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2012年7月11日 (水)

長町一丁目駅の新出入口着工

 2年後の平成26年夏にあすと長町に移転する仙台市立病院。移転計画の中にもありましたが、最寄りの地下鉄長町一丁目駅に市立病院口となる新出入り口が着工されます。

 現在は、JRだと仙台駅から徒歩10分程度ながらも、地下鉄だと五橋駅からほぼ直結、多数の系統のバスも目の前を通り、交通利便性は大変高いところです。

 一方、あすと長町の移転地は、地下鉄の長町一丁目が最寄駅。比較的近いとはいえ、現在の北東側出入口では遠回りを余儀なくされ、改札口から5分では着けないでしょうし、エスカレーターも途中までしかなかったり。高齢者も多く利用することを考えるとちょっと厳しかったところ。バスもどの程度目の前を経由するかが未定で、地下鉄からのアクセス向上が必須でした。

Nagaichi_map

 

新出入口は、5年位前に開通しながらも、ドラリオンやコルテオの時以外は宝の持ち腐れだったリップルロード上に作られます。現在の五橋市立病院口と同じように、エレベーター、エスカレーター完備で、さらにリップルロードに沿って病院の方まで歩行者通路に屋根が整備されるようで、ずいぶん便利になります。地下鉄長町駅のJR連絡口に匹敵する立派さが予想され。このルートだったら、改札から病院敷地入口まで2、3分程度、建物入口まで4,5分で行け、広い歩行者専用道路を病院敷地までは一直線です。

Nagaichi_image

位置図と完成予想パースは仙台市交通局HPより引用。

交通局にとっては、現在の五橋駅前よりも多少不便になること、JRの長町駅からも徒歩圏であることから、勤務者や利用者を地下鉄に誘導するには長町一丁目駅の改良は必須だったのでしょうね。あすと長町や八本松側の普段の利用者にとっても朗報と思われます。

 ただ、病院入口は東側の駐車場に面したところ、杜の広場から入りやすいところに設置され、地下鉄利用者にとっては遠回りさせられる位置でもあり、ちょっともったいないような。やはり車利用者がメインということか。完成は病院移転時期と同じくちょうど2年後の平成26年夏。地下鉄長町駅の出入り口移設でも思ったけど、意外に時間がかかります。既存の地下構造物への接続だといろいろ難しいことがあるのでしょうか。

病院工事真っ最中

 現在は地下構造物の工事真っ最中で、JRの電車から見えますが、あまりの巨大さにびっくり。多くの工事関係者が関わっているので、周辺にも好影響が出ているようで、広瀬河畔通りを挟んで向かい側にカレー屋がオープンしてたり。これまでずっと空きテナントだった場所なのに。オープンが近くなるとこの辺も調剤薬局だらけになるのかな。五橋のように。

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