2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 田中2勝目&山崎2連発! | トップページ | 大崎市来訪その2 »

2007年5月 6日 (日)

大崎市来訪その1

先日、大崎市方面へドライブに行ってきました。

途中で昼飯をどこで食べようと考えていたら、古川中心部の「醸室」を思い出し、寄ってみました。

 醸室は、旧古川市中心市街地の活性化のために整備された集客施設で、そこそこ成功しているというのは聞いていました。ただ、成り立ちを詳しく知らなかったのもあり、蔵を移築して集めた(ハコモノ的な)施設なのかなと思っていましたが、ここって昔の酒造会社の蔵をそのまま再利用し、環境整備して作った施設なんですね(計画書)。

Dscf0136 道路沿いには飲食店(はっと店、ラーメン店)が並び、敷地内に入ってみるとそこには広場があり、蔵がその広場を取り囲んでいました。夜のみ営業の飲み屋もあれば、地元物産品売り場、カフェ、イタリアンレストラン、おにぎりや、雑貨店など、意外に魅力的なテナントミックス。

また、この敷地の元々の所有者の酒造会社も店を出していて、ここでは、限定品のその名も「醸室」というここでしか売っていない日本酒を買いました。家に帰って飲んでみましたが、辛口で重い感じですが、おいしかったかな。

 食事は、はっと店でとりました。はっとは意識して食べたことはなかったけど、すいとんよりは薄くて食べやすく、かつもちもち感が癖になりそう。

Dscf0132 味付けも素朴な感じで、ちょっと値段は高め(とろろご飯付きで900円位)でしたが、はっとだけだと600円位。

 この店は、昼飯時に行ったせいか、入った時はほぼ満杯。食べ終わった時にはさすがに数人になっていたけど、その後もコンスタントに客が入ってきて、そこそこ成功しているのかなと思いました。

 この立地は、周辺に市役所はあるものの、(昔は栄えていたであろう)商店街の端っこでもあり、だからこそ集客拠点としてたまたまこの地にあった遺産を活用したということなのでしょう。新たにゼロからこの地に縁もゆかりもないものを作るのとは違い、歴史的、記憶的な連続性を保った再開発(リニューアル)であるので、とても好感が持てました。

 かたや、この商店街の東側(駅前)には、旧エンドー跡地の再開発である「リオーネ古川」があります。これも期を同じくして、「醸室」と同じTMOが関わっているようですが、こちらは、ある意味新規の再開発。従来型のGMSとか大型店の核店舗には頼らない新しい考え方の低層再開発ではありますが、昨年の来訪から1年。スーパーが入っていたり、多少新規の店も増えていましたが、いかんせん2階のシネコンにつながるエリアが殆ど空き店舗。ここは商店街の欠点でもある駐車場不足を解消するために、一定時間までは駐車料金無料にしており、駐車場の方はそこそこ埋まっていましたが、シネコン以外のテナントが従来型の商店街にあったような店が単に入っただけのものになっていました。

 商店街の再生手段としては、あまり高望みをせずに地に足が着いたプロジェクトだとは思いますが、地道な取り組みが必要になるでしょうね。古川駅の交通拠点性の高さを見越しての周辺人口増を図り、日常の利用者を増やすという取り組みが求められるのでしょうが。

 この商店街を挟んで東西に展開されている2つのプロジェクトは明暗が分かれているようですが、鉄アレイ構造の両端への拠点形成で、その中間の商店街への客の誘導をもくろむという考え方は悪くない。

 あとは、行政側がどれだけこの中心市街地活性化に理解を示すか。広域合併で大崎市になったこともあり、周辺の町にとっては、「中心市街地活性化=おらほの町は切り捨て」的にヒステリックな反応を示されることが多いので。現在の郊外化の進展で、周辺町の生活環境は格段に向上し、逆に中心市街地が悲惨な状態に置かれているのを理解しようとしない。

例えば醸室や市役所の近くには大崎市民病院がありますが、大崎市長選の時には、三本木の福祉施設構想跡地への市民病院移転の話もありました。これを認めてしまっては白石や石巻、大河原、築館など、中心市街地活性化の観点から”ブレーキとアクセルを同時に踏む”といわれるような県内の他市町の悪例をまねしてしまうことになる。

そういえば、亘理も同じことをこれからやろうとしています。壊滅的な商店街の近くにある役場を駅を挟んで向こう側の新興住宅地近くの田園を潰して公共ゾーンに移転させるようで、、その他にも保健センター、体育館など公共施設を集積させようとしているとか。方や中心商店街を守るポーズを見せておきながら、本音ではもう手遅れと思っているのでしょうね。確かに現在の施設では駐車場不足になっているようですが、移転先は田んぼの真ん中を通って車でしか行けないような場所。亘理の場合は昭和の大合併前の旧町村間のバランスもあり、この場所を選んだのでしょうが。ここの町長は山元町との合併も自分勝手な解釈でアンケートの結果を捻じ曲げて無理やり破談の方向に持っていったこともあり。本音は貧乏な町と合併したくなかったということなんだろうが、柴田・大河原とともに、合併することが自然でもあったこの組み合わせが些細なことで破談になったというのは本当にもったいない。

この後は、鳴子温泉に行きました。30km離れていても同じ市内。いやー広すぎですね。続きは次回。

« 田中2勝目&山崎2連発! | トップページ | 大崎市来訪その2 »

地域」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

まちづくり」カテゴリの記事

温泉」カテゴリの記事

コメント

>新たにゼロからこの地に縁もゆかりもないものを作るのとは違い、歴史的、記憶的な連続性を保った再開発(リニューアル)

しかも、飲食と絡めて・・・

っていうのは、
院生(修士)時代の私の研究テーマでもありましたので、古川の事例には、以前から興味を持っていました。

但し、開業したのが論文作成後だったので、古川を取り上げてはいませんが(笑)


古川・・・今は大崎市

帰省の際に、
「↑④仙台・大崎」っていう道路標識に、一瞬、違和感を覚えました(笑)

>>CAMMIYAさん
 なるほど。blogにしょっちゅうお邪魔させてもらってますが、その方面が専門だったんですね。さすが視点が鋭いと思ったら。
 昨日の投稿も読ませてもらいました。LRTについての記述は、わが意を得たり!最近LRT万能論者が多く、確かにその効用は認めますが、殆ど実用化されていないためか、あまりにも欠点に目をつぶって、メリットばかり宣伝しているような節もありますね。

>大崎。。。
最近ようやく慣れてきました。まぁ、もともと大崎平野から取った市名なんで、某近隣の創作自治体名に比べたら至極真っ当な命名ですね。ただ、首都圏方面の方にとっては、山手線の某駅を連想してしまうのだろうけど。

ちなみに、父親の実家が鳴子温泉字新屋敷です。
(今は、他人の手に渡り「空き家」状態ですが=当家で所有は「先祖代々の墓」のみ。。。)


で、
先日、大崎市で「崖崩れ=国道通行止め!」のニュースを聴いて、「どこだ??」と思ったら、
な~んだ。。
鳴子温泉―鳴子ダム間の108号かぁ(笑)

鬼首の人は一迫・池月迂回(大変だぁ。。。)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 田中2勝目&山崎2連発! | トップページ | 大崎市来訪その2 »