になると思われるので、周辺部の機能を補完するような、高感度な商業施設・サービス施設の集合体+マンションを希望。詳しくは過去記事で書いているから省略しますが。

参考記事

 東北大雨宮キャンパス跡地の方向性決まるH25/4/20)

 仙台空港24時間化について

 空港民営化のシンポジウムで村井知事がこの24時間化に言及していたことを、先日の記事にしたところでしたが、改めて今日の記者会見で言及していたことを夜のNHKニュースで知りました。

 宮城県の村井知事は記者会見で、今後、航空会社からの要望があれば仙台空港の24時間化を検討する必要があるという考えを示しました。
(
途中略)
一方、村井知事は、仙台空港について「経営がうまくいっている航空会社に、仙台空港を拠点空港として使ってもらうことが重要だ。そうなれば24時間化に向けて、県としても応分の負担をしながら実現を目指していきたい」と述べ、今後、航空会社からの要望があれば、仙台空港の24時間化を検討する必要があるという考えを示しました(以下略)。(1/6 NHK仙台)

 航空会社が求めれば検討するという条件付きであり、県から積極的に進めるというスタンスは見せないようです。周辺住民の反応を様子見するためかなと感じました。

 県のプロジェクトがらみで住宅地を造成した美田園には新住民が多いし、住人がいる場所では24時間化となると最も影響を受けるエリアです。

 そもそも24時間化しても、深夜にバンバン離着陸するような多くの便が設定されることは考えられず、それは羽田は別格として、格上都市の関空、中部、新千歳などの既存24時間空港を見てもわかるところ。

  東京以外の地方都市にそんな需要はないし、ましてや仙台では。少なくとも、非常時の遅れにも対応できるように実質6時23時を可能にし、LCCの拠点化に必要な就航時間の拡大を図ることが主目的ながらも、インパクトを高めるために24時間化をぶち上げて、仙台空港への注目を集めることを狙っているのだろうかなと。

 また、旅客600万人だけでなく、貨物5万トンも民営化の達成目標なので、国際貨物専用便の就航などを目指す場合、24時間化は武器になりえますが、これは、必ず反対運動がおこり、一筋縄ではいかない話なので、動きを注視していきます。でも民営化にあたって空港価値の向上が図れるから、知事はやりたいだろうなぁ

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2014年1月 4日 (土)

お礼&スカイマーク神戸便開設

このブログを始めて今年で早10年になりますが、ココログの前からの分を含めて本日カウンターの数字が100万アクセスを達成しました。

 

 うち、3年半近くはサボって放置状態だったときは数十アクセス/日 程度でしたが、2年前に再開してからも以前からの読者も含め、検索経由でのアクセスが増しており、最近は多い時だと2000アクセス/日 を超えるときもあり、こんなブログですが訪問された方には真に感謝申し上げます。

 

 これだけではなんなんで、新年早々入ってきためでたいニュースを。ソースは日経。

仙台―神戸便復活!

 

 スカイマークが、仙台―神戸便を開設するとのことです。かつて大手が伊丹の補完として1日1便程度を飛ばしていた時期がありましたが、なくなってから5年位経つのかな。

 自分も、6年前にたまたま仙台からANAの神戸便を使ったことがありました。別に意識した訳ではなく、伊丹便がとれず、かつ仕事終わってから乗れる最終便が神戸便だったということで、行き先も阪神間だったので都合がよいかなと。神戸空港はコンパクトな海上空港で、市の中心駅の三宮からポートライナーで20分ほど。到着した22時頃の時間帯でも10分も待たずに発車した覚えがあるし、アクセスも行き先によっては伊丹に引けをとらずに便利な空港です。少なくとも関空よりは良い。

過去記事

ついでに空港アクセス鉄道比較(2007/12/4)

スカイマーク自体は、昨年4月に札幌便と福岡便で仙台空港に初就航していますが、その際にも候補としてはスカイマークが本拠として使用している神戸便や成田便も話がありましたが、いつの間にかに立ち消えになっていました。

 

 同時期に強力なライバルとして、LCCのPEACHが関空―仙台便に参入する動きがあったことから、競合を避けたのではないかと言われていますが、PEACH自体の関空―仙台便が絶好調で、今年は4便/日 まで増やす計画です。

