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2013年12月10日 (火)

プロ野球とJリーグが両立できる都市を目指して(2)

続きです。札幌、福岡と異なり、野球とサッカーの両チームが切磋琢磨している広島のプロスポーツについて。

根強い人気のカープ

今年の広島の二大プロスポーツは、カープが16年ぶりのAクラスで初のCS進出を決め、さらに、CS1stステージで2位の阪神を破り、巨人との日本シリーズ進出をかけたステージにまで進出しました。

 

 巨人に対しては、初戦健闘しながらも、ちょっとのミスで流れを手放し、結果的に3連敗で日本シリーズ進出はなりませんでしたが、自前での選手育成を命綱とし、せっかく育った選手がFAで流出の繰り返しながらも、根強いファンに支えられ、最近はカープ女子という言葉も有名になるなど、このカープのけなげな戦い方は、尊敬に値するところがあります。

 

 ちなみに、セリーグの連続Bクラス記録は、創立の1950年から連続18年という記録をカープが持っているとのこと。危なく自チームの悪しき記録を塗り替えるところだったのか。中日の自滅のおかげとはいえ、このようなチームを応援してこれば、我慢強くもなるか。

 

 もちろん、1975年に初優勝を遂げてからの約20年間は黄金時代で、優勝も幾度か、Aクラスが当たり前だった時期を過ぎ、FAとドラフト逆指名の導入で、じわじわと戦力を削がれ、長かった低迷期を経験したところながらも、過去の栄光を知っていると、文化として完全に根付いており、簡単に見捨てられることはありえないでしょう。

これは、9年目の楽天には逆立ちしてもまねできないところ。初優勝まで25年かかったカープからすると、楽天は順調過ぎる?カープも初年度は優勝チームから59ゲーム差つけられたとのことで、親近感が湧きました。楽天は来シーズン以降が勝負ですが。

円熟期のサンフレッチェ

一方、サンフレッチェは、上位の自滅という面もありながらも、安定的な戦いぶりで徐々に順位を上げ、最終戦上位を争う鹿島との直接対決に勝利し、見事逆転優勝を決めました。

サンフレッチェも、決して順風満帆というわけではなく、J2年目の1st(サントリー)ステージで優勝しながらも、その後は、財政難で中位をさまようチーム状態で、ベガルタがJ1昇格した2002年シーズンにJ2降格の憂き目にあい、2007年シーズンでも再度J2降格しながらも、ともに翌シーズンに1シーズンでのJ1昇格を果たしています。

 

 基本的に、カープと同じような育成を柱としたチームで、降格のないプロ野球と異なり、2度もJ2に降格しながらも、1年で復帰できたことで、選手の流出を最小限に抑えられることができ、寿人もベガルタ退団後、サンフレッチェの柱として10シーズン目を迎えることになります。久保、駒野とか、柏木など代表クラスの選手がコンスタントに流出しながらも、フロントとしては一貫した戦いぶりで、再昇格してからは、5年連続で1ケタ順位で、一度の成績を下げることがなく好成績を維持し続けています。

 一方ベガルタも、手倉森監督就任以来、5年連続で成績を上げ続けてきましたが、6年目の今シーズンは大きく順位を落としました。

 コンスタントに成績を維持、または上げていくことは、強豪チームでも難しいことで、さらにカネをかけずにその目標を実現している点に関しては、尊敬すべき。

 

 

カープもサンフレッチェも、スタジアムはともに3万ちょっとの収容で、カープは週末は2~3万の入りで、今シーズン平均は約2万1千人。サンフレッチェもビックアーチのアクセスの悪さが長年の懸案ながらも、昨年の優勝決定試合は超満員の観客を集めました。通常時でも1万5千人以上は集めており、ともに切磋琢磨して観客を集めています。

両チームとも、スタジアムの収容人員が仙台<広島 というのはあれど、野球もJも、ともに広島の方が観客動員が上といのは流石です。

 次回は、スタジアムについての考察を

 

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