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2012年3月11日 (日)

節目の日を前に

ベガルタはJ1復帰3年目の開幕戦を超満員のホームの観客の前で勝利することができました。それも、相手は鹿島アントラーズ!前哨戦は、「被災地対決」などと言われました。鹿嶋市周辺でも港湾施設を中心に津波被害があり、被災地であることは否定できませんが、宮城・岩手・福島との被害の大きさの違いを考えると、同じ被災地でくくられるのはしっくりこない面もある。だからこそ、負けたくはない思いはあり、見事に試合も相手に主導権を握らせずに安定した戦いぶりをみせてくれました。

 まぁ、去年2回も勝たせてあげたんだからいいっしょ。あと、アントラーズの感想としては小笠原衰えたなぁ。何か5年前の代表級メンバーが名前だけ揃っていても怖さはなかったり。海外出戻りを受け入れているのは懐が深いなぁと思うけど、中田浩二、小笠原+フロンターレが放出したジュニーニョ。。。今はあまり怖くないよ。楽天の松井稼頭央と岩村みたいなもんか。そいえば、うちにもおさがりの柳沢いるけど。

 ただアントラーズのサブメンバーを見ると期待の若手の多さにうらやましい限り。柴崎を筆頭に徐々に出場機会を与えながら、今年の後半には世代交代に成功してそう。

 我がベガルタも、武藤は使われるようになってきたけど、新人の期待の奥野とか、うまく経験を積ませて世代交代を図らないと、梁を含め2,3年後はやばいっしょ。アントラーズのことを笑えない。テグはこれまで若手をあんまり試さずやってきているけど、これは試す余裕がなかったということだろうし、今年は出場機会を与えることができそう。

 それにしても、寒かった。。。起きた時に外を見たら吹雪いてる。。。天気予報通りといえばそうなんだけど、雪のホーム開幕戦といえば2005年のJ2開幕徳島戦の嫌な思い出がフラッシュバックしたり。狭くなったサポ自での観戦。十分に防寒対策を講じたつもりで、靴用のカイロを忘れ、つま先がかじかんできて、なかなかしんどかった。その分飛び跳ねて体を温めたけど。ビールを飲む気はさらさら起きず。

 でも、昨年の幻のホーム開幕戦のことを考えると、感慨深い思いが胸を駆け巡りました。あの日も雪だったし。地震の直後は、自分は「試合に行くのは無理だな」と思ったけど、まさか試合自体が中止になるとは思ってなかったし、ましてやJ再開まで1か月以上かかるとは。その時は3日位家に帰れなかったなぁ・・・。

J1でのジンクス

 J2時代は開幕当初はやらかすことがデフォでしたが、なぜか仙台はJ1にいるときは開幕当初は好調で、少なくとも開幕戦はJ1 5年目で4勝1分けで無敗!開幕5試合を見ても、これまでの21試合でたった2敗という恐るべしジンクス。開幕当初に強かったのは去年だけではないんですね。J1初年度の2002年も昇格後開幕5連勝したのは記憶に残っているところ。

 とはいえ、開幕からの快進撃が途切れた瞬間から暗黒の未勝利街道にはまり込むのも悪いジンクスで、降格した2003年は快進撃は4試合(3勝1分け)で途切れ、そこからJ1新記録の20試合勝ち無しを記録して最終節に大分での直接対決で敗れ降格したので、安心はできない。

 でも、今年の戦力を考えると、そんな心配はいらなそう。梁がいないというのが全然気にならない位のメンバー。サブの選定も悩むくらいで、テグは各ポジション2名ずつどっちが出ても変わらないようなチーム作りをしてきました。去年はケガ人が出るとちょっと危ないポジションもあったけど、今年は大丈夫でしょう。期待のサッコーニがベンチ外という位の選手層。去年までいた出場すると足を引っ張るFWを今年は隣のJ2チームに追い出したから、今年は本当に安心して見てられます。去年までのような一転暗黒街道行きはないでしょう。あとは夏場対策か。

 と思ったら、一番やばいのは今日大奮闘で影のMVPのキーパー林がケガしたら代わりが。。。サブキーパーは出番がないから育ちづらいしな。

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