 

 PEACHは、ANAの子会社なので、低価格で新規の流動の掘り起しを狙いながらも、伊丹便のビジネス客との棲み分けには配慮しているので、PEACH単独の便数としてはせいぜい増えても5便/日 程度でしょうし、最近は搭乗率の高さでなかなか限定料金での予約がとりずらい状況から、元祖格安系スカイマークとしても、関空よりもアクセスの良い神戸空港で、すくなくとも大手系よりは安い料金で十分に対抗できると読んだのか。

 

 なお、当初は低空飛行だった既存の福岡便は着々と搭乗率を上げ、大手2社からシェアを奪っています。札幌便は夏場はかなり健闘しましたが、冬場で搭乗率を下げ、また大手の低価格攻勢で厳しいようですが、仙台空港にて存在感を着々を上げています。なお、仙台市地下鉄に乗ると、結構PR広告を目にしますし、力の入れ具合を感じます。

 

 神戸便の便数は不明ですが、既存の路線からすると2便/日 程度かな。朝晩でバランスよく設定されればいいなと思います。今シーズンJ1復帰するヴィッセル神戸戦を狙って体験してみたい!って、同じことを考えるサポは多いか。

空港民営化とのからみ

 年末の仙台放送の特別番組で、知事が出演した空港民営化促進のシンポジウムが録画放送されていました。

 

 知事の考えは明快です。

1)乗客を増やすには、安価なLCCの誘致による需要喚起が必要。

2)黒字の駐車場や空港ビルの収益を原資に着陸料を下げ、LCC誘致を図る。(現状、着陸料は原則全国一律で、路線誘致のためには自治体が税金で減免するケースも多々ある)

とのこと。この好循環を狙ってのことです。

なお、仙台空港の利用客数は、宮崎空港とほぼ同様の年間約300万人クラス。県人口は倍程度の差があるのだから、仙台空港は宮崎空港の2倍の利用客を見込めるポテンシャルがあるとのことですが、これはドル箱の羽田線の有無を考慮すると、乱暴な問題提起ながらも、目標としては分かりやすい。さすが政治家。

 

 シンポジウム中で、PEACHの井上社長に、(関空、沖縄に続く)仙台空港のLCC拠点化の約束をさせようという際どいシーンがあり、井上社長は「24時間空港が拠点化の条件」だと何とかかわしていましたが、そこで、知事が、現在7時半~21時半で14時間の空港運用時間を24時間化も検討するという話をしていました。条件としては、海側からの離着陸が前提とのことなので、この話はもはや空港周辺、特に海側の居住者がほぼ皆無になった現在、タブーの話ではなくなったんだなぁと、注目すべき動きです。

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2014年1月 1日 (水)

明けましておめでとうございます

12月に更新頑張りすぎた反動か、年末は息切れというか、ネタ切れもあり、家庭優先で更新することができませんでしたが、一応元旦に更新せねばと、パソコンに向かってみました。

昨年は、仙台では、なにより東北楽天の日本一に尽きるかなと。今年はエース田中がメジャー流出確実でありながらも、昨年に引き続き大物外国人獲得路線が続き、今年は優勝は厳しいにしても、少なくともCS進出を十分目指せる戦力になりそうです。また、NEW仮設スタンドの設置による2万5千人規模のスタジアムを維持できるとのことで、3月の開幕に向けて、あらためて少しでも快適なスタジアムが実現できればと思います。

その他、今年の主なトピックは、

2月 東北大学雨宮キャンパス跡地利用決定

3月 シリウス一番町(東西線青葉通一番町駅直結再開発ビル)オープン

    アリオとセルバの連結ブリッジ完成(泉中央)

9月 IKEA仙台オープン(あすと長町)

年内? 仙台市立病院移転オープン(あすと長町)

思いつくものとしては、こんなものかと。15年が地下鉄東西線の開業、仙台水族館をはじめ、仙台の街を変えるような大きなインフラ、集客施設がオープンを控え、今年は小粒でありながらも、その中で改めて、あすと長町の勢いを感じます。このほかにも、春に国土交通省出先事務所の移転、6月にSHIPあすと長町ビル、夏にヤマザワのオープンも予定されています。

今年も、仙台にとって良いニュースをコンスタントに更新していければと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。

